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2025年3月5日水曜日

誰でもオンリーワンになれる方法


「一番を目指していましたか?」的な質問があったから「一番を目指しても、上には上がいるから果てしなく、自分を消耗させてしまうよ。」と伝え、「私の実体験から誰でもオンリーワンになれる方法を伝えます。」となると、(えっ!どういうこと?)という表情の学生。

「それはね、何でもいいから、やり続けることです。」と伝えながら見せたスライド。
「最初は同じことをしたい、始めたい人は1,000人いるかもしれない。だけど、そのうち続けられないと次々と脱落していくから、人数は減り、いづれ自分一人になる。」という話。

この考え方なら他の誰とも競う必要がない。あえて言えば競う相手は自分自身。自動的に周りは脱落していくのだから気にもならない。自分自身は続ける努力さえすればいい。」と伝えると、(えっ!そういうこと!)と目から鱗、鳩が豆鉄砲をくらったような表情の学生たち。

「ブログを書いても閲覧数はしばらく0回でした。でも、そんなコトは分かっていたから気にせず、ひたすら書き続けて14年になりました。今では毎日2本書いていて“どこ目指してるんですか?”と言われてますが、現在の閲覧数は118万回以上になっています。」

「フィルム・コミッション(撮影の誘致&支援)も最初は誰も知りませんでした。でも22年間の実績は600本以上の撮影、日本で最も長くフィルム・コミッションに携わっています。」

「コロナ禍の運動不足解消に歩き始めましたが、ウォーキングアプリの特典に惹かれて、散歩が趣味になり、今は毎日1万歩以上歩いて、周りにそんなに歩く人はいなくなりました。」

「最初から意識してたわけでなく、結果論だけど、持続させるには、高い目標ではなく、続けるにストレスを感じない低い目標がいいかも。」とも続ける。

そして「GRIT(グリット)=やり続ける力/やり抜く力」が身につきました。と伝えて質疑応答は終了。

泣けてきた。河原デザイン・アート専門学校編。


<授業を受ける前、受けた後で、自分の意識はどう変わったか?>
  • 最初から完璧を目指すではなく、楽しんで続ける大切さを知った。
  • 不完全でも先ずはやり切ることが大切という考え方は、就活が始まる私にとても響いた。
  • 高校時代から地域の魅力発信に取り組んできました。就職してからも地域の活性に貢献したいです。そのために「地域資源の魅力を見出す力」を養います。
  • 課題に対してどう取組むかで、ギリギリに課題をクリアした人よりも1歩先、2歩先へと成長できると知り、とても勉強になりました。
  • 写真の撮り方次第で伝わり方が全く違うとわかりました。
  • こういう講義では、声のトーンとか質問の投げかけ方が聞いている人を飽きさせないコツと思った。先生の講義は話がすごく入ってきた。
  • 映画撮影の際の考え方や独自の視点など勉強になりました。
  • どんなことでも仕事に繋げている姿勢を見習いたい。実践すれば強みになると分かった。
  • デザインは自分が思う以上に、たくさんのことに関われることを知った。
  • 持続が何よりも大事と分かりとても勉強になりました。今まで最初から上手くやろうとして挫折していたので、長く続けること、粘ることの大切さが分かりました。
  • 「調べる」とは、単にネットの検索ではダメだと知りました。
  • 知らないことが多く、いかに視野が狭いかを知った。物事一つ一つの解像度を高めたい。
  • 体験談を交えた話題に加え、ロゴマークやキャラクター制作にも取り組めて、とても充実した授業でした。
  • 「現状と課題の違い」「スケールアップとスケールアウト」など、今回の講義で得た多くの学びを今後に生かします。
  • 映画好きなので、今回の特別授業はとても勉強になり楽しかったです。
  • 事業やデザインに対する考え、取り組みをご本人から直接聞かせてもらい、とても勉強になりました。また実際にキャラクターやロゴの作成という実践的なこともできて楽しみながら学べました。
  • 実践を交えつつ、撮影についての興味深い話を聞くことができて楽しかったです。
  • 何事にも前向きに課題に取り組んで良いものを作れるように努力します。
  • 就職は都会を意識しがちですが、先生のように地方や地元などへ目を向けたいです。
  • 新しい視点や考え、発想を学べて楽しかった
  • 先生のフラットな接し方を見習いたいと思いました。
  • 普段から暮らす愛媛の魅力に気づいていないと、今日とても感じました。
  • 愛媛は私が思う以上に素敵な場所がたくさんあると思いました。
  • 想像以上に撮影の面白さ、楽しさが分かった。前から興味はあったので色々な所に足を運んで綺麗な景色や自分の好きなものをカメラに収めようと思った。そして、先生がロケ弁が美味しいと言っていたのでいつか食べてみたいと思った。
  • 課題と現状を履き違えてはいけないことが深く胸に刺さりました。どんな時でも本質を見抜くことを忘れないように生活しようと思いました。
  • 今までより視野が少し広がった講座でした。スケールアウトを目指して努力します。

学生達、焦る。


ココ大の市民先生でもあるmameとは、なんだかんだで20年以上の間柄。
そんなmameから「勤める河原デザイン・アート専門学校で、学生に特別授業をして欲しいです!」とリクエストがあり、二つ返事でOKしたものの、与えられた2コマ計3時間(180分)を、どう使ったらいいだろう?構想する。

と、言うのも3時間、一方的に話すなんて学生からしたらつまらないしと知っていたのは、学生たちは我が子よりも年下だったから。
さらに専門学校生は卒業=就職と直結してるから、実践(社会に出ても役立つこと)も必要と思ったりすると、なかなか難しいぞ・・・となる。

最終的には100分の座学、60分のワークショップ、20分の質疑応答で授業を構成する。
一年生+二年生=50名超が教室に続々とやってきた。
でも、学生の皆んなは(これから何を聞かされるの?)と言う不安な表情でソワソワ。

座学ではフィルム・コミッションとの向き合い方、創った仕事という切り口で紹介する。
mameからは「仕事観」「キャリア形成」「家族」などの“生き様”も多めでお願いしたいというリクエストだったので、紆余曲折のこれまでから自分が学んだこと、気づいたことを多めに話すと、学生達がメモを取り始める。

座学の後は40分1本勝負で「松山城or道後温泉本館の擬人化」もしくは「えひめフィルム・コミッションのロゴマーク検討」のどちらかを選び時間を渡す。

「(えひめフィルム・コミッションの)設立時からロゴマークがなかったということですよね?20年以上も平気だったんですか?」と質問されるも、今日まで全く問題なかった、不便に感じなかった(笑)。

40分でデザインしなければならない学生たち、焦る。
こんな経験をしたことがないらしく、演習なので成果は緩く考えていたら、やっぱりセンスのいい学生は必ずいて・・・となる。

2025年3月1日土曜日

ゼロイチ依頼。


2月は計65本の日記を書いた。
2月は28日しかないから、毎日2本書いても計56本。
それが9本も多いのは「援農ワーケーションが濃かった。」から。

いづれ忘れてしまう(エビングハウスの忘却曲線によれば、1時間で50%、1日後には70%、1ヶ月後には80%を忘れてしまう。)ことが多い日常を留めておくのに日記は有効。

援農ワーケーションから戻り、最初の依頼は「愛媛県が抱える課題に立ち向かう人材の育成」についての意見交換。
それも単に課題改善ではなく、課題改善の先に新しい価値を見出し、多様な主体との共創で創出する。がテーマ。

これまでの協働実績成果などが評価されてのご指名だけど、概要や狙いはイメージ&理解できても核論まで進まない、決まらない。

従来の方法では新しい価値の創出は難しいから「新しい共創」が必要なんですよね?と、数歩戻り、立ち止まって冷静に考え直す。
そして、チャレンジングな手法を提案すると、イケるかも!という雰囲気になり、意見を足したり引いたり、現実に落とし込んでみたり。

「一回目だから、やってみましょう!そして改善しましょう。」の声に話が一気に具現化する。
これまでだったら「やって成果が出なかったらどうする?」とか「これまでと違いますが、大丈夫ですか?」というアイデアキラーが出てもおかしくない場面だったけど、これまでにない新しいアプローチを仕掛けよう!としてるのだから、慣例を踏襲してもしょうがない。

なので、初めてだから入念な事前準備が必要と分かる。
協力者も必要なので、そこは任せて欲しいと伝える。

以前、良かれと思って相手の意を汲んだ時、散々な目に合い立ち直るのがとても大変だったから、責任を持つという意味でも任せてもらう。
ゼロイチって大変なのに、結局ゼロイチの醍醐味を味わいたいのかも。

2025年1月20日月曜日

出会いは大切に。


アイクコーポレーションでライフプランセミナー。
講師は白石華子さん、2回目の登場は白石さんがお勤めの自社にて。自分が働く会社で講師を務めてライフプランを紹介しあえる職場&働き方って、隣席や同僚について知らない間柄も多いと思うので、いいね!となる。

パート社員から正社員になったり、正社員からパート社員になったり、ライフプラン&ライフイベントで柔軟に働いている皆さん。
白石さん自身も子育て真っ最中で時短勤務をしているとのこと。

そんな現在から、これからの人生を描いたのだけど、20代、30代は“これから”と言っても20年後、30年後もまだ働き盛りだから実益を兼ねたリアルな内容だったけど、40代前後は人生も後半。趣味や推し活などが爆発していて笑わせてくれる。

そんな話題でワイワイしてると「私、泉谷さんに会ったことがあるんです。一緒の場にいたんです。」と、参加者から突然言われて「えぇっ!」と驚く。

聞けば20年ほど前、NPOのサポセン主催で行ったプレゼン大会に「フィルム・コミッションで愛媛を活性させる!」というプレゼンをした際に、インターンシップ生として関わり、私の印象が強かったようで覚えていてくださり、約20年ぶりの再会を果たす。
今はお子様のいるお母様。

ちなみに、その時のプレゼンでは優勝して賞金を得て、仲間と焼肉屋で祝勝会を開き、全額(5万円だったかな?)使い果たしたのまで思い出す。

「白石さん以外、全員初めましてですね。よろしくお願いします!」と冒頭に言ってた件。

ローカル味。


2回目の浦和駅。
浦和・さいたま市のお土産って何だろう?と思い、駅ビルに入り特産&銘菓品コーナーに行くもイマイチ分からず、店員さんに聞くと「草加せんべい」などを勧められる。

(それじゃない感・・・)で、駅に戻り観光案内所で尋ねると、さいたま市公認の「お土産パンフレット」をいただき、ページをめくると【献上銘菓時乃鐘最中】なる品を発見!
紹介文には平成5年に天皇皇后陛下に献上したとのことでビックリ!
ご当地モナカって、やっぱりスゴい!
今回、入手はできなかったけど、いつかレポートができますように!

その2日後。ライフプランセミナーにて、
参加者と半生を振り返っていると、「おはぎをどうぞ!」というアナウンス。
???と思ったら、コミュニケーションの加速にと差し入れでした。
(そう言えば、三津で行ったライフプランセミナーでもおはぎを食べた!)と思い出す。

種類は4つ。きなこ、ごま、抹茶、あんこで覆われたおはぎ。
「どれにしますか?」と言われたので迷わず色味が鮮やかだった「抹茶で!」と、いただく。
「どこで買ったんですか?」と尋ねると、近所で評判の店と教えていただき、「やっぱりローカル食(≒ご当地味)ですね!」となる。

おはぎを食べながらだと、プライベートにも自然と触れられたから不思議(不思議じゃないか・・・)。

でも、用意したおはぎが事務局人数分までは足らず、ジャンケンの結果、食べられなかった人がいたと知ったのは食べ終わった後でした、お先でした。



2025年1月16日木曜日

これが働き方改革かもしれない。


「あんな」「こんな」発表や評価をしていただいた愛媛県職員などが対象の研修だったけど、愛媛県研修所がまとめてくれた感想が届いたので抜粋して紹介、なんだか泣けてきた。

結果や現状を課題と勘違いしがちであるという話が印象に残った。これまで結果や現状を課題としてしまい、正確な課題を把握できていなかったと感じたので、今後は課題を正確に把握したうえで改善策や案を考えていきたい。

現場の第一線に携わっている講師から直接学べたので理解が深まった。研修の雰囲気や進め方も非常に考慮してくださり、とても取り組みやすかった。


「協働」という言葉になじみがないところから、講師の話や事業立案の過程でイメージを持てた。事業全般において課題を現状と履き違えず整理すること、ペルソナを明確にすることが重要ということを認識する良い機会となった。

協働について今回の研修ほど深く考えたことがなかったので大変勉強になった。また、グループワークで行う研修でも、外出可など自由に取組みさせていただいたことで、様々な視点の発想が生まれ、より充実した研修となった。

上手にプレゼンテーションができなかくても、講師の方々は前向きなアドバイスをくれた。途中経過を細かくチェックして軌道修正するわけでなく、あくまでも自主性を尊重する姿勢が印象的だった。

何かを企画する際に「ニーズ」や「ウォンツ」を意識し検討するようにしたい。また、抜けがちな「ワクワク」があるのかという視点を忘れないよう心掛けていきたい。


このような意識変革こそ、働き方改革の一つかもしれない。と思ったり。
研修生は全員、私よりも年下になり、彼らが最前線で活躍できるようにするのが役目とも思ったり。あぁ、やっぱり泣けてきた。

2024年12月9日月曜日

14時間後。


2日間、計14時間の研修の最後に書いてもらった「振り返り」から。

「ワクワク感とは“共感”と知った。」
「教えていただいたコトを(事業へ)いかに落とし込むか?が難しかった。」
「協働をする際、相手のメリットを生み出す視点が大切とわかった。」
「課題を正しく理解することの重要性を知った。」
「調べるという知っていたはずのコトにハッとさせられました。」
「とても有意義だったので今後も相談させてほしい。」
「仕事への熱量が上がりました!」
「フィルム・コミッションのようにワクワク感を仕事に出していきたい。」

など、色々な感想を30名からいただく。
遡ること14時間前、会場の雰囲気は明らかに硬く、隣同士で喋ることもなく静かだった会場。
それが翌日の14時間後には検討を讃えあったり、名刺交換したり、LINE交換したり・・・雰囲気はとても良く、「この後、懇親会を予定したいのでぜひ!」と自発的な声がけがかかったほど。

研修ではあったけど、公務員の参加者が求めていたのは職場とは違う人たちとの交流と刺激、職場では話題に挙がらないコトへの検討で、今回もお役目を無事に果たすことができた。

「公務員の仕事に“ワクワク”はいらない。」と、その昔、言われたことがあったけど、確かに業務内容によってはワクワクよりも大切なことがあるかもしれない。

だけど、仕事への向き合い方としてワクワクがないとモチベーションの維持は難しいと考える。

とてもGOOD!


例えば「午前10時にチェックアウトした県外から愛媛にやってきた映画好きのカップル。
初日に主な愛媛/松山の主要な観光地は訪れていて、2日目は飛行機の搭乗時刻が14時。
それまでの3時間ほどを満喫したい時に“あっ!愛媛/松山のロケ地巡りが時間的にもちょうどいいかも!”」となる。

伊予鉄道の高浜駅は「真夏の方程式」の波璃ヶ浦駅だったし、梅津寺駅は「東京ラブ・ストーリー」に登場したし、何なら思い出にハンカチを結んでもいい。
「坂の上の雲」の秋山兄弟像を見ることもできる。

港山駅では「がんばっていきまっしょい(アニメ版)」でソフトタイム(三津浜焼き)が登場。
そのまま、三津の渡しに行けば「がんばっていきまっしょい(映画版)」「ディストラクションベイビーズ」の追体験ができる。

松山市駅周辺なら「離婚しようよ」のワンシーンとして選挙演説が行われたし、石手川公園駅は「となり町戦争」に登場したし、その辺りの緑地帯では「グレースの履歴」に登場した。

松山市駅から路面電車に乗り換えたなら愛媛県庁は「世界の中心で、愛をさけぶ」「K-20怪人二十面相・伝」「陽光桜」「離婚しようよ」などが撮影されたし、赤十字病院前から鉄砲町の直線では「がんばっていきまっしょい(ドラマ版)」で悦子が猛ダッシュした。

大街道で降りれば「ディストラクションベイビーズ」などがあり、伊予鉄道の一日乗車券を買えば3時間なんて、アッ!と言う間に楽しく過ぎてしまう。

三越前から松山空港行きのリムジンバスが出ているから、ギリギリまでロケ地巡りを楽しむことができる。みたいな話。

2024年12月8日日曜日

再会。


「Oさん、参加してますよ!Oさ〜ん!」と教えてもらった先にいたのは、写真のイケメン。
彼は10年前に3年間、一緒に、えひめフィルム・コミッションを担当した仲、いわゆる元相棒。一緒にロケハンしたり、撮影現場に行った日々を懐かしく振り返ったり。

「ひぇ〜!元気だった!久しぶり〜!」から始まり、この10年間で数々の業務を担ってきた彼は既に組織の中核。

「今だったら、えひめFCでもっとやれます!」と自信満々に答えてくれる頼もしさ(涙)。
当時は大学を卒業したばかりだったもんね。
なんだか頼れる県職員になってくれて感慨深くなる(涙)

他にも「あれれっ!」と驚いたのは「ココ大付属学園」へお子様を通わせていて、送り迎えで挨拶などをよくする方。
「研修ではココ大付属学園の話は一切出ませんので・・・」でお互いに苦笑。

すると今度は民間採用枠から入庁した友人。「あれ!申し込んでくれたんだ!」に「泉谷さんの講座なら面白いはずだから!」と嬉しい応募理由。

そして、見覚えのある顔だな・・・と思ったら今夏の新規採用職員で名刺交換をした方や「あの時が刺激的だったので・・・」という方、えひめFC事務局がある愛媛県観光国際課の職員など接点がある人が複数いて(一体、知ってる人は何人いるの?)となる。

いよいよ30名に対して「協働」をテーマにした2日間の講座が始まった!

・テレワークなど働き方改革のモデル協働事業

・DXネイティブ人材の育成モデル協働事業

・アバターを活用した誰もが活躍できるモデル協働事業

・松山市内のロケ地などを3時間以内で巡るモデルコース協働事業


それぞれ、どんな事業アイデアが出てくるのか!

2024年12月7日土曜日

アバター最前線。


2mほどの縦型モニターと言えば「デジタルサイネージ(電子看板)」のイメージが強い世代なので、(あれって、イマイチ普及しなかったよね・・・)と少し猜疑心があったのは事実。
でも、実際にデモンストレーションを見ると可能性が広がったのは紛れも無い事実。

例えば店頭で販売促進ができる人がいなくてもモノリス(今回の縦型モニター&アバターシステム)があれば、自宅から遠隔操作をして接客ができるし、病床からでも調剤薬局などで専門知識をアバターを通して説明できるし、東京で人手不足な場面でも愛媛からアバターで遠隔操作して役目を担えるし、人生相談にアドバイスするアバターは海外在住、観光案内所にいるアバターは複数言語に対応するために複数人で一役など、想像を超えるニーズ&ウォンツがあることにビックリ!

ちなみにアバター自身にファンがつくことがあり、音楽のライブ会場では、モノリスを2台並べて、二人のアバターアイドルが踊る様子に、ライブ会場にやってきたファンたちが一緒に踊ってた。

今は半信半疑の人も多いと思うけど、社会的に必要とされるニーズと個人のニーズなどが集合され太い一本になった時、市民権を得るんだろうなと。

そんなアバター(モノリス)を広めたい会社が松山にあり、可能性を教えてくれるもPCのカメラに連動してアバターも手や口などの上半身が動くから気を取られてしまった件(笑)。
このアバターは「レオナ」と名前がつけられて、愛媛県のPRをしてくれるそう。

これから出番が増えそうだな・・・は本当のよう。

2024年12月2日月曜日

ほんと、その通り。


フィルム・コミッションと生涯学習は、直接結びつかないけど、「いよココロザシ大学」を介すると結びつく、と言う話。

NETFLIX「離婚しようよ」で、東海林大志の選挙事務所として撮影させてもらった八坂公民館の担当者(当時)から連絡をいただく。
現在は番町公民館が担当で、これから始める講座にお招き(それも今後の期待を担う第一回!)したいという誘い。
かれこれ20年以上の付き合いだし、撮影でもお世話になったし即OK!

フィルム・コミッションは知らなくても、作品や撮影があったことを知っている方が20名以上集まり、講演開始。今回のために写真多めで紹介。

最近の支援作品から過去20年間に撮影支援した主な作品を紹介すると、皆さん喜んでくれる。
でも、これらは既に撮影が終わっている作品で、これからも撮影される作品はあると期待を持たせて講演は続く。

お金の話も大切で、キチンと経済効果が出ていることを紹介すると、驚いてくださる皆さん。そして、理解を得られるポイントもこの経済ポイント(+エキストラ出演という非日常)。

直近のアニメ版「がんばっていきまっしょい」の紹介では「ソフトタイム」を紹介(ソフトタイムの三津浜焼きは美味しい!など)。

すると、講演後「友人がオーナーなのよ!」と寄ってきてくださった方。
「バッチリ映ってますからね!」と伝えると、今度は
「うちの娘は「離婚しようよ」エキストラに出たことがあるんですよ!」
「その節はありがとうございました!」
「北条で古民家を宿にしてるので、そこもいいですよ!」
「えっ!?その古民家の名前は」「海音です。」
「えっーーー!まさか、〇〇さん、〇〇さんの・・・」
「祖母です、彼らは孫です!」
ココ大付属学園に参加している子供の祖母さんでした。

「いやぁ、世間、松山は狭いね!」今回声をかけてくれた担当者。
ほんと、その通り。

2024年11月20日水曜日

マーフィーの法則。


毎年、この時期恒例の愛媛県職員&市町職員を対象にした研修。
職場から離れて年齢、性別、肩書、職場、生活環境などが異なる30人が県内から集まり、興味関心のあるキーワードどでチームを組み、2日間で新規事業を立案&発表する機会。

1日間の研修は多いけど、2日間に渡っての研修は少ない。だからか10年以上受け持っているけれど、長く続けているとマンネリに陥るのでバージョンアップが必要となり、記憶が正しければ4回目のバージョンアップ。

これまで、「愛媛県が取り組むべき事項に立ちはだかる課題」への改善策を事業化してもらっていたけれど、うまく作用した時もあれば、そうでなかった時も・・・。
例えば、課題を模索する中で、一人が抱える吸引力が強い課題に感化されてしまい、事業化ではなく個人へのセラピー的な取り組みになってしまった・・・など。

なのでバージョンアップ案は、シーン(状況)やニーズ(需要)などを予め設定した上で、研修生は利用者、協力者、関係者という相関関係を把握した上で、当事者意識で事業を立案し、その事業の実施に立ちはだかる課題を改善するはどうか?となる。

イケる!と思ったものの、構成のバージョンアップだけではなく、資料のバージョンアップも大幅にしなくてはならずブーメラン!
でも、これができると地域づくりの現場でも活用できるし、結局は全て自分のため・・・と資料づくり。

そこへ「緊急!」という名のメールが届き、全て順調だった(と思われた)事業に資料が足りなかったと連絡、大至急、追加資料を仕上げる。

バタバタすると、更にドタバタが舞い込む。マーフィーの法則は本当。

2024年10月26日土曜日

付加価値について。


消費者として弁当が一つ400円、500円という価格は懐にも優しくとてもありがたい。
だけど同時に(こんなに安くて大丈夫なの?)とも思い(企業努力の賜物なの?それともヤバい素材を使ってるの?)と勘ぐってしまうのも消費者。
だって350円のカツ丼って、前日の惣菜を活用しているとは言え、4ドルでお釣りくるって、外国人が驚くのも無理はない。

閑話休題。鬼北町で「アイアムブー」という屋号で、家族で養豚業を営んでいる古用(ふるもち)サンを招いての「みんなで作戦会議」な鬼北にぎわい塾。
前回は「常行菓子舗」をお祖父さまから事業継承した黒河さん。

その養豚業を背景に「弁当屋」を一人で始めた古用さん。
「ヒレカツ弁当」を武器に生姜焼き弁当、オムレツ弁当などリクエストに応じてるうちに、毎日注文がはいるようになったものの、価格は500円/個!という値段設定に「そのままではジリ貧になるよ。」とアドバイス。
みんなで「値上げしても〇〇だったら買う!」という〇〇という付加価値を考える。

量を増やしたらいい、おかずの種類を増やしたらいい、地元密着にしたらいい・・・、味噌汁を付けたらいいなど、色々と出る中で、個人的には(他店に真似されないオンリーワンを目指すなら・・・)とめぐらしていたら、今回は参加者だった黒河さん(常行菓子舗)から「配達時に安否確認をする見守り付き弁当」というアイデアが出て、素晴らしい!となる。

一人暮らし老人もいる地域において、“ついで”はコストもかからず、かつ新たな価値を生む可能性があるという話。

仮に弁当は500円から600円にして、見守りが月額1000円/人だったら、いけるかも!となる。

2024年10月4日金曜日

考え抜けるか!


先ずは、よく一週間でアイデアをまとめました!と拍手。
授業で知り合った学友とは言え、強制的にシャッフルされた一期一会の仲。互いをよく知らないまま意見を出し合って、発表できるまで高めてきただけで上出来。

創価大学生がリーダーシップを実践しながら学ぶ【こどもスペースラボ】。

12月14日(土)、12月15日(日)の2日間、子ども(親子)を対象に、コニカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館)にて、宇宙への興味関心の醸成を目的にイベントを企画&運営しなければならない。その3回目の授業、前回は直接授業に参加してこんな感じ。

・自分たちの住みたい星をレゴでつくる。

宇宙で活躍するロボットをレゴで作って展示。

宇宙船や惑星をレゴでつくる。

宇宙飛行士に関する展示。

宇宙に関する顔ハメパネル。

宇宙についてクイズで学ぶ。

学生達は
コニカミノルタサイエンスドームの担当者へ行ったプレゼンから、担当者の温かくも鋭い指摘にブラッシュアップの必要性を実感したと思う。

ただ、企画立案に慣れていない学生はココで悩む。
それはコニカミノルタサイエンスドームのリクエストに忠実に応え過ぎると、自分たちのアイデアの良さが出しにくい。また、ターゲットである子ども(親子)の自由な発想を阻害するかもと心配にもなる。

三者(自分たち+子ども達+コニカミノルタサイエンスドーム)の全員が納得する落とし所を探せるか!考え抜いて!学生達。

2024年9月24日火曜日

受講者228名。


2年目の愛媛県職員を対象にした計5回の「NPO・ボランティア講座」が終了。
受講者数は計228人。

228人には、県職員になった友人がいたり、友人のご子息がいたり、学生時代から知っている方、ココ大に市民学生で参加している方など知り合いも多く、県庁職員の多様性というかバラエティ豊かな才能が県政に参画となって「頑張ってね!」とエールを送る。

特記事項は、私が預かる講座なので「楽しく学ぶ」がモットー!
から、事例では「フィルム・コミッション」と「ココ大」について紹介すると・・・。

  • NPO(法人)の定義からフィルム・コミッションの話まで非常に興味深い話ばかりでした。
  • 愛媛県内にNPO法人が700以上もある事に驚きました。
  • ロケハンや撮影を通して地域を知るに繋がるのにはかなり興味が湧きました。
  • ココ大とロケハンを同時に行う発想がすごいと思いました。
  • フィルム・コミッションの話は特に面白かった。
  • 映画の撮影が地域活性化に多方面で良い影響を与えていることに驚いた。
  • 普段から想像力を持ち、日常の景色を物語の舞台にしていくのがすごい。
  • 多くの県民が愛媛の魅力に気づいていないコトが大きな課題と感じた。
  • 現状を課題と捉えてしまいがちなので、訓練をして意識を変えていきたい。
  • 「課題」の捉え方についての話がとても印象に残りました。
  • 愛媛がロケ地になっている作品がこんなにも多いと知らなかった。
  • NPOの方はギリギリの生活と思っていたが、想像と違っていて驚いた。

など、色々な感想や意見が寄せられる。
ちなみに、
感想や意見は自由記述なので、別に何も書かなくてもOK。
なのに46%(104名/228人中)が長文で寄せてくれて(響いて良かった!)となる。

彼らが現状に憂いていることも分かり、改めて「頑張ってね!きっとまた会うでしょう!」とエールを送って全5回の講座終了!

2024年9月13日金曜日

7%。


平日、午後6時30分、仕事帰りに一杯飲んでから帰ることもできたし、残業することもできたし、直帰して家でくつろぐこともできたし、夕飯の準備で忙しい時間帯だったかもしれない。
なのに、わざわざワークショップに参加してくださった方たち。

20代から70代まで、老若男女とはこのこと。自分の時間を割いてまで参加する目的や意義は何か?と想像すると「地域(鬼北町/近永)を放っておけない」からと、地域に“無関心ではない人たち”

地域づくりにおいて、最大の課題は「無関心」と、現在も続いている愛媛県研修所での研修や大学生たちにも伝えていて、鬼北町の生産年齢人口は4,280人(2020国税調査/鬼北町の人口は8914人,2024年8月現在)だからで30名の参加は7%程度だけど(この場だけで7%ってスゴいかも!?)とも言えるかも。

色々な思惑があっての参加。
東京からインターンできていた大学生、地域に根付いている金融機関、鬼北町にサテライトオフィスを構えている東京のデザイン会社社員、SNSの告知で面白そう!と初参加の人、にぎわい塾の常連、にぎわい塾を経て創業した人、地域のにぎわいに貢献したい役場の職員など、地域を1mmでも動かしたいと思う人であれば誰でもOKと思う。

ほんと、ワークショップって参加者が雰囲気を作るから、この記念写真だけでも当日の様子を察することができる。
仲間に入れてもらい大感謝!

アイデアノック。


とにかくアイデアノックは質よりも量。圧倒的な量で目的を果たす。
だから躊躇してはならず、思いつくままに「付箋紙へ一個(これが条件)」を書いては次、書いては次と量産するのがポイント。

アイデアノックを受ける側は、これまでの経験からアイデアを考えても「〇〇〇だから難しい。」「〇〇〇だからできない。」「〇〇〇は時間がかかる。」など、直ぐに現実的な思考で遮ってしまうけど、アイデアノックをする方は、そんなコト、知ったこっちゃないからカキーン!カキーン!とひたすらアイデアをノック(出す)。

15分程度で、一人3-4種類は出せたので80種類程度のアイデアが出る。
アイデアをノックした方は、集中した心地よい疲労感。受けた側はアイデアの量に感激する。

「色々な味のタルト詰め合わせ」「店舗をガラス張りにする」「一升タルトで1歳の無病息災を願う」「餡を鬼北町だから“鬼”のシルエットにする」「世界一長いタルトで世界新記録」「東京で言うタルトとのコラボで“スーパータルトたると」「おかず系タルト」「餡の形をハートにしてクリスマス&バレンタイン用にする」「タルトで誕生日ケーキ」など、ユニークなアイデアが出る。
個人的には餡の形を“の”から鬼のシルエット、ハート型はとても良いと思う。

終了後、今回のコーヒー&スイーツを担当してくれたハルシャコーヒーの篠﨑さん「私もアイデアノックしてほしい!」と懇願(笑)。

こうして、地域の魅力を皆んなで考える&応援するって楽しいし、いいよね!となる。

2024年9月6日金曜日

本当に起きた話。


愛媛県職員を対象にした研修も3回目。
第一章が終了した休憩時間に教壇へやってきたのは民間採用枠で愛媛県庁に転職したAさんBさん
仕事や授業などで昔からよく知っている二人、これまでの経験を活かして愛媛県を導いてほしいと伝える。

第二章が終わり二回目の休憩に入ると、今度は男性が一人でやってきて名前を告げてくれ「15年前にインターンシップでお世話になったCです。覚えていらっしゃいますか?」と言われて、「オォーー!Cくん!?」と声を出してしまう。

彼も民間採用枠で転職した愛媛県庁に転職した一人でインターンシップ当時の印象(まちづくりの可能性など)が強く残り、某市の公務員になったものの愛媛県で働きたい!と戻ってきた。

そんな彼は当時のインターンシップ資料を見せてくて「大切に保管してました。」とのことで、ウルッ!とくる。

インターンシップって1-2週間の出来事なのに、その時に受けた印象や気づきが将来に影響を及ぼすって・・・と言う感じ。

そして研修終了。その前に名簿を見ていたら、(もしかして・・・)と言う名前を見つけていて、でも人違いだったら申し訳ないな・・・と思い、教室を後にしようとしたら「泉谷さん、Dです。」と声をかえてくれた4人目!

なんと、小学生の時にココ大の授業に参加してくれた、元同僚のご子息で愛媛県庁に就職されていた!「えぇーーーー!Dさん!?」となりビックリ仰天とはこのこと。

するとAさん、Bさん、Cさんも現れ、研修所の所長「すっ、すごい。どんな人材育成したんですか?」となり「いいえ、特に何もしてません。」

でも、これまでの取り組みが間違えではなかった・・・と思ったのは事実。
写真は今夏にインターンシップに参加した学生からのお礼、また彼女たちとも交わるかもしれないと思うと楽しみ!

2024年9月5日木曜日

ライフプランセミナー久万高原町編。


これまでの人生&これからの人生を考えた時、誰もが色々と思う節がある。そんな“節”はターニングポイントだったりして・・・と話題を重ねてワイワイガヤガヤ。

ライフプランセミナーと言う人生設計講座と訳せる機会に登場。
でも、自分の人生設計なんて描いても思い通りにならないのが人生。(どうして自分はうまくいかなんだろう?)は健全なモヤモヤで正常な証拠。

なぜなら、全ては未来の話だから予測がつかないのは当たり前。外れるのは当たり前。

ならば、少しでも近づけることはできないか?で「計画的偶発生理論」の登場。
そもそも「人生におけるキャリアの80%は偶然の出来事に左右される」なら、その80%を少しでも自分へ引き寄せたいし、もしくは80%の偶然を少しでも意図的に発生させたい。

講師役だった吉岡さんのこれまでを聞くと、ターニングポイントでの判断は“点”だけど、その点と点を結ぶと偶然だけど結果的に良い方向へ進んでいたことが分かる。

「そうするためにはどうしたんですか?」と言う質問もあったけど、当人は“その時”に集中して偶然でも自分のモノにしてきた(引き寄せてきた)よう。まさに計画的偶発生理論で説明できそうな半生。

1.好奇心:新しいことに興味を持ち続ける 

2.持続性:失敗してもあきらめずに努力する 

3.楽観性:何事もポジティブに考える 

4.柔軟性:こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる 

5.冒険心:結果がわからなくても挑戦する 

って大事!