初日に一所懸命に検討しても、それぞれの思いやアイデアが必ずしも紡がれるとは限らない。
「研修だから責任も問われないし、無難に過ごせばOK」という職員もいたかもしれない。
その一方で「こういう研修だからこそ、普段はできない学びや考えをしたい!」という職員もいて、それは「普段の仕事は〇〇なので過酷です。そんな私にとって研修は唯一の息抜きの機会で、他の職員と過ごせる貴重な時間です。」という感想を寄せてくれた職員がいた(涙)。
話を戻して。初日にたくさん喋り、意見交換して、アイデアを出したけれど、どれも決定打がなく、全員が釈然としなかったのだろう。「やり直します!」と、これまでの検討をスクラップするグループが現れた!
さぞ、悲観してるだろうと思いきや、なんだから全員の表情は呪縛から解放されたような清々しい表情だったのが印象的だった。
ズルズルと中途半端な事業改善アイデアを検討し続けるよりも、サッパリ!やり直そう!という決断は素晴らしい!だけど、6時間後にはテーマへの事業改善事業アイデアを発表しなければならない。どうする?となる。
でも、実際は「これまでの検討のどこがダメだったのか?」に気付けた、明確になったことが事業アイデアをスクラップしよう!に至ったわけで健全なこと!と拍手する。
発表時刻は午後1時30分から。そして、現在は午前11時。
このタイミングで「発表内容」を告知。見守る職員たち。
・協働事業の概要
・ターゲット(ペルソナ、ニーズ設定)
・改善・解決すべき課題
・事業で組む協働相手(2者以上)
・協働相手から見た参画メリット
・持続化方法(収益手段など)
・協働事業名(要ワクワク感!)
ある程度、想像できた内容だけど、これまでの検討内容を整理、事業内容の解像度を高め、言語化した資料を作らなければならず、作成時間は2時間30分しかない!
ギアが一気に入った瞬間の職員の表情が締まった瞬間。

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