日記を検索

2023年12月15日金曜日

関東圏と地方圏の違い。


やはり違った。

1都5県(東京都、茨城県、群馬県、千葉県、埼玉県、栃木県)18の団体や地域から35名が参加したジャパン・フィルムコミッションの関東ブロック研修。担当者は公務員も多く、毎年度に異動があることから今年度からの新任も多く、基礎基本的な内容からスタート。


そして、関東圏は撮影は多い(千葉県は問い合わせだけで3,000件/年)けど、制作会社が多い東京からは「日帰り可能」なので宿泊を伴わない。これは地方FCが得られる直接的効果は薄く、悩ましい。地方圏との違いを知る。


とは言え、ロケ地と近いから「何度も行く=撮影回数が多くなる」可能性もあり、経済効果で言えばどっちがどっち?ではなく、地域の特徴と納得する。


また、ロケ地が地域で隣接していることも多く、撮影支援本数は多くとも1作品を一地域で撮影することは少ない。だから撮影後の作品活用(例:ロケ地マップなど)も一地域ではなく行政区域を超えて連携することもある。ここはFCの腕の見せ所!


オンラインロケハンは回を増すごとにFCの技量が上達していてビックリ!自分の技量は不足しているかも・・・と心配になる。来週はいよいよ四国ブロック研修で徳島へ!

映画で知る見る学ぶ。


関東ブロック研修の場所だった千葉県香取市佐原(サワラ)と言えば、伊能忠敬が生まれ育った地。

訪れたことがない地だったので調べると、伊能忠敬が注力した初の日本地図制作への悲喜交々の様子を描いた映画「大河への道」を発見!2022年に公開、配信で見れたので鑑賞。
これが予想以上に面白い映画でキャストも豪華で、佐原に興味が湧く。
ほんと、大切なことの多くは映画で学んでいると思う。

街の一画は当時の趣きが保全されていて、その中に伊能忠敬が過ごした旧家があり、先に訪れていた地域学習と思われる地元の小学生たちと混じりながら見学。(きっと、ここでもロケしたんだろうな・・・)と思いながら終了。
暖かく喉の渇きを潤すために、ウロウロしたら「醤油ジェラート」の看板を見つける!(うげっ!醤油味のジェラートって・・・)と思いながらも興味本位で近づくと。

ニコニコ顔のおば様店員が「いらっしゃい!」と声をかけてくださり、「やっぱり醤油?」「ココらは醤油が有名だから!」「じゃあ、醤油ジェラート一つ」となる。
味はと言うと“あまじょっぱい”から美味しい。だけど喉を潤すことにはならず、更に水が飲みたくなり結局、水を買う。時計を見たら5分後には研修開始!急げー!

2023年12月14日木曜日

情報量が多かった銚子電鉄。


「濡れせんべい」で赤字を改善させた程度の情報だった銚子電鉄。
電車が停車しているホームはJR線の奥(端)で、車両は年季の入ったレトロ感たっぷり。ちなみに駅数は10駅しかない。

乗車券(片道350円)は車内で車掌から購入。往復券を購入すると「外川つくしサン/鉄道むすめ」というキャラが描かれた切符を渡される。


車内は大正レトロチックな雰囲気。そして、走り出すと車掌さんのアナウンスの合間に流れる車内アナウンスの声が変わってた。

声の主は声優さんのようで、地域のPRを話す。(へっ~)と乗降口を見ると「ロボットと乗車できます。」とあり、見間違い?と思い、もう一度見ても「ロボットと乗車できます。」だった。LOVOTやロボホンなどとも一緒に乗車できるっていい。


さらに周りをみると、オリジナル?のアニメキャラが各駅の魅力や特徴を紹介していたほか、駅に着いた時に???と思ったのが駅名とアナウンス名が合致しておらず、「笠上黒生(かさがみくろはえ)駅」は「髪毛黒生」と表示されてたし、「本銚子(もとちょうし)駅」は「上り調子・本調子」と表示されてた。どうやら駅ごとに愛称があるらしい。


平日の午前中にもかかわらず乗り鉄、撮り鉄は多く、10駅しかないのに銚子電気電鉄は人気なんだと。

ちなみに松山は観光列車「坊っちゃん列車」が休止中。

荒磯に波。


銚子駅で銚子電気鉄道に乗り換え、犬吠(いぬぼう)駅まで約15分。犬吠駅は、それまでの電車からの田畑広がる眺めから、オープンセットに入ったかのような和洋折衷の昭和感漂う佇まい。

犬吠駅から15分ほど歩けば犬吠崎(灯台)。前日は暴風雨で空き缶転がり、落ち葉は舞ってたけど、訪れた日は澄み切った快晴。
目指す場所へは銚子市商工観光課が紹介しているフォトスポット「荒磯に波」に到着。

そう、ここは東映映画のオープニングで磯に波がバッシャーン!としぶく岩(荒磯)が撮影された場所。オープニングでは荒磯を背景に東映のロゴマークがズームアップで表示されるアレ。
実際は近くへ行こうとしても立ち入り禁止なので上から眺めるしかない。

訪れても特に何もなく、立ち止まる人もおらず、(わざわざ、そんな所まで行く?)という感じだけど、何が魅力資源になるか分からない。少なくとも私には刺さった。

ネット情報によれば、1954年公開の「旗本退屈男どくろ屋敷」に登場した「荒磯に波」。
すると来年は70周年!「いつの間にか名所になっていた。」との説明に、色々思うことあり・・・。発車時刻が迫り退散!

2023年12月13日水曜日

役割がつくるよ。


活動を続けていると、ひょんな所から初めての話が舞い込むことがある。それは、これまでの成果や評価などを機に、知るはずもない第三者からの連絡。
代表、理事長、委員長、顧問、プロデューサーなど、組織や事業を束ねる経験をしてきたけど、最初の頃は失敗(と感じる凹み)が続く。

失敗と感じる理由の一つは、指名してきた方々の期待に添えたかどうか?という判断基準がある。「期待はずれだった。」と言われた経験あり。

(なぜ、その役職を自分は引き受けたのか?)を深く内省すると、役職に見合った“未来像”を自分なりに描くことができて、“そこ”を目指そうとする。
役職を預かり数回の間は、周りから見られる(精査される)「お試し期間」となる。ここで張り切りすぎると引かれるし、自分のカラーを全面に出そうとすると空回りする時もある。
ミクロとマクロ、単眼と複眼などの視点=落とし所、バランスが役職には求められることを知る。

ジャパンFCの理事長に就任したのは48歳の時。
前理事長から一回り以上も若返りした他に、会議などに出ると周りは年長者、私は若輩者になり、可愛がってもらったり、叱咤激励してもらったり。
そんな環境に適した振る舞いをしようと考えたのも役割があったから。と、これからの人たちへ願いを込めて。

カオス感。


羽田空港を降りて向かった先は町田駅。妻と合流して「ぽっぽ町田蚤の市」へ。
蚤の市といえば、今年はローマウィーン東京立川などへも赴き、特に目的もなくブラブラと見て歩くのが好き。好きな理由は、想像もしてないモノコトに出会えるから。
ちなみに、ハンドメイドマーケットやクラフト市も好きだけど、蚤の市、ガラクタ市の方がカオス感(ゴチャゴチャ)があってカオス。

ぽっぽ町田蚤の市は実行委員会形式で、店主の他にスタッフの方がいて、値段を尋ねたりできる。季節柄か「冬物洋服のほか、クリスマス、正月系」など色々なもの(コートやセーター、クリスマスオーナメント、獅子頭など)が並び、この“興味あるんだったら自分で探しな!”感がいい(笑)

個人的に気になったのは、ダンボールに無造作に入っていた大量の折り紙や和紙はまさにカオスで、聞けば一つ100円とのことで(ココ大付属学園に使える!)と思ったものの、持ち帰るには重すぎると断念・・・。終始こんな感じで店主らと一期一会の会話を楽しむ。

「世界中の蚤の市へ行って、その様子をコンテンツにして配信したら?(=生きていけるよ)」と妻。そんなカオスなアイデアをサクっ!と言れる妻。
蚤の市が訪日外国人の目的になるかもしれないと妄想。

2023年12月12日火曜日

活動を磨く。


市民活動や公益活動を、どう磨けばいいですか?的な相談。
活動の源(≒背景)となる原石は見つけたものの、原石はゴツゴツしていてただの石。石の価値を高めるには活動への興味関心をひかせることが必要とアドバイス。
そういう一連を「磨く」と喩えるなら、自分や協力者、顔や名前もしらない第三者などで活動や成果を磨き・輝かせて共感を得られるようにしたらいいと説明。

そのためにはまず「経験層」を厚くすること。とはいえ、この経験層は一層一層増えるので、一年後でも薄いかもしれない。そもそも“そこじゃない(≒層を増やすことが目的ではない)”ので、目の前に真摯に取り組む。
評価は自分がするものではなく、周りがするものだし、市民活動や公益活動は“どこを向いて活動すべき”かがズレていたら、本末転倒。助成金や補助金のためじゃない。

全ての活動が層として重なるものの、活動の全てが成功するわけもなく、失敗や不本意に終わることもある(多い)。
それらを不純物と捉えるか?味わいと捉えるか?で活動は大きく変わる。いわゆる「個性」であり、不純物ゼロは個性が無いとも言えて、そういうのが好きな人は放っておく、関わらない。個性=活動の特性であり分かりやすさ、チャームポイント。
結局、活動を続けなければ、これらの全ては見えにくい。

市民活動、地域づくりの方々と。


愛媛県内の中間支援(≒支援している人を支援する)に積極的に携わっていたのは2019年まで。そのタイミングでアドバイザーなどの役割を全て降りる。そして、新しい世代が台頭して数年。
私たちでは設立に至らなかった四国初のコミュニティ財団が西条市に誕生して市民活動は新しい局面に入った。
そこに「地域づくりのエキスパートとしてゲストにお招きしたい。」という愛媛大学からのお誘い。

あくまでもゲストなので、市民活動、地域づくりの現場で頑張っている方々の話を聞く。そして(熱量がいいなぁ、自分たちもこんな感じだったのかな・・・)と純粋に感動。
市民活動って損得勘定ではできないから、当事者の負担は時に大きく、継続は大変。そこまでして携わる背景は地域が好きなんだろうなと推察。
そのためには「ワクワクさせる人≒お願い上手な人」「問いを立てられる人」の重要性を指摘させてもらう。

実は中間支援から離れたのは愛媛に関してだけで、フィルム・コミッションへフィールドが移っただけ。
ジャパンFCの理事長として「FCを支えるFCと言う役≒中間支援を担っている」と伝えたら安心(?)してもらう。
写真は意見交換が終わり、前田教授による意見交換の図解化を映している図。

2023年12月11日月曜日

狼煙再び。


「おつまみ」に可能性を感じたのは11年前、ココ大の設立直後。愛媛県愛南町出身で銀座ロックフィッシュの店主、間口一就さんの「ちょっと変わったおつまみ本」という本を義兄に教えてもらい、面白い人がいるもんだ!と勢いで会いに行ったのがことの始まり。
その後は「ラーニングBAR」にお越しいただき、生産者らと一緒に「愛媛の創作つまみ」授業を実施。個人的にも思い出深い授業の一つ。

つまみを「世界最小の料理」と位置付け、伊予市や松前町は珍味発祥の地でもあるので、世界へ売りだそう!と企画書を書くと喜んでいただき、いざ!という時にコロナ禍で消滅・・・。
でも、先日の「缶つま授業」で再び狼煙があがったかも!?。今回の授業に先立ち、数年前に書いた企画書を読み直したら、やっぱり可能性しかなかった件。
「これ、イケますよ。」とパパイズム鈴木さん、IYO夢みらい館の館長の言葉にも押してもらう。

時流の価値観に照らし合わせても「つまみ」は「時短料理」や「キャンプ飯」「非常食」などとも合致する。
つまみの定義は既に決めてある(混ぜる、和える、添える程度など)から、協力者を集めればいいだけかも!?となる。「〇〇に〇〇、〇〇も求めていますよ!」となり妄想広がる。
松山東雲女子大学の授業でもしてみようかな?女子大学生のアイデアってスゴいし。

14品もできちゃった!


料理好きの人、お酒が大好きな人、全く料理をしない人、お酒を飲まない人、ソロキャンパーなど色々な人が集まった「缶つま授業」。先生はイタリアンで腕を振るったパパイズムの鈴木雅也さん。

今回は参加費以外に「缶詰を一つ持ってくるコト」が参加条件で、ツナ缶やイワシ缶、ベーコン缶、焼き鳥缶などを提供してくださった皆さん。
今回の授業で改めて思ったのが缶詰って意外と高い(高いものは1個600円とかする!)

そして話題作りに「非常食(これはリゾットなると鈴木さん)」と「海外缶詰(マレーシアのドライトマト&ツナ、チリ&ガーリック& ツナ)」と「郷土料理(いぶりがっこ/秋田)」も持ち込む。

普段は“そのまま”食べている缶詰に一工夫して“もっとおいしく”しようと、IYO夢みらい館の図書館にある缶詰料理本を参考に「創作つまみづくり」に挑戦したら、みなさんアイデアが溢れてしまい1時間余りで14品もできてしまう!

並んだのは、これまで食べたことのない品(笑)。想像してた味と異なってた味もあったけど総じて美味しいとなる(当然だけど)
バロメーターの一つは、子ども達も「これ、美味しい!」と言った味があったこと。
創って食べて学んだ「おいしい授業」は大いに盛り上がる。「この授業、また参加したい!」と帰り際の参加者達。

2023年12月10日日曜日

遠隔称賛!


創価大学で教える妻の授業で「リーダーシップを発揮しながらイベントを企画運営する。」という授業は、【こどもスペースラボ〜学生と一緒に100kg分のレゴブロックで宇宙に触れて、遊びながら“科学するチカラ”“ワクワクするココロ”を育む時間に!〜】とタイトルが決まったことで、一気に推進力が生まれ、12/16-12/17の本番へギアチェンジとなる。

これまで「こんな」「あんな」「そんな」で綴ってきたけど、学生達は「広報チーム」「レゴチーム」「SW展示チーム」「マネジメントチーム」に分かれて連携しながらシュミレーションをしながら企画立案やプロジェクトマネジメントをOJTで学び中。

八王子市の協力もあり、全戸配布の広報で紹介されたり、チラシには校正が入ったり、会場となるコニカミノルタサイエンスドームとのやりとりもしている学生達。

でも、学生達は他にも授業があるわけで、授業の合間をぬいながら会場で確認したり、チームで集まりブラッシュアップしたり、単に授業かもしれないけど「自分たちごと化」されてるのが伝わっていて「素晴らしい!」と遠隔称賛。

当日はレゴの他、ビンテージトイと表現したスターウォーズコレクションも展示。でも、学生達は生まれてないから「なんですか?コレ?」となるけど、彼ら彼女達の保護者世代には響いてるようで、それでよし!となる。私も参戦へGO!

健康肥満児。


コロナウイルスを理由に、3年間放置していた健康診断を受けにいく。
イコールこの3年間は単身生活でもあって貧弱な食生活・食習慣でビクビクしながら「はい、次は〇〇の部屋へどうぞ」と、検診を受けたのは事実。

最後に医者との面談。「何か運動をされていますか?」「散歩をしてます。」「どれくらいの頻度で?」「ほぼ毎日です。5000歩以上/日です。」「効果が出てるのかな?良くなってますね。」の一言。(えっ!?)と思ったら体重も腹囲も3年前と比べて改善していて「この調子で改善してください。」と笑顔で見送られる。でも身長は縮んでた(これは「姿勢が悪かったからでしょう」とのこと。)

後日結果が送付されて、身体計測はC。聴力と視力はA(これは眼鏡を変えたから)。血圧はD(先生からは「もっと体重落とせば下がりますね」という程度)。尿検査はA、脂質はC。代謝も血球も心電図もX線もA。精密検査は不要となる。
【健康肥満児】という結果(そんな言葉はないけど)になる。

散歩は心身への影響に良いとのことで、手元のアプリで80万歩へ近づいていた。それが体重の微減につながっていると思ったら俄然やる気が出てきた!
とは言いつつも確実に老い始めてる52歳。人生の黄昏期に入るのか?それともまだまだなのか?それとも単に身体的な話なのか?

2023年12月9日土曜日

不思議しかない!


兼六園前の横断歩道で待っていたら、隣の女性がこちらをマジマジと見るので(道を尋ねたいのかな?)と思ったら「泉谷さん???」と言われて、脳みそコンピューターが猛烈に動き「〇〇さん!?」となる。

「えっ!どうして?どうして?ココにいるの!」と、驚愕した女性は金沢市のフィルム・コミッション担当者で長年の仲。「こっちこそビックリですよ!ATDCに出席してたんです。」「あー!そういうことだったんですね!」となる。そして立ち話20分で「またね!」となる。

でも、金沢市に来たから、せっかくなので金沢FCに連絡しようと思ったのは確か。だけど急に連絡しても迷惑と思っていたら会えるのだから不思議しかない!

21世紀美術館では記念撮影を親子づれにお願いされたら、カップルからもお願いされる。美術館を出て青信号を待ってると、外国人が近づいてきて「兼六園の入り口はどこですか?」と尋ねられ、券売所の前を通っていたから「この道沿いにありますよ」と伝えて見送ったり。

ホテルに到着すると、開業40周年(昭和58年12月)と言うことで飴をもらう。
何の計画もなく動いた結果に起きた偶然の出来事ばかり。理屈では説明できないことも多く、これを不思議と言わずして何を言うと言う感じ。

紙とデジタルの相性。


ネットニュースでも「〇〇(作品名)のロケ地マップが完成!」など、ロケ地マップに関する話題が目につくのは本当に多いからか?それとも気のせいか?
先日の「全国ロケ地マップフェア」でも「離婚しようよ」のロケ地マップ3年前にも書いているけど、最近はYahooなどにも掲載されてる(それまでは業界系メディアが多かった気がした・・・。)

石川・金沢でもロケ地マップは存在していて、街歩きなどに一役立っているよう。
観光に費やせる日数は、自らの経験で1日or1日半程度と思っているから、金沢市内は魅力がコンパクトで歩きやすかった。

2023年1月に松山市中心部でフィルム・コミッションによるロケ地ツアーを開催したのを思い出す。
「K-20怪人二十面相・伝(佐藤嗣麻子監督)」「世界の中心で、愛をさけぶ(行定勲監督)」「陽光桜(高橋玄監督)」「坂の上の雲」「ディストラクションベイビーズ(真利子哲也監督)」
「バスカヴィル家の犬(西谷弘監督)」「離婚しようよ(金子文紀監督、福田亮介監督、坂上卓哉監督)」などを紹介して盛り上がったっけ。

そして今回、紙版のロケ地マップを持ち歩き、デジタル版との相性を再確認する。
それは紙版は「瞬時に開いて見れる」、そこへデジタル版で「方角や移動時間を確認する。」ということ。併用が効果的!

2023年12月8日金曜日

感じられる否か。


コンピューターとアートを融合させた先駆け人と言えば我々世代ではジョン・マエダが有名で、緻密な計算が織りなした作品に(絵の具や工具を持たなくてもいいんだ!)と思ったものの、自分のセンスの無さに諦めた思い出。
あれから30年余り、DXP(デジタルトランスフォーメーションプラネット)と題した企画展は、若かりし頃を思させてくれた意欲展示。

人の脳波を表現した作品、自動工程で永遠に出力される作品、投影した自分に着せ替えする作品、音に変化する作品、ARで仮想空間を生み出す作品、インスタレーションの世界を歩き回る作品、そして、体験したもののよく分からなかった作品・・・。

結論から言うと、それがアートか否かは自身で感じられるかどうか(≠理解ではない)で、DX自体はアートではないが答え。
でも、DXで目に見えないモノ(音や脳波、知覚など)が偶発的な計算で顕在化されると考えさせられるからアート。ただ、美術館で見てるからアートと思うだけで、商業施設で見たら、そうは思わないかもしれない。

DX自体はアートじゃないけど、仕掛け次第で鑑賞者を巻き込むことができる点がこれまでの現代美術とは異なる点の一つ。
と、なるとアートとかインタラクティブとかゲームとかの境界線は曖昧になり、大切なのは「感じられるかどうか?」となるから感性の具合になる。
エールラボえひめの新春号の話題に改めて書く!

心のビタミン。


やっぱり金沢21世紀美術館は面白い!一般的に美術館では「作品は静かに鑑賞するもの」だけど、現在の企画展「電気-音」では、ベル音が館内に激しく響くし、インスタレーションの効果音が鳴るわ、意味不明な音が流れるなど、館内は音で溢れていて、全ては作品の一環。
ちなみに音は発信だけでなく、鑑賞者の声や環境音なども収音されていて、それがまた作品化されてるのが妙!

スイミングプールは事前予約制の人数制限、5分程度の鑑賞というルールになっていたけど、相変わらずの人気。以前は2時間待ちもフツーだった。
入館時に当日の申し込みをしたら1時間後に入ることができて、下から上を眺める人、上から下を眺める他人とのコミュニケーションを楽しむ。
狭いし何かが飾ってあるわけでもないので「えっ!なにコレ、これだけ?」と驚く人がいるのもわかる。

企画展だけで1時間以上時が経つ。心のビタミンチャージは満タンに。アートは心を満たす。
企画展だからか、普段からそうなのか?若い人や親子連れが多かったのが印象的。そして外国人の方も多く、彼らに混じって出口へ向かおうと思ったら違う方向へ!
(あっ!DXP展(アートのデジタルトランスフォーメーション)の鑑賞が未だだった!)と気づいて隣会場へ!

2023年12月7日木曜日

ムー少年は・・・。


金沢駅から徒歩20分の所にある尾山神社は藩祖を祀った神社。主祭神は加賀藩の藩祖前田利家と妻の芳春院(まつ)。
神社門は洋風にステンドグラスがあしらわれていて、境内には前田利家像が鎮座していたから、てっきり「前田利家の霊廟(墓)」と勘違いしてた。
尾山神社は前田利家の死後、子の利長が祀ろうと試みるも紆余曲折あり、利家とまつが合祀されている神社。霊廟は別の所でした。

でも、霊廟(墓)に興味があるのはなんでだろう?と思い出したら、伊達家の霊廟にも訪れていた!京都市では墓ではないけど本能寺跡を訪れたり、千代田区大手町にある平将門の首塚にも行ってた。県内では宇和島市の伊達家のお墓にも行った記憶。
さすが「ムー少年」だったからか、未だに“そっち”に興味を引きずられてるのかもしれないけれど、古今東西、名所・名跡に墓所は多い。

ハリウッドには「ハリウッド・フォーエバー墓地」と言うのがあり、死んでもコンテンツとして人気が続く著名人たちの墓が有名(アメリカの登録歴史財産)。
訪れること自体は無料だけど花を買って献花するのがマナー。ガイドをつけるのは有料。

愛媛県で墓めぐりツアーがあったら行く。国内外から訪れる方にとって優良コンテンツになること間違いナシ!と思うのは私だけかな?それとも、既にあるのかな?

迷ってみる。


2回目の金沢市。と、言っても前回(3年前)は用務+21世紀美術館だけで街を知らない。
今回は「バス1日乗車券(800円/大人1名)」を購入してめぐる。
約15分間隔で「右回り・左回り」の2種類が運行していて、チケットを買った目の前に来たのは右回り周遊バス。

こういう時、私はまず一度周遊するのが流儀で見知らぬ街をバスは進む。さすが100万石の城下町、東茶屋町、兼六園、金沢城、21世紀美術館、香林坊など聞いたことがあるバス停ばかりで40分ほどで一周が終わる。あっ!と言う間。

なので、乗車した金沢駅でも降りず、そのまま乗車(金沢駅が主となる発着場所だけど、乗車し続けてもOKとアナウンスがある)して、東茶屋で降りて歩く。
地理的には松山市と似ていて街の中心に城と公園があり、美術館や博物館があり、平日でも訪れている人が多かった。

人が多かったのでメインストリートから外れて路地・細道に入って迷ってみる。すると、写真のような軒下に柑橘が無造作に販売されていたり、橋の上で休憩しているおじいちゃんに会ったり、途端に生活感が感じて、いいねー!となる。こういう予期せぬ発見があるのが散策の醍醐味。
なんでもかんでも最適解を最短にかつ効率的に求められるけど、止まったり迷ってみることも大事。

2023年12月6日水曜日

悩ましい。


驚いたのは(自社の優位性を見せる切り口は理解している上で)U-NEXTって網羅している作品ジャンルのカバー率で、アマゾン、ネットフリックス、ディズニーなど他の配信会社を圧倒してるのね。
ユーザーとの接触率も1位なんだ。プレゼンは「見せるデータを良く魅せるようにする」とはいえ、U-NEXTは頑張っているのは事実。不勉強でした。そして月額利用料も安いとのこと。

で、その先は「自社コンテンツの制作」は自然の流れで、配信会社なら当然。
と、言うことは今回のカンファレンスでは全く入っていない「撮影」について「増える」ことが予測さて、スタジオ撮影もあるにせよ、ロケ撮影も増えるとなるとフィルム・コミッションへの相談増は確実。
劇場映画が600本/年以上公開される中で、配信作品も増え続けるとなると・・・どうなってしまうのか?

そもそも、撮影現場に制作部や演出部、撮影部などの人がいない現状(慢性的)。それに各FCの担当者も専属は一人未満が多く兼任がほとんど。
今や撮影にフィルム・コミッションは欠かせないから、どうするんだろう?と、ホテルに教えてもらった公共の足湯で30分間浸りながら一人振り返り。
テーブルがあったら仕事もできるのに!

またぐ世界。


韓国が1997年の通貨危機の打開に外貨獲得策の一つとして映画産業に力を入れたのは有名(釜山フィルム・コミッションなどが設立され、シュリ、JSAなどが制作される。)で、内需だけではエンタメは育たない。
そのためには「エンタメコンテンツのクロスボーダー化」は必須で、大前提として面白いのは当然なので世界を相手に切磋琢磨して今がある。と言う説明は、これまで点だった事柄がピピッ!と繋がって納得感が高かった。

中国は世界を相手というより、自国が大きく56の民族で構成されているので、全ての民族が満足いく作品を届けるのは至難の業。いつも頭がいたい。
とは言えヒット作の多くは「素朴な生活(リアリティ)」がキーワードで、特に「家族への感情」は、どの民族にとっても普遍的な話題なので共感しやすい。
良い作品は必ずリアリスティックに描いており、研ぎ澄ませば、おのずと世界にも通じると思う。

最近の作品を見ると「同じような作品」が増えているような気がしてならず、物語は面白いけど(これでいいのか?)と思うほど、“ウケるフォーマット化”が世界を覆い、このアジアでも同一化・同質化を危惧している。
決して自国ファースト主義ではないが、もっと各国で培われた歴史や文化という独自性・オリジナリティを大切した上でのアクションや恋愛などがの作品が生まれたらいい。と「グレースの履歴」の源監督はクリエイターの視点から登壇。