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2024年7月27日土曜日

本日も悪役。

ところで、君たちはどうして靴を履いてないのか?

何をしているかと言うと「本日のお菓子2倍チャレンジ!」の様子。
スタッフが作った手作りサイコロ、特別な目的もなく作ったようだけど、子ども達には“何か”を感じさせたようで、「インチキ!このサイコロで、お菓子2倍に挑戦したい!」と言ってきた!

「一日一回、サイコロを2回振って連続で同じ数字(ゾロ目)を出したら、お菓子2倍はどう?」と伝えると、やる気10000%の子ども達!
次々と挑戦するも、なかなかゾロ目が出ない。期待を膨らませて振るも結果に落胆する子ども達・・・。

次々と挑戦者が挑む中で、初めて2回連続(ゾロ目)が出た!歓喜の子ども。
そんな雰囲気に感化されたのか、普段は物静かな子も「やりたいな・・・」とつぶやいたので挑戦すると・・・ナント!その子にもゾロ目が出た。
でも、物静かな子なので私だけが見守っての確認。とても嬉しかったようで微笑む、その子。

結局、2人だけが本日のお菓子2倍をゲット。
すると、どうしてもお菓子2倍をゲットしたい子どもが「先にマス目を言うから(=宣言するから)、振ったサイコロが言った通りに出たら2倍ゲットはダメ?」と提案してきたので「いいね!」と言った瞬間から「“1”を出します!」とサイコロを振る子ども達。

すると、高確率で宣言したマス目と振ったマス目が同じになった子が出て歓喜するも「お菓子2倍チャレンジは一日一回でしょ?」と非情のルールを伝えると「インチキ、ヒドイ!サイテー!キライ!」と言われ放題。

謎解き探偵団!


ふと、アイコンのような並んだイラストに「ナニコレ!?」となる。
よく見ると動物や花など色々なものが描かれていてカワイイ!どうやら「イラストしりとり」のようで面白い!となる。
でも、わかるモノもあれば、???のモノもあり、集まってきた子ども達らと一緒に謎解きに挑む!

左上からリス→スイカ→カイ→イカ→カイガラ→ランドセル→●●●→トマト→トリ→リンゴ→ゴリラ→ラッパ→●●●→リンゴジュース→●●●→カラス→スイミング→グミ→ミルク→クルミ→ミカンアイス→ス(お酢)→スルメ→メダカ→●●●→チクワ→ワンコ→コマ→マクラ→ラクダ→●●●。

難問だったのは「ランドセル→●●●→トマト」「ラッパ→●●●→リンゴジュース→●●●→カラス」「メダカ→●●●→チクワ」「ラクダ→●●●」、分かるようで分からない絵。

謎解き探偵団の頭脳をもっても難しい。
でも、実はそんなコトよりも、かわいいアイコンに魅了されてしまう。

正解は・・・。
「ランドセル→ルーレット→トマト」「ラッパ→パセリ→リンゴジュース→スルメイカ→カラス」「メダカ→カエリミチ(帰り道)→チクワ」そして「ラクダ→ダブルン(誰も知らない、誰?)

2024年7月26日金曜日

多大な協力と理解で今夏もスタート。


今夏も色々な寄付をいただきスタート。
消毒剤やマスクなどの衛生用品、ペンやファイル、ボンドなどの文具類、大小様々なカラフル空き箱、段ボールからの端材、お菓子、コマなどの遊具。そして「平岡米」。
この場を借りてお礼と感謝。
ココ大付属学園は本当に大勢の方の協力と理解で成り立っている。

新しいモノを見るのに長けている子ども達。そして遊びかた&ルールを"その場”で作るのだから、スゴいとしか言いようがない。
早速、寄付された黒い箱を使い、寄付されたコマで遊ぶ子ども達。いわゆる「喧嘩コマ」が始まるものの、上手に回せる子 or 回せない子で勝負は歴然。

すると、誰が始めたのか分からないけど、粘土で錘(オモリ)を作り、コマに入れて重量化してきた!回しやすくもなり勝ちやすくなる。
いったい、こんな知識をどこで仕入れたのだろうか?でも、案の定「それ、ズルいよー」などのクレームが入る。

こう言うのを"知識/知識”と言うのか“工夫”と言うのか?“勝ちへのこだわり”と言うのかもしれない。
と感心していると、すでにコマ遊びは終わっていて、次の遊びに移ってた!素早さも子ども達の特徴!

寄付いただいた多くの品々は、ココ大付属学園で有意義に使わせていただいています。

1,111,111回目。


学長日記のアクセス数が100万回を超えたと書いたのが2023年7月24日。
その一年後に1,111,111回のゾロ目を超える。毎日300回以上の閲覧があった計算。

ココ大を設立して認知度を高めようと考えるも資金がなく、無料で始められるPR手段としてブログに着目し、書く練習にもなるからと、2011年から書き始めて今回で6511回目。
ハッシュタグもSEO対策など、一切してなく、単に自分の内省と言うか思った感じたことを綴ってるだけで、(時々誤解されるけど)報酬もスポンサーもなにもない。

しかし「学長日記を読んでから一日が始まります。」「考えたい時に日記を読んでます。」「隙間時間に読んでます。」など、時々感想が寄せられるのが、嬉しかった恥ずかしかったり。
読者には貴重な時間を割いてくださり大感謝。と、言っても本人は何の忖度もなく好き放題に書いてるだけです。

ただ、好き放題に書いていても、自分では想像もしなかったコトに結びついているのは事実で、コラムやエッセイ、提言などの寄稿を依頼されたり、新聞への依頼、ラジオ構成の素材になったり。「継続は力なり」とは本当。

「学長日記って壁打ちのように読んでます。」と感想を言われたのは先日。(あぁ、そんな風に捉えている人もいるんだ)と気づく。

ちなみに、一つだけ心がけているのは、一過性の時事に参加しないようにしていること。
「Eテレ」のような我が道を行く的な内容を目指して次は1,234,567回。

2024年7月25日木曜日

景色を見たいかどうか。


「早く始めれば、早く失敗して、早く修正すれば、早く成功する。」の“早い”は“若い”ではない話。

仮にAさん、50歳で起業。でもすぐにつまづいてしまった。
でも、つまづいた原因を自分(内)に見つけることができたので、直ぐに改善でき、トライ&エラーを繰り返した結果、早く成果を出せた。

仮にBさん、50歳で起業。でもすぐにつまづいてしまった。
でも、つまづいた原因は社会(外)にあると思ったため、改善策を講じても効果を感じにくく、モタモタした結果、社会に恨み節で事業を閉じた。

この“差”は、内側=自分だから、自身が改善すれば直ぐに反応が得られるのに対して、外=社会に求めた場合、捉え所がないフワッとした課題、改善策になるので反応もフワッとなる点。
そもそも、社会のせいにする時点でアウト。

20代でも同じ、年齢ではなく意欲の話。
誰でも失敗(≒つまづき)はしたくないけど、(大小の)失敗がなくて先はあり得ないは本当の話。かつ、その失敗は一回だけではなく、二回、三回とあるかもしれないと思うとゲンナリするのも分かる。

でも、
二回、三回も経験すれば意欲&精神的にタフになっていて動じず、また失敗の経験から「レジリエンス(回復力)」を得ていると思いたい。

すると「早く始めれば、早く失敗して、早く修正すれば、早く成功する。」の極意は何か?と問われたら「グリッド(やり遂げる力)」であり、やり遂げた人だけが見れる景色を見たいかどうか?という話。

いきなり傑作。


私からは一言も一切、似顔絵を描いて欲しいと言っていないのに、なぜか?似顔絵を描いてくれる子ども達。

ただ、似顔絵だけど奇想天外な似顔絵(例:怪獣のようだったり、仙人のようだったり、なぜか女装してたり、体が動物だったり・・・)も多く、その度に爆笑するからかな?
こぞって似顔絵を描いてくれるので「インチキ似顔絵選手権ができるね!」となる。

そんな中、縦横30cm四方のダンボールに似顔絵を描いてくれたのは初参加の子。
どこで観察していたのか分からないけど、一生懸命に描いたことが分かるタッチ。
突然、「ハイ!インチキ!」と渡されたから驚きと共に大感謝!
「似ている!」「似ていない!」の論争が子ども同士で起きるほどの力作。素晴らしい作品をいただきました。

「描かされた絵」と「描きたいと思った絵」の違いは、線の運びに気持ちが乗っかっているか否か。丁寧さの違いと言ってもいいかも。「飾らせてもらうね!」と伝えると本人も満足げ。

ココ大付属学園は、こんなノビノビであり続けたい
と思った件。

それぞれがそれぞれに好きなコトをしているから、一見するとカオス(=Chaos/無秩序で、様々な要素が入り乱れ、一貫性が見出せない状況・様相を形容する表現)だけど、カオスの先に自浄効果が見えたりするのだから、子供の世界は大人が簡単に測れるモノではないと。

2024年7月24日水曜日

初日を乗り切った!


今夏のココ大付属学園は、30%が初参加という比率。
3人に1人が初めてなので、私たちもドキドキしていたけど、初参加の子ども達の方もドキドキしていて、部屋の入り口まで来たものの立ち止まってしまった子。目をキョロキョロしながら(ココはナニ?と)入ってきた子。保護者の後ろに隠れて入ってきた子。不安で泣き出して出ていった保護者を追いかけた子など、いきなり物語。

しかーし!出会ってから3時間後には・・・。
「(子)私ね、自分が素で話せるのはインチキぐらいかもしれない。(私)そっ、そうなんだ。嬉しいね、ありがとう。」「(子)インチキ先生、これあげる。」と似顔絵を描いてくれる。

「(子)手紙書いたけん、読んで。」と読むと、インチキインチキインチキ・・・と綴られていたので「インチキ先生、いつも親切にありがとう。大好きです。」と勝手に内容を変えて声に出すと「違う!」と叫ぶ子ども。

他にも「大キライ!」と書かれた紙を渡されても「大好きって書いある!」と驚くと、「違う!全然違う!」と全身を使って全否定するものの、顔はニヤニヤする子。
君たちとは、出会ってまだ3時間しか経ってないのに、この近い距離感ってナニ?」と言うと「別にいいじゃん!」と、子ども達の潜在的コミュニケーション力の高さを知る。

前述の不安で泣きじゃくっていた子も「インチキ先生、アヤカさん(スタッフのこと)はどこかな?」と尋ねてきてくれた!
初日を無事に乗り切った!

お手柔らかに。


ココ大付属学園は4回目。1回目から参加の子も多く、そんな子は1年生→4年生に、3年生→6年生となり(当然だけど)、身長が伸びたり、落ち着いたり、声変わりしていたり・・・。成長が分かるのが何だか嬉しい。

ふと気づいたのは春編の時。
1回目から参加している彼らを第一世代と言うならば、春や今夏から参加の子ども達は第二世代。
年齢の差もあるけど、遊び方も言葉遣いも全く違う。これを“幼さ”とも言うけど、同じ小学生ながら、低学年と高学年を分ける理由が今さらながら分かった気がする。

“その差”はお弁当にも表れ、低学年女の子のお弁当を見せてもらうと、積極的に「見てーー!」とお弁当を並べてくれる。

卵焼きはハート型だし、口が小さいからおかずは小さく切ってあるし、色鮮やかな配色だし、フルーツまで可愛い(ちなみに楊枝も可愛く「これは誰?」と尋ねるとクジラだったかな?)
ちなみに高学年だと「なんで、インチキに見せないといけないのさ!」とつれない(涙)

そして低学年の女の子は、いきなり箸をつけるのではなく、(わぁーー!)と感嘆の声をあげて、一度中身を見渡してから食べるのね。
ちなみに高学年は「昨日の残り物だよ。」と現実を教えてくれる。これも成長の一つ。

でも、どのお弁当からも愛情は伝わり、お弁当のない私へは「かわいそう・・・」と嘆いてくれるのも低学年だけ。
高学年は「自分で作らないのがいけない」と手厳しい!

2024年7月23日火曜日

ペロリ五合。


平岡家から七分付のお米20kgが届いた!一升炊きの炊飯器もある!試食してみなければ分からないと言うことで、学生達には「おかずだけ持ってきてね!」と伝えて当日。

私を含めて5人だったので(余れば冷凍しておけばいいか←ココ大付属学園には冷蔵庫がある)5合を準備。機種に最適な炊き方を知り、30分浸して豪熱沸騰開始!

約1時間後、ピロピロ〜♪とメロディが鳴り「お腹すいたね!」となる。フタをあけると湯気の向こうに見えたのは一粒一粒が立っている白米!「オォ〜」と覗いた全員がなる。

試食は子ども達が握る手順と同じに「消毒→衛生手袋装着→おにぎりぽっけ(秘密兵器)に白米入れる→おにぎりぽっけで包む→三角形のおにぎり完成」となる。

実は「おにぎりを握るのが苦手」の学生もいたけど、おにぎりぽっけを使えば半自動的に三角形になるので便利!となる。

そして実食。やや硬めに炊いたのが良かったようで、歯応えもありモチモチもしていてい平岡米のおいしさを噛み締める五人。

「お代わりどうぞ!」とすすめると、4人全員が二個目のおにぎり。今度はふりかけやおかずを入れたアレンジおにぎり。「おいしい!おいしい!」と頬張り、空腹を満たしてくれる。

炊いた5合は釜からなくなったものの、「私、もっと食べられるけどな。」「私もいける!」と、頼もしかった学生達。

ロングライフ商品。


思いつきの日帰り旅行だったから、お土産まで考えておらず。
でも、北海道は松山でも物産展を定期的にするほどの土産宝庫の地。新千歳空港では土産を買ってもらおうと競い合ってPR。

こういう時だからこそ、新規開拓で新しい商品や味にチャレンジ!と思いきや、なぜか定番の品・味を求める自分にビックリ。

複数の店舗をめぐり、カレースープのレトルト、ジンギスカン、六花亭のバターサンド、味噌ラーメン、ロイズのチョコ、花畑牧場の生キャラメル、もろこしチョコなど物色した結果、5種類(ブラックサンダー、じゃがポックル、ロイズチョコレート/チップス、鮭とば)。

鮭とば(鮭を短冊状に切った干物/燻製)は、長男君のリクエストで物色、売り場を見つけると定番の“鮭とば”を発見。「これこれ!」と手に取ったものの、隣には手に取った品の倍ほどの長さの商品があり、ナニコレ?となる。

「ロッキーサーモン(原材料:北海道鮭、塩、香辛料/酒粕)」という商品で大きいし値頃感あるし、知らなかっただけでロングセラー商品とのこと。

大きいから迫力あるし、お土産にピッタリ!ということで長男君は自分用に私はお世話になっている方へのお土産に。

結局、目につく(≒安心)商品は、北海道であっても「ロングライフ(長年、売れ続いている)商品」と言うこと。

2024年7月22日月曜日

やってみて得ること。


情報の渦に溺れているから、実体験がなくとも“そんな気”というか“分かった気”になるのも分かる。
だけど、“そんな気”や“分かった気”はあくまでも脳が描いた想像(イメージ)なので、想像と現実を混ぜては危険!

話せば分かる/理解できることも、実際にしてみると・・・。
  • ダンボールオセロの完成後、マス目を描こうとしたものの、消えるので余っていた毛糸でマス目を作ると十分に機能した、遊べた。
  • おにぎりを握った時、ご飯がアツアツで子ども達が握る時は冷ました方がいいと分かった。
  • カッターの刃が鈍ったので交換と思ったら折らずに一本丸ごと替えようとしたので「折ったらいいよ」と助言したら刃の折り方を知らなかった。
  • 新聞紙でボールを作る時は芯をギュッと固くして作り、布製ガムテープで新聞紙が見えなくなるまで覆う。
  • 蜜蝋を塗る際、布ではなく直に指で触れて塗った方が早いし気持ちい良かった・・など。
つい、企画者は立案しただけで満足しがち(そこに達成感を得る)だけど、実際に手や体を動かしてみることで「良さ」や「改善点」は分かるもの。

こう言う機会がないと経験しないことだらけだった学生達。
もしかしたら「そんな経験、いらないんじゃないの?」と言われそうだけど、学生達は「面白かったー!」と言ってくれたからよしとする。

大学生と準備中。


松山東雲女子大学で教えている「ボランティア論」授業も残り3回。
ボランティア論授業では、期末テストの代わりにボランティア体験を課していて、ココ大付属学園でのボランティア体験がクライマックス。

写真では伝わらないけど「早くっ〜〜!」と声をあげているのは「ココ大付属学園のルール」を制作してくれた学生。
素晴らしい完成度で、いざ貼ろうとしたものの仲間が来ず、手を離せず困っている姿がおかしく、笑ってしまい「後ろ姿だから使わせてね!」と、返事もできない彼女をパチリ。

「先生、ココが破れているので新しい紙で書きますか?」「いや、その破れを活用しよう!」「えっ!?」「例えば何かが“かじった”とかどう?」「あっ!そうか、分かりました。」と、端が破れていても逆転の発想で、子ども達のツッコミポイントをつくる。
破れ箇所は“リンゴがかじられた”デザインになった。

今夏から業務用扇風機が各部屋に導入された!
その威力はスゴいものの、子ども達の好奇心の的になりそうで「触らないって言う注意書きを作ってくれる?」「扇風機に目や口を描いたら面白そう!」とユニークなアイデアに喜ぶも、風力で外れてしまいそうで別案に。

でも、こんな「正解不正解のない問い」へ自分なりに考えて最適解を出す機会は授業にふさわしい。
授業だけど、ボランティアの本質は発意であり、楽しもう!と思う気持ちも発意。

2024年7月21日日曜日

LCCについて。

5分遅れて10分早く着いたジェットスター

(余裕って大事)と痛感したのはLCC(ジェットスター)の利用時。
成田空港駅に着いても搭乗ターミナルは第3ターミナル(≒端)。
改札口を出てしばらく歩き、エスカレーターであがると地上階に出る。

地上階に出てからLCCの搭乗口への案内は、地面に記された矢印に進めばいいのだけど、480m先と書いてあり約5分の距離。建物に入っても更に道は進み、階段を降りてまた進む。
やっとターミナル棟に到着するも今度は搭乗手続き、今回は事前にオンラインでチェックインを済ませていたので待つことなく通過。

搭乗手続きを済ませたので搭乗口を目指す。また階段を上って下りて搭乗口に到着。
駅に到着してから20分以上、今回は途中にトイレにも行ったから約25分。走らずに徒歩時間。

そして帰り。アナウンスが誤解を招いたのか?1人2個、計7kgの確認用計量のはずが「荷物の重さチェックは全員必要」と受け止められたようで計測に長蛇の列ができてしまった。
搭乗時刻になっても列は解消せず、お土産が入った透明バッグを持つ我々は列を横目に搭乗。
そして案の定、出発が5分ほど遅れる。

成田空港からの特急は時間指定だから遅れたら余裕がなくなる・・・と思いつつ、仕方がないと思っていたら、10分早く成田空港に到着した(差し引いて5分早い)。

でも、飛行機から出るのに時間を要したり、端のゲートに到着したので出口まで遠かったりして、1000m以上歩いて駅に到着、特急にはジャストオンタイムで乗車となる。

心に余裕があると、不測の事態でも動じないコトを実体験で痛感。
松山空港の感覚でいると痛い目にあう。

一足早く終了。


2021年から夏休み期間は、日曜日・祝日を除く毎日、6時から20時まで(計14時間/日)、ココ大付属学園に体力も知力も注ぐので、世間よりも一足早い夏休みを終えました。

写真は雨上がりの散歩中に、目に止まった雫で、シャッターを切る瞬間に葉からツルン!と流れ落ちる瞬間の球雫を捉えることができた。些細なことだけど、だからこそ儚い。

今夏は長男君が7年ぶりに帰国したこともあり、これまで以上に話題の多い夏休みになり、先日の「日帰りブラブラ札幌旅」もできて満足。
「小さい頃に大阪での会議に一緒に行って隅で絵を描いて待ってくれたよね、覚えてる?」と彼に尋ねると鮮明に覚えているとのこと。

実家に一人、老いた父はそれなりに暮らしているけど、そこへ長らく入院していた母が退院予定の連絡が入り喜ぶ。

しかし、ヘルパーさんはいるものの「老老介護の始まり」でもあり、入院前に母の世話をしていた父も手放しでは喜べない現実を目の当たりにする。
姉に頼らざるを得ない状況。

札幌市をブラブラしていた時に関東地方の梅雨明けを知る。
そして愛媛でも梅雨が明けた途端、35度&熱風。札幌でビタミンチャージしてきたはずなのに、既に溶けて効率が悪い私。

2024年7月20日土曜日

相乗りケセラセラ。


正論っぽい“できない理由”なら何個でも並べられる自信があるお年頃。
「暑いから。時間がないから。疲れるから。お金がないから。ヒマじゃないから・・・」などを並べる自分が残念で仕方がない。

明日も明後日も日帰り弾丸札幌旅はできないけど、たった一日、それも家族と一緒なら(どんだけ楽しもうか?)が最適解のはず。

本当はアイヌの博物館や美術館、モエレ沼公園、羊蹄山などにも行きたかったけど、市内中心部から往復2時間などの距離では6時間しかない滞在時間ではもったいなく、街をブラブラしようとなる。ある意味、とても贅沢。

だから長男君が行きたかった「アンティーク(骨董)店」をハシゴする。
すると行く先々の店で自分では絶対に探せない、想像しないモノ&コトに出会えて長男君より熱心に見てしまったり(笑)。長男君はデッサンに使いたいアンティーク小物を購入。

また、札幌市内は古着店がとても多くて掘り出し物を探しに何軒もハシゴしたり。古着に縁はないけど、相乗りすると新しい発見が気づきが多かった件。

食事も海鮮?ジンギスカン?さっぽろラーメン?と決めず。たまたま二条市場が近かったので、ウロウロして混んでる店ではなく、離れた店に入ると店主らと話せて楽しかったり。

万人に与えられた一日24時間は平等。かつ、目の前に機会があるのなら躊躇しても、エイッ!と乗っかることも大事。

結局、一日が終わった時に(あぁ、行って良かったな)or(行けば良かったな)をどっちを味わいたいかということ。

思いつきにもほどがある!


関東以北へ行ったことがないと長男くん。それならば・・・と、急遽の計画に選んだのは仙台市。
青葉城や瑞鳳殿、朝市商店街、ケヤキ並木通り、牛タンにずんだ餅などを堪能しよう!となる。
日帰り旅なら、在来線+新幹線+観光で二人で6万円ほどかな?と計算して翌々日の出発を楽しみに就寝。

しかし、何を思ったのか?(在来線+新幹線と同額でジェットスターならどこまでいけるのかな?)となり、試しに成田空港から新千歳空港までを算出してみると同額とわかる!

仙台まで→在来線+新幹線で24,000円/人往復×2名=48,000円。
新千歳空港まで→在来線+ジェットスターで26,140円/人往復×2名で52,280円、仙台に行くよりも4,280円高い。

しかし、ココでテクニック!
新日暮里から乗った京成スカイライナーは2,600円/人往復×2名=5,200円。
ネットで支払いをしようとしたら、ナント!楽天ポイントで支払うことができ、使ってなかった5,200円分のポイントを充当。すると52,280円-5,200円=47,080円と920円(実質的に)安くなった!

(注)実際は新千歳空港から札幌まで2,300円/人往復×2名=4,600円が加算だけど、それでも920円を引いた3,680円は懐具合の許容範囲で納得。

札幌へGO!と決めたのは出発前々日夜、支払いを済ませたのは出発前夜。そして旅の目的はナシとなる。
思いつきにもほどがあるとはこのこと。

2024年7月19日金曜日

私たちはどう生きるか?


ひょんなコトで中学時代の友人に連絡をすると「(中学時代の同級生と)墓参りをしてきたよ。〇〇さんって覚えてる?」と尋ねられ、「ごめん、覚えてない・・・。」となる。

そもそも、“友人が墓参りへ一緒に行ったという中学時代の同級生”も覚えてる人がいたり、覚えていない人がいたり、一緒に過ごした仲とは言え、記憶は曖昧を痛感。
他にも中学、高校の同級生で既に亡くなっている方はいるようで早すぎる逝去に合掌。

「恋は五・七・五!」で俳句甲子園を目指す高校生の話(映画)で、2004年に松山市で撮影された映画。物語で中村靖日さんはライバル高校の学生の一人で、この時、既に30歳頃で学生姿に「いやぁ・・・」と照れ笑いしてた撮影現場。
規模も大きくない作品だったので、キャストたちとも距離が近かった撮影現場。
2024年7月11日に逝去。51歳。

渡米して最初に見たドラマは「ビバリーヒルズ青春白書」で、出演していたキャストたちの美貌に(さすがアメリカ、ハリウッドだなぁ)と別世界を感じた19歳。
その中でシャナン・ドハーティーは印象的だったけど、2024年7月13日に逝去。53歳。

ほんと、“その時”はいつなのか自分にも誰にも分からない。ある日、突然ということもあり、精一杯過ごせたらいいね、となる。
ラオウも言いました「我が生涯に一片の悔いなし」。

仕事です。


「世界の中心で、愛をさけぶ」
の時は、(その年の興行収入No.1を記念して)豪華DVDボックス、「がんばっていきまっしょい(TV版)」ではスポーツタオル、「恋は五・七・五」ではクリアフォルダー、「三丁目の夕陽(大洲市での撮影が予定されていたもののなくなった作品)」では“鈴木オート”の刺繍入りジャンパー、「リバース」では砥部焼、「こんな所で裏切り飯」では番組名入りのニット帽子、「離婚しようよ」ではタイトル名入りのマグカップなど・・・。

他にもTシャツ、トートバッグ、メモ帳、ステッカー、お菓子、ピンバッジ、ボールペン、うちわなど、色々なオリジナルグッズが作られるのはPRのため。

今回の「笑うマトリョーシカ」ではステッカーが配られた。で、もう一つ“ピンク色の筒”もいただき(これは何だ?)となる。外見からはサッパリ分からない。
説明書きを読んでみると「筒型のテッシュペーパー入れ」と分かり、へぇー!となる。ちなみに既製品のテッシュペーパーを丸くして入れたら“詰め替え”としても使える便利もの。

世の中には色々なグッズを考える人がいるもんだ・・・と感心。
今更ながら、今までのグッズを保存していたら展示会などができただろうな・・・と。

個人的に執着心がないので、お世話になった方々へ渡していて手元にない。
これまでのポスターやチラシもない(かろうじて「離婚しようから」。バスカヴィル家の犬の最後のポスターも差し上げてしまった。)

時々「(有名人の)サインもらえるんでしょ?」と言われるけど、一枚もお願いも貰ったこともない。仕事ですから。

2024年7月18日木曜日

草の根国際交流。


パーシャくんはロシア出身の25歳、カザフスタン国境に近い地域に住んでいるとのこと。
メイさんはミャンマー出身の24歳。二人とも創価大学の4年生。妻もそうだけど、最近は学会員ではない留学生も増えているとのこと。
我が家の長女、長男と同じ年頃で、初対面だったけどワイワイ、草の根国際交流。

パーシャは絵を描いたり、アートが好きで、甘いものが大好き。
メイは映画やドラマが好きでフィルム・コミッションについて話したら「出演したい!」と。そして刺身が大好き。やはり日本の食は格別なようで、味の話は止まらない。

この日はタコパでおもてなし。メイの好奇心は旺盛で「やってみたい!」と、たこ焼きを箸でグルグル回して形を整えてくれる。そして揚げ玉、ネギなどを乗せて「オイシー!」となる。
その横でパーシャとはウクライナとの戦争や政治について意見を交わしたり。

こういうホームパーティーは、留学生にとって思い出深い出来事になるのは私たち自身が経験済み。
同世代では友達が作れても、家族との交流(お招き、家族団欒など)は意外と少なく、30年以上前の出来事でも温かく迎え入れてくれた思い出は色褪せない。

最後は長女長男の誕生日、パーシャ、メイが来てくれたことなどを祝してアイスケーキ。その瞬間を記念撮影。
「日本のケーキ(スイーツ)は甘さ抑えめで良い、これは本当においしい!」と感激して食べるパーシャ。

大学4年生の二人は日本での就職を希望して内定もゲットしたとのことだけど、社会人としては不安もあるようで「いつでも何でも相談に乗るから連絡して!」と妻、長女。
できるコトをコツコツと。

700回目。


2011年6月4日に第1回目の授業から13年と3ヶ月後、授業回数が700回目を迎える
ことになった!

単純計算で年間53回(一年は52週だから毎週実施した計算)だけど、2020年4月から2023年5月まで授業が全く行えなかった3年間。

当時は「集まってはいけない。」と、今では考えられない方針に、ココ大の存在意義も危ぶまれ事業形態の変更(現在は市民先生の育成や授業構築ノウハウの指導などが多い。)を余儀なくされる。

それでも13年余りの間に市民学生の登録数は2100名を超え、市民先生も360名を超えて【愛媛県で最も大きな市民大学】になった。

最初は市民学生も市民先生も0人(当たり前!)から始めたから、ここまで成長できたのは偏に市民学生、市民先生、協力者、応援者など大勢の人が面白がってくれたから。これに尽きる!

私自身、最も多くの授業を企画立案した傍で、授業にも最も多く参加もしていて、毎回得るものが多いのだから感謝しかない。

これだけ授業数が増えると「どの授業が思い出深いですか?」的な質問を受けるけど、あえて言えば「ゲストをお招きした」授業で、理由は気づきの種類、数、切り口が多いから。

13年で開催数5回の「ラーニングBAR」は、その一つで「気づき方」もユニークだった授業。
また行いたいけどエネルギーがとっても必要なのよね・・・とアイデアキラー。