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2025年3月20日木曜日

誰か報告のDX化を!


想像してほしい。53歳のオジさんが、年に一回、小さいピンク色のテプラで、チマチマとラベルづくりをしている姿を・・・。泣けてくる。

10年以上前のテプラなので、今のようにPC連動もなく、直接入力、ローマ字入力できてもカタカナやアルファベットは、その都度モードを変えなければならず、でも1年に一回なので、毎年使い方を忘れては説明書を読むなどで時間をロスする。
使いずらいので買い替え?と思っても1年に一回しか使わないから、終えたら“フタをするように”片付けて終わり。

そもそも!こんな1年に一回しかしない「報告のDX化ってできませんかね?」と先日の会議で言ってしまった。

ホント、これだけDX(デジタルトランスフォーメーション/デジタル技術による変革)が求められて進んでいる中で「報告書作成&提出」は取り残されてるんじゃないの?と・・・。

もちろん、報告書自体はデジタル化されているから作成や保管などは便利だけど、結局、それらを「ファイルに綴じないといけないから」「関係者へ製本しないといけなくて」「CD-ROMに焼かないといけなくて」など、結局、アナログに戻してしまう慣例ってどうなの?

これまでの報告書は過去として仕方がないけど、紙でしか安心しない風土&制度に困ってる。(この先も見るの?)と勘ぐったりしてしまう。
でも、これでも両面印刷が認められたのはいい方だし、文字ポイントの指定もなくなった。

そこへプリンターの不具合発生。
黒インクがなくなったと思ったらシアンがなくなり、イエローと立て続けになくなった。写真やグラフがあるからカラー印刷で500枚ほど刷ったものね・・・。

報告のDX化。オンラインの所定場所に格納して、必要な人が必要な時にアクセスして更新されたら記録が残り常にアップデートされる・・・でいいと思うんだけど。

2025年2月6日木曜日

物申す!


この悶々とした行き場のない感情をどう処理したらいいのか分からずしたためる。

バラエティ番組とYoutuberのコンテンツにもはや差も垣根もなく、「注目(≒視聴率/再生回数)があればいい。そのためには際どい内容もアリ」みたいな風潮を感じる?
どうなの?

「街中でドローンレースできますか?」「屋内ですか?」「いいえ、商店街でできますか?」「飛行エリアを囲むんですか?大掛かりになりそうですが。」「予算がないんです。」「どうやってしようとお考えですか?」「それを聞こうと思って」「・・・。」

「〇〇などで大型車を走らせて運転技術を競わせようと思っています。」「誰が運転するんですか?」「〇〇さんです。」「その人達は撮影当日、仕事を休んで収録に出ないといけないんですか?」「そうなりますね。」「休業手当とか出すのですか?」「考えていませんでした。」「・・・。」

「プロを一般人に紛らわせて驚かせたいです。」「ドッキリですか?」「まぁ、そんな感じです。」「どんなドッキリですか?」「〇〇したいです。」「ダメです!そんなコトして真似する人が出たらどうするんですか?」「やっぱりダメですか?」「分かってて言うのはやめてください。」

危険(≒事故や怪我、ハプニング)を伴う番組で視聴者は笑うのかな?面白いと思うのかな?
撮影協力者に相談する以前にダメでしょ?地域にとって何のメリットもないし、大方、振る舞いや対応を笑って過ごす程度でしょ?(と勝手に思ってます。)
こういう番組にスポンサードしてる企業にも(そんなんでいいんですかね?)と言いたくなる。

それとも私が頑固になってしまい、老害化してしまったのだろうか?
愛媛はこういう撮影も望んでいるのかな?
旅番組とか来ないかな、訪れたい!という景色をたくさん紹介したい。

2025年1月27日月曜日

スキルアップの目的。


全国ロケ地フェアの翌日は「スキルアップセミナー」。
この先も撮影は無くならないし(逆に増える予想)、するとフィルム・コミッションもこの先、なくならないはず。

でも、時の政権や経済、社会のニーズや可能性の高まりでフィルム・コミッションが担う範囲や深さは広がる&深まる一方(それが良いのか?悪いのか?は正直分からない)。
でも必要とされているなら、応えよう!がジャパンFC理事長という立場。

なので、そのためには【スキルアップ(=知識や技術を高め、ノウハウなどを共有し研鑽するコト)】が必要で、年に数回の研修、講座、セミナーを実施。

とは言え、ジャパンFCに加盟する130のフィルム・コミッションは母体も設立目的も違うので、普遍的なテーマ「海外作品誘致」「撮影支援環境向上」「支援作品活用」に分かれていただき、さらに小グループ化して、計16グループで具体的に検討してもらう。

皆んなが自分の経験などを話すことで、共感や相違による気づきが生まれ、話題は加速していく。性別や年齢、組織や職位、経験などが違っても同じフィルム・コミッションなので話が弾むのが特徴で、そんな雰囲気を束ねるのが私の役目。

計16グループからの発表を要約して模造紙にまとめ、他グループの検討内容を共有し終わったのはいいコトなんだけど、そこへブッこまれた(いや、私がぶっ込んだ)のが、「フィルム・コミッションとして適切な知識や対応を学び合い、現場で反映させているにもかかわらず、制作側の不誠実な対応には辟易する。」という内容。

一所懸命に学んでも、起きてしまう制作側の問題。
泣き寝入りしないためにもフィルム・コミッションのスキルアップは必須。

2025年1月4日土曜日

独り言。

内容と関係ない、2万歩の消費カロリーをコメダでチャージ。

うーむ。事件の再現映像撮影は、地域の活性やPRにつながるのか?と言われたら「NO」としか言いようがない。

それも自然現象なら検討の余地はあるかもしれないけど、完全な人災、悲惨な事件の場合はフィルム・コミッションは話を聞けても撮影協力をしていただく協力者&関係者はNOと言うのは1,000%分かる。
手持ちの資源の印象をわざわざ悪くする必要はないから。

かつ、愛媛で起こった事件でもない。
「撮影ができればどこでもOK」という内容だったのでお断りの連絡。
こう言う撮影こそ、バーチャルスタジオ撮影+セット撮影+CG撮影を組み合わせてできないのだろうか?

ロケ撮影だと協力者&関係者のほか、天候や時間などに他人の意向に左右される。スタッフのアゴアシマクラ代などでお金もかかる。
だけど、バーチャルスタジオ撮影+セット撮影+CG撮影であれば、規模や質などはあるけど、撮影側の調整だけで済む場合がある。実景だけならフィルム・コミッションに頼らずとも撮影できる。

(そもそも、そういう撮影は本当に必要か?)という根本的な話もあるかもしれないけど、FCは“そこ”には関与しない。

「ホラー映画はこれまで、イメージが伝えにくかったが、AIを活用することで絵コンテなどの訴求力が格段にアップした。」と書いたのは釜山国際映画祭のピッチ(プレゼン)で思ったこと。

扱う内容はさておき、いわゆるバラエティ番組の撮影は地域にとって扱いにくい時があるのが事実。「(どこでもいいから)撮影さえできればいい。」では協力しにくいのよね・・・。
地域を疲弊させる安売りはできない。

2024年9月8日日曜日

ピカソの30秒。


色々なバージョン(市場バージョン、カフェバージョンなど)があるけど「ピカソの30秒」の小話は有名。

ピカソが市場を歩いていると、ある婦人に呼び止められた。彼女はピカソの大ファンで、絵を描いて欲しいという。

快諾したピカソは、サラサラと絵を描き上げた。婦人は喜び、いくらで絵を譲ってもらえるか尋ねると、ピカソはこう言った。

「100万ドルです。」

婦人は驚き、高すぎると言った。たった30秒で描いた絵が、どうして100万ドルもするのか尋ねた。するとピカソはこう答えた。

「いいえ、30秒ではありません。私は、これまでに30年もの研鑽を積んできました。だから、この絵を描くのにかかった時間は、30年と30秒なのです。」

を思い出させる出来事が3つ。
(1)「講座+ワークショップをしてほしい。」と言う依頼。だけど謝金はなく、交通費+宿泊費の実費のみ。
丁重にお断りしたのは、資料づくりなどの準備に対して
考慮が全くされてなかったから。


(2)「ぜひ!お会いしたい!」と、言われたもののスケジュールが合わず、お断りしても懇願されたのでお会いすると、相談という切り口の営業先の情報提供依頼だったので丁重にお断り。

(3)「ぜひ!会ってほしい!」と知人の紹介で会ってみると、私に用事ではなくココ大の市民先生をゴッソリ紹介して欲しいとのことだったので丁重にお断り。

残念の一言。楽して得ようという魂胆を感じてしまい、ピカソの30秒を思い出してしまう。

2024年7月29日月曜日

独り言。


「踊りが好きなので将来はダンサーになって、テーマパークなどで活躍したい。」
と夢を語ってくれた若者。

「将来は映画監督になりたい。」と語ってくれたものの、卒業後のキャリアパスをどう描いたらいいか悩む若者。

「古着屋のバイヤーになって海外で仕入れをしたい。」と得意の語学を活かしたいと語ってくれた若者。

「これまで培った経験を活かして、残りの人生を充実させたい。」と、本人も自分の心境変化に驚いていた50代。

就職説明会などでは出会いにくい職種/未来だけど、「絶対になれるよ!できるよ!」と、後押しは私の使命と思っていて、自身の夢を他人に語れるって素晴らしい!となる。

そもそも、他人の私に語ってくれた理由は何か(≒口に出すことで決意、話すことでイメージ化など)を思ってのことと察する
。夢を聞いてエネルギーがチャージされる52歳。

「理念(≒描く未来)で生活はできません。」と言って去ったスタッフがいたけど、「描く未来がない生活は味気ない。」とも思う。

時流というか話題、多数派に乗るのもいいけど、パッ!と取り上げられたモノコトは、パッ!と消えるしまう傾向があることを忘れてはいけない。

時に時流やメインストリームに抗いながらも、自身が描く未来を信じている人へ叶えて欲しいとエール。
こういう人たちは少数派だから支援の手が届かない・・・でもとても重要と思った朝。

2024年6月13日木曜日

どう逃げればいいのか?


ごくごく私見。水原一平氏の横領事件があった直後に「映画化される」と知り、なんでもかんでもコンテンツなんだな・・・と思ったのを思い出した件。

ブラックベリーと言えばオバマ元大統領も使ってたスマホで、シェアは一時45%!というベンチャーの雄。iPhoneの出る数年前の話。
日本ではイマイチだったけど北米では一世を風靡したのを知っていて、その栄枯必衰の様子を映画にしたのが、そのまんま「ブラックベリー」。

最初から最後まで終始、傲慢な一人(嫌な奴)が掻き乱す展開だったけど、こんな人間(虚栄心の塊)が本当にいるんだ!?と同じ人間なのに驚く。
「共同CEO」という名義が運命を左右する話で実話だから、ヘッーと思うしかないけど、人ってコンプレックスに弱いのかな・・・と思ったのは先日の理事たちとの会話にも同じような内容があったから。

こんな奴がいる組織からは逃げた方がいいけど、なかなか逃げられないのが現実。
組織にいなくても、取引先の担当者がこんな奴だったら一回きりにした方がいいし、そんな奴を雇用してる会社のイメージも悪くなるの確定。

以前見た「THE LAST DAYS OF LEHMAN BROTHERS(リーマンブラザーズの最後の4日間)」も同じ類の作品だけど、人から逃げればいいのか?組織から逃げればいいのか?
「マネー・ショート」のような痛快作品があることも添える。

2024年6月12日水曜日

問題提起。


「その映画、私が観たんです。」と教えてくれた学生。
学生に「推しの一本を教えてください。」と投げたのは先日。色々な作品が挙がったけど、無記名で書いてもらったので誰の推薦なのか分からず。でも作品を褒めてたら、その言葉。

「いい作品を観てるね、どこで観たの?」など色々尋ねると、恥ずかしそうにしながらも説明してくれる学生。察するに嬉しかったんだろうな。大作も好きだけど、問題提起やメッセージのある作品も好き。

「映画って、時代の鏡(≒世の中の今を映し出してる)と思うんだよね。だから、たくさん観ると世相(≒世の中に必要なもの)が分かっていいと思うんだよね。」と伝えた理由は映画館で映画を観る学生が40%と予想よりも多く、1ヶ月以内に映画館で映画を観たのも40%、うち年間鑑賞本数が5本以内が70%、6本以上が20%という結果が嬉しかったから。
ネット配信にも加入してるけど、どうやら“それはそれ、これはこれ”と別物のよう。

そもそも論、制作者は誰かに観てもらいたくて映画を作ってるわけで、でもその誰かは作り手の予想通りだったり、予想外だったり。

「何を観るのも私の自由でしょ!」だけど、日本では2023年に676本の映画が公開されていて、選択肢がメチャ多いのはいいことだけど、そのうち90%以上(600本以上)の作品名を知らないって、作品との出会いが失われているわけで、これこそ問題提起かもしれない。

2024年6月6日木曜日

これも役目。


制作資金の調達が事前にできず、地域で集められるだろうと、フィルム・コミッションの名を使い、相手に“行政のお墨付き”と勘違いさせる言動に、詐欺のようだと「ストップ!」をかけて撮影支援を中断したら暴言をはかれたのは20年以上前。

まだ駆け出しのフィルム・コミッショナーに対して、相手は百戦錬磨の怪しいプロデューサー。
ボロクソに言われたけど、地域に害がおよばず本当によかった。

でも一種のトラウマ経験で、お金(制作費)の話が出ると「資金調達にメドがついたら撮影開始でしょうか」と、ド正論を言う私は一部のプロデューサーからは煙たがられてる。
でも地域を守るのもFCの役割ですから。

ある日、「同席してほしい。」との相談で部屋に行くと某者たちがいて(この状況はナニ?)と勘ぐると、やっぱり制作資金の話。でも直接的な調達ではなく「話に乗ってくれる所を紹介して欲しい。」と間接的なのは相手も事情が分かってるから。
終了後、「あんな話はあり得ない!」と一蹴したけど、案の定、話はまとまらず頓挫。

推測するに「フィルム・コミッションを通すと、色々と面倒(厄介)だから、通さず話そう。」だったかもしれないけど、話の聞き手はFCが絡んでいると想像することが多く、全く知らない所で“そんな話”になっていると後で知る。
でも、結局、回り回って話は届くのだから怪しい話はやめて欲しい。

そもそも、浮いては沈み、沈んでは浮くを繰り返す作品は“何か”が怪しいのだ。

2024年5月21日火曜日

おじさんの行方。


オジサン(中高年)の居場所が求められていると思った件。
若者や女性の孤独が問題視されているのに対して「望まない孤独に陥った男性が支援を求める声をあげにくい風潮」とのこと。
その背景には「孤独は男の勲章」など“有害な男性像”、”無意味は自己責任論”などがあるらしい。
孤独は世界でも共通の課題で、英国では2018年に孤独を現代の伝染病と捉えて「孤独問題担当国務大臣」が設置された(しかし2021年に廃止)。

それまで会社で頑張ることが家庭や地域に携わらなくても“うやむや”にできる理由だったのに、働き方改革や価値観、人生100年時代などで翻弄され、それまで培った振る舞いをしても空回りして孤立感を深めてしまう・・・なんて。

先日の堀江港青空市ではオヤジの会、ライヴ・アースではいつも仲睦まじい夫婦、他でもおじさん達が出店&販売していて、そういう場所や機会に参加してる人は(地域や社会と繋がっているから)まだいい。
必ずしも外に出て交流しないといけないか?と言うと、そうではなく、今はVRも繋がるツールの一つになった。

問題なのは「気づいてないオジサン」で、誰も教えてあげないから外へ放り出されても、居場所を荒らしたり、指摘することが役目と誤解して敬遠されたり、オジサンも“なりたくて孤独になったのではないのに・・・”という感じ。
オジサンも地域の貴重なリソース。と、老害にならないよう、自分に言い聞かせる。

2024年5月18日土曜日

古今東西普遍的なこと。


「〇〇の撮影が決まりました。」と制作会社から連絡が入る。「ありがとうございます!」のお礼になったけど、撮影しても諸事情で「お蔵入り」もあるのがご時世。
どうか放映されますように!連絡ありがとうございました。

で、思い出す。「そう言えば〇〇の撮影はどうなった?」と、4月に撮影予定だったけど、その後何の連絡もない案件。担当者に連絡すると「スミマセン・・・今回は別の所で撮影しました。」と報告を忘れていたとのこと。

相談する時は“藁をもすがりつくような”依頼なのに、自分たちの事情の時はそっけない。
制作会社よ!人材育成だよ!報連相だよ!自分たちで自分たちの首を絞めてないか?

先日の撮影相談では島を紹介したけど、撮影隊は機材が濡れたり移動手段の心配から、敬遠されてしまった。でも、その一方で島でしか撮影できないので!と言う撮影もあるから、やはり島は貴重な資源なんだなと。

話を戻して、報連相は古今東西普遍的なこと。報告・連絡・相談の定義や順番などは関係なく、一連のやりとりを始めたらキチンと終わらせて欲しいが願い。

だからか冒頭のようにフツーのことなんだけど、丁寧に連絡して更に放送日が分かったら教えてくれるまで連絡してくれることに感激してしまったり。
業界特有の常識や慣例が世間一般と同じようになりますように!

2024年5月16日木曜日

キレイの裏側で。


18:30にアパートを出発、松山城古町道をあがり10分ほどで乾門に到着。すでに夕陽は辺りを赤く照らしていて山頂広場に到着する頃には日没数分前。ヒーヒー言いながら上がったので息を整えたら既に18:58、日没3分前で慌てて写真を撮ったら、とても素敵な写真になった。

夕焼けから空に向かって青いグラデーションは肉眼で見た方が圧倒的にキレイ。海上に停泊するタンカーなどもハッキリ見えた。

この時間帯は、松山城天守閣もリフトもロープウェイも全て営業を終了してるから、観光客はおらず地元民や高校生カップルなどが思い思いのスタイルで“まったり”な夕焼けショーを楽しんでいて、その仲間入り。
そして、この界隈に住みついてる猫ちゃんも“我関せず”で歩いていたり。

猫ちゃんと言えば、松山城の管理者に「猫ちゃん達にエサをあげてる人たちは公式な方なんですか?」と尋ねたら「いいえ、違います。勝手にエサを上げてる人たちです。」「止めてください、と言えないんですか?」「あの人たちは聞く耳もたずで、ずっと無視されてます。」「ご自分で飼えばいいのにね」となる。

関係者は毎日、営業前にあちこちの糞処理をしているのを知ってるのだろうか?(避妊処理も松山城が負担してるとのこと)

ルールというかマナーというかモラルというか、当たり前に楽しめている裏では表に出ないサービスがあってこそ。独りよがりな迷惑をかけるのはやめよう。

2024年5月1日水曜日

言わせてバラエティ。


至極個人の意見です。先日、愛媛県でも撮影&放映されたバラエティ番組のトラブル露呈は、間接的にフィルム・コミッションにも悪影響があって真摯に受け止める。

ああいう番組は、フィルム・コミッションに撮影相談はしない(その理由は手続きなどが間に合わないから)。
でも撮影相談が来る時もあって、ただそんな時は現場で何か問題が発生した時(例:宿がない、モノがない、誰か紹介してくれなど状況説明もなく、時間を問わず連絡してきたことも)。
都合がいいと言うか、問題がなければ連絡はしてこない。

そして、撮影交渉をタレントがする場面があるけど、何の前ぶりもなく突然現れるタレントに多くの人は喜ぶけど、困る・嫌がる人もいることを考えず、勢いで圧倒する雰囲気は考えもの。

と、言うのもその場の雰囲気もあり、撮影はできたとしても、撮影隊が帰った後は「もう二度と撮影に来てほしくない!」と地域に思われたら、そこではもう撮影はできない。
でも、撮影隊は、そんなコト知ったこっちゃないと撮影さえ終えれば関係ないとどこ吹く風。

演出的にハプニングもコンテンツの一つとして“おいしい”と思われたら困りもの。
散歩から始まり、自転車、バス、バイクなど地域をブラブラする企画(撮影)は地域目線で面白いんだけど、地域に無意識の負担を強いてることを忘れて欲しくないな・・・と私見。

巷に流れる「制作費が安く済むから“この手”の番組が増えている。」と言う噂は真偽不明。

2024年2月8日木曜日

リアル現場。


「周知するならウチの地域は爺ちゃん、婆ちゃんが多いから回覧板に挟むのが有効です。」
「回覧板か・・・確かに一軒一軒回りますよね。でも印刷費やデザインが発生しますよ。」
「(誰と特定せず)ワードで作ってもらいましょうよ。簡単でしょう。」と、言う本人は作らない。
「でも、若者にも来て欲しいからSNSの発信も必要と思います。Instagramとか・・・。」
「そうだな。若い人は回覧板を見ないね。すると両方必要?」
「いやいや、印刷して配布、ネットでも宣伝って、そんな予算も時間もある?」と、正論っぽい言う本人は何もしない。
「予算はありません。印刷と言うかコピーならできますが・・・。」
「せっかく作るのにコピーはマズいでしょう。」と言う本人は何もしない言うだけ。
「でも、以前の告知はコピーでしたよ。」
「・・・。」
「シニアと若者の両方に来てもらうのではなくて、片方に周知を振り切ったら?」
「そこ!?話を最初に戻すの!?」と、これまでの検討を台無しにする人。
「新聞の折込チラシとして配るのはどう?」
「折込は一枚3円〜4円ぐらい必要だよ。予算ないって言ってたよ。」
「・・・。」
「お金をかけないとすれば、ワードでチラシを作ってコピーして回覧板に挟むのと、SNSにアップしてシェアが現実的かな。」
「そもそも、知ってもらいたいのに、“そこ”に予算をかけないって問題あるよね?」
「まぁ、私たちが言い出しじゃないからね。分からない。」

延々に続く話。
20年後の私は70代になりチラシよりもデジタルの方が扱いやすく、手のひら上で開く「デジタルチラシ」なんてサイバーなモノができてるかもしれない。
すると今は過渡期か?

2024年1月27日土曜日

闇。


企業の倒産についてあれこれそれなど綴ってきたけど、2023年の一年間に愛媛県内で1,000万円以上の負債を抱えて倒産した企業数は52件。
前年より15件多く、過去5年間では最多、過去10年では2番目に多い倒産数。負債総額の225億円も過去10年で2番目に多いとのこと。

業種はサービス業が16件、建設業と卸売業がそれぞれ9件、製造業と小売業がそれぞれ7件。

コロナ禍に企業の資金を支えてきた実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」の返済が本格化したから、2024年は返済が追いつかず、倒産件数は過去最多になるという予想。

こういう状況になるのは分かっていたこと。
ココ大の経営を心配して金策の相談はあったけど丁重にお断りして、月30万円の返済を続けて完済したのは2023年の話。
踏ん張ったことで、無借金経営になり負担ゼロ、ストレスフリーで軽やな経営になった。

そんな傍で「給料の支払いが遅れて・・・」「(勤め先が怪しいので)3月で退職します。」などの話が聞こえ始め、一緒に仕事してた人は何の連絡もナシに突然辞職してたし、契約満了などで働きたいのに辞めざるを得ない人もいたり・・・。

そこへ今度は「人手不足」で人が回せないという話も。
どういうこと?となる。
今後、更に人手が少なくなるのに、辞める・辞めざるを得ない人が多いと感じる不都合な真実。

2023年12月23日土曜日

何が何だか矛盾。


東京商工リサーチによると2023年1月から9月に倒産したテレビ制作会社の数は14社で、この数は前年比2.3倍で、過去10年で最悪の倒産数とのこと。
これまでは2018年の13件で倒産会社の80%は資金が1,000万円未満の小規模事業者と追記。

愛媛で撮影予定だった作品の制作会社が倒産した話に驚いたし、愛媛出身の制作担当などをしていた方は帰郷した。

映画やテレビの他に配信作品、ネット配信までチャンネルが広がり、仕事は多くなる一方で、一本あたりの制作費は下がり、ジリ貧で回らなくなるパターン。

ジャパンFCの研修でも制作現場は人手不足が顕著で、少ない人数を作品同士で取り合っていると報告があり、負の連鎖というか歯車が噛み合わなくなっている感じ。
でも、作品は増えてる摩訶不思議。

その一方で4K8K衛星放送の普及推進に取り組む「A-PAB」の調査では、全国47都道府県の20代-60代の老若男女計5,000のサンプルから導き出された結果は「テレビ放送はあった方がよい」は70%、残り30%は「不要」と推察。

若年層では「テレビを持ってない」の割合が増えているとのことで、「若年層でテレビ離れが推察される」とのこと。私もテレビを持ってなかった・・・。

倒産数は今後も増えると予測されるのに作品は増加傾向、でも視聴者は減少傾向。
これを矛盾と言わずに何を矛盾というのか?という感じ。

2023年11月30日木曜日

古い≠汚い。


ゲストハウスと言えば、ホテルの代わり程度と思っていて、関心のない分野だったのは確か。ただ海外旅では検討マストで、今夏のフィレンツェでも利用したばかり。
愛媛県内では鬼北町の「Warmth」、弓削島の「民宿中塚」、今回の佐島「汐見の家」「ねぎねぎ」しか記憶がない。
実はゲストハウス・民泊とは言えない公民館泊、体育館泊などの方が圧倒的に多い過去。

そして「ゲストハウスみちしお」さんにも話を聞いて、魅力や可能性を感じる一方で驚きを感じたのが率直な感想。
ゲストハウスの利用目的を察すると「ゲストハウスの特徴である一期一会」という出会いに価値を見出す人もいれば、「ホテルよりも安いから」と値段に価値に見出す人もいる。
人それぞれだけど「ホテルより安いから」は、比較から入っているから判断のモノサシが、GIVE&TAKE(コスパ)に見合ってるか?になりやすい。

そもそも、ゲストハウス≒民泊だから、ホテルとサービスなどを比べること自体がナンセンスと思うのはさておき、「経年劣化などの古さ≠汚い」では無いと記しておく。
一方で一期一会というワクワクとドキドキが入り混じる場合は総じて満足感を得ることが多く、ホストとゲストの関係性が成立するとファンというリピーターになる可能性大。

どこに泊まったか自慢で「廃校の保健室、ストレッチャーで寝たことがあります。」は、別次元の話(笑)

2023年11月14日火曜日

やれやれ。


もしも、話した人が「実は怪しい(危ない)人」だったら・・・という話。深刻と言えば深刻だし、深刻じゃないと思えばそうだろうし、うーむという感じ。
何気なく話していたら相手が「えっ!」と渋い顔をしながら顔を伏せたので「なに?どうしたの?何か気に障った?」と気分を害したかと思い謝ろうとしたら、“そんな話題”になり、気をつけた方がいいとアドバイスを受ける。

人に会うのも仕事だから、会う人全員の真の素性までは分からず。第一印象で分かることもあるんだけどな・・・。
そもそも、2回目以降も会う人とは、いづれ素性は分かる“はず”なので気にしてないと言えばそうだけど。
そんな中でも【自社の悪口を言う人】【同僚の悪口を言う人】との二度目はない。自分の時間をそんな人のために費やせない。

先日【問い合わせ時点から制作資金の相談をする人は怪しい】【他FCの支援内容などを引き合いする人は怪しい】と、最前線で活躍中のプロデューサーを前に喋ってしまったら「それは本当です。」と、変なお墨付きをもらってしまう(笑)。
過去に愛媛県でも映画の制作費を集めようとして相談してきたプロデューサーがいたけど、断ったら罵倒されたっけ。やれやれ。

2023年8月10日木曜日

何かがズレてないかな・・・。


インチキ先生はこれまで「キーホルダー」になったり、「習字の題材」になったりしたけど、今度は「ポスター」に登場する。
子ども達の夏休みの宿題の一つ「ポスターづくり」。絵を描くのが得意な子もいれば、不得意な子もいて、構想、題材選び、構図などに苦労する子ども達多し。

すると(本来なら喜んで絵筆を運び、色を選び、描く楽しさを得る機会なはずなのに、どうして描くことが苦痛になってしまうんだろう?)と感じてしまう。
*とてもとても個人的な感想です。
あるべき姿と現状が乖離していると思うと、一体誰のためのポスターづくり何だろう?と。苦痛を乗り越えた先の達成感(≒精神論)だったら不要と思う。*個人的見解です。

そう思わせるのは、自分が描きたいものは率先して描く子が多いから。
ポスターづくりでは苦労していた構想、題材選び、構図などが自由に絵を描く時は驚くほどの画力を発揮するから、方向性なのか、目的や狙いなのか、手段なのか、何かがズレてないかな・・・と。

心配になったのは、子ども達の想像力や創造力が大人が求める内容に合わせたモノにならないように・・・ということ。それは大人のエゴでしかない。

2023年7月28日金曜日

大丈夫か?バラエティ番組!


どこか美味しいラーメン屋を紹介してもらえないですか?しかし、紹介してもらっても必ずしも取り上げるとは限りません。新しい店が希望です。」「!?」「あくまでも取材であり、情報の裏どりです。」「!?!?」
ココまであからさまに、リサーチ会社から横柄な依頼を受けるのは久しぶり。番組は某局の特番だけど、自分たちで調べることを放棄した番組に良い内容はないので丁重にお断り。

どこかで土を掘ってもらいたいのですが・・・」「私がですか?」「はい、ダメなら掘ってもらえる人を紹介してください。」「どうして、あなたが堀りに来ないのですか?」「スケジュールが合わなくて・・・」。「ロケハンもされないんですか?」「はい、スケジュールが・・・。」
スケジュールが合わないなら撮影なんてダメ!どららもリサーチ会社の相談だけど、リサーチ費用をテレビ局から預かってるのだから、適切に使って!

隣県で撮影するので、仕掛人を愛媛県から調達したくて手配できますか?」「えっ!?どういう意味ですか?」「発注したいんです。」「えっ!?そんな人いませんけど・・・。」「愛媛のFCさんでは、してないんですか?」「何をですか?」「エキストラさんの手配です。」「いいえ、してません。」「そうですか・・・ガチャ。」
制作会社の方々は社内教育をキチンとしてほしい。大丈夫か?バラエティ番組!