日記を検索

ラベル 共創協働 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 共創協働 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年6月18日木曜日

自分たちごと化できた研修。


「相手の気持ちに刺さる、相手を動かすのは、説得ではなく納得です。」とも伝えた共創研修。
第3回目の受講感想が揃ったので、AIに読み込ませて分類してもらうと、5つに分類されて満足度の高い研修だったとAI(涙)

研修自体は受動的だけど、取り組み方は能動的に。
自分たちごと化できたのは納得の証で、発表に熱があったのも共感していたから。
その分、「実現してください!」というエールも多く、実現へのギアアップを求められた。

以下は研修生の受講感想まとめ。

<共創を学び、考え方が変わった>
└ 共創の考え方への理解が深まった、視野が広がった、業務への応用を感じた。
【感想】「共創という言葉への考えが変わった」「地域課題の解決に共創が有効と分かった」「業務にも生かせる内容だった」「様々な視点から話を聞けた」

<実践的でリアルな研修内容だった>
実在する事業や課題を題材にしたこと、リアルな課題に向き合えたことへの評価。
【感想】「実際の事業者を事例とした検討は良かった」「具体例を考える貴重な機会だった」「リアルに体感しながら考えられた」「有意義な研修だった」

<対話・協働して考える体験ができた>
皆で考える面白さや難しさ、意見を出し合う体験、達成感。
【感想】「班で課題を考える難しさや面白さを感じた」「皆で意見を出し合って形になった」「楽しい時間だった」「自分たちの発表が何かの気づきにつながれば幸い」

<中高生の居場所づくりの必要性を実感した>
中高生の居場所問題への共感、事業の必要性や社会的意義への理解。
【感想】「今の時代に必要な取組」「中高生のフリーな場を増やしてほしい」「居場所を求めている子どもがいる」「親として心強く感じた」

<事業や桑原さんを応援し、実現を期待している>
桑原さんの熱意への共感、事業の成功を願う声、実現方法への提案や課題意識。
【感想】「応援しています」「諦めず頑張ってください」「ぜひ実現してほしい」「資金調達やエビデンスが課題」「行政補助金の活用も必要と思う」

2026年6月17日水曜日

イメージしやすい共創アイデアが多かった!


良い意味で「派手な共創事業アイデアは出なかった。」ワケは・・・。

察するに当事者(桑原さん)の話が身近(研修生の中には“保護者”もいて、我が事に思う人もいた)であり、愛媛県全体にも関係する内容(将来の人口増減にも関係)であり、この瞬間でも必要としている中高生(居場所がなく悩んでいる)がいるから。

だから、(良い意味で)突拍子もない、ハッ!と気付かされるアイデアよりも、現実味のある共創アイデアが多かった気がする。

その中でも「学習塾との共創事業アイデア」は中高生というターゲットも、学力を心配する保護者にも、塾にとってもメリットがあるとわかる。もちろんくすくすにも。

イメージ的には愛媛県内にも伊方町や鬼北町などにある「公営塾」のような感じかな。
公営塾だと行政や自治体も支援しやすいかもしれない。

また「7限目はセブンで。」というコンビニエンスストアを地域の若者拠点にするのはどうだろうか?という共創アイデア。ネーミングがGOOD!

これは生活圏の中で中高生支援をしようという内容で、訪れやすさ、日常にあるコンビニ、企業によるCSRの観点で参画できる内容にイメージしやすかったり。
その昔、大街道にコンビニがあり、2階を解放していたけど、あれだな・・・と。

写真は民間企業による試供品提供、余剰品活用、モニター案件などからの新商品、新サービスの場としても機能する場の設立。

そもそも、家も学校も居心地が悪い中高生をターゲットと想定すると大人の都合で動くわけもなく「何もしなくてもいい場所でもある」と、心理的安心を添えた発表が印象に残ったり。

すると、この発表グループだけ他のグループがChatGPTからの事業構想図だったのに対して、NotebookLMを使っていて、「なに?NotebookLMって、使いやすそう!」とざわつかせて話題をさらったのはナイショ。

どの共創アイデアも「既存の施設、サービス」と連携することで、ランニングコストを抑えるようにしていて、「補助金も積極的に活用したらいいと思う。」という意見も。

家も学校も居心地が悪い=地域(愛媛)にとっても悪い事だから、熱の入った発表になり今回も充実していたと安堵。

これらのアイデアはE:N BASEに引き継いで桑原さんとブラッシュアップ!

2026年6月16日火曜日

中高生の居場所(ユースセンター)をつくりたい。


NPOくすくすの桑原さんは元中学校の体育の先生。知り合ったのは3年前。

「エールラボえひめ」で、資金調達講座をした時に「これから活動を始めたい。」と言っていて、その後も資金調達講座に参加してくれ、個別相談会にも参加してくれて助言すると実行して、見事に助成金を獲得。活動に勢いがつく。

子ども(我々は小学生、くすくすは中学生以上)
を対象にしていたから、ココ大付属学園のメンバーにもなってくれて、付かず離れずのご縁。

この2年間で着実に歩み続けた結果、意思もビジョンも明確になったので、新任係長対象の共創事業検討機会のゲスト講師として招き思いの丈を語ってくれる。

今回取り上げていただきたい共創事業は、『MYPP(まつやまユースプレイスプロジェクト)』です。
中学生以上が、「居たい・行きたい・やってみたい」と思える居場所をユース自らが作るプロジェクトです。


MYPPでは今後三年間で、ユースの居場所の常設化を目指しますが、そのために必要な資金がありません。
本年度の財源は補助金を活用予定です。

常設の場合、固定費や人件費など、多くの支出が見込まれますが、そのための資金調達の方法がわかりません。


『子どもの居場所づくりに関する調査研究報告書概要(令和5年3月/こども家庭庁)』によると、地域のつながりの希薄化や少子化により、子ども・若者が地域の中で育ち合い、学び合う機会の減少が指摘されています。


また、孤独・孤立への不安、不登校、自殺など、子ども・若者を取巻く課題は複雑化・複合化しており、一人ひとりの状況や要望に応じた居場所づくりの重要性が示されています。今後、価値観の多様化がさらに進むにつれ、受入れる環境の充実に、こども・若者の多様な居場所が求められています。

 

一方で、子ども・若者の居場所となる資源は地域間で偏りが大きく、特に過疎地域においては、子ども・若者が利用できる場の絶対数が少ないことが課題としてあげられています。

 

松山市内のNPOなどにより、フリースクールや子ども食堂、休日子どもカレッジなどの居場所づくりが行われていますが、多くは小学生以下が主な対象で、中高生世代が対象の居場所は限られています。

特に思春期の中高生世代は、家庭や学校以外に安心して過ごし、自分を表現できる場を必要としているにもかかわらず、その受け皿が十分とは言えないのが現状です。

(そうなんだ・・・家も学校も居心地が悪い中学生、高校生は意外と多いんだな。)と、学校の先生という現場で感じていた違和感を放置せずに、自ら立ち上がった姿勢に、新任係長たちは相槌を打つ人もいれば、私と同じく(そうなの!)と驚いた表情の人もいて、その後、桑原さんは引っ張りだこに。

2026年6月15日月曜日

【結果】111人の回答から見えたコト。

【左】共創が愛媛県にもたらすコト。【右】共創への不安要素

最終的に111名の新任係長が答えてくれた「共創」への意識調査。
途中経過で把握した時と大きく変わっていないけど、備忘録も兼ねて最終結論を残す。

<愛媛県に共創が必要な理由は?>
(1)行政だけでは限界がある。
└ 地域課題が複雑化・多様化し、行政単独では解決が難しいという意見。

(2)人口減少・少子高齢化への対応
└ 人口減少、人材不足、少子高齢化などの構造的課題に官民で取り組む必要性を挙げる意見。

(3)民間の力・ノウハウ・スピード感が必要
└ 民間企業の知識、技術、競争力、現場感覚、スピード感を活用したいという意見。

(4)多様な視点・新しいアイデアの創出
└ 異なる立場や専門性を組み合わせることで、新しい価値や発想が生まれるという意見。

(5)地域活性化・産業振興・経済発展
└ 地域経済の活性化や魅力ある地域づくり、産業振興につながるという意見。

(6)県民目線・ニーズ対応の強化
└ 行政だけでは把握しきれない県民ニーズに応えるため、共創が必要だという意見。

(7)共創の理解不足・回答困難
└ 共創そのものへの理解不足や、回答できないという意見。


<共創の必要性を理解していても共創への不安は?>

(1)官民の目的・価値観の違い(約25%

└ 利益追求 vs 公共利益、ゴールのずれ、意識共有の難しさ


(2)進め方・ノウハウ不足(約20%

やり方が分からない、誰と組むべきか分からない、前例不足


(3)公平性・癒着への懸念(約15%

└ 特定企業優遇、公平な選定、利益供与と見られるリスク


(4)役割・責任の所在(約10%
(5)スピード感・組織文化の違い(約10%
(6)予算・継続性(約8%
(7)情報管理・セキュリティ(約5%


・・・と続く。
正解・不正解のない課題や問いが多いのが地域の現状。

こういう場合、民間企業でも改善/解決できることも多いけど、非営利のNPO法人の方がもっと改善/解決できる・・・と思ったけど、その度に「NPOの課題解決力」を更に高めなきゃって思う。

2026年6月11日木曜日

E:N BASE所属になりました。


愛媛県庁第二別館の1階と2階に開設した、愛媛県官民共創拠点『E:N BASE』。

昨年度までの4年間、「エールラボえひめ」でディレクターを務め、地域の課題改善/解決や個人の創業/起業などをサポートしていた縁で、「エールラボえひめ」が発展的解散し『E:N BASE』へ吸収されても同様のサポートを・・・と打診があり、『E:N BASE』の所属になる。

サポートする役目は「プロジェクトコーディネーター」
現在、12名のプロジェクトコーディネーターと1名のコンシェルジュの計13名で、どんな相談にも応えられる体制になる。

周りは経験も実績も実力も素晴らしい方々で、プロジェクトコーディネーターの打診を受けて意見交換をした際に「私は非営利事業(NPO、コミュニティビジネス、ソーシャルビジネス)、地域づくり、課題の改善/解決、マイクロビジネスが範囲であって、IPOやスタートアップ、VCなどは範囲外ですよ。」と伝えたのは事実。

すると「だから、いいんです。」と、アッサリ返答されて、「はい、分かりました。」となる。
それぞれに得意・専門分野があり、その道で発揮していただきたいと依頼される。

そして次。
着任したのはいいけど、相談者にどう対応したらいいのか?という質問には「月に1回-2回、駐在していただきます。」とのこと。

と、いうことで、6月の私は6月26日(金)と6月30日(日)の2日、駐在します。
ありがたいことに早速、相談が入り、壁打ちや思考整理、アドバイスなどをする予定。

NPOに詳しいのは私だけなので、この機会に県内に500以上あるNPO法人/NPOの『E:N BASE』利用も促進できたらと思ったり。活用しないともったいない!

「用事がないと(E:N BASEには)来てはいけないんですかね?」と尋ねると、「そんなことはないですよ。」と官民共創推進課職員。

雑談からヒントやアイデア、気づきが出るのは知られた事実なので、先ずはコーヒーでも(E:N BASEにはコーヒーショップが併設されている)飲みに来ませんか?とお誘いしたい話。

2026年6月9日火曜日

新装開店、しこくラジカフェ。


2026年3月で終了したNHK松山放送局の「ひめゴジ!」

その後任番組として4月から始まった「しこくカフェラジ!」に初登場。
記憶が定かなら、「しこくカフェラジ!」は四国、関東圏などへ生放送だったはず。

お相手は田中朋樹アナウンサー。初対面。
しかし、田中アナウンサーは、フィルム・コミッションをご存知で、打合せはスムースに進み、生放送本番スタート!

【田】フィルム・コミッショナーというお仕事、知らない方も多いと思うんですが、どんな役割なんでしょうか?

【泉】はい、フィルム・コミッショナーとは、国内外の映画やドラマ、コマーシャルなどの撮影を地域へ誘致して支援する非営利団体や機関です。

2001年頃から日本全国へ広がり、現在では北は北海道、南は沖縄まで全国各地にあります。

 

【田】映画やドラマの撮影を地域に呼び込み、ロケ地の紹介や許可調整、地元との橋渡しを行う、「撮影の総合サポーター」なんですね。

こうした活動は、地域にとってどんな効果があるんでしょうか?


【泉】3つあります。

(1) 撮影隊は県外から訪れるので、撮影に伴う費用が愛媛に直接落ちる経済効果です。

(2)作品を見た方々が物語を追体験をしたい、感じたいと愛媛を聖地巡礼するなどの観光振興です。

(3)作品を通して地域の魅力を再発見、再認識することでの地域への愛着、誇りの醸成です。

 
【田】四国では香川県に次いで2県目、2002年にえひめフィルム・コミッションが開局しました。これまでに多くの作品を支援されてきましたが、印象に残っている作品はありますか?


【泉】2004年公開の「世界の中心で、愛をさけぶ」は忘れられません。

行定勲監督、篠田昇撮影監督から直々にロケハンや撮影のイロハなどを現場で教えてもらいました。

そして、愛媛県庁前の国道11号線を3時間ほど通行止めにした撮影は、前例がないという理由から3ヶ月間の準備を要しました。


もう一つは2023年に配信されたネットフリックスの「離婚しようよ」です。

この作品では松山市の二番町交差点を完全封鎖したのですが、さらに、夜間撮影に雨降し撮影という難易度の高い撮影をしました。周辺の方々の理解と協力で成立した撮影でした。

などを話していたら、あっ!と言う間に時間が過ぎて第一回目は終了。

写真は大本さん。以前は愛媛県歴史博物館に勤務されていたけど、愛媛大学へ転職。
久しぶりの再会に「今日は、ご一緒なんですね!」とお伝えしたら、大本さんの出番は来週とのことでした。

せっかくなので、大本さんとの再会を記念写真にする。

共創の懸念事項を見つける。


発表で共創事業者を「物品提供者」としていたから、発表後に「その方々は共創事業者ではないと思うんですよね・・・。」と指摘する。

そして(あぁ、当事者、協力者、関係者の図を紹介すれば良かった・・・)と、普段から使用している図を今回は示さなかったことを反省。

「共創事業者」に明確な定義はないけれど、私が思うに「共創者は事業の当事者」。
メリット、デメリット(≒リスク)も含めての事業当事者(参画者)であって、人的資源から経験や知識、技術などのリソースを課題改善/解決に注ぐ。

求めすぎかな?でも、損得勘定で共創してもうまくいかないと思うんだけど。
だから、手持ちの物品を提供するだけでは、共創者と言いにくいし、そもそも「(大義名分に)提供してください。」と言えば済んでしまう感じもする。

「共創は誰から持ちかけるか?」も大事
行政から共創を持ちかける場合と民間から持ちかける場合の両方があるけど、大義や課題の重要性は理解していても現実的には「資金」が必要。

よほどの事でもない限り、民間が全額用意した上で、行政を巻き込んだ共創事業はないから、多くが行政からの委託や補助金から始まるとするならば、プロジェクトとしての明確なルールや役割が成功の可否を握ると思う。

「共創事業者が事業に参画するメリット」も大事。
行政からの共創事業の場合、ごくたまに民間事業者を勘違いさせてしまう(≒共に事業アイデアの検討まではいいけど、事前に丁寧に説明しないから、人も知恵も時間も提供した民間事業者は自社と契約してくれると思ってしまうが、実はそうではない等)

民間事業者は「自社利益の最大化を目指した成長の持続」が存在意義だから、慈善事業はしない。

その点、NPO法人は、地域の課題改善/解決を目的に設立されているから共創とも相性がいい。
やはり共創の経験を重ねることで、分別というか合理的な共創が確立されるよねという話。

2026年6月8日月曜日

ユニークな発表ぞくぞく!

「かほごしいたけ」の事業構想図

正味6時間程度で検討した
「原木シイタケの売上げを伸ばし、就労継続支援B型事業所に通う方々の賃金UPを実現する。」をテーマにした共創事業アイデア。 

検討中は各グループから株式会社まるサンの貝崎社長、長井さんへ色々な質問が寄せられ、その度に丁寧に回答いただき、気づきなどが反映された共創事業アイデア。 

私はシイタケについて詳しくないので、事業構想へのヒント、アドバイス係として、求められてもないのにツッコんだり、検討に深化が必要と思えばブレストを持ちかけたり。

その結果、全グループが同じスタートラインから始めたものの、検討の過程で諸々の変化が起きて発表は個性溢れるユニークな内容になる。

・シイタケ栽培をアプリゲーム化して実際の生育と連動させる。
・ご当地の味と組み合わせたミールキットで販売。
・ベランダでシイタケの原木栽培ができるセットの販売。
・原木シイタケのオーナー制度。
・シイタケを⭐︎形や♡型などの形にして販売。
・手間暇かけて育てたコトを付加価値化して販売。
・ふるさと納税品として他の味と共に返礼。

他にプレミアムシイタケ、給食への活用、シイタケバーガーなどが出た。
これらは現状分析、エビデンスの確認から事業を検討するフォアキャスティングでは辿りつかないアイデア。スピード感、仮説優先でも考えられるバックキャスティング思考のいい所。

で、私も調子に乗って色々と考えてみたら面白いアイデアが思い浮かび、そこから逆引きすると事業構想が描けたから、もしかして!?なんて勘違いしてみた。

・粉末シイタケとレモン、コショウ、ハーブ、ニンニク
などを混ぜたBBQオールスパイス
・愛犬用に粉末シイタケを骨型に固めた歯固め、お菓子
・大きく育ったシイタケを“そのまま”熱プレスして、薄いシイタケせんべい


意外とイケると思ってるのは私だけか?

事業ネーミングが大切な理由。

「うち森」と略してた(笑)

私が預かる研修(特に公務員対象の時)では、「(事業やアイデアの)名称はワクワク感いっぱいでお願いします!」と伝えていて、その意を理解してくれたグループから素晴らしいネーミングの共創事業アイデアが出たという話。

なぜ、ネーミングが大切かと言うと、

(1)相手にワクワク感(≒興味関心をもたせる)
(2)事業の顔/頭だから(≒掴みの提供)
(3)その事業についてたくさん考えた証(≒自分たちごと化)


ココ大でも授業へのネーミングは大切にしていて、これまでの傑作授業名と言えば
・中島恵に会いに行く→中島の恵=柑橘への収穫体験。魅力を擬人化
・北条豊に会いに行く→中島恵に会いに行くの二番煎じで、北条地区の魅力を擬人化
・青いダイヤ、赤いダイヤ→七折梅をダイヤに見たて、青い梅、赤い梅干しを表現

などを事例で伝えると、「あぁ〜!」と笑いが起きて、相槌となる。
特に良いネーミングは「その事業についてたくさん考えた証」であり、「自分たちごと化された事業」とも受け止められるから、大切にしたい要素。

話を戻して「シイタケの販売増から就労者の賃金UPを実現させる共創事業アイデア名」を期待して、発表に期待していると・・・。

「玉椎レボリューション(森の真珠が未来を変える)」
「うちこめしいたけの森」
「かほごしいたけ」


と言うユニークな共創事業アイデア名での発表が行われ、笑いと拍手が自然と出た。
想像してほしいのは、初対面の方へ提案する際、ページをめくる前、タイトルだけで興味関心を持ってもらえたら「掴み」は大成功ではないか?

そもそも、事業に自信がないとネーミングも弱気になる、気にしないと思っているから、期待をさせるという観点からもネーミングは本当に大事!

2026年6月7日日曜日

共創事業構想スタート!

株式会社まるの貝崎社長と長井さん

共創事業アイデアを正味6時間程度で検討して発表する研修。
第2回目は、「株式会社まる」サンをお招きして、「原木シイタケの売上げを伸ばし、就労継続支援B型事業所に通う方々の賃金UPを実現する。」というテーマ。

現在、まるサンのシイタケ栽培は原木椎茸を主に4年目。
1年目は失敗したということで、今年から原木椎茸の本格的な採取が始まり、収穫量は100kg/回ほど。

まるサンの原木椎茸は、クヌギの木に穴をあけて菌を植え付ける伝統的な手法で育てていて、春と夏に収穫期を迎えるけど、自然相手なので「いつ、どこから、どれだけの」シイタケが出てくるのが分からないのが大変だけど、お宝発見のようとのこと。

2-3日、見逃してしまうと巨大なシイタケが誕生してしまうこともあり、でも、大きいからと言って味は変わらず、“ハネ(規格外品)”はなく、大きい場合はカット販売するとのこと。

ただ、シイタケを育てるクヌギの木は3-4年で寿命が来るので、取り替える必要があり、交換(切って、運んで、組むなど)は重労働とのこと。

「ならば、いっそのこそ、クヌギの木を切らず、ダイナミックにクヌギの木に直接穴を開けて菌を植え付けるのはどうなんですか?」とアホな質問をすると「生きてるクヌギの木は水分が多すぎてNG」とのこと。「なんから、すごい発想ですね。」とお褒め(?)いただいたのかな?

「じゃあ、廃クヌギがあるなら、カブトムシやクワガタの飼育に使えるんじゃないですか?」と、アホな質問は、周りから質問が出やすくするテクニックです!

「それはアリです。」と教えていただき、その後、次々と面白いアイデアがブレストで出てくる。

普段はフォアキャスティング(現状分析や把握など)手前から一つ一つ積み重ねて事業を進める公務員だけど、日頃から思っていることなどから逆引きして仮説を立てて検証するバックキャスティングも効果的と実感していただく。

2026年6月5日金曜日

研修所カレーを食べながらシイタケ談義。

テッパンのチョイスパイシーさ

シイタケの思い出は、家族で何かのイベントに参加し、双海地区の山の中に入り、原木椎茸からシイタケを自分たちで収穫して、BBQしたとき。

大きなシイタケは、“傘”をひっくり返して網で焼き、“傘の裏”にバターと醤油を乗せて「シイタケステーキ」として食べた思い出。美味しかった。

あとは、「愛顔の食卓(6次化品のアンテナショップ)」の時に、大洲市で栽培された原木シイタケのオイル漬け?のような加工品を扱った記憶。
トウガラシ、ニンニク入りで、ピリカラな原木シイタケのオイル漬け、バゲットと合わせたら美味しかった。

そう言えば、商品開発に参加して2024年10月に発売した「6つのまちのやさい自慢ピクルス」では、3市3町が持ち寄った地域資源(松山市:松山長なす、伊予市:乾しいたけ、東温市:もち麦、久万高原町:トマト、松前町:枝豆、砥部町:キャベツ)で、伊予市が推したのは乾燥しいたけでした。

意外とシイタケとご縁があったことが分かる。
その一方で、シイタケが嫌い/苦手な人も意外と多いと知る。
聞いてみると「味、食感、風味」が苦手とのこと。人の味覚というのは、多様なんだなと。

一体、私のシイタケ体験はいつからなんだろう?と思うも全く思い出せず。
たぶん、小さい頃からシイタケは食べていたんだろうな?
嫌いとか好きとか関係なく、ごくフツーに食べてたもんな。

そもそも、シイタケには旨味成分が豊富に含まれていても、味そのものは薄いというか、食感を楽しむ程度と思っていたし、「イリコ、コンブに比べて格下に思われるんですよね。」と教えてもらい、(そうかもしれない・・・)と相槌。

そんなシイタケについて、研修所カレーを食べながら過ごしたひと時。
先週も
研修所カレー、来週も研修所カレー(のはず)。

「研修所に来て研修所カレーしか食べてないんじゃないですか?
「そうなんですよ、カレー以外、定食とか食べてないです。」
「一応、これも“カレー定食”のようなもんですけどね」
「・・・・・。」

2026年6月2日火曜日

フィルム・コミッション編ふりかえり。


一回目の「共創事業研修」は、2日間計8時間で無事に終了。
参加くださった新任係長たちへ、2日間の研修に対して匿名で感想を尋ねると・・・。

「実は泉谷先生の研修は、これで3回目です。毎回意義深い内容ですが、発表されたアイデアの実現性の有無やフィードバックが欲しいです。」と言う感想が目に止まる。

せっかく8時間もかけて仲間と考えたのだから当然だし、こう言う意見が出るのは検討や意見交換が充実していて自信があった証拠。

それにしても私の研修を3回も受けたとは!
愛媛県研修所から預かる研修は3種類だけど、まさか全部を受けたというのか?
詳細は匿名なので不明。

みっちりと寄せられた感想を一つ一つ読む。
これまでだったら、人力で感想を分類していたけど、こういう時にAIは役立つ。

感想を分類別、そして分類の基となる感想や意見を引き出して欲しいと伝えると、全部で7種類に分かれた。順番は多い感想、意見順。

(1)研修全体への満足・感謝
└ 参加者の多くが「楽しい」「有意義」「面白い」と感じており、研修満足度は高かった。

(2)グループワーク・他者との交流が刺激になった
└ 参加者同士の対話や共創が学習効果を高めた。

(3)発想力・思考力の向上
└ 「正解を探す研修」ではなく、「自由に発想する研修」であったことが印象に残った。

(4)業務への応用・自己成長
└ 研修を単なる知識習得ではなく、自身の業務やキャリア形成に結び付けて捉えていた。

(5)講師への高評価
└ 講師の実務経験とファシリテーション力が高く評価された。

(6)フィルムコミッション・映画誘致への関心向上
└ 研修テーマの海外映画の誘致から地域活性化への理解促進効果が理解された。

(7)改善要望・追加説明への期待
└ 「もっと学びたい」「成果へのフィードバックが欲しい」という前向きな要望。

意見交換に時間を使おうとすると説明時間は短くなる。
短いから濃縮&圧縮すると、今度は伝わりにくい(情報がパンパンになる)。
自分でも振り返り、制限時間と到達目標と手段と内容のバランスは毎回難儀すると痛感。

最後にAIに感想から満足度は何%か?と尋ねると「推定95点が妥当」と提示してくれてモチベーションあげる自分。

2026年6月1日月曜日

インセンティブに負けない海外撮影誘致策を考える。


第一回目の新任係長研修の共創テーマは『インセンティブに負けない、愛媛らしさ全開の海外作品の誘致アイデア』。

普段は観光やフィルム・コミッションに関係ない業務に従事している職員が多い中で、計6時間をかけて検討したアイデアとは?

壊せる愛媛!をインセンティブの代わりに大々的に売り出そうとした『瀬戸内フィルム・ボンバーズ〜愛媛で壊してみんけん〜』
→爆破撮影や破壊撮影など、難しい撮影に特化した誘致はどうか?

船舶映画は全て愛媛にお任せ!『今回も船の撮影は愛媛で決まりですね、監督!』
→造船業、瀬戸内海を活用し、船作品、撮影船貸出など海上撮影に特化した誘致はどうか?

愛媛で撮影してくれたら道後温泉や松山城などの点群データを提供します!『プロジェクトEHIME TWIN-SHOT〜リアルとCGの融合〜』
→撮影需要はあるが天気や時間に制限がある建造物などをデータ化する撮影誘致。

大洲市をオープンセットスタジオにしよう!『大洲映画村構想』
→古い街並み、山、川、海と求められる条件に適した大洲市に特化した撮影誘致策。

スマホ一つで作品撮影から縦型作品映画フェス、ロケ地めぐりまで循環させる『シネラボ タラッタしまなみ』
→プロよりも個人撮影の誘致に特化し、映画フェスから才能を見つけて育てる。

愛媛の島をまるごと撮影スタジオ化させる『島まるごと撮れジャー船SETOUCHI』
→観光振興、産業振興、離島振興などを目的になんでも撮影できる環境を整える。

自転車映画なら愛媛に全てお任せ!『せとうちエピックライド〜チャリンチャリン〜』
→自転車県を標榜する愛媛県らしさ全開でロードムービーなど自転車が絡む作品の誘致。

全7アイデアはテーマこそ「フィルム・コミッション」で、どれも共創事業アイデアとして描かれたもので、全てが面白く、また普段の発想からは思いつかないユニークさにあっぱれ!

どの事業アイデアもタイトルが面白いのは「事業名は掴みなので、ユニークで注意をひくタイトルを考えてください。」と伝えていたから。実に面白い!

この発表内容に仕上げるまで職員は、ダメ出しをされ、2回のプレゼンを行い、指摘されて改善、ブラッシュアップしたのだから素晴らしい。

そして、最後は笑いを取りながら発表できたのは、自分たちのアイデアに自信があったから。
あと、2回!楽しく学ぶとはこのこと!

2026年5月31日日曜日

新任係長78人が答えました。


新任係長対象の「民間との共創による政策研修」に際して、事前に意識調査をさせてもらう。
100名余りが今年度新任係長に昇進。未回答の人もいるけど、一先ず78人の結果で整える。

すると、以下のような思い/考えが見えてきた。

<民間との共創は愛媛県に何をもたらすと思いますか?>

・立場を超えて補完し合える相互理解:35.9%

これまに無かった新しい価値:33.3%

これまで改善できなかった地域の課題:29.5%

愛媛県への愛着醸成:1.3%


<共創に漠然と抱える不安は何ですか?>

*知識・経験・進め方への不安

└ 共創のやり方、相手、テーマ、進行方法がわからない。


価値観・目的・文化の違いへの不安

└ 行政と民間は文化・価値観・目的・スピード感が違うため、噛み合わないかも。


コミュニケーション・役割分担の不安

└ 意思疎通や解釈の調整に手間が増え、調整コストが増える可能性がある。


情報管理・法務・リスクへの不安

└ 情報漏洩や法的リスク、制度上の問題が発生する可能性がある。


公平性・透明性・ガバナンスの不安

└ 特定企業との関係や選定プロセスが不透明だと問題になる可能性がある。


予算・継続性・成果への不安

└ 事業は継続するか?成果が出るか?双方、受益者にメリットはあるのか不安。

不安が起こる理由の一つは「未だ共創事業をしたことがない」から。
要するに不安とは未経験から起こる「よく分からない、イメージできないなど」の絡まった感情。

だけど、意見をまとめて言語化すると、(その通り!)と相槌を打つ職員も複数いて、一つ一つの不安へ改善策を紹介すると、「気持ちが軽くなった。」という感想をいただく。

グチャグチャに絡み合い難解なコトも根気と丁寧で紐解くと、分かりやすくなるよね!という話。

2026年5月30日土曜日

研修所カレーを食べながらLinux。


名物(?)の愛媛県研修所カレーの日だったこの日。
愛媛県研修所に来る機会は年に数回あるけど、ここ数年、カレーの日にしか来ていないような・・・気のせいかな?毎日、カレーではないと思う。

ほんのりスパイシーな(煮込んで具が溶けているのか?)サラサラカレーは、サラダとセットで700円。おかわり不可。

これも気のせいか、コックさんもスタッフのおば様達もかなり高齢になったような。いつまでもお元気で。

色々な意見を聞いてカレーを食べながらふと思ったのが、愛媛県では「共創」がトレンドだけど、共創は魔法の言葉ではないし、共創ができない事業も存在するということ。

例えば、情報漏洩に細心の注意が必要な事業は共創に適さないかもしれない。
共創するなら、情報漏洩に最新の注意が必要な直接的な事業でななく間接的な事業ならいけるかもしれない。

もしくは、個人を相手にした事業も共創に適さないかもしれない。
私たちは一人一人違う人格をもっているから、一人一人に適した対応をするべきで、共創するなら対面の現場ではなく、川上の制度や仕組みづくりならできるかもしれない。

“そういう環境”にいると、アンコンシャルバイアス(無意識の思い込み)で共創しなきゃ!となるけど、共創は目的ではなく、愛媛県をより良くする手段。

研修や講義をすると、自分自身にも気づきや学び、アップデートが得られるからいい。
そして、最終目的こそ同じだけど、互いに違う組織で、立場や思考、手法も異なるを再認識。

行政と民間(NPO、企業)はOSが違うんだよ。」という説明に納得したけど、WindowsOSとMacOSの両方で動く「Linux」があるじゃないか!とも思ったり。

NPOはLinuxになれるのか!?

2026年5月3日日曜日

官民共創拠点「E:N BASE」。


5月26日(火)にオープンする愛媛県官民共創拠点「E:N BASE」について、愛媛県研修所職員と一緒に説明を受ける。

愛媛県庁第二別館が古くなり、新・第二別館を建て直したのだけど、その顔とも言える1階と2階を愛媛県官民共創拠点と称して、「E:Nベース」はどうしてできたのか?

身も蓋も無い表現をすれば、人口減少に歯止めがかからず、県内の課題は改善&解決できるどころから増える&深刻になる一方で、行政だけでもダメ、民間だけでもダメな状況に陥り、一緒に知恵も技術も汗も金も出し合って1mmでも改善しよう!新しい価値を創出しよう!が狙い。

先日発表された国勢調査(速報)では、愛媛県の人口は2025年10月1日時点で126万88人とのことで、2020年に調査した前回から7万4753人減少。

過去最大の減少とのことだけど、2026年4月1日時点では、124万8018人と愛媛県は発表してた!
(自然減、社会減はあるけれど)半年で12,070人も減ってるじゃないか!

私が愛媛県に移住した2001年頃は140万人だったから、25年で14万人も減ったのか!
14万人と言ったら現在の「愛南町、鬼北町、松野町、伊方町、内子町、砥部町、松前町、久万高原町、上島町、東温市、西予市、八幡浜市、伊予市=143,461人」と同等。
これらの市町の人口が消滅という数字。恐ろしい。

人口減少のためだけの共創ではないけど、そもそもの母数だから多いに越したことはないけど、加速度的になりそうで、かなりヤバい。

とはいえ、この先は変えられると信じて抗わないとならず、フィルム・コミッションなら愛媛の魅力を映画やドラマでPRすることだし、ココ大なら愛媛の魅力を学びあうことが使命。

「ココ大も登録してください(笑)」と、3月までまで一緒だった高田さんからのお誘い(笑)。
愛媛県が拠点を創ったからには、フルに活かさないともったいない!

活用の先頭にでも立つべきか・・・。