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2025年6月29日日曜日

妄想リスクが本当に。


梅雨前線が消滅して「そんなコトあるんだ。嫌な予感がするね。」と言ってたのは6月中旬。

そして「6月27日頃に四国地方は梅雨が明けました。」となり、昨年は7月17日に梅雨明けしたから20日ほど早く、観測史上最速の梅雨明けだったとのこと。全然嬉しくない記録。

どうでもいい話は「梅雨明けまで値引き敢行!」と大々的にPRしてた近所の唐揚げ屋が、予想外の短い梅雨明けに値下げを継続中だった(笑)

猛暑が予測される中で夏の全国高校野球選手権は、2025年から開会式を午後4時から開始、試合は選手への負担軽減に午前の部、午後の部という2部制にするというニュース。

他人ごとに思えないのは、ココ大付属学園は夏休み期間中に開設するから、子ども達の体調管理が優先事項となる。
外でも遊びたい子ども達、だけど梅雨が明けたら猛暑、酷暑なはず。
すると「熱中症アラート発令」は確実で「外では遊べない」事態になる→室内遊びになる。

40人の小学生のエネルギーを発散させることも役割なので、体育館でのドッジボールだけでは物足りない、どうしよう。妄想したリスクが本当になってしまった。

そんな妄想リスクの回避に3月にハーモニープラザ相談していたから、他の部屋の利用も叶ったけど、今年だけの話ではないから、今後どうしたらいいのか?と悩む。

今年は助成金で室内外スポーツ用品を調達できたから、数年間(≒壊れるまで)楽しめるけど、猛暑、酷暑が毎年だと、出来なくなることが多くなる(例:もしも、鹿島ピクニックが実施できなくなったら悲しい)ことも想定しないとならず、大変だ!となる。

ココ大付属学園では、特別に何かをしてるわけではないけど、子ども達には気づかれないような配慮はしてるわけで、今夏は今後の過ごし方を占う機会になりそう。

2025年6月27日金曜日

放課後指導員認定研修終える。


一教科90分×4教科/日を4日間=計24時間(移動時間や休憩時間を入れると9時間/日)だった「放課後指導員認定研修」を終える。
県内3カ所で同時に受講した人は数十人、ほとんどが女性だった中で男性は数人という感じ。

これで児童クラブなどに携わるに必要な基礎知識が備わったはず。実践は過去2000時間で経験済み!
でも、研修日が空いていて本当によかったと、つくづく思う。
一日でもNGだったら認定されなかったわけで、“ツイてる”と思ったり。

研修を振り返って印象的だったのは3つ。

(1)ますます遊びが必要になる。
私たちの子供時代だった昭和とは違い、今の遊びは超高度化してスゴいけど、実は「用意されている/与えられた範囲から外れない遊び方」が多い気がして、五感をフルに使ってない。予想外が起きにくい。
だからゼロから遊びを生み出す力、とっさの対応力、五感を育む必要があると思った。

(2)子供を取り巻く環境/質の変化。
一言でいえば家庭環境、教育環境。子ども達は学校以外にも習い事をしている(中には放課後に複数も!)。子供の将来を案じてという親心と思うけど、親子共々が疲弊していたり、子供へ費やす費用が5万円以上/月と家計を圧迫していたり。
一方で習い事≒体験できていないこととの格差は広まる一方で、選択肢と言えばそれまでだけど、環境も質も激変している中で、どう子ども達を育めるか?

(3)身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクト(育児放棄)の多さ。
具体的に数字や数値を示されて、その多さ(それも年々増加してる)に本当に驚く。
その多くが家庭で起こっているけど、児童クラブなどでも発生していて、一体どうなっているのか?すると、本当の数字なのか?それとも氷山の一角なのか?

子どもの研究も色々とされて、知れば知るほど不都合な真実も飲み込まないと先へ進めない事実という感じか。

2025年6月26日木曜日

私は誰でしょう。

ルビをふったり、シールを貼ったりしてPR

「自分を動物に例えると?→リス、ハムスター、ネコ、ウサギ、イヌ・・・」
「嫌いな食べ物は?→シイタケ、野菜、カボチャ、ポテトサラダ、酢の物、甲殻類・・・」
「好きなコトは?→アニメ鑑賞、漫画を読む、音楽を聴く、お菓子を作る、推し活、バドミントン、散歩、昼寝、ゲーム・・・」と続く女子学生たち。

ココ大付属学園での研修を控えている学生たち。
子ども達との接点をどう演出できるか?と考えて「私は誰でしょう?」を3年前から始める。

ポイントは「私は誰でしょう?」だから名前を書かずにプロフィールを書く点。
ちなみに「似顔絵」は描ける。


大学生から子ども達へ「私のプロフィールはどこでしょう?」と尋ねると、子ども達は食いついて探す(笑)。

そして、見事正解(一致)できたら、プロフィールを見てワイワイとなる仕組み。私も見て(へっー!この学生は実は〇〇なんだ!)と知れて楽しい。

そんなプロフィール項目には「自分で考えた項目」も用意されて、十人十色で様々な項目を作って自分で答える学生。

「好きだった給食→米粉パン、チリコンカン、ハヤシライス、唐揚げ」
「やってたスポーツ→バレーボール、ダンス、バスケ、アーチェリー」
「好きな遊び→鬼ごっこ、かくれんぼ、ドッチボール、あやとり」
「好きなゲーム→マイクラ、スプラトゥーン、あつ森、ぷよぷよ、テトリス」
「実は・・・→ドラムが叩ける!絵が描ける!折り紙が得意、裁縫が好き」
「好きなお菓子→ポッキー、じゃがりこ、グミ」と、授業ではそんなコトを一切発しない学生たちの素性がいい!

そして、子ども達の意識、興味関心を気にして書いている子もいて、テストが無い授業なので、こういうのも考査資料になる。

楽しみながら学ぶ・・・とは、こういうことと思う。

2025年6月20日金曜日

まだ1ヶ月以上先だけど。

スタッフ渾身の夏用飾り付け。

ココ大付属学園【夏休み】の開始(7/22)まで、まだ1ヶ月以上あるけれど、荷物の搬入を始める。

「(今年は準備が)早いね!」と、いつも笑顔の館長さん。
「そうなんです、7月が忙しくなりそうで、その前に・・・」は本当で、空いている隙間時間を準備に充てないと、更に忙しくなってしまっても、後で困るのは自分。
ならば、自分一人が動けばリスク減になるなら減らしましょう!は「リスクの回避(=影響度合:低×発生確率:低)」。by プロジェクトマネジメント。

揃えるモノは概ね揃った。特にライフスポーツ財団から預かった助成金での買い物は全て終わり、最後に届いたのはケンケンパリング。いわゆる「ワッカ」で、地面にチョークで描いたケンケンパが、現代ではワッカ自体が売っていた。
でも、「ケンケンパ」だけでなく、「輪投げ」にも使えそうだし、「ボッチャなどの投てき用の的」にもなると思い購入。

荷物を倉庫に置いて1階に降りると、館長と職員さんたちが、涼しい飾り付けの真っ最中。
「いいですね!どなたか作られたんですか?」
「ほとんど職員の手作り+子どもたちの手伝い。」
子ども達へのワクワク感演出にスタッフの方達が汗をかいて作ってる様子が眼に浮かぶ(笑)。

なぜなら、ココ大付属学園も同じだから。
飾り付けや手作りオモチャなどを作る時は「1ヶ月間(=夏休み期間中)持てばOK!」と伝えていて、今夏もいくつか登場予定。耐久性vsコストの兼ね合い(笑)

その前に梅雨前線が消滅してしまった・・・と言っていたけど、今からこの暑さだったら、夏休み前に溶けてしまいそう・・・。

2025年6月19日木曜日

互いに影響を受けている私たち。


象徴的だったのが「【問】勉強している子の周りで騒ぐ子供がいる場合の対応例は?」と尋ねると、「騒いでいる子供に注意をする。」的な回答が最も多かったけれど「周りに他大学生がいたら、お願いして(騒ぐ子供と)一緒に遊んでもらうようお願いする。」という意見もあり、ナルホドとなる。

そして「勉強している子と静か部屋(隣室)へ移動する。気分転換しよう!と、勉強している子と休憩する。」という意見もあり、いいね!となる。

一つの状況に複数(この場合は3つ)の対応策があることを学び、どれが“正解”ではなく、状況に合わせて選択できるようにしておくことを教える。
答え(対応策)は常に複数あると理解しておく。

もう一つ。
「【問】泣いてる子供。塞ぎ込んでいる子供がいる場合の対応例は?」については「大丈夫?」と声をかけるのは基本として、我々からアレコレ話しかけるのは必ずしも良いことではないことを伝える。
じゃあ、見て見ぬフリですか?的な雰囲気になったけど、「その子の隣に座るだけ」でも十分。

時に私の隣に何も言わず座り、無言のまま過ごす子もいる。
喋らなくても“隣にいる安心感”的な存在が心地よい時もあると言うこと。

対応策は多様であることを学んでいる学生達も色々で、子供達とたくさん遊びたい!という積極的な学生もいれば、自分の得意なコト(絵を描いたり、モノを作ったり)で近づきたいという学生、一人一人と丁寧に接したいと慎重な学生もいれば、子供達をサポートしたいと一歩引いて見守りたいという学生もいたり。

実は子供も私たちも互いに取り巻く環境に影響を受けながら発達しているという「生態学的システム理論(ブロンフェンブレンナー・U)」を図解で紹介すると納得感が増した件。

閃き2発。

吊るすことでシンプルになった!面白い!

今夏、ココ大付属学園で行う「スポーツ体験」。
そのために色々なスポーツ用具を購入して、アパートで一人、お試し。

先日の「バランスボード」は、10秒も立てなかったのに、今では60秒と600%UPまで成長した!
体幹も鍛えられて(足裏のグリップ力と内股の筋力が重要と分かる)スポーツと健康は繋がっていると実感。でも痩せない。

そして写真の「ストライクボール」。
大型で据え置き型なので、設置も保管も悩ましいと思いながらも購入。
そして実際に組み立ててみるとやはり大きく、倒れないように足も大きい(長い)。

うーむと眺めていたら(ハッ!?もしかして!?)と閃いた。
的となる部分(胴)と腰足の部分のパーツは分離する。的の部分には隙間もある。
もしかして、胴(的)の部分だけを吊るせるのだろう?となり、腰足部分と胴を外して、吊り金フックを探したらベストなのがあった!

的に吊り金フックを付けてカーテンレールに掛けたら写真のようになった。
(おぉ〜!イメージ通り)となり、プレーも遜色なく、自分の閃きを誉めてしまった(爆)

完成イメージを見たら、なんの変哲もないコト(誰でも思いつくコト)だけど、ゼロからこの発想に辿り着く時間(2-3分)は日頃の妄想力の賜物。
誰でも時間をかければ辿り着くと思うけど。

と、閃きを喜んだものの、アレ?腰と足のパーツが残ってしまった・・・。
これらの活用も考えないと・・・と、もう一度妄想すると(ミニゴールになるじゃないか!)と閃きその2。

実はミニゴールの購入も考えたものの、用途が限られていたので見送っていたけど、大きさがピッタリ!
ゴールネットはないけど、そこは透明ビニールや特に無くても問題ナシ!

一つの商品から二つの用途でプレイできるってサイコー。
日頃からの妄想力の鍛錬は大事という話。

2025年6月14日土曜日

やっぱり大いに遊べ、子ども達。


放課後支援員認定研修も3回目。
子ども達に遊びがどうして必要なのか?についてを
まとめると・・・。

<心身の発達促進>

  • 身体的発達:鬼ごっこや縄跳びなどの運動遊びは、筋力やバランス感覚を養い、健康的な体づくりに寄与する。
  • 感覚統合の発達:砂遊びや水遊びなどの感覚遊びを通じて、視覚・聴覚・触覚などの感覚を統合し、脳の発達を促す。 

<認知能力と創造性の向上>

  • 問題解決能力の育成:ブロック遊びやパズルなどの構造遊びは、論理的思考や問題解決能力を高める。 
  • 創造力の発展:ごっこ遊びやお絵かきなどの創造的な遊びは、想像力や柔軟な思考を育む。 

<社会性とコミュニケーション能力の形成>

  • 協調性の習得:集団での遊びを通じて、順番を守る、ルールを理解する、他者と協力するなどの社会的スキルを学べる。
  • 共感力の育成:友達との関わりの中で、他者の感情を理解し、思いやる心が育つ。

<情緒の安定と自己肯定感の向上>

  • 感情の表現と調整遊びを通じて喜びや悔しさなどの感情を体験し、自己表現や感情のコントロールを学べる。 
  • 自己肯定感の育成遊びの中での成功体験や達成感が、自信や自己肯定感を高める。 

<自発性と主体性の促進>

  • 自発的な行動の促進:子どもは遊びを通じて「やってみたい」「挑戦したい」という意欲を持ち、自ら行動する力を養える。
  • 主体的な学びの基盤:遊びを通じて得た経験が、将来の学習意欲や探求心の基盤となる。

と、我が子を育てた期間では知ることも学ぶこともなかったことを“今さら”知る。
だけど、立派に育っているし、言葉を知らなくても、学ばなくても多くの保護者は実践してたはず。


そこで、遊び不足だと子ども達には何が起こるのか?は教えてもらえなかったのでChatGPTに尋ねる。
すると、やはり大いに遊べ!子ども達と言う感じで腑に落ちた。


<遊び不足がもたらすリスク例>

  • 精神的な問題増加:英国では子どもの遊び機会が減り「sedentary(動かない)、スクロールするだけ、孤立しがち」という状況が多発し、肥満や不幸感が増加していると報告されている。
  • メンタルヘルスの悪化:米国でも遊びの減少とともに、不安・うつ・自殺リスクが高まるという指摘がある。

<認知発達 & 学習能力>

  • 実行機能+問題解決力:遊びを通してプランを立てたり判断力を磨いた子どもは、抽象的思考や課題解決に優れる傾向がある。おままごとなどのごっこ遊びは、こうした能力を育むのに役立つ。
  • 言語能力・学習意欲:社会的なごっこ遊びをよく行う子どもは、語彙量や発話の長さが豊かになり、読み書きなどの学習にも好影響を受ける 。
  • 一方、遊び不足の子どもは、注意力や柔軟な思考、語彙力などが同年代より劣るケースがある。

<社会性・感情の発達>

  • 共感力・協調性:集団遊びで順番を守ったりルールを理解したりする経験が社会的スキルや協調性、共感力を高める 。
  • ストレスコーピング能力:自由に遊ぶことで、自身の感情を調整・コントロールする力が育ち、ストレスに強い子になる 。
  • 遊ばなかった子どもは、気持ちを言葉で整理するのが苦手だったり、不安・焦りなどの情緒不安定を抱えることがある。

<心身の健康・運動機能>

  • 粗大運動・身体の発達:外遊びや体を使う遊びを多くした子どもは、体幹・心肺機能が強化され、全体的に運動能力が高くなる 。
  • 身体活動への習慣:遊びが習慣化された子どもは、将来にわたって運動好きになりやすく、肥満リスクの低減にもつながる 。
  • 遊びの少ない子どもでは、肥満傾向や体力不足、運動協調性の遅れが見られやすい。

<創造力・自己肯定感>

  • 創造性・独創性:ブロックやお絵かきなどの自由な遊び経験が、柔軟な思考や創造力を培える。
  • 自己肯定感・達成感:自分の意志で達成した成功体験は、自信となり「自分ならできる」という気持ちを育てる 。
  • 遊ぶ機会が少ないと、チャレンジ意欲や自己信頼が育ちにくく、消極的になったり不安感が強くなったりすることがある。

2025年6月12日木曜日

学べたけど闇。


2023年に全国の児童相談所に寄せられた児童虐待対応件数は【22,509件/年】。
一日あたり61件もの児童虐待と疑わしい相談に対応している計算。

じゃあ、その相談は「どこから来るのか?(相談経路)」と言うと、令和5年度子ども家庭庁調査によると、1位が警察(51.7%)、2位が近隣知人(9.8%)、3位が家族親戚(8.5%)、4位が学校(7.4%)と続き、「1.4%と少ないですが誰からか分かりますか?」との問いに察しがついたのは「児童本人」でその通りだった。

一体、大人は何してんだ・・・と胸糞悪くなる。
さらに「児童虐待がバレないように顔や腕などにはアザをつけず脇腹、内股など目に見えにくい所へ身体的虐待をする悪質もある。」との紹介に同じ人間なのに腐ってるとしか思えない人がいる事実。

そして児童相談所に寄せられる相談内容は、身体的虐待が1位と思いきや1位は「心理的虐待:59.8%(例:言葉による脅し、脅迫。無視、否定的な態度。心を傷つける言葉の繰り返し。他の兄弟姉妹との著しい差別的扱いなど)」。

2位が「身体的虐待:22.9%(例:打撲、あざ、火傷、骨折、内臓損傷など。首を絞める、殴る、蹴る、激しく揺さぶる。意図的に子供に病気をさせるなど)」。

3位が「ネグレクト:16.2%(例:健康や安全への配慮を怠っている。衣食住が極端に不適切で健康を損なうほどの無関心、怠慢など。)」

4位が「性的虐待:1.1%(例:性的暴行、性的行為の強要など)」。
どれも犯罪だけど、性的虐待なんて全く理解できないし、理解もしたくない・・・。考えられない。

ここまで書くと「一体保護者(親)は何してんの!?」と言いたくなるけど、実は親自身にもフォロー、支援が必要なことが多い(例:産後うつによるネグレクト、DVによる心理的虐待、依存症による身体的虐待など)虐待の現場とのこと。

学べたけど闇だった件。

頭でっかちになるな。

ピックルボールを3人で何回続けられるか?に挑戦。

基本的に「投げる、入れる、落とす、転がす、打つ、倒す、飛ばす」程度のスポーツだから、これまでの経験から(あぁ、大丈夫。できる。)と、思うのは当然で、その通り。
だけど、それは「頭の中だけの都合よい解釈」だから、手も足も体も動かさない単に“イメージ”。

  • 子ども達に面白さを伝えるためには、まず私たちが楽しむことが大切と学びました。
  • プレーすると意外と難しかったり、コツが必要だったりと面白い要素が多かったので、ぜひ子ども達ともしたいです。
  • いつもするスポーツのようにプレーすると、逆に上手くいかないことがわかりました。軽い力だけでこんなに楽しめるので、どんな年代の人でも楽しめるのは素敵と思いました。
  • 見た目とは違って難しいスポーツもあり楽しめました。子ども達がプレーすることを考えると、また違ったアイデア、ヒントが思いつきました
  • 今までやったことがない初めてのゲームばかりでとても楽しかったです。子ども達にも楽しんでもらえるように推しポイントなど考えます!
  • 実際にプレーすると簡単そうに見えて難しく、一つ一つ似た要素はあるものの、遊んだ時の満足感などにも違いがあると感じました。特にボッチャは得点をとりに行くか、相手の得点を奪いにいくかなど、一つのゲームで別の遊び方をできるのが面白かったです。
  • どれも初めてプレーしましたが、すごく楽しかったです。子どもは大人数でやるゲームが好きとよく聞くので、きっと楽しめると思いました。


学生達から多く聞こえたのは「意外と〇〇だった。」という感想。
情報だけで分かることもあるけれど、情報だけで全てが分かるはずもなく、また情報だけで得たコトは誰が答えても同じ内容や感想が多い。なぜなら単なるコピペだから。


自分だけが得て感じて話すこと大事。
自分ごと化してくれた大学生に感謝!

2025年6月8日日曜日

遊び感覚スポーツ。

意外とハマる。

ライフスポーツ財団から預かった助成金を活用して揃えたスポーツ用品の中には「バランスボード」もあって2個購入。2個買った理由は「競い合える」から。

想像すると・・・。
「インチキ?これ何さ?」
「これはバランス感覚を養うモノだよ。乗ってごらん。」
「わっ、グラグラする!」
「でしょ?床に縁を触れさせないように体の重心を真ん中に合わせるんだ。」
「(乗ってみたもののグラグラして)ムリー!絶対ムリー!」
となり、周りで見ている子が「オレもワタシもしたい!」と必ずなる。
すると「じゃあ、10秒間、縁を床に触れないように立ってごらん。」となったり、「どっちが先に縁が床に触れてしまうか?」という競争になったりするはず。
遊びながらのスポーツ、その結果、体幹が鍛えられる(はず)というストーリー。

すると「じゃあ、インチキがやってみせてよ!」と必ずなるのは10000%確実なので、先立って試しに乗ってみると、高さ5cmの板上では2-3秒、中心に重心を乗せられるものの10秒もキープできない!グラグラしてしまう。

ムムッ、ココ大付属学園開始まであと1ヶ月。
私がマスターしておけば、子ども達に言われても驚かすことができる!となり、バランスボードに乗り始めて3日目。オロオロ&グラグラの連続で成長変化ナシ。

上手な人(≒体幹が鍛えられた人)は、片足でもグラグラさせても縁が床に着かない。
体幹が鍛えられることで、スケボーやサーフィンなどのスポーツでも役立つはず。

子ども達に「はい、スポーツしなさい!」では通じないから「遊び感覚で気づけばスポーツ」がいいんだろうな。
どうしよう、53歳にしてスケボーやサーフィンに目覚めてしまったら(絶対にないな。)

2025年6月3日火曜日

ココ大付属学園、申込み終了。

今年は行きたい鹿島ピクニック!

過去4年間、夏休みのココ大付属学園は「通し利用(1100円/人日)」と「単日利用(1500円/人日」の2種類で申し込みを受けついていたけど、2025年度は「通し利用のみ」しか募集しないと決め、保護者にも説明して、いざ申込み当日を迎える。

(定員割れしたらどうしよう)など思いつつ、申込み開始時間にフォームをオープンすると・・・。
3分後から1件目、2件目、3件目・・・と続き、30分後には45名の定員に達したので受付を終了する。去年は「通し利用」が35名、「単日利用」が11名だったから同等の反響に安堵する。

そして15名が2025年度初参加(うち10名は“本当の”初参加)ということで、新陳代謝というのか新しい子ども達が創る雰囲気が楽しみになる。

5回目の夏だけど、毎回思うのは子供の数は減っているけれど、夫婦共働きは70%とのことで、夏休み中の預け先に困るご家庭は多い。預け先がないと働いても心配事は多い。
「子どもを預けられたので不安なく仕事ができました。」と感謝されたのは3月31日で卒業した6年生の母親。

かたや、これまで単日利用されていた方は通し利用で申し込むか、今回は諦めるかしかなく一抹の申し訳なさも感じたり・・・でも、こればかりは仕方がない。と思うようにしてる。

と、言うことで夏休み34日間を乗り切るためのギアが一段あがった。
参加費が申し込まれ、スタッフとの情報共有が多くなり、ハーモニープラザにも行く回数が増える。松山市こどもえがお課ともやりとりが増え、一方でインターンシップの学生、私の授業、他の先生の授業を履修している学生の研修機会となり、また他の先生からは絵本専門士を目指す学生の受け入れ場になったり。

そして今年こそは、鹿島に行きたい!行こう!去年は台風で予備日でも行けなかったから。

2025年6月1日日曜日

納得解。

研修会へ向かう途中にあるメリーゴーランド。

放課後児童支援員認定資格研修の2回目。講師と登壇されたのは山下さん。
山下さんは昨年度までの4年間(ココ大付属学園初年度から!)、ココ大付属学園を全力で支えてくださった松山中央児童センターの職員さん。

異動で離れてしまったけど、山下さん(と館長さん)がいなかったらココ大付属学園は今ほど発展してなかったかもしれない・・・と言うほどお世話になった方。

そんな山下さんからのテーマはステイクホルダーとの関係性について。
ココ大付属学園のステークホルダーは・・・。

(1)ハーモニープラザ(
松山中央児童センター→施設機能提供者。子供のプロとして相談相手、見守ってくれている。
(2)市民先生→プログラムに講師として参加。
(3)スタッフ→最前線で子供達を見守っている。
(4)保護者→我々に期待して子供を預けている。
(5)シルバー人材センター→経験の豊富を子供達の見守りに生かしている。
(6)松山東雲女子大学→授業の一環として子供達とナナメの関係を経験。
(7)参加者(子供)→ココ大付属学園の時間を楽しんでくれている。
(8)松山市→主管としてココ大に任せてくれている。
(9)ボランティア→中学生、高校生、大学生、社会人がココ大付属学園を楽しんでくれる。

これらのステークホルダーと関係性を保持するのは簡単ではないけど、どのステークホルダーとも関係が良好なのは、底辺に「信頼関係」が成立しているからと思う。
迷惑をかけること、配慮が足りないことも多いけど、どんな時でも真摯に接することを心がけているつもり・・・、つもり・・・。

4年間の経験があったから、山下さんの一つ一つの話に納得解(山下さんからのキーワード)があったけど、経験がなかったら・・・。

2025年5月30日金曜日

わいわいスポーツ!

大人だって楽しめる!

今年度はライフ・スポーツ財団から助成金を預かり「ニュースポーツ体験」を行うココ大付属学園。
そして、スポーツ用品が続々届き始める。

・ヘリディスク(フライングソーサーで互いの的を当て競うスポーツ)
・ヘリドロップ(「コーンホール」に似たスポーツ)
・どこでもバトミントン(折りたたみネットなどが収納されてるセット)
・アウトドアバトミントン(風の影響を受けにくい屋外OKバトミントン)
・ソフトソーサー(3歳から99歳まで対応という超柔らかいフライングソーサー)
・ボッチャ(色分けされているから複数人が同時に競える)
・モルック(棒を倒して倒れた棒に書かれた数字で勝敗を決めるスポーツ)
・長なわ(昔からあるスポーツ)

気付いたのは(これだ!)と思った多くが、海外製品だった事実。
韓国(ヘリディスク・ヘリドロップ)、ドイツ(フライングソーサー)、フランス(ボッチャ/ラ・マリオーラ)、フィンランド(モルック)、ヨーロッパ(アウトドアバトミントン)。

他にもピックルボール(アメリカ)、ダーツ(イギリス)が気になっていたり。
日本でも「輪投げ」「ストラックアウト」、「スポーツ吹き矢」なんていうのもあったな。

買うだけではなく、これまでの手づくり用具もある。
「ゴールネット」はバスケットゴールへ新聞紙を丸めた“ボール”を30秒間で何個入れらるか?で楽しんだし、ペットボトルを10本並べてボールを投げて倒れた本数を競い合ったり、輪ゴム鉄砲で倒れた的の点数を競い合ったり。

すると少なくとも毎回12種類以上のスポーツで遊べる。
体を動かしたくてウズウズな子ども達に刺さるはず!

そんなコトができるココ大付属学園の事前説明会は5/31(土)19時から。
申込みは6/1(日)8時から!

2025年5月28日水曜日

インターンシップ説明会終わる。

これまでにココ大付属学園へ参加したインターン生たち(一部)

2025年度のインターンシップ研修受入説明会が終わる。
今年度は計92の事業所が受入れ予定で、県警、市役所、民間事業者などが事業紹介をした(はず)。
その中でNPO法人は5法人だったから少なかったかな?以前は10法人ほど参加していたような。

受入説明会、コロナ前までは大学へ赴き、対面で行っていたけど、コロナ禍でオンライン実施となり、受入れ側にも学生にとっても負担が少なくなり、オンラインの恩恵を受ける(と、言うのも学生は移動時間に慌てるし、受入先は20分のために赴かないとならず遠方の事業所には大きな負担になっていたから)

我々の持ち時間は20分。
予め言われているのが「学生の参加が0名になる可能性があります。」ということ。(もしも、待っていても0人だったら悲しすぎる・・・)と毎回の事だけどヒヤヒヤするのは事実。
せっかく資料を作成したのに、見せる学生がいないなんて・・・怖すぎる(過去に0人はあったとのこと)。

待っていると、一人、また一人、更に二人・・・と興味関心のある学生が集まってくれて安堵。なぜなら、ココ大付属学園に参加しても就職先にはならないから。
大学生と接しているとインターンシップ機会を就職へのロードマップに入れている学生もいて、それもアリと。

でも、ココ大付属学園では子ども達との関係性を築くことで、自分を見つめ直せたり、対人コミュニケーションを学んだり、単位取得以上のコトが得られると思う(言わなかったけど)。

資料の一枚に、これまでの学生達を一部紹介。
ココ大付属学園ではこれまで20人以上のインターン生を受け入れていて、卒業して社会人になっても参加してくれている方もいて、ほんと、感謝しかない。
去年はこんなコトを書いてた、残しておくって大事。すっかり忘れてた!

2025年5月27日火曜日

プレゼン技法と同じだった。


【共感的理解】
とは、語り手(この場合子ども)の世界(≒伝えたい体験・感情・考え)に対して、微妙なニュアンスに至るまで、“あたかも”その子供自身であるかのように感じ取りながら接しする傾聴技法。

ただし、“同情”や“同化”とは異なり、あくまでも【相手の調子(姿勢、態度、話し方=声の調子、声量、速度など)に合わせる】こと。
その結果、語り手はリラックスして緊張感は溶けて聞き手との雰囲気は一体になり、安心感を抱いてもらえる。

【相槌】を打つことは、語り手へ理解や共感をしている姿勢で、言葉を発しなくても伝えられる。しかし、単に相槌を打てば効果があるわけではなく、【相手の調子(姿勢、態度、話し方=声の調子、声量、速度など)】に合わせることが大切。

【視線を合わせる】も大切。語り手に視線を合わすことで相手に安心感、信頼感を抱いてもらうことができる。しかし、凝視ではなく、見つめるでもなく、相手の方向を向く、見ることが大切。凝視すると威圧感を与えてしまう。

【反応】は、語り手が話した言葉を感情を込めて返すことで相手と温度差がないことを示す。語り手は「自分の話をこの人は聞いてくれている。」という安心感を抱くことになる。
発言を返すことで語り手自身が客観的に内容を振り返ることができる。

【感情の反射】は、語り手の言動から受け止められる気持ちや感情を汲み取り、言葉に変換して相手に返すこと。語り手が明確に言語化できていない場合でも、相手の気持ちを推察して言語化することで不明瞭だった気持ちや感情を明確化できる。

【オープン/クローズドクエスチョン】は会話技法。相手が自由に答えられるのがオープン(例:今日の朝食は何を食べましたか?→パンです。)、相手が選択肢でしか答えられないのがクローズド(例:今日は朝食を食べましたか?→はい。)

など、心理士の教えに(児童向けの研修だけど、この内容ってプレゼンテーションを学ぶ際の内容とまったく同じじゃないか!)と気付き、得ることが多かったのでGOOD!

楽しみすぎる!

サコッシュ、木工体験、スポーツ体験、ミニピザづくり

5年目のココ大付属学園【夏休み編】は、7月22日(火)から8月30日(土)までの間で計34日間(日曜日と祝日は除く)、松山市ハーモニープラザで開設。

これまでとの大きな違いは「パッケージ利用」と言われる“通し利用”のみの受付け。
昨夏まで夏編は「パッケージ利用」と「単日利用」の2種類を選べたけど、今夏は「パッケージ利用」のみ。

その代わりと言ってはアレだけど、申込み人数をこれまでの40人から45人程度まで増やせることが分かり、通し利用を希望する人が一人でも多く利用できるようしたつもり。

「参加する子どもが予め分かっているとコミュニケーションが取りやすい」はスタッフ評。
単日利用の方には申し訳ないけど、今夏はこの方針で。

夏と言えば「鹿島ピクニック」。去年は台風の影響で中心になり春のレインボーハイランドに変わってしまったから、今夏に実施できたら子ども達は喜ぶだろうな。

帆布で作ったスペシャルな「サコッシュ」も登場。シルバー人材センターさんにお願いして作ってもらった逸品。子どもに渡すから“子供用”ではなく、尾道帆布を活用したモノ。「売ったらいいのに!」と言われたけど、行き渡ったら売りましょうかね(笑)。

そして「ニュースポーツ体験(1979年に最初に用いられた和製英語。20世紀後半以降に考案されたスポーツ群。数十種類におよびレクリエーションスポーツとも呼ばれる。)」。
今夏も熱中症アラートが連発すると思われ、すると外で遊べないので、室内でも楽しめるスポーツを現在、整え中。個人的にもとても楽しみ!

森林環境保全基金事業で行う木工体験「コレクションフレーム」も楽しみ。カードサイズ、ハガキサイズ、L版サイズ、丸型にくり抜いた愛媛県材をノコギリやヤスリ、接着剤などで整えて、好きな写真などを入れて飾ればコレクションは映えるはず!

その他に「おにぎり作り」「ミニピザ作り」も行う予定だし、120kgのレゴ、クーゲルバーンなどはそのまま。
これを楽しまず、何を楽しもう!と言うのかという感じ!

2025年5月26日月曜日

売れるかもと妄想。

それぞれに入れても、一枚を入れてもOK

森林環境保全基金事業の採択通知が届いてすぐに「木生活」の宮浦さんに連絡。
その連絡とは「(事業に提案した)サンプルを作ってください!」という依頼。
もちろん、応募の時は事前に宮浦さんにも見てもらってからの提出だけど、採択されるか分からないから詰めていない所があるのはお互い様(笑)。

私のイメージを宮浦さんにお渡しして、1ヶ月後「できました!」ということで受け取ると、なんだかいい感じのサンプルができていたので写真に撮る。

応募する際は「私が欲しいモノであるコト」を最優先していて、そうでなければ“前のめり”にならないから、仕事ではないので自分のモチベーションを高めるには「私が欲しいと思えるコト」は必須でしょ?となる。

今回は去年と同じフレームだけど昨年とは切り口を変えて(去年は直径40cmの円型フレーム、正方形フレームだった)、既存の100円均一A4フレームに入れられるフレームにしている。
これで100円フレームなのに“高見え”と言いたい所だけど、中身の材料は県材、職人が一つ一つ作っているので“本当に”高い。

たくさん円型に抜いたフレームもあれば、チェキサイズに抜いたフレーム、ハガキサイズに抜いたフレーム、L版サイズに抜いたフレームと4種類を用意して子ども達にはノコギリでガイドを切ったり、ヤスリでバリを磨いたり、塗ったりなどの木工体験。

今回のポイントは背面にマグネットでもつけられる点。吊るすのが多いけどマグネットでも壁にピタッ!とくっつくのはココ大付属学園でも大活躍するコト間違いなし!

「あとは微調整ですね。」と宮浦さん。細かい点を数か所改善すればポケモンカード、手紙、チェキ、絵、写真などが飾れる素敵なフレームになる!
これは売れるんじゃないか?と、ここでも妄想。

チェキ・カードサイズ用

2,000時間以上、5,000人以上と接して。


これまで2,000時間以上、のべ5,000人以上の小学生と接してきた
経験(ココ大付属学園)から児童支援員養成講座を受けることになったけれど、(経験値がゼロだったら講座は苦行でしかなかった・・・)と心底思った、セーフ!

色々な局面に直接対応してきたから、心理士の先生の話が刺さったこと。

【生涯発達】とは、生体が受胎して死に至るまでに生じる、心身の機能や形態の変化のうち、長期にわたる系統的、持続的な変化。


ブロンシェンブレンナーが提唱した生態システム論的発達論では、個人は社会環境に存在するシステムにおいて互いに影響を及ぼしながら生活していることを前提に、「マイクロ(家や家族との直接的関係)」「メゾ(家と学校、保護者と教師などと直接交わる関係)」「エクソ(親の職場、友人の家など間接的関係)」「マクロ(個人が属する地域、国家など)」として心理・社会的関係を四構造で捉えた。

児童期(6歳-12歳)は“好き”に打ち込むことで、自分の有能感に動機づけられてチャレンジ意欲がわく。その結果、自発性から勤勉さにつながり、自己価値観が形成される。
反対に失敗が続くと自分には能力がないと自分に失望して自己嫌悪感に陥る。

7歳-11歳頃の【具体的操作期】とは、状況を客観的に把握でき合理的・戦略的な思考ができ始める。“具体的な対象についてのみ”、論理的に考えられる。

12歳以降の【形式的操作期】とは、科学的思考が(一応の)完成を遂げる時期。内容や状況に関係なく、純粋に形式のみに従って論理的・抽象的・形式的思考ができるようになる。

仲間の存在は、家族を中心とした「タテ関係」から、同年齢・同世代と接触する「ヨコ関係」で協力や競争が始まる。自ら踏み出し地域や異年齢と交流するのは「ナナメの関係」。


仲間関係から「自己主張(気持ちや考えを伝える、友達を誘うなど)」と「自己制御(ルールを守る、感情に振り回されない)」などの自己制御機能を学ぶ。

仲間関係が醸成すると、「自力で問題解決できる発達水準」と「他者からの援助によって達成可能な水準」を見極めることができるようになり、一人では解決ができないが、“独力の判断”ができるようになる。

大人は、子どものレベルを見極めて刺激を与えるべきで、子ども同士が互いに刺激合えるよう助言や介入などのスキャフォールディング(足場かけ)も役割の一つ。

2025年5月23日金曜日

児童クラブあれこれ。


2025年3月28日現在、松山市内に公設児童クラブは127カ所、民設児童クラブは13カ所はあり、合計140カ所。

ココ大付属学園は、松山市が設置しているので“公設児童クラブ扱い”だけど、長期休暇(春休み、夏休み、冬休み)だけの開設だから、児童クラブの条件(例:250日以上開設/年など)に該当しない。

2025年5月1日のデータによれば松山市内の児童数は24,250人。
児童クラブの利用者は一カ所あたり最大40名だから、仮に140カ所×40名=5600名が利用できる計算(松山市の児童全体の23%が利用可能)。

この数が十分なのか?不足なのか?は分からないけど、子どもの数は減ってきているけれど、男女共同参画白書(2020年)によれば共働き世帯は70%だし、社会保障・人口問題研究所(2021)では一人っ子世帯は20%とのことなので、その他色々な妄想を加味すると、もう少しあった方がいいかもしれないは現場からの独り言。

これを全国まで引いて見ると、放課後児童クラブに登録する児童数は2024年度1,519,952人(前年比62,568人増)。しかし放課後児童クラブ数は前年比172カ所減の25,635カ所、愛媛県でも数カ所(南予で)減ったと言ってた記憶。

利用したいのに利用できなかった待機児童数は前年比1,410人増の17,686人。
ちなみに松山市の待機児童は100人未満らしい。

子ども達を取り巻く状況を知ったのだけど、それよりも(何だかな・・・)と思ったのは、文部科学省のルール/指針、厚生労働省のルール/指針、地域・地元・現場の指針など、子ども達を取り巻く環境が解釈次第でダブル or トリプルスタンダードな気がしたこと。

放課後児童支援員認定研修を受け始めたけど、スンナリ飲み込めたコトもあれば、イガイガして飲み込みにくコトもあり、あと3回でどう納得するのか!?

2025年5月12日月曜日

いつも子ども達が示唆してくれる。


2025年1月にライフスポーツ財団に助成金を申請し、そして、3月25日に採択通知を受け取る。

そして、同じく2025年1月に森林環境保全基金事業へ申請していた事業が、4月21日に採択されたという通知が届く。これで今夏もココ大付属学園で子ども達と一緒に木工体験ができる!

採択された事業は「プレミアムケース」と名付けた鑑賞もできるフレーム。
このアイデアに至った経緯は、子ども達が持ってくる(ポケモンなどの)カードから。

子ども達はカードを箱に入れて持ってくるのだけど、カードの中には「お気に入りのカード」があり、見せたいのだけどたくさんのカードに埋もれているし、紛失の可能性もある・・・と彼らなりのジレンマもあり、「じゃあ、飾ったら?」と言ったら「そういうのがあったら嬉しい。」と言うのが発端。

子ども達の発言や行動には示唆が多い。

すると(カードだけでなく、色々と飾ることができるよね?)と自問自答する。
美術館の入場券、神社仏閣の拝観券やお札、旅先の思い出(レシート、メトロカード)、思い出のチェキ、絵葉書など、横展開は無限に広がる。

ただ、ここまでは妄想なので、妄想からどうやって現実に落とし込むかと、毎回お世話になっている木生活の宮浦さんに相談すると「できますよ!」という返答に、言語化して申請書完成!その後の採択につながる。

訴求のポイントは3つ。
(1)男の子でも女の子でも工作、活用できること。
(2)床に置くモノは捨てられる可能性があるので壁を活用すること。
(3)保護者も喜ぶこと。

コトの始まりは子ども達。
彼らの小さな声に耳を傾けると、気づかなかったコトが見える!