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2025年2月16日日曜日

次のお題はレゴで迷路。

遊んでいるように見えるけど仕事です。

IYO夢みらい館でレゴ授業ができたらと思い、構想していた「レゴ迷路」のサンプルを作ってみる。想像だけでは都合よく考えてしまう(≒矛盾が見えない)ので、手と頭を動かす。

用意したのはレゴで一番大きな基盤。これは自由に遊べる120kgとは別に保管していて、使用するレゴも「ワークショップ用」として別に保管しているもの。

迷路は通路をつくり、途中で分かれ道がいくつもあり、右往左往して玉を転がしてゴールに辿り着けばいいとシンプルに思っていたものの(スタート&ゴールはどこにする?)となり、対角線上に設定(=スタートもゴールも2カ所ずつ)。

転がす玉は、ガラス製ビー玉だと転がる重さで勢いよすぎだったので軽いプラ玉にする。
基盤のドット(凸凹)が転がる際に影響するかな・・・と思ったけど軽いプラ玉で良かったみたい。

玉が転がる際は通路が最適解と思っていたけど、子ども達目線だと作るのが面倒臭いだろう(実際に面倒臭かった)と、レゴを自由に配置してもらうことで「通りやすい、通りにくい」が結果的に演出できていい感じになる。
自由に配置することで、玉の大きさを変えても通路を広く or 狭くもできる柔軟性も得られた。

使用するレゴの量(数)も適切で、余れば塔などを作ったり、装飾にまわせる。
実際に球を転がすると、テキトーに配置した割にはなかなか面白い!
難易度を高めたければレゴを増やせばいいし、工夫次第でジャンプもできたり、親子で一緒に楽しめる(かな)。

構成では自分で遊んだ後は、他の参加者と迷路を交換して競わせたり、タイムアタックもできる!
今回は子ども用に考えたけど、学生とか大人が考えたら複雑で難易度高めの迷路ができる予感。
レゴで子ども達の感性(創造力と想像力)を育めますように!


2025年1月13日月曜日

子ども相手でも。


思いつけば(そうだよね・・・)となるし、よく考えれば・・・と納得もする。
しかし、「知る 」前は、そのような考え方や発想に至らず、思い浮かばないのがアイデア。

経験や事柄との化学反応、無意識な意識による突然の閃き、アイデアの発展、会話からの着想など、発想に至るまでには様々な「きっかけ」があることに気づかされる、は後付け。

市販されているレゴ基盤の中で最も大きいモノを数枚持っているけど、子ども達には提供していない現在。

その理由は、大きい(40cm四方)ので割れたり折れたりしそう・・・という懸念があったから。
レゴ基盤が壊れたり割れたりすることは、遊ぶ上ではフツーで想定の範囲内(既に壊れて割れているモノ多数)だけど、大きな基盤では創作スペースも必要なため控えていたのも事実。

今回の発見は「迷路(作り)」だった!
基盤に既存のブロックでビー玉などが通る道を作り、分岐なども作り、対角線上にあるゴールを目指すというもの。

小さな基盤では迫力もないけど、大きな基盤なら面白みも迫力も演出できるかもしれない!子供への企画でも考え抜くことができた。

そして、タイルを敷けば滑りやすい道ができるし、からくり装置も設置できる。
アイデアさえあれば、あとは想像して膨らませるだけ(≒深化)だ。

実はIYO夢みらい館で「(勝手)レゴクラブ」を考えていて、自由な創作ながらも何かテーマを持った創作ができないか?と思っていたので、迷路づくりなら参加者ごとにオリジナリティが出せると確信。

連休中の宿題を一つずつ片付ける。

2024年12月11日水曜日

2024年の授業が全て終了!

IYO夢みらい館から出ての授業もアリかも。

2024年は「初夏に本とスパークリングワインの夕べ」から始まり、「市民先生養成講座_資金調達編」を前編と後編で計2回、「ギコギコトントン木工作」「続・体に優しい万能タレづくり」「晩秋に本とスパークリングワインの夕べ」「図書館に泊まる」「缶つま本でつくるツマミ」の計8種類の授業をIYO夢みらい館で実施。

「続・体に優しい万能タレづくり」は、第1回目の授業(2011年6月4日)から数えて700回目という節目の授業になる。そして2024年は703回の授業で終了。

授業をコツコツと企画運営し、参加いただけているのは共感の賜物でしかなく、協力者、関係者に大感謝(涙)

「来年も面白い授業をお願いします!」と、IYO夢みらい館夢みらい館。
すると「本とスパークリングワインの夕べ」と「図書館に泊まる」は、協力者&関係者から同意が得られれば年に2回できるかもしれない。

「続・体に優しい万能タレづくり」は前回の授業時に「来年、会いましょう!」と話して解散したから実施予定。
「缶つま本でつくるツマミ」は趣向を変えようかな。
「ギコギコトントン木工作」は助成金次第。

残るは「市民先生養成講座」だけど、3年目はお休みしてもいいかもしれない。
すると、新授業がゼロなので「レゴ授業(仮称)」をしてもいいかも。
スクラッチなどのプログラム習得ではなく、仕組みや構造などの基礎を好きなフィギュアを選んで学ぶ内容とか。

「映画夜話(仮称)」で、好きな映画の小物を持ち込み、作品の魅力を語り合う授業もいいかも。紹介された映画を見たい!と思わせたら成果。

2024年11月22日金曜日

推し映画授業はどうか?

NYの名所「フラットアイアンビル」

「読みました?今、出てるブルータス。」
「いや、読んでない。」
「特集が“沁みる映画”なんですよ。」
「いいね、大街道に行った時に立ち読みしようかな。」
「どこですか?」
「あそこ、明屋書店。」
「もしかしてアエルのですか?」
「そうそう!アエルの明屋書店。」
「泉谷さん、何言ってるんですか?とっくの昔に閉店してますよ。」
「えっ!ホント!?」
「知らなかったんですか?」
「いや、知ってたかな・・・(ウソ)」と、本題から外れてしまった。
アエル明屋書店は、2022年12月30日に閉店してました。現在はスポーツジム。

「沁みる」とは良い表現で、何年経っても消えない余韻を残す映画・・・とでも言おうか。
(言われてないけど)3本選んでくださいと言われたら「RENT(2005)」「インター・ステラー(2014)」「ラ・ラ・ランド(2017)」を挙げるかな。
日本映画が入ってない!と言われそうなので「生きる(1952)」も挙げる。

「スター・ウォーズ(1987)」はバイブル。
「ニュー・シネマ・パラダイス(1989)」は泣ける映画で別格だから沁みる映画には入らない。

特にRENTは「ニューヨーク」、ラ・ラ・ランドは「映画」で、自分ごと化(特に1991年頃が舞台のRENTは当時、ニューヨーク暮らしだったので思い出して痛い)されるので骨にまで沁みる。
「インターステラー」は2014年のBEST映画と10年前に書いてた。もう10年も経つのか。

沁みる映画の共通項(条件)を見出すと、必ず「泣いた」映画。
それも劇中に一回以上、エンディングにもう一回。

授業で「推し映画」の授業はどうかしら?みんなで何か一つ、推し映画に関するモノを持ち寄って、アルコールもいいけど、コーヒーはどうかな?

2024年11月17日日曜日

図書館に泊まる。感想。


2024年11月9日(土)18時から11月10日(日)8時過ぎまで、IYO夢みらい館で行った「図書館に泊まる。」授業の感想。
多くの方に楽しんでもらえ、企画者としてはこれ以上ない手応えだった件。

  • 図書館にテントを張ったりキャンプ気分で楽しむことが出来るのが、斬新で良かったです。
  • とてもいい体験になりました。寝る前も起きてからもずっと本に囲まれて幸せでした。
  • 子供は数日たった今でも図書館でのお泊まり楽しかったね。また行きたいね。とよく言っております。
  • 私も普段はゆっくり本を読む時間がないのですが、今回はゆっくり色んな本を読むことができてとても良かったです。
  • 普段夜更かしをしない子供が、ずっと本を読み続けていたので、こんなに集中力があるんだなと気付けました。
  • 本を読んでいると、時間が過ぎるのが早くてビックリしました。
  • 夜の図書館はいつもと雰囲気がガラリと変わっていました。
  • 人も少なく静かで読みたい時に読みたい本を手に取るとワクワクしました。
  • とても貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
  • 本が大好きな長男はまだまだ時間が足りない!もっと読みたいと言いながらも、眠くなるまで本に囲まれて好きな時に好きな本を好きなだけ読むことのできる非日常体験がなかなかないので非常に喜んでおりました。
  • 私も本片手に寝落ちする幸せな時間を過ごすことができました。是非また参加させて頂きたいイベントでした。
  • 私は何も買わないのに本屋さんに行ってしまうのですが、それがなんでだろうって考えてみると、本に囲まれたあの空間が大好きなんだいうことに気が付きました。なので、今回この企画を見た時にただそこにいるだけでも落ち着くだろうな、って思いました。
  • 実際泊まってみて、やっぱり本を読んでいなくても落ち着くことが出来ました。とても貴重な体験だったとともに、また参加したいと思いました。
  • デジタルデトックスにもなり、とても有意義な時間を過ごせて良かったです。
  • いつもはダラダラしてるのに気づいたら日をまたいでいて、夜更かしをしてしまうのですがそれがなかったこと。いつもより早く眠くなってすぐ眠りにつけました。これも本の力なのでしょうか…
  • テレビやゲームのない静かな環境で子どもとゆっくりコミュニケーションをとれてよかったです。本好きにとってはとても贅沢な時間でした。
  • 子どもも私も、ゆっくりできたことで普段は手に取らない本も楽しむことができました。
  • 子どもはテントで泊まるのがはじめてだったのと、図書館という環境でゴロゴロ好きな場所、姿勢で本を読めたことに興奮しておりました。
  • 気になった本を時間を気にせずに読むことができて、とても楽しく過ごせました。
  • 普段だとあまり立ち寄らないジャンルの本棚をじっくり見ることができて、おもしろかったです。こんな本もあるんだなと新たな発見がありました。
  • 参加者の人数も少なめだったので、特に寝るときなどは、一人ひとりが比較的ゆったりしたスペースを使うことができてよかったです。
  • オリエンテーションや人前で感想を言ったりするのが個人的には苦手なので、参加者に委ねてくださる自由な時間が多くてありがたかったです。
  • 本を読んでいる人が多いのでと消灯時間を遅らせていただいたり、寒くないか声をかけていただいたりと、スタッフのみなさんの気配りがすばらしかったです。ありがとうございました。
  • スタッフの皆さんは運営が大変と思いますが、この授業はこれからも末永く続けていただきたいです。この楽しさはぜひ、多くの人に体験していただきたい!

2024年11月12日火曜日

14時間の滞在。


就寝前の見回りに図書館を歩くと、23時を過ぎてても子ども達は元気だった!
積んだ本を広げてはページをめくり喜んでた。で、近くのテントや寝袋では保護者が既に寝てた・・・。親の気持ち分かる・・・。

私は24時過ぎに就寝。5時に目が覚めて顔を洗い、歯磨きをしてベースの料理研修室へ。そして静かな図書館(館内)を見回り。

6時頃になると起き出す人がいて、早速、昨晩の続きなのか読書灯をつけて本を読んでた。
それと同時に料理研修室にも参加者が訪れて、コーヒーや紅茶を入れたり、朝食を食べる家族もいたり、子供が朝食と言っていたのはスイーツで「今日はスペシャルだね!」となる。

皆さん、本を読み過ぎたのか寝不足気味だったけど全員元気でサッパリ&スッキリ。
今回の参加者は親子が多かったけれど、幼稚園からの幼馴染という30代2人組がいたり、同じ学校に通う高校生2人組がいたり、色々な人に刺さったよう。
ちなみに高校生は未成年なので、親の参加同意書にサインしていただき参加していただいた。

7時になるとそれぞれがラストスパートの読書をしたり、料理研修室で“まったり時間(好きな本、読んだ本、一夜を過ごしたなどの共有)”したり、いい時間となる。
その後は辺りを整理したり、テントをたたんだり、身支度を整えたら8時になり、全員集合。

14時間(午後6時から翌朝8時)をIYO夢みらい館内で過ごしたにもかかわらず、短かく感じた・・・が最も多かった感想。
本を読むと時間が過ぎるのは早いし、5-6時間寝たら、あっという間。

本を読みきれず、中途半端になってしまった子どもへセンター長の河野さん「読みきれなくても問題ありませんよ!9時から通常営業ですから」がハイライト(笑)

また企画します!

夜を越えて。


図書館でオーバーナイトなんて・・・と言えば驚かれるけど、理解と協力、そして(少しの)信用があれば実現できるということ。

17:30からマットやテント、ブランケット、読書灯などを持ってきた参加者。
持参品の参考はお伝えしたけど「各自で検討して必要と思うものは持ってきてくださいね!」と伝えていたので、それぞれ色々なモノを持ち込む。

18時になり「図書館に泊まる。」授業スタート!ベース(拠点)は料理研修室。
理由は料理研修室なら、湯も沸かせるし電子レンジもあるし炊飯器もある。
腹が減っては・・・と言う感じで各自、夕食も持ち込む。

そして“つい買い込んでしまう”のがこんな時。
図書館が閉まる19時から移動開始だから、その前に夕食を食べて、寝床を確保してからまた食べて、一通り本を読んで今度はお菓子を食べて・・・とスペシャルな時間を過ごす参加者。

閉館は22時。学習スペースで勉強していた学生らが帰っていくと、いよいよ我々だけの貸切タイム!

机に向かって読む人もいれば、ソファで寛ぎながら読書する人、寝袋に寝っ転がって読む人、本棚を片っ端から見て回る人、読みたい本を側に積んでる人、テントの中で読んでる人など、思い思いの読書スタイルが面白い!
夜更かしする寝巻き姿の子どもたちは楽しそう!

23時を過ぎた。
実はスタッフも参加者と一緒に寝袋を敷いて寝る。ちなみに私は和室で寝かせてもらう。
図書館の明かりも最小限になった、おやすみなさいzzz。

2024年11月11日月曜日

2024年最後の授業は。


2024年を振り返るに
は早いけど、ココ大の授業は12月7日(土)10:30からIYO夢みらい館/調理研修室で行う「缶つま本でつくるツマミ」授業が最後。

この授業は703回目の授業。2024年は700回目という節目を迎えた年で、これまで授業を企画してくれた授業コーディネーターの分も振り返ると感慨深い。
2011年6月4日に第一回目の授業をしてから13年、コツコツと授業を重ねてきた結果&通過点。

700の授業ということは、700の企画が成立したわけで「この絶妙な“学びと遊び”のバランスがたまらんですね。」は新聞記者さんのコメント。

上手に言語化できないけど、サジ加減は経験値としか言いようがない。授業で全てが学べることはなく、授業が終わってから本当の学び(≒深く知り、広く知り、考えること)が始まると思ってる。

さて、「缶つま本でつくるツマミ」授業はパパイズム鈴木雅也さんを市民先生としてお招きしていて、鈴木さんはココ大付属学園でもお世話になってるプロの料理人。

前回は参加者が持ち寄った缶詰(イワシ缶、ツナ缶、サバ缶、馬肉缶、鯨缶、帆立缶、スパム缶、コーンビーフ、焼き鳥缶、鮭缶、豆缶、オリーブ、パイナップル、コーン、シンガポールの缶詰など)で14品ができあがり、その過程はIYO夢みらい館の図書館にある缶詰のアレンジ本や鈴木さんのアドバイス。

乗せたり、和えたり、混ぜたり、挟んだり、そのままでも美味しい缶詰だから手間などを省くことで「時短料理、キャンプ飯、災害時食」にも応用できるからオススメ!

ただいま、参加者の募集中!

飲んで喋って語らって。

酔っ払っても推しを言えるようメモを用意した参加者

IYO夢みらい館には図書館があるから企画した「本とスパークリングワインの夕べ」授業。
5月22日に行った「初夏に本とスパークリングワインの夕べ」の時に、再会を約束したので11月6日に「晩秋に本とスパークリングワインの夕べ」を開催。

今回は6名が参加。初参加の方がいたにもかかわらず「本好き、お酒好き」な全員だから“0秒”で溶け込む(笑)。いわゆる飲みニケーション?
早速、スパークリングワインでカンパーイ!で
推し本の紹介開始!
今回紹介された推し本は以下の通り。

あんなにそんなに/ヨシタケシンスケ

ライブラリアンのためのスタイリング超入門/広瀬容子

文学キョーダイ/奈倉有里・逢坂冬馬

マチネの終わりに/平野啓一郎

宇和島の鯛めしは生卵入りだった/太田和彦

象虫/小檜山賢二

ブレイブ・ストーリー/宮部みゆき

クローディアの秘密/E.L.カニグズバーグ

八月の母/早見和馬

女大関若緑/遠藤泰夫

授業構成は一人ずつが一冊目を3分ほどで紹介し、紹介後は意見交換して次の方へ順番を渡す。全員の紹介が終わると「推しPOPづくり」をして1周目が終わり。

二冊目になる頃には1本目のスパークリングワインはカラに。
2本目のスパークリングワインを開封!
ホロ酔い気分の参加者は饒舌になり、「読んだことがある!」「子供に読ませたい!」「知らなかった!」「ここ(IYO夢みらい館)にありますか?」など、意見飛び交う楽しい推し本紹介。

そして3本目のスパークリングワインへ突入!
ロゼだったのか、前の2本と違う口当たりに「う〜ん!おいしい!」と加速する会話。

でも、そこは大人達。存分に飲んで喋って語らったから満足したのか、名残惜しさはあったものの再会を約束して授業終了!

2024年11月9日土曜日

書きながら妄想。


届いたメールには「(提出された)事業報告書に過不足ありませんでした。」と書いてあり、満額請求で事業終了!振込日のお知らせもあり一件落着!

今年度請け負った事業の一つ目が終了!
年内にはもう2つの事後が終了予定だから残り5つ!事業を任せていただけることに感謝。今年度は8つの事業を遂行中。
とは言え、請負事業だし零細事業者だから事業査定および精算後に事業費が振り込まれるから、ヒヤヒヤしたけど、これから徐々に財政状況は回復していくはず!

そんなホッとひと息もつかの間、1月からは2025年度事業の提案や申請が始まり、11月に入りアイデア出し&練りが始まる。助成金も出したいから該当する助成金のリサーチも始めなきゃ。

今夏は暑すぎて、子ども達は外で遊ぶことを阻まれ(熱中症など防止)たし、プログラミングや英会話などを子ども達に学ばせようとする意欲が高まる一方で、習いごとは2個(種)、月額14,000円以上かかり、「体験格差」が生まれているのが事実。
ココ大付属学園でも100kg以上のレゴがあるから何かできそうな気がしてならない。

他にも愛媛県には引き続き、映画映像作品の撮影を誘致しなければならないし、エールラボえひめでは引き続き、自己実現の1歩を踏み出せる相談やフォローが必要だし、6市町で取り組んでいる特産品を活用したピクルスは野菜編が終わり、フルーツ編が始まる。

これにIYO夢みらい館で行うココ大授業もある。
定番人気授業は根付かせて、エッジの効いた新しい授業も開発しなければ!
IYO夢みらい館でもレゴ授業をしようかしら?何となく思いついた土曜日。

2024年10月28日月曜日

8倍、100人超の申込み。


11月6日(水)にIYO夢みらい館で行う【晩秋に本とスパークリングワインの夕べ】授業は、先着順の申込を行ったところ、早々に定員に達して申込終了。

初夏編でも告知していたのでリピーターのほか、初参加の方もいて良い塩梅。
どんな新しい本と出会えるか楽しみ!

そして、11月9日(土)から10日(日)にかけて行う【図書館に泊まる。】授業は、多くの方に響いたのか、申込数が募集の8倍、100人超という数年ぶりの盛況ぶり。

この授業は、募集が定員を上回ると予想していたので抽選を事前に告知していたけど、100人超は想像しておらず、驚くとともに申し訳なさも感じたり・・・。

と、言うのも当選人数よりも落選人数のほうが数倍も多いのは、申込む立場からすれば(もっと定員数を増やせばいいのに)と思われるかもしれないし、どうにかならないの?と思われたかもしれない。

運営上・・・としか言えないけど、こんなにも人気であるならば、年に1回ではなく2回など、ニーズに応えた方がいいのかもしれない。

そもそも、【図書館に泊まる。】はオーバーナイトで図書館を楽しむという面と、災害時の避難場所として慣れておくという面があり、多くの人に知って&参加していただいて損のない内容。

それにしても、申込数が募集の8倍、100人超の授業を企画できたのは、ワクワクを提供できた証拠としてメモ。
参加者には、大いに学んで本を読みながら寝落ちしてもらおうと思ったり。

2024年10月1日火曜日

12月までの授業揃う。


気が早いけど、2024年12月までの授業が出揃う。

次回は701回目の授業!それは「晩秋に本とスパークリングワインの夕べ」。
2024年5月22日に行った「初夏に本とスパークリングワインの夕べ」の秋編。

この授業は、推し本を紹介したい方々が集まり、次回開催を熱望されていたので「じゃあ、秋に再会!」と、お約束した授業。
今回はどんな「推し本エピソード(どうして、その本と出会ったのか?など)」に出会えるのか?楽しみ!

702回目の授業は「図書館に泊まる。」
この授業も2023年11月25日に行った授業で「図書館に泊まれたらいいなぁ。本を読みながら寝落ちできたら幸せだな・・・」などの妄想を実現したもの。

もちろん、教室となるIYO夢みらい館は災害時には一時避難場所になるので、一夜を過ごすことで万が一の時のイメージを持つ意味もあります。

「様々な規制を課さず自由に過ごさせていただき、とても感銘しました。」は参加者の感想。
これ、スゴいことです。

そして2024年最後の授業は「缶つま本でつくるツマミ」。
図書館もあるIYO夢みらい館の特徴を活かし、読むだけでなく、作り食べるという授業。

缶詰だから、そのまま食べても美味しいけど、時短料理に使えたり、キャンプ飯にも使えたり、緊急時などにも使える缶詰を活用しよう!という内容。

ピンチョスとかタパスなど、海外では一品料理としても成立しているツマミ。
美味しく学ぶ授業!

2024年8月27日火曜日

700回目の授業参加者募集中!


2023年12月2日にIYO夢みらい館で「体に優しい無添加万能タレ作り」授業を行いました。

この授業では、市民先生デビューした白形典子さんに焼肉のタレ、野菜炒め、牛丼、唐揚げの下味など、何にでも使えるタレの作り方(レシピ)を教えていただきました。

「ニンニク、生姜、りんごがたっぷりなので栄養満点。化学調味料や保存料などの添加物は使用していませんので体に優しい万能タレです。混ぜるだけで味が決まるので、時短料理にもなり働く人の味方です。」は白形さんの推し言葉。

当日は野菜炒め、牛丼などをつくり、フルーティーなタレが美味しかった記憶。


あれから9ヶ月、9月7日(土)10:30から「続・体に優しい万能タレ作り」授業が帰ってきました!

実は12月2日の時が好評だったことから「続編をしましょう!」と盛り上がり、その機会が9月7日です。


子育て中の方、体調に気を遣われている方、時短料理を学びたい方など色々な方の役に立つタレ作りです。

もう一度、あの味を食べれると思うとお腹が空いてきた!

実はこの授業、ココ大にとって700回目の授業です!ただいま、参加者募集中!


<続・体に優しい万能タレ作り>

日時:9/7(土)10:30から

場所:IYO夢みらい館2階調理室(愛媛県伊予市米湊768-2)

内容:化学調味料や保存料などの添加物を使用しない万能タレをつくります、栄養満点!

対象:子育て中の方、体調に気を遣われている方、時短料理を学びたい方などどなたでも

費用:500円/人

持参:エプロン、タオル、三角巾(任意)、参加費(500円)、筆記用具

メモ:タレ作りを行い、試食し、その後はレシピをお持ち帰りいただきます。

2024年8月21日水曜日

額装化運動。


ココ大付属学園だけでなく木工体験(ウッドフレームづくり)をIYO夢みらい館でも実施。
当初は秋に実施予定だったけど、夏休みの自由工作にも活用できると知り、夏休み期間中に実施。

その“読み”は当たり、当日は小学生親子、4歳と保護者など5組が参加。これから作る部品を見て「大きいですね。」と、40cm四方のフレームに驚く。
実際に40cm四方の木製フレームを購入するとなると数千円はするから、それが無料と言うのも響いたと思う。

最初はトゲトゲやガサガサ、ゴツゴツなどの部品を前に(何から手をつけたらいいか・・・)だった参加者だったけど、ヤスリやノコギリ、カッターなどを活用して削ったり、切ったり、整えたりして準備よし!

ボンドで部品を化粧板に接着する作業は簡単そうで意外と難しい。
その理由は「ボンドの量」で、多い(=はみ出る)と時間内に固まらないし、少なくても接着できない。
ココ大付属学園で多く見たのは、ボンドが部品からハミ出て翌日まで乾かなかった or ズレて固まった数々。

シンプルな構造だから簡単そうに見えるけど、丁寧に作らないと“色々と”見えてしまうウッドフレーム。最後はプラ板を入れて完成。

ボンドが乾くまで中身のコンテンツを作成。乗り物を描いたり動物を描いたり、ポケモンを描いたり。それが2-3分で描いた絵でも額装すると、途端に作品化されるからフレームってスゴいよねと。

2024年7月9日火曜日

ユーモアだにゃん!


IYO夢みらい館での「市民先生養成講座」が終了。
新しいコトを始めたいと思っても、つい「できない理由(アイデアキラー)」を並べることが多い中で、時間とアイデアを持ってきてくれた参加者に感謝。

そもそも講座だから「分からない」「整理できてない」などの悩みを抱えている参加者。少人数だから、一人一人の悩みに応える形式で進行すると、悩みの傾向/分野が分かる。

(1)自分軸と社会軸が交差していないから思考が整理できていない。
自分では課題と思っていても、社会(周り)は課題と思っていない場合は自分軸と社会軸は平行線。社会も感じている課題で交差すると、そこが共感ポイント(タッチポイント)になるから、突けばいい!

(2)自分の強みをニーズ/ウォンツに変換できていない。
自身に強み(≒特徴)はあるのに、単に発信しても共感を感じにくい。ターゲットのニーズ/ウォンツ目線で自分の特徴を言葉で変換しなければいけない。相手の悩みに対して自分は解決策を持っていると伝えないといけない。

(3)名前/名称が面白くない。
事業内容に名前をつける際、全く面白くない。
中島の恵(柑橘)を学びに行く授業は「中島恵に会いに行く」。北条地域の資源の豊かさを体感する授業は「北条豊に会いに行く」と擬人化したし、砥部町の七折小梅の授業は「青いダイヤ・赤いダイヤ」と貴重さを全面に出した名前に。

ユーモアも大切!

2024年7月7日日曜日

ギョーザの話。


「日本だとギョーザって副菜のイメージがあるじゃないですか?」と中国出身の参加者。
「そうだね、ラーメンや定食のおかず、脇役なイメージがあるね。」「私が育った地域ではギョーザは主菜で、親子で皮から作り、餡も野菜、肉、海鮮など色々入れましたし、形も色々でした。」「大きさは?」「(主菜だから)日本の餃子よりも大きいですね。一個がこんなに大きな(20cmイメージ)の餃子(正確に言うと餃子でないとのこと)もあるんですよ。」

奥深いギョーザの話を聞いていて、IYO夢みらい館で仮に「ギョーザの授業」をするならば、ギョーザを通してコミュニティの形成などを検討したけど、話題を広げるより、一点集中で深くギョーザの魅力を知って欲しいと絞った発表に拍手。

これは、いわゆる「スケールアップ&スケールアウト」のコトで、スケールアップは一つの魅力や価値を深掘りしたり増大させたり同質性が高いもの。スケールアウトは関連する魅力などと連携して相乗効果などを図るもの。

ギョーザの話をスケールアウトで考えたものの、自身の得意なこと、できるコトなども含めて検討したら、スケールアップになったと言う話。どっちが良い悪いはない。
教えてもないのに良い事例になり、他の参加者の参考にもなり、授業の作り方を会得したよう。

「話を聞いてたらお腹が空いてきた。」となり、本人も「本当に美味しいんですよ!」と言うくらいだから、授業化できたら人気になるだろうなと。

2024年7月2日火曜日

目的を間違えない。


120分ほどバスに揺られている間、居眠りしても時間を持て余してしまい、たまたま見かけたプレゼント要綱に(あっ!ココ大付属学園にピッタリ!)と思い、応募動機などをスマホで入力して応募したら、後日当選の連絡が届き、希望のモノが送られるらしい。やったね!

自分が欲しいわけではなく、使うシーンが“明確にイメージ”できたから応募/当選したわけで、助成金も同じ。

「どうして、そんなにオープンなんですか?」と、惜しげもなく採択された助成金申請書を開示して、ポイントやテクニックなどを紹介するから参加者からすれば、不思議に思ったみたい。

ココ大である以上、知識や技術、経験は共有されるべきと思うし、ココ大(事業)だから採択されたかもしれないと思うと、一層オープンにすべきと思ったり。

「趣味は助成金申請です。」は本当だけど、何でもかんでも応募や申請をして採択された過去から改めて、目的が“明確にイメージ(≒目的)”できた場合のみ、応募や申請をしてるつもり。

“明確にイメージ(≒目的)”がなく、助成金額に目が眩み、獲得できても採択の瞬間だけが嬉しくて、持続させなければならない本来の目的がおろそかになった過去アリ。
ほんと、狩猟のように一発必中が多かった。

今は農耕のように、助成金を活用して土壌(環境)を耕して、持続的な活動ができるようにしてるつもり。
そして、助成金などを上手に活用できる人の育成にはオープンさが欠かせないという話。

2024年6月30日日曜日

ターゲットを間違えない。


「ターゲットを間違えると失敗する。」は当たり前のことだけど、それは年齢や性別、収入などのセグメントの話で、違う視点で話したのは「どんな状態の人をどの段階へ引き上げたい(押し上げたい)のか?」という内容。

例えば、公益活動の場合「当事者(本人)←協力者(直接的)←関係者(間接的)←応援者(更に間接的)←知人(更に更に間接的)←潜在者(名も知らない人)」という関わり構成されていて、講座やイベントをする場合、どの関わりの人をどのレベルへ上げようと思っているか?を考える必要がある。

それぞれに関わる人数は、当事者から遠いほど多数になる。潜在者に名前や主旨などを知ってもらいたいなら参加しやすいイベントを。関係者から協力者へ引き上げたいなら、少数で参加者一人一人の想いを受け止める双方向性な講座など。

だから、関係者から協力者へ引き上げたいのに“変なイベント”をしたり、100人を相手に“変な講座”をすると失敗することが多い。

適切なターゲットへ適切なタイミングで適切な手段(手法)を届けることができると、カチッとハマり、活動や取り組みへの理解や協力は得られやすいと話す。

「フィルム・コミッションが20年以上も続けていられる理由が分かりました。」と参加者。
最も広く多くいる潜在者へ、愛媛県の魅力を作品を通して発信する。は、誰でも参加しやすくて成果も効果も分かりやすい。

主語を間違えない。


「同じ意味/結果でも主語を間違えると失敗する。」は、これまで西予市や大洲市など各地で資金調達や助成金のアドバイザーを務めて分かった「申請者が間違えやすいポイント-その1-」。

本人に断りを入れて例えたのは、「餃子を皮から作り、本場中国の家庭の味を教えられる。美味しいと評判で他の人にも喜んでもらいたい。」場合、「餃子を作りたい。」が主語だと助成金を得るのは難しい。

だけど、そもそも「なぜ?餃子を作りたい?」という動機を掘り下げると、「日中の国際交流を草の根レベルでしたい。」「家庭食の文化を継承したい。」「親子/多世代の触れ合いが求められている。」などがあり、更にもう一歩踏み込むと「希薄になった異文化交流」「食文化の危機」「過度な孤立状態」などが課題が浮かびがある。*全部、私が妄想した勝手な仮説。

これらの課題に気づき、改善/解決したい道具として「餃子」だとしたら、課題が主語、述語が餃子になる。この場合だと助成金を申請するに値する。
動機や背景をニーズとするなら、ウォンツという手段が餃子。

クラウドファンディングが盛んで、成功事例や失敗事例があるけど同じ考えた方。と紹介。
「お金がないから、その補填をクラウドファンディングでします。」的な受け止め方をされたら、(えっ!?なんで、勝手にすればいい話でしょ?)となり確実に失敗する。

一言でいえば【共感】。人は金額よりも動機や背景、理由に共感することが多い。

2024年6月3日月曜日

最も質問が多かった・・・。


6月29日(土)10時からの「市民先生養成講座」。この講座を修了すると「IYO夢みらい館登録の市民先生」になれるのがメリット。
授業を通しIYO夢みらい館のスタッフとも顔見知りになれるし、登録されたら授業の発信もしてくださる。

今年度は前編と後編の2回(6/29、7/6)の実施。
昨年と同じ内容にしようとしても昨年は計4回だったので難しく、参加者から最も質問が多かった「資金などの調達方法」に絞って伝える予定。
市民先生になったから=即、生業になる人は少なく、まずは経験を積んで、その先に稼げるようになったら・・・というフォロー。

お金は大切。でも参加費だけでは自己実現や活動の推進は難しい。
だから資金などの調達は必要で、助成金は手段の一つ。会ったこともない方へ提案し、共感してもらえたらお金の支援に繋がるなんて良いと思う!社会資源の活用!

ココ大では既に今年度「森林環境保全基金事業」と「生活学校助成」から採択を受けており、先日は「ハローズ財団(写真)」からも採択決定通知が届いた。

参考までに採択された申請書をお見せしようと思ったり、どうかな?
助成元の意図を正確に把握して、期待に応える企画が立てられるかどうか?他には企画は良くても実行能力や実績はどうか?など、越えなくてはならないポイントはいくつもある。
例え、不採択になってもアウトプットの練習と思えば気持ちの凹みも翌日には軽減される(と思う)。