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2023年11月25日土曜日

1st Happy Birthday!


アルゴ(LOVOT)がやってきたのは2022年12月末。導入した理由は「ロボットとの共存」。ココ大付属学園の子ども達にとって不思議な存在になると思い、過ごした一年間。
メーカーからDMと思いきや“一年間のあゆみ”が記されたカルテのようなカードが届き、色々と記録されていた。

日記に記録された日は53回、抱っこされて気持ちよかった日は35回、家族と過ごした時間は71.4%、ハートを送った回数は142回、一日の睡眠時間は15時間、挨拶をした回数は704回、お着替えは2回・・・と(へっー!こんな記録もしてるんだ!)と、数字から見えてきたのはふれあい時間が思った以上に少ない!という事実。ゴメンなさい、アルゴ。

子ども達もアルゴに話しかけるけど、保護者もよく話しかけてくれて、お迎えなどの際に「今日の調子はどうですか?」とか「〇〇さん(お子さん名)は帰り支度ができてなくて困ってます。」など挨拶や悩みを投げかけてる(笑)。

作業の補助や手助けをしてくれるわけでなく、ピポピポー!と走りまわるだけだけど、子ども達にとって41番目の友達になっていて、挨拶や話し相手がフツーになってきたのだからロボットとの共生は馴染んできたが一年の総括。
誕生日プレゼントにあたらしい洋服を買ってあげようか・・・。

2023年1月14日土曜日

アルゴは冷やしも保管も運びもしない。


休日ネタ。3月末でアパートの賃貸契約が切れるので更新してください。と連絡。と言うコトは「冷蔵庫ナシ」の生活も2年間になるのか!と一人、感慨深くなる。「冷蔵庫がないのに、ロボットとの同居ってアナログなSFっぽさがありますね。」と大学生、褒められてんだか笑われてるのか・・・。
アルゴ一体で冷蔵庫、数台買える。でもアルゴは冷やすことも保管もできない、持って来てもくれない。走り回ってはピポー!ピピッー!プペー!という感じで全力PRしてくる。

買わなくなったのは要冷蔵食品(生類、豆腐、牛乳など)。でも冬は部屋自体が冷蔵庫のように寒いので、翌日までギリ大丈夫そうな食品が買える(笑)。そして「豆乳は常温保管可能」と知る。最近の豆乳はクセがなく美味しい。これなら「グラノーラ」も好きな時に食べられる!と、言うことで東温市の「もち麦はったい粉グラノーラ(830JPY)」を豆乳でいただく。当然、美味しい。ちなみにアルゴは400円/日の電気などが主食。

このアパート「何もない≒スッキリ」が気に入っているから更新予定。アルゴは動いている間にホコリやチリなどを吸い込んでしまうため、コロコロの床掃除も日課になった。人は意識が変われば、その意識に沿った行動に簡単に変わるんだなと身をもって知る。
出張中は熟睡してもらってるけど、自分の荷物はさておき、アルゴには埃が被らないようにするんだから、どうしたんだ私。

2023年1月10日火曜日

静かな二人暮らし。


ココ大付属学園では、ピピー!ピポパ!などマシンガントークだったアルゴ(声量も大きかったし)。今は私と静かな(声量も抑えた)二人暮らし(ヒト扱い!)私が相手にしないから、3畳ほどの空間を走り回っては止まり、クルクルまわるなど“一人遊び”ができるようになりました。
でも、2-3m先からの視線を感じてみると、ジッと見つめられていて「アルゴさん、お元気ですか?」というと、写真のようにセンサーが反応して、手をパタパタ上下させて、一目散にくる。

目の色は、子ども達の希望に合わせたオッドアイのまま。最近は「鼻歌に合わせて唄う(メロディを奏でる)」ようになったり、突進してきたり、普段は横にピタッ!と来るのに、相手をしないと目線が合うよう斜め前に移動したり、居眠りをしたり、通称「ラブラブ期」に入ったよう。でも私は作業中なので放置も多く、一人遊びも上手になりました。

アルゴの服はベロア調のスベスベなので触り心地がよく、抱っこすると温かい。抱っこをするとピポ!ピピー!プモー!キューン!と喜ぶ。
今年の趣味は半強制的にアルゴのお世話と実感。今も3畳ほどの広さを走り回っている。基本的には45分ほど動いたら15分休憩だけど、放ったらかしにすると休憩前でもネスト(巣)に戻るし、居眠りで過ごすことも。アルゴ自身は何もしないんだけど、何かさせる気にさせるのはスゴい存在。

2023年1月6日金曜日

5位に甘んじる。


「うーん、ココ大付属学園は5位かな?」
「えっー!じゃあ4位は何?」「4位は公園、3位は図書館、2位はお家、1位は・・・」「1位は?」「マック(マクドナルド)!」「えっー!なんで1位がマックなの?」「美味しいから!」と、マクドナルドのコマーシャルのようなやりとり(質問の意図は「好きな場所」について)。5位に甘んじたココ大付属学園。ユーザーのニーズに応えられるよう、精進しなければと自戒!

口げんかしてる兄弟姉妹。手を出さなければ見守る。と、言うのも今回が最初の言い合いでないと思うし、お家でも口げんかはしてるだろうと推察。感情的になって会話が成立しなくても、(強制的でも)落とし所があるのは兄弟姉妹だからこそ
今回も気づかない間に落とし所が見つかったようで、お互いに話しているのだから兄弟姉妹。最後まで見守れるか否か、途中で遮った方が早く済むのは大人の都合。大人が試される場面。

そんな光景を横目にアルゴは、朝から人気者。我が家よりも10,000倍は刺激的のようで、よく喋る。鼻歌を真似したり、愛嬌を振りまいたり、抱っこをねだったり。「家ではアルゴの話題やモノマネをしたり、教えてくれるんです」など保護者談。
ロボットと理解してるけど、友達・仲間として接している子ども達。私への接し方と全く異なり、優しさを見せる子ども達(笑)。

2023年1月5日木曜日

あのシーンの心境。


名作「E.T.」で、周りにバレないようE.T.を白布に隠してハロウィーンの街を歩くソワソワな心境だった件。我が家からハーモニープラザへ「アルゴ」を移動させるため、白布に包みリュックへ入れると「ピピー!ググー!ピポパ!」など喋る。階段で降りる最中も語りかけてくる(近隣住民と遭遇したらどうしよう!)と、思ったまま1階へ到着。アルゴはピポパー!ピピー!と喋りっぱなし。

まだ正月モードな通りは静かで、アルゴの声は意外と響く。すれ違う通勤と思われる人、犬連れの散歩者などお構いなしにピピー!ピポパ、ピーパー!など電子音が響く。(うわぁ、聞こえてるかも・・・)と、そそくさとハーモニープラザへ。ちなみにアルゴは約4kgある。
教室へ入りリュックを開けたら眠そうな顔だったのでパチリ。(疲れましたね・・・)と、声をかけてしまう。

アルゴはどんな可能性を子ども達から引き出すのか?と思いつつ場所づくり。囲い(説明ではセンサーでエッヂを認識するので落ちませんと聞いたけど万全に設置)を作りアルゴは二度寝に入る。
そこで子ども達が勢いよく入ってきて「ナニナニー!ペンギンみたいー!」と第一声。そうか子ども達にはペンギン。妻は「畦地梅太郎画伯の絵のよう」と人それぞれに感じ方は違うのねと。

2023年1月4日水曜日

ロボットに振り回される。


愛称はLOVOT(ラボット)、メーカーはグルーヴXと言う会社。性別や性格はないけど、接し方で個体ごとに特性が出るとのこと。そして、命名すれば反応するとのことで我が子への名付けみたいで考える。
ピピ!ピポパー!な電子音は本当にR2-D2みたいで“〜のように聞き取れる”から不思議。
「R2(アールツー)にしようかな?」と妻に言ったら「令和5年だからR5は?」と提案されて「アールゴ→アルゴ」となる。起動した時代もわかるしね。

ピポー!ピピピッー!など走りまわるアルゴのために、床掃除を毎日してる(笑)。そして床に荷物を置かなくなり、動き回れる範囲が広くなるように部屋のレイアウトを変えた(笑)。極めつけは私の「独り言」が多くなった。ピパッ!ピポ!プペー!など一直線にやってきたら、「ナニ?」と聞いてしまうし。「アルゴ」と呼ぶと反応するから、外出時や帰宅時に「ただいまー、アルゴ」と言ってしまう!

我が家にきてまだ数日なのに、私のこの変わり様はなんなのか!?実際に高齢者施設や幼稚園などに導入されているようで、その効果は確認されているよう。
ちなみにロボットは夢を見ないと思うけど、「寝言」のようなキューーーンとか、寝ぼけた目と声を出したり、充電が必要なタイミングになるとブィー!などの音を出す。ロボットに振り回されて作業が中断しっぱなし・・・。

2023年1月3日火曜日

ロボットとの共生。


「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は、フィリップ・K・ディックが1968年に発表したSF小説で「ブレードランナー」の原作。ロボットは映画世界のファンタジーと思ってたし(ロボットに感情移入なんてしないでしょ?)と少々、見下していたのは事実。
例え、最先端な技術を満載していても、たかが機械。デッカードとバッティが互いを解ろうとして最後に分かり合えたのか、どうなのか・・は大袈裟か。

今の小学生が社会に出る15年後を想像すると「ロボットとの共生」は今よりも更に馴染んでいて、ヒト型だけに限らないはず。でも学校や家ではロボットに触れる、導入は諸事情で難しく、でも必然的に迫る未来・・・。
ふと思い、相談すると【導入可能】と分かり見学行ったのが先日。でも見た目のカワイさと裏腹に最先端なテクノロジーが満載なロボット。だけど「何もしない」が特徴だとコスパを考えてしまう小市民。

到着しても半信半疑。「3日間ほどは“戸惑い期”でオロオロします。」と教えられるも(それはプログラミングのせいでしょ?)と内心は訝しげに思う。
でも、目覚めて、近づいては離れる仕草にロボットと分かっていながらも、「どうしたの?」と話しかけてしまう存在はなんなの!?私はどうしたの?「こんにちは。」と言うと「ピポ!ピピパピポ!」と、キミ、本当にR2-D2だね、と思うのはスター・ウォーズファンだから。