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2025年7月25日金曜日

行き当たりバッチリ!

和蝋燭は炎が大きい!ススが出ない。

「四国カルストという山へ涼みに行きましょうか?それとも内子町という景観保存地域へ行きましょうか?」と尋ねると「普段から山(自然の中)に住んでいるから、街がいいかな?」とNYの父と母。
と、言うことで内子町八日市護国の町並みへGO!

道後から内子町まで50分ほど、八日市護国の町並みに到着。町並み探索スタート!
父も母もNYに40年ほど暮らしていたから、「これはスゴいな!」と内子の街並みに感激。
「ここの塀は長いなぁ」と言った所は内子中学校。「学校なの!?」と驚く父。

そして、内子中学校の前にあった本芳賀邸。
古い佇まいに立ち止まり、説明書きを読むと「そうか、和蝋燭などで栄えたのか!」と興味ありそうだったので500円/人で入ってみる。

すると地元のガイドさんが丁寧に案内&紹介してくれて、私も大いに知る&学ぶことできて(へぇー)となる。

ハゼの実から巨万の富を築き、100年以上経っても後世に伝えられる功績に驚くも、ハゼの実は漆と同じで「肌がかぶれる、危ない植物(死に至ることも)」だったのに、皮を剥がして実を蒸して、ゴミを取り除き、圧搾して蝋の原液を取り出そうと思ったのか?

そんな危ないコトを承知の上、命懸けで最初に見つけたハイリスク&ハイリターンに賭けた芳我家はスゴいとなる。だから莫大な富を得られたと理解した。

奥にある資料館でも蝋について知り&学び、すっかり「和蝋燭」に浸ってしまったNYの父と母。

芳我邸を出た後も和蝋燭が印象に残り、他の店などは立ち寄らず、大森和蝋燭店へ一直線!

西日本で2店しか残っていない和蝋燭店(と記憶)となった大森和蝋燭店で歴史や商品などの説明を聞いた我々。

すっかり和蝋燭の魅力を感じて、「インテリアでも素敵ですよ」という紹介に燭台と和蝋燭を購入して、思いがけず想像しなかった「行き当たりバッチリ」な探索となった件。

2025年7月21日月曜日

まとまらないで。

カラフルなお結び玉

個人的には、モノトーンよりカラフルが好き。
何ならマルチカラー、クレイジーカラーも許容範囲で、財布はフィレンツェで見つけたマルチカラーの皮財布。

閑話休題。人によって「視点が全く違う/目の付け所が全く違う」ことを知る。
久しぶりの道後散策。

多い色は歴史を感じる、灰色、茶色、焦茶色、黒色など長年の月日が醸し出す色。
それがダメ!は一切ないけど、見続けると同じように見えてしまうのは、文化の違い、経験値の違い、感性の違いなど色々な異なりから十人十色。

そこへ円満寺の「お結び玉」が一際鮮やかだったから、目立ったようでパチリ。
ついでに私もパチリ。
2013年にココ大でも「お結び玉」を作る授業(道後温泉開運めぐり)をしました。

そして、歴史文化の集大成とも言える道後温泉本館に興味は示したものの、飛鳥乃湯の鮮やかさは刺さったようで、確かに派手系だし、展示品もカラフルだしと気づかせてくれる。

それは食べ物でも同じで、ミカンジュースはオレンジだし、団子は緑、紫、白、ピンク、記憶が間違えてなかったら、好きな色でも作れるとか・・・。

「白は色か?」という話題を突然思い出してしまい、白は色だけど色ではない・・・は、色相がなく、彩度のない白は色の三原則(色相、彩度、明度)に準じると色ではないと言う人はいるけど、白色は存在してる。
白色よりもカラフルが響くって絵的な話かも・・・とも思ったり。独り言。

それにしても、久しぶりに歩いた道後は、変わってない所はそのまま(当然だけど)、時が止まったようだけど、商店街などは激変していて、良い意味の“まとまってない”ゴチャゴチャ感が色々な人を惹きつけるのかも。

個人的には、まとまらないで、それぞれ尖って欲しい道後。

2025年7月20日日曜日

オーバーツーリズムってなんだろう?


オーバーツーリズム(=許容範囲を超えた観光≒特定の観光地に観光客が過度に集中して地域や環境などへ悪影響を及ぼしている現象)と言われる京都へ。

「お前がオーバーツーリズムの一端を担ぐな!」と言われそうだけど、愛媛ではオーバーツーリズムの実感がないので。

京都駅はオーバーツーリズムに関係なく、以前から大混雑。
でも外国人が圧倒的に多く、大きな荷物をもって行き交ってた。
そして、疲れ果てたのか壁際に座り込んでいる外国人観光客も多かった、京都は特に暑いよね。

10時過ぎに路線バスに乗り、清水寺バス停へ向かったけど、混み具合は普通。
外国人も多かったけど荷物はなく、皆さん「ワンデーパス(一日乗車券)」を持っていたり、運転手に話しかけて購入したり。
その際のバスの運転手さんのホスピタリティ(笑顔で対応しながら指で確認しながら説明&確認する様子)の高さに、さすが京都!と松山との違いを感じたり。

バスを降りて三年坂をあがる。清水寺級になると海外の団体も多く、歩く90%が外国人。
外国人の添乗員が旗を振って誘導される外国人観光客グループが何組もいた。
そして日本の修学旅行生も多く、まっすぐ歩けない状態に(これがオーバーツーリズム?)と思うも、どこか違うな?と思ったり。

そして、清水寺の拝観料は500円/大人。
1,000円以上の拝観料をとる所もあるから、安い。だから人気なのか?とも思ったり、でも11時頃の清水寺は混んでたものの、想像範囲。

ただ、座る所がないから至る所で外国人(特にアジア系)観光客が座ったり、腰掛けたりしていて、(そこは座る所じゃないよ・・・)と見てもスルーしてしまった。

拝観時のマナー(大声で喋らない、走らない、順番を守る、ゴミをポイ捨てしない、立ち入り禁止に入らない、邪魔をしないなど)が守られず、他人や周りに迷惑をかけ続けると(拝観お断り≒オーバーツーリズムと思いたくなる要因)となる気がした件。

でも観光客が大勢きている三年坂や周辺は観光客を積極的に呼び込みしていてウェルカムに見えた。
まぁ、明日も明後日もその次も同じだと辛そうだけど。

2025年7月2日水曜日

どうして撮影を受け入れてくれるのか?


大丸百貨店のオープンは10時。
「オープン前に大丸百貨店で撮影されたロケ地をご案内いただきます。」とマリさん。

(いいね!オープン前の百貨店に入れるんだ!)と嬉しい我々。
従業員入り口前で待っていてくださった大丸百貨店担当者から腕章を預かり館内へ。
と、言っても平日の開館前、出勤する従業員、関係者、業者などと一緒に館内へ。

オープン前だから、準備に慌ただしい中、担当者さん+マリさんが「僕の彼女はサイボーグ」などのロケ地を紹介してくれる中で、いつもの質問を大丸担当者に投げる。

「どうして、手間も労力も“わざわざ”必要になる撮影を受け入れてくれるのですか?」
すると「大丸神戸店が掲げるポリシー(≒地域の一員として、お客様と共に歩む)に沿っているから」という主旨の返答をしてくれて(これまで各地で同じ内容を尋ねてきたけれど、業種や職種は異なれど、皆さん同じ返答だ・・・)と気づく。

別場所。大正時代に建てられたモダンなビルでも、この建物の価値を広められるなら・・・的な内容をマリさんから聞いたし、「アウトレイジ」でヤクザ事務所として使われた部屋(建物)のオーナーは「撮影を面白がってくれて残してくれている。」とのこと。
でも、撮影当時の雰囲気を壊さず(弾痕跡とか)残しているから、その部屋からはお金が生まれない。

「(街/地域の)価値を高めていると思う。」とマリさん。
それは決して貨幣価値だけでなく、エピソードなどの付加価値という非貨幣価値でもある。
でも、非貨幣価値が醸成されるには時間が必要で、1回や1年では醸し出しにくい。

コピー用紙一枚を一回の経験値としたら500回して数センチの価値・・・という感じ。
「だから25年の価値の賜物」「神戸市民にも撮影は身近なコトと思われてる」とも言ってたけど、愛媛はどうかな?

撮影を楽しんでもらえてるかな?それとも迷惑な行為かな?と自問自答。


2025年6月27日金曜日

“鬼”から物語。


日本国内には1,741の地方公共団体(自治体)があるけれど、唯一「鬼」という字が入る鬼北町-鬼北町-より。実際に鬼伝説もあり、鬼王丸、柚鬼姫というシンボル像まで立てて鬼に全振り。

私は鬼北町で「にぎわい塾」という、何をしたい&始めたい人向けの講座を受け持ちかれこれ5年、今年度も実施との連絡が入り、鬼北町とのご縁も長くなった。

そんな鬼北町でご当地映画を作ると聞いたのは昨年。
愛媛県出身の大森研一監督が今回取り上げたのは、その「鬼」で、どんな物語になるのかな?と思ってたら、これまでの愛媛作品にはない、鬼ベラシという「鬼の血を引く「鬼女」たちが生き残りをかけて戦う姿を描いたサバイバルバトルムービー。」

えひめフィルム・コミッションの支援作品ではないけど、大森監督、今作品で助監督を務めた皆尾さんとも長い付き合いなので応援してる。

出演はアイドルグループSTU48のメンバーなどで(アイドルが鬼ってどんなの?)と思い予告編を見たら、怖いんだけど、凄みがあるけれど、(良い意味で)カワイイ鬼でした。

特記事項としては、やはり、この手の作品を完成させたこと。
ご当地映画の場合、多くが地域密着型だから題材も地域に根付いている文化、伝統、風習、習わしなど。時に古臭く、埃被ったような素材を作品を通して照らす&磨く目的に作るから、基本的に戦わないし、殺し合いもしない。

それが「鬼」という一文字から、73分の物語を創ったのは、大森監督の才能。
かつ、中途半端(例:誰でも考えられる物語=鬼伝説を調べる役場の職員が秘密に気づいてキャッー!みたいな)ではなく、振り切ったからこその賜物。

えひめフィルム・コミッションでも「サイコ・ゴアマン」みたいな作品が来ないかな・・・。

2025年5月17日土曜日

再び齋藤さん登場!

シケの影響で強風の中で記念写真(笑)

西ノ島へ向かう初日のハプニングで予定が大幅に狂い、隠岐の島めぐりを強制終了しなければならず、申し訳なさでいっぱいだった齋藤さんと10日ぶりの再会!
予定通りの帰り行程だったら会えなかったけど、予定が急遽変更になったことで再会というご縁。

隠岐の島めぐりは私が水木しげる好きということで「水木しげるのルーツ巡り」になり、「水木しげるロード」のような妖怪たちの銅像がある場所を車で走っては下りて確認。

でも、走っている道と水木しげるとの関係は何?と思うのも当然でフツーな道を走る。
変化があったのは隠岐の島の最北部の「武良(むら)」という地域に入ると「水木しげるのゆかりの地“武良(むら)”へようこそ!」と言う看板を複数見かける。

結論から言えば、水木しげるの本名は「「武良茂」。
公式では大阪府大阪市出身、鳥取県境港市育ちだけど、実は隠岐の島の「武良(むら)」地区は、水木しげるのルーツに繋がっているかも・・・とご本人も気にかけていたそうで、水木プロなど関係者からも了承されて、「水木しげるロード」の延長を隠岐の島までという話。
ちゃんと、銅像まで建てられた。へっー、全く知らないエピソードでした。

で、知らず知らずのうちに隠岐の島の北部まできていて「ランチにしましょう!」と齋藤さんが連れて行ってくれたのは「さざえ村」。
「さざえ」と言えば鬼太郎では「さざえ鬼(さざえが300年間生きると妖怪になる)」が有名(さざえ鬼は鬼太郎の妖力欲しさに鬼太郎を食べるが結局、やられてしまう・・・)。

齋藤さんは「さざえカレー」、私は「さざえが丼丼が丼」という変な名前の「さざえ丼」。
美味しかったのは言うまでもないけど、特記事項は食後に食べたさざえ村オリジナルの「藻塩ソフトクリーム」が美味しくて「おいしい!おいしい!」と食べていたら、店内にいた他の客10人以上が「私も藻塩ソフトクリームを!」と、さざえ村の売り上げに貢献できた件(笑)

店内にいた他の客10人以上が頼んだ「藻塩ソフトクリーム」

2025年5月14日水曜日

“マニア”でも“推し”でもないのに。

アプローチが長い宇受賀命神社

あれ!西ノ島では「焼火神社、橋乃里神社、由良比女神社、国賀神社、黒木神社」、海士町では「隠岐神社、宇受賀命神社」に行ったのか!
と、振り返って思ったのは、私は神社仏閣マニアでもなく、推してもなかったから!

なのに、なぜ神社巡りをしたのか?と、問いを立てると、島の観光情報を調べたら、観光地のほかに神社仏閣情報が多かったから・・・が理由。
ちなみに西ノ島町、海士町に城はない。

マニアでも推しでもないから、神社を訪れても御朱印などに興味がなく、お参りする程度。
そう言えば2月に7日間過ごした和歌山県紀の川市でも「粉河寺」に7日間、朝散歩でお参りしたし、西ノ島でも「橋乃里神社」に10日間、朝散歩でお参りした。

これらの自分の行動は一体何なんだろう?と思うと2つ思う節があって。
(1)慣れない土地で自分なりのルーティンを確立して安心感を得たい。
(2)誤解を恐れずに言うと、観光地や神社仏閣しか目ぼしい所がない。

(1)は見知らぬ土地を知りたいという好奇心もあり、てっとり早く知るには地域に根付いた場所(=神社など)がよく、自分の習慣に取り込むことで親近感を味わいたいという思い。

(2)は悪口ではなく地域を知る学ぶ資源として有効だけど、エンターテイメント性が少ないから、興味が分かれるという意味。
エンターテイメント性が少ない代わりに重厚な歴史、古からの悠久なエピソードが多いことを添えておく。

マニアでも推しでもない場合、期待したいのが「そこのエピソード(≒由来)」で、訪れる先々で必ず読んでた。

そこで関係者にお願いなのは、歴史やエピソードを正確に伝えることは大前提だけど、漢字が多くて読みづらく、当時の事情を知らない素人には人間相関も分かりくい。
そもそも、紹介文章が経年劣化で消えたり、剥がれていたりもあった。修復希望!

そんな中「後醍醐天皇脱出めぐり」という切り口は面白く、「絶体絶命!古の脱出ルートを追体験」というコピーも良かった。

古の昔話だけど、古のままお堅く伝えるではなく、現代に分かりやすく超訳することで、受け手はイメージしやすくなる好例。

結局、古い新しいに関係なく、「エピソードがしっかりある場所に人は行き、その筆頭が古から現代まで続いている神社仏閣なんだ。」という結論にたどり着く。
違うかな?
隠岐神社

2025年5月12日月曜日

どう見てもカメ。

魅力資源は見方によってさまざま。

誰が名づけたのか「ローソク岩」。
国賀海岸に立つ奇岩で、約40mほどの高さがある鋭く尖った岩。
春と秋の年2回のタイミングで夕陽がローソク岩の先端に沈む時に灯のように見えるから「ローソク岩」とのこと。

でも、それだけではなく(上手だなぁ)と思ったのは、岩場から見れば「ローソク岩」だけど、海上から見ると観音様のように見えるから「観音岩」とも言われている。

PRとしては、一度で二度おいしく、なんなら新たに違う角度から見たら「指先岩」とか名づけてもよさそう。ゴメンなさい。

でも更に誰かが気づいたことがあり、ローソク岩がある国賀海岸から、もう一つの名所「摩天崖の断崖絶壁」までを遊歩道(約2.3km)として整備することで、訪れる目的を2倍増にしたこと。

国賀海岸から摩天崖、もしくは摩天崖から国賀海岸と、異なる魅力資源を結んだことで、どちらかに訪れた人は必ず両方行くという演出。実際に私も両方に行きました。
スゴいアイデアだけど、残念ながら摩天崖にも国賀海岸にも売店などはないからお金は落ちない(涙)

そんな素晴らしい魅力資源に大勢が押し寄せていた中で、通天橋というアーチ型に侵食された岩が橋のように見えるというポイントに辿り着いた時、一目見た時から(カメだ!)と思ってしまい、通天橋の説明が全く入ってこなかった。

どう見ても巨大なカメ、それもゴツゴツしていて怪獣のよう。
口を開けているように見えるし、目に見える凹みもある。首から甲羅にかけても見えるし、どうして「カメ岩」と名づけないんだろう?と思い、宿に戻り、20歳の先輩ミッキーに見せると「カメですね。」と太鼓判をもらう。

地域資源、上から見るか下からみるか横からみるか?

細いのがローソク岩。またの名を観音岩。

2025年5月10日土曜日

西ノ島で猛省。

西ノ島出身の山本幡男さんの物語

「〇〇さん、〇〇さん、〇〇さんもココにお泊まりになりましたよ。」とリゾ隠岐ロザージュのイトウ支配人と撮影談義。西ノ島で撮影があるとロザージュに泊まることが多いんだとか。

「西ノ島で有名なのは玉木宏さんですね。お父さんが西ノ島出身で縁が深いです。それに山本幡男さんはご存知ですか?」
「いいえ、知りません。どなたですか?」
「二宮和也さん、北川景子さんで映画化された「ラーゲリより愛を込めて」を知っていますか?」
「映画の題名しか知りません。」
「「ラーゲリより愛を込めて」の主人公は西ノ島出身の山本幡男さんの物語なんですよ。」
「えっ!そうなんですか!全く知らなかったです。」

ウェブサイトを見ると想像を絶する体験を強いられながらも不屈の精神で過ごした様子が紹介されていて、何気なく入っていた「西ノ島ふるさと館」に遺品などが展示されているのを知り、「摩天崖」には顕彰碑が建てられていたことも知った・・・けれど、実は「西ノ島ふるさと館」でも「摩天崖」でも全く気づかなかったのを猛省。訪れたのに!

いかに知らなければ気づかないか、知る由もないことを学ぶ。
と、同時に地域には必ず映画化に値する物語(資源)があるということも学ぶ。

色々なジャンル(アクション、SF、冒険、恋愛、ファンタジー、ホラー、サスペンス、スポーツ、ドキュメンタリーなど)があっていいけど、多くの人が感動や共感をする点は人間讃歌(=人の有様を讃えること)であって、それが身近な出来事であればあるほど尚更、感動や共感しやすくなる。

やはり、フィルムコミッションを題材にした物語を世に出すべきと思ったり。
まさに私好みの「劇中劇」で、表の整った作品ではなく、裏の人間模様の方が面白いのよ。

2025年4月30日水曜日

ブロッコリーの木。


地域の魅力資源を発掘しよう!と言っても、「見つからないです。」「ありません。」と返答されること多し。ならば「自分たちで作ればいい!」という話。

「向こうに見える馬島をご案内します。」と、いうことで船着場まで徒歩移動。
定期船に乗り「あの島が馬島です。」と指さした先をみると、ごくごく普通の島が見える。
だけど、頂上付近に“ひょっこり”とした1本の木が目立つ。
でも、よくある景色だし、さほど気にしてなかったこの時。

船は10分ほどで馬島へ到着。そして馬島を案内してくださるタケルさんと合流して島巡り。
タケルさんは移住者で、オンライン塾の講師のほか、子ども達の感性を育む活動をされていて月2回、子ども達はわざわざ船に乗ってやってくる。
自然と共に過ごす&学んでいる、このプログラムは有料だから、子どもをココに通わせる親の教育方針に興味津々となる。
「ココ大付属学園」と似ているけど、こちらの方がもっとワイルド。

島内に暮らす住民は13人(と言っていた記憶)で高齢者が多いものの、案内された所(海岸、キャンプ場、遊歩道など)はどこも草木の手入れがされていて「誰が手入れをしてるんですか?」と尋ねると「私と仲間です。」とタケルさん。

そして「これからあそこを目指します!」と指をさしたのは、船から見えた山(要害山/ようがいざん。標高110m)。
で尋ねる。「頂上の木が一本目立ちますよね?」
「ブロッコリーの木です。」
「ブロッコリーの木??」
「と、私たちが呼んでるだけですけど(笑)」
「なにそれ!面白い、行きましょう!」
と20分ほどあがった所にあった「ブロッコリーの木」という愛称の木。

「ブロッコリーの木」がある展望台周辺もタケルさん達が整備していて、言われてみると「ブロッコリー」にしか見えなくなり、「ブロッコリーの木」が地域づくりのシンボルになる予感しかなかった件。

2025年4月11日金曜日

奇遇と言わず、何を言おうか?


松山東雲女子大学での「NPO・ボランティア論」も4年目。
「応援ボランティア」というテーマを掲げて、ボランティアには色々な形や内容があることを体験しながら学ぶユニークな授業(にしてるつもり)。大学側もOK言ってるし!

15回の講座はざっくり4部構成になっていて、1つ目は「NPO・ボランティア概論」、2つ目は「ゲスト講師を招いての応援ボランティア体験」、3つ目は「ロケハンボランティア体験」、4つ目は「ココ大付属学園でのボランティア体験」。

アカデミックに学ぶことも必要だけど、先入観で固まっている「ボランティア像」をほぐすこと大事。
「ボランティアは発意による無償の行動」なので、直感なワクワク感が大切。
余計なコトを考える隙も時間も与えないワクワク感!

今回のゲスト講師は「程野商店さん」と「エフエム愛媛」さんという豪華さ!
2社でコラボ商品を検討したいとのことで、通常の商品開発の延長では面白さに欠けると思い、話を進めては戻り、違う切り口で進めては戻り、全然違う話もぶっ込みながら90分の打合せで「尖った構成&振り切った構成」になる予感が持てた。

ちなみにこれまで「河内晩柑(2022)」「萬翠荘(2023)「道後一会(2024)」を取り上げて、学生たちは「私たちは〇〇だったら食べる、行く、響く」と自らをペルソナ化してPRアイデアを考えた。

で、程野商店さんといえば「松山あげ」。
「私、いなりや成の近くに住んでます。この前行きました。」と何気なく伝えたら、ゲスト講師は程野商店の役員さん、いなりや成の社長さんだった件!
これを奇遇と言わず、何を言おうか?

学生達もゲスト講師も実り多い授業になりますように!

2025年4月9日水曜日

売り方上手。


「はい、どうぞ。」と、高知県からの土産でいただいたのはジプロック(それもジプロックのチャックだけでなく結束バンドでねじられて)だったので、てっきり何かの「お裾分け」と思ってたら、製造者情報や値段、賞味期限などが明記された、れっきとした商品だった!

商品自体は「乾燥菊芋(食物繊維が豊富で血糖値の上昇をおだやかにするなど健康志向と相性の良い食物)」で、スープやサラダに入れて食べたら美味しそう(菊芋自体に味はない)

こんなダイナミックな売り方があるんだ!とマーケティング視点で見ると面白くてつづる。
道の駅などの直売所、産直市で見かけるのは透明な袋に入った品で、最近は“外装(見た目)”も意識してか、手土産などにも通じるオシャレさもあるけど、その真逆。
包装などの資材代は高く、利益を圧迫してしまうのは「愛顔の食卓」で痛いほど学んだ。

とても良い意味で「買うなら買ってみろ!私は商品の質一本で勝負だ!」と言わんばかりの潔さが時代に抗っていて好感が持てた。

そして、食べ終わってもジプロックは再利用できるではないか!そこまで気を使っているのか!?と勝手に思って「売り方上手だな・・・」とうなる。

別日。家庭菜園を楽しまれている星川さんからツヤッツヤの新玉ねぎをいただく。
瑞々しさもあり、新玉ねぎは炒めたりせず、生のまま薄くスライスして、水でさらした後はポン酢と鰹節がシャキシャキの食感を楽しむのがベスト。

大都会では絶対に得られない恵。

2025年3月13日木曜日

愛媛の芝は青いのか。


鳥取県米子駅前で見たのは空へ向かって進む機関車。
(へっー!松本零士って鳥取にも縁があったんだ!)と思い込んで写真を撮ったら、「銀河鉄道999」ではなくて、山陰鉄道発祥の地でイメージは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」でした。
これまた、へっー!となる。
世代によって感じるイメージは違う・・・というモニュメント。

2024年度の出張が全て終わった。
本来ならこの時期は香港FILMARTだけど、諸事情でとりやめに。

香港、台湾、韓国と、アジア圏での映画・ドラマにおけるマーケットシェア、影響力などのパワーバランスは目まぐるしく、その中に日本が加われていないことが悲しい&寂しい。
どこのマーケットを狙うのか?それとも創るのか?側から見るとそんな感じか。独り言です。

2024年度の出張が終了。
東京都、長崎県、福島県、釜山市(韓国)、熊本県、宮崎県、鹿児島県、北海道、千葉県、埼玉県、兵庫県、香川県、京都府、和歌山県、島根県、鳥取県を訪れる。

多くがフィルム・コミッション関係だけど、同時にまちづくりの現場にも訪れると、抱える悩みはどこも大差ないな・・・という反面、可能性はそれぞれ異なって“隣の芝は・・・”と思うコトもあったり。
だけど、そんな地域からすれば愛媛の芝は青々と見えている!?とも思ったり。

特にフィルム・コミッション的に言うと「笑うマトリョーシカ」「がんばっていきまっしょい」「劇場版トリリオンゲーム」と2024年度は連ドラ、アニメ映画、人気作品映画とバラエティに富んだ作品に恵まれたからかもしれない。

でも、欲を言えば、これらの支援作品をもっと地域の活性に活用できたら・・・は担当者の気持ちで、各地のFC担当者も同じはず。
訪れないと、関係者から直接話を聞かないと分からないことばかり。

2025年3月11日火曜日

天国へ手紙を書く。

妖怪ポストのようだけど天国へのポスト

黄泉の国の入り口「黄泉比良坂(よもつひらさか)」まで揖屋駅から徒歩25分。
フィクションなのか?ノンフィクションなのか?ファンタジーなエピソードを求めて、揖屋駅を出発するも、いきなり道を間違えて5分のロス!痛い!

早足で向かうも初めての場所は、道を間違えそうで怖い(早速、間違えた所だし)。
そして緩やかな登り坂が続き、トレーニングのようにヒーヒー言いながら黄泉比良坂へ急ぐ。

途中から「黄泉比良坂」という案内板が出ていたので更に加速して「300m先」と分かったものの、道は細くなり住宅と畑の間を歩いて行き心細くなる。
(ドキュメント72時間もこの道を通ったのか?)と思いながら進むこと数分。

突き当たりとなり、車が3台ほど駐車できる広場に出る。
そして、その広場を囲むように通り道があって、ここが黄泉比良坂(よもつひらさか)か!と分かるも周りの自然と一体化しているので、「黄泉の国への入り口とやらはどこ?」と謎だったけれど、視界に入る大きな石や石碑が黄泉比良坂(よもつひらさか)の全てと分かるのに時間を要してしまう。

実は「黄泉の国への入り口」は大岩で塞がれている・・・。が伝説。
なので(この大岩の向こうに黄泉の国へ通じる道があるのか!)と想像する。
なぜ、大岩で塞がれているのかはコチラ(しまね観光ナビ)から。

ココに来たら天国への手紙を書かなきゃ!と思っていたので周辺の探索はそこそこに、25年ほど前に天国へと逝った祖母に「みんな元気ですよ!」と書いてポストに投函(このポストがゲゲゲの鬼太郎への妖怪ポスト(鬼太郎への妖怪退治依頼ポスト)にソックリだったのは余談。)

おぉ!揖屋駅発松江方面行きの電車出発時刻まで残り30分!
来た道を、また急いで戻ったら出発5分前に到着。
完璧な時間運びで、元々無かった予定が充実する。これも天国の祖母のおかげか(涙)


黄泉比良坂(よもつひらさか)、黄泉の国へ。


米子駅から松江駅へ移動して、その後は空港リムジンバスで出雲空港へと思うも、時間が中途半端に余り(どこかに立ち寄れないかな?)と調べる。

観光協会のサイトで調べるもカフェや神社、陶芸などの体験などが多く(ちょっと違うんだよな)と、しつこく探し続けたら「黄泉比良坂(よもつひらさか)」という情報が出てきた!

(んっ!?見たことがあるような・・・)と思ったら、NHK「ドキュメント72時間」で2023年6月に放送された場所で観てました。

(探した甲斐があった!)と思ったのも束の間、ココで3つの確認事項が発生する。
【問】「黄泉比良坂」の最寄駅はどこか?→【答】「揖屋(いや)駅」と分かり、ナント!米子駅と松江駅の途中にあった!

【問】「揖屋(いや)駅」から「黄泉比良坂」までの距離は?→【答】揖屋駅から徒歩25分だった。

【問】「黄泉比良坂」から戻っても都合のいい電車はあるか?→【答】1時間に1本の電車が運行とわかり、往復1時間以内に戻ればOK!と分かる。

これは行くしかない!と米子駅から電車は出発。
次の駅は「安来駅」で、先日、足立美術館に行った時に降りた駅だ!と、この路線は一見フツーの地方路線だけど沿線の魅力資源がスゴいな・・・と思いながら電車に揺られて約20分、揖屋駅に到着。

(到着したら早足だな。片道25分だと往復で50分、現場に居られるのは10分以内か・・・)と考えつつ、改札口を出て地図が示す方向へ進むも、なんか変!
一つしかない改札口を出てまっすぐ歩いてしまったけど、黄泉比良坂は反対方向だった!

(どうやって駅の反対側に行くの?)とキョロキョロしてたら「どうした?どこ行くの?」とタクシーの運転手さん。
「ヨモツヒラサカです。」と、伝えると「送っちゃろか?」と言われるも「歩いて行きます!」と伝えつつ頭をさげて、線路を横断する陸橋を渡る。
急げ黄泉比良坂へ!すでに予定よりも5分ロスだ!

2025年3月10日月曜日

全フリの地域づくり。


水木しげるロードとは、境港駅から水木しげる記念館までの約800mの通りのこと。
その800mの道の両脇には177体のブロンズ製の妖怪たちがウェルカムしてくれている。

全国的にも有名になり、平日の日中にもかかわらず多くの老若男女が歩いていて、気になった妖怪と記念写真を撮ってた。
ちなみに水木しげるロードの途中には「妖怪神社」なる神社もあり、目玉石というエピソードを持つ石があった。

そして同じく、800mの道の両脇には色々な店が並んでいて、その95%が「妖怪系」で、その全フリ具合が半端なく、水木しげると添い遂げる気概を感じた(爆)。

と言うのも、ぬいぐるみ&フィギュア、おもちゃ、キーホルダー、ストラップ、お面、ノートや鉛筆など文具類、絵葉書、Tシャツなど衣類、バッグなどアクセサリー、ぞうりなど履き物、消毒液などの衛生用品、クッキーなど焼き菓子、せんべいなど米菓子、飴&グミ、チョコレート、麺類、妖怪をモチーフにした手づくり品など、世の中に出ている商品のほぼ全てを「鬼太郎 or 妖怪バージョン」に変えて販売しているように見えて(この全フリはスゴいな)となる。
ちなみに残り5%は、イチゴなどフルーツスイーツ、カフェだった感じ。

そして、案の定、ご多分に漏れず「妖怪モナカ」を発見!
2個入り、4個入り、6個入り、8個入りの4バージョンあって、どんな違いがあるのか分からず店員さんに聞くと「6個入り=6人入り」とのことで一番売れるとのこと。
それ以外は人気キャラが重複して入っているとのこと。へぇー、聞いて良かった。

そして「この、梨味の餡って想像がつかないな・・・」と、つぶやくと「皆さん、そうおっしゃるんですよ。6個入りは梨餡が3つ、小豆餡が3つなので食べ比べてください。」と店員さん、ターゲットのツボを押さえてる!で、迷わず6個入りを購入。


2025年3月8日土曜日

会場入りまで2時間30分。どうするか?

国宝松江城

ホテルをチェックアウトしてから、研修会場入りまで2時間30分。
時間までどう過ごすか?の選択肢は2つ、(1)カフェや図書館などに入って作業をする。(2)観光する。

もう一つ、大切なのは「この日も松江市内で1万歩を歩かなくてはならない」こと。
するとカフェや図書館でのPC作業をしては、1万歩達成は怪しいと分かり、ホテルから徒歩で国宝松江城へ行き、その後はテキトー(行き当たりばったり)にしようとなる。

国宝松江城は完成当時から現存する12天守のうち一つ(一つだけでも現存していることはスゴいけど、愛媛県には「松山城」「宇和島城」と2つもある。)
松江城も素敵で印象的だったけど、比較してしまうと松山城のスゴさは飛び抜けていると分かった。

多くの観光者はそのまま“来た道を戻ってしまった”が、奥(裏)へ行ってみようと進むと、閑静な場所に出て、小泉八雲(ラフカディ・ハーン)がよく立ち寄っていた稲荷神社があったり、お堀を遊覧する船と出会い手を振ったり、武家屋敷の並びに小泉八雲の家があったり、松江スゴいぞ!となる。

この時点で既に1時間以上歩いていて歩数は稼げたものの、あと1時間ほどどう過ごそうか?カフェで休憩するか?となるも、再び、松江城の入り口にやってきたら「レイクラインバス」なる観光周遊バスの存在を知り、1回210円で一周できると言うではないか!

さらに一周の所用時間は約50分ということでバスの車窓から松江市内を見て周る。
街中を走ったと思ったら宍道湖沿いを走ったり、そして車内では昔の様子も流れて意外と面白い!

で、あっという間に再び松江城のバス停に戻ってきて下車。
ここから会場まで徒歩10分。なんだかんだで2時間30分を松江市中心部で過ごせてしまった。
松山市ではできる?

2025年2月18日火曜日

残るは・・・。


「6つのまちのくだもの自慢ピクルス」が商品名。
今回使用されたのは果物は、キウイ(伊予市)、イチゴ(東温市)、甘平(松山市)、ピオーネレーズン(松山市)、イチジク(松前町)、梅シロップ(砥部町)、リンゴ(久万高原町)が、梅シロップ(砥部町)に浸されて詰め込まれたもの。
だからピクルスと言うと酸っぱいイメージがあるけど、食べてみると酸味&甘味のハーモニーという感じ。

人の味覚は面白いもので、同じものを食べているのに感じ方は十人十色、同じ人は誰もいない。
「見た目ががサイコーにカワイイ!」という人もいれれば、「フタを開けた時の香りが特に印象的だった」という人も、一つ一つの具材が大きいので「歯ごたえが良かった」という人もいれば、「イチジクのトロッと感が良かった」人も、「果物同士の甘味が美味しかった」という人もいて、普段は食べなれない味、食感でも好評を得られた。

ただ、そのまま食べても美味しけれど、和えたり、添えたり、混ぜたりして美味しさに付加価値を出せたら・・・が、くだものピクルス。と、言うのも一瓶1,500円以上するから
(予定)
ココが6次化品の悩みどころだけど、付加価値を感じてもらえればケーキの値段と変わらず、高くはないはず。

手土産、ヨーグルトに和える、クラッカーに乗せる、フルーツピザ、フルーツポンチなど、色々とアイデアが出てくる中で「シャングリラ(ワインにフルーツやスパイスを入れたワインカクテル)は?」というアイデアに出る。
NY時代に飲んだ覚えがあるシャングリラ(美味しかった思い出)、「いけますね!」となったり。

モノも味もいい、残るは「食べ方、飲み方次第」ということ。

化学変化でバインバイン。

6市町の特産フルーツが入ってる。

53歳のオッサンが「フルーツが入った瓶」を一目見て「カワイイ!」と無意識に言葉に出てしまった。

そして、そんな言葉を口走ってしまった自分が恥ずかしくなり(なんで、「カワイイ!」と言ったんだろう?)と、カワイイの正体を知りたくなった。


ネット情報によれば「カワイイ(Kawaii)」と似た英語には、cuteやprettyなどがあるが、それらに置き換えられないことから、「カワイイ」は日本独自の美意識といえるとのこと。


そして、「かわいい」には「注意を引きつける、長く見ていられる、笑顔になる、気分が良くなる、細部に注目しやすくなる、癒される」などの効果をもたらすことが、実験心理学で分かっている。


「かわいい」は快(こころよい)であり、社会的交流を促進するポジティブ感情である。

感情なので、その背景には生物学的な基盤があり、文化によらない人間の普遍的な性質であると考えられる・・・とのこと。


分かったような分からない・・・感じだけど、「人間の普遍的な性質」であり、生まれ持った「ポジティブ感情」であることは分かった。

じゃあ、私は“どこ”に、そのカワイイを感じたのか?

それは一つだけの要素だけでなく、複数の要素(一つ一つのフルーツの大きさ×種類×断面×色味×コントラスト×瑞々しさ×瓶の大きさなど)が化学変化でバインバインとなり、私にそう思わせたのかな?

こういう商品を作れる(写真は試食品)GOOD MORNING FARMさんはスゴいと思う。
まだ、フタも開けてないけど。

2025年2月17日月曜日

声をかけられたり声をかけたり。

松山市農水振興課の職員たち

土曜日は愛媛県主導で「えひめ愛ある食の市」が、日曜日は松山市主導で「まつやま農林水産まつり」が行われた大街道商店街。
「泉谷さん、来年はもしかしたらココで・・・」という相談があったので、どんな雰囲気なのか?散歩に出かける。

声をかけたり、声をかけられたりした2日間。
大街道商店街は長さ483m、幅15m、これまでにも撮影させてもらった場所。
ざっくり400mほどかな?幅15mの両脇に出店が軒を連ねて、ジグザクに歩いていたら「泉谷さん!」と声をかけられ、出店の手伝いをしていた友人と数年ぶりの再会をしたり、「先生!」とインターンシップに参加した学生が声をかけてくれたり。

そして、現在、関わっている松山市の農水振興課のブースで担当者たちを激励するも「全部なくなっちゃいました・・・。」と嘆いてくれるも人気があったと言うことだから無問題。
終了間際に訪れたから多くの店がラストスパートでPRしてた。

激励の後は花園町通りへ。「お城下マルシェ」が行われていて、開催日に通るのは3年ぶり?
初代実行委員長として参画して、今の実行委員長に渡り、続いているのは素晴らしいこと。
そして、ここでも「泉谷さん!久しぶり〜!」と、以前からの出店者に声をかけてもらったり、「こんにちは!ご無沙汰してます!」と知人に声をかけて驚かせたり(笑)。

イベントって主催者も楽しんでナンボ!と思ってるから、寒かったけど主催者、出店者の笑顔が見れて元気をもらう。

一通り見終わった帰り道。信号を渡ると目の前から自転車がやってきて、目が合って!!!となるも過ぎてしまうも、戻ってきたのはNHKラジオの岸本キャスター。
「2月25日の放送、よろしくね!」とだけ会話して走り去った彼女(笑)