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2024年1月31日水曜日
私小説のように。
1月その他。
1月はこの日記で70回目=70回目のアウトプット。日々の出来事の多くは忘れてしまう。
書いても内容を忘れてしまう中で、残すことで当時の書いた背景などを“もう一人の自分”を私小説のように楽しむ。
昨年に続き、香港FIMARTへ参戦することになり、昨年と同じホテルに宿泊と思ったら二度見するほどの「爆上がり」だった!
日中は会場だから、ラグジュアリーじゃなくてOK!だから、別ホテルを予約するも全体的に宿泊料が「値上がり」してる感じ。一泊5万円以上なんてザラ・・・。
会場から遠くなったけど、行き帰りの街中散策が楽しくなるー!はず。
「刷新しますから・・・」と言われ、退任の“つもり”だった講座。本業でもないので気にせず過ごしていたら、刷新はパワーアップという意味で、以前にも増して熱い依頼が届く。
道端で知人を見つけたので声をかけたらアッー!となり、立ち話で喋っていたものの、お互いに喋っている内容が違っていたことに気づくのに2-3分かかり、(ヤダねー!)と老いを確認したのは共通だったり。
市役所時代に面白がってくださった先輩と散歩中に出会ったり、来年度の予定が入り始め、12月の予定を抑えられたり、突発的な撮影相談に対応したり、濃かったから70回もアウトプットしたのかと振り返り。
過ごし方で変わる未来。
ココ大付属学園は学童保育、児童クラブと似て非なる取り組みだけど、基準などは遵守しているから「児童福祉法第6条の3第2項目」の福祉事業と言える。
愛媛県の基金を活用した松山市の補助事業をココ大が預かり、長期休暇に運営している。
子ども達を預かるから単に子どもだけに益が享受されるわけではなく、共働き率が70%以上といわれる保護者が安心して働ける労働環境のサポートだったり、引いては経済にも地域や県、国へと繋がるから学童保育、児童クラブって大切な役目というのが3年間携わった感想。
学童保育施設は全国に2万4千ヶ所(計算方法を変えると3万5千という数字もある)
ココ大付属学園が似て非なると書いたのは、松山市の事業だから届出などをしていないから。ただ、義務ではないので届出なしの民間などによる所も多く、その運営母体は公営が約28%、民営(社協、地域、保護者、NPO法人、企業など)が約72%。
ココ大付属学園を運営していると周りから「同じようなコトを始めたい」と相談される時がある。
でも、現実的に考えると補助がなくてはまわらない構造なのは明白。
少子化で子ども達へのサポートが細分化かつ包括化する中で、「子ども達の放課後の過ごし方が後に影響する」という記事を読んで考えさせられた件。
2024年1月30日火曜日
松山東雲女子大学生振返授業。
夏も冬もココ大付属学園に参加してくれた松山東雲女子大学生の振り返りをオンライン視聴。
- 子ども達と関わる際は、表情豊かに大きなリアクションが良いと分かった。
- 子ども達の行動や気持ちの背景を理解して対応する大切さを実感した。
- 自分から子ども達を信じることで、強い信頼関係を築けると分かった。
- 一人一人に合わせた声がけや臨機応変に広い視野で接することを学んだ。
- 子ども達とコミュニケーションを深めれば信頼関係は築けると分かった。
- 気持ちを受け止めながらも、ダメな時はダメとハッキリ示す必要さを学んだ。
- インチキ先生が遠慮せず注意できるのは信頼関係が成立しているからと知った。
そして、学生からのエピソードが紹介される。
一緒に遊ぶと思いきや一人、ポツンと外れた子がいたので大学生が声をかけたものの「あっちに行って!」と冷たくあしらわれてしまう。
訳が分からず、冷たい言葉を言われた学生は“時間を空けてから、程よい距離感で話しかけた方が良い”と思ったが、実際は直ぐに声をかけて距離を詰めて話を聞く方が良いとインチキ先生の行動を見て分かった。
大学生の判断は正しくて優しい、多くの人も同じ思う。しかし、私の場合は子ども達と信頼関係が築けていると思っているので、異変に気づいたら直ぐに「何があったか聞かせてよ」などの声がけをする。
すると子ども達は大人が知らない・気づかない点に不満を持っていたりする。
大人だったら自浄できるけど、子どもには未だフィルターはなく、即対応が最善策とコメント。
自慢できても撮影できず。
「離婚しようよ」の話題も一区切りして、年明けは「こんなところで裏切り飯」からスタートした2024年。既に撮影相談を受けたバラエティ番組などは放映されていたり。
個人的には昨秋に「素材撮影です。」と相談されたヤクルト1000のコマーシャル(坂本龍馬がCGで登場)の実景は、愛媛県でも撮ったはずだけど使われたのか確認できず。
楽しそうな撮影と期待している撮影が保留になる。話題になるはずだから、中止にならないで欲しい。
立て続けに山岳地域での撮影相談が入る。だけど12月から通行止めなので目的地まで行けないと伝えると「愛媛って雪が積もるんですか?」と驚かれ「スキー場は3つ、西日本で最も高い山は愛媛県にありますからね。」と自慢できても、撮影はできず・・・。
一つは断念、もう一つは一度、バラして再検討とのこと。
雪と廃坑なんて幻想的でいいと思うけど凍えてしまう。でも、通行止めを逆手に取れば誰もいない場所なので、イメージ通りに撮影できるかも。雪原での大規模撮影もいいかもしれない。
愛媛に「宇宙モノ」「戦隊モノ」や「ラブストーリー」とか来ないかなあ、過去に「宇宙戦艦ヤマト」「ガメラ」や「恋は光」などの相談はあったものの撮影には至らず。
いっそのこと、市民参画で物語をつくり撮影を誘致・・・もアリだけどご当地だけで満足してはいけない・・・と指摘したばかり。
2024年1月29日月曜日
毎日がONとOFF。
あきたロケ支援ネットワーク(秋田県)からの依頼で作成中だった資料にメドがつく。先日は愛媛県知事が秋田県を訪れて秋田県知事と一緒に愛媛県産品をPRするまでになったご縁。
実は秋田県内のフィルム・コミッションなどを対象にした研修は昨年に続き今回で2回目。
今回は「具体的な実務、愛媛県の事例など」も交えてというコトだったけど、生々しい話も多くあるので一部、取り扱い注意の資料となってしまった。
区切りがついたので散歩へと思うも、また松山城か・・・と、休日だし天気も良いので松山市総合公園へ行こう!となる。
スタスタ歩いて約35分で総合公園の展望塔に到着、カップルや家族連れ、シニアご夫婦の他、ランニングなど「まるでドラマのワンシーン(ボール投げ、追いかけっこなど)のような」光景に撮影隊がいるの?と思ったほど。
いつもは松山城からココを通して瀬戸内海を眺めているけど今回は松山城を通して石鎚山系?を見る、それにしても街中にコンモリとした松山城。実景に使える。
日光を浴びながら「冬季鬱って日光浴で改善されるらしいよ」という言葉を思い出してジッ〜としとく(笑)。
土日も関係なく、毎日をONとOFFとで切り替えてる働き方。次の資料は沖縄県からの依頼。
ゼロイチの次は。
新しく組織を立ち上げて頑張る!と当人。「それはスゴい!いいね」と私。その新組織は社会のニーズへ対するウォンツなのか?自己のニーズを叶えるウォンツなのか?を尋ねると「社会のニーズ(課題)へ対するウォンツ(解決手段)」とわかる。
「社会のニーズに応えるって、よほどのコト(例:時に自分より優先されるから)だけど、その熱量はどこから?」「放っておけない性分なんです。だから、周りに迷惑をかけたこともあります。」
放っておけない人がコトを起こす時、とりあえず環境をブルドーザーのようにゴゴゴッー!と整備するけど、次に投入が必要なヒトモノカネジカンなどの資源(リソース)が必要と分かっていても気が回らない人多し。
そんな時は全てのリソースを同列(フラット)に捉えるのではなく、優先順位(プライオリティ)で考える必要があり、更に言えば、優先順位をつけたとしても、入手の可否や調達方法がある。
例えば買うのか?借りるのか?貰うのか?お願いか?など、リソースごとに手段を考える必要がある。
いわゆるゼロイチが得意な人特有の性質というか、思い立ったら細かいコトは後にして力技で環境整備に注力するけど、「じゃあ、その後どうする?」で悩むという問題。
相談と言うか報告というか意見交換というか、わざわざ会いたいと言ってくれるコトに感謝。
ゼロイチの後はイチニのために休憩、コーヒーブレイク。
2024年1月28日日曜日
完全な手段の目的化。
当初の予定から大幅に変わった一週間。この機会に振り返りしようと自宅に篭った一週間。
とは言え、朝から晩までアパートに籠るのどうか?と思い、年末年始に体重が増えたので「よし!この一週間は松山城にあがるか?それとも10,000歩以上/日歩こう!」と謎の決め事を決行した一週間でもあり、達成した一週間でもあった。
なので、凍える中の朝散歩、打ち合わせも徒歩移動、そして夕暮れ時に合わせて松山城と時間を作る。
時間は本当に不思議で、無意識で過ごすと溶かしてしまう、意識すると途端に有益に思えるから“意識するコト(どう過ごすか?)”って大切。
で、アホなコトにも気づく。「松山城に上がる or 10,000歩以上/日歩く」の条件で良かったはずが「松山城にも上がる & 10,000歩以上/日歩く」というダブル条件をクリアしたので、(達成できるんじゃない?)となり、仕事のペースを調整して時間を捻出。
オンライン会議も歩きながら参加してしまう(爆)
当然、歩き続ければウォーキングアプリにも歩数が加算され、ドリンク1本ゲットのタイミング。楽天ポイントもつき良いコトづくめ。
でも、減量への挑戦だったのに、歩けば腹も減りモリモリたべて変化ナシ。達成できたものの目的は達せず、完全な【手段の目的化】。
稼ぎに方に抜け道なし。
一度きりのイベントなら勢いで乗り切れるから何も言わないけど、イベントでも来年も再来年も続けて、更には地域へインパクトまで出そうと考えているなら一先ず・・・。
行動を共にする仲間は中核だし、その周りは場所の提供者や時間を割いて参加のボランティアも直接的協力者。
コンセプトや行動に共感してSNSで情報発信やエールを送ってくれる友人などは間接的協力者。
会ったこともなく顔も知らないけど、友人らの情報発信などで想いに共感した不特定多数者も間接的協力者。
次に取り組みに必要な資源(リソース)の過不足を挙げる。
人(スタッフ)、物(場所や機材)、金(活動資金)、時間(注力できる時間)などを必要順にリストアップして、足りない場合は「買う、借りる、貰うなど」の手段まで考える。
そもそも、取り組みの構想段階で「しなくてはならないコト、できるコト、したいコト」を明確にしておくことが必要で「したいコト」を優先にしたいけど、最初から「したいコト」は叶わないことが多いから「しなくてはならないコト、できるコト」から始めるのが稼ぐにも繋がるから賢明。
結局、稼いで循環させないと成果は創出できないしインパクトも生まれないから【どこで誰からいくらのお金がどれほどの頻度】で稼げるかは公益事業だけでなく、フツーの事業でも同じということ。
2024年1月27日土曜日
闇。
前年より15件多く、過去5年間では最多、過去10年では2番目に多い倒産数。負債総額の225億円も過去10年で2番目に多いとのこと。
業種はサービス業が16件、建設業と卸売業がそれぞれ9件、製造業と小売業がそれぞれ7件。
コロナ禍に企業の資金を支えてきた実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」の返済が本格化したから、2024年は返済が追いつかず、倒産件数は過去最多になるという予想。
こういう状況になるのは分かっていたこと。
ココ大の経営を心配して金策の相談はあったけど丁重にお断りして、月30万円の返済を続けて完済したのは2023年の話。
踏ん張ったことで、無借金経営になり負担ゼロ、ストレスフリーで軽やな経営になった。
そんな傍で「給料の支払いが遅れて・・・」「(勤め先が怪しいので)3月で退職します。」などの話が聞こえ始め、一緒に仕事してた人は何の連絡もナシに突然辞職してたし、契約満了などで働きたいのに辞めざるを得ない人もいたり・・・。
そこへ今度は「人手不足」で人が回せないという話も。
どういうこと?となる。
今後、更に人手が少なくなるのに、辞める・辞めざるを得ない人が多いと感じる不都合な真実。
サイコ・ゴアマン!
古くはバットマンから始まり、最近ではLIFT/リフト、ワイルドスピードシリーズ、6アンダーグランド、オペレーション・フォーチュンなどの作品は、そもそもの設定が「大金持ちor裕福な主人公」だから不可能がなく、ご都合主義も多く緊張感がヌルい。
観なきゃいいんだけど、観てしまい(あぁ、また時間を溶かしてしまった!)と後悔しても後の祭のアホ。
金庫破り、ハッキング、敵地潜入、騙し合い、操縦には高度な知識や技術、機材が使えるなら、(そんな高度な知識や技術があればワルサをしなくても稼げるだろ?)と思うのは凡人か、スリルなのかな?
さらに全員が美男美女だから全然共感できない。あぁ、心が擦れている。
そんな中で遂に「サイコ・ゴアマン」が配信されていて即鑑賞。待ってました!
ぶっ飛ぶ血飛沫やグロ演出、何とも表現しがたいチープさ満載なのにクスクスと笑いが随所にあるって才能!
スーパーヒーロー作品にも飽きてたから、こんなB級テイストを欲してた感を満たしてくれてサイコー!
荒唐無稽だけど、最後に辿り着くのは全員が「愛の存在」に気が付く点で、SFホラーコメディドラマと要素いっぱいの作品。こんな作品が大好きなんだよ!
スゴいよ!愛媛県。
「2024年版第12回 住みたい田舎ベストランキング(宝島社【田舎暮らしの本】2024年2月号/人口10万人以上20万人未満の市ランキング)」で、若者部門&単身者部門1位、子育て世代部門1位、シニア世代部門1位、そして総合部門1位が2年連続という快挙!という今治市のポスター。そうなんだ!
日本には1718の市町村があると言われ、うち今回のランキングで対象となる/人口10万人以上20万人未満の市は全国で152箇所(2020年国税調査調べ)。
あれ、でも愛媛県の発表では671の自治体からの回答となってた(全国の市町村を対象に移住支援策、医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数などを含む279項目のアンケートを実施)。
まっ、興味本位のネット調べなので参考程度。
特記は2023年度第11回ランキングでは、総合部門第1位の今治市に続き、総合部門第2位も西条市だったとのこと。
全国には1718の市町村があり、条件などを加味してもワンツー!ってスゴすぎ愛媛県!という感じ。
ちなみに松山市は20万人以上の市総合部門で第一位。
すると、自動的に(南予地域はどうなの?)と、ランキングという性質上、知りたくなってしまうけど、そこは無意味なコト。
市町村単位ではなく、愛媛県が魅力的ということが全国へ堂々と言えれば十分。
PEST素材としてメモメモ。いやはやスゴい。
2024年1月26日金曜日
3,000万人に増やせる。
![]() |
| T'sカフェ玉屋のショートケーキ&ピスタチオのケーキ |
1泊2日の調査に計15回目の日記を書いてしまった。
それだけインプットに対してアウトプットが必要だった・・・と言うことだけど、11月の2回と今回の計3回の調査で辿り着いた境地はどこかと尋ねられたら「編集&デザインの必要性」を痛感した。と答える。
しまなみ海道&ゆめしま海道には魅力的なコンテンツが豊富なのは知っていたけど、体験して“やっぱり”と感じる。
ただ、それらのコンテンツは「体験して初めて感じる良さ」というやつで、「体験すれば分かる」は「体験させる所(≒動機づけ)までが大変なんだよ!」となる。
その通りで、わざわざ時間とお金を費やしてまで“その気”にさせるのは至難の業。
そこで登場するのが良くも悪くもSNSで「ナニコレ?」「スゴい!」と感じてもらう演出が必要で、これらは編集やデザインに左右される。
実際に「未来の丘」「果輪弥」などはSNSを参考にした。
すると今度はデザインさえ良ければいいのか?となるけど、デザインの上流にある「編集(≒資源化、素材化)」が最も大切と思っていて、扱いやすくしないとデザイン力は発揮できない、多くの人に伝わらない。
日本最強のコンテンツでも編集もデザインもしなければ、ただのモノコトで、本当にもったいないと思う。
令和4年度の愛媛県の観光客数は延べ2,000万人だけど3,000万人にできる!と言いたい。
季節つれづれ。
愛媛県内では40種類以上の柑橘が育てられていると教えてもらったけど、「シークゥワーサー(黄金/クガニシークゥワーサー)」は入ってなかった記憶。大三島の道の駅で販売してた。
8年間農薬散布ナシという表示は「無農薬」と言っていいのかな?
「えっー!とても珍しい」と同行者が購入。10個以上入って350円/袋って手頃感アリ。
愛媛県ではレモン栽培も盛んだけど、広島県は瀬戸田町へ行ったら「生産量日本一の表記」には敵わない・・・となる。10個600円/盛は安いと思う。
大都市などニーズの高い地域へ持って行けたらセドリができてしまうかも。
アマルフィの巨大なレモンシャーベットを思い出す。
今の季節は柑橘が実るハイシーズンだから、レモンの他に、温州みかん、はれひめ、ポンカン、八朔、伊予柑などで店頭はオレンジ一色で映えてた。
「まるまど」でも“せとか”をいただいたし、他でも袋一杯に柑橘を詰めてくれて「持っていって!」と渡されたっけ。そして、どれも美味しい柑橘。
「ノラ伊予柑」を見つけたのは松山城で。離島でも「ノラ柑橘」は道路沿いなどに実っていて放置されてた。「ノラ檸檬」があったら・・・と思ったり。ダメダメ!
行けば動けば柑橘だらけだった2日間。
ご当地食自慢。
伯方島の道の駅「マリンオアシスはかた」では、「総重量3.5kgのデカ盛りラーメン!」の挑戦者を募集してた。写真は美味しそうだった。
「これは一人で挑戦するんだよね?皆んなで挑戦したらダメだよね?」と、主旨を理解してなかった私に周りは苦笑。
制限時間は20分!失敗したら3,300円を支払わないといけない(完食したら無料)。
生口島の瀬戸田町商店街を歩いていたら、「コロッケ(120円)」の看板を見つけて近づくと親子3人が並んでいて、「これは?」と声をかけたオジさんは「コロッケ?隣の店だよ」と無関係者だった(爆)。
でも「全国的に有名なんだよ!美味しいよ!」とフォローするので、並ぶとすぐに男性2人も後方にならび一気に9名が待つ事態に!
肝心のコロッケ(120円/個)はアツアツで、味はコロッケってこんな味だよね・・・。と、自分の期待値を勝手に上げすぎていて猛省。
小雨が降り出し、エイッ!と入ったのは「行列ができるカレー屋」とうたってた古民家を改装したカフェ&レストラン。
こういう店で多いメニューはカレー。「レモンバターチキンカレー&欧風カレーのあいがけ(1150円)」と、ご当地カレーがあったので選択。
全体的に甘めだったけど美味しかった。あいがけなので味変も楽しめた味。
帰りは「ローストチキン(400円)」を見つけて同行人が購入。ご当地をしっかり食べる。
2024年1月25日木曜日
したくもないのに。
「したい理由」より「できない理由」を考えた方が簡単。眠い、寒い、暗い、着替えが面倒、気持ちが乗らないなど挙げたらキリがない。
エイッ!と外に出て更に後悔、強風だし寒いというか冷たいし・・・夜も明けぬ暗闇は街灯が頼り。袖から手が出せずスタスタ歩き始めるも体が温かくなるのは20分ほどしてから。それまでガマン。(ハァ〜寒い)など雑念がよぎる。
堀之内公園辺りにさしかかる頃には温まり、暗闇の中、散歩の人やジョギングの人、愛媛マラソンが近いからか走っている人が最近増えている。
猛ダッシュしてる人もいて「やってる人はやってる。」を目の当たりにする。
この頃になると周りの“やってる人たち”に感化されて腕をグルグルまわしたり、早足になったり、“それっぽく”振る舞う。
アパートに戻る頃はポカポカ、約3,500歩の朝散歩。
極寒で宇和島や大洲では降雪、強風で鼻水が出るほどなのに、松山城にあがると汗ばんだものの次に襲われるのは冷え。
でも辺りにはジョギングしてる人や犬の散歩、短パンでダッシュしてる人も。
名前も素性も知らない人だけど「やってる人」。
別に誰からも「しろ!」と脅されたわけでもなく、やらない理由はたくさんあるのに、する理由は何か?分からない人=自分。
信じるか信じないか。
肯定でも否定でもなく書くつもりだけど・・・。
子供の頃は超常現象系が大好きな「ムー少年」で、小学生の時に1999年の7月にノストラダムスの予言で地球へ隕石が落ちてくる・・・という予言に衝撃を受けた思い出。
実際には何も起こらなかったけど。
そして、いつしか“そんなコト”は忘れてしまい、ひょんなことから偶然に再会をした方と会話をすると。
「2013年にロシアで隕石(=小惑星)は落ちたでしょ?(NHKによると直径17m)、あれでも最小限の被害だった。宇宙人が助けてくれたのよ。」と教えてくれ一同ポッカーンとなる。
「宇宙人は既に地球にたくさんいて、宇宙にいる星(宇宙船だったかも)と連絡を頻繁にしている。」星(宇宙船?)の数はたくさんあり、地球だけに生命体が存在していると思う方が変なのは理解&共感。
そして「2025年7月5日の4:18にフィリピン沖に小惑星が落下する。そのエネルギーは、震災などの比ではなく経済は破綻、自給自足の生活を余儀なくされる。」的な話に言葉が出ない。
「おかしいでしょ?私」と言うあたりは、自覚されているのか?でも、優しさと慈愛に溢れた人柄には変わりなく。お土産に大量の柑橘をいただく。
「あの方は(周りに変と思われても)使命感ですよね?」と帰り道。
読まれていた&積まれていた本はアート系から哲学系、歴史系など幅広く、たどり着いた悟りの境地なのか?
2025年7月と言ったら来年じゃないか!
完全に異世界。
猛省。以前に行ったことがある場所は新鮮味(≒驚き)がなく、(まぁ、特に変わってもないだろう)と、特別な記憶も残っていなかったので消極的だった耕三寺。
それが天候も曇天だったにも関わらず今回は楽しく面白く見学できたのは、同行者にも関係してるのかな?
以前は「中国映画のセット」にしか見えなかったけど、今回は「天下一武道会の会場」にしか見えなかった平等院鳳凰堂を模した本堂。
前回は入らなかった「千佛洞地獄峡(長さ350m、深度15mの洞窟に千体の仏が地獄と極楽を表してる洞窟)」の媚びない過激な描写演出に驚嘆してると、出口で待ち受けていたのは高さ10mの救世観音大尊。
そして「未来心の丘」へ、全く知らず。同行者も「インスタで知ったんですよ。」と、20年構想がSNS時代に合致して若いカップルが多かったこと。
それもそのはずで完全に異世界。白い大理石(イタリア発掘)の庭園は5000平方メートルとのことで完全に「アナと雪の女王」のセット。いや欧風のコマーシャルセット、戦隊モノの悪の基地としてもいける!スターウォーズの惑星「ホス」かもしれない。
カフェあり、アルコールなどの提供に(お寺の敷地内だよね?)と、スケールと世界観に超驚き。
*モニュメントそれぞれには、仏教の教えが反映されていることを添えておく。
入場料1400円/人で、これだけ楽しかったら(失礼!)お得。さらに隣接する耕三寺は無料入館、平山郁夫美術館も割引されるからお得と言わずして何を言う感じ。
2024年1月24日水曜日
アンフレンドリー。
8:30からの開館は行きやすい。入場料は1,000円/人。だけど、マスク着用が求められ「エッ!」となりヲタヲタしてると「マスク差し上げます。」と窓口からマスクが出てくる。
入り口で靴を脱がないとならず、高齢者や外国人、ブーツの人は困ってしまう(腰掛ける場所もなかった)。入り口ドアは手動で建物に入った第一印象は暗くて静かで独特の古い香り。
それもそのはずなのか、展示物を見ると、いきなり歴史上の超ビッグネームが奉納してた。次の展示も次の展示もビッグネーム。それが、あまりにも質素に小さくサラッと書いてあるので時に見えにくかったり。
奉納者は分かっても奉納された由来など、当時の説明が一切ないので、展示物からしか想像できず、また館内は一切撮影ができないので、記憶にしか残せず、見てもPRできない。
個人的には「名称や説明が多言語が一切されていない」のは最大のもったいない点で、館内に外国人は0人だった。そもそも日本語でも難しい表記・表示。
超有名な武士や時の権力者などの数々の逸品(それも「重要文化財」と朱文字でサラリと書いてある)がズラリと並び、何度も訪れいるけどその度に驚く。それだけスゴい展示物。
「国宝」が並ぶ別館は、凄まじいドヨ〜ンさで歴史の圧を感じるほど。
後世にこれだけ残っているのはココだけ。
儲ける必要はないかもしれないけど、日本最強のコンテンツと思われるのに、アンフレンドリーな博物館で、これは日本の撮影にも当てはまるかも(アンフレンドリーと言われた過去を思い出す。)とブーメラン。
ミュージアムショップもカフェもなく、トイレは古い。フレンドリーな施設に行ったので比較してしまった。
フレンドリー。
入館料は1,000円。天井が高く開放的なロビーは自然光が入り明るい。ゆったり座れるイスもあり、ガラス越しに庭も見える。床はフローリングで、靴を脱がず土足で鑑賞できるのはシニアや外国人にも優しい。
作品紹介にヘッドホンを無料で借りることができ、イヤホンジャックではないUSB-Cタイプもアダプター付き。
作品の紹介以外に作者の経歴、テーマについてなど60インチほどのモニターで映像紹介していた他、40席ほどのミニシアターでは3部構成(各数分ずつ)のドキュメンタリー映像で紹介。制作はNHK系でナレーションも聞いたことのある声だった。
幅広い通路の壁には作品が即売展示され、100万円/枚ほどの作品もあったり。
カフェも併設されていてコーヒーやホットレモン、スイーツが食べれて休憩もできたり。
小さいながらもミュージアムショップもあり、商品は充実していた。
ミュージアムショップ脇にあったトイレも綺麗で清潔感があった。
功績の年表が大きくパネル化されていたり、作品の遍歴なども紹介されていて、鑑賞に必要な情報をインプットしてから作品を見せていたので、作品がスンナリ入ってきた。
洞窟内を凹凸なども細密に再現した展示もあり、懐中電灯で見せる“飽きさせない”体験型演出に、さほど興味がなかった私にも刺さる。
チケットは近隣施設の割引にも使え、閉館まで再入場も可能だったのでお得だった件。
再会。
待ち合わせ場所は、大三島I.Cを降りたら右に曲がり、左手に甘崎城跡(大潮の時に干上がると現れるエンジェルロードが知る人ぞ知る場所)を見ながら進み、右手の小道に入り「ココかも!?」と、オシャレな佇まいから店と分かり、ここが「果輪弥(カリンヤ)」。
ほどなく、前回のしまなみ旅でお世話になった大谷さん登場。「ごいた」などであーだ、こーだ、そーだと楽しませていただきました。
「ごいた」の普及へ精力的に活動をされていて、高知でも始まるとのことで松山でも!という勢い。そう言えば前回は「鬼北町で!」とかワイワイなった記憶。
ボードゲームやカードゲームと言えば、花園町の2階に「ミープルの森」があったのを思い出す(「愛顔の食卓」の隣ビルだった)。
そして、カードゲームと言えば「吉田戦車のともだち自慢」。
NY時代にドハマりして徹夜で遊んだのを覚えてる、突然懐かしくなり、メルカリで探したが廃盤で売りに出されてなかった。
話を戻して、大谷さんと談笑した果輪弥さんの2階はオシャレ空間で、大三島であることを忘れてしまうほど。そもそも、果輪弥を見つけたのはSNSとのことで、アンテナ感度の高さ、私の低さを実感。
2024年1月23日火曜日
露天風呂に浸りながら。
(この土手でTV版「がんばっていきまっしょい」の撮影をした記憶・・・)と、露天風呂に浸りながら乗り出して辺りを見渡す。自転車に二人乗りなど青春シーンだったかな。
コチラから10mほど先に土手が見えたということは、土手からもコチラが見えたということでスッポンポンだったけれど、夜だったし、知り合いもいないし、お構いなし。
撮影の時以来の入浴だから19年ぶり?の大三島マーレグラッシア。
露天風呂、塩風呂(体力が奪われるので5分間しか入ってはけない!と警告文アリ)、ジェットバス、ラベンダー湯、歩行湯など1時間ほど色々な湯に入って、のぼせ気味になったのが、この日最後のクライマックス。
サッパリして着替えを終えて、ロビーで寛いでいると終業時間の20時が近づき、館内には蛍の光🎵が流れてお爺さま、お婆さま達と一緒に退出。
2024年最初の大浴場満喫。
予定では、この後は近くの居酒屋で乾杯だったけど、コンビニでおのおの好きな食べ物を買ってゲストハウスの共有スペースでお疲れさん会に変更。
「こんな所には何もない。」と思う人には何も感じない所だし、色々と思った人には可能性を感じる所だし、要は“どんな意識”で地域を見るのか?
離島へのアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み・偏見)を考えさせられた件。
Co-livig&Cafe SANDO。
その時がきた!
これまで数々のクラウドファンディングで挑戦を支えてきたけど、リターン(返礼)を得る出番がなかったコトも多し。
今回、大三島にも行くことになり、訪問地の検討の中で(あっ!確か・・・)と気が付く。
地域おこし協力隊として愛媛にやってきた小松さんが、5年前に大三島で島唯一のパン屋「まるまど」を開業するに際して行ったクラウドファンディング。
その際のリターンは「500円のパン割引券」。
ゴソゴソと探すコト10分、(おぉ!)とお礼の手紙も入っていた青封筒を発見!
営業終了時間(18時)間際に到着。店頭に立たれていた奥様にご挨拶すると、少し驚いた様子で「ちょっと呼んできますね!」と奥に行かれて出てきた小松さんと数年ぶりの再会。
「(売れて)少なくなっちゃいましたけどね。」と、言いつつも16種類のパンが並んでいて、説明してくれる小松さん。
ちなみに「まるかど」の特徴は「みかん酵母」を使ったパン。
3種類のブドウパン、ベーグル、抹茶ホワイトチョコなどを購入して、500円の割引券を活用すると500円ほどになり、勝手にお得気分になる。
で、壁に飾ってあったイラスト入りのショッピングバッグを見たら、ナント!奥様が直筆で描かれたイラストで記念に購入。束の間の再会時間。
記念とか言いつつ、大三島に行ったらまた行くけどね。
2024年1月22日月曜日
500年前の体験。
水軍レストランで満足なランチを食べた後は、お隣の「潮流体験」へ。
余談だけど、受付のお兄さんに「海鮮丼セットは、美味しくてお得でしたよ。」と告げると、お兄さんも「そうなんですよ、本当にお得ですよね。私も食べました。」と教えてくれる。
お兄さんは岐阜県からの移住者で、海無県から大島にきて、魚の美味しさにビックリしたとのこと。
オフシーズンだし、こんな寒い時に潮流体験をする人はいない・・・けど、ココに4名。
ライフジャケットをつけると「コレも着といたら?防寒にもなるよ。」とレインコートを渡され、これが海風を防げて大正解だった!
40人以上乗れる観光船に4人。約40分間の潮流体験という名の遊覧。船長も私たちしかいないからサービス精神旺盛に説明と操舵。
事前に“能島水軍博物館で予習”をしてきたから説明と体験がリンクして500年前の歴史を身近に感じたり。
以前に能島に上陸したことがあったけど、上陸当時とは様相がすっかり変わり、整備中で観光資源になる予定。
そして、船酔いもなく体験は終了。
今回の潮流体験は宮窪町からだったけど、海の駅いきいき館からも同様のサービスがあり「そっちも行きたいよね」となるも「それは今度、ご家族でどうぞ!」となる。
ガリガリボリボリチクチク。
「腹減ったねー」と能島水軍博物館の後は、目の前の「水軍レストラン」へ。
メニューを見て「海鮮丼(1500円)が美味しそう!」となるも、目に入ったのは隣にあった「鯛の唐揚げ定食(2200円)」。そして更に「海鮮丼セット(2500円)」と言うのもあった!
「アレ?これ計算がおかしくない?」となり、海鮮丼(1500円)+鯛の唐揚げ定食(2200円)=3700円なのに、「海鮮丼セット」にすると両方がついて2500円。セットにすると30%も安くなる!
「この表示で良いんですよね?」と店員さんに質問すると「はい、お得なんです。」とのことで、奮発して海鮮丼セット(2500円)を注文。ついでに「骨までボリボリ食べたいのでカリカリに揚げてください。」とも伝える。
出てきたのは写真と同じ、嘘偽りない鯛の海鮮丼+鯛の唐揚げ=海鮮丼セット。
鯛の骨は太く硬いけど、背ビレや小骨にガリガリボリボリ喰らいつき、口の中は骨が刺さりチクチクしたも完食。
海鮮丼は言うに及ばず、全ての海の幸は美味しく完食。
2500円という金額は昼食には高いけど、満足度&格闘度は高く、話題にもオススメ。
何だかミッションを成功させて満足に「仕事が終わった感」だったけど、実は仕事は全く終えてなく「これからですよ。」と、次へ移動。
10年後。
「いよココロザシ大学しまのわ分校」と掲げて、しまなみ海道やとびしま海道の離島で魅力資源を発掘し、その魅力を授業化したのが2014年、もう10年前!
その一つに「地上最大級のものづくり!あっぱれ進水式」があり、しまなみ造船を訪れて巨大なタンカーの門出(ハレの日)を祝った授業。
その後、撮影には至らなかったけど「海賊と呼ばれた男」のロケ候補地にあがり、山崎監督らがロケハンに来た場所。
そんなスゴいモノづくりの現場に10年ぶりに訪れたら「1月23日に進水式」が予定されていて、タンカーがほぼ出来上がっていた。その大迫力は写真の通り。ちなみに無料で見学可能。
そして、その後は当時の授業と同じく「玉屋」さんを訪れてスイーツとコーヒーをいただきながら、オーナーに「実は以前に、玉屋さんで授業をさせてもらった者です。」と伝えると「あっー!覚えてるよ。ナントカ大学の方だね!」と覚えてくださっていて再会の感激。
「あの時は楽しかったよね。」と、わざわざ時間を作ってくださり、しばしの歓談。
なんと言うか、10年前に感じた味わいを、今、改めて噛み締めてる気分。あの時に自分なりに一所懸命にしたから思い出も多く、それが醸成されたのが今回。
ホント、未来は分からないから“今”を大切にという感じ。
2024年1月21日日曜日
「好き」と暮らす。
人それぞれに「好き」があり、アートが好きなので身近に感じながら暮らしたいと思っても本物は買えず。絵葉書程度で満足してた。
展覧会などで見かけたキース・ヘリングのネオンサインが目に止まり、でもアメリカで制作販売されている品。
参考までに色々と見ると当然だけどスゴくいい。シンプルかつ力強いメッセージ。
その中で一際輝いていたのが「Radiant Heart(輝くハート)」、写真の通り。ワイワイ感のあるハート(≒包容力・受容力)を表現した作品。
本物のアートを活用したモノゴトの伝え方もあるよな・・・と、ココ大付属学園の子ども達を思い浮かべて購買理由を正当化(笑)。
海を渡ってやってきたのは、想像よりも10,000倍良かった(涙)。余談だけど外箱のデザインも良くて飾ってる。
シンプルでミニマルだけど無味乾燥だった仕事場が一気に華やかになる。(ハートから顔を覗かせればいいフレームにもなる)と妄想もしたり。
好きと暮らすってこんなにもテンションがあがるのね・・・という実例。
これで山積みのタスクを処理できる!と意気込むも、自由に調光できるので手遊びしてしまい落ち着かない!
自らを資源化。
呑気に過ごしてる場合じゃなかった!松山東雲女子大学から「来期もボランティア論をお願いします。」と、非常勤講師の依頼があり、引き受けることになったけど、シラバスの提出が今月末だった!
来期で3年目、一昨年の内容をブラッシュアップした昨年で全15回の構成が整い、安心してたけど、締切まで詰める時間に余裕がなかった。
「ボランティア体験」を掲げていて、「応援ボランティア」を実践する授業。昨年度は「萬翠荘応援ボランティア」「道後一会応援ボランティア」「ロケハン応援ボランティア」を行い、学生らを現地に赴かせて気づきを共有。妻の母校凱旋講義もあった。
今年度は「道後一会応援ボランティア」「ロケハン応援ボランティア」「子ども達の感性育み応援ボランティア」を予定。
そして昨年度、1回目の授業で学生達と意見を交わすと要望があり、急遽授業化した「ボランティア企画体験」も入れる。やはり学生達は「企画立案」に興味がある。
これらを組み合わせれば全15回はあっ!と言う間に過ぎてしまう。
ボランティアをどう学ぶか?は、色々な手法があるけど、私が預かる場合は本質を抑えた上で実践から学ぶ。
これは先日終わった創価大学での授業でも同じで、あの時に得た気づきなどを注入予定。
自分を資源化する!
2024年1月20日土曜日
空が広くなってた!
2024年の初出張も終わり、久しぶりに松山に戻れば郵便受けは溢れてるし、請求書に溜め息がでるし、ゴミと思ったら不在連絡票が紛れていたし、部屋は冷蔵庫のように寒かった。
一気に“私の日常”に戻ったけど、この不便というか環境が心地いいのは慣れか?アホか?
そして不在の間に変わったコトは、周辺でスクラップ&ビルドの最中だったお宅やビルなどの工事が終盤を迎え、空が広くなってた!これはいい!
掃除洗濯をして買い物や散歩をして愛媛・松山の空気を存分に吸って入れ替えも完了。
愛媛のPRをするとゼロイチのような選択肢があるけど、愛媛でも東京でもアメリカでもイタリアでも、その土地の良さはそれぞれ違う良さだからゼロイチで測っても無意味。
「外に出て(地域を離れて)分かる地域の良さ」は本当で、「理事長、地元にも来てくださいよ。」は私のもう一つの地元「多摩FC」。
「毎度お騒がせします」などのドラマ撮影があった地域で、何とも思わなかったけど「平成狸合戦ぽんぽこ」の舞台として話題にすると、へっーとなるから不思議。多摩FCの紹介。
「住めば都」とも言うけど、八王子18年→VA&NY6年→松山3年→東京2年→松山23年の現在、3年前から二拠点生活にもなり、今後どうなるかは未定だけど、当分は松山が拠点。
恵まれてる環境に感謝。
ホテル備忘録。
初出張に伴い初ホテル泊も始まり、今回は2つのホテルを利用。
いつも利用するホテルはラグジュアリーな高級ホテルではなく、ビジネスホテル。
最近はビジネスホテルでもミドルやアッパーなどの棲み分け(格付け)もあり、ホテルの多い東京には色々なホテルがある。そして宿泊代も10%-20%ほど上がった感じ。
へー!と思ったのは、最近は部屋にアメニティを置かず、必要な分をホテルロビーの一角から持っていくシステム。
歯ブラシ、髭剃り、綿棒、お茶、コーヒー、クシのほか、ホテルによっては入浴剤、保湿液、ハンドクリーム、枕、延長コード、部屋着など、これまでの据え置きより充実してるかも?
また、朝食に「おにぎり作れます。」がウリのホテルでは、梅干し、佃煮、おかか、明太子、高菜、焼き海苔などが用意され、おにぎり作りグッズで「MYおにぎり」が作れて、外国人宿泊者がこぞって利用してた。
それに味噌汁というシンプルメニューだけど、朝食はこれくらいでいいかも。割り切ってた。
朝食といえば、朝食会場も大切で、今回初めて朝食会場ではなく、フロント前で食べることになり、これまでにも似た体験はあったけど、今回は「(狭い)ロビー」が朝食会場だったので、居心地がビミョーだったり。
今年も国内外で50ほどのホテルを使うと思うので、今年は「宿泊感想」を自分用に残す!
2024年1月19日金曜日
こんなところで裏切り飯。
撮影相談は2023年9月。この時点では概要はドラマというだけで詳細は分からず。
実景のみと思っていたら、10月に台本が届き、それまでの打ち合わせ通りに「タベルナ ラ・セーラ」が舞台に描かれていた。
まさにタイトル通りで、ただ最初に「裏切り飯」と聞いた時は悪いイメージを想像してしまい猛省。「裏切られるほどに美味しかった!クッー!やられた・・・。」という感じ。
11月に撮影。実はラ・セーラの長崎さんとは10年来の知人(この時はマンダリンパイレーツを辞めていた)で、まさか撮影で再会するとは思わず。
そもそもラ・セーラは時々行っていた店で、個人的にも「こんなところで裏切り飯」状態。
撮影に伴い挨拶を兼ねて食事。グラタンもラザニアも美味しく、第一話を飾る味&インパクトとしては十分!
ロケ弁の相談を受けるも「ラ・セーラで出せますよね?」となり、今回はロケ弁はナシ。
立ち会いは私が不在だったので、えひめFCの須賀サンが初の撮影立ち会い。
「撮影時はどこにいればいいですか?」は初任者ならではの質問で研修でも事例として使わせてもらう。この場合の正解は「カメラの後ろ」。
「泉谷さん、見切ってる!(映ってる!)」と注意されてはいけない。
12月から番宣が始まり、1月15日の全国ロケ地フェアでもポスターやグッズで紹介。
考え抜けるか?
「筋トレは筋肉を鍛えるだろ?企画は脳みそを鍛えるだろ。ブログを毎日書いてるだろ?時々読んでるよ。文章力や構成を鍛えてると思えばいいんだ。」
「要は鍛え続けていれば、衰えることはない。」とのこと。ごもっともです。
もう一歩踏み込めば、直ぐに覚えた・身についたコトは直ぐに忘れるけど、年月をかけて覚えた身についたことは年月をかけて忘れていく・・・。
一夜漬けの勉強が一夜にして忘れるのと同じことか。
自分で考える・考え抜くことがいかに大切か?という話。教えてもらうもOKだけど、その後が大切で、自分でも振り返り、再解釈などして自分なりの考えを持つ。
テストではないので正解不正解はない。時々、根拠のない自信が溢れるけど、それでもOK。
この繰り返しを重ねることで、自信につながったり、指摘や批評ができるようになったりする。
気をつけなければいけないのは、自分の意見をネットに溢れる情報でコピペしてしまうこと。参考にしても、そのままでは意見は浅いし弱いし訴求力ないし、そもそも自分の意見ではない。
「FCって地域の目利きだよね?」も同じ。「自然が美しく、海もキレイ、食事も美味しい」などのPRは全国、どこでも共通していることで訴求力が薄まった昨今、他にドコをナニを訴求できるか?は悩みの一つ。
この年になっても叱咤激励して、奮い立たせてくれる人がいるって幸せ。
2024年1月18日木曜日
地域の代名詞。
「泉谷さん、これ食べてみて!」と「岩谷堂羊羹ひとくち」をくれた奥州ロケ推進室/おのみちFC。
「えっ!モナカ?」と思わず漏らしたら「理事長はモナカ集めが趣味なんだよね?」と周りに???だった初対面の甲賀FC。
豪華な金色の箱から出てきたのは絵巻風のパッケージだった「仙台銘菓伊達絵巻」。「食べてほしい!」とせんだい・宮城FC。
「ぐんまちゃんもありますよー!」と「ぐんまちゃん旅がらす」をくれたぐんまFC。
他にも「きび団子」をくれた岡山FC連絡協議会。
「みすゞ飴」をくれた信州上田FC、「ミレー」をくれた高知FCなど、各地のFCが持ち寄った【ご当地菓子】が集まる。
各地のFCが持ち寄った理由は、映画映像制作者へ話題提供のため。全国ロケ地フェア終了後の意見交換会には多くの関係者が参加し、ざっくばらんな情報交換。
意外とこういう気兼ねない機会に何かが始まることアリ!
「こんなにバラエティ豊かで、持ち込んだお菓子のエピソードを話せるなら、これも一つのご当地コンテンツだよね?」となり、「理事長!企画して!」ともらった対価を求められる。
悲喜交々。
200名以上の方とお会いすれば、交わす話題も多く、石川県や富山県のFC担当者とは地震の被害などについて。仲間がいるから人ごとではなく、輪島市も参加予定だったけど当然、そんな状況ではなく。
今月末に研修を控えた秋田県の担当者とは最終の打ち合わせ。来月に研修を控える沖縄県の担当者とは構成について。「ロケ弁の話もぜひ、盛り込んでください!」とリクエストも。
他にもメディから取材を受けたり、新規企画に意見を求められたり、別案件ではスケジュールを抑えられたり。
愛媛県出身者という映像関係者からは「監督になったら一作目は愛媛撮影って決めてるんです!」と意気込みを受け取ったり。
そんな中で「実は12月で退職しました。連絡できなかったので報告に来ました。」と、律儀な元担当者がいたり、「今年度で退職です。」と、後任者を連れて挨拶に来てくれる担当者もいたり。
これまで、こんなシーンを何度経験したんだろうか。わざわざ報告や挨拶に来てくれる方との思い出を語り泣けてくる。
そして「理事長に言わないの?」と突かれて、恥ずかしそうに報告してくれたのは「結婚します!」「おっー!素晴らしい!おめでとう!」となり、その結婚が撮影支援を機に深まった国際結婚と知り、更に感激。
仲間が多いと悲喜交々。みんなにエール!
2024年1月17日水曜日
確実に1歩ずつ。
日本の場合、課題がズバッ!と一気に解決することはなく、少しずつ、段階的に、徐々にという言葉があるように牛歩のごとく改善していくこと多し。
その理由の一つに利害関係があったり、ステークホルダーが多かったり、複雑怪奇に絡まっているから。
「撮影に伴う許認可などの撮影環境向上」「海外作品誘致とインバウンド」「支援作品の活用と権利処理」「FC業務向上とFC地位向上」の4グループで意見交換。
同じフィルム・コミッションながら、地域も所属も経験も背景も異なる立場から意見を交わすことでヒントや突破口を拓こう!と企画。
実は20年以上前から同じテーマで切り口に新鮮味がないけど、地道に続けることが世界水準に引き上げると信じてる。
そんな成果を感じることもあって、省庁の協力と理解も浸透し、支援作品の幅も広がり、その後のロケ地ツアーなども増え、海外作品の撮影相談&支援も多くなった。
・ジャパンFCは日本のナショナル・フィルムコミッションにもなった。
・今年度からインセンティブ制度が経済産業省の所管になった。
着実に1歩ずつ前に進んでいて、20年前と比べたら20歩以上進んでるはずで、地域も所属も経験も背景も異なるけど、いいよね!となる。
新しい担当者が我が子世代のFCもあり、「そりゃ、経験も重ねれば年も取るよね・・・」と。
地方に勝機あり!
昨年は海外からプロデューサー、ディレクター、ロケーションマネジャーをお招きした「海外制作者セミナー」。
今年は山口晋氏(ノックオンウッド代表取締役)をお招きして「日本として受け入れるには」という内容で副理事長や海外作品の受入支援経験が豊富なFCも交えての意見交換。
地方の場合、多言語対応や受入環境などが脆弱なため、受入に消極的な所も多く、でも海外からのニーズは高く、FCのみならずインバウンド施策なども絡み、あぁどうしよう・・・という感じ。
問い合わせが来たら今はGoogleなどの翻訳機能が優秀だから直ぐに返事しよう!臆することなく対応しよう!という発言は「地域を資源化≒リスト化」などできていることが根底にあり、無闇にしても意味がないということ。
そして、海外作品が決まり、地域に海外撮影隊がやってきた時、結果として大きな経済効果を残すけど、その分、要望も負担も比例して大きいことを忘れてはならず、ハード(施設や機能など)とソフト(体制やサービスなど)は柔軟に応えられるかが鍵。
現在、海外作品を複数、同時に動かしている山口さん。「海外から日本は撮影に魅力的な国と思われている。求められているのは“地域資源”であり、地域に眠る伝統や文化、風習、昔話などは魅力的。しかし、明るいエピソードだけでなく暗いエピソードもあるのは当然なので、両方を示してほしい。」との発言に、地方に勝機あり!
2024年1月16日火曜日
消息不明者。
地元の東京都八王子市を離れて34年。
小学校や中学校の同窓会に参加したことはないし、高校時代に親しかった友人とも渡米を機に疎遠になってしまう。日本の大学に行ってないから友人はいないし、NY時代に仲良くさせもらった友達とも帰国したら疎遠になってしまった。
ちなみにNY時代の友人はデザイナーや画家などで有名になってる。
そんな消息不明者になっているとは全く気づかない鈍感な本人は、今回の全国ロケ地フェアで会場として使わせていただいたマイナビさんの責任者が、高校時代に一緒につるんでいた一人にお互い超ビックリ!
こんな所で!かつ、おまえが全国組織の理事長!?となる。
友達は高校時代の友人らと今も連絡を取り合っているようで、皆んなの近況を教えてもらい、高校時代の記憶が蘇る。
そんな中で、友人の一人は映像者になっていて、いづれフィルム・コミッションと繋がる気がしたし、友人の奥様はデザイナーで私の妻が働いている大学の冊子に関わっていたりと、30年以上も離れていて、それぞれがそれぞれ別の道を歩んでいるのに交差するって「ご縁」というか「めぐりあい」と言うか、またビックリ!
子供達は成人して孫に恵まれ、おじいちゃんになってた友人もいて、更にビックリ!
「今度、帰ってきた時は連絡してくれよ!」と、52歳のおっさん同士なのに、なんとなく高校時代からの連続性を感じるやりとりが懐かしくも恥ずかしかったり。
強みづくり。
北海道から沖縄(石垣島)まで79のフィルム・コミッションが集まった「全国ロケ地フェア」。
年々増える参加FCに合わせた会場を探すのは難しく、これまで東劇ビル、時事通信社、交通会館などを使用してきたけど、今回はマイナビプレイス歌舞伎座タワーという歌舞伎座の後ろにそびえる23階で開催。
「銀座で一番広いスペース」は担当者。その通りで新しく広く、眺めも良くFCにも訪れた映画映像関係者にも好評だった。
そのせいか、5時間で220名以上のプロデューサーや監督、制作担当などにお越しいただき、各地で意見交換や打合せなどが行われ会場は熱気ムンムン。
この場所で構想や企画、シナハンやロケハンなどが進む、決まると思うと、スゴい機会に成長したと感慨深くなる。
えひめフィルム・コミッションはパートナーのSさんが参加してくれてブースをしっかり作ってくれる。ちなみに彼女が被っているニット帽子は1/18から放送開始の「こんなところで裏切り飯」のグッズ。ポスターと共に実績紹介。
南海放送では1/27放送予定。
「全国ロケ地フェア」のもう一つの狙いは各地のFC担当者がこの機会に知り合いになることで、ネットワークが構築されること。
このネットワークがあるから日本の撮影は成立してると言っても過言じゃない。
ジャパンFC最大の強みづくり。
2024年1月15日月曜日
青山古市。
「渋谷蚤の市」から徒歩約25分(距離約2km)で国連大学に到着。
ココは何度も来たことがあるけど「青山古市」と初めて知る。古い半纏やアクセサリー、小物などが売られているけど、実はファーマーズマーケットの方が印象が強め。
実際に会場の多くを占めるのは各地からの野菜や果物、加工品や菓子。
何も買うつもりはなかったのに「はーい!甘いよ!食べていって!」と和歌山のみかん農家さん。
売り方が上手で「2024年のミカン福袋だよー!」と言われたので「じゃあ一つ福袋をください。」と伝えると、周りにも聞こえる大きな声で「1個500円の〇〇(名前は忘れたけど甘平系)を一個追加しまーす!」と袋に入れてくれて1500円。
和歌山のミカンも食べてみないとね!と思っていたら、また柑橘が売られていて「宇和島本」が目に入る!
聞けば店主の親戚が宇和島で柑橘農家していて直送してもらったとのこと、ブラッドオレンジまであった!
「愛媛なんですよ。」の定番挨拶から愛媛話で盛り上がった後に「カゴ(500円/盛)を一つください。」と伝えると店主から「オマケで1個追加しとくね!」とサービスをしていただく。
今日の「全国ロケ地フェア」で配るのだ!楽しい蚤の市めぐり。
渋谷蚤の市。
住友不動産渋谷ガーデンタワーで行われていた渋谷蚤の市へ。「Very old BAG.」と声を掛けられてしまう。
見ていたのはアンティークアメリカ製の巾着袋で、こんな時は、いちいち「日本人です。」と訂正するのも面倒なので「サンキュー!」と返す。
ここでは日本人である必要はないし、実際に訪れていた人の多くは外国人だったし。
で、隣店のアンティーク小物などを見ていたら「HELLO!」と、今度は店主が外国人だった。
また、自作の絵を売っている人がいて、よく見たら「ドゥモ」が描かれていたので(フィレンテェ?)と思ったら店主はフィレンツェの美術学校卒業のイタリア語講師で、「フィレンツェに行ったことはある?」「昨年行きました。」から始まったコミュニケーションで盛り上がる。
また一角では映画やコンサートなどのシーンを額にいれて販売していて、ギターケースに無造作にキース・ヘリングのプリント(ABSOLUT VODKA)が16800円で売られていた。1980年代にホットドッグやポパイなどの雑誌でよく見かけた広告。
眺めていたのを感じ取られたのか、店主が「お安くしますよ!」と声をかけてくれるも持ち金がなくお礼を言って退散。
いやぁ、土地柄なのか訪れる人の多くが外国人だし店主も外国人の多かった国際派蚤の市。
さて、次は青山古市へ!今回はハシゴ!
2024年1月14日日曜日
一人柑橘大使。
「はしり」とは「出始め」のことで、酸味が甘さよりも強いですよ。という親切な説明があった愛媛県産伊予柑(1個110円)。
上等!甘さを追い求める柑橘が増えてきてる中で「媚びない味(酸っぱさ&苦味)」は最高。何よりもスーパーで柑橘を見ると(愛媛産はあるかな?)と確認してしまうのは、愛媛ファンだから。*スーパーには和歌山産、熊本産など各地の柑橘も多く売られている。
色艶や重さの確認に一つずつ持って選んでいると、その様子を見てなのか、1人、2人が追随するから面白い。心の中で(オススメします。)と呟く。
そもそも伊予柑1個の値段は110円くらいなのかな?愛媛では頂くことも多いから値段を知らなかったり・・・。以前に甘平が600円/個で売られていたのには驚いたけど。
ケーキと同じ値段と思うと、もっとありがたみを持っていただかないと。
生果は充実してるけど、愛媛産の柑橘ジュースは全く充実してない。置いてあるのはどれも濃縮還元ジュースで生搾りジュースが置いてないのはもったいない。
「みかんジュースヌーボー」とか企画したなー。
ブツブツ呟きながら、一人柑橘大使は手に買い物カゴを持ち愛媛から遠く離れた店を物色。
四国四県。
四国四県で撮影したい。という相談。四国は四県しかないし、お遍路や四国八十八か所、四国カルスト、石鎚山系などの資源も共有してるから協力体制は整っていて、先日のジャパンFC四国ブロック研修でも意見交換をしてきたばかり。
2012年からあんな、こんな、そんな、どんなで四国各地でのブロック研修について書いてた。
四国四県で連携した作品で記憶深いのが「ロード88出会い路、四国へ(監督:中村幻児/2003年)」。
愛媛では久万高原町や松山市などで撮影したけど、トラブルやハプニングが続出したっけ。
今でこそ撮影ネタにしている「パトカーがサイレンを鳴らしながら停車、撮影中止。私と製作担当がパトカーに乗せられて松山東署でお灸を据えられたものの、道路使用許可をその場でいただき、パトカーに乗って現場に戻ってきた。」は武勇伝。
四国ブロック長でもあるから、四国各地の地図を見たら5-6年ほどの間に訪れた場所が表示される。色々な所を訪れているけど、室戸岬や馬路村辺りは最近訪れてないことがわかる。
徳島県も訪れている所が少ない。
四国四県は魅力的なロケ候補地が多く、海や城などで被らないようにもしなくてはならず、撮影は無事にできるのか!?
2024年1月13日土曜日
スペック。
コロナ禍で必須となったのがオンライン会議の「Zoom」「Teams」、Skypeの出番は減った。遠距離学習などでオンラインホワイトボードの「miro」。遠隔地との情報共有に「Chatworks」「Slack」。そしてココ大付属学園では「BAND」で情報共有。
3年間で6種類のアプリケーションの使い方を学び仕事環境をDX化。頑張りました私。
1990年以降、使い方を覚えたアプリは30種類はあると思われ(Word、Excel、Powerpoint、Illustrater、Photoshopは言うに及ばず、Streamline、QuarkExpress、Premiere、Lingo、Directorなど懐かしい・・・今では全て忘れてしまった)。
で、ここに来て「移管するので、新しく〇〇を利用します。」となり、また新しいアプリの使い方を覚えなければならない事態に!
スマホやタブレットの登場によって、アプリにはPC版とスマホ・タブレット版があり、その両方の使い方を覚える必要がある・・・と感じてしまう自分のスペックの衰えにやれやれ。
自分をDX化しないとならず、でも「DX化」のアプリはなく日々精進。
アプリを使いこなす人になるのか?それともアプリに使われる人になるのか?
仕事観。
そもそも25歳まで働いたことがなかったし、更に言えば就職活動も入社試験も受けたことがなかったから、アドバイスが相談者にとってどれほどの価値があるのか分からない。
働く年齢や職種、働く場所などに差はないし、仕事にやりがいや愛着はあった方がいいと思う反面、給与面などの待遇が良ければ“割り切って”働くのもアリと思う。
給与をもらうだけの仕事でもプライベートで充実してればOKと思う。要は比重(バランス≒ワークライフバランス)なのかな?
だから仕事に何を望むか?は大切と思っていて、自己表現や実現や収入、社会との繋がりなど人それぞれ。
もったいないのは、働いている時間やコトを後悔すること。仕事しながらゾンビ化は残念。
60歳まで割り切って働いても、その後はこれまでの比重を変えて心機一転もあるかもしれない。
「定年を迎えます。」「50代で転職しました。」「定年後に起業しました。」などの連絡が続き、シルバー人材センターが定期的に開いている入会説明会が毎回盛況なのを見ると、8年後は申し込んでいるかも!?と思ったり。
2024年1月12日金曜日
広報はちおうじ登場。
・グループワークを行う上で重要なプロセスには、会議中の意見の衝突もある。
・リーダーシップは、リーダー1人よりも全員が意識することで、互いに影響を与える。
・計画を先に立てることでリスクをあらかじめ予見したうえで逆算できるので効率いい。
・成果をあげやすい雰囲気とは、成果を見据えつつも、成果に縛られずにコミュニケーションを重視するという、難しいもの。
・嬉しかったことは声をかけた何気ない一言が、イベント参加者に安心を与えていたこと。
半年間に渡った創価大学でのリーダーシップとプロジェクトマネジメントを実践で学ぶ授業が終了。
最後はそれぞれが振り返りを発表し、次に繋げようという内容。
SWの展示&レゴ遊びのイベントを検討→計画→準備→実行→終結と体験したから、感想の一つ一つにリアリティがあり、詰まってた。
イベントはアウトプット。参加者の満足度や学生達の学びはアウトカム(創出された価値)。
そして、八王子市の全戸へ配布となる「広報はちおうじ(1/15号)」の表紙を飾ってしまう。これは予想外のことでインパクト(波及効果)。
八王子市教育長が訪れたのもスゴかったけど。
私自身も学生と学びあい気づくことも多く、これはアウトカム。
2024年初高尾山。
午前中に仕事に終えて2024年初高尾山へ出発。14時に高尾山口到着。外気が寒い!と言うか冷たい!相変わらずの軽装・手ぶらで来てしまった。
1号路をあがるも年末年始の怠惰な生活で体が鈍ってしまったのか体が重い。ヒッーハッー言いながら、美味しそうな団子を横目にみながらあがり続け、15時過ぎに標高599mの山頂到着。
年末に訪れた時は富士山は見えなかったけど、今回はハッキリ見えて良い景色。
平日、午後の時間帯も相まって山頂の人も数人。年初のミッションクリア!という達成感。
でも、登山口よりも体感気温はさらに冷たく感じ、早々に退散。滞在時間は10分程度。
再び1号路を今度は下りたわけだけど、実は上り(上り坂)よりも下り(下り坂)の方が体(特に足・膝)への負担は大きいと思っていて、急勾配を30分以上下り続け登山口に着く頃は筋トレが終わった感じ。
往復2時間の移動、上りは1時間10分、下りは1時間、計4時間の高尾山詣。
家に戻ると高尾山へ行っている間に届いたメールに対応。
相変わらずのエクストリームワーク。これも一つの働き方。
2024年1月11日木曜日
本当に危機。
「映画監督になるには?」というフローチャートが表示されて、一般的には「高校卒業後→大学・短大・専門学校で自身の興味関心分野の基礎知識を学び→映画・映像制作プロダクションに就職→コンテストなどに応募して腕を磨き→映画監督(と名乗る)」が流れのよう。
弟子入りなどの徒弟制度は絶滅。
映画監督だけではなく、撮影監督やプロデューサーも大体同じような流れ。
しかし、現状は「ほんとに壊滅的でヤバい。この先、映画制作は消滅しますよ。」と、冗談とも言えない発言のプロデューサー。「若い方の憧れの職業ではもうなくなったんですよ。」と遠く離れてしまった世代。
現場は3Kではなく4K(キツい、帰れない、厳しい、給料安い)とも言われてるようで、日本の映画を含むコンテンツ産業は大丈夫か?と否応なしに心配になる。
夢がないのかな?それとも「いつまで夢なんて見てるの!」と言われてしまうのかな?
映画監督という概念が古いのかもしれず、Youtuberに取って代わられているという指摘もあるけど、映画って総合芸術だから違うと思うんだよなー。そんな考えも古いのか・・・。
どうでしょうか?黒澤明監督!
抗いたい。
2024年の最初に行く展覧会は森アーツセンターギャラリーで開催中の「キース・ヘリング展〜アートをストリートへ〜」に決めていて、昨年に告知されてから、どんなに楽しみしていたか!
NYのセント・ヨハネ大聖堂は良かったな・・・と、しみじみ思い出したり。
これまで多くの作品を観てきたつもりでも、まだ観たことがない作品≒メッセージがあるのだから、キース・ヘリングはやっぱりスゴいし愛の人。
平日の昼間だったから空いていて、一つ一つの作品と対峙して作品の変容をおさらい。
キース・ヘリングの何が好きかって、「アートは大衆のモノ」という思想はそれまでの権威主義的で一部の人が楽しむコトへの抗いがいい。
評論家の評価よりも落書き批評家の評価の方が気になってたというエピソード好き。
もちろん、アンディ・ウォーホルらポップアートを確立したアーティストの存在も大きかったけど。
たっぷり2時間の心のビタミンチャージは溢れてしまった。
メッセージも10代で読んだ響きと50代で読んだ響きは違っていて、50代にもなると色々と背負い込んで守りの姿勢になる時も多いけど、「何歳でも自由でいいんだ。」と、今に抗いたくなってしまうのは作品からエナジーを感じるからか。
もっと生きたかったろうな・・・。
展覧会の目録を購入しようと思ったらナント!作成されてなかった。
2024年1月10日水曜日
おいしい国際交流。
正月の高齢親見守りで実家へ。「初詣に行こう!」となり、高幡不動尊、大國魂神社などこの辺りでは大きな神社へ行くかと思ったら近所の八幡宮で、夏祭りで境内に多くの屋台が並び、お小遣いを握りしめて射的や駄菓子などをしてた記憶が蘇る。
そして(あれ、境内ってこんなに狭かったっけ?)と、“幼少期の記憶あるある”。
最寄駅前の通りではマーケットが開かれ数多くの店が軒を連ねていたので、ブラブラするとシリア料理の「フムス(ひよこ豆を茹でて潰してペースト状にし、ごまペースト、潰しニンニク、レモン汁、塩、オリーブオイルなどで味を整えた中東料理)」を見つける。懐かしい。
先客がいたので待っていると「サーレップ」という木の根の粉末を牛乳で溶かした温かい飲み物(にシナモンを振りかけたもの)を店主がサービスしてくれる。
初めての味に感激すると喜んでくれるシリア人店主夫婦。
旦那がフムスを盛ってくれている間、奥さんはフライパンではピタパンを焼いてくれて「写真を撮ってもいい?」と尋ねると、見栄え良い角度に合わせてくれる。
こういう異国との偶然の出会い、かつ即興でノリのいい場面って好き。
“媚びてない味”は異国情緒たっぷりで、突然の美味しい国際交流。
あぁ「旅に出たい症候群」がムズムズうづく。
覆った話。
2019年12月から続いていた映画「宮本から君へ」の助成金不交付決定(=出演者の有罪判決が理由)について、最高裁は2023年11月17日に河村光庸氏(スターサンズ当時代表/故人)の主張を認めて芸文振の不交付決定処分を取り消す判決を下した。
こういう報道はFCでも時々話題になる「撮影支援作品は、地域に資するのか否か?議論」と同じだったからメモメモ。





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