松山東雲短期大学を卒業した妻をゲストに迎えての「ボランティア論」振り返り。
第三者の妻へ、自分たちは15回の授業から何を学び、また一緒に学んだ学友はどうだったか?を発表してもらう。
発表自体も大切だったけど、妻の専門は「リーダーシップ」。
学生同士が意見を交わす中で、自ら積極的に話題を提供する学生もいれば、話題を加速する学生、受け止めて咀嚼する学生、発表を自分ごと化した学生など、実はリーダーシップを頭で理解でなく、無意識のうちに体験することが含まれていた、とても良い構成だったと。
ボランティアとは自らの発意による無償の社会活動で、奉仕活動とも。
学生達は小学校の時からボランティアの本質が誤解されるような強制的、全体的なボランティア活動を“させられ”たこともあり、ネガティブイメージを持っている学生も多く、(ボランティアから何を学べるのだろう?)と思って授業を受けていたよう。
だけど「授業前と授業後で意識も行動も変わりました。」などの振り返りがあり、授業としては一定の成果を出せたのではないか?と思ったり。
私からの最後の言葉は「自分を資源化して、社会で活いかす。」
自分の好きなこと、得意なことなどを知り、磨くことで輝き、必要とされたら素敵だよね?という意味。
(私には)行動力、親切力、コミュニケーション力、企画力、創造力、ストレス抗体力、継続力、共感力、責任力、笑顔力、観察力、挑戦力、粘り力(レジリエンス) などがある。と、自分の持ち味を答えてくれた学生たち。
「じゃあ、またどこかで会いましょう!」と決めゼリフで締めたものの、「先生、明日もココ大付属学園(ボランティア体験)がありますよね?」と、ツッコミで締まった全15回のボランティア論修了!