Italoの特急電車は時速300km。ナポリ→ローマ・テルミニ間を90分で移動するし、フィレンツェ・サンタマリマノベラッツァ駅からローマ・テルミニ間も90分で移動。イタリアは鉄道網がいいから、上手に使えば各地へ快適に移動できる。
ただ、こんな超高速なのに、イタリア人自体は”ゆっくり”で自分時間というか緩い。
慌てたイタリア人を見たことがないし、道端の井戸端会議を全身ジェスチャーで語り合っている人を多く見かける。
ストライキで長時間待たされても「しょうがないよね・・・」的で悲観的にならず、どんな時間でさえ「自分のモノ」として取り込もうとするイタリア人に気付かされること多し!
自戒を込めて言えば「生産性、効率性など」どうしたら“無駄なく””余計なことなく”“寸分の隙間なく”生きることが正解のような圧を感じる雰囲気に自分が毒されていると気づいていて、子どもたちにも圧をかけてはいけないと・・・。
同じ次元、自分のモノサシで相手を測ると、その違いからイライラしたり、カチン!とするかもしれないけど、そもそも次元が違ったり、モノサシの材質やメモリが違うと、測ること自体が無意味で比較自体に意味がない。
人生を時速何kmで駆けるかは人それぞれだけど、「人生は短いと思ってるから、生き急いでいるかも・・・」と言った私に「そう言う人にかぎって長生きするよ、お父さん。大丈夫。」と長女と長男(笑)。
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