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2024年1月31日水曜日

過ごし方で変わる未来。


ココ大付属学園は学童保育、児童クラブと似て非なる取り組みだけど、基準などは遵守しているから「児童福祉法第6条の3第2項目」の福祉事業と言える。
愛媛県の基金を活用した松山市の補助事業をココ大が預かり、長期休暇に運営している。

子ども達を預かるから単に子どもだけに益が享受されるわけではなく、共働き率が70%以上といわれる保護者が安心して働ける労働環境のサポートだったり、引いては経済にも地域や県、国へと繋がるから学童保育、児童クラブって大切な役目というのが3年間携わった感想。

全国学童保育連絡協議会によると2022年5月1日現在で学童保育に通っている子は134万人、10年前(2012年)は84万人。
学童保育施設は全国に2万4千ヶ所(計算方法を変えると3万5千という数字もある)

ココ大付属学園が似て非なると書いたのは、松山市の事業だから届出などをしていないから。ただ、義務ではないので届出なしの民間などによる所も多く、その運営母体は公営が約28%、民営(社協、地域、保護者、NPO法人、企業など)が約72%。

ココ大付属学園を運営していると周りから「同じようなコトを始めたい」と相談される時がある。
でも、現実的に考えると補助がなくてはまわらない構造なのは明白。

それは「人」「場所」「お金」の問題で、人は資格などが必要で誰でもというわけにもいかず、場所は子ども達にとって行きやすい場所、使い勝手のよい場所は他の人にも使いやすく確保が難しい、お金は人の問題にも直結していて、この仕事1本では生計は立てられない。

少子化で子ども達へのサポートが細分化かつ包括化する中で、「子ども達の放課後の過ごし方が後に影響する」という記事を読んで考えさせられた件。

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