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2025年1月17日金曜日

また会う日まで!


2024年12月14日、15日に創価大学生がコニカミノルタサイエンスドームでプロジェクトマネジメントとリーダーシップの実践型授業として行った「こどもスペースラボ」の最終回に出席。

サイエンスドームは「科学や宇宙」に興味を持ってもらいたい機会だし、授業としてはプロジェクトマネジメントとリーダーシップをOJTとして学ぶのが目的だし、学生としてはユニークな授業から学びたいだし、参加者(親子、子供)からしたら「(子供と一緒に)楽しみたい」という四者四様が交わったイベント。

そんな中で主体的に関わった学生たちの振り返りは・・・。
・リスクを正確に捉え対処法を的確にできなかった。
・シフトをしっかり組んで役割を明確にできなかった。
・周知&広報不足だった。
・チーム内での情報が共有不足だった。
・宇宙を学ぶについて企画が浅かった。

など、反省の弁が多かったので、私にマイクが回ってきたので・・・。

「お疲れさまでした。2日間楽しかったですか?」と言うと30名の全員が相槌。
「色々と反省が多いけど、先ずは2日間をやり遂げたことに拍手で自信を持っていい!」という言葉に、緊張気味だった学生たちの顔が少し晴れる。授業なんだから失敗は折込済み。

反省も大事だけど、もう終わったこと。
今回の経験を振り返りだけして放置するのか?それとも次回に活かすのか?は雲泥の差。

「今後も臆することなく、積極的にプロジェクトに参加してほしい。」
と伝えてエールは終了。
失敗は批判を恐れて踏み出せない人がいるけど、それがどうした?ということ。

「また、どこかで会えたらいいね!」で2024年度版「こどもスペースラボ」終了!

2024年12月17日火曜日

制作部の気持ち。


朝7時過ぎ。八王子駅近のドンキホーテは24時間オープン。
学生達には昼食を持ってくるように伝えていたものの、長丁場なので腹は減るだろうと「差入れ」の買い出し。

ツナマヨ、昆布、ネギまぐろ、明太子、焼鮭・・・梅干しは外そうかな。2,4,6,8・・・2個ずつ入れたから合計10個。

次はパン。焼きカレーパン、粗挽きソーセージパン、焼きそばパン、ハムタマゴ、ピザパンおかず系はこれくらいで、後は甘いパン。チョコクロワッサン、チョコチップメロンパン、アップルパイ、クリームパン、つぶあんコッペパンで合計10個。

おにぎりもパンも無数に選択肢があるのに、選ぶのは(自分が食べる訳でもないのに)自分の好みになるから面白い!会計は3,500円ほど。

(なんだか映画撮影の制作部みたい・・・)と思ったのは私だけ。
制作部って撮影現場での買い出しも行うから、こういう時も色々考えて買ってんだろうな・・・と自分が役割を担って実感。

学生達に差入れを伝えると、昼前から次々と減っていく。
そこへ新たな差入れはドッサリ!のお菓子。
今回の授業にも関わってくれた上田先生がお子様を連れて陣中見舞い。
そして気を遣った学生もいてお菓子が追加で届く。

最後に残ったのはパン3個&お菓子少々。
「余った差入れどうする?」となるも、今回の企画に車を出してくれた学生にあげて差入れは全てなくなる。
気持ちいい!

辛口だけど事実。


前日に「完成が間に合わない!」と分かり、急きょプランを変更した企画は、トラス構造の新聞製フレームに貼る画用紙を用意して、子ども達に絵を描いてもらい貼るのはどう?となる。

当初の予定では、トラス構造が完成すると「ドーム型」になるはずだったけど天井部分は断念。

その代わりに子ども達に絵を描いて貼ってもらい、結果、外壁パネルは色とりどりの「パッチワーク」みたいになり、様々な状況を鑑みた結果「仕方がない、これで行こう!」となる。

ここから学べるコトは何か?
プロジェクトマネジメント的にはリスク(例:完成しなかったらどうしよう等)に対して受容(リスクの結果を受入れる)しなければならない事態になった。

アイデアまで良かったものの準備、スケジュール管理、体制、制作時間確保などの見通しが甘く、アイデアを手放してしまった(例:誰かがしてくれるだろう等)結果が「間に合わなかった」となる。

リスクの受容は何が悪いのか?
一言で言えば「周りで一所懸命に携わっている仲間に精神的にも物理的にも迷惑をかける」
に尽きる。
他の企画担当者が補完しなければならず、本来の役目・役割を奪ってしまったのは反省点。

こどもスペースラボは、リーダーシップ、プロジェクトマネジメントの授業だから“経験値”として寛容な部分があるけど、今回の経験を今後、どう活かせるか?大事。

結局、私が動いてしまい、その動きの補佐として他企画の学生達が動いて何とかギリギリの完成度まで仕上げ、来場者には気づかれなかったけど、私自身も大いに気づくことあった件。

2024年12月16日月曜日

重力にサヨウナラ。

ロケット下部のゴツゴツブロックが煙

やはり“発想の天才”はいて、昨年は辺りのブロックで「ミレニアムファルコン」などを作った子供に仰天したけど、今回は「このロケット、すごいでしょ!」と教えられたのは、ロケット型をした本体に、通常は城などの「砦」として使う濃いグレーのゴツゴツ岩を、ロケットから噴出される「煙」に見立てていた!

「煙」って形あるものではないし造形が難しいと思うのは先入観/固定概念で、子どもには砦の形が煙に見えて、それがキチンと分かった点にサイコー!となる。

そしてもう一つ。
「宇宙」がテーマだったから「宇宙飛行士」のフィギュアを用意していたものの宇宙を漂うイメージを表現できなかった子ども。

作った宇宙船に立たせたり、中に入れたり、歩かせたり、それはそれで楽しそうで良かったのだけど、突然、閃いたのか、チューブ状のレゴパーツを見つけて宇宙飛行士が背負っているバックパックを見つめて挿してみると・・・。

ビョ〜ンと宇宙飛行士の重さでブラブラすることに成功する!
「できたねー!」と拍手すると、ハニカム子ども。

砦パーツを煙に見立てた子も宇宙飛行士をビョ〜ンに成功させた子もできたコトに固執/執着しなかったのが印象的で、できた後に遊んだものの、サクッと展示して帰ったこと。
私だったら、いかにこの発想に辿り着いたか、”これ見よがし”に説明しそうで猛省。

発想も軽いし、飛び立つロケットも地球から離れ、重力にサヨウナラ。

子ども達は天才。


親子3人で参加していた子ども。
周りの子は四角いブロック、タイヤ、大型パーツを探していたのに、その子は「穴あきブロック、大小の歯車、ジョイントなど」他の子どもがあまり興味を示さないパーツを集めていて手元で組み立ていて「探してー!」と尋ねてきて「十時型の棒状パーツ」を探して渡したり。

すると「えっ!〇〇くん?これは・・・」とお母さん。
よく見ると穴あきブロックに棒状パーツ2本と2個の歯車を組み合わせて「手回しで動く装置」が完成していて本人も満足なのか回して動くパーツに喜んでる。
その様子を見て驚くお母さん、お父さん。聞けば子どもがこういうのを作るのは初めて見たとのこと。

「普段からレゴで遊んでるんですか?」
「はい、遊んでますけど(レゴが)少なくて。こういうレゴ(=歯車など)は何を買ったらいいんですか?」
「パーツは専門店に行かないと売ってないので、お店で歯車入りのセットを尋ねたらいいと思います。」
「(お子様は)おいくつですか?」
「4歳です。」
「よ!4歳!すごい!将来が楽しみですね。」
「ありがとうございます。これだけレゴがあったら幸せですよね。」と続く。

他にも「地球を作るんだ!一緒に探して!」と誘ってくれた子は、マントル(地球の核)まで作りたいとレゴを組合わせて正方形にして中心に赤いブロックを入れて、日本の位置を教えてくれて「いくつ?」と尋ねると「5歳だよ!」と教えてくれた子に驚いたり。

子ども達は天才。

2024年12月15日日曜日

前日にハプニングはフツー。


9月から始まった創価大学生によるプロジェクトマネジメントをイベントというOJTで学ぶ授業「こども市スペースラボ」の前日。

各役割(マネジメント、広報、レゴ、レゴ以外の企画)にはリーダーがいて、それぞれが各役割を牽引しているものの、進捗が遅れていたり、情報共有ができていなかったり、想像/予想と違ったり・・・色々と不具合が出てくるのが直前あるある。

企画の一つが準備を進めているものの、描いていた完成には到底間に合わない・・・となる。
でも、作業を止めるわけにはいかず、プロジェクトマネジメント的には「受容(リスクの結果を受入れる)」となる。

とは言え、途中までできている。学生たちのモチベーションが切れても困るので、「この企画は子ども達と一緒に行うことで完成を目指したらどうだろう?」とアドバイスする。

この企画を考えた学生も背に腹は変えられない・・・と一部の方向転換に納得。子供達が参加できるよう準備を整える。

そしてもう一つ。「サンプルづくり」がタスクに入っていたのに誰もしていかなかった!
学生は全員が自分の持ち場で最後の追い込み中で、私しか手が空いてなかった・・・。

学生達が黙々と作業している中、ガチャガチャとレゴ音を立てながら「宇宙ロケット」の制作にとりかかる。
で、案の定、面白くなって一機作ると違う形のロケットを作りたくなり、その次は「UFO」を作り始めて、最後に口直しでロケットを作り、計4機制作。

「めっちゃ、いいじゃないですか!」と学生たちに褒められるも彼らは我が子よりも年下だった件。

2024年12月13日金曜日

ガクチカ。


「この授業、マジでガチだよね。」
「そうそう、ここまでとは思わなかった」など学生。

聞けばイベントの実行をワイワイ楽しく経験して単位がもらえたら・・・と考えていたようだったけど、妻から学生たちへは忖度のない意見や指示が次々とくだされて、学生たちの想像を超えていたみたい(笑)。

「これ、ガクチカに書けるレベルだよね。」「ほんと、一生懸命だもんね。」と他の学生。
「そうだね。書くときは授業で学びました、ではなく、何を学んだか?を書いてね。」と聞かれてもないのに学生の話に入ってしまうも「確かに!」といただく(笑)。

レゴプールを置いたブルーシートがズレないよう、ガムテープで固定し終わった学生二人。
その後はレゴプールが壊れないようにガムテープで補強している最中に「今日、ガムテーム作業しかしてない・・・」とつぶやくと「ホント!」と相づちの二人。

私も補強してたので「いいじゃん!これこそ、ガクチカに書けるよ。」
「ガムテープ貼りが上手になりましたってですか?」
「違うよ!プロジェクトにおいて縁の下の力持ちになり、私たちは不可欠な存在でしたって!」
「えっー、もっと表(≒派手目)に出たいです(笑)」と学生。
「みんな、表面的なコトをPRしたがるけど、似た内容も多いから印象薄いよ。それよりも見えない所で頑張ってます!と言えた方がカッコいいと思うけど」
「そうですかぁ〜」
と、我が子よりも年下の学生に親目線で話してしまう。

「おぉ!サンタクロース!」とレゴ人形のサンタクロースを見つけた学生。
「2体いるから見つけた子には何かあげようか?メダルチョコとか?」
「いいっすねー!」

学生とのひと時。

否定じゃなくて。


コニカミノルタサイエンスドームに着くと、リーダーが先に到着していて、一緒に会場へ。
ガラッーンとした部屋をこれから「こどもスペースラボ」のイベント会場に仕立てるのだけど、何から手をつけたらいいか不安なリーダー。

これまでの授業で会場レイアウトを完成させていたので見せてもらい「先ずは不要と思える机やイスを撤去したらいいよ。」とアドバイス。

一緒に片付けた後は会場レイアウトに沿って机やイスなどを並べるも・・・会場には常時25組-30組+スタッフ≒70人ほどと想定すると狭いと分かる(冬だから荷物も多いから)。

悩むリーダー。
「こういう場合は頭の中で描いたイメージよりも現場(現実)優先だよ。」と再びアドバイス。
自分たちで描いた&決めたレイアウトだから・・・と悩むけど、誰の視点でモノゴトを判断すべきかに焦点を合わせると、それはターゲットである「子供たち」になる。
自分たちの満足度ではなく、ターゲットの満足度で測るのがプロジェクトの成功指標。

仮レイアウトができた所へ続々と学生たちがやってきて、グループに分かれて準備開始。
すると今度はレゴグループが授業で決めたレゴを配置しようとするもイマイチで(予想と違うな・・・)となり作業が止まってしまう。

「去年したレゴプールはどんな感じだったんですか?」
「レゴプールはブルーシートの中心にダンボールで囲いを作り、そこへドドッーとレゴを流し入れたんだ。」
「やっぱり、その方がいいかも・・・」
となり、作ってみると「いいね!」となる。

例え決めたアイデアでも現場で変更はよくあること。「プロジェクトは生き物」という所以。
自分たちのアイデアを否定するイメージもあるようだけど、否定ではなくより良い選択ね!
OJTで経験!学生たち。

2024年12月11日水曜日

美味しく楽しかった授業。


1組の参加者が体調不良で欠席。この時期だから、ご自愛ください・・・となる。
でも、家族連れが2組計8名、先生のパパイズム鈴木さんもご家族で参加されたので計5名。
その他の参加者+IYO夢みらい館スタッフ+私をいれて4名だったから、合計17名となった「缶つま本でつくるツマミ」授業。

持ち込まれた缶詰は「サバの水煮、アサリの水煮、バジルの味付けツナ、レモン漬ツナ、イワシの蒲焼、焼き鳥、スパム、カレイの中骨煮付け、ポーク&チキン」など。
それにパパイズム鈴木さんが用意してくれたクリームチーズ、バゲット、生ハムなど。
さらに参加者の小西さんが作った乾燥野菜(白菜、玉ねぎ、果物など)と、メチャメチャ豪華な食材が並ぶ。

「これから1時間程度で1組、2-3種類の缶つまを作ってください。」と私。
昨年は作ることに熱中してしまい14品もできてしまい、食べるのに苦労したので、今回は時間と品数を制限。
それでもアヒージョ、ナンピザ、スパゲッティ、サラダ、グラタン、煮付けのほか、バケットを皿に見立てたピンチョスなど計20皿以上が並んでしまう・・・。

でも、今回は子供が多かったこともあり、モリモリ食べてもらい完食。
一人で参加してくださった男性参加者も「豆腐+キムチ」「じゃこ天+チーズ」「ツナ+大葉+生卵」と“王道のツマミ”を作り、一緒に食べさせてもらい、「美味しい!」と言いながら完食!

終始、ワイワイ感が漂い、缶詰の使い方などを、あーだこーだ喋りながら作った缶つま。
10:30から授業が始まり調理開始、11:35から食べ始め、12:10から片付けて、12:30には片付けが終わり、解散となった完璧な授業だった件。

2024年12月5日木曜日

東京へGO!


創価大学生がプロジェクトマネジメントを実践で学びながら実施するイベント「こどもスペースラボ」が、12/14(土)、12/15(日)に迫り、コニカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館)へ、レゴをハーモニープラザから発送。

学生達が作ったチラシ/ポスターには「100kgのレゴブロックで宇宙をデザイン!宇宙基地や宇宙船、あなたの想像力で広がる無限の宇宙を一緒に作りませんか?✨」とあるけど、実は先日、新たにレゴを寄付いただいたので軽く100kg以上はあり、130kgほどあるかもしれない・・・と思った件。


と、言うのも
今回発送したのは50Lコンテナが計6個(1個20kgほど)。
でも、送らなかったコンテナが1個、倉庫に未だ残っていた他、既に持ち込み済みのレゴ(サターンVなど)もあるので、当日は凄まじい量のレゴで遊べるはず。
昨年は2日間で370組が訪れたので、今年も同じくらいの参加者があるのでは?と見込み。

レゴだけではない。
学生達は「顔抜きパネル」「新聞紙ドーム」「宇宙クイズ」なども考えて、検討→計画→準備→実行→集結のプロセスを壁にぶつかりながらも前へ前へと進んでる。

他の授業もあるのに、この授業をわざわざ選んでくれた学生へ私ができることは、レゴを送り現場へ赴いて激励することぐらい。

「これ、全部レゴなんですか?」とクロネコヤマトの配達員。
「そうなんです。スゴい量でしょ?」「こんな量、初めてみました。」と驚いてくれる。

一人では運べない量だったので配達員と一緒にトラックへ積み込み、「お預かりします!」と配達員さん。
東京へGO!あと10日!

2024年11月22日金曜日

推し映画授業はどうか?

NYの名所「フラットアイアンビル」

「読みました?今、出てるブルータス。」
「いや、読んでない。」
「特集が“沁みる映画”なんですよ。」
「いいね、大街道に行った時に立ち読みしようかな。」
「どこですか?」
「あそこ、明屋書店。」
「もしかしてアエルのですか?」
「そうそう!アエルの明屋書店。」
「泉谷さん、何言ってるんですか?とっくの昔に閉店してますよ。」
「えっ!ホント!?」
「知らなかったんですか?」
「いや、知ってたかな・・・(ウソ)」と、本題から外れてしまった。
アエル明屋書店は、2022年12月30日に閉店してました。現在はスポーツジム。

「沁みる」とは良い表現で、何年経っても消えない余韻を残す映画・・・とでも言おうか。
(言われてないけど)3本選んでくださいと言われたら「RENT(2005)」「インター・ステラー(2014)」「ラ・ラ・ランド(2017)」を挙げるかな。
日本映画が入ってない!と言われそうなので「生きる(1952)」も挙げる。

「スター・ウォーズ(1987)」はバイブル。
「ニュー・シネマ・パラダイス(1989)」は泣ける映画で別格だから沁みる映画には入らない。

特にRENTは「ニューヨーク」、ラ・ラ・ランドは「映画」で、自分ごと化(特に1991年頃が舞台のRENTは当時、ニューヨーク暮らしだったので思い出して痛い)されるので骨にまで沁みる。
「インターステラー」は2014年のBEST映画と10年前に書いてた。もう10年も経つのか。

沁みる映画の共通項(条件)を見出すと、必ず「泣いた」映画。
それも劇中に一回以上、エンディングにもう一回。

授業で「推し映画」の授業はどうかしら?みんなで何か一つ、推し映画に関するモノを持ち寄って、アルコールもいいけど、コーヒーはどうかな?

2024年11月15日金曜日

実施まで1ヶ月!


12月14日、15日のイベントまで1ヶ月となり、学生達はリーダーシップやプロジェクトマネジメントを学びながらイベントをOJT(On The Job Traning)で準備中。

・レゴでロケットを作ってもらいたい。
・レゴで宇宙に関するモノなら何でも自由に創作してほしい。
・レゴでお題に沿って作ってもらう。
・星座を創作してもらって飾ってもらう。
・顔ハメパネルをつくる。
・フリースペースをつくり、宇宙に関する絵本、塗り絵などを用意する。
・新聞紙ドームで宇宙空間をつくりたい。
など、会場となるコニカミノルタサイエンスドームの特徴を生かした企画が固まってきた!

・全てのグループからアイデアを聞いて賞賛しつつも質問タイム。
・時間を区切って遊ぶだけど、創作途中で時間切れとなった子どもの満足度は低くなるけど、どうフォローするの?
・親子参加が多い中で保護者の居場所や巻き込む方法はどうする?
・掲げた目的や成果指標に書いた言葉の定義(例:楽しんでもらう。仲良くする等)はされている?
・考えたアイデアに必要なリソース(資源)の調達方法は?
・誰が何をどこまで責任を持ってするの?
など、突っ込まないといけない所が多々あるのは学生だから、授業だから。

・その視点が抜けてました!
・その手があったか〜!
・その話、未だしてないね」「ようやく見えたかも!
など、学生達に気づきが多かった授業。

アイデアが概ね固まったので、次は開催日までバックキャスティングによるスケジュール検討およびアイデアに必要なリソースの調達。
他の授業も受けつつ、この授業も受けているんだからスゴいよ学生達!となる。

2024年11月12日火曜日

14時間の滞在。


就寝前の見回りに図書館を歩くと、23時を過ぎてても子ども達は元気だった!
積んだ本を広げてはページをめくり喜んでた。で、近くのテントや寝袋では保護者が既に寝てた・・・。親の気持ち分かる・・・。

私は24時過ぎに就寝。5時に目が覚めて顔を洗い、歯磨きをしてベースの料理研修室へ。そして静かな図書館(館内)を見回り。

6時頃になると起き出す人がいて、早速、昨晩の続きなのか読書灯をつけて本を読んでた。
それと同時に料理研修室にも参加者が訪れて、コーヒーや紅茶を入れたり、朝食を食べる家族もいたり、子供が朝食と言っていたのはスイーツで「今日はスペシャルだね!」となる。

皆さん、本を読み過ぎたのか寝不足気味だったけど全員元気でサッパリ&スッキリ。
今回の参加者は親子が多かったけれど、幼稚園からの幼馴染という30代2人組がいたり、同じ学校に通う高校生2人組がいたり、色々な人に刺さったよう。
ちなみに高校生は未成年なので、親の参加同意書にサインしていただき参加していただいた。

7時になるとそれぞれがラストスパートの読書をしたり、料理研修室で“まったり時間(好きな本、読んだ本、一夜を過ごしたなどの共有)”したり、いい時間となる。
その後は辺りを整理したり、テントをたたんだり、身支度を整えたら8時になり、全員集合。

14時間(午後6時から翌朝8時)をIYO夢みらい館内で過ごしたにもかかわらず、短かく感じた・・・が最も多かった感想。
本を読むと時間が過ぎるのは早いし、5-6時間寝たら、あっという間。

本を読みきれず、中途半端になってしまった子どもへセンター長の河野さん「読みきれなくても問題ありませんよ!9時から通常営業ですから」がハイライト(笑)

また企画します!

夜を越えて。


図書館でオーバーナイトなんて・・・と言えば驚かれるけど、理解と協力、そして(少しの)信用があれば実現できるということ。

17:30からマットやテント、ブランケット、読書灯などを持ってきた参加者。
持参品の参考はお伝えしたけど「各自で検討して必要と思うものは持ってきてくださいね!」と伝えていたので、それぞれ色々なモノを持ち込む。

18時になり「図書館に泊まる。」授業スタート!ベース(拠点)は料理研修室。
理由は料理研修室なら、湯も沸かせるし電子レンジもあるし炊飯器もある。
腹が減っては・・・と言う感じで各自、夕食も持ち込む。

そして“つい買い込んでしまう”のがこんな時。
図書館が閉まる19時から移動開始だから、その前に夕食を食べて、寝床を確保してからまた食べて、一通り本を読んで今度はお菓子を食べて・・・とスペシャルな時間を過ごす参加者。

閉館は22時。学習スペースで勉強していた学生らが帰っていくと、いよいよ我々だけの貸切タイム!

机に向かって読む人もいれば、ソファで寛ぎながら読書する人、寝袋に寝っ転がって読む人、本棚を片っ端から見て回る人、読みたい本を側に積んでる人、テントの中で読んでる人など、思い思いの読書スタイルが面白い!
夜更かしする寝巻き姿の子どもたちは楽しそう!

23時を過ぎた。
実はスタッフも参加者と一緒に寝袋を敷いて寝る。ちなみに私は和室で寝かせてもらう。
図書館の明かりも最小限になった、おやすみなさいzzz。

2024年11月11日月曜日

2024年最後の授業は。


2024年を振り返るに
は早いけど、ココ大の授業は12月7日(土)10:30からIYO夢みらい館/調理研修室で行う「缶つま本でつくるツマミ」授業が最後。

この授業は703回目の授業。2024年は700回目という節目を迎えた年で、これまで授業を企画してくれた授業コーディネーターの分も振り返ると感慨深い。
2011年6月4日に第一回目の授業をしてから13年、コツコツと授業を重ねてきた結果&通過点。

700の授業ということは、700の企画が成立したわけで「この絶妙な“学びと遊び”のバランスがたまらんですね。」は新聞記者さんのコメント。

上手に言語化できないけど、サジ加減は経験値としか言いようがない。授業で全てが学べることはなく、授業が終わってから本当の学び(≒深く知り、広く知り、考えること)が始まると思ってる。

さて、「缶つま本でつくるツマミ」授業はパパイズム鈴木雅也さんを市民先生としてお招きしていて、鈴木さんはココ大付属学園でもお世話になってるプロの料理人。

前回は参加者が持ち寄った缶詰(イワシ缶、ツナ缶、サバ缶、馬肉缶、鯨缶、帆立缶、スパム缶、コーンビーフ、焼き鳥缶、鮭缶、豆缶、オリーブ、パイナップル、コーン、シンガポールの缶詰など)で14品ができあがり、その過程はIYO夢みらい館の図書館にある缶詰のアレンジ本や鈴木さんのアドバイス。

乗せたり、和えたり、混ぜたり、挟んだり、そのままでも美味しい缶詰だから手間などを省くことで「時短料理、キャンプ飯、災害時食」にも応用できるからオススメ!

ただいま、参加者の募集中!

飲んで喋って語らって。

酔っ払っても推しを言えるようメモを用意した参加者

IYO夢みらい館には図書館があるから企画した「本とスパークリングワインの夕べ」授業。
5月22日に行った「初夏に本とスパークリングワインの夕べ」の時に、再会を約束したので11月6日に「晩秋に本とスパークリングワインの夕べ」を開催。

今回は6名が参加。初参加の方がいたにもかかわらず「本好き、お酒好き」な全員だから“0秒”で溶け込む(笑)。いわゆる飲みニケーション?
早速、スパークリングワインでカンパーイ!で
推し本の紹介開始!
今回紹介された推し本は以下の通り。

あんなにそんなに/ヨシタケシンスケ

ライブラリアンのためのスタイリング超入門/広瀬容子

文学キョーダイ/奈倉有里・逢坂冬馬

マチネの終わりに/平野啓一郎

宇和島の鯛めしは生卵入りだった/太田和彦

象虫/小檜山賢二

ブレイブ・ストーリー/宮部みゆき

クローディアの秘密/E.L.カニグズバーグ

八月の母/早見和馬

女大関若緑/遠藤泰夫

授業構成は一人ずつが一冊目を3分ほどで紹介し、紹介後は意見交換して次の方へ順番を渡す。全員の紹介が終わると「推しPOPづくり」をして1周目が終わり。

二冊目になる頃には1本目のスパークリングワインはカラに。
2本目のスパークリングワインを開封!
ホロ酔い気分の参加者は饒舌になり、「読んだことがある!」「子供に読ませたい!」「知らなかった!」「ここ(IYO夢みらい館)にありますか?」など、意見飛び交う楽しい推し本紹介。

そして3本目のスパークリングワインへ突入!
ロゼだったのか、前の2本と違う口当たりに「う〜ん!おいしい!」と加速する会話。

でも、そこは大人達。存分に飲んで喋って語らったから満足したのか、名残惜しさはあったものの再会を約束して授業終了!

2024年10月28日月曜日

8倍、100人超の申込み。


11月6日(水)にIYO夢みらい館で行う【晩秋に本とスパークリングワインの夕べ】授業は、先着順の申込を行ったところ、早々に定員に達して申込終了。

初夏編でも告知していたのでリピーターのほか、初参加の方もいて良い塩梅。
どんな新しい本と出会えるか楽しみ!

そして、11月9日(土)から10日(日)にかけて行う【図書館に泊まる。】授業は、多くの方に響いたのか、申込数が募集の8倍、100人超という数年ぶりの盛況ぶり。

この授業は、募集が定員を上回ると予想していたので抽選を事前に告知していたけど、100人超は想像しておらず、驚くとともに申し訳なさも感じたり・・・。

と、言うのも当選人数よりも落選人数のほうが数倍も多いのは、申込む立場からすれば(もっと定員数を増やせばいいのに)と思われるかもしれないし、どうにかならないの?と思われたかもしれない。

運営上・・・としか言えないけど、こんなにも人気であるならば、年に1回ではなく2回など、ニーズに応えた方がいいのかもしれない。

そもそも、【図書館に泊まる。】はオーバーナイトで図書館を楽しむという面と、災害時の避難場所として慣れておくという面があり、多くの人に知って&参加していただいて損のない内容。

それにしても、申込数が募集の8倍、100人超の授業を企画できたのは、ワクワクを提供できた証拠としてメモ。
参加者には、大いに学んで本を読みながら寝落ちしてもらおうと思ったり。

2024年10月15日火曜日

これも仕事のうち。


自分でも(何をしてるんだろう?)と思いながら、レゴ(デュプロ)をパッキング。
12月15日、16日に八王子市のコニカミノルタサイエンスドームで創価大学生が行うイベントに協力している立場として(頭で考えるだけでは危うい)と思い、レゴを持参する。

着替えも入れず、レゴ(600個のデュプロだから、通常レゴだと2400個相当)とPCだけ。
で、案の定、メチャメチャ重い!

(空港の手荷物検査の人も驚くだろうな・・・)と変なコトを思い、飛行機に乗り、妻の研究室へ運び込む。

そこへ、レゴを触ってみたい!という学生がやってきて、1時間ほど一緒にレゴで遊ぶ。
聞けばレゴを触るのは幼少期以来とのことで、本人も組み立てながら「なんか変なモノができました・・・。」と、無心に楽しむ。

「それそれ!そういうの大切だよ。主に小学生が来場するから、一緒に作りながらコミュニケーションを取ったらいいね。」とアドバイス。
そして「子ども達の創作には、全肯定でお願いします!」とも念を押す。

そもそも、このイベントは、イベント自体が目的ではなく「イベント経験を通してリーダーシップ&プロジェクトマネジメントの基礎を養う」のが目的で、こういう積極的な学生の姿勢が大切。

「皆んなにも、絶対にレゴに触った方がいい!と伝えます。」と学生。
ホント、頭だけで考えると都合の悪いことは脳内変換で“なかったこと”になるけど、実際に経験すると、不都合が起きた場合、解決しないと次に進めない。ココが違う。

あと2ヶ月後は本番、実践日。
学生達は、子ども達を満足させて、かつ、自分たちが掲げた目的&目標を達成できるのか!


2024年10月1日火曜日

12月までの授業揃う。


気が早いけど、2024年12月までの授業が出揃う。

次回は701回目の授業!それは「晩秋に本とスパークリングワインの夕べ」。
2024年5月22日に行った「初夏に本とスパークリングワインの夕べ」の秋編。

この授業は、推し本を紹介したい方々が集まり、次回開催を熱望されていたので「じゃあ、秋に再会!」と、お約束した授業。
今回はどんな「推し本エピソード(どうして、その本と出会ったのか?など)」に出会えるのか?楽しみ!

702回目の授業は「図書館に泊まる。」
この授業も2023年11月25日に行った授業で「図書館に泊まれたらいいなぁ。本を読みながら寝落ちできたら幸せだな・・・」などの妄想を実現したもの。

もちろん、教室となるIYO夢みらい館は災害時には一時避難場所になるので、一夜を過ごすことで万が一の時のイメージを持つ意味もあります。

「様々な規制を課さず自由に過ごさせていただき、とても感銘しました。」は参加者の感想。
これ、スゴいことです。

そして2024年最後の授業は「缶つま本でつくるツマミ」。
図書館もあるIYO夢みらい館の特徴を活かし、読むだけでなく、作り食べるという授業。

缶詰だから、そのまま食べても美味しいけど、時短料理に使えたり、キャンプ飯にも使えたり、緊急時などにも使える缶詰を活用しよう!という内容。

ピンチョスとかタパスなど、海外では一品料理としても成立しているツマミ。
美味しく学ぶ授業!

2024年9月9日月曜日

おいしかった授業。


昨年、市民先生養成講座を受講した白形典子さん。
「自分が先生なんて!」と受講時は言っていたけど、よく聞けば「安心安全な食を家庭に提供したい。」という願いがあり、企画した授業が「体に優しい無添加万能タレづくり」。

そして、学んだことの実践として模擬授業を2023年12月に実施すると、参加者から大好評で、授業の終わりに「このタレは保存ができるので、また授業ができたら食べ比べしたいですね!」となり、2024年9月7日に「続・体に優しい万能タレづくり」。その機会がやってきた!

ニンニク、ショウガ、リンゴ、ナシの他に野菜、肉、そして調味料など材料を全て揃えていただき、可能な限り添加物がない品、新物が並ぶ。
ポイントは「旬」とのことでニンニク、ショウガ、リンゴ、ナシは新物が欠かせないとのこと。

万能タレづくりは「切って、混ぜて、煮る」で終わり。一つ一つの材料は知ってるし、味も分かっているのに混ぜて煮ると、アラ不思議!という味になるから、分量って大切!と実感。

試食の献立は野菜炒め&焼き肉。そこへ、昨年12月につくった万能タレと今回の万能タレの味比べに鶏肉を炒めて添える。
写真左側の色味が濃いタレが昨年版、右側が今年版、色味が左側に比べて薄い。味も「まろやか〜!」という意見が多かった。

あっ!五合炊いたお米は、もちろん平岡米(このために一升を確保してた)。

「この授業、来年も続けてほしい!」となり、一年後!?と思ったけど、やはり新物の時期に合わせると秋開催がベストで「来年はもう少し時間をとって、作って食べて持って帰りましょう!」となり、白形さん、参加者同士で連絡先の交換がされて、700回目の授業はこれまで以上に濃くおいしく終了!