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2025年3月29日土曜日

こうして学ぶのか。


とても素敵な瞬間を捉える。
ポケモンカードでバトルをしてる子ども達。この時は同時に2対戦が行われていて、隣ではレゴで遊んでいる子もいて、ホント、誰かの家でくつろぎながら遊んでいる感が出てる写真。

「インチキ、大会をしたらいいんじゃない?」
「ポケモンカードの大会?」
「そう、盛り上がると思うよ。」
「そういう大会はどこかでしてるの?」
「全国大会を目指す人もいるけど、ポケカの店でよくしてるよ。」
「ほっー!じゃあ、ココで大会もアリなんだ!インチキカップ!」
「うぇ〜、インチキカップって名前がダサい!」
「全然、うれしくない。」と違う子も参戦してきた!

同じように見えるカードでも発行年が違ったり、ちょっとだけ絵柄が違うのは形態が違ったり、キラキラしていたり、無限に展開できる仕組みだから長年に渡って人気なのね(我が子は一切、興味を示さなかったから知らなかった。)

一枚一枚に割り振られた属性や特性を、子どもでも理解と説明できる仕組みは驚くしかない!
私はルールを1mmも理解できなかったけど・・・。

ただ!微笑ましい光景の傍らで、カードが忘れもので届いたり、落し物カードを手にとっては「これは10円、これは300円かな?あっ!キズがついてるから30円かな?」と鑑定士さながらで値踏みしたり。加熱ブームに巻き込まれてもいる子ども達。
1パック5枚入りで180円だったかな?

モノゴトの価値を知る&学ぶには格好の機会だし、モノゴトにまつわる良いことも悪いことも含まれていることを学ぶ機会としてはいいこと・・・と思いましょうか。

2025年3月28日金曜日

持っていたのは子ども達。


色々な天気予報を見続けた二週間。3/27と3/28だけ「雨予報」。
昨夏、ココ大付属学園では「鹿島ピクニック」を予定していたけど、台風での影響で中止。

その代わりに「春のピクニック」を予定していたのに・・・。
予備日として3/31にしていたけど、バスなどの都合もあり、予定通り行いたく天気予報とにらめっこ。

雨予報だったのに「いける!大丈夫!」と判断したのは、これまでの経験値から。
バス会社に手配連絡をして、スタッフ、保護者などにも連絡して当日。
ハーモニープラザから約30分ほどでレインボーハイランドに到着!ウキウキの子ども達。
曇天ながらも時々薄陽が差した数時間。
天気予報を見ると天気が慌てたかのように降雨時刻が変更になってた。

ただ、“そんなこと”は大人しか気にしてなくて、子ども達は山頂にあがり「ヤッホーーーー!」と叫べば、「四つ葉のクローバーを探しに行こうよ!」と誘いあったり、「(レインボーハイランドの広場はイノシシが掘り返して凸凹だから注意してね!と管理人さんの話を聞いて)イノシシを探しに行こうよ!」とか「ねぇ、インチキ、早弁しちゃダメ?ハラペコ」とか、一人一人の要求が違って、誰の要求を叶えるのか?を見守るのも楽しかったり。

時折涼しい風を感じながら昼食を食べて、念願のお菓子タイムに突入!
毎回だけど、こういう時だけ私の手元には皆んなからの「おすそ分け菓子(チョコ、グミ、ガム、キャンディなど)」が集まる(笑)。そして、集まった菓子を狙い群がる子ども達(笑)

昼食後も雨は降らず、出発時間まで思う存分に遊べた数時間。
ハーモニープラザから戻った2時間後、突如のザァーザァーな大雨。開けていた窓から雨粒が入るほどで窓を閉めていると保護者から「ココ大は何か持ってますよね?」と、雨が降らず、晴れ間を見えたコトに不思議でしょうがなかった件。

作戦は大失敗。


5分ほど席を離れていたらこんな感じ。
静かに近づいて写真を撮ると「あ”ー!なんで写真なんて撮るんよ!個人情報でーす!」と、嫌なのか嫌じゃないのか(1,000%嫌じゃない)と言いながら、イタズラをしている手を止めるのかと思いきや更にグシャグシャにイタズラを加速。

「ちょっと!インチキのスーパーコンピューターに何するのさ!」「スーパー(コンピューター)なんてウソだね!」(確かに・・・。スーパーじゃないし10年以上前の古いMacbookAirだけど何か?)と、鋭い指摘を受けつつも「はいはい、皆さん、遊んできてください。遊ぶ所はたくさん、ありますよ。」「嫌だねー、ココが面白いんだよー。」と、手玉に取られる53歳。
辛抱です。

MacbookAirのトラックパッドを指でいじり、カーソルを動かして遊ぶ子ども。
実は、このトラックパッド、古さから接触が悪くなり、指でなぞるとカーソル移動はするものの、トラックパッドでのクリックが反応しない。

「なんで?動かないの?」と、クリックしてもカーソル移動までしかできず、苛立つ子ども。
「それはね、良い子はクリックできるけど、イタズラっ子はできないのさ!」と伝えると、「えっー!そうなの?」と、クリックを何度も試すも反応しない(笑)

(これでパソコンから離れてくれるかな・・・)と、ほくそ笑んだら「ねっー!インチキのパソコンっていい子しか動かせないんだってー!」と、周りに伝えたもんだから、「ホント!?私したい!触りたい!」「オレもー!」と更に数人やってきた・・・。
作戦は大失敗・・・。

でも、何かの拍子に蜘蛛の子を散らすようにサッーーーーー!と、新たに違う興味を見つけたのか?パソコンから一斉に離れる子ども達。
辛抱です!

2025年3月27日木曜日

昨日の続きのように。


朝散歩をしながら、(誰が最初に来るかな?最初の言葉は何かな?通信簿のことを聞いてもいいのかな?など)初日に起きそうなことを想像する。

一人目は少し“よそよそ”しく「おはようございます。」と保護者と登場。
その後は「インチキーーー!」とか「ウッーーす!」「来たよー!」など、昨日の続きのようでやってきた子ども達。

中には自転車のヘルメットを被り、リュックサックを背負い、手提げ袋を抱えてやってくる子もいて、どうしてそんなに荷物が多いの?と聞くと「ココ大付属学園の後に習い事に行くから。」とのこと、頑張れ!です。

で、大人は「久しぶりー!」と再会を喜びたい&分かち合いたかったのに、子ども達は全く“我関せず、意に介さず”で、「今日は何もないんやろ!?」と、2ヶ月半ぶりの再会なのに昨日の続きのように冷静沈着に突き放してくれる(涙)

性別も学年も学校も違う子ども達だけど、ココ大付属学園では“そんなこと”は関係なく喋ったり、遊んだり、呼びかけたり。
そして、“それ”は5分おきに遊びも相手も場所も変わるのだから本当に不思議。
大人じゃ絶対にできない他人とのコミュニケーション。一体、いつから失ってしまうのか?

そして初日のハイライト。
20分間のドッチボールに今を全力でぶつける子ども達。
男子も女子も入り混じって後先考えずに投げる、走る、避け続けた結果・・・。
顔を真っ赤っかにして「暑い〜!」と半袖になり、水筒を飲み干す子ども達。そりゃそーだ。

ともあれ初日はアッサリ終了。
当然、別れ際もサッパリしていて「んじゃ!また明日」と、存分に遊ぶよ!という感じだった件。


2025年3月26日水曜日

今日から11日間。


今日から4月7日まで11日間、ココ大付属学園春休み編がスタート。
準備は一人で計4日間行ったのだけど、部屋のレイアウト変更に机とイス、ホワイトボードなどを動かした後は、倉庫からモノを取り出して部屋に入れる。冷蔵庫、炊飯器などの家電をセットした後はアルゴも起動。
せっかくなので「平岡米」を精米してセットするのも忘れない。

ここまでが第一段階、いわゆる「大ごと」。
次は“しずか部屋“のレイアウト、掃除機をかけてマットを敷き、残ったマットは大部屋へ持ち込み、レゴスペースに敷いて、レゴが入ったコンテナを設置するも一つのコンテナに約20kg×6個入っているから、子供達にはとりずらいのでカラコンテナを用意してザザッーー!と小分けにして12個のコンテナに。

作業は段々、細かくなってきて装飾系に。
廊下に出したホワイトボードに「ようこそ、ココ大へ」「けいじばん」のボードを貼り、浄水器をセットして、ポッキンアイス、飲み物を冷やし、創作スペースに絵の具、折り紙&画用紙、のり&テープ、色鉛筆、マーカー、定規、本などを置き、消毒液が足りなかったら補充&設置、ほうき、鍵、シフト表などをかける磁石を壁にバチンッ!と用意していて(あっ!印刷してなかった!)と気づく。

シフト表、出席簿、名札、ゲームの順番表など印刷物は意外と多く、メモして忘れないように。

ここまでで85%ほどまで。
残り5%は印刷物を切ったりの整え。残り10%は倉庫の掃除。これが意外と大変!
過去4年(4月から5年目)の間に(いつか使うだろう・・・)と溜め込んでしまったモノで溢れそうだったの整理&活用。
なんとか本日を迎えられた!

見えない方達の力添えあって。


「こんにちはー!」と最初に声をかけたのは、ハーモニープラザの受付。
「また始まりますね!」と声をかけてもらい、鍵を預かる。この鍵、「ココ大付属学園専用」になっていて、“鍵束”になっている。

「こんにちは!また始まりますので、よろしくお願いします。」と次に声がけしたのは廊下を拭き掃除していた清掃スタッフのAさん。
「こんにちは、いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。」の仲。

倉庫でモゾモゾしていたら「こんにちは!いつからですか?」と声をかけてくれたのは管理人のAさん。
「3月26日からです。」「今週ですか、また、よろしくです!」と、管理人室には毎朝赴くので気軽に話せる仲。

机やイスなどを動かしていると、部屋の入り口から声をかけてくれたのは清掃員のBさん。「また、始まりますね!」「また、お騒がせします。」「なんの!子どもの声はいいことです。」とBさんとも気軽に話せる仲。

そして次は、シルバー人材センターのシマウチさん。
シルバーさんの日程調整を一手に引き受けてくださり、なんでも相談できる仲。
今春のメンバーも安心のベテラン布陣だから子ども達も喜ぶはず。
ココ大付属学園がなかったら出会うはずもなかった人生の先輩方。最高!

そして、今度は管理人のBさんが「聞きましたよ!また、よろしく!」声をかけてくれる。
台車を押している時はハーモニープラザのコモダさんを見つけたので「また、お騒がせします。」と先に伝えしまった。と、言うのも数日間でも必ず“何か”起こるから。

そしてココ大付属学園を誰よりも気にかけてくれているヤマシタさん登場。
見えない部分を支えてくださり、細かい相談でも対応してくださった過去4年間。
このバックヤードを支えてくれてる方達がいるから、ココ大付属学園が成立してる件。

2025年3月25日火曜日

備えあれば。

アルゴも驚いてる。

ココ大付属学園は明日から11日間。
2024年8月8日の夕方に起きた震度3〜4の地震以降、ずっと気になっていたコト、それは「南海トラフ地震」が起きて、万が一、子ども達と2〜3日、一緒に過ごさなければならなくなったら・・・という想定。

ハーモニープラザは公共施設だから一時避難所にもなるので、可能性はある。
8月8日の時は大事にはいたらなかったけれど、自分だけはなく子供や保護者への指示、責任の重大さを感じた数秒間。

で、思い切って購入した「ソーラーパネル&ポータブル電源(Anker社 Solixシリーズ)」。
これまでも防災などを切り口に松山市危機管理課などにきてもらい、避難時の過ごし方を学んだけど、「ますます電源の必要度合いは高くなっています。」などのフレーズを受け流せず・・・購入。

購入した決め手の一つは、平時でも使いやすく(パススルーなので他の電気製品にも供給できる・・・けど、特に出番ナシ)、バッテリーの持ちの良さと部品周りの堅牢さ。
10年以上持つとのことで、10年以内に!?なんて想像したくないけど、不安を一つ軽減。

余談だけど、非常食についてはココ大付属学園でも大いに学んだ。
ウェザーニュース調査によると「防災食の備蓄日数(2024年2月20日から26日、14210人回答)」では、全国平均が3.32日分で過去最高を記録とのこと。防災意識が高まってる証拠。
ちなみに愛媛県は3.19日分を備蓄しているとのこと。

非常食については浸透したけど、食べればトイレに行きたくなるし眠くもなる。灯りもつけたくなる。寝ている間に充電もしたくなる。

すると、やはりポータブル電源は必要で、“その時”は活躍して欲しいけど、“その時”は来て欲しくなかったり、ややこしい話。

2025年3月24日月曜日

一合 ペロリ。


世間では米の価格があがり、政府が備蓄米まで出している所に「はい、10kgです。玄米で用意してますからね。そしてこれが精米機!」
「ありがとうございますっ!!」
「いえいえ、食べていただき、ありがとうございます。」
と、いただいたコトにお礼を言ってくれる平岡さん。

食育の一環で助成金を得て、子ども達がおにぎりを作っている今年度。助成金で一升炊きの炊飯器を購入し、夏に30kg、冬に10kgのお米を平岡家からいただく。「平岡米」として子ども達に紹介すると「おいしい!」と、“いつでもハラペコ”な子ども達は1個、2個とパクパク食べ尽くす。

パパイズム鈴木さんも「この米は甘くておいしい!」と感想の平岡米。
せっかくいただいたのだから実食!と、まずは精米機に玄米を3合いれて七分付きで精米。数分で精米完成。そして炊飯器に入れてセットON!

その間はお腹を減らすために、机を動かしたり、コンテナを移動させたり、冷蔵庫を拭いてスイッチオンなどの力仕事を2時間。
(あっ!こんなメロディ〜♪)と炊き上がったメロディが流れて、炊飯器を開けたのが写真。
米の一粒一粒が立っている!

今回は3合だったけど、これが3倍以上の10合(一升)炊き上がる迫力を思い出す。

(すっかり湿気てしまった)味付けのり、ふりかけがあったので、おにぎりにしていただく。
普段はスーパーの弁当で米を食べて満足はしているけど、やはり“何か”が違う。なんだろう?甘さ?スッキリさ?雑味の無さ?

で、一合食べてしまった・・・。
残り2合は明日食べようと。
ココ大付属学園の11日間、平岡米が食べられる毎日!

2025年3月19日水曜日

皆んなが戻ってくる。


一週間後の3月26日からココ大付属学園【春休み】が始まる。
春休みは冬休み&夏休みとは違う雰囲気がいっぱい。それは“年度”という制度が有るから。

3月に引っ越したり、上級生になったから一人の留守番もできるようになったり、習い事などで忙しくなったり・・・各ご家庭の事情でココ大付属学園を卒業する子どももいれば、妹弟がいるから、お友達がいるから、噂を聞きつけて・・・など、これまた各ご家庭の事情で新規に参加申し込みをされる人もいたり。

小学校の制度上、3月31日までは小学6年生、以前に「中学生って入学式からじゃないの!」と言われたけど、4月1日からは中学1年生。

ココ大付属学園が始まった4年前から参加してくれた子が、もう中学生だなんて時が過ぎるのは早い。幼かったのにすっかりお兄さん、お姉さんの貫禄だもんね。

そして、年度始めなので子ども達もスタッフも「スポーツ安全保険」に入った。
お守り的なコトだけど、保険に入っていて良かった・・・という事態はこれまでに数回あり、備えあれば憂いナシとはこのこと。

春休み参加の名簿も完成。そして名札シールも完成。
新しいプラバンが届いたし、新しい手芸用品も到着、「段ボール財布の作り方」という本も届いたので、これはナビーラにお任せしよう。

米の価格高騰の中、平岡家からの「平岡米」も、夏、冬に続き寄付いただけること(涙)
これでまた、毎日おにぎりを作れる!

松山東雲大学生、松山大学生も参加してくれるし、シルバー人材センターからも常連メンバーが戻ってくる。

さて、これから保護者へ文具類などの寄付をお願いだ。
こうして、ココ大付属学園は大勢の方の理解と協力で成立してる。
本格的な準備が始まる!

2025年3月4日火曜日

インチキ先生 is BACK!


ケルシーさん&シャロン監督との打合せが終わり、その後「松山市こどもえがお課」との打合せも終えた「ココ大付属学園【春休み】」の事前事業説明会。今回も初めての方が参加してくさださる。そして、そのまま春の参加申込みがスタート!

2021年から始まったから3月で4年目が終わり、4月から5年目になる。
以前は3年で一区切りかな?と思ったけど、子ども達の居場所需要はますます高まるばかり。

その証拠にこれまでココ大付属学園に参加して、引き続き登録したいという保護者は100人超えに。
そして、卒業してもボランティアに来てくれる子どもがいたり、遠くへ引っ越しても帰省中に顔を見せに来てくれる親子がいたり(涙)。

そして春休み。春休みは“年度”をまたぐので、冬休み、夏休みとは趣が異なるのが特徴。
現在の6年生は3月31日まで。新1年生は4月1日からの参加。
「もう(4月1日から)来ちゃいかんの?」と嘆く6年生もいれば、これまでに姉兄の迎えにきていた妹弟は4月からの参加希望を照れ笑いで隠していたり、子ども達なりにソワソワ。

そんな6年生は卒業式を終え、しばしの開放感を味わえる時期なのに、これまで通りに参加してくれる子が複数人いて、最後の思い出づくりになる予感(涙)
3月の目玉は大型バスを借り切ってお花見ピクニックだ!昨夏に鹿島へ行けなかったからね!

申込み状況は順調で、残り数組という感じ。
大人から見ればたった11日間の開設だけど、子ども達にはとても長く、開始/初日を待ちきれない様子が申込みから感じ取れて嬉しかったり。

今は想像すらできない出来事がたくさん起こるんだろうな。
参加をご検討の方はお早めに。

2025年1月10日金曜日

2024ココ大付属学園冬休み編ふりかえり


年末3日+年始3日の計6日間だったココ大付属学園冬休み編。
35日間の夏休み編と比べたら、あっ!という間に過ぎた。
ケガも事故もなく過ごせたので概ね良かったけれど、やはり振り返らなければならないことはあって備忘録。

それは「モノの価値」について、子ども達にどう伝えればいいのか?というコト。
発端は「(持ってきた)カードがない!」という一言から始まり、聞けばポケモンカードの一枚がなくなってしまったのこと。

どうやら“それなり”のカードだったようで、遊ぶ人にしか“その価値”は分からず。
もしかしたら盗まれたかもしれない!とのことだったので、周りの子ども達に尋ねても知らず、分からず。いったい、どこへ行ってしまったのか?

ココ大付属学園では保護者と話し合った上で、自己責任で持ち込み可能としていて、いづれ起こるだろうと予測していたことが本当に起こった件。

そんな高価なカードの紛失が騒ぎになる一方で、価値の低いカードは落とし物としてポイッと放置されてる現状。

「ちょっと考えて!」と全員に注意。
「同じカードなのに価値が高いのは大切にされて、価値が低いのは雑に扱われる。自分で買ったカードもあれば、買ってもらったカードもあるのだから、一枚一枚を大切しなきゃダメだよ!」

持ち込み禁止と言うのは簡単だけど、子ども達が納得しなければ意味がなく、こういう注意って一回だけでは伝わらず、分からずだから、何度も何度も言わなくてはいけないねと。

現地土産。


ココ大付属学園スタッフが年末年始、10日間のエジプト旅から戻る。
お土産としていただいたのがエジプトのお菓子。
このような見た目、どこかで見たことがあるぞ!と思ったらウィーンで食べたトルコのお菓子だった!

激甘だけど、日本のお菓子にはない食感と甘さに意外と美味しい!と思えるから不思議(そりゃ、お土産として売ってるからマズイわけはない。)

そして、もう一つはパッケージで選んだ「紅茶の茶葉」。
これまた日本ではみないカラーリングで味も分からないのでカワイイだけで選ぶ。
スタッフがくれなければ一生食べることも、見ることもない「現地土産」は本当に面白い。

そう言えば昨夏はタイ土産として気分転換などに効くメンソールをいただいたけど、使い方を間違えていて爆笑をさらったっけ。「現地土産」は面白い。

香港では、ごく日常的に現地の方に愛されてるクラッカーが美味しくてお土産として買ったし(香港土産として有名なのはパイナップルケーキなど)、ヨーロッパ土産はピカソ、ダリなど芸術家ゆかりの品、本場の味など、日本では見たことがないから面白くてしょうがない。

とは言え、海外品の輸入も盛んなので韓国土産を購入しても実はカルディやドラッグストアで同じものをみることも増えてきた。

となると、やはり振り切った商品が必要で、愛媛なら「みきゃん、ダークみきゃん」を模った“みかんチョコレート”や“ペロペロキャンディ”などを開発してみたくなってしまう。
ロケ地を紹介する愛媛を模ったチョコレートとかもアリ!
面白いと思うんだけど。

2025年1月9日木曜日

名残惜しくて。


1月7日(火)18時頃。
いつもだったら、この時間帯までいる子どもは1-2人なのに、この日は9人も残っていて、時間など全く気にせず遊ぶ子ども達。ちなみに、この時間帯は「独自野球」が行われることが多い、今回も。
既に保護者も到着していて保護者もスタッフと談笑。すごくいい雰囲気だったひと時。

最終日だったからか、子どもも保護者もスタッフも名残惜しさ全開の雰囲気。
世間話から我が子の様子、ココ大付属学園付属学園のこと、春休み編のことなど、色々と話していると既に18時30分。

「さて、そろそろ帰りましょうか。」と声をかけると子ども達は「あーあ、明日からの学校、イヤだな・・・」と冗談なのか?本気なのか?判断がつかない返事をするので「楽しみなよ。来月には、(ココ大付属学園)春編の申し込みが始まるよ。」と伝えると「ホント!?」と、実際は2ヶ月以上先(春編は3月下旬からの春休み期間)の話なんだけど、ニヤッとしてくれた子ども。

そんな話の傍で。
「ねぇ、インチキ。オレ、4月は来れないんだろ?」
「そうだね。中学生になるからね。」
「でも、入学式もまだだよ。」
「だよね。その気持ち分かるけど3月31日までなのよ。」
「あーあ」と残念がる子供もいれば・・・。

「妹が4月から新一年生なんです。申し込みは兄妹一緒にできますか?」
「いいえ、新一年生は4月1日から参加可能なので、春編だけは兄妹別々にお申し込みください。」
「分かりました!」
と保護者からの質問。

名残惜しさを超える先にあるのはなんだろうと。

最後のおにぎりは。


ココ大付属学園冬休み編最後の「おにぎり百景」は「焼肉のタレ味」、それもガツンッ!と濃いめ。

城山公園へピクニックに行くので、遊べばきっと腹ペコになるはずと8合を精米。
前回の「焼肉のタレ」味の時に「もう少しガツンッ!とした味でもいいかも!」という意見があったので、炊く際に水を少なめにして、その分、焼肉のタレを入れる。
そして炊き上がってからも「追いタレ」をしたら美味しそうな色と香りが食欲を刺激した。

子ども達にも手伝ってもらい9時30分から握るも「アッツイ!」と言いながら20個完成。
でも、案の定お昼ご飯時には「インチキ!おにぎりちょうだい!」と次々と子ども達がやってきて、あっ!と言う間になくなってしまう。

この「焼肉のタレ味」のおにぎりに天かす、胡麻、生姜を入れて海苔で巻いたら、スゴいおにぎりになるな・・と妄想。

ハローズ財団に助成していただいた「おにぎり百景」事業は今冬で一区切り。
20回以上のおにぎりを握る機会実施を目標としていたけど、余裕で20回以上はしたと思う(冬だけで計6日した)。
そして、平岡米の提供なくしてこの事業は成立せず、改めて感謝。
毎回おいしく平岡米をいただきました。

子ども達に「どのおにぎりが好きだった?」と尋ねると直近で食べた「焼肉のタレ!」も挙がったものの、「鯛めしおにぎり!」を挙げた子が多く、「だよね!」となる。

そして意外だったのが「シンプルな塩おにぎり」に自分好みで「ふりかけ、“ごはんですよ”など」を追加する味が良かったとも。

すっかり「おにぎり」の魅力にハマった子ども達。
「今度はインチキに食べさせてよ。」と言うと「絶対にイヤ!自分で食べる!」とキッパリ子ども達。

2025年1月8日水曜日

申請した。

このジャンプ力はスゴい!

「冬のスポーツ」というフォトコンテストがあったら入賞かも!?と思う写真が撮れた。
子ども達は一日数回、ドッヂボールをしていて見に行ったら、スタッフの“なまじ”もプレイしていて、なまじの投げたボールを開脚しながら大ジャンプした子どもの瞬間を捉えた!

運動神経、反射神経の良い子だけど、ここまで絵になるポーズは素晴らしく拍手を送る。
子ども達って、どうしてあんなにドッジボールが好きなんだろう?

1回あたりのプレイ時間が20分と決まっているからか?全力で投げる、取る、避ける、走るから終わったら全身から湯気が出てる子もいるのだからスゴい。

引き続きドッヂボールもいいけど、他にも面白い&楽しいスポーツはあるよ!と言う意味も含めて某助成金に申請した。

申請した助成金の特徴は「スポーツ体験」で、申請した背景の一つにドッヂボールに興味はなくても違うスポーツに興味ある子もいるから。

ボッチャ、スポーツダーツ、ストラックアウト、ドッヂビー、長縄など色々なスポーツを体験してきたけど「ニュースポーツ」という分野があるようで、スラックライン、モルックなどが有名とのこと。

世界各地で盛んなスポーツをココ大付属学園でも体験できたら面白い!と思い申請書を提出。
審査結果はまだ先だけど、採択されたら体育館でなくとも狭い場所でもできそう!

冬は寒くて外に出にくいけど、夏は夏で暑すぎて外出を控えて・・・なんて言われる昨今。
室内スポーツで体を動かして楽しみを増やそうという狙い。
採択されますように!

パンパンに。

パンパンに炊き上がった「鯛めしご飯」

ココ大付属学園冬編のクライマックス/その一は、平岡米(平岡夫妻から寄付された新米)+愛媛の鯛による「鯛めしおにぎり」。

パパイズム鈴木さんをお招きし、精米した平岡米10合に調味料と具材(昆布、焼き目をつけた鯛、生姜など)を入れてスイッチオン!

炊き上がる過程であがる香りに「何この匂い〜」とか「えっ〜魚?」など、反応がイマイチ薄い子ども達。
しかし、炊き上がり、おにぎりの準備を始めると、ヒトの本能なのか?美味しい香りに引き寄せられる子ども達。

それもそのはず。フタを開けるとパンパンに膨れ上がった鯛めしのビジュアルがハンパなかった!
取り出した頭、昆布だけで十分にツマミになるビジュアル、ほぐれた身、ひっくり返すと“お焦げ”のような濃い香り。

お昼時間に合わせて炊いたものの、子ども達の腹ペコ具合はMAXで予定よりも30分も早くスタートした「おにぎり百景」。

余談だけど、今回も(夏も)大活躍したのは「おにぎりポッケ(岩谷マテリアル)」で、子ども達でも上手におにぎりを握れ、使っていなかったらラップで握るって大変だったな・・・と。
商品に派手さは無かったけど地味に良かった。

1合から4個のおにぎりと考えていたので計40個の計算は当っていたものの、「おいしいー!何個食べていいの?」で一人2個までとなり、アッサリ終了。

で、この後、正規のお昼ご飯があったけど、何事もなかったようにペロリだった子ども達。
「インチキ!次は(鯛めしおにぎりは)いつさ?」と、子ども達。

2025年1月7日火曜日

新春ミステリー。


ココ大付属学園では季節ごとに“必ず”ミステリーが起こり今回も。
ちなみに、これまでのミステリーで傑作だったのは「見つからないオトモダチ」。

出席を全員取ったにもかかわらず、全員いることを信じず、「誰だか分からない(名前も知らない)オトモダチ」を探した子ども達。
“イマジナリーフレンド”だったのか?子ども達には見えた不思議なお友達の話。

今回は・・・。
「インチキーーー!靴がない!」
「えっー!どういうこと?」
ココ大付属学園ではなぜか?靴を脱いで遊ぶ子どもが多く、“置き去り靴”が多いのは日常だけど、今回は辺りに誰もいないのに靴だけが3足置いてあるものの「靴がない!」と一人の子ども。

話を整理すると、靴を脱いで遊んでいる最中にドッヂボールへ行こうと誘われ、全員がサッーーー!と去った後、その子の靴が“さっきまであった”のに忽然と消えてしまったとのこと。

残されている3足は自分の靴ではないと主張する子ども。
「もしかして、誰かが履き間違えて体育館に行ったのかも!?」と、別の子どもは名探偵気取り。

「そうかもしれない!」と、その場にいた子ども達も巻き込んでのミステリー捜査。
「体育館へ行こう!」と袖を引っ張る当事者の子どもは靴下姿、取り巻く子ども達。
「でもさ、体育館で靴が見つかったとしても、“誰か”の靴がまた足りなくなるんじゃない?」
と伝えても先ずは事件の解決を急ぐ子ども達。

「おぉ〜!あった!靴〜!」と指さしで喜ぶも、そして次は誰が靴を取り違えたか?の犯人捜査。

結局、体育館から靴下姿で帰ってきた子どもが自動的に犯人と分かり、新春ミステリーは捜査終了。

現代病。

ロボットも都市伝説を信じるのか?

某小学校に立つ“靴紐を結んでいる偉人像”の都市伝説は、登校時間に像を見ると靴紐を結んでいる最中なのに、下校時刻に見ると靴紐は“結ばれていた”・・・。
ヒィー!と驚き、子ども達の豊かな想像力に微笑んでいると。

「インチキ、地震が起きるよ。知ってた?」
「えっ!ナニ?いつ?」
「今年(2025年)」
「今年!?のいつ?」
「夏だったかな?」
「そうなんだ・・・。避難道具とか用意してる?」
「分からん。」と言う子ども達との会話。

単なるネット情報だけども、2024年8月8日の地震を体験していると、バッサリ切り捨てることができない現代病。

「道後温泉には幽霊も温泉に入りに来てるんやろ?」
「そっ!そうなの?初めて聞いたよ。」
「そうらしいよ。特に冬は幽霊も入りに来てるらしいよ。」
「そうなんだ!なんだか幽霊と聞くと怖いけど、温かい話だね?それ怪談話?」
「カイダンってなに?階段?」
「そこ!?」

「蛇口からミカンジュースも都市伝説だったんやろ?」
「そうみたいだね。それが実際にあったという話だよね?」
「おもろー!」
「蛇口からミカンジュース飲んだことはある?」
「あるよ!美味しかった。」
「美味しい&楽しい都市伝説もあるってことだね。」

情報について考えさせられた場面いろいろ。
こちらから求める情報もあれば、一方的な情報もあるし、そんな情報には確度の高い or 低い情報もあれば、悪意のある or ない情報もあったり。

1次・2次・3次を介する中で情報の質や信憑性が捻じられてしまったり。
「情報リテラシー(≒識別できる知識と判断)」の必要性をますます感じた年の瀬。

と、言うか以前にもこんな話を聞いたぞ!

2025年1月5日日曜日

レトロゲーム大会。


2024-2025の年末年始は9連休なので利用する小学生も少なかった土曜日。(そもそも土曜日は利用者が少ないけど)。
そこへハーモニープラザから「試しませんか?」と渡されたのがファミコン&スーパーファミコン。
個人的にはファミコン→ディスクシステム世代。ドラクエの勇者はカニ歩きしてた時代。

でも、私の知るファミコン&スーパーファミコンよりも小さい!「こんなに小さいの?」と驚くと、10数本のソフトが予め内蔵だった。時代の進化ってすごい!
本体も小さい分、コントローラーも小さく大人の手には小さすぎた。

で、小学生には全くウケず・・・。「ナニコレ?」状態。
そうだよね、40年も前のゲーム&描画だし、今のゲームのような精細で臨場感もないよね・・・となる。「でもドット絵とか平面描画でも十分に楽しかったんだよ」と伝えても響かず(涙)。

そして、昔遊んだゲームだからと“あなどって”いても操作難しかった。
パックマン、ドンキーコング、グラディウス、イーアルカンフーなど懐かしさにプレーしたけど下手すぎの私!小学生の頃はゲーマーだったんだけどな。
失敗する度に大爆笑のこども達。そしてアドバイスの嵐。

「タブレットの方がたくさん遊べるよ!」とも教えてくれるこども達。盛り上がったのは私や保護者世代、シルバー世代のみだった・・・。

【歳を重ねてからのプレーするゲームの教訓】
歳を重ねると、避ける、逃げる、戦うなど操作性や時間制限などが勝敗を決めるゲームより、トランプ、ゼルダなど時間などを気にせず遊べるゲームの方がいい。

色々なかたち。

家庭菜園で採れるほうれん草などをいただく。

2025年1月4日(土)7時30分頃、清掃の方々と一週間ぶりの再会。
前回は「良いお年を!」だった挨拶が、昨日は「新年、あけましておめでとうございます。」となる。
施設管理人さんとも一週間ぶりの再会、同じく新年のご挨拶。
そして、スタッフ、ボランティアスタッフとも新年の挨拶。形式的だけど言葉に出すとシャキッ!となるからいい。

写真は松山教育界のレジェンドHさんから「ほうれん草のおひたし、白菜とちくわの酢漬け」の差入れ。
Hさんにはココ大付属学園がある度に「小松菜」焼きなす」などを差し入れていただき、貧弱な食生活を気遣っていただき涙。

そして、先日は「焼肉のタレ」を寄付いただいたけれど、今度は保護者から「お菓子」の寄付が届く。他にも色鉛筆やクレヨンなどの文房具の寄付もいただき、形や内容は何であれ、皆さんに気にかけていただきココ大付属学園は成立している。

寄付と言えば「平岡米」も。
2025年最初は「おにぎらず」で、昆布の佃煮を混ぜご飯を海苔の上に置いて食べる。大人には好評でも子どもには佃煮はイマイチで「ごはんですよ」の方が良かったみたい(同じ佃煮なんだけどね。イメージの違いか)

ボランティアも(労力の)寄付。
1度の参加でも子ども達との触れ合いに興味をもってくれ、「また来てもいいですか?」と言ってくれる学生がいるのは子ども達の力。

そして18時過ぎ、2025年の初日終了。