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2025年11月1日土曜日

ただいま、松山。

朝散歩の水面

2週間ぶりに松山/愛媛に戻る。
松山の気温は最高気温が20度と涼しく、朝散歩の“出だし”は寒く、日の出前だから辺りは暗さが深い。

道路に捨てゴミは少ないし、道路は舗装されているから歩きやすいし、横断歩道を歩いていてもバイクや車は突っ込んでこない(笑)。横断歩道を緊張して歩くこともない。
ICカードでピッ!とタッチすれば交通も買い物も精算完了だし、買い物途中に洋服を掴まれることもないし、整然とした街並みは静かで穏やか。水も安心して蛇口から飲める。

並行世界として、ココナッツの実をナタでガッガッ!と切ってズボッ!と開けた穴にストローを入れて売っていたり、屋台で売っているバインミーのフランスパンはメチャ美味しかったり、日本では珍しいドラゴンフルーツ、スターフルーツ、ライチ、ベトナム版グレープフルーツなどは激安で美味しい。

(たぶん)日本と比べると加工食品が少ない?から、肉は肉!魚は魚!エビはエビ!野菜は野菜!麺は麺!と、シンプルかつダイナミックな気がした。商品を手に取り、原材料を見ても記載数が少なかった(のは、表記のガイドラインが違うのかな?)

そして、人との距離は問答無用に近くて、熱量も高く、生きてる!という実感は得やすい。

松山/愛媛 or ホーチミン/ベトナムなどの無意味な話はナシ。
どちらにも良い所、困った所はあるし、それらを含めて暮らしているし、訪れている。

「国内外の旅に何を求めているいるの?」と質問されたら「ヒリヒリ&ハラハラ(=想像/予想しない出来事への乗り越え達成感)を得たい。」は、お約束の答え。

だから「離れて分かる地域の良さ」という言葉があるけど、旅の醍醐味は各地を訪れて、地元の良さなどを再認識できる点。

2025年の海外旅は終了。当分は松山/愛媛の魅力を噛み締める。

2025年10月29日水曜日

私流旅ハック。

残ったお金はお菓子で精算。さらに残りは寄付

旅は、これまでに培った「旅ハック」を活かす時。

(1)一つ。
相棒の57Lバッグ一つ。この中に入る分だけ持っていく。
だから2つ目のバッグはないし、そもそもコロコロの付いたキャリーケースは片手が塞がるので苦手。
海外の時はウェストポーチを斜めがけしてパスポート、財布などの貴重品を入れてGO!

(2)軽量化。
荷物の軽量化は正義。
服でもバッグでもパッカブル(折りたたみ&コンパクト)を重宝。
するとアウトドアメーカーに辿り着き、雨風や防寒に役立つ。
折り畳み傘も必需品なので、小さく軽量な品を持っていったら、旅先で羨望の眼差しにあい、差し上げてしまった過去アリ。

(3)捨てる。
帰りは行きに比べてお土産などで荷物量が増える&重くなる。
バッグ一つだからスペースに限りがある。最近は圧縮機能がある収納袋もあるけど、物理的に荷物量を減らすには「処分してOKな下着など」が有効。
今回もゴソッと捨てて、そのスペースに土産が入れた。

(4)使い切る。
旅行中の洗濯洗剤、シャンプーが合わない/備わっていない時の日本製シャンプー、おしぼりがなかった時の携帯おしぼりor消毒液は、滞在日数に合わせて持参して使い切る!
ちなみに現地通貨も使い切るようにしていて、今回はギリギリまで使い切り、残る(数十円分)は寄付した。

(5)減らす。
パーティーやドレスコードがない旅なら、洋服は2-3着で着回す。
他に一つ二役の充電器+変換プラグ、3色ボールペン、以前まで圧縮袋を使っていたけど辞めて、透明だから何を入れても一目で中身が分かる、破けても物入れ、ズタズタになれば最後は捨てればいいジプロックが重宝、用途が何通りもある使い方も正義!

ネックピローは必需品と思っていたけど、かさばるので最近は出番ナシ。
余談:写真のマカデミアナッツはチョココーティングと思って買ったのに、中身は単に塩味のマカデミアナッツで、パッケージに勘違いしてしまった・・・。

2025年10月5日日曜日

公開返答。決算!御代田町ワーケーション。

決算は0円ということで。

「で、結局、いくらかかったの?」と、今回の御代田町へのワーケーション費用について、複数から質問が寄せられたので公開返答。

支払い額は・・・。
松山↔︎羽田往復航空券=52,000円
新宿↔︎御代田駅往復高速バス=5,800円(2,900円×2)
宿泊費=7,000円(前泊)
宿泊費=41,000円(晴れたらいいね)
滞在費=10,800円(18,00円/日×6日間)
その他=東京宅から羽田、新宿などへの交通費=3,200円
【合計】119,800円

ここから・・・。
松山↔︎羽田往復航空券=52,000円←eJALポイントを使い0円。
新宿↔︎御代田駅往復高速バス=5,800円(2900円×2)←楽天ポイントを使い0円。
宿泊費=7,000円←楽天ポイントを使い1,000円。
宿泊費=41,000円←3万円の補助が出て11,000円。
滞在費=10,800円←そのまま10,800円
その他=そのまま3,200円
【実質】26,000円

そして・・・。
トップリバーからの謝礼→9,500円
浅間国際フォトフェスティバルからの謝礼→16,500円
【合計】26,000円

【最終合計】0円(数字は丸くしてるから±1,000円)

ワーケーションへ行かなくとも日常生活はおくるわけで、そこに発生する費用と同額で、同じ時間だったにもかかわらず、濃く過ごせるなら・・・と考えるでしょ?が持論。

ポイント(JAL、楽天)の威力&効果って、こういう時に発揮できる!とアピールしたい。

2025年10月3日金曜日

日常に戻る。

アートっぽい写真、ロケハン写真にはならない。

10日ぶりに松山に帰ってきたら「秋」だった。
窓を全開に寝ていたら涼風に目が覚めて時刻は5時前。朝散歩の再開!と思ったものの辺りは真っ暗。

お堀を歩いていると、朝陽が出る前の明るさが水面を照らして(キレイだなー!)とパチリ。
浅間国際フォトフェスティバルでの感性を引きずってた(笑)アーティスト気分。

5,000歩歩いて、アパートに戻ると朝食がないことに気づき、御代田町では前日にスーパーに寄ってくれていたから調達できていたけど、松山では自分しかいないと痛感。インスタントラーメンすすって朝食終了。

10日分の郵便物を整理。
以前、大切な書類をチラシなどと共に破棄した経験があり、確実にチェックするも90%はゴミ。申請した減免が決定したり、還付金があったり、残り10%は良いお知らせ!

精算。改めて金額を確認すると、特に贅沢などしていないのに予想よりも出費が多かった。
これでもポイントを駆使して抑えたはずなんだけど、やはり軽井沢価格だったのかな?

そこへ電話。
3年間、フィルム・コミッションで一緒だった千葉県の担当者が高知県へ移住するため、今日が出社最終日で、お世話になりましたと。

移住の目的は「子育て」。自身の趣味とも相まって決断。「90分で会いに行けますから!」と声をかけてくれて、エールで返す。

今度はメール。
愛媛大学4回生からで「フィルム・コミッションおよびアニメ作品について」の卒業論文を書くので協力してほしい旨。

私よりも関係者が適任なので、紹介すると「覚えてますか?一昨年に沖縄でお会いしました。」の返信に思い出すと「沖縄フィルム・オフィス」での研修時に「愛媛大学からインターン生です。」と紹介された学生だった!ご縁ですな。

そして、撮影相談メールには「愛媛で打合せがしたい。」と。
愛媛/松山に戻った瞬間、御代田町、ワーケーションでの日々が遠い昔の出来事のようになり、一気に日常に戻る。これでいいんだけど。

2025年10月2日木曜日

ワーケーションの醍醐味/注意点。

「損得勘定じゃないよ」と顔に見えた影。

コロナ禍で一躍、脚光を浴びた?ワーケーションについて。
国内外でワーケーション/ブレンデッドトラベルをしていると、「ワーケーション/ブレンデッドトラベルって、実際の所、メリットありますか?」的な質問などをいただくようになる。

メリット(≒有益性)の感じ方は人それぞれ。
一括りに言えないけど一つ言えるのは【ワーケーション/ブレンデッドトラベルを損得勘定、費用対効果で換算するのはナンセンス】ということ。

とかくパフォーマンス、効率性、生産性などが注目される世の中だけど、ワーケーション/ブレンデッドトラベルをして、手早く儲けようとか、稼ごう!などは無理、できない。
と、言うか“そこ”じゃない。

じゃあ、何のためにワーケーション/ブレンデッドトラベルをするのか?
これも人それぞれで目的が違うから一概に言いにくいけど、これまでの出会いから共通しているのは「旅好き」なこと。旅を通した一期一会が多いかな。

じゃあ、なんで旅好きなの?と深掘りされそうだけど、気分転換も理由だし、訪れた先での出会い&交流、想像すらできない出来事など、ハラハラ&ワクワクしたい。が私の理由。
そんなハラハラ&ワクワク感は、どこにも売ってないから、自ら求めるという感じか。

予想もしていないことが起きるのが旅の醍醐味と思ってるから、訪れた地域と関係人口の一人になるかもしれないし、今は「フィルム・コミッション」「いよココロザシ大学」が自分の天職と思っているけど、出会いなどを通してもしかしたら・・・もあるかもしれない。

幸いワーケーション/ブレンデッドトラベルができる環境なので、「自分に投資」もあるかも。根拠がないけど、復業人材は増えると感じていて、それならば先ずは自分からと言う感じ。

だから、そんなことは損得勘定では考えられないし、費用対効果で考えても答えが出ないのは当たり前。

晴れたらいいね。

泊まった部屋からの眺め、畑が眼下に見える

今回、6泊7日でお世話になった宿「晴れたらいいね!」は標高900m超にあるペンション(松山城よりも高尾山よりも高い!)。

だから涼しい。
当然、クーラーはなく、窓を開ければ涼しい風が入ってくる。私が泊まった部屋からは目の前に畑が見えて、朝5時頃に起きると畑では既に野菜の収穫が始まり、その様子を見るのが楽しかった。

また、部屋には「思い出ノート」が置いてあり、宿泊者の感想が文字やイラストなどで描かれていて、「数年ぶりです。」「〇〇回目の宿泊です。」など、リピーターが多く、その間に子供が成人して巣立ったなどの内容もあり、愛されてる宿なんだな・・・と分かり、私も心地よく過ごせたことを残してきた。

何と言っても、「晴れたらいいね!」が良かったのが「大浴場」。
24時間入り放題、かつ占有風呂なので、仕事から帰ってきて1回、翌朝に1回と1日2回入り、湯船に一人、贅沢に浸れたのは特記事項。

大浴場の特記事項はもう一つあって「洗い場が畳敷」だったこと。
一般的に体を洗う洗い場の床は大理石調が多いけど、畳敷(イグサではなく樹脂製と思ったけど)。だから、滑らないし、クッションもあり膝をついても痛くない!
でも、どうやって清掃してるんだろう?そこだけ分からず不思議だった。

今回は素泊まりだったので「晴れたらいいね!」で食事を一回もしなかったのが悔やまれた。
「思い出ノート」には「料理が美味しかった。」という記述もあり、次回以降の積み残し。

他にも共用だったけど洗濯もできたし、電子レンジも使えたし、部屋は広かったし快適に過ごせた。
ご夫婦お二人で経営されていて、隅々までの配慮に感謝だった6泊7日。

2025年10月1日水曜日

そして17時。

「秋麗(あきうらら)アート写真の結ぶ縁」

ポタリングからMMOP(モップ)に戻ってきたのは16時過ぎ。
MMOP界隈で撮った写真をコラージュする「皆んなで作品化するワークショップ」は、ギリギリ続いていてセーフ!

私たちが撮ったチェキ写真も素材の一つとして提供し、作品化に協力。
ちなみに、チェキもフィルムも富士フィルムからの協賛で提供されたとのことで、ココ大付属学園でも貸してくれないかな・・・と思ったのは言うまでもない。

あーだこーだしていたら時刻は入館最終時刻の16時30分。
私が担当していたイベント館(=アマナコレクション展)は最後のお二人組みが退館されて、誰もいなくなる。

誰もいなくなった館内を改めて見渡して、作品が醸し出す雰囲気の余韻に浸る。
たった3日間だったけど、作品とじっくり向き合うと、色々なアイデアというか考えが思い浮かび、自分でも表現活動をしてみたい・・・と思うも、(本当にできるの?)と自問自答がリフレイン。

交流会の時に小園町長が「(御代田町を活性させるであろう)アイデアはたくさん寄せられるんです。私にもあります。でも、実行できるかは人なんですよ(≒やりきれる実行者の有無次第)。」を思い出す。

ホント、その通り。どんな素晴らしいアイデアでも実行しなければただの想像。ましては「成功するならやる!」「保証があるならする!」など、損得勘定で行動するのは残念過ぎる。

浅間国際フォトフェスティバルを一緒に運営した中には地元の方もいて、その中にフェスを初回から手伝っている金澤さんという方がいて、3日間しか一緒にいなかったのに「はい、どうぞ。」と手渡ししてくれたのが「秋麗(あきうらら) アート写真の 結ぶ縁」という句をくださる。

思っていても行動に移すのは躊躇もあったと思うのに、ご縁を形にしてくださったことに感激して写真に残す。

そして17時になり、私たちの浅間国際フォトフェスティバルの運営は終了。

本州最古のカーリング場。


「御代田町を巡りましょう!」と御代田町担当者のYさん。
実は「浅間国際フォトフェスティバル」では、協賛のBRUNO社から電動自転車を借りていて、その電動自転車でアートライド/ポタリング(≒自転車散歩)も促していて、私たちにも是非体験を!という計らい。大感謝!

Yさん+私たち3人の計4人で最初に向かったのは「龍神の杜公園」。
御代田町には龍伝説があり、実際にその龍が(今も)棲みついている「大沼の池(真楽寺)」を見てきたけど、一年に一度、その龍が目を覚ますのが夏に行われる龍神祭りと言うのだからミステリー。

その後は「雪窓公園」をめぐり、更に進むと聞いていた「本州最古のカーリング場」に到着。
ご当地映画「カーリングの神様」の舞台。


「こんにちは!」とアポなしで入るYさん。
すると「あらっ〜!」と関係者が、突然の訪問にもかかわらず喜んでくださり、中へ案内してくれる。

生まれて初めて見るカーリングの現場。
ガラス向こうの目の前には3レーンあり、そこでは3組がカーリングに興じていて、でも何か見慣れない感じ。
「今は2人制のカーリングでオープンな大会の最中なんですよ。」と、いつの間にか後ろに立っていた男性が教えてくれる。

テレビやオリンピックで見ているカーリングは4人制。
その他に2人制もあり、県内外から高校生から社会人までが大会に参加していて、プレー中の叫び声(なんと言ってるか分からないけど)に(あぁ!聞いたことがあるー!)となる。

詳しいルールを知らなくても見るだけで十分に面白く、つい長居してしまった!

実は今回のポタリングは、「御代田町を写真に撮ってコラージュしましょう!」というワークショップの素材集めも兼ねていて、ワークショップは16時に終了予定!

現在時刻は15:40過ぎ。
「(ワークショップが)続いてますように!」と、アシスト全開でMMOPヘまっしぐら!

2025年9月30日火曜日

アートは常に問う。

サンデル・クースのAI拡張作品

何時間も作品と向き合っていると、(アート/芸術って何だろう?)と色々考えてしまう。
その発端になったのは、「サンデル・クース(1997年オランダ生まれ。ロッテルダムを拠点に活動する写真家。)」という作家の作品。

サンデル・クースの祖父が第二次世界大戦中にインドネシアで生まれたことを知ったものの、曖昧なまま語られなかった祖父の思い出に直面し、1940年-1990年の家族アルバムを元にAIで自らの家族史を拡張させる試みを開始する・・・。

なんだかSF映画のようだけど、強く共感したのは祖父母の生き様は断片的で曖昧にしか知らないことに悶々としていたから。

「父方の曽祖父は日本で最初にバントをした野球選手」「母方の祖母は島津家の家系で、時が時ならば・・・」など、口伝いに教えてもらったことは印象的なことが抜粋されて、職業も生活様式も知らない。だから興味がわきにくい。

知らなくても困らないけど、祖父母がいたからこそ、我が子まで脈々と生を受けてるわけで、サンデル・クースのようにAIで家族史を拡張できれば、意識ももっと変わるかなと。

でも、これはアート/芸術何だろうか?とも思ったり(個人の意見です。)
と、言うのも「森村泰昌」「澤田知子」のポートレート作品(懐かしい!)も展示してあり、好きなアーティストでもあるから「THE アート」と認知できるのだけど、AIを活用した作品も(自分を表現するという点では同じだから)新進気鋭のアートと認知される時代がくるのかな?

もう一つ。
アーティストは自分の表現技法を確立することで「他のアーティスト/作品との差別化」がアイデンティティ(自己同一性)になるから、単にAIの活用ではなく、どうAIを活用するか?が新しい作家性の鍵かもしれないと。

NY時代に課題の制作にジャクソン・ポロックのドリッピングを真似て提出したら、こっぴどく怒られたのを思い出す。

町長参加!

真ん中が小園町長。左が御代田町受入担当者のYさん。

私たちのために御代田町が交流会を企画してくださる。
JA跡地を改装したオシャレなカフェ件コミュニティスペースで、運営されているオーナーも移住者。

会場に到着すると既に10人ほどがいて、総勢15名ほどの交流会がスタート。
でも、誰が誰だか分からないまま、私たちから自己紹介。
すると、以下のようなコトが分かった。

今回のプログラムの御代田町受入担当のYさんもKさんも移住者。
今回のプログラムを企画したサゴジョーのSさんも移住者。
交流会会場まで車を出してくれたHさんも移住者。
参加者の中には地域おこし協力隊が2名いて、当然、その2名も移住者。
一緒に浅間国際フォトフェスティバルの運営をしたご夫婦も移住者。

すると全参加者の3/4は移住者と分かり、御代田町の移住促進が功を奏しているかが分かった。
でも、移住者が増えると必ず起こるのが地元住民との摩擦。

お世話になったトップリバーの役員も参加していたので「愛の壁(地元/地域への愛着が高ければ高いほど新参者に課せられる地元ルールなどの慣習の壁なども高いこと)」について尋ねると、「“有”か“無”で言うと“有”だけど、世代によって意識は異なり、御代田町をより良くしていこうという意識が共有できていれば関係ないと思う。」との返答に「その通りですね。」となる。

しばらく美味しい食事と飲み物で歓談をしていると御代田町担当者のYさんが「泉谷さん、ご紹介したいので、ちょっと・・・。」と誘ってくれて、誰かな?と思ったら、スーツ姿の男性で「御代田町長です。」と紹介されてビックリ!

「えっ!町長が交流会に参加!?」となり、小園町長と自己紹介しながら話すと、町長自身も移住者で、かつ「嫁ターン」と言われる妻の実家へ移住していることが判明して「同じですね!」と小園町長。

そこへ、フィルム・コミッションの紹介もさせていただくと、「カーリングの神様」の件もあり、興味をもってくださる。

御代田町の魅力をロケハンで発掘できる日は来るのか!

2025年9月29日月曜日

ご当地映画「カーリングの神様」。


「カーリングの神様って知ってますか?」「いいえ、知りません。」「御代田町を舞台にカーリングの映画なんですよ!」「えっー!」から始まった「ご当地映画」話。

映画「カーリングの神様(2024)」のあらすじは以下。

本州最古のカーリング場がある長野県御代田町を舞台に、大きな壁にぶつかりながらもカーリングを通して未来へと踏み出していく少女たちの奮闘を描いた青春スポーツ映画。


軽井沢にほど近い風光明媚な御代田町で暮らす高校生の香澄。
小学校時代には幼なじみと結成したカーリングチーム「みよステラ」で優勝した経験もあるが、その後チームは解散してしまった。
 

御代田町で開催予定のカーリング国際大会で地域が盛り上がるなか、香澄はエキシビションマッチへの出場を目指すべく、元チームメイトの優芽と沙帆に声をかけて「みよステラ」を再結成することになったが・・・。

いわゆる「ご当地映画(≒特定の地域を舞台に、地域が制作/撮影に直接関与して作られた映画。)」で、教えてもらうまで全く知らなかったけど、監督は本木克英さんだった!
本木監督は日本映画監督協会の理事長でもあり、「超高速!参勤交代」が個人的にお気に入り。
ちなみに監督は、富山県を舞台にしたご当地映画「大コメ騒動」も監督されている。

何がきっかけで映画化されたかは分からないけど、御代田町には「本州最古のカーリング場」があり、多くの町民もエキストラなど撮影に参加したとのこと。

ただ、御代田町にはフィルム・コミッションはなく、町を挙げて支援したとのこと(ただし、町は制作費を負担していない)。
想像だけど、興行収入は数千万円かな(ご当地映画の場合、“そこ”じゃない場合も多い)

高校生×スポーツ=青春と言えば「ご当地映画」の王道で愛媛県でいえば「がんばっていきまっしょい」「俳句甲子園」「書道ガールズ」と同じジャンル。

むっ!愛媛県は「高校生×スポーツ=青春」作品が似合う県とも言えるのね。

ラーメン大学に入学!

一単位(味噌ラーメン)を履修する。

(わかるわー!)と沁みたのは、農作業は体力勝負!
だから午後からもしっかり働くには「ガツン!」とした昼食が必要なことも。

ネギ畑の整備中の休憩時間に「おいしい店はどこですか?」と、SさんとAさんがトップリバー社員さんに尋ねる。
【持論】地元の人のおいしい!に間違いはない。

いくつかの店を教えてもらい、いざ行こう!と思ったら14時前で「おいしい!」と教えてもらった店の多くが14時までがランチ営業。
その中で唯一、営業中だったのが「ラーメン大学」。

あれっ!?以前、神戸市で「ぎょうざ大学」に行ったことがあるけど・・・全くの別店。
ラーメン大学は長野県内に数カ所あり、その中でも訪れたラーメン大学は美味しいと評判(役場の方も言っていた。)

「入学しちゃう?」とアホなことを言いながら店内へ。
腹ペコでメニューの全てが美味しく見えて、つけ麺、チャーシュー麺などに迷いながらも、店の一番推しだった「味噌ラーメン」にAセット(餃子5個+ハンライス)を私は注文する。

待つこと5分ほど・・・。
野菜たっぷり、メンマにコーン、肉、ワカメに太麺の味噌ラーメン!到着。
酢醤油たっぷりの餃子を頬張りながら白米をいただき、体力回復飯をいただく。働いた後だったから、ホント美味しかった。

SさんもAさんも辛いラーメンにそれぞれ、Aセット、Bセット(半チャーハン)をつけていたけど、完食で「食べた〜!満腹」と大満足。

でも、その帰りに二人はアイスクリームを買っていて、「デザートは別腹は本当だった。」と確信したのはナイショ!

一単位(味噌ラーメン)の履修終了!

2025年9月28日日曜日

色々な働き方。

浅間山をバックに30分間の休憩中。

レタスの収穫を終えて、トップリバー社へ戻り、皆んなで朝食。
従業員の方々から見れば私たちは“不思議な人”にしか見えず、その通り。
ワーキングホリデー/ワーケーションと伝えると(な!なんだその働き方は!?)と驚かれる。

でも、トップリバー社の働き方を教えてもらうと今度はこっちが驚く。
「基本5時から17時まで。途中、2時間の休憩があります。」
「休憩時間は多くの人が家に帰ります。」
「冬場(12月から2ヶ月ほど)は野菜は育たないので長期休暇になります。」
「長期休暇の時は社員旅行があり、海外などへ行きます。」など、聞いたことがない働き方&充実の福利厚生にビックリ。

余談はお世話になった2日間、偶然にも福利厚生の一環でマッサージの提供があり、仲間のSさん、Aさんは全身マッサージをしてもらってた。

朝食後は、今度は場所を変えてネギ畑の整地。
ネギがおいしく成長できるよう雑草抜きなどをするも、これは戦い。

「雑草という名の草はない。」と言ったのは植物学者の牧野富太郎博士。
その通りなんだけどネギが育つための栄養を取られてはネギは育たない。

小さい花、タンポポなどを見つけるも抜かせてもらい、すると、その合間から緑や茶色のカエルがピョンピョン出てきてマルチの上を跳ねる。

ネギを守りながら、栄養を奪い取る草花を抜き、さらに足元のカエルを踏まないようにすると「はい、どいて!」「危ないよ!」など独り言が多くなる(笑)。

陽も高くなり、標高900mほどだから涼風を感じるも暑い!全身に汗をかいて、へたばった頃合いに30分間の休憩が入り生き返る。水分補給、お菓子を食べてしばしの団欒。

これも、撮影現場と同じ。撮影現場でも制作部が用意してくれる飲み物や菓子、差し入れが提供される。

休憩後は再び格闘して、ヘトヘトになったら時刻は11:30過ぎ。
再びトップリバーに戻ると、見慣れぬ車が横を通り、「タイミーですが駐車場はどこですか?」とシニアのおばさま。

(タイミーの方も働きに来ているのか!)と、働き方の多様性、広がりを実感。

朝5時に出発!

朝5時、収穫に出発!

朝3:30分起床。朝(深夜)風呂に浸って、やる気の熱量あげる。
「晴れたらいいね!」が24時間風呂に入れて本当に良かった!
朝4:40にトップリバー社へ出発。

到着した4:55には写真のように、何台もの軽トラなどが出発準備を整えていて、準備が完了した車両から出発(そうでないと、後続の軽トラなどが出発できない。)

んっ!?(この光景、何かに似てるぞ!)と思ったら「撮影現場への出発」と同じでした。
映画撮影などは朝早くに準備を整えるので、収穫への出発が制作部と重なってしまう職業病。


我々が乗り込んだハコバンも収穫に出発!この時期はいくつもの畑へチームごとに毎朝、出発しているとのこと。こうして新鮮で美味しい野菜が食べられること、感謝です。

ハコバンは20分ほど走り、標高1,000mほどの畑に到着。辺りは一面のレタス。
これまで、柑橘、玉ねぎ、庄大根、キュウリ、白菜などの収穫はあるけどレタスは初めて。

カマを片手に教えていただいた通りに根本を水平に切り、球を包む外葉を2-3枚残して茎を再度切り、切り取った外葉を土の上に適当に敷いて(でないと出荷レタスに土がつく)、外葉で球を包み切口を上にして置く。

作業中は基本、無言なので黙々と作業なのだけど、太陽があがり、陽がさすとレタルがキラキラする(朝どれの美しさ)ので、素人は声をあげてしまう。
そんな様子を毎朝収穫作業をされている従業員さんたちが温かく見守ってくださる、大感謝。

畑にズラリと並ぶ収穫されたレタスたち。
すると、レタスにシャワーをしていて(汚れ落としかな?)と思ったら、それもあるけど切口から出る白い乳液を流すのだそう、この白い乳液を放置すると切口がピンク色になるとのこと(スーパーで見たことのある根元がピンク色は、乳液なのか!)と合点。

次は箱詰め。
コンテナに計12個の球詰め。これが簡単のように見えて難しい!と、言うのも新鮮なレタスの葉がパキッ!と割れそうになるから。

どーにかこーにか詰め込んだレタスを最後はトラックに詰め込んでレタスの収穫作業終了!
時刻はまだ7時過ぎ!朝陽を燦々に浴びて自分も光合成。

朝獲れレタス

2025年9月27日土曜日

青ネギ選果。


スーパーや産直市などで見かける「青ネギ」。
根本の部分はツヤツヤした白色で、瑞々しさを感じるのは(洗っているからなんだろう)と、勝手に思い込んでました。

MMOPから場所を移して今度は「トップリバー」という農業法人にて援農体験。
内容は「青ネギの選果」。
任されたのは2種類の作業で、一つが収穫された青ネギの皮を落とすこと。

収穫されたネギは土、他の植物、余計な皮などがついているので、全て落とすのだけど、ここで「洗浄(洗い落とす)」と思っていたら、「ねぎアジャスター/かんぴら小僧」という名の超強烈エアーコンプレッサーにネギを入れると、センサーが反応して、超強力な圧縮空気が瞬時に出てネギの皮など余計なものを一気に吹き飛ばしてくれる。わずか1秒ほど。

本当に“吹き飛ばす”という表現がピッタリで、余計なものは向こうへビュッ!と吹き飛ぶのが快感になるほど。

もう一つは「葉先の調整」。
変色してしまった葉先を切って整えて、箱に入れて11.2-11.3kgまで到達したら一箱終了。
これも慣れてくると、親指のスナップをきかせてプチ!プチ!と、上手に切れるので(もしかして、私は上手?)と勘違いしたほど。

選果待ちの青ネギが入ったコンテナは山積みされていて、時間までひたすら作業。
すると我々よりも後に来た3人組が作業を終えて周りを片付けて「お疲れさまでした、ありがとうございました。」と言って帰って行った。

???と思ったら社会福祉法人?のようで、他にもタイミーの方もいたり、インドネシア、ベトナムからの技能実習生もいたり、日本の農業って色々な人、色々な関わり方で成立してるんだなと。

我々は5時終業。
時間になったので周り吹き飛んだカスを集めて掃除して、「来た時よりも美しく。」で終了。
いよいよ明日は5時出発でレタスの収穫へ!

いつもとは違う視点で。

作品を観ながらバターチキンカレーを食べる。

普段は来館者だから、自分の時間としか接点のない美術館だけど、運営要員として終日携わると人それぞれ、色々な思いで来館されるんだな・・・と気づく。

今年の浅間国際フォトフェスティバル2025は、8月2日(土)から9月30日(日)までが会期。あと4日!チケットを1回購入すると期間中、何度でも入館できる!

全体のキュレーションはアマナなので、写真好きからすると「どうしてアマナがキュレーションで入ってるんですか?」と聞きたくなるし(この時は御代田町担当者のYさんに繋ぐ)、撮影好きの人は必ずカメラを携えていて「館内は撮影OKですか?→はい、OKです。」となるし、以前から浅間国際フォトフェスティバルに訪れている人は「今年のは面白ね。」と感想を伝えてくれる。
ほんと、人それぞれに鑑賞スタイルがある。

そんな中で、腰の曲がったお婆ちゃん2人とお爺ちゃんが来館されて、首から入館証をさげていて、「お邪魔します。」とお婆ちゃん達。

「ほー!これは何かな?」「これは面白いね。」「ふーん、変わってるね。」など、観た感想を(たぶん無意識)口に出すから、聞いていて面白くて観察。

20-30分ほど鑑賞されて帰る際に「前の美術館から来てるけど出口が変わっとったね。」とのことで何かと思えば「メルシャン時代の美術館は出口が違っていたようです」とYさん談。
お婆ちゃん達はそんな昔から美術館に来ていた(アートに触れていたんだ)と(へっー)となったり。

他にも「美術館の中で撮影」もニーズがあると発見。
2組が訪れて、2組ともモデルさん?を作品の前や館内に立たさせて静止画や動画を撮っていて、美術館は雰囲気がいいからファッション誌系でもタウン誌系でも良い絵が撮れるよなとメモメモ。

休憩時間。
昼食はバターチキンカレーが用意されていて、作品に囲まれながら食べるという心地よさを味わう。
さて、閉館までもう少し! 

2025年9月26日金曜日

浅間国際フォトフェスティバル。

オープン前の美術館で作品だけが輝く。

「晴れたらいいね!」の風呂は2つあり、利用する際は札を「使用中」にすると1階、2階にあるランプが緑→赤になり、視覚的に分かるので非常にいい!と一人感心する。
それも24時間、いつでも貸切なのでサイコー!

夜は一日の疲れに風呂、朝は目覚めスッキリに風呂と、普段はシャワーのみで過ごしているので、ここぞとばかりに風呂を満喫中。

朝風呂から出れば周囲を散歩。でも、辺りは山道、坂道、それに標高も高く(900m以上)、最低気温は12-3度と冷える朝。

自生している栗の大きさに写真を撮っていると、軽トラックが通り過ぎて止まり、降りてきた人に怪しい目で見られる(そりぁ、そうだよね。普段は見かけないオッサンが一人だもの)。

「おはようございます。ペンションに泊まってます。」と先に声をかけて「おはようございます。」と、返してくれたのは朝の収穫にきた農家さん。

朝食は前日に買ったパンを食べてコーヒー飲んで、朝の作業を終えたら準備を整えて二人と合流としてMMOPヘGO!

改めて教えてもらった役割は「浅間国際フォトフェスティバル」の運営要員。
・入館証の確認
・質問などへの回答
・館内の見回り
・ゴミなどの清掃
・アンケートの案内など

(役場の隣に美術館があるっていいよなぁ)と思いながら、オープン前の美術館へ。
オープン前って独特の静けさに包まれていて特別感があっていい!

浅間国際フォトフェスティバルのオリジナルTシャツ(2,900円/枚)が支給されて、スタンバイ。
私たちをフォローしてくれるアルバイトスタッフ、実行委員会メンバー、作品展示&キュレーションをしているアマナメンバーにも挨拶して、所定の位置へ。

オープンを待っている人が既に数人いるではないか!

6泊する宿に到着。

与えられた部屋で6泊

初対面の二人+一人(御代田町担当者)だったのに、予想もしなかった共通点がありワイワイ話せて(何も始まってないけど、今回も良い機会になるな!)と直感。

初日の夜は懇親会も含めて連れて行ってもらったのは辺りではにぎわい洋食屋さんで、シーフードドリアをいただき、自己紹介は続く。

御代田町担当者のYサンも御代田町への移住者、民間事業者から役場へ転職。
Sサンはダンサーで撮影現場ではないけどお手伝いの経験があり、フィルム・コミッションを知っていた。
Aさんは結婚したばかりの超ホヤホヤ期。結婚を機に沖縄へ移住した。

御代田町は移住促進も狙っているようで、軽井沢ブランドも活用したいとのこと。
ちなみに現在の御代田町長自身も御代田町への移住者とのことで、移住(者)には理解が高いとのこと。

移住に定義がないのは、人それぞれに目的や生活様式が異なるからで、住民票を移したという狭義から年に一回でも訪れるという広義で捉えてもいいんだろうなと気づいたのはワーケーションの成果。

食事会も終わり、いよいよ6泊間お世話になる宿へ。
車で進んだのは結構な山道で、そもそも御代田町は標高900mほどの所にあるので、それよりも確実に高い場所。

「晴れたらいいね!」というペンションがお世話になる宿で、(「晴れたらいいね!」というTV番組があったのを思い出す。)

「お風呂は24時間利用、洗濯機もある。部屋は一人利用。」とのことで通された部屋は一人には十分過ぎる広さ。シンプルでいい!

早速、一日の疲れを癒しに風呂に行こう!

2025年9月25日木曜日

初めまして御代田町。

MMOP敷地

今回、お世話になる御代田町について、情報を入手してこなかったので庁舎の洗練さに驚き、かつ辺りは緑で樽や醸造などのモニュメント?もあり、(あぁ、長野県はウィスキーも有名だもんな)と、飲めないのに知っているのは「ブランド力」。

担当のYさんに教えてもらったのは「この辺りはメルシャン(2010年にキリンHDの完全子会社になり上場廃止)の醸造所、美術館などがあった一帯で御代田町が買い上げて整備をし直した。」ということで、???だった謎(綺麗に整備された周辺、樽などのモニュメント)が解明。

で、敷地内には美術館もあり、リニューアルしたのが「MMOP(MIYOTA MUSEUM of PHOTOGRAPHY)」という御代田写真美術館。
なぜ、写真美術館なのか?は「アマナ(画像ライブラリ)」との縁が以前からあったからとのこと。

MMOPには美術館だけでなく、レストランやカフェ、雑貨店なども店を構えていて、ものすごく素敵な空間で、休憩所/公園と言えるかな。

屋外にも作品が展示されて、敷地への入場は無料。美術館は有料という、近くにあったら通うという雰囲気。

そんなMMOPで6年前から行われている「浅間国際フォトフェスティバル」のお手伝いが、今回のミッションの一つ。

お手伝いメンバーは私以外に2名(計3名)で今回も応募多数の中から選んでいただき、自己紹介をすると、「私、鬼北町のワームス(コワーキングスペース兼宿)を利用したことあります!」というSサン、「私、沖縄観光コンベンションビューローで働いていたので沖縄フィルムオフィスを知ってます!」というAさんだった!

奇遇とはこのこと。
数分前までは会ったこともない、話したこともない人と共通点があるって、ご縁。

更に言えば、私たち3人はサゴジョーというサービスを利用した共通点、御代田町担当者のYさんも移住者という共通点まで見つけることができるのだから、初対面なのに共通点の多い私たち、ワイワイ!なる。

2025年9月24日水曜日

ブランド力。


旧軽井沢通りは両脇に色々なお店がズラリと軒を並べ、観光地によくある光景。
京都の清水寺へあがる「三年坂」のよう。

愛媛で言えば、道後温泉界隈、ロープウェイ通り界隈のような雰囲気で、売っているモノやサービスは他と大して変わらない(軽井沢一長〜いカレーパンなどの変化球は多かったけど)のに、名称に「軽井沢」と銘打つだけで、オシャレに箔がついたように見えるのは軽井沢という名称がブランド化している証拠。

外国人宣教師が海外にむけて軽井沢を避暑地として紹介して以来、130年以上経っているからブランド化されて恩恵を得ているのは、道後温泉も同じコト。

お土産屋に入れば、ほぼ全ての商品に「軽井沢」の名前が入っていて、消費者は訪れた証拠&満足感に「軽井沢」の文字が入った土産を買う。

実は私も「軽井沢 くるみモナカ」を買ってしまった(笑)。
軽井沢でしか買えない証&満足感として、そして「ご当地モナカ愛好家」として、自分の買い物を正当化(爆)。

はたして「くるみモナカ」だけだったら買ったかな?ご当地モナカを集めてるから買わなかっただろうな。

そんな軽井沢のブランド力は広く波及していて、しなの鉄道の「軽井沢駅」の隣は「中軽井沢駅」、今回お世話になる「御代田町」は「西軽井沢」とのこと。
ついでに群馬県嬬恋村辺りは「北軽井沢」と言うらしい。長野県じゃなくても、あやかりたいブランド力ということか。

愛媛でも「奥道後」「東道後」がある「道後」が同じかな。
そんな事を考えながら御代田駅に到着。
10分ほど歩くと(これが御代田町役場?)と目の前に現れた建物にビックリする。
なんで酒樽(写真右端)があるの?