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2024年7月2日火曜日

目的を間違えない。


120分ほどバスに揺られている間、居眠りしても時間を持て余してしまい、たまたま見かけたプレゼント要綱に(あっ!ココ大付属学園にピッタリ!)と思い、応募動機などをスマホで入力して応募したら、後日当選の連絡が届き、希望のモノが送られるらしい。やったね!

自分が欲しいわけではなく、使うシーンが“明確にイメージ”できたから応募/当選したわけで、助成金も同じ。

「どうして、そんなにオープンなんですか?」と、惜しげもなく採択された助成金申請書を開示して、ポイントやテクニックなどを紹介するから参加者からすれば、不思議に思ったみたい。

ココ大である以上、知識や技術、経験は共有されるべきと思うし、ココ大(事業)だから採択されたかもしれないと思うと、一層オープンにすべきと思ったり。

「趣味は助成金申請です。」は本当だけど、何でもかんでも応募や申請をして採択された過去から改めて、目的が“明確にイメージ(≒目的)”できた場合のみ、応募や申請をしてるつもり。

“明確にイメージ(≒目的)”がなく、助成金額に目が眩み、獲得できても採択の瞬間だけが嬉しくて、持続させなければならない本来の目的がおろそかになった過去アリ。
ほんと、狩猟のように一発必中が多かった。

今は農耕のように、助成金を活用して土壌(環境)を耕して、持続的な活動ができるようにしてるつもり。
そして、助成金などを上手に活用できる人の育成にはオープンさが欠かせないという話。

2024年6月30日日曜日

ターゲットを間違えない。


「ターゲットを間違えると失敗する。」は当たり前のことだけど、それは年齢や性別、収入などのセグメントの話で、違う視点で話したのは「どんな状態の人をどの段階へ引き上げたい(押し上げたい)のか?」という内容。

例えば、公益活動の場合「当事者(本人)←協力者(直接的)←関係者(間接的)←応援者(更に間接的)←知人(更に更に間接的)←潜在者(名も知らない人)」という関わり構成されていて、講座やイベントをする場合、どの関わりの人をどのレベルへ上げようと思っているか?を考える必要がある。

それぞれに関わる人数は、当事者から遠いほど多数になる。潜在者に名前や主旨などを知ってもらいたいなら参加しやすいイベントを。関係者から協力者へ引き上げたいなら、少数で参加者一人一人の想いを受け止める双方向性な講座など。

だから、関係者から協力者へ引き上げたいのに“変なイベント”をしたり、100人を相手に“変な講座”をすると失敗することが多い。

適切なターゲットへ適切なタイミングで適切な手段(手法)を届けることができると、カチッとハマり、活動や取り組みへの理解や協力は得られやすいと話す。

「フィルム・コミッションが20年以上も続けていられる理由が分かりました。」と参加者。
最も広く多くいる潜在者へ、愛媛県の魅力を作品を通して発信する。は、誰でも参加しやすくて成果も効果も分かりやすい。

主語を間違えない。


「同じ意味/結果でも主語を間違えると失敗する。」は、これまで西予市や大洲市など各地で資金調達や助成金のアドバイザーを務めて分かった「申請者が間違えやすいポイント-その1-」。

本人に断りを入れて例えたのは、「餃子を皮から作り、本場中国の家庭の味を教えられる。美味しいと評判で他の人にも喜んでもらいたい。」場合、「餃子を作りたい。」が主語だと助成金を得るのは難しい。

だけど、そもそも「なぜ?餃子を作りたい?」という動機を掘り下げると、「日中の国際交流を草の根レベルでしたい。」「家庭食の文化を継承したい。」「親子/多世代の触れ合いが求められている。」などがあり、更にもう一歩踏み込むと「希薄になった異文化交流」「食文化の危機」「過度な孤立状態」などが課題が浮かびがある。*全部、私が妄想した勝手な仮説。

これらの課題に気づき、改善/解決したい道具として「餃子」だとしたら、課題が主語、述語が餃子になる。この場合だと助成金を申請するに値する。
動機や背景をニーズとするなら、ウォンツという手段が餃子。

クラウドファンディングが盛んで、成功事例や失敗事例があるけど同じ考えた方。と紹介。
「お金がないから、その補填をクラウドファンディングでします。」的な受け止め方をされたら、(えっ!?なんで、勝手にすればいい話でしょ?)となり確実に失敗する。

一言でいえば【共感】。人は金額よりも動機や背景、理由に共感することが多い。

2024年6月3日月曜日

最も質問が多かった・・・。


6月29日(土)10時からの「市民先生養成講座」。この講座を修了すると「IYO夢みらい館登録の市民先生」になれるのがメリット。
授業を通しIYO夢みらい館のスタッフとも顔見知りになれるし、登録されたら授業の発信もしてくださる。

今年度は前編と後編の2回(6/29、7/6)の実施。
昨年と同じ内容にしようとしても昨年は計4回だったので難しく、参加者から最も質問が多かった「資金などの調達方法」に絞って伝える予定。
市民先生になったから=即、生業になる人は少なく、まずは経験を積んで、その先に稼げるようになったら・・・というフォロー。

お金は大切。でも参加費だけでは自己実現や活動の推進は難しい。
だから資金などの調達は必要で、助成金は手段の一つ。会ったこともない方へ提案し、共感してもらえたらお金の支援に繋がるなんて良いと思う!社会資源の活用!

ココ大では既に今年度「森林環境保全基金事業」と「生活学校助成」から採択を受けており、先日は「ハローズ財団(写真)」からも採択決定通知が届いた。

参考までに採択された申請書をお見せしようと思ったり、どうかな?
助成元の意図を正確に把握して、期待に応える企画が立てられるかどうか?他には企画は良くても実行能力や実績はどうか?など、越えなくてはならないポイントはいくつもある。
例え、不採択になってもアウトプットの練習と思えば気持ちの凹みも翌日には軽減される(と思う)。

2024年5月24日金曜日

今では絶対に作れない。


昨年、IYO夢みらい館で初めて行った授業が「本とスパークリングワインの夕べ」。とても好評だったので「今年は2回行いませんか?」とIYO夢みらい館。その一回目を「初夏」として実施したのが5月22日。ちなみに2回目は「晩秋」に開催。

やはり本って個人の好みだから、好み以外のジャンルや作家などは手が出しにくく、“食わず嫌い”的になってしまう自分がいる。だけど、こういう機会は【推したい人が推し本を紹介】するから、熱量と言うか魅力をたっぷり語ってくれるから(へっー!そうなんだ、面白そう!)と興味関心が湧くからGOOD!

で、今回、推し本として紹介されたのは以下の10冊

  • インザプール/奥田英朗
  • 魂の駆動体/神林長平
  • 夢眠書店の絵本棚/夢眠ねむ
  • ガラスの遊園地/影山民生
  • くまもんの秘密/熊本県庁
  • 女たちよ!/伊丹十三
  • デレクジャーマンの庭/デレクジャーマン
  • よぞらをみあげて/ジョナサン・ビーン
  • スターウォーズビジョン
  • 張り込み日記/渡部雄吉
特に印象的で全員を「えっ!本当?」と唸らせたのが「張り込み日記/渡部雄吉」。
写真集かつ劇的な構成をしたのはアートディレクターの祖父江慎(大昔「デザインの現場」を愛読してた時にとても参考にしたAD)。

“昭和33年「茨城県下バラバラ殺人事件」を追う刑事2人に同行した20日間の捜査記録!東京を舞台に2人の刑事の犯罪捜査を写真家・渡部雄吉が撮影。2011年にフランスで刊行されベストセラーに”。

は本の宣伝コピーだけど、黒澤明作品を見てるような臨場感(写真は全て白黒!)は、全て本当の捜査記録。今じゃ絶対に成立不可能、当時は大らかというか意識ゼロだったんだろうな。
本の魅力をたっぷり浴びた2時間だった件。

2024年5月20日月曜日

ルーカス・ウォーズ。


現在、フランスのカンヌで行われている第77回カンヌ国際映画祭(レッドカーペットと無縁だけど、ジャパンFCからも事務局が参加して連日、日本のロケーションを売り込んでいる)。

そこで長年の功労で映画界の発展に寄与したと名誉パルムドール賞が授与された映画監督ジョージ・ルーカス。
そのフランスで刊行された「ルーカス・ウォーズ(キネマ旬報社/4200円)」というフランス人が描いたジョージ・ルーカスの半生漫画が発売されたので購入、すでに2回目を読み終わり反芻中。デジタル版もあったけどブツが欲しくてデジタル版よりも高い書籍版を購入。

これまでにも「スカイウォーキング(デール・ポロック著)」などの自伝を読んでいるけど漫画は初めてで、それも海外漫画なので画風やコマ割りもユニークで実に面白かった。
でも、この本はルーカスフィルムや親会社のディズニーの公式本ではないとお断りがあったけど関係ない。

5月22日に「初夏に本とスパークリングワイン」があるので、そのタイミングもよく出会えて良かった。帯には「ああ誰か、これをこのまま映画にしてください。」と山崎貴監督が添えていたけど、その通り、いづれ映画化されるのは間違いなさそう。
スター・ウォーズが世に出るまでの壮絶な苦難は多くの人を驚かせるに違いない!

1977年5月25日はスター・ウォーズ/エピソード4が公開された日。
同じ時代に居て良かったと。

2024年4月24日水曜日

2024年度ココ大最初の授業は。

推し本の紹介は楽しい!

2024年度ココ大最初の授業は【初夏に本とスパークリングワインの夕べ】となりました。
5月22日(水)18:30からIYO夢みらい館一階にて。参加費は1,000円、持ち物は「推し本」を二冊。

推したい二冊はどんな本でもよく、条件は「推したい」だけ。だから、去年は小説のほか、短歌集、画集、写真集、エッセイ集などが揃い、面白かった!
今年は漫画や料理本があってもいいかもしれない!

定員は先着で5名と設定したけど、状況に応じて一人ぐらい増やすのも可能。
スパークリングワインと書いてあるので「スパークリングワイン(≒お酒)が飲めないと参加できないのですか?」という質問には「いいえ、コーヒーやお茶などを持参いただくのもOKです!」と伝えているので、水筒に好きな飲み物を入れて参加もあり。
もちろん、冷え冷えのスパークリングワインも数種類用意します。

一冊の推し本の紹介時間は約5分。思いの丈を語っていただき、意見交換をして全員の押し本紹介が一巡したら、「推しPOP」を作成、推しポイントを描いていただく。
そして二巡目(二冊目の紹介)がスタート!

計10冊ほどの推し本紹介になるから、計算上は100分ほどになる。アッ!と言う間に過ぎる時間。そして、この頃には、ほろ酔い気分にもなり、心地よさも。

早速、お申込みが入った!定員が少ないのは一人一人の時間を濃くしたいからご容赦を。

2023年12月11日月曜日

狼煙再び。


「おつまみ」に可能性を感じたのは11年前、ココ大の設立直後。愛媛県愛南町出身で銀座ロックフィッシュの店主、間口一就さんの「ちょっと変わったおつまみ本」という本を義兄に教えてもらい、面白い人がいるもんだ!と勢いで会いに行ったのがことの始まり。
その後は「ラーニングBAR」にお越しいただき、生産者らと一緒に「愛媛の創作つまみ」授業を実施。個人的にも思い出深い授業の一つ。

つまみを「世界最小の料理」と位置付け、伊予市や松前町は珍味発祥の地でもあるので、世界へ売りだそう!と企画書を書くと喜んでいただき、いざ!という時にコロナ禍で消滅・・・。
でも、先日の「缶つま授業」で再び狼煙があがったかも!?。今回の授業に先立ち、数年前に書いた企画書を読み直したら、やっぱり可能性しかなかった件。
「これ、イケますよ。」とパパイズム鈴木さん、IYO夢みらい館の館長の言葉にも押してもらう。

時流の価値観に照らし合わせても「つまみ」は「時短料理」や「キャンプ飯」「非常食」などとも合致する。
つまみの定義は既に決めてある(混ぜる、和える、添える程度など)から、協力者を集めればいいだけかも!?となる。「〇〇に〇〇、〇〇も求めていますよ!」となり妄想広がる。
松山東雲女子大学の授業でもしてみようかな?女子大学生のアイデアってスゴいし。

2023年12月2日土曜日

ファンづくり。


IYO夢みらい館初の企画だった「図書館に泊まる。」授業について、参加者からの感想が揃う。
この授業の満足度は協力者であり責任者でもある館長に委ねられていた・・・は過言ではなく、公共施設であり災害時には緊急避難場所にもなると、色々と制約が多いはずなんだけど、「はい!大丈夫です。」と、参加者からのリクエストが次々とクリアされていく。
何なら参加者が予想以上に喜んだりしたこともあったり。IYO夢みらい館に大感謝。

「何よりも自由で良かった。」「外国映画のワンシーンのようだった。」「非常食などで避難イメージなどを持てた」は参加者の感想。
IYO夢みらい館に訪れるのが初めての方もいて、これ以上ない授業への評価に安堵だけど、「今後、もっと良くなるには?」と尋ねたら「本好き同士なので、参加者同士の交流機会がもっとあってもいいかも」「書架ツアーがあってもいいかも」などを挙げていただく。
少しずつバージョンアップ!

「大人気授業になりますよ!」「1組1000円ではなく、1人1000円でもいいかも」「子供にとって掛け替えのないひと時でした。」などの具体的な反響は、不特定多数が利用する公共施設では把握しづらく、大きな成果で一区切り。

私はと言うと、和室も開放されたので本を読み終わった後は、旅気分で畳の上で寝る。我ながらいい授業でした。

2023年11月26日日曜日

レゴまつり。


IYO夢みらい館初となる「レゴまつり」
。経緯はココ大とIYO夢みらい館のコラボ授業の打ち合わせでレゴが話題になり「子どもたちはきっと喜んでくれるはず!」という想像で当日を迎える。

「えひめレゴ部」で一緒だった森名誉顧問から預かった「松山城」が部屋中央にドッーン!と飾られ、部屋に入った多くの人が「えっ!?あれがレゴ?」とビックリするのが第一声。
次に100kg以上のレゴが無料で自由に遊び放題と分かり「えっ!ホント?いいの?」が第二声。

更に、遊びに興奮する子どもたちの声、のちに泣きじゃくる子の悲鳴が第三声(必要なレゴを探している最中に、人形や花、動物などが誰かに持っていかれてしまうことがあるから)。
次から次へと遊びに来る子ども達、親を引っ張って来る子も。

そして最後は保護者の懇願にも近い「ねぇ、おウチに帰らない?」という第四声。でも大抵「いやだ!まだ遊ぶ!」という子ども達。肩を落とす保護者だけど「子どもが集中するってスゴいですよね。」など世間話。
見たこともない量のレゴを前に子ども達は宝探しのようにパーツを探す。そして、完成すると見せにきてくれる。

強制的に帰宅の途につく子どもも多く、その時の保護者の決め台詞は「明日も来ようね!」。そう!今日も17時まで100kgのレゴが無料で自由に遊び放題。そして12/9(土)も行われるIYO夢みらい館「レゴまつり」。

2023年10月28日土曜日

アイデアの来る道。


今思えば(写真だけで終わらせずに買っておけば良かった・・・)と思う写真。熊肉100%にトナカイ肉100%の缶詰を初めてみた撮ったものの、約2400円/個、約1600円/個の値段に誰が喜んでくれるのだろう?と思ってたら、ブーメランで自分が喜んでるではないか!
撮影時は2月、この時は12月9日(土)に「缶ツマ授業」をするなんて想像してなかった。今度の行ったら迷わず買おう。

予定では5組募集して、各組は缶ツマ本など参考に一つの缶ツマレシピを選び、材料となり缶詰などを手に取り、7人分をつくる。5組なのに7人分なのは参加者(5組)+市民先生(今回はパパイズムさん)+私。
パパイズムさんはイタリアンで経験を積まれたので、参加者と同じ缶ツマでオリジナルのピンチョス、タパスなどを作ってくれたら・・・と妄想。

この授業は缶ツマだけど、実は「時短調理」にもなるし「非常食」にも活用できる内容がポイント。
「授業の企画アイデアってどうやって発想するの?」と尋ねられたたら、私の場合はメモ代わりに写真を撮ることが多く、撮った時の理由や原因を見直して書き出すのが多い。
自分の好奇心を常にオープンにしておくこと大事=偏見を持たない意識を持つこと大事。

2023年10月15日日曜日

デビューに向けて。


6月から始まった「IYO夢みらい館市民先生養成講座」が終了。参加者の方々には「よくぞ踏ん張ってくれました。」というエール。
仕事を抱えながら参加してくださった方、“伝えたい!”と思いながらも伝え方が分からなかった方、これまで全く“そんな気”はなかったのに一念発起して参加した人、これからの自己実現のために参加した方、講師業を生業の一つに加えたい方など、それぞれに目的。

希望者は12月2日(土)に模擬授業ができる“特典付き”のこの授業、4名が立候補して授業準備に入る。
そして「溢れ出る想いがまとまらない・・・」という悩み。特に授業タイトルは思いが詰まってつい長くなりがち。なのでダメ出しで再考を促す。
「青いダイヤ・赤いダイヤ」「バイバイ・インセクト」「中島恵に会いに行く」「北条豊に会いに行く」など、これまでのココ大授業名を紹介、【分かるようで分からない、ナニコレ?】がポイント。

模擬授業後はIYO夢みらい館の市民先生に登録も可能で、新しい道を歩む参加者たち。どんな授業名と内容に磨きをかけてくるのか!IYO夢みらい館もココ大もフォローする授業に乞うご期待!

2023年10月3日火曜日

オーバーナイト授業。


4月から指定管理者制度になったIYO夢みらい館、運営者はFun Space株式会社
「民間運営になったので、民間だから振り切った企画をお願いします!」と、図書館を活用した授業を相談されて企画したのが「本とスパークリングワインの夕べ」「図書館に泊まる。」「おつまみ学」の3本。

「本とスパークリングワインの夕べ」は6月に盛況で終わり、いよいよ「図書館に泊まる。」が来月に迫る。
「図書館に泊まれるんですか?」から始まり、ビックリされたものの、よく考えれば公共施設だから、災害時などで一時的な緊急避難場所になる可能性もあるから“何事も経験”で実施する価値がある!という判断で内容を詰めていく。

泊まると言ってもホテルじゃないから、寝具などは自前で持ち込み。寝ずに本を読み倒したい人は「静かに本を読む部屋(サイレントルーム)」を確保。
飲食もできるスペースが整っていて、「料理研究室」もあるから、必要であれば夕飯や朝食をつくることもできる!

文化ホールも併設されているから、必要なら「シャワールーム」まで使える!
「せっかくですから、IYO夢みらい館について知ってもらいたいですし、使ってもらいたいですし」と館長。
話を詰めていくとワクワクが増してゆく!授業申込開始まであと少し!

2023年9月12日火曜日

構想チャレンジ!


IYO夢みらい館での「市民先生養成講座」は3回目。模擬授業日も12/2(土)と決めて、いよいよ「私の授業」の具体的な検討に入る。
過去2回は意見交換や情報のインプットが多く、これまでの学びを授業の構築に変換(≒アウトプット)しよう!とオリジナルのワークシートを用いながら気分転換、料理、英語、健康などをキーワードに構想チャレンジ!あーでもない、こーでもないと悩む受講生。

「泉谷さんの最初の授業は何だったんですか?」と質問。最初は2002年の「こども映画塾」。子ども達に地域を舞台にした物語を4コマで創作してもらい発表という内容。
そして「えひめ映画塾」ではフィルム・コミッションの知名度がゼロだったのでPRも兼ねてロケハン体験をしてもらったり。
ビジネス系(企画立案、プレゼン、思考整理、プロジェクトマネジメントなど)は、コンサル時代の経験が知られてから。

構想で悩ましたのは「その企画をあなたがしないといけない理由」で、(えっ!?私がしたいからじゃないの?)と思いがちだけど、他の誰かではなく“なぜ、あなたなの?”は共感を得られるか否かの問い。
企画内容を内省してもらい提出となる。どんな授業を提示してくれるのか!お楽しみに!

2023年9月10日日曜日

本の授業構想。


IYO夢みらい館で、次の授業構想に図書館をブラブラ。これまでに「推し本」をテーマにしたり、11月下旬にも図書館での授業が控えていたりと、今回は「図書館」をテーマにした授業の第三回目。
数えきれないほどの本、そしてジャンルも多いと絞りきれないので、これまでの実績や自分の興味関心から探すと「料理本」が入ってきた!

(そう言えば以前に、”TSUMAMI(ツマミ)”をテーマに事業も提案したけど、コロナで立ち消えてしまったな・・・)など、色々と思い出して物色していると(アレッ!)と、間口一就さん(愛南町出身/銀座ロックフィッシュ店主)の「缶ツマ本」を発見!間口さんの本を揃えているなんて、イケてるIYO夢みらい館。

興味関心は一気にツマミヘ傾き、本を探せば意外とある!簡単にできれば時短料理にもつながるし、アウトドア、災害時にも役立つかもしれない!と妄想が膨らみ他にもアイデアを増長させるヒントはないかと図書館内をめぐっていたら、「推し本授業」で参加者が推した本が紹介されていて、実際に借りられてた!

効果・成果の循環・波及というか、とても良い感じ!TSUMAMI授業も続けー!という感じ。

2023年7月25日火曜日

スイッチON!


IYO夢みらい館での「市民先生養成講座」は2回目。
「これまで教えたコトはないけど、役に立ちたい!」という受講生は聞けば料理が得意で「(生)この前、自家製の無添加焼き肉のタレを作って振る舞ったら喜ばれたんです!→(私)それそれ!周りから好評価を得たのだから、次は我々に広げてみない?→(生)そんな!できるんですか?→(私)安心安全な焼き肉のタレを食べたい!」

「伊予市の海洋保全活動を普及させたい!」という受講生は、ビーチクリーンの他に、漂着物などでアクセサリーづくりなどで啓蒙活動に繋げたいとのこと。「(生)アウトプットをビーチクリーンイベントにした場合、アウトカムは何があるでしょう?→(私)例えば、次回にビーチへ訪れた時は“ゴミゼロ”で過ごす。もしくは周りのゴミを拾って帰るとか→(生)そうですね!」と、アウトカムを理解して、自分の活動に意義を見出す。

セラピストの受講生は、いづれ独立をイメージしているものの、既にマーケットとして成熟している分野に、独立しても生計を立てられるだろうか?と不安。そんな時の市民先生養成講座!
市民先生になって、ニーズを確かめたり付加価値に挑戦してみたり。
「ターゲットの創出(≒顧客の創造)の意味が分かりました!」と帰り際に教えてくれる。
「次回は更に面白くなりそうですね!」とIYO夢みらい館のMさん(いつも記録写真を撮ってくださる方)

2023年7月5日水曜日

7/22は市民先生養成講座


6/16(金)に行った「本とスパークリングワインの夕べ」の授業レポートが届く。ほろ酔い気分で「推し本」を語り合った2時間。
「ちょっと恥ずかしいなぁ・・・」という言葉が印象的で【推し=プライベート】だから照れながら推し本を紹介した参加者。普段は自分の好きなジャンルしか手が伸びないし、最近はビジネス書が多くて(気持ちに余裕がないなぁ)とも思っていたので、私的にもホント良かった。

そして7/22(土)は「IYO夢みらい館の市民先生養成講座」の2回目。前回の様子は書いたけど、参加者に合わせた構成にしようと考えた時に「授業と事業の両面」から伝えた方が分かりやすいと辿り着く。
参加者の多くは「単発の授業の先に持続的な事業をイメージ」していて、収入源にしにしたいと思っていて、だから「授業をどんな位置付けにしたいの?」と聞いたのは、それが理由。

だから、授業開発でも事業構想でも役に立つノウハウが必要と構想中。やっぱり「図解化の演習」は共感や納得の必要性から外せないし、「教えるエッセンスの抽出」を伝えないと自己欲求だけが叶えられ、参加者のニーズに応えられないし、全員が悩んでいた「資金の調達方法」も必要。
写真は真面目に話しているように見えるけど「方広寺に羅漢のモナカがあったんですよ!」と喜んで話している様子。

2023年6月25日日曜日

ココ大授業のつくり方。


何度も確認したのは「市民先生が伝えいたコトではなくて、市民学生が知りたいコトを伝えるコト」。これがココ大が提唱している【学びあい】につながる。
知識や技術、経験を持っている人の落とし穴は「よかれと思って自分談を伝えようとするけど、聞き手と自分は違うので、ズレてしまう時がある。」
そうではなく知識や技術、経験を相手目線で再構築して伝えるコト重要。

そのためには「市民先生自身が最初の市民学生という意識」で授業を構築しなければならず、市民学生のことを想像する力が伴う。自分が学ぶ時につまづくポイントだったり、表現や表記で分からないポイントだったり、想像しながら授業の構成をするのが大切。

すると、今度は「どこまで伝えたら(教えたら)いいんだろう?」と悩み始める。せっかく学びに来ているのだからと、授業で120%教えるのも悪くはないけど、ココ大の場合は違う。
【健全なモヤモヤ】とも言うけど、授業時間で完結させてはならず、教室を出てからが本当の学びであって、学びの余白を残して持続的な探究意欲を提供できるかが腕の見せ所。

そのためには【常に問いを立てる】は重要で、向上心のきっかけ。「振り返り」とも「内省」とも言うけど自分と対話することで、思考は深くなると伝えたつもり。

2023年6月19日月曜日

大根のツマ。


学びの雰囲気を醸し出すのは参加者、私ではない。これはココ大授業のみならず、松山東雲女子大学でもそうだし、ワークショップやファシリーテーションでも同じ、講演会も同じ。
自分の時間やお金、労力などを "わざわざ”費やしてまで参加してくれる方々へ対して、私たちができることは少ない。今回のIYO夢みらい館は公共施設だから、なおさらのこと。

あぁ「大根のツマ」と称して、10年前からあーだこーだ書いてました。
じゃあ「雰囲気ってナニ?」となるけど、参加者視点で言えば「安心・安全に自分の意見が言える環境」だし、授業的には「参加者一人一人が話しやすいファシリテーション」だし、IYO夢みらい館的には「館のイメージUPに寄与する内容」となる。
ファシリテーターが主役を気取ってしまうのは単なるエゴ。

場を預かる場合にいつも意識するのは「自らも場を楽しむ」こと。参加者と同じ目線を持つことで、楽しみポイントも同じになる。
「いやいや、なかなか難しいですよ・・・」とのことだったけど、そこは場数を踏んで経験値を増やすしかない。
マニュアルが参考になるのは基本だけだから、自分が最初の市民学生として学ぶ姿勢をと。

2023年6月17日土曜日

図書館でワイン。


IYO夢みらい館で初のココ大授業となった「本とスパークリングワインの夕べ」が終了。
氷いっぱいで冷え冷えのワインクーラーからグラスなどをご用意いただき、用意したスパークリングワインは全6種(2250ml)。
「さすがに全部は飲みきれないでしょう・・・。」とIYO夢みらい館関係者。授業始めに「飲み放題の授業じゃありませんから(笑)」と場を和やかにして、一期一会の出会いに乾杯!

終わってみれば、5本を飲み干してた。最初こそ「ん!美味しい!」「辛口で飲みやすい」など感想を共有してた参加者ですが、本の紹介が始まると静かになり、推し本の魅力について意見が飛び交い、ワインは添え物に。

「推し本ってプライベートじゃないですか、だから、アルコールが入った方が話しやすいですよね」とほろ酔い気分の参加者。それにしても知らなかった個性豊かな10冊をご紹介いただき、知の欲求が満たされる。

「図書館でワインを飲みながら、好きな本について語らえて貴重な体験でした。」と帰り際の参加者。ほんと、その通り。これはIYO夢みらい館さんと伊予市さんの理解があってこそ。
記録用に写真を撮ってくれていたスタッフのMさん「私も聞いていて、こんなに面白い授業なんて知りませんでした」とポロリ。

片付けもおわり、郡中駅へ行くとナント!3名の参加者がホームにいて、電車の中で第二ラウンドの振り返り。