「ザ・ノンフィクション」でパンづくり修行に上京したものの、絵に描いたようなダメッぷりの男性主人公は21歳の愛媛県松山市出身。
もう一人の21歳の女性主人公は、“出来すぎ”なほどで、二人のコントラストが激しすぎて番組的には面白いんだけど、彼の親はどんな気分で番組を見るのだろうと余計な心配をしてしまうほど、ダメだった。
印象的だったのは番組ナレーションも彼の良い所を一生懸命に探してフォローした演出。
結局、1年で辞めて故郷(松山)に帰ることになった。だけど唯一の救いは21歳と若いこと。
早く失敗して早く出直せれば経験値として学びになるから、頑張ってねと。
そんな番組を見終わったあとに、気分転換に「母さんに騙されて」というNETFLIXのドキュメンタリーを見たら、「ザ・ノンフィクション」なんて比にならないほど、救いようがなく、終始信じられず、最後も後味が悪いまま終わる・・・という、かつてない問題作。
一つ明確だったのは「世の中には本当に邪悪な人間が少数だけど必ずいる。」ということ。
更に最悪なのは、邪悪な人間は他人を貶めようが傷つけようが全く気にしない。
だから被害にあった主人公を貶めた犯人は「サイコパス、ソシオパス」なんだけど、それが他人ではなく、40年以上も行方不明だった現在80歳以上で余命半年と言うの実の母親から突然連絡があり、主人公を精神的にズタボロに貶めるのだから、こんな理不尽、同じく多額の金銭被害を被った友人たちも怒りのぶつけ所が分からず、(これホントなの?フィクション?)と疑ったほど。
最後も突然連絡が途絶えた母親。
だけど、ある日息子に電話をかけて「あの時はごめんなさい。仕方なかったの」と何事もなかった喋り口に、ゾッ!として、後味悪く終わり「ザ・ノンフィクション」の彼のことなんて、小さい!と思ってしまった件。
だから被害にあった主人公を貶めた犯人は「サイコパス、ソシオパス」なんだけど、それが他人ではなく、40年以上も行方不明だった現在80歳以上で余命半年と言うの実の母親から突然連絡があり、主人公を精神的にズタボロに貶めるのだから、こんな理不尽、同じく多額の金銭被害を被った友人たちも怒りのぶつけ所が分からず、(これホントなの?フィクション?)と疑ったほど。
最後も突然連絡が途絶えた母親。
だけど、ある日息子に電話をかけて「あの時はごめんなさい。仕方なかったの」と何事もなかった喋り口に、ゾッ!として、後味悪く終わり「ザ・ノンフィクション」の彼のことなんて、小さい!と思ってしまった件。