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2023年12月1日金曜日

変えた。変えなかった。


「20年以上もフィルム・コミッションに携わっていますよね?すると、その間に変わったコトや変わらなかったコトはありますか?」と記者。

「変わったコトと言えば、社会や価値観の移ろいに合わせてニーズや評価基準が変わりました。撮影誘致と支援さえすれば評価された時から、作品を生かしたPRや誘客促進など多岐に広がりました。これはFCへの期待や可能性を感じるステークホルダーが多面的に増えたからと思います。」

「変わらなかったコトは、変えなかったコトと言った方が正確ですが、FCは“地域のために存在する”という存在意義です。ニーズが多様になり、提供するウォンツも合わせて変化する中で、本質的に“FCが地域に存在する理由”は変えてはいけないと思います。時代の流行り廃りに合わせて変えてしまったら、それはFCではない。が私の見解です。」

「すると、もしも変わってしまうと・・・。」「変わってしまうと、根本的な話なので、私が愛媛でFCをする理由がなくなります。」

半年間で愛媛新聞、読売新聞、日経新聞から「フィルム・コミッション」について取材を受けて、今後も新たに2紙で掲載予定。
記者たちの鋭い質問は、これまでとこれからを整理できるから「スッキリしました。ありがとうございました。」となる。

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