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2023年7月18日火曜日

2人だけだった博物館。


 「スティッベルト博物館はオススメ!」と、長男くん。行こう!と二人でバスに揺られて約15分。降りた場所は静かな住宅街で、観光客が訪れることもないエリア。
「スティッベルト博物館をどうやって知ったの?」「学校の先輩が教えてくれたんだ。」「聞いたこともないけど・・・。」「そう、僕も知らなくて行ったらビックリしたんだよね。」と長男くんを驚かせた博物館とは?ワクワクが高まる。

住宅街を抜けて坂道を上ると
スティッベルト博物館が見えて入り口へ。外観は他の博物館や美術館とは異なる邸宅、地味目。
10€(約1500円)払い、館内説明を受けていざ展示室へ入ると、いきなり西洋甲冑たちがお出迎え、他の部屋では西洋甲冑をまとった騎馬隊が隊列を組んで展示され、高い壁は絵画で埋め尽くされ(キュレーションおかしくない?)と思うのはフツー。
広い部屋なのに展示数がキャパオーバー。

そして2階がスゴかった。日本武士の兜や鎧などが無数展示され、80体以上の原寸現物展示は迫力が凄まじく、怖さを感じたほど。
特にタコやトンボ、獣などをあしらわれた兜や鎧をみて「日本人は全員が観た方がいい!」と思ったのは、ナント!館内には私たち2人だけだったから!

観光ガイドブックで紹介されてないので誰も知らず、訪れず・・・。
国宝級とも思えるものも多く、日本で展覧会したら話題になるのに・・・と思いつつ、作品の量と質に圧倒されたまま次の部屋へ移動。
ナイトミュージアムで動きそうだった展示物人形たち。

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