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2025年1月30日木曜日

魅せ方。

アンティークな額縁と鏡の組合せはテッパンな魅せ方。

「愛顔の食卓(愛媛県の6次化産業アンテナショップ)」に携わるまで、陳列や什器などの知識&情報がゼロで、商品の魅せ方を全く分かっておらず、インテリアコーディネーターなどに教えてもらった過去。
そんな経験から、つい意識してしまう「魅せ方」の大切さについて気づき連発。

特にアクセサリー類は魅せ方次第で購入に直結するから店主も映える演出に余念がなく、宝石箱に陳列ではなく「額縁(それもゴージャス系)」にベルベットを蛇腹織りして凹溝に指輪を挟んでいたり、アンティーク調の額縁の中に小さな額縁を入れ子状態にして、ピアスやイヤリングなどを分類していたり。

鏡の上に商品を置くのは奥行きが出るからテッパンだけど、周りの景色も映り込ませて雰囲気UPを演出してたし、直筆(筆ペンなど)で書いたポップもベタだけど、ポップを描く紙がコピー用紙ではなく和紙だったり、思わず立ち止まってしまう仕掛け&演出が赤坂も渋谷も秀逸だったかな。

そうそう、ネックレス販売店では鏡を入れたアンティーク調の額縁を台座にして「鹿の角」を置き、そこにネックレスを掛けて陳列し立体的な魅せ方に(上手だな〜)と感嘆してしまう。

もう一つ気づいたのが、自分の創作品を売る作家は積極的な声がけや会話が成立するけど、オシャレ雑貨でも単に仕入れ商品を扱う店は店主が奥にいる法則を見つける(笑)。
意欲の問題か?その人の問題か?

教科書や参考書では学べないから、こういう所で少しでもセンスの気づきを得なきゃ!と思った件。

2025年1月29日水曜日

渋谷蚤の市。


六本木一丁目から銀座線に乗り10分ほどで渋谷駅に到着。
そして15分ほど歩くと「渋谷蚤の市」に到着。渋谷ガーデンタワーの敷地内で、ココも「赤坂蚤の市」と同じく超街中。
もう「蚤の市」という言葉は一般名詞で、蚤の市/フリマ/骨董市/手づくり市などを内包してる・・・と確信。ノージャンルというかホント、古今東西色々あった。

ただ、「赤坂蚤の市」がアクセサリー(指輪、ネックレス、イヤリング/ピアス、ブローチなど)の出店が多かったのに対して、渋谷と言う土地柄なのか目立ったのは「ビンテージな和洋服」「他では見かけない尖ったオリジナル商品」が多かった印象。
と思っていたら、1年前にも「渋谷蚤の市」訪れてました。

ポップなオリジナルキャラクターフィギュアやステッカー、リメイク洋服、オリジナル陶器、手作りバッグなどがある中で、個人的に響いたのはまん丸い球体&モビール。

「これは・・・」と球体が何か分からず尋ねると「泥団子です!」と店主2名。
聞けばお二人は「左官業」が本業で、泥団子づくりを極め、そこへ左官技術(モルタルを滑らかに塗る、均等に塗るなど)を惜しげもなく注ぎ込んだら「作品/商品」になったという話。

触らせてもらったけど、ツルッツルのピッカピカで重量感があり、小さい泥団子はモビールになってた!
数千円/個したけど、落としたら当然、割れて、壊れてしまうはかなさを持ち合わせる作品。

何でも極めれば人を驚かすことができて、価値と認識されたら、その価値に対価が支払われる。
学びも多い、蚤の市めぐり。

赤坂蚤の市 in ARK HILLS。


趣味の一つ「蚤の市/フリマ/骨董市めぐり」は、神社の境内や公園での開催が多い中で、会場が六本木一丁目だった「赤坂蚤の市 in ARK HILLS」
テレビ朝日の敷地内、六本木のド真ん中に集まる出店者、来場者はどんな人たちかな?どんな品が並んでるの?など、興味津々で妻と出かける。

で、“やっぱり”神社の境内や公園で行われている蚤の市とは全然違った・・・。
一言で言えば、出店者も販売物も来場者もオシャレ。
そして自ら造った品を売っている作り手さんが多かった。とにかくオシャレな “蚤の市”という雰囲気。

オリジナルの焼き物、革品、雑貨、指輪やピアス、ネックレスなどのアクセサリー、洋服、木工など、買わなくても作り手さんの創作ストーリーが面白くて、店ごとに聞いてまわる。

その極めつけが、女性が一人で創っているという、一見すると普通のアクセサリー。
しかし、写真の左上のテレビ、その右隣のテレビ、右上のハシゴ、右下のカメラはギミック(仕掛け)多数で、外せたり、動かせたりしてアクセサリーとしてもオブジェとしても楽しめる優れもの。

造形もユニークだったので尋ねると「不思議の国のアリス」「モモ」などの物語からインスピレーションを受けて創作していて、教えてもらわなければ気づかない細部まで丁寧に造られていて、これぞ“こだわり”。

「海外で売ったら0(ケタ)を一つ増やしても売れるクオリティだね。」となる。
神社の境内や公園では見たことのない精巧さ&造形力な品々。話せば話すほど面白くて(ムムッ!これはイイ!)と、一点買ってしまったほど。

場所とターゲットが違えば品も変わるという至極当然な話。
さて、このまま渋谷でも行われている蚤の市へ行きましょう!となる。

2024年12月19日木曜日

訪れる理由。


妻は古着やアクセサリーなどを中心に、私は発想のヒントを得るのを目的に散策。
今回だけだったなのか不明だけど「大量のこけし」があったのは事実で、こけしを店頭に並べている出店者が多く、たぶん会場全体で1,000体以上はいたんじゃないか?というほど大小様々なこけしを見た。
「こけし」って元々は子ども達の玩具なのね。何かの身代わり、厄除けと思ってた。

会場には昨年同様に外国人もたくさんいて、あぁ言うカオスな光景はフェスティバルともフリマとも言えない(なんなんだ?)という感じだろうな。
そんな外国人は骨董系の店で多く会い、版画や彫刻、浮世絵、香炉、ひょたん、古銭などに興味を示してた。

で、私はと言うと「初めてみた!」と声をあげてしまった「ワイヤーのゴム鉄砲」。
木製と思い込んでいたので新鮮で、それも連発もできる優れもの!
太い&細いワイヤーを組み合わせていて、構造は分かったけど最初に始めた人はスゴい。
かつ、手に職を持っていれば年齢に関係なく、意欲と体力さえあれば永く収入(2500円/個〜)を得ることができる。メモメモ。

他にも助成金申請のヒントになるようなモノ(古くてもニーズがあって売り出されているのだから現代版にバージョンアップなどすれば・・・など)を見つけたり、これだから骨董市/蚤の市/てづくり市/フリマ巡りはやめられない。


仁義なき商売。


12月15日、16日は「世田谷ボロ市」。
去年は週末と重なり、ものすごい人出だったけど今年は16日が月曜日ということもあり、少しは空いてるかな・・・と思い、妻と出かけたら昨年同様の混み具合で真っ直ぐ歩けずのおおにぎわい。
さすが447回目(1578年から)の歴史は伊達じゃない。

最寄駅から京王線下高井戸駅まで1本、その後、東急世田谷線(路面電車)に乗り換え世田谷駅で下車すると、そこはボロ市会場の端。

道の駅+蚤の市+骨董市+手づくり市+フリマ+飲食店+@の合同市みたいだから“なんでもアリ”のカオスな会場。
会場は商店街や住宅街も混ざっているからお住まいの人が玄関先で余剰品などを売ってたし、警察も警備も東急電鉄も区役所もボロ市を見守ってた。

有名な代官餅を買えれば・・・と列の最後尾を見つけたと思ったら更に角で折れ曲がり続いて断念など、とにかく人出がすごかった。

16時を過ぎるとググッと冷えてきたので温かい飲み物を探すと、右側に400円でコーヒーが40売っていて、左側では100円で甘酒が売っていて甘酒を選ぶ。
ノーマーシー(非情)なユーザー(私たち)、仁義なき商売。

そして、妻の目に止まったのは40cmほどの貝。
内側の螺鈿が美しく“THE 貝”という形に「長男君の静物画にどうかな?」と、その場で長男君に連絡すると欲しいとのことで購入。
お値段は5,000円。高いか?安いか?はその人の価値観。

偽物ブランドもあった玉石混合の品から、ホンモノというか掘り出し物を見つけ出すのって楽しいけど大変(真剣)!と思った件。


2024年12月12日木曜日

布多天神社てんこもり市。


「朝7時から始まるんだって!」と前日の夜に知り、翌朝は7時過ぎの電車で調布市にある布多天(ふだてん)神社へGO!最寄駅から20分ほど電車に乗って調布駅に到着。

(調布って言ったら、水木しげるでしょ?)と、小学生の時に自転車で調布まで漕いで、水木プロダクションを探した思い出、妖怪の大ファン!
ホント、小学生頃は自転車でどこへでも行ける気がしてた。

閑話休題。
調布駅から徒歩10分ほどで布多天神社に到着。初めて訪れたけど、イチョウの黄金色の葉が絨毯のように辺り一面を多い(掃除が大変そうだったけど)、静かで雰囲気のよい神社。
境内では既に30店舗ほどがオープン?と言うか開放されていて、ココが「布多天神社てんこもり市」と言う名の蚤の市/骨董市。

「おはようございます!」と店主に声をかけて物色。
竹籠、ガラス瓶、大仏の置物、張子、手縫い雑巾、着物、農具、ランプ、古切手、古銭、バッグ、フィギュア、アクセサリー、絵画、ブリキのオモチャ、家具などはまだ分別できるものの、年代不詳、用途不明、出所不明な品々も多く、全ては店主のセンスで並べられていて、気になったモノがあったら店主に声をかけるのが基本。

その中で「かわいいガイコツ」を見つけて店主に声をかける。
ヤクという動物(チベット高原の高い標高の山岳地帯にいるウシ科)の骨で作られたとのことで、用途は不明。
でも一つ一つの表情が異なり、思わず買ってしまいそうになるも2000円は・・・と思いとどまる。

他にもリアルな戦闘で汚れたようなバトルドロイド(ケンタッキーフライドチキンの景品)が無造作に置いてあったり、蚤の市/骨董市は買わなくても面白い!


2024年11月28日木曜日

世界文化遺産の上賀茂神社にて。


世界文化遺産の上賀茂神社にて、毎月第四日曜日に開催される手づくり市が11月24日と分かり、神戸から大阪をまたいで京都へ。
日曜日だったから京都駅はキャリーケースなどを持つ観光客で超大混雑、真っ直ぐ歩けず&スタスタ歩けず。皆さん、バス乗り場へ向かっていたけど・・・。

地下鉄は人が少なく烏丸線はガラガラ、余裕で座れた。北大路駅で下車、賀茂川沿いを20分ほど歩いて上賀茂神社に到着。
この日は七五三、結婚式の前撮りなどで着物などハレの装いの方が多かった。

そんな上賀茂神社の参道では木工、金銀細工、革製品、絵画、書、季節もの、編み物、バッグ、履き物、服飾、コーヒー、お茶、ジャム、焼き菓子など約200の店が並び、見歩くだけで1時間経過。
一通り見終わったら、気になった所へ戻る。

「この柄、いいですね!」と声をかけると、着物でバッグを作ってた方は着物の良さを語り、「これは何の木ですか?」と尋ねると、木がいかに丈夫で長持ちするか?を教えてくれ、「これは何ですか?」と尋ねると寄木づくりのカッターの持ち手、名刺入れ、モノ入れだったり。

そして「革の保管ってどうしたらいいんですか?」と尋ねれば、いかに革へオイルを浸透させるかどうかで寿命が変わるなど、立ち話の講義をあちこちで受ける(笑)

コーヒーを淹れてくれた店では「兄さん、どこから来はったん?東京?」と尋ねられ「愛媛です。」と答えると、「愛媛に行ったことがある!」と話が弾んだり。

こういう互いに素性を知らなくても気軽に話せて互いに満足できるっていい。
で、気づけば更に1時間ほど経ち、滞在時間は2時間以上経過。

「じゃあ、またどこかで会いましょう!」と別れて京都駅へ!

2024年10月14日月曜日

自分に甘い。


国連大学前で定期的に行われている青山古市へ。
ここは産直市とアンティーク販売が一緒だから見るだけでも楽しい。
今年1月にも訪れてました。

産直市ではリンゴ、ブドウ、早生ミカンなどのフルーツが売られていて、出店者との会話が楽しい。同じフルーツでも出店者ごとに値段が違うので吟味したり。
季節によって販売物が違うのもいい!

他にも加工食品(ドレッシング、ピクルス、ジャム、ジュース、酢ドリンク、味噌、醤油など)やパンや焼き菓子なども売られていて、その中で普通のパン屋では売ってない“酸味のあるハード系パン”を見つけて、試食させてもらいホールパン(丸ごと一個)購入(1800円!)。

普段では絶対に買わないのに、こういう所だと、(なかなか食べられないし・・・)と、つい勢いで買ってしまうワナにはまる。
で、フライパンにオリーブオイルを敷いて焼いた後は、クリームチーズを乗せて至福のひと時。

奥のアンティーク売り場では、なぜかスターウォーズ特集がされていて、1977年の公開当時の宣伝用素材からのコピー写真が額装で売られていて、ココでもうっかり買いそうになるけど自制した。

そんな所へ、長女が「自然薯入りドーナッツ」を見つけてしまう。
かれこれ1時間ほど滞在してるし、疲れたし、(罪悪感の少ない)甘いものを食べて糖分補給する?と、自分に理由をつけて購入。

で、甘いものを食べたら、今度は美味しいコーヒーが飲みたくなるのは必然。
やれやれ、自分にどれほど甘いのか?となる。


2024年7月16日火曜日

目利き鍛錬。


骨董市やファーマーズマーケットは雨天予報のため開催中止、でも雨は降らず・・・。
どこへ行こうかと探すも電車で1時間以上は面倒で、色々と探した結果「味の素スタジアム」で開催のフリーマーケットを見つける。
こんな時でも代替え、選択肢が多いのは都市部のよい所。

京王線飛田給駅から徒歩5分、初めての味の素スタジアム。フリマにしては珍しい入場料(300円/人)が必要で、それも10時からは300円/人だけど、8時からは1,000円/人という設定(これは先に品を選べるという理由)。

出店はスタジアムの外周に沿ってズラリと並び、最大500店が出店可能とのこと。今回は100店ほどかな。ちなみに出店募集は毎回抽選とのことで「久しぶりに当たった!」と教えてくれた店主がいたり。

品を見ると“フリマ”だから玉石混合(笑)。家族が自宅などの余剰品を売っていたり、古物商なのか仕入れ品を販売したり、はたまた作家が自分のてづくり作品を売っていたり、見るだけでも楽しく300円以上の価値あり。

で、気になって声をかけたのは アンディ・ウォーホル「マリリン・モンロー(ホットピンク/1967)」のポスターは15,000円だったけど「本当に買ってくれるなら8,000円!」とおばさま。ありがたかったけど、電車で持って帰るには大きくてパス。

またTUMIのビジネスバックはスレもなく良品と思い手に取ったら「50,000円の品だけど早い者勝ちで5,000円!」とおじさま。でも、バッグ自体が重いのが難点でパス。

玉石混合での目利き鍛錬。

2024年3月21日木曜日

第16回金剛院弘法市。


先日の「高幡不動ござれ市」で、複数の出店者が「第16回金剛院弘法市」という骨董市をPRしていたので行ってみる。もちろん初めて。

骨董市や蚤の市って朝7時とか朝8時など朝早く始まるので一日が長く使えてGOOD・・・は個人の感想。
JR八王子駅から徒歩約10分(1.3km)で金剛院に到着。「高幡不動ござれ市」と比べると1/3くらいの規模のこぢんまりした骨董市。

「これ一個いくらですか?」「1個200円」「これで200円?」と目の前の人が店主とやりとり。ガサガサと同じ柄のボタン?を4個見つけ出し「これでいくら?」と店主が伝えた金額(200円/個)×4個で800円のはずなのに尋ねる。
すると店主「いくら?」と、その人に尋ね「えっ!?じゃあ500円は?」「いいよ。」と店主が返して売買成立。

オチは「袋に入れてもらえますか?」「袋代は100円だよ。」「商売うまいなー!」「フツー、袋は持参だろ?」と私に相槌を求めてきたので、うなづいて結局600円で売買は成立。

「あれ?お兄さん、この前も来たよね?」と「高幡不動ござれ市」では声をかけなかった店主から声をかけられる。「高幡不動尊のとき?」「そうそう。」

実は、その店では「ジョジョの奇妙な冒険/第一部」に登場する石仮面とソックリな石仮面が売られていてマジマジと見ていて今回も並んでいたから覚えてたのかな?

写真は縁起のよい七福神の後ろに涅槃像。さらに後には東郷平八郎氏の胸像。

2024年3月19日火曜日

懺悔します。


毎月第三日曜日に開催の「高幡不動ござれ市」という骨董市を知り、天気も良かったので自宅から1時間30分(約11,000歩)歩いて到着。
高幡不動尊の境内には朝7時から70店舗ほどが出店とのことで、到着した10時30分時点で既に大勢の人でワイワイガヤガヤ。

いきなり目に入ったのは「草間彌生の無名時代のデッサン画」という商品で、値段は「ASK!」としか表示されおらず。「コレ、本物ですか?」と尋ねると「本当だよ!他にもあるよ!」と興味があると感じ取られたのか、色々と話しかけてきたけど、サインもないしね(習作だから当然)。

1998年発売の「オリンパスESPIO140M(シルバー)」が未開封品で500円だった!この35mmフィルムカメラ、ニョキニョキーと望遠レンズが出るタイプで当時のトレンド。
(500円は安い!)と、メルカリで調べたら未開封は5,000円以上する!
(500円で買い6,000円で売ればウッシッシ!)とよぎるも、純粋に骨董市を楽しみたいのだ!と理性が勝つ。

「これらね、病院から買ったんですよ。」という店主と話しながら、箱を開けたらメスやハサミなどが入っていて「これ、いいんですかね?」となり、店主に渡すと「あっ!これは銀製だ!」と何本か抜いて箱を戻してくれるも、私自身は買う気ナシ。
(言わずに買えば良かった!?)と思うも小市民だから・・・。色々ある骨董市の醍醐味。

写真の身長50cm以上あるビッグな招き猫は25,000円ナリ。

2024年1月15日月曜日

青山古市。


「渋谷蚤の市」から徒歩約25分(距離約2km)で国連大学に到着。
ココは何度も来たことがあるけど「青山古市」と初めて知る。古い半纏やアクセサリー、小物などが売られているけど、実はファーマーズマーケットの方が印象が強め。
実際に会場の多くを占めるのは各地からの野菜や果物、加工品や菓子。

何も買うつもりはなかったのに「はーい!甘いよ!食べていって!」と和歌山のみかん農家さん。
売り方が上手で「2024年のミカン福袋だよー!」と言われたので「じゃあ一つ福袋をください。」と伝えると、周りにも聞こえる大きな声で「1個500円の〇〇(名前は忘れたけど甘平系)を一個追加しまーす!」と袋に入れてくれて1500円。

和歌山のミカンも食べてみないとね!と思っていたら、また柑橘が売られていて「宇和島本」が目に入る!
聞けば店主の親戚が宇和島で柑橘農家していて直送してもらったとのこと、ブラッドオレンジまであった!
「愛媛なんですよ。」の定番挨拶から愛媛話で盛り上がった後に「カゴ(500円/盛)を一つください。」と伝えると店主から「オマケで1個追加しとくね!」とサービスをしていただく。

今日の「全国ロケ地フェア」で配るのだ!楽しい蚤の市めぐり。

渋谷蚤の市。


住友不動産渋谷ガーデンタワーで行われていた渋谷蚤の市へ。「Very old BAG.」と声を掛けられてしまう。
見ていたのはアンティークアメリカ製の巾着袋で、こんな時は、いちいち「日本人です。」と訂正するのも面倒なので「サンキュー!」と返す。
ここでは日本人である必要はないし、実際に訪れていた人の多くは外国人だったし。

で、隣店のアンティーク小物などを見ていたら「HELLO!」と、今度は店主が外国人だった。
また、自作の絵を売っている人がいて、よく見たら「ドゥモ」が描かれていたので(フィレンテェ?)と思ったら店主はフィレンツェの美術学校卒業のイタリア語講師で、「フィレンツェに行ったことはある?」「昨年行きました。」から始まったコミュニケーションで盛り上がる。

また一角では映画やコンサートなどのシーンを額にいれて販売していて、ギターケースに無造作にキース・ヘリングのプリント(ABSOLUT VODKA)が16800円で売られていた。1980年代にホットドッグやポパイなどの雑誌でよく見かけた広告。

眺めていたのを感じ取られたのか、店主が「お安くしますよ!」と声をかけてくれるも持ち金がなくお礼を言って退散。

いやぁ、土地柄なのか訪れる人の多くが外国人だし店主も外国人の多かった国際派蚤の市。
さて、次は青山古市へ!今回はハシゴ!

2023年12月16日土曜日

世田谷ボロ市。


けなげに自分が売れるのを待っているかのような表情に思わず「写真撮っていいですか?」「はい、どうぞー」と店主から承諾いただいてパチリ。
頬杖をついた童、その隣では自分が売れるまで書画に夢中の童、その前では小鬼が暇を持て余していたり、右下ではピエロがおどけていたり・・・。ちなみに後ろにおぼろげに写っているのはお菊人形でコチラを見つめているようだったのでボカした。

1578年から続いていると言うから446年!も続く「世田谷ボロ市」とタイミングがあい、初めて訪れる。平日の小雨降る中の開催なのに、ものすごい人出で、うち3人に1人は外国人と思われる方々で、英語、韓国語、中国語、スペイン語、フランス語など数カ国語を耳にする。

そして、彼らのお目当てに気づく!古い和風モノで「巻物(掛け軸)、扇子、古陶器、福助人形など」を熱心に見ていて、手にとって見ていたら、「これは何時代のモノなの?」と尋ねられしまい「分からないです、ゴメンなさい」となったり。

世田谷線の世田谷駅から上町駅までの間に700店ほどが出店していて、東急電鉄は臨時便、駅には係員が増員、警視庁の警察官も各所に配置され、他にも警備員がいたり、そりゃ20万人/日というだけある人混み。高校や大学、自衛隊まで出店してた。
本物だった手榴弾や本物だった銃弾も売ってたし、やはり、このカオス感が好き。

2023年10月23日月曜日

多摩骨董市。


写真のオモチャは海外向けに日本が生産したモノとのことで2万円〜。大江戸骨董市の翌日も骨董市めぐり、今度は多摩骨董市。諏訪神社の境内に30店ほどが出店していて、大江戸骨董市と比べると規模も来場者も小規模だけど、出店者は同じ骨董業者なので品は面白い。
全く違ったのは「値段」で、聞けば「出店場所で変えている。」とのことで、大江戸骨董市の高さに合点!合点!合点!する。

店が少ないから店主と話す機会も多く、オモチャのおじさんは商品の説明を色々してくれるし、陶器を触っていたら「それは明治時代ですね。」ガラス器を触れば「イギリス製です。」など数m先から教えてくれる(笑)。

一番面白かったのは「木製の裁縫箱」を見ていて、引き出しを引いたら糸が入っていて「これ、引き取った時から入ってたんですよ、他にも色々入ってまして・・・。」と全ての引き出しを開けたら糸やボタン(それもアンティークというか昭和時代)などが入ってた!そして値段は裁縫箱込みで2500円。

悩むも箱は不要となり、中に入っていたボタン(当時の値札シールが貼られていたり、ブランド印のボタンなどが小袋に入った)を3袋買い求めて100円。
先日はローマでも見てきたけど、この商売は面白い!

2023年10月22日日曜日

大江戸骨董市。


大江戸骨董市は、有楽町駅の「原宿・代々木公園けやき並木」で開催されていて、「まぁ、都内では最大だし、いいものが揃ってるよ」とのこと。毎月日曜日開催だけど、10月だけは土曜日開催とのことで「お店は少ないかもね」と入り口の辺りの出店者だったけど、それでも「100はあるよ」で、100mほど奥まで(通りと通りの間)にはビッシリ店が並んでいて、人も多かった。

「それはデンマーク製、こっちはイタリア製、キレイでしょ?」と店主から声がかかる。

どれもアンティークと言っていたけど、“透明過ぎない”濁った透過具合がよくて「写真を撮ってもいいですか?」と尋ねると「どうぞ!」と笑顔で返してくれる。

一つあれば、部屋が華やかになると思ったけど「ミニマリスト」を標榜してるから、“モノは持たない”とガマン。鑑賞だけで満足させる。


とにかく外国人が多くて、欧米やアジア系の言語が多く、古民具や皿、置物、古布などに「テンサウザント!(10000円)」など、現金が飛び交ってた。

店主さんも英語を話す人を多く見かけて、そのことを家族に伝えると「そりゃ、そーだよ。だって、店主さんは(仕入れる)バイヤーでもあるから話せないとね。」と。

想像力が足りませんでした。

2022年10月24日月曜日

三宝の松ぼっくり。


「こんな大きな松ぼっくり、初めて見ます。」「これな、遊行寺って知ってる?箱根駅伝で出てくる有名な坂がある寺だよ」「へー」「今、調べてみな(と、スマホで検索を促される)」検索すると「箱根駅伝に出てくる急坂のある寺として有名」のよう。

「ココの松葉は二又ではなく三又なんだよ。珍しいよ!そして、松ぼっくりは“三宝の松”のモノで滅多に実らないんだよ」「三又・・・三宝の松・・・」「遊行寺って言えば時宗で有名なお寺だよ。一遍上人の・・・」

「松山にもあるだろ、時宗のお寺が・・・」「宝厳寺ですか?」「そう!宝厳寺」「兄さん、よく知ってるね?檀家?」「いえ、違います。」「まぁ、そこが縁の松ぼっくり。こんな大きいのは本当に珍しいよ」「ですよね?ビックリしました(と、ココ大付属学園で見てきたから、その規格外の大きさがわかる)」「ちなみに、おいくらですか?」「1500円と言いたい所だけど、1000円でどう?」

おじさんが遊行寺で拾ったという三宝の松(三宝とは「仏・法・僧」とのこと)の木から落ちた松ぼっくりがエピソード付で1000円!「いいかな・・・」とやんわり断る。おじさんも売れる気がしなかったようで笑顔。

ココは日本最大級の骨董市「大江戸骨董市」。店主と会話するだけでも十分に楽しめる。品やエピソードを信じるか信じないかはアナタ次第。