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2021年1月31日日曜日

エピソード貯め

「時は満ちたか?」
で書いた「しゃぶ辰」とはどんな店だったの?と尋ねられて思い出す。私の勤務時は私とTマネジャーとキッチンのセニョールの3人体制だった。
24時を過ぎると営業を終了した飲食店のオーナーや関係者がよく訪れた。そういう方は時々、メニューにない“オリジナル品”を注文するので、Tマネジャーに相談して出していた。すると、ある時「ウチに来ないか?」とスカウトされてしまい、バイト代も100ドル(12000円)/日以上でTマネジャーに相談すると「ダメ!」と言われ、先方に丁重に断る(実は地元では有名店だった)。

しゃぶ辰のバイト代は当時、基本給($50)+チップで営業時間内の総チップ額はシフトのバイトで均等割していた。1組あたりのチップは食事代の15%-20%が相場で大体$10-$20が多かった。そんな中で深夜営業は26時頃になると、ナイトクラブなどの方々がお客さんを連れてきて、話し相手になったら伝票裏にメッセージが書いてあり、チップが$100挟まっていてビックリ!チップを管理していた姉御肌のKさんが翌日に「アンタ!何したの?」とメッセージを見ながらニヤニヤしてたのを覚えてる。

焼肉の時、肉の油に引火してプレート上で炎がボッ!と上がることは日本人は知っている。だけどメキシコ人は知らないので、お客さんが炎を見てキャッ!となったら、サッ!と近づきフーーーー!と口から吐く息で炎を消してしまった!(スゴいぞセニュール!)と思ったのも束の間、たくさんの灰が舞ってしまい、ジ・エンド(涙)。セニョールと私でお詫びしたっけ。

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