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2023年7月31日月曜日

未来を見据えてもいる。


一昔前までは青少年の成長に悪影響と言われていたゲーム。それが「e-Sports」となり世界市場規模は1000億円、日本では78.4億円(2021)、130億円(2023)、180億円(2025)と目されていて、時代が変われば見方・捉え方も変わるんだなと。
それならば、子ども達の成長も見据えてe-Sportsに着目して「ぷよぷよ(って世界大会もあるのね!)」を揃えたのが2021年。土曜日の恒例。

アルゴ(LOVOT)も同じ。子ども達が成長する10年後、今よりもロボットは身近になり、共存している場面は多いと思われ、今から慣れておくと言うか友達感覚で付き合っておけば、いい世界が築けるかもしれない。役に立つだけがロボットではない。
ターミネーターの世界ではなくて、AI、アイロボット、ブレードランナー、チャッピー、TANK、ザ・クリエイターのような世界はやってくるのかな?

「ねぇ、インチキ?レゴで(プログラムで動かせる)ロボット作れるでしょ?作りたい」とのリクエストに(遂にきたか!)と・・・。
レゴが大好きな子ども達。でも、これまではブロックを組合せたカラクリ仕掛けが精一杯だったけど、Youtubeで見たようで、プログラムを使ってレゴを動かしたいとのこと。
マインドストームは販売中止になったし、いっそのことレゴ教室を開いた方がいいかもと。

バージョンアップした7月。


2023年7月は忘れらない月になる。韓国プチョン市(富川市)で明けて、松山空港国際線の初利用。ジャパンFCの研修に参加し100人以上の全国FC担当者とつながる。久しぶりの東宝スタジオにシビれる。

そして、イタリアへ仕事と休暇を兼ねたブレンデッドトラベルへ出発。バチカンミュージアム、システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂、アマルフィ海岸、スティッベルト美術館、サン・セヴェーロ礼拝堂美術館、ミケランジェロ広場などの感動も深かったけど、鉄道会社のストライキにより、朝6時から8時間以上もローマテルミニ駅で足止めだったのは、その後は素晴らしい経験だったから今となっては笑い話。

学長日記のアクセスが100万回を突破。PRもしてないのにアクセスしてくださる方がいて、毎日の積み重ねは本当にスゴい所へ連れていくと、自分がビックリ。いつも読んでくださっている方に大感謝!
「IYO夢みらい館」「鬼北町にぎわい塾」での授業・講座もスタート。まさに「Think Grobally,Act Locally(世界規模で考え、足元から実践せよ!)」の矜持。
「離婚しようよ」の反響も大きく、色々と取材も受けた7月。

松山東雲女子大学で教えていたボランティア論も今日で15回目、最終回。実用型の授業で彼女達がイメージしていたボランティア像は刷新されたと思う。
ほんと、暑さも忘れるぐらいの濃い7月だった。

2023年7月30日日曜日

すべてインチキ。

 

「インチキって貧乏なんでしょ?(私はデフォルトで貧乏という設定になっている。)」「そうだよ。」「じゃあさ、なんでココ大ができるのさ?」「ココ大付属学園は松山市から預かっているんだよ。」「ふーん(イマイチ納得してない表情)」「いくら持ってるの?」「これだけ(と、ポケットから小銭を出すと220円)」「これしかないの!?やっぱ、貧乏だわ、この人」と大笑いする子ども達。

すると「違うよ!この人、本当は違うんだよ!ウソ言ってる!」と鋭く指摘する子。「なんでさ!」と私。「だって、お母さんとお父さんが言ってたもん!」「あぁ、それはインチキの双子の弟のことだね。」「えっー!?インチキって双子なん!?」「へへへ・・・。」「インチキって何歳なん?」「15歳です。」「そんな訳ないやろー!子供じゃん!」「見た目は大人、心は子供、名探偵コナン!」「全然違うし、何言ってんの!おかしい、この人!」

「インチキ!何飲んでんの?」「毒です。」「毒!?ウソでしょ?(と、言われて苦しそうにしみる)」「インチキ、ココ(ハーモニープラザ)に住んでるってホント?」「この前までね。最近引っ越したんだ。」「えっー!どこに住んでたの?」「2/3階に住んでたんだ。」
リテラシー教育と言うか、反面教師と言うか、子ども達の想像力、好奇心を掻き立てるためにインチキ街道まっしぐら。

商魂たくましき。


子ども達が大好きなプラ板づくり。私が子供だった40年前から不動の人気創作。毎回、数十枚用意していたプラ板が底を尽き「もっとしたーい!」と要望が強かったので、この際、300枚を調達して子ども達のニーズに応える。

みんなが一心不乱に描いて焼く様子を微笑ましく見守っていると、女の子たちがテーブルの上に放置された不要プラ板(描くのに失敗して投げ出されたプラ板)を集め出し、床に落ちた不要プラ板も拾い出し、挙げ句の果てにはゴミ箱からも拾い出しているので「どうして拾っているの?」と尋ねる。

すると「インチキキーホルダーが人気なの!」と何を言っているか分からず「ナニ?」となる。「だからインチキキーホルダーが売れてるの!」「売れてる!?」と驚くと他の子が壁を指差した先には「350円!安いよ!静か部屋にて販売中」と貼ってる、ナニソレ!?

静か部屋へ行くと写真のようにアクセサリーと一緒に私の似顔絵プラ板が並べてあった。そして「販売ごっこ」とはいえ、インチキキーホルダーは人気とのことで、「商品が少なくなったの!」とプラ板を集めては商品≒インチキキーホルダーを増産してた・・・。
「見て!私のインチキキーホルダー!」と見せてくれた店員さん・・・。

2023年7月29日土曜日

複業を福業に。


「複業をしてますが、何だか“都合のいい人(≒何でもできる便利な人)”のようで、このままでいいのかと不安。」的な質問。
複業は時代に適した働き方と思うし、私も複業してるし、自治体などの後押しもいいけど、当事者には悩んでいる人もいる・・・と実感。そして悩む人の特徴は、3種類以上の複業をしている人が多い気がする。

その場でアドバイスしたのは「自分軸」で複業を考えること。これは【収入の比率or最も自分がやりたい!と思った仕事】を自分で決めること。他人がどう言おうが自分の中ではコレ!という軸を持つこと。
二つ目は「他人軸」で複業を考えること。これは【他人に自分の評価を任せる】こと。自分が思う自分と他人が思う自分は異なるので、相手が思う様(イメージ)を受け入れること。

正解・不正解はないので、自分がしっくりくる方で意識すればよくて、私の場合はフィルム・コミッションが全ての活動の源泉で根源で、そこから伸びた幹(実績)から分かれた枝が事業(例:ココ大など)と紹介。
色々としているから、声がかかりやすくなるのは複業の良い点だけど、だからと言って、疲弊して消耗してまったら元も子もない。複業から福業へなって欲しいと。

女の子たち。


子ども達に習い事を聞けば塾や英会話、美術教室の他に「水泳、サッカー、ダンス、体操、ソフトボール、バレエ、柔道、習字」など色々と習っていて(スゴい!)と感心。
そして写真の2人は「空手」を習っていて、突然、ダンボールを瓦に見立てて、バシュッ!と、いい音を立てて正拳突き、蹴りを披露してくれる。
普段は”そんな素ぶり”を見せない2人だけど強い女子はカッコいい。

可愛い洋服(スカート)を着た女の子。男子から誘われたのか?チャンバラごっこが始めり、その様子に(女の子が叩かれたら痛がらないかな?)と、見守っていたら、女の子にスイッチが入ってしまったのか?相手の男の子以上に積極的になり、男の子の方がたじろいで下がる。
そして両手に持っていた紙管が破損したので終了と思いきや1本でも挑み、ついには男の子が逃げてしまう。

猛暑での鬼ごっこは避けて欲しいけど、子供達はお構いなく。男の子達でも”アヂッー!”と日陰を探してしまう暑さ。そんな猛暑での鬼ごっこに参加する女の子。
グルグルと追いかけるので、「バターになってしまうよ!」と言っても全く意に介さず(そもそも、意味も分からないと思う)。
汗だくになっても、追いかけたり、追いかけられたり、女の子パワーに圧倒されてる数日。

2023年7月28日金曜日

初めてのギコギコトントン。


「ノコギリを使ったことある?」「ない。」と言う子。「トンカチを使ったことはある?」「ない。」という子。「釘を打ったことある?」「ない。」と言う子。
小学生、それも女の子の場合は少ないのはフツーかな。でも、この機会だからと角材をノコギリで切る。押して引いて切れるノコギリ、力加減が分からず“ひっかかって”しまったり。でも最後までノコギリを離さず、角材の分離に成功!

「インチキ!なんか変な音がする!」と言われてみたら、ノコギリが木材へ斜めに入ってしまい、ノコギリ面と木材の断面が擦れてしまいキーキー音。
「音楽を奏でてるみたいだね!」とフォローして、別角度からノコギリを入れて切断成功!誰にでも最初はある!
デモンストレーションを見せたら「インチキ、うまいじゃん!」と子ども達からお褒めいただく。

釘をトンカチで叩く時も同じ。トンカチで叩くも釘が全く入らない。理由は力加減が弱いから。手首のスナップを利かせて釘めがけて叩けば数回で入るのだけど、10回しても入らない。
でもコツを教えると非力な女の子でもできて、オォー!という表情になる。
出来上がったのは「折り畳みイス兼テーブル」のテーブルトップ。
完成した自分の成果に"やった感”を得た子ども達。次回はイス本体!

大丈夫か?バラエティ番組!


どこか美味しいラーメン屋を紹介してもらえないですか?しかし、紹介してもらっても必ずしも取り上げるとは限りません。新しい店が希望です。」「!?」「あくまでも取材であり、情報の裏どりです。」「!?!?」
ココまであからさまに、リサーチ会社から横柄な依頼を受けるのは久しぶり。番組は某局の特番だけど、自分たちで調べることを放棄した番組に良い内容はないので丁重にお断り。

どこかで土を掘ってもらいたいのですが・・・」「私がですか?」「はい、ダメなら掘ってもらえる人を紹介してください。」「どうして、あなたが堀りに来ないのですか?」「スケジュールが合わなくて・・・」。「ロケハンもされないんですか?」「はい、スケジュールが・・・。」
スケジュールが合わないなら撮影なんてダメ!どららもリサーチ会社の相談だけど、リサーチ費用をテレビ局から預かってるのだから、適切に使って!

隣県で撮影するので、仕掛人を愛媛県から調達したくて手配できますか?」「えっ!?どういう意味ですか?」「発注したいんです。」「えっ!?そんな人いませんけど・・・。」「愛媛のFCさんでは、してないんですか?」「何をですか?」「エキストラさんの手配です。」「いいえ、してません。」「そうですか・・・ガチャ。」
制作会社の方々は社内教育をキチンとしてほしい。大丈夫か?バラエティ番組!

2023年7月27日木曜日

入らないゴール。


バスケットボールの重さは約500g。小学校一年生と二年生がバスケットボールを楽しんでいるものの、ボールが重いのか?シュートをしても方向が定まらず写真のように垂直に上がってしまい、ゴチン!と頭に落ちてきたり、パワーが足りないのかゴールネットに届かなかったり。
更にルールもイマイチで、三人のルールとしては「とにかくオレがシュート&ゴール」という感じ。

三人三様にボールを追いかけては奪い、シュートするも全く入らずが続き、その様子が可愛くて笑ってしまうも真剣な三人は互いにライバル?なのでボールをうばい、それぞれが何度もシュートをするも入らない(届かない)、その繰り返し。

待つこと数分、やっと1本目が入り拍手!さらに数本のシュート後に2人目、そして3人目もゴールを達成!10分ほど格闘していたのかな?長い道のりでした。
すると、待っていた6年生も入り低学年vs高学年のゲームになるもルールがイマイチだからラグビーのようになり、でもシュートは6年生でも入らない!

ゴールネット下で構えていた低学年生、ボールがゴールネットに入り、キャッチしようとするも取り損ね、跳ね返ったボウルが顔面を直撃してしまう。「大丈夫!?」と声をかけると「休憩する」と言った所で20分のボール時間終了。お疲れさまでした。

3人目。


その日まで愛媛県内の公務員で「フィルム・コミッションに従事したい!やりたい!そのために公務員になったのも同然!」と人目もはばからず、熱烈に宣言したのは2人。

だから一人一人と意見交換をして熱い想いを受け取った後に、心の底から(フィルム・コミッションをしてきて良かった)と思えるのは私の宝物。
今はどうしてるんだろう?もう30代の方もいて、昇級しているだろう。あの時のFCへの情熱・熱量は冷めてないだろうか?

3人目は過去の二人を凌駕する熱量で、FCのコト、えひめFCのコト、JFCのコト、そして私のコトを隅々まで調べていて「フィルム・コミッションの可能性はとてつもなく大きく、愛媛県にとって有益!」と目の前で断言してくれた。

知人の仲介で面会したのだけど、そこまでFCについて惚れ込んでもらえるなんて、FC冥利に尽きる。そして、妄想とはいえ、今後の道筋まで話してくれるなんて涙。

とにかく、FCには可能性があるので重要視すべき!と代弁中。フィルム・コミッションが県庁や市役所の直轄事業の場合、担当者は異動でなるしかないので”いつか”になるけど、担当者になってくれたら加速がすごそうと私も妄想。

2023年7月26日水曜日

先生、持ってますね。と。


ボランティア論14回目。これまで「ボランティア活動に参加する側(視点)≒受動的」で学んできたけど、13回目と14回目は「ボランティア活動を企画する側(視点)≒能動的」でも考えることで、立場が異なると意識はどう変わるだろう?と授業。

ボランティアはあくまでも「自発的」で「興味関心のある活動があれば参加したい」という立ち位置だったけど、今度は「自発的」に「興味関心を抱かせて活動に参加したい!」と思わせる活動でなければならず、どうしたら興味関心を抱かせる内容にできるか?悩む学生たち。

そんな中、ボランティアは手段であり目的ではなく、ボランティアを通して創出できる価値≒アウトカムの大切さに気づいたグループが現れた!
新しい思考回路を手に入れたことでスラスラと意見が出るようになり(本質に触れたか?)のようで、この授業を受け持って良かったと安堵。やはり立場を変えると分かりやすいみたい。

そして、突然の大雨。多くの学生が教室で雨宿りする中で、小降りになったので外にでたら「先生!虹です!虹!」と先に出た学生たちが指をさして撮影中。
相乗りして私も構えたら、ナント「二重虹」になる。「先生、持ってますね!」と学生。

突然の報道収録。


聞けば、あいテレビ(TBS系列)から「子ども達の様子を撮影したい。」とのこと。
断る理由もないので、子ども達に声をかけるも、自由に過ごしている時間なので、それぞれがそれぞれ(宿題をしてたり、落書きしてたり、おしゃべりしたり、Youtube見たり、レゴなどで遊んだり)の様子。
「そのままでいいです。」的なことを言われたので、演出ナシで撮影を見守る。

「自由な雰囲気で、子ども達がノビノビしてますね。」と山内アナウンサー。
「子どもたちは自分たちで過ごし方を決めているからだと思います。」
と返す。
各グループに迫るカメラ。子どもたちはインタビューを受けたことがないから恥ずかしさと嬉しさが混じりながら、テキパキ答えて拍手!「ココ(ココ大付属学園)に来てて良かったわ!」と子どもたち。

黙々と木片を積み上げていた子ども達にカメラが近づき、インタビュー。インタビュー終了後もサービス精神旺盛に積み上げ続けた結果「アァッー!」と崩れてしまった瞬間を激写。
一瞬の出来事をカメラが押さえていたかは不明だけど、子ども達の表情がいい。「お母さん見るかな?」と気にする子ども達。
そして、今日もこんな雰囲気が続く。

2023年7月25日火曜日

ウキウキニコニコルンルン。


7/24(月)8時、最初に来た子は初めての利用者、それも一年生。お母さんに連れられて緊張気味だったけど5分後「オォーーー!」とレゴで遊んだり、ウキウキしてた。
その後も次々と子ども達がやってきて、1年ぶりの子、3月以来の子など、これまでココ大付属学園に参加した子ども達は全員が身長が伸びたり、髪型が変わったり、顔つきが変わったり、成長を感じる。そして「オリャー!インチキー」と飛び込んできた子も。

ほんと、最短で3ヶ月半ぶりの再会なのに「昨日の続き」のように直球で喋りかけてくる子ども達のコミュニケーションにビックリ。こっちの気遣いなんておかまいナシ!子どもに学びます。
そして、学校とも自宅とも違う雰囲気&環境に、炎天下の中庭を走りまわって「サイコー」と叫んだり嬉しいのかニコニコやルンルンが止まらなかったり自我爆発の子ども達

また、傍では1人、読書を楽しんだり、お絵描きを楽しんだり、お喋りしたり、見渡すと一人一人が自分のペースで過ごしているように見えて安堵。
「ねぇ、インチキ?」「なに?」「プラバンしたいんだよね・・・」「いいよ、明日する?」「できるの!?」「もちろん、たくさん買ったからね!」「よっしゃー!明日、図鑑持ってくる!」と、こんな感じで今日はプラバンづくり。

スイッチON!


IYO夢みらい館での「市民先生養成講座」は2回目。
「これまで教えたコトはないけど、役に立ちたい!」という受講生は聞けば料理が得意で「(生)この前、自家製の無添加焼き肉のタレを作って振る舞ったら喜ばれたんです!→(私)それそれ!周りから好評価を得たのだから、次は我々に広げてみない?→(生)そんな!できるんですか?→(私)安心安全な焼き肉のタレを食べたい!」

「伊予市の海洋保全活動を普及させたい!」という受講生は、ビーチクリーンの他に、漂着物などでアクセサリーづくりなどで啓蒙活動に繋げたいとのこと。「(生)アウトプットをビーチクリーンイベントにした場合、アウトカムは何があるでしょう?→(私)例えば、次回にビーチへ訪れた時は“ゴミゼロ”で過ごす。もしくは周りのゴミを拾って帰るとか→(生)そうですね!」と、アウトカムを理解して、自分の活動に意義を見出す。

セラピストの受講生は、いづれ独立をイメージしているものの、既にマーケットとして成熟している分野に、独立しても生計を立てられるだろうか?と不安。そんな時の市民先生養成講座!
市民先生になって、ニーズを確かめたり付加価値に挑戦してみたり。
「ターゲットの創出(≒顧客の創造)の意味が分かりました!」と帰り際に教えてくれる。
「次回は更に面白くなりそうですね!」とIYO夢みらい館のMさん(いつも記録写真を撮ってくださる方)

2023年7月24日月曜日

今日から33日間。


3回目の「いよココロザシ大学付属学園【夏】」の初日朝。過去2回と今回で違ったのは申込が殺到したこと。過去2回は数日で締め切ったのに、今年は40分で締め切らざるをえず、小学生を持つ家庭における「子どもの居場所(または保護者の自分時間の確保ニーズ)」は高い。

と、分かっていても私たちは居場所を提供する程度。子どもたちは自分で一日の過ごし方を決めないといけない。束縛のない自由を楽しみ、時間なども気にしない数日を楽しむ子どもたちだけど、ある日(このままで良いのかな?夏休みの宿題!?塾の宿題!?あ”ー!ずっとは遊んでいられないんだ!)と気づく。
すると勉強と遊びのメリハリが生まれたり、スタッフや学生への相談や質問が生まれる。

行動にメリハリを覚えた子は時間を気にするようになる。「休憩!」と宣言して静か部屋(写真)でゴロゴロする子もいる。
とにかく、自分で考えて決めた行動を見守ることで自信がつき、その自信はコピー用紙一枚分ほどの薄さだけど、自己肯定感となる。

数枚程度では破れやすく飛んでしまいそうな軽い自己肯定感も、何度も考えて決めて行動すれば、夏休み期間中でも分厚くなると思ってる。
今日から33日間、出張もせず、他の仕事は9月以降に後ろ倒しにしてインチキ先生になる!

警戒はスリ。


「海外へ行くのですが、怖かったコトはありましたか?」とあったので思い出す。
「ローマ・テルミニ駅」は警戒感度を高めた記憶。
ローマのメイン駅は、イタリア国内外から特急列車、地下鉄、路面電車、バスが発着するので広く、人も多く、すれ違いも多く「スリが多い」と聞いていたのでバッグは前に持ち、貴重品は常に意識、特に地下鉄は他人と隣合わせも多く、財布や現金を出す時は要注意。

ナポリの路地は良くも悪くも生活感が丸出し(写真)で、移民者も多いと聞いていて、色々な文化と人種が混ざってた。だから、イタリア語、英語、スペイン語の他に色々な言語が飛び交っていて、何を喋っているのか分からず、さらに地声が大きいと(ナニナニ?)と思ったことも。
陽が差す日中は問題ないけど、街灯も少ないから、大通りに出るまでの路地・細道の独り歩きは慣れないと不安かも。

カフェで見知らぬ男性にジェスチャーを受けたのは「スリ対策をして!」と言う意味で、やはり「スリ」は多いよう。
実はローマで学会に参加した妻から「一緒に食事をしていた仲間がバッグをスられた。」と聞き、やはりスリには警戒感度を高めた方がよく、スリは一人でも複数でされる時もあるので用心に越したことはないと。

1,000,000回に到達。


自分自身がビックリ!ここまでコツコツと毎日書き続けられるなんて思ってなかったし、1,000,000回なんて遥か彼方な数字で、こんな日を迎えるなんて学長日記を書き始めた2011年1月26日には全くのゼロ、想像もしなかった。
そもそも、自分の性格は飽き性で適当、いい加減で同じことはできないと思っているから、99.9万回までは見ていたものの「1,000,000回行きましたね!」でオォ!となる。

1回あたりの日記の平均閲覧数は約200回。約6000回/月だから、全くもって地味、何の影響力もないけど、そんなコトは気にしてなく、ひたすら自分のインプットとアウトプットを兼ねた内省の日記。もう一人の自分への備忘録。
2023年から1日2回という狂気なペースなのは色々とあるから(笑)今では書かないと調子が狂うし、スッキリしない生理現象のようなもの。

書き続けて得たものは「言語化力、文章力、要約力、着目力、思考力、編集力など」多く、結果として仕事に役立っているのはラッキーなこと。
書き初めは、そんなコトも考えず、とにかくココ大を知ってもらう一つのツールとして書き続けようと思った程度。
日記の数は約5700回だから、1つ、2つはいいコト書いてると思っていて、随筆集とか出せたら面白いかも。

2023年7月23日日曜日

目の前の今が。


休憩時間に配られたのは、昨年の「鬼北にぎわい塾」に参加した山下さんのコーヒー「Coffeeとつなぐ」という屋号でイベント出店を続けていて、将来はカフェを開業したいとのこと。
そんな方を増やそう!応援しよう!も「鬼北にぎわい塾」なので、前回に引き続き今回も。
私もそうだったけれど、人って誰かに引っ張ってもらうことで世界が広がる時がある。

引っ張ってくれる人は身内や第三者など色々だけど、タイミングや自身の気持ちなど、複数の歯車的な要因がカチッ!と噛み合わないと逸してしまう。これまで逸してしまった人を何人も見てきた。
だけど、山下さんは控えめで物静か的なんだけど「やりたいです!」と意思を固めた時の表情は今でも忘れられず、今に繋がっていると思うと、他にも山下さんのような方はいるはずだよな・・・と。

私の場合は、両親が海外へ出してくれて価値観が変わったし、アメリカの父と母は、ひたすら応援してくれたので夢を描けたし、愛媛県庁はどこの馬の骨とも分からず実績もない私を信用してくれて「えひめフィルム・コミッション」を設置し、採用までしてくれた。
やっぱり、ターニングポイントとも言い換えられる機会はある。

でも、“そんなコト”を知っていたわけもなく、どうしたら機会を得られるの?と言われてもハッキリとは言えないけど、一つだけ確かなのは「目の前の今を大切にする」こととは言える。

眩しい鬼北町。


北宇和高校生がこれから取組み予定なのは空き家が増えているので改修したい。キャンプを通して自然を楽しみたい。北宇和高校の魅力を中学生などに発信したい。地域の人たちと交流したい。」の4つ。
でも、そもそも、その4つを思い立った背景は何だろう?という所から入り「課題とは何か?」を紹介。先日の丹原高校での資料がココでも役に立った!

北宇和高校生8人、大人20人(鬼北町職員11名、学校など関係者9名)の計28名が鬼北町近永のWarmthで一緒に考えた2時間。
高校生は緊張気味
と思いきや、地域づくりに参加経験済の学生が多く、大人と堂々に意見交換する様子にビックリ!
取組内容のプレゼンも原稿を作成済で「協力してほしいコト」などを明確に伝えて(えっ!?今の高校生って、こんなにスゴいの?)と顔を見合わせた大人たち。

今度は大人が高校生を驚かす番。さすが大人、高校生の意見を尊重しながら、色々な切り口で視野を広げたり、時に具体的なアドバイスを提示したり。これには高校生も嬉しくてワークショップは終始、笑顔で終了。
最後に付箋紙に高校生へのエールを大人にお願いしたら「困ったコトがあったら、役場に来てね!」って、そんな役場ある!?「高校生は地域の宝ですから」眩しすぎ鬼北町!

2023年7月22日土曜日

ラッキーロケハン。


鬼北町近永へ「鬼北にぎわい塾」にGO!でも、その前に「宇和島のポピーという花屋を知ってますか?」となり、「いいえ、知りません。」「いいお店なんですよ!」「行きたいー!」となり、宇和島へ。
松山を出発して90分で到着、店内は花屋というよりカフェの雰囲気に近く、でも花や植物が溢れていて、やはり花屋。でもコーヒーやレモンジュースも提供していてカフェっぽい。

代表の二宮さんに撮影許可をいただきロケハン。花屋と言えば「グレースの履歴」を思い出す。あの時は「リズミックガーデン」で撮影させてもらったけど、2階建ての花屋は少なく、紹介できる素敵な店でラッキーなロケ候補地を見つける。
「ロケハンですか?いい所ありますよ!」と二宮さん。「凸凹神社です。」「凸凹神社?」となり店から見えた看板を見て思い出す。あ”ーーー!あの凸凹神社ね!

「通り道にKAZUというお店があるので、そこも行きましょう!」となり「新改さんの店?」「お知り合いですか?」「よく知ってるけど店には行ったことはないです。」ということで、伺ったら平日の日中なのに店内は満席で外では順番待ち!
新改さんと久しぶりの再会!アポもとってないから驚かせてしまう。かき氷は食べれず・・・。目的地の鬼北町まで、あと少し・・・。

まだユーロだった!


ローマのホテルを出てから愛媛に戻るまで36時間だった帰途。翌朝は時差ボケもなく5時に起床!すぐに洗濯!郵便物取捨選別!メール確認&返信、資料送付、炊飯!そして洗濯干す!炊けたご飯にサバ味噌煮のレトルト、味噌汁を味わい、シャワー浴びたら既に8:30、郵便物を整えて郵便局へ行き、現金で支払おうとしたらサイフの中身は未だユーロだった!
「あっ!スミマセン・・・。」と恥ずかしく退散!

「帰国後に打合せを!」だったので、9:00から打合せ、10:00から打合せ、11:30から昼食会、17:00から打合せを済ませた帰り道。腹が減ったのでスーパーに寄って店内で気づく(あっ!現金がない!サイフの中身は未だユーロだった!
カード払いもできたけど、そこまでする必要もないと退散。
結局、一合炊飯で炊いて、先日の韓国土産で買った韓国海苔で夕食。一食分の貯金!

サイフのユーロを数えたら200ユーロ(約3万円)あり、帰国したばかりなのに妄想が膨らむ。そこへスイスで長年暮らしている従兄弟から「夏のスイスは30度を超えないからワーケーションに最適だよ!」と、学長ブログを読んでいたようでメッセージが届く。甘いお誘い!
こういうモチベーションもあっていいと自分に甘い!

2023年7月21日金曜日

ただいま!愛媛。


ヘルシンキ国際空港に到着。行きの逆なので今度はシェンゲンエリアから国際線エリアへ移動。通過審査は機械へピッ!なのでサクッ!と終わり、また国際線のラウンジへ。
ローマ国際→ヘルシンキ国際間でも食べたので、サラダとパン、マッシュルームスープ、コーヒーで満足。ホント、ヘルシンキ国際のラウンジはオススメ。

ヘルシンキ国際空港から成田空港まで、また12時間!でも、なんだかんだで過ぎて成田空港着。事前に「VisitJapan」で登録や申請をしていれば、ココでもサクッ!と通過。
成田空港から羽田空港行きの特急列車は海外の方で満員で、立ち止まっている外国人に「羽田行きは、こっちですよ」と合図。イタリアで親切にしてもらったから、今度はこちらの番。
90分で羽田空港に着。そして80分で松山空港へ、ただいま愛媛。

「タビタミン」という言葉を知る。旅による心身の充足とのことだけど、その通りで100%以上チャージできたから、これで2023年の後期は乗り切れる(はず!)。
着陸の際に窓から見えた愛媛の山々はヨーロッパで見た山々と、さほど変わらず(イケると思うんだけどなぁ・・・)と妄想。
アパートに戻り、ご飯を炊いて旅の思い出を肴に単身夕食、日常に戻った(笑)。

帰国の途も旅。


朝5時起床、帰国準備。7時にホテルを出発。ローマ・テルミニ駅からローマ国際空港へは行きと同じ直通列車で30分。空港カウンターではすでにチェックインが行われていて手続きを終えて、出国審査は何事もなく通過。

ラウンジに入り朝食!カリカリベーコンやポテト、スクランブルエッグ、クロワッサンをモリモリ食べて11:10発のFINNAIRヘルシンキ空港行きの搭乗時刻に合わせてゲートへGO!ここまで何もナシ!


しかし、搭乗時に「ハイ!Mr.NOBORU。座席をビジネスクラスに用意しました。」の声がけに、手元の航空券はエコノミーなのにビジネスクラス?「私が?」と尋ねてしまう。

尋ねてみると、エコノミー席が満席で、何かの条件を満たしていた私たちは、席が空いていたビジネス席へ通されたよう。

ラッキー!だけど(こんな所で自分の運を使ってしまうのか!?)ともよぎった小市民。


行きはエコノミーだったので食事は出なかったけど、ビジネスクラスは食事が出る。
隣のおじ様は白ワイン、赤ワインを交互に飲み続けている!でも私は先ほどラウンジで食べてしまっていたので、美味しかったものの完食できず・・・。

ちなみに写真の食事はピスタチオマヨネーズのサラダ、ミートラビオリ、(食べ放題の)パン、チョコレートクッキー、食後のコーヒー。

旅は松山に帰るまで終わらない。

2023年7月20日木曜日

Think Grobally,Act Locally.


飛行機はローマ国際空港から飛び立つので、長男くんとはフィレンツェでお別れ。「お互いに、また頑張ろうね!」と再会の約束。
そして、ローマに着いたのは15時過ぎ、ホテルにチェックインして、炎天下(38度!)だけど、せっかくだから!と、ローマの休日で有名な「スペイン広場」「トレビの泉」を見に行き、そのままの勢いで「コロッセオ」まで行こう!となる。

訪れている人は多いものの、大混雑でもなく「やりきった感」で観光も終了。ただし、腹ペコになり途中でマルゲリータ&ボンゴレを食してイタリア最後の食事は終了。
7泊9日を振り返れば色々ありすぎて整理できず最終日。2度目のイタリア、お金も時間も投資したこの経験をどう仕事に活かせるか?観光促進以外に働き方やワーケーションでもいける!

Think Grobally,Act Locally(世界規模で考え、足元から実践せよ)」は、社是にも使われたり、地域づくりでも使われている言葉。
地域づくりといって、目の前のコトだけを気にしていればいいの?はNO(そんな狭い見識では末恐ろしい!
)。
見聞を広げて常に更新し続け、問いを立て、気づいたことなどを積極的に真似たり参考にしたり、落とし込んでオリジナルにできたら本物!

時にメンター、時にアドバイザー。


フィレンツェで過ごした最後の夜。スーパーで各人が好きな味(ファラフェル、トマト、トルティーヤ、サルサ、サラダ、茹ほうれん草、豆、カットフルーツなど)を買い込んでシェア。
53歳の妻、51歳の私、25歳の長女、23歳の長男と将来や仕事、人生などについて意見交換できた有意義な夜。まさか、二人とこんな話ができるなんて・・・と感慨にふける。
親子であるけれど、時にメンターだし、時にアドバイザーな感じの二人。

今でこそ、成人して親の仕事を理解したけど、小学生や中学生の時はイメージしかなくモヤモヤしたと思う。お父さんは「撮影」、お母さんは「英語」がキーワード。授業参観日で保護者の職業を紹介する時に「映画のお仕事です。」と聞いたような記憶。
それが「フィルム・コミッションって日本各地にあるんでしょ、スゴいよね。」と理解してくれて涙。

旅の中で二人に「自分の名前は好き?」と尋ねると「大好きだよ!」と即答。
長女は私の祖母から、長男くんはスターウォーズから名付けた。そして海外でも通用するようにと。
末っ子くんの名前の由来は「出産間近の春に松山城に上がったら植物が芽吹く様子に、それまで考えていた名前ではない違う名前を思いついて、つけたんだよ」と説明すると「今のほうがいい!」と納得。

夏のワーケーションは・・・。


今回のブレンデッドトラベル/ワーケーションでは4ヶ所(ローマ2回、アマルフィ、ナポリ)のホテル、1ヶ所のエアビー(フィレンツェ)を利用。

全て初めての宿泊所だから「訪れてみて・利用してみて初めてわかるコト」も多く、それがアタリでもハズレでも旅のエッセンスだから、ネタにできるかは自分次第!と、言っても今回にハズレはなく、全て許容範囲だった。


「許容範囲内なコト」といえば「Wifiの繋がりにくさ」程度。ホテルのWifiは意外と繋がりにくく、またログインすると色々と尋ねてくることも多く、結局、借りたモバイルWifiを終日利用。エアビーは住まいなので、全く問題なく快適なネット環境だった。


でも、ブレンデッドトラベル/ワーケーションをする場合は重要視した方がいい。滞在中に困ったと言えば「添付ファイル」が送れなかったこと。書類のやりとりができず、文章での説明は効率が悪かった。


さらに独断と偏見で言えば、夏のヨーロッパでブレンデッドトラベル/ワーケーションは難しい。とにかく暑い!日中は38度まであがり、一度外に出てしまうと暑さに体力も気力も溶けてしまう。


前回は冬だったので快適に作業ができたけど、今回は暑さに苦労した(大金を払い快適な環境なら生産性もあがるかもしれないけど・・・。)。これも実際に体験してみないと分からなかったこと。

また一つ、経験値をあげて伝えられることが増えた財産ということでネタにする!

写真はアマルフィの部屋から見た夜の景色。

2023年7月19日水曜日

そして泣く。


この眺めを再び見れたコトが嬉しくて心は号泣。日本人には「冷静と情熱のあいだ」のロケ地として有名な「ミケランジェロ広場」。
2月は夕陽を見に訪れて、今回は6:40に到着(実は前日朝にも訪れたけど)。訪れていた人はジョガーと観光客で、眺めを堪能してたら、なんとも表現できない感情が湧いて心で号泣。
前回から5ヶ月とは言え、色々とあったし、家族と再び見れたことも重なり、自分へのご褒美&エネルギーチャージと思おう。

ブレンデッドトラベル/ワーケーションも大詰め。イタリアと日本の時差は7時間、イタリアが7時間手前だから、その時差を上手に使って作業をするのが効率的(例:日本の深夜はイタリアの夕方〜夜だから、日本の始業時間に合わせて作業など)。
ただ、イタリアの日中は猛暑で今日は38度。夜になるとヘロヘロで気力体力なく生産性が著しく悪くなることも・・・。これ課題。

今回の留守で色々とお世話になっている方々へのお土産を買い始める。顔を思い浮かべながらの品定めも旅の楽しいところ。
旅を人生に重ねてしまったり、想定外のコトも多かったけど、予想以上のコトも旅の醍醐味。松山に到着するまでまだ、何が起こるか分からないのも旅!

パブリックアート&デザイン


自分なりの考え方を持ちたかった「パブリックアート&デザイン」は手応えアリで終了。
イタリアの話だけど、パブリックアートは「遺跡」と理解。空港や地下鉄、街角などいたる所にあり、街全体がミューアジムのようで、その中で暮らしている方々はアートが身近。
ポイントは地域資源をそのまま活用。

一方でデザインも一部公共化していて、観光地のPRに名画が使われていたり、名画などの登場人物が公共サービスPRの一端を担っていたり。
松山で言えば、小説「坊っちゃん」に登場する赤シャツやマドンナなどがデザイン化され、松山市のPRを担っていると同じ感覚か?
ポイントは地域資源を編集して活用。


あえて分けて書いても、アートとデザインの相性は良く、また既に認知度が高いし、著作権などもない(デザイン化されたものは有る)から商業的にも活用できて良いんだろうな(フィレンツェでは統治していたメディチ家の紋様が子どものオモチャからハイブランドにまで流用されてた)。

ただ、度を過ぎると途端に下品になるし、イメージダウンになるのは前回の経験から。


じゃあ、既に確立された「パブリックアート&デザイン」ではなく、これから「パブリックアート&デザイン」を育みたい地域はどうしたらいいのか?

そして「ブランド化」したいなら、小手先の取り組みでは一過性になりやすいので、もっと上流の全てに横断する考え方、取り組み方の源泉として扱わないと浸透は難しいかも。


さらに!国内?海外?どこへ向けてどう発信するか?という戦術も戦略とセットで考えないと、チグハグになるし、中途半端な結果になるのは確実。

にぎわいの作り方


フィレンツェにあるマーケット2階の飲食スペース、日本的に言えば「フードコート」。1階は生鮮食品店などが軒を連ねる。
「地元の人+観光客+出店者+マーケット関係者」で活気があり、広い(写真は一部で、左側に同じ広さの空間がもう一つあるし、写真の裏手にも空間がある)。
目視で12人座れるテーブルが26テーブル×2エリア=624人!座れず立っている人もいたからそれ以上か!?ちなみに3階にも店はある。

「にぎわってください!」と依頼したわけでもない雰囲気は、どうしたら創出できるのか。待たされているのに笑顔な注文者だし、「チャオ!」と笑顔で手際よくテーブルを拭いてくれるスタッフ、「イタリア語?英語?」と説明時の言語を笑顔で尋ねてくれる店員など。
観光地化してるから当然かもだけど、笑顔が多くて食事だけでなく時間と空間の共有=団欒を楽しんでいるよう(もう誰もマスクをしてない。)

(それぞれの利害関係者がうまく噛み合ってる根底は笑顔か?)と、身も蓋も無い結論は極論か。2月に訪れた時も同じ感じだったから、訪れる人は違っても循環もしてるんだろうな。メモメモ。
7年前の学長日記を読み返して比較。

2023年7月18日火曜日

考えさせられる民泊。


フィレンツェではエアビーを利用。と、言うのもホテル代がとても高く、エアビーも高かったけど、かろうじて手配。そんな当事者だからか「フィレンツェの宿泊費は昨年に比べて53%上昇。ベネチアでは25%、ローマも21%上がった(イタリアの消費者団体コダコンズ調べ)」の記事を見て納得。
そしてフィレンツェ市は、新たな民泊開業を禁止と発表(都市部の8000軒は容認)。

旅行自体に問題はないと思いたいし、旅行自体は誰にも止められないから「旅の仕方や内容に問題」があるのかな?
特定地域へ大勢が押し寄せるオーバーツーリズムは世界的な問題になっているのは承知で、旅人側のモラルやマナー、ルール厳守での改善を望むばかり。

今回借りたエアビーに話を戻すと、部屋は街中で広く、洗濯機など完備、ホテルとは違い落ち着いて作業もできた。これまでに利用したユーザーからの感想は、どれも好印象。
そしてチェックアウト時間の相談をすると「
Certamente si(はい!もちろんOK)」と柔軟性も高い!
ユーザーとしては使い勝手がいいサービスだけど、空き部屋だらけで、本来使いたい人が使えないというのも・・・と。考えさせられた件。

2人だけだった博物館。


 「スティッベルト博物館はオススメ!」と、長男くん。行こう!と二人でバスに揺られて約15分。降りた場所は静かな住宅街で、観光客が訪れることもないエリア。
「スティッベルト博物館をどうやって知ったの?」「学校の先輩が教えてくれたんだ。」「聞いたこともないけど・・・。」「そう、僕も知らなくて行ったらビックリしたんだよね。」と長男くんを驚かせた博物館とは?ワクワクが高まる。

住宅街を抜けて坂道を上ると
スティッベルト博物館が見えて入り口へ。外観は他の博物館や美術館とは異なる邸宅、地味目。
10€(約1500円)払い、館内説明を受けていざ展示室へ入ると、いきなり西洋甲冑たちがお出迎え、他の部屋では西洋甲冑をまとった騎馬隊が隊列を組んで展示され、高い壁は絵画で埋め尽くされ(キュレーションおかしくない?)と思うのはフツー。
広い部屋なのに展示数がキャパオーバー。

そして2階がスゴかった。日本武士の兜や鎧などが無数展示され、80体以上の原寸現物展示は迫力が凄まじく、怖さを感じたほど。
特にタコやトンボ、獣などをあしらわれた兜や鎧をみて「日本人は全員が観た方がいい!」と思ったのは、ナント!館内には私たち2人だけだったから!

観光ガイドブックで紹介されてないので誰も知らず、訪れず・・・。
国宝級とも思えるものも多く、日本で展覧会したら話題になるのに・・・と思いつつ、作品の量と質に圧倒されたまま次の部屋へ移動。
ナイトミュージアムで動きそうだった展示物人形たち。

人生の早さは。


Italoの特急電車は時速300km。ナポリ→ローマ・テルミニ間を90分で移動するし、フィレンツェ・サンタマリマノベラッツァ駅からローマ・テルミニ間も90分で移動。イタリアは鉄道網がいいから、上手に使えば各地へ快適に移動できる。

ただ、こんな超高速なのに、イタリア人自体は”ゆっくり”で自分時間というか緩い。
慌てたイタリア人を見たことがないし、道端の井戸端会議を全身ジェスチャーで語り合っている人を多く見かける。


ストライキで長時間待たされても「しょうがないよね・・・」的で悲観的にならず、どんな時間でさえ「自分のモノ」として取り込もうとするイタリア人に気付かされること多し!


自戒を込めて言えば「生産性、効率性など」どうしたら“無駄なく””余計なことなく”“寸分の隙間なく”生きることが正解のような圧を感じる雰囲気に自分が毒されていると気づいていて、子どもたちにも圧をかけてはいけないと・・・。


同じ次元、自分のモノサシで相手を測ると、その違いからイライラしたり、カチン!とするかもしれないけど、そもそも次元が違ったり、モノサシの材質やメモリが違うと、測ること自体が無意味で比較自体に意味がない。

人生を時速何kmで駆けるかは人それぞれだけど、「人生は短いと思ってるから、生き急いでいるかも・・・」と言った私に「そう言う人にかぎって長生きするよ、お父さん。大丈夫。」と長女と長男(笑)。

2023年7月17日月曜日

超絶技巧とはこのこと。


ナポリの朝6時。雲ひとつない晴天で空の青色はとても濃く、建物との境界線は強く絵画のよう。
ナポリは中央駅から少し離れただけで下着やシーツが建物同士間で干してあったり、落書きがいたると所にあったり、マラドーナも在籍したSSCナポリの横断幕などが所狭しと掲げられたりと、人の営みがギュッ!ギュッ!と濃縮された街。

そんな中に「サン・セヴェーロ礼拝堂美術館」はあり、中に入ると周りの喧騒がピタッ!と止まる。

とにかく世界最高傑作の一つと言われる1752年にジュセッペ・サンマルティーノによって制作されたクリストヴェラートは必見。ヴェールに覆われたキリストが息を引き取る際の様子が大理石で表現されているのに柔らかさ、透け感が伝わる超絶技巧とはこのことと凝視数分!
で、よく見るとキリストは布団のような上に寝かされていたけど、その布団まで柔らかさが分かる超絶技巧2。

我に返って周りを見たら、周囲には躍動感溢れる大理石像が並び(おやっ!?天使が多いぞ?)と思い数えると50体以上あった(ちなみにココでは、天使は全員男の子でした。)
入場料は10€(約1500円)で1時間ほど堪能できる時間はお得。
撮影は一切禁止なので目に焼き付けるしかなく、でも忘れそうなので絵葉書を自分用にゲット。

美術館めぐりの注意点。


【教訓】イタリア真夏の美術館めぐりにはご注意。

バチカン美術館(バチカン市国)、サン・セヴェーロ礼拝堂美術館(ナポリ)をめぐって痛感したのは「夏の美術館めぐりは体力勝負!」ということ。

前回訪れたのは冬だったので、全く気づかなかったけど、美術館の中も空調は効いているけど「人の体調よりも作品の状態保全」の方が大切なのか、緩く人も多く、とにかく館内はサウナ状態。かつ飲食は禁止なので、脱水症状になる危険性がある。


だから、行くなら開館時間に合わせて(≒9時や10時)訪れた方が良いがアドバイス。それが叶わない場合は、水分補給して、トイレにもいって、荷物も預けて体調を整えること。

サン・セヴェーロ礼拝堂美術館では「暑いから、あそこの“扇子”を使ってね!」と、予め扇形の厚紙に館内のデザインが施されたモノが置いてあり、老若男女国籍などに関係なく、みんな扇ぎまくっていて、風がめぐり館内は人力換気扇のようだった(笑)。


美術館の中にイスは少ない、もしくはないので、ずっと立ちっぱなし(システィーナ礼拝堂では周りにベンチがイスがあったけど座れる人数はわずか)。
ベンチがあるのは礼拝用なので観光客は座ってはいけない。

だから体力・気力の勝負でもあり、もはやアスリート気分で美術館めぐり。

【教訓】イタリア真夏の美術館めぐりにはご注意。

ひょいとカラマリ。


「じゃあ、カラマリ(イカのフライ)でも食べに行こうかな。」なノリから始まった今回のブレンデッドトラベル。

そのカラマリを現地で食す時がキタッー!そして一口食べて悶絶する。やっぱり美味しい、それも素朴な味に感激する。旅行時の高揚感を差し引いても美味しい。

なんで、こんなに感激するのか自分でも分からないけど、「歯応え、食感、味つけ、風味、大きさなど」どの切り口でも美味しいと思えるカラマリ。


同じコトを、前にも前々にも書いたけど。
どうか、瀬戸内のイカを「セトウチフライドカラマリ(仮称)」として売り出してほしい。
高級とか豪華とか、そんな話ではなく、庶民的な味なので気取らず、地域らしさを出せれば十分と思う。「食べ歩き」にも対応できる!
欧米人やアジア圏の方々も食べ慣れているから、受け入れられると思うのは私だけか?


アマルフィでは鮮魚店がカラマリを提供していて、食べながら様子を観察したのは、ガンガンッ!とイカなどを捌き、フライヤーに入れて揚げて2-3分、ザッザッ!と上げてアツアツホヤホヤのカラマリ誕生プロセス。

「ミックスフライ」を提供してる店を避けたこともあったけど、この「フライドカラマリwithミックスフライ」も美味しい(写真はフィレンツェでの品)ので、名もない雑魚を一緒に揚げてもいい。あぁ、また食べたい。

2023年7月16日日曜日

人間讃歌。


同じ人間なのに、こんなに面白い生き物なのか?と、備忘録に残す。

  • 朝6時過ぎにアマルフィを散歩してたら、野菜満載のトラックが止まっていて見たら新鮮野菜!「写真を撮らせてください!」と言ったらお客さんを含め快諾だった!
  • 乗車券の返金に並んでいたら、隣の女性が「私はもう出るから、早い番号札だけどいる?」と声がけしてくれて、10番も早くなる!一期一会。
  • 駅構内のカフェで並んでいたら、男性がジェスチャーで「荷物を後ろから前に背負った方がいい」というアドバイスだった。とにかくスリが多い!
  • 灼熱下で乗船に並ぶも、どの船か分からず、私たちだけでなく右往左往する乗客。長女が思い切って尋ねると英語で「この船ですよ・・・」と、コソッと教えてくれて、ススッーと移動できてサクッと乗船(イタリア語ではなかったのがミソ!)
  • フェリー乗場の係留スタッフは、パブロ・ピカソの生まれ変わり?と驚くほどのツルピカ、青のブリーフパンツ一丁、全身日焼けで真っ黒で裸足。指摘されてもまんざらでもない様子。
  • 頼んでもないのに「フリーだよ。」と冷製トマトを載せたパンwithクリームチーズをくれたお店。トマトが食べれないのに「ボーノ!(美味しい)」とお礼したのはナイショ(長女が食べてくれる)
  • ホテルではチェックイン後も荷物を預かってくれ、また戻ってきても、快く時間調整の休憩&トイレも使わせてくれてグラッチェ!の連発。
  • 明らかに挙動不審で列車に乗り込んできた男性。そして乗務員の不在時に何度も車両間を移動して、スリには見え無さそうなので無視してたら「あれは完全に無賃乗車だよ」と長男。
  • 道端で立っていた老シスター達、装いの違うシスターと再会したのか「チャオー!」「チャオー!」と大声ではしゃぐ。これまで持っていたシスターのイメージを覆す。
  • バチカン美術館で見かけた家族。お母さんと思われる女性が大型車椅子にマスク型の人工呼吸をつけて、お父さんと思われる方が後ろに、両脇には姉妹と思われる子がフォロー。どんな状況でも家族の力でアートを鑑賞する姿に涙腺ゆるむ。

嫌なコトをするのも人間だけど、良いコトもするのも人間。

こんにちは、アマルフィ。


ローマから特急列車で約100分のサレルノ駅で下車。サレルノ駅から徒歩10分でフェリー乗り場に到着。このフェリー乗り場からアマルフィ海岸まで行きは1時間(帰りは40分)で「世界一美しい海岸」と称されるアマルフィに到着。

アマルフィと言えば「アマルフィ女神の報酬(2011年)」のロケ地。全編を観てない私だけど(スゴい!)と思わせ、時間とお金をかけてまで引き寄せる魅力は何なのか?二度と行くことはないだろうな・・・という思いもあり、エイッ!と訪れる。

愛媛で言えば「下灘辺りの切り立った雰囲気+平地が少なく建物が密集している八幡浜」を足して割ったような地形。
違うのは「日差しの鋭さ(灼熱!)」「海の色が紺色で打ち寄せる波の白さとのコントラストが濃い」「同じ質感で統一感を出している街全体の雰囲気」が避暑地として好まれているよう。

平坦な場所はほぼなく、建造物は隣と密接、超狭い道は観光客+地元住人+車+バイクが行き交うから注意しないといけないし、物価も観光地価格で高く感じる・・・。
そんな、行けば色々と知る・分かる場所なんだけど(いい所だったなぁ)と思わせたのは「レモン推しの街」でも書いたけど、アマルフィでしか体験できないことが楽しいから!

レモン推しの街。


何杯目か覚えてないほど「レモネードなど」のレモン系飲料も飲んでいて、既に3Lは飲んでると思う。それほど美味しい。
「フレッシュレモネード」は一杯5€(約750円)。甘くなく「媚びてない味」はガツンと響き、その酸っぱさは脳天直撃で目が覚めるほど。
愛媛県もレモンの産地だけど、何が違うのだろう?単に海外だから美味しさ30%UPなのか?

アマルフィではレモン推しは更に高く、街全体でレモン推し。そして「アレ」を見つける!
以前に「河内晩柑を丸ごと器にした河内晩柑の丸ごとかき氷を提供したらいい!」と企画提案したことがあり、その時は採用されなかったけど、見た目などのインパクトを想像した時、絶対に映える!と確信した思い出。
それがアマルフィではレモンに置き換わり存在してた!1個のレモンが河内晩柑並みに大きい!

中身は果汁搾汁後で空洞、そこへレモンシャーベットが隙間なく詰められてモリモリ状態。
1個10€(約1500円)だったけど買った人全員が写真に撮っていたし、味も美味しいし、とにかく暑いから水分補給にピッタリ。
だから同様のレモンシャーベットを提供する店は多く、中には「ウチの庭に生えてる特大レモンだよ!」をウリにしてた店も。(それって原価ゼロってこと?)と思ったり。

2023年7月15日土曜日

暑い時の旅人水事情。


晴天続きは、とてもハッピーでラッキーだけど、とにかく暑い(連日35度あたり)。だから水分補給は欠かせず、街角で水を買うと500mlで2€(約300円)、ちなみに自販機や空港などで買うと3€(約450円)本。でもスーパーで購入すると0.5€-1€(約80円-約150円)、毎日必要なので賢く買うこと、旅者にとっては大切なコト!

しかし!自販機や街角で買う時はないけど、スーパーで買う時は注意が必要で、水売り場には10種類以上の水が並び、うかつに購入すると、その水は「炭酸水」の場合もあり、フタをひねった瞬間にブシュー!と溢れ出ることがある。
「アクアナチュラル」が水!何の分別もなく、フツーに一緒に並んでいるので要注意!

そして、購入してもペットボトルの水には「イタリアで水を買ったら必ず起きるワナ」があり、それは「フタの締め具合が浅いから緩い」で、しっかり閉めたはずなのに、日本のように4回転ほどで締まらず、3回転ほどで締まるから「フタから水がこぼれやすく」私も美術館の中でバックの中で「洪水」が起きてしまい、鑑賞後にバッグをひっくり返してバシャー!と水を出す。

何度も水を買うのは面倒!という人は、イタリアには「公共の水補給場」があり、水が出続けている。だから空きペットボトルに水を補給すれば数百円がうく。
だけど衛生上(どうなの?)という水補給場もあり、判断は自分だけど私は補給した!

書き残さないと忘れてしまう人たち。

  • ウキウキのウェイターは軽やかなステップで配膳をしてくれて「全ては順調かい?食後においしいデザートはどう?」と模範的な対応で心地よくしてくれる。
  • 列車で空きスペースを見つけたものならサッと座るご婦人。空きイスに荷物を置いているものなら「棚に上げてくれない?」と直球リクエスト。
  • カフェの2人用席で1人が食事中なのに、目の前の席に「強制的相席」をする女性、全く気にすることのない食事中の男性。
  • 屈強な肉体美を惜しげもなく見せつけるベビーカーとトランクの両方を軽々押すパパとパパへ明確な指示を出すママ、熟睡の女の子。
  • 返金の列で職員に「世界の終わり」のような顔で「何とかしてくれ・・・」と演技する男性は“ゴネ得”で列に長蛇に割り込んでしまう。
  • スケジュールが大幅に狂ってしまったはずなのに、陽気に鼻歌をうたったり、談笑している若者グループ。
  • 座る場所がないから地べたに座り込んだり、寝そべってしまっている子の靴はグッチ、お父さんの靴はヴィトン。
  • 明らかに「見られるコト」を意識しているフェリー乗務員のイタリアンおじさん。チリチリパーマにシャツは第二ボタンまであけて、投げキッスを乗降客にしてた。
  • 「チャオ!(こんにちは!)」と言えば「チャオ!」と返してくれるし、「グラッチェ!(ありがとう)」と言う言葉もいろいろなシーンで見かけたから真似てみる。
  • 朝6時過ぎの散歩中に鮮魚店を覗いたら、カジキマグロのような魚を解体していて、活気を作ってたお兄さんたち。
  • カフェで注文をとってくれたシニアなウェイター、プロフェッショナルな雰囲気漂い、テキパキさに感銘を受けて「写真撮ってもいいですか?」にも応えてくれる。
名前も国籍も背景も知らない「通り過ぎた人々」、私も彼らにしてみたら同じで、世界は知らないことばかり。目にするモノ、触るもの、食べるモノの全てをインプット!

プライドの場所。


長男くんとローマ・テルミニ駅で合流して、早速、バチカン市国へ地下鉄で移動。
カトリック教徒でもプロテスタント教徒でも何でもない無宗教者(あえて言う“ジェダイ”はもはやネタ)だけど、世界一小さな国家で、テレビなどで見かける「ローマ教皇(国家元首であり統治者)」が暮らしている所と知れば興味津々。
全く知識も情報もないので、超ベテラン日本人ガイド「イナミさん」を派遣してもらう。

バチカン市国には一般人は住んでおらず、枢機卿など関係者のみ。「日本人は居るんですか?」と尋ねると「ごくわずかです。」とのこと。
イナミさんと一緒に「バチカン美術館」「システィーナ礼拝堂」「サンピエトロ寺院」を3時間で見回り(本当は一日かけて見る量)、作品のボリューム、ネームバリュー、クオリティ、エピソードなどはピカイチで、さすが「世界一でないといけない」プライドの場所。

バチカン市国に産業はなく、あえて言えば宗教&歴史ビジネスで、ミケランジェロやラファエロ、ボッティチェリなどの作品を公開して外貨を稼ぐビジネスモデル。
外に出ると「あそこに(第266代)ローマ教皇フランシスコが住んでいるんですよ」とイナミさん(右の四角い建物の右上の部屋)。作品以外にも情報量多すぎて咀嚼できず。

2023年7月14日金曜日

どこでワープしたの?


イタロ(イタリアの国営鉄道)列車はナポリ駅で予定よりも10分遅れて到着。次がサレルモ駅だけど、降りたらそのままアマルフィ行きのフェリーに乗らなければいけない!もしも逃すと2時間後の乗船となり、アマルフィ到着が21時になってしまう!
ハラハラドキドキしながら発車した列車の電光掲示板を見たら「This Train is On Time.」と時刻通りの表示に「あれ?」どこでワープしたの?となる。

そして、ナント!サレルノ駅到着が予定よりも3分も早く到着する。やっぱり「どこでワープしたの?」となる。
でも気は緩めない!33度の蒸し暑く、潮風吹く中、18時出発のフェリー乗り場へ急ぐ!出発5分前に到着してセーフ!そして周りを見ると、老いも若きも水着などバカンス意欲満々の方々。
そしてフェリー船員はイタリアンなイメージの方々で、その中でも「オレ、カッコイイだろ?」的な雰囲気が漏れてた男性に(同じ人間なのに、こうも違うのか?)と思ったり。

アマルフィまでは約1時間の船旅。アマルフィは映画のロケ地になった避暑地なほか、アマルフィペーパーというイタリアでも高級紙漉きがある所。
19時過ぎにアマルフィ到着、朝7時にローマ・テルミニ駅に到着してから12時間かけての大移動。一日がこんなに長く感じたことはなかったねと長女、長男と乾杯。

3度目の正直。


鉄道会社のストライキで一度ならずしも二度も運行!と表示されたのに、出発10分前に「運転手が来てないから・・・」、出発5分前になっても乗車ホームナンバーが電光掲示板に表示されず、職員に尋ねると「運休のようだな・・・」と、職員も状況を全く把握してなかった件。

返金カウンターに人々が殺到するも受付カウンターには一人しかおらず、殺気立つ返金希望者。職員と警察官の2名で「列に並んでください!」「もっと下がってください!」と注意しているのに「もう下がれない!」など返金希望者も一歩も譲らず、応援の警察官が来てしまう。
私たちも並んでいたものの15時になってしまい、タイムアウト!果たして15:36発の列車は出るのか?はたまた2度あることは3度あるのか?

電光掲示板には乗車ホームナンバーは相変わらず表示されないまま、待つこと出発10分前に「No.11」と表示されて歓喜!群衆の中から抜けて改札口を通り列車へ駆ける。
席についても(安心してはいけない・・・)と思いつつ、出発時刻になっても列車は出ない。(ウソでしょ・・・)と思っていたら5分遅れで動き出した!

結局、8時間以上もローマ・テルミニ駅で待機させられたけど、とにかくサレルモ駅に行ければオールOK!となる。
でも今度はサレルモ駅を降りてフェリーに乗らないといけなくてナポリ駅で既に10分の到着遅れ・・・予約したフェリーを逃すと2時間後!間に合うか我々!

2023年7月13日木曜日

待合わせはローマ・テルミニ駅で。


空港からローマ・テルミニ駅までは特急で約30分。駅の隣には巨大な浴場の遺跡があり、街全体が遺跡だらけの中央駅。
そして、長男くんとの待ち合わせ場所。まさか前回から5ヶ月しか経ってない再会はお互いに笑うしかなく・・・。でもこの間に最優秀賞を受賞したりして、直接会いたかったし、話したかったのは親の気持ち。

今回のミッションの一つは「パブリックアート&デザイン」について。街にアートがあることは訪れる人や暮らしている方にどんな影響を及ぼすのか?自分なりの見解を持ちたくてイタリアへ。
街がアートで覆われているローマでは、地下鉄構内に「古代ローマ遺物」が剥き出していたり、遺跡のようなモノが現代建造物と融合していたり、メリットとデメリットに折り合いをつけて暮らしているよう。

ホテルは前回泊まった「ラウロおじさんのホテル」と思ったけど、せっかくなら違うホテルにしようとなり駅近の「ホテルサンレモ」に。
ホテルは写真と評価で選ぶしかなく、部屋に入ったら天井が3m以上と高くて驚くも、冷蔵庫は機能せず、シャワーの蛇口はグラグラで外れそうだし、水洗トイレのボタンは弱いけど、これが海外のスタンダード。洗礼をあびて異国スイッチON!

また来たよヘルシンキ!


成田空港発→ヘルシンキ国際空港行きの飛行機は、フィンランド航空のJALのコードシェア便でその日の成田空港発の最終便。チェックインを済ませてラウンジに入り、JAL特製カレーとサラダを食べたらラウンジの閉店時間(22時)になってしまい搭乗口へ。

ロシアによるウクライナ侵攻により飛行ルートは大きく遠回りをしなければならず、12時間のフライト(途中、北極点通過の記念シールが配布される)。
翌朝5時過ぎに到着し、入国審査を済ませてフィンランド入り!また来たよ!ヘルシンキ!
早速、国際線ラウンジに入り(あぁー!これこれ!)とサラダやハム、パンなどを食べる。
前回の記憶がよみがえる。

入国審査を済ませて搭乗口へ。ヘルシンキ空港での滞在時間は2時間。今度はヘルシンキ空港からローマ国際空港まで3時間のフライト。到着するも、シェンゲン協定間(EU間の出入国審査免除)の移動だから、驚くほど何事もなくアッサリ出国。
12時間+2時間+3時間=17時間かけてローマに到着!

ローマ・テルミニ駅までは電車移動。前回の経験を思い出しながら乗車。列車は満員で空いているもんなら「座らせて!」と、みんな超積極的。天気は晴れ、ここまでは順調!

2023年7月12日水曜日

“いつか”はない。


「ローマで学会があるから行ってくるね。」と妻。「じゃあ、カラマリでも食べに行こうかな?」と、冗談っぽく始まった会話から、仕事と休暇を兼ねた「ブレンデッドトラベル/ワーケーション夏編」が実現。
(二度と来ないかもしれない・・・)と思い、長男くんを訪ねたのが2月。それから5ヶ月後に再び訪れるなんて「アドベンチャーファミリー」を標榜する我が家らしい。
“いつか”は来ない。

前回はスペイン→イタリア→オーストリアを巡った3週間だったけど、今回はイタリアのみ。そして冬だった前回から今回は夏、荷物量(特に衣類系)が圧倒的に違う!
前回の学びから荷物も取捨選択でき、さらにミニマムにできたつもり(前回購入したアレコレが再び活躍するはず!)。旅の相棒はすっかり馴染んだコレ with 会津若松FCからいただいた「あかべこ」

正直に言えば「行かない・行けない理由」をたくさん挙げることはできるけど、「“いつか”は向こうからはやって来ない」は本当で「こっちから行かないと始まらない」が事実。
懐事情などがよぎるけど、何とかなる!
それよりも妻からの一言で長男くんに会えるし、今回は長女も一緒なので、仕事と休暇を兼ねての思い出づくりなんてお金に換算できないと自分に言い聞かせる。Let'Go!

最優秀アイデアは・・・。


神奈川大学でも授業を受け持ち、テーマは「ロケ地などを活用した地域の活性アイデア」。
130名の学生がオンライン上で6エリア(札幌市、仙北市、仙台市、諏訪市、宇部市、愛媛県)、27グループに分かれて検討。
そのために各地のフィルム・コミッションにもアドバイザーとして入っていただき、育んできた3ヶ月。FC仲間の協力に大感謝!

先日は各エリアごとに優秀アイデアを一点選び、愛媛県からは「松山城でサバゲー」を選出。
このアイデアは実践で使われなかった松山城を舞台にスポンジ弾を用いて合戦ゲームをしよう!という内容で、個人的には本物の城で行うサバゲーもいいけど、老若男女が「戦国時代のコスプレ(町娘、商人、浪人、武士など)もできる」点が良くて選ぶ。

そして昨日の決勝。各エリアから出てきた優秀アイデアのプレゼンを6FCで審査。
その結果、札幌市で撮影された「First Love」を活用した街コン」が選ばれる。「可能性を感じた」「他FCにも転用できる」などが高く評価される。プレゼンを聞いてイメージが湧いたのも良かった。とはいえ、他のアイデアも素晴らしかったのは事実。
惜しくも愛媛県グループは最優秀賞を逃したけど、愛媛県を訪れたことがない学生に愛媛県に興味をもってもらったということでOK!

2023年7月11日火曜日

難しかったけど・・・。


松山東雲女子大学での「ボランティア論」は残り3回!応援ボランティアとして「萬翠荘、フィルム・コミッション、道後一会」を題材に自分たちをターゲットにしたPRアイデアを検討して「ボランティアは多様」と実感した彼女達。
そして、いよいよ「ボランティア活動を企画する」に入る。当初は1回で済ます予定が「企画立案を学びたい!」という要望でシラバスを急遽変えての実施。

でもその前に「なぜ、ボランティア活動が必要なのか?」は抑える必要があり「現状をより良くしたいから」と伝える。
そして「ボランティアが創出できる価値は何だろう?」という問いを立て、
・自分が決めたコトや自分の行動などに自信がつくから「自己肯定感の向上」

心地よい場所、活躍できる場所が見つけられるから「自分の居場所 」

点の存在が、一期一会の人と線となり、成果は面となるから「社会とのつながり実感」

手応え、一目瞭然の成果、共有できる価値の存在から「やりがい・生きがいの実感」


いつもは話し合いも多くてワイワイガヤガヤな授業が静かだった90分。
「先生、今日の授業は難しかったけど、何だか良かったです。」と帰り際の学生。
どうしたら豊かに生きられるか?にボランティアは有効だし、そのために企画立案法は知って損はナシ!君たちはどう生きるか?って感じ。