どうりで知らなかったはず。14回目までは韓国で開催されていた「アジア・ドラマ・カンファレンス(ATDC)」。その後、15回目から日本での開催となり、コロナ禍を経て16回目。
七尾市に集まったのは9つの国と地域(韓国、中国、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、インドネシアなど)から200名以上。
内容は“これからのコンテンツ制作”についてのナレッジ共有。
ビジネスだから当然と言えばその通りなんだけど、ハッ!とした件。
上映作品は「82年生まれ、キム・ジヨン」と「エクストリーム・ジョブ」の2本立て。「82年生まれ、キム・ジヨン」は観たことはなく、いい映画だった。
アンコンシャス・バイアスと括っても意味ないけど、長らくの伝統や慣習などで培われた無意識・悪意のない偏見って本当に厄介(自戒を込めて)。先日の研修でもキム・ジヨンと同じような境遇の人がいたな。
「エクストリーム・ジョブ」は鑑賞済だったけど大満足作品。
扱いが難しい素材や話題でもエンタメに仕立て上げる力量を感じる韓国映画。
でも7月に行ったBIFANでは嬉しい再会もあったけど、実は韓国映画は自国では不振が続いていると聞かされてグラッと気持ちが揺らいだり。
「韓国のロケ地へどうぞ!」など韓国の観光公社の資料などを見る限り、不振を微塵も感じないのは「劇場映画じゃない作品」を観てるからか?表現がくどい!
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| 「フィルム・コミッションの記事多いですね」とD |

魚屋さんが淹れてくれたコーヒーと子ども達作のスモア
とてもとても個人の見解です。
今回、特に印象的だったのが「岩城島」での夕食&レクリエーション参加で、その理由はいくつかあるけど、至極私的に思ったのは「お酒」がなく、こじらせる人が一人もいなかったからと思ったり。
極めて健全で最後まで全員が和気あいあいだったのが印象的。
とても和やかで健全だった雰囲気の理由は車で帰らなければならなかった・・・もあるけど、他にも子ども達も多く、ベイビーちゃんから小学生までが保護者と参加して安全・安心に走り回る(遊ぶ)ことができたから。
そして、もう一つは石川県に伝わる伝承遊戯「ごいた」。これは酔っ払ってはできない遊び、かつ老若男女が参加できるから、酔っ払ってるヒマなんてない!という感じ。
初参加の私たちには、ココいる全員が旧知の中で、雰囲気から察すると(昨日も会っていたような感じ)だけど、実際は2-3ヶ月ぶりとのことで、中には移住者がいたり、私たちのようなポッ!と参加した旅人もいたり、「インクルージョン(=包括、包含)」という言葉があるけど、まさに“全部ひっくるめて”という感じ。
こういう場があるって素晴らしいし、こういう場を作られたリーダーはスゴいと帰り道。
前夜は岩城島で島民との交流でワイワイし、夜遅くに帰り、そのまま就寝。翌朝は5時に起きて朝散歩して6:45に朝食会場となる「汐見の家」へ。
すると「汐見の家」に泊まっていた4組が既に朝食の準備をしていて、お手伝いしようも台所が渋滞してたので子ども達の相手係となる。
「子ども達のお相手上手ですね!」と、お母さんからお褒めの言葉をいただき「実は子ども達を預かる取り組みをしてまして、子ども達から“インチキ先生”と呼ばれてるんです。」と言った瞬間に、お母さん達大爆笑、子ども達はシラッーと引いてしまう。
朝食なのに色鮮やかな野菜や厚焼き卵(管理人の工藤さんの名物料理)が所狭しと並び「ご当地食材ビュッフェ」となる。
8時に出発する際に「みんなで記念撮影を撮ろう!」となったのが、この写真だけど、相変わらず、お互いの名前も仕事も知らず(かろうじて情報としては3組の家族は神戸から、サイクリストの男性は千葉から来たという程度)。右手前の黄色いパーカーの後ろの女性がオーナー。
だけど、それが良くて「また会えるかもね!」と子ども達にバイバイして出発!
ちなみにランチは予約制で午前2組、午後2組の計4組/日しか、この世界観を堪能できない。
着席のテーブルにはメニューと思いきや、J.L.ルーネベリ(フィンランドの詩人)の詩が表紙だった!読みいってしまい、情景にメニューに辿り着かない。
料理はコースのようになっているものの、フランス料理、中東料理、デンマーク料理、イタリア料理と世界各地の調理法で生み出された味がでてきて「食の世界旅行だね」と、唸ってしまう。写真は「南瓜のフムス/マルチシードクラッカー」を食べ終えた皿。
一つ一つの料理を盛り付けている皿も個性的で、いちいち感激する我ら。
でもココは愛媛県上島町弓削島。離島。
照明はあるけど、自然光の中での昼食。店内に流れるBGMは時々不協和音だし、「作品の中で作品を食べているようですね」という表現は的を得たり!という感じ。
個人的にはとても面白くて、どれも美味しくて、かつデザートも込みで3,500円/人(デザート抜きは2,500円/人)はお値頃と思ったり。
気づけば90分の食の旅をしていて、大人空間を味わいたい人にはオススメできる所。
今回はキチンと対峙できて大満足!と思っていたら、ヴィダ・コン・ミエールを知っている方からの情報で再び謎に陥るとは予想もできず、それは次回に解決。