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2022年4月21日木曜日

長所と短所について。


「長所と短所、どちらを伸ばした方がいいですか?」との質問。個人的には「長所」を伸ばした方がいいと思います。その理由は2つ。(1)長所は得意などの無意識なポジティブ思考が働くと思うに対して、短所は「克服しなければ・・・」など、意図的な意識があり、その時点で気構えて疲れる。(2)短所はマイナスイメージがあり、そのマイナスイメージをプラスにするには、まず「ゼロ」まで持っていかないといけないハードルが(複数)ある。

では短所は永遠に克服できないのか?と言われるとそうではなく「ハンカチ理論」はそんな時に良い例。ハンカチをテーブルに置き、中心部を垂直に引っ張ると持ち上がった中心部に引っ張られて端も持ち上がる、するとティピーテントのように中心が最も高くなる。この中心部分を「長所」と捉え、端周辺を「短所」と捉えると、長所を伸ばせば、おのずと短所も伸びて全体的に好影響が起きるという理屈。

要は「短所だけ」に焦点を当てて克服しようとしても、苦手意識があるわけだから苦痛でしかない。ならば長所と上手に混ぜるのはどうでしょうか?という提案。そして、それでも(ダメだ・・・)と思ったら潔く諦めて代替え策に置き換える。
私の場合「会計労務」は何度挑戦してもダメだったので「アウトソーシング」で解決をはかる。自分が苦手なことは、誰かにとって得意なことかもしれない。固執しない。

2022年4月20日水曜日

21年前に描いた構想。


2001年の正月、久米宏のニュースステーションで「フィルム・コミッション」の特集を偶然に見た私は、ピン!ときて、在籍していたコンサル会社の上司らに相談するも、却下されて退職。フィルム・コミッションの可能性に夢を見る。釜山フィルム・コミッションを皮切りにAFCI(国際フィルム・コミッショナーズ協会)の研修などに行き、妻の故郷である愛媛県へ「えひめフィルム・コミッション」を提案。

地域に撮影がくると、撮影隊は地域で様々な経済活動を行う。仮に撮影隊を50人とする。撮影期間は20日間、全員がホテルへ泊まり、毎日食べる、レンタルしたり、購入したりすると1人1日1万円の消費と推計できる(個人的計算です)。すると50人×20日間×1万円=1000万円の特需が地域に起こる。撮影の規模によって100万円〜1億円までの直接効果があるのが撮影を地域に誘致したい魅力。

撮影後、公開前になるとキャストなど関係者による作品の紹介(宣伝)が始まる。この時に撮影地や撮影当時のエピソードなどが発信される。これは間接効果の一つ。その後、DVDなどのセル、配信、レンタルなども行われ、最後の作品発信が行われる。作品を見た一部の市民は「ロケ地に行きたい!」と訪れるコトは聖地巡礼という言葉になった。訪問者は地域で消費するから関係者も撮影に興味関心を寄せる→また撮影が来たらいい!となる。循環の図。

目利きになる。


先週の東京は寒かったけど今週は一転して生暖かく、銀座通りは人多し。その中をスタスタすり抜けJFCの事務所へ。誰もいない事務所でコワーキング。今年度事業のスケジュールが色々と書いてあって迫力あり。そうか、コロナ禍とはいえ、今年はカンヌ映画祭に行けそうなんだ(私は行けないけど)。ホント、コロナ禍を理由に「中止、延期、縮小」してもいいけど、反転する時のエネルギーは「マイナス→ゼロ、そしてゼロ→イチ」と二段階だから大変だよと。

「どうなんですか?実際の所は・・・」と業界について意見を求められる。「詐欺まがいの製作者がいるのは事実です」と、これまでの事例を交えて伝えると静まる・・・。「その・・・怪しい人の見分けってつくんですか?」「はい、色々と質問すればいいんです。」「質問??」「例えば(1)この作品の配給会社はどこですか?(2)公開時期はいつですか?(3)協力者への支払いは請求書ですか?ニコニコ現金払いですか?(4)前作で携わった作品は何ですか?などです。」

これくらいはサクっと答えてもらわないと、FCも協力者を紹介にしくい。この中で「携わった前作」はとても効果的でJFCで情報を共有できるから、その作品はFC支援作なのか?など当時を担当者を介して把握することができる。これで何度、愛媛への作品を阻止したことか(笑)。製作費をアテにする作品は論外。

2022年4月19日火曜日

身につけたい〇〇力


学生自身が内省して答えた「自分の〇〇力」で最も多かったのは【笑顔力(例:どんな時でも笑顔を忘れない)】。次点は【行動力(例:率先して動く)、共感力(例:相手の身になれる)、挨拶力(例:いつでも挨拶を忘れない)、コミュニケーション力(例:初めての人でも人見知りしない)】。でも教室内は互いを知らない静かさなので「授業が終わる頃には、互いに笑顔力やコミュニケーション力を発揮してね!」と伝える。

「最も身につけたい〇〇力」を尋ねると【コミュニケーション力】がダントツのトップで、30%以上が身につけたい、あるいはもっと磨きたいと思っていた。でも、「自分が持つ〇〇力」でもコミュニケーションは上位に入っていて???となる。コミュニケーションと言っても一通りではなく、家族や友人、恋人、仕事など、それぞれに柔軟に対応しなければならず、知れば知るほど難しいのがコミュニケーションという感じか。

そして「リーダーシップ力」も身につけたい。これは妻の専門分野なので、授業に登場してもらいたいけど、自分を引っ張る「セルフリーダーシップを磨く方法」の例を伝えたら、数人が激しく首を縦に振ってたから共感したのだろう。リーダーシップってカリスマリーダーの証のようなイメージだけど誤りで、誰でも備えることができるのがリーダーシップ。受け入れる側も、こういうことを知っておくといいだよなー。

私の〇〇力。


私が地域や社会、誰かの役に立てると思う力は〇〇力だ。「行動力や体力、リーダーシップ、巻込力、妄想力、傾聴力、コミュニケーション力、交渉力など」新しい造語も含めて全員で考える。ちなみに私の場合は「ゼロイチ力」。何もない段階(ゼロ)からの立ち上げが得意で、フィルム・コミッションやココ大はその成果。「その代わり生傷が絶えません・・・」と、言うのはお約束で添える言葉だけど、その通り。

ちなみに「ゼロイチ力」は「立ち上げ」だけど「イニチ力」と言うのもあり、これは「イチを発展・展開」させるのが上手な力。人それぞれに力はあるはずで、それを知る(認める)か否かは自分次第。と、言うのも「自分が望む力」と「周りが自分へ認識している力」、「自分が持つ本当の力」は必ずしも一致せず、そのギャップに悩むことはある。特に若い頃は気持ちだけは無双で、自分が望む力をアピールしたいもの。

でも大体、そんな時は【相手が求めるもの(ニーズ)ではなく、自分が与えたいもの(ウォンツ)】で独りよがり。相手が求めるものと自分が渡せるものを、どうしたら合致できるか?いわゆる社会軸と自分軸の交わりで、その交わりが地域の課題改善だった!後付け感もあるけど、ちょうどNPO(法人)が注目を浴びた頃でもあり、何よりもフィルム・コミッションの可能性が後押してしてくれたような22年前。

2022年4月18日月曜日

187000人しか投票せず。


単身者、絶好の掃除洗濯日和で忙しくしてたら外が騒がしい、拍手や声援が聞こえる。道路脇に人々が並んでいて(あぁ、松山市議会選挙ね)となる。いわゆる“第一声”というやつで候補者の方が決意を語っていると、遠くでも“第一声”と声援が聞こえて、ココはそんな地域だったのか!と知る。そう言えばポストにも候補者のチラシが入ってたし、選挙カーでPR、投票日は4/24、即日開票!何も調べてなかった。

2018年の前回は定数43人に対して53人が立候補(ちなみに今回は定数43人に対して52名が立候補)。当選投票数は43番目で2748票だから大雑把に言えば3000票を獲得すれば当選するのか!有権者が多く住む地域が地元だったり、企業などの協力があれば戦いやすいのかな?令和4年3月1日時点で有権者数は427307人だから100人に訴求してうち7人が、その人に投票すれば3000票は集まる。えぇ、そこじゃなくて政策が最も重要です。

ヒドかったのは投票率。前回は43.8%と恐ろしく低かった。たった187000人からの支持では当選者の喜びも半分か。ココ大でも選挙の啓蒙授業をしたけど、「見えない/見えずらい議員の活動や成果」を思い出す。描くビジョンに対して4年間の成果が見えずらい。
名前の連呼や「送り出してください!」「全身全霊」なども大切だけど、4年後に市民の暮らしはどうなってるの?と知りたいわけです。

色々な撮影相談がありました。


「えひめフィルム・コミッション」の報告書がまとまる。コロナ禍で撮影相談や実績は減ると思っていたら意外と横ばい。整理すると昨年度も色々あったことがわかる。有名監督作品がオープンセットを探していて・・とか、某配信系作品とソックリな企画に驚いたりとか、商業デビュー予定の若手監督作品、映画祭狙いのアート系作品、映画だけでなくファッションショーや写真展を組み合わせた作品。

ドキュメンタリーっぽい作品、海外作品ではオンラインロケハンをしたけど監督ら撮影隊が来日できず・・だったり、食べ物系番組は面白いから楽しい。その傍らで極端に丁寧なんだけど「何を言ってるのか分からない相談」があって、一つ一つ詰めていくと【結局、製作費を要求(スポンサー探し)】な内容も多く、その大抵は経験の浅い若い人たちからの相談で、当人もよく分かってないから、こちらはもっと分からない(人を育ててね)

そして(あぁ、また来たか・・・)という作品も。2-3年に1度、必ず相談のある金子正次作品。過去20年で7-8回は来てる。彼が残した脚本は5本しかなく、そのうち映像化できていないのは1作品だけ。“それ”を映像化したい。と、毎回、違うプロダクションから相談がある。コロナの影響で中止になってしまい、これまでと同じなら2-3年後だけど、どうなることやら。今年度は、えひめFC20周年だからなー。

2022年4月17日日曜日

迷い込んだか。


2021年10月1日時点の人口統計によると、日本の生産年齢人口(15歳から64歳)は総人口の59.4%。統計を取り始めた1950年以来、最低とのことで人数にすると1年で54万人も減ってしまったとのこと。現象の理由の一つが「コロナ鎖国による外国人労働者の流入減」と日経は書いてた。ちなみに愛媛県は相変わらず自然減、社会減で毎年1万人程度の減(自然増、社会増があるから感じにくいけど山間部に行けば激しい減)

最近、70代、80代のシニアの方々と“世間話ではない話”を多くした。私自身も初めてのこと。父親と喋っても、こんな話はしない(笑)。それぞれの背景は詳しく知らないけど、姿勢や身なり、考え方などから想像するにフツーじゃないのは明らか。働く意欲はモリモリで、生産年齢人口の65歳ってアテにならない(70歳まで雇用の努力義務の時代になったし)と思ったり、50歳の私なんてヒヨッコ!

そんな方々の孫世代となる学生たちとも話す機会も多く、(そんな風に考えてるんだ・・・)と思ったり。未来を描いたり、未来に期待を膨らますも、現実に消したり、萎んでしまったり。そんな暗中模索五里夢中の中を躍起になって、再び膨らませたり、白黒をカラフルにしてる50歳。その背後からは「インチキーー!」と背中に飛びかかってくる小学生という構図。私はどこかに迷い込んだか。

2022年4月16日土曜日

誰か教えて。


よく見ると、外壁や瓦が一部欠けているのは許してください。持ち帰る時に無造作にバッグにいれてしまったからです。でも、そんな欠けも城のリアリティとして感じられるのが「ご当地モナカ」の面白い所。餡はオレンジ色で柑橘の風味がしました。薄墨羊羹さんの「松山城モナカ」企画会議に入りたかった・・・。ちなみに薄墨羊羹さんとは「唐草こざくら(砥部焼の唐草模様をパッケージにした羊羹)」でお世話になりました。

それにしても【どうして“ご当地モナカ”を作るのか?】は永遠の謎。これだけ多種多様なお菓子がある中で、“ご当地モナカ”は生き続けられるのか?生存競争に強いわけでもなく、実際にカニモナカ(鬼北町)、武者モナカ(今治市)は消えてしまった。いわゆる「絶滅危惧種」なモナカをどうして、今更作るのか?誰か教えてほしい。平安時代から細々とつづく「日本のモナカ」は最強ではなく最適な生存本能で生き抜いてきたのか。

モナカの皮は米粉なので小麦粉アレルギーの方でも食べられる。餡も西洋の甘さに比べたら甘さ控え目という人もいる。コーヒーにも紅茶にも合う。ただし!一つが大きいのが難点と、あえて言う。もう一回り小さかったら食べやすいんだけどな。
松山三越での限定販売だったから買いに行ったら、先日は2段で売られていたのが「5個」しかなく、私が1個買ったので残り4つだった。(えー!みんなご当地モナカ好きなの!?)と驚く。

想像力の欠如か思考力の停止か?


機上にて。ボケッ〜と外を眺めていたら、CAさんが「あいにくの空模様ですが、今は瀬戸内海上空を飛行中です。」と、タブレットで飛行航路を見せてくれる。海は見えなかったけど「雲海」は見えて、それはそれで良かったので「こういうのもいいですよね」と返答。でも、一度も飛行機に乗ったことがない人は、雨雲の上は晴天ということを、情報では知っていても実際にみたことはないから想像できない。

情報だけで済ます、理解するのキケン。時に頭のいい人は、これまでに得た知識から理解して思い込むから世間一般とズレるときがある。勝手に“よかれ”と思って分かったつもりで進めてしまうから、違和感を感じた時は、時遅し!の時もある。あえて厳しく言えば偽善的、独善的な結果になりうる。表面だけ、知識だけ、情報だけではモノゴトの本質にはたどり着かない。知らないことは知らないと言えばいいのに・・・。

目の前の素材だけで、自分に都合よく解釈してはいけない。思考が疲弊して表面しか見えなくなってしまったよう。例えばSNSに掲載した写真は「今」とは限らないし、映っている範囲は画角だけでない、撮ったのは私でないかもしれない。想像力の欠如というより、やはり思考力の停止か。

2022年4月15日金曜日

インチキの呼吸、壱の型テキトー


へぇー、竈門家が鬼に襲われたのは大正2年(1912年)2月上旬と推察できて、炭治郎が鬼殺隊の最終選考に通ったのは大正3年(1913年)と推察できるんだ。そして大正3年(1914年)に第一次世界大戦勃発、日本は好景気を迎える。その後、大正9年(1920年)に労働者の大会「メーデー」が初めて開催され、大正デモクラシーとなる・・・。その陰で鬼が暗躍し人々を喰い鬼殺隊や柱たちが成敗する。

あ”ー!「鬼滅の刃」をもっと知っておけばよかった。お借りした「鬼滅の刃をもっと楽しむための大正時代便覧」は、登場人物と大正時代の文化、経済、政治を結びつけて紹介しているので、ファンなら“細かすぎる点”にシビれるだろうな。ココ大付属学園では「インチキ柱」として振る舞って猛省、インチキの呼吸、壱の型「テキトー」。

むむ、大正時代の食は中華そばの屋台が現れ、当時のファストフードとして丼もの、駅弁(煉獄さんが食べてたな!)も登場したのか!洋食文化が普及してコロッケなどが人気になり、あんぱん、キャラメルも普及し、カステラや歌舞伎揚も!?当時はハットケーキと読んだパンケーキも普及したのか!
萬翠荘が2022年に100歳の誕生日を迎えるに際して、久松定謨氏が好んだフランス文化を感じてもいいし、鬼滅の刃が舞台の大正時代でも面白い。個人的には「大正時代お菓子博」なんてしたい!

普通ほど難しい。


映画やドラマの撮影相談で時々あるのが「特別な場所じゃなくて、フツーの場所なんです。」というリクエスト。この「フツー」は何気なく聞こえるけど“厄介な相談”になることが多い(笑)。「フツーの家、フツーの道、フツーの店、フツーの公園、フツーの海岸・・・」と続くとフツーってなんじゃい!と思いたくもなる。脚本を読むと確かに「フツー」としか言いようがないから、フツーと紹介すると・・・フツーじゃないんだな、これが。

フツーの家の場合、マンションでもアパートでもなく一軒家と思われる。でもデザイナーハウスでも、平家でもないと思うので、ごくフツーの建売住宅?ここで時々「のび太の家っぽいです。」「メイとサツキの家っぽいです」と言われても、アニメですから!見つかるはずないでしょ!昭和時代の2階建てのフツーの家を紹介しても、ごくフツーだから特徴もなくNGになること多し(じゃあ、フツーじゃないよね!)となる。

実際は「フツーの中にも光る個性などの特徴がある」を探していて、説明が必要だったり小細工ではなく、分かりやすいパッ!と見が求められるから探すのは本当に難しい。だから、家福が借りた宿も、フツーの宿だけど「目の前に横に広がる瀬戸内海」や車の走行シーンで「無機質な車が有機的なカーブに流れる道路」とか「ゴミ処理場だけど平和の軸線というエピソード」があったりとか、難易度が高かった作品だと思うわけです。

2022年4月14日木曜日

どうする大人?


京都府南丹市でFCの設立相談に対応していた頃、東京では妻の授業(ビジネス英語)にウィーン在住で帰国中の甥っ子がゲストとして招かれてた。25歳の甥っ子は父親(私からみたら義兄)の仕事の都合から数カ国で暮らし大学はNYU、卒業後は音楽レーベルで働き、いづれは音楽の世界で起業したいと思っている。写真は「サッカーと音楽が好きで、サッカーは考えた末に諦め、音楽の道に進みました。」など話している画。

学生にはリアルな“卒業後の世界”がとても刺激的だったようで、授業後は囲まれたとのこと。世の中は20代、30代が台頭してきて我々世代とのコラボが始まってる。そんな甥っ子もZ世代なら、学生も我が子もZ世代。まだ現役世代ですが、今後台頭するZ世代と互いに刺激し合うことで社会や経済は活性するんじゃないかな?Z世代も自分達に不足していることなどを自覚している、そこを補うとか。

この先は昔話のよう。高い高い丘に住む2組のお爺さんお婆さんがいました。その丘からの眺めは絶景で、若者がビジネスを始めたいと相談の手紙を出すと、1組のお爺さんお婆さんは「いいですね!会いましょう。」と丘を下り、若者は丘を上り合流して相談。もう1組のお爺さんお婆さんは「人に相談したいなら登って来い!」と放ち、若者が来ると「菓子折りもないのか?」と責め立てました。どうする大人?

深く納得。


「ドライブ・マイ・カー」の撮影エピソードを紹介するのに観ていないでは話にならないと思い、ギリギリセーフの滑り込みで鑑賞。感想は良質な大人の映画。日本人らしい“強い面”と“弱い面”を出演者が上手に演じていて3時間の上映時間も長く感じなかった。個人的に好きな“劇中劇”で淡々と進むものの凸凹ありで、大人の映画でした。エンドロールを見ていて思わず、身を乗り出してしまったのが「協力」に西崎さんの名前が最初に単独表示されてビックリ!

他にも西崎さんが「イスから転げ落ちそうになったシーン」がわかって解決。写真は演劇の打ち合わせ会場となった広島国際会議場。情報だけでなくシーンと合わせてみるとググッ!とテンションあがる。演劇期間中に「宿泊地」と借りたのは「新豊」という呉市の宿だったんだ。とても印象的なロケーションだった。物語が日常だから地味なロケに見えるけど、一つ一つのロケ地が個性的で高難度なロケハンだったと推察。

走行シーンや車中シーンが多くて大変だったろうな・・とか、夜間撮影も多かったな・・とか、雨降しもあったのかな・・とか、フェリーでの撮影は本当にしたのかな・・とか、最後は雪のシーンで二人しかいないから大勢の足跡を残すわけにもいかず大変だったろうな・・とか。物語を追いかけるも、どうしてもロケ地や撮影の裏側に気がいってしまった。で、家福の緑内障はどうなった?

2022年4月13日水曜日

ボランティアについて。


個人活動は一先ず傍に置いて、ボランティアって「ボランティアしたい人とボランティアの受け入側との意思疎通」が大切だから、いい関係を築きたいなら双方が互いを知った方が良いと思うので書く。
大学生に限らずボランティアをしたい人は多く、年齢や性別、経験などは不問で一人でも複数でも参加できるのがボランティアのいいところ。その多くは「自分が地域や誰かの役に立てることが嬉しい」という貢献度、充足感、やりがいなどがある。

受け入れ側も「自社を知ってもらい、商品やサービスの接点かも!」「現場通して社会や地域の現実を知ってもらいたい」「自己成長の応援」など様々な思惑があって受入れる。したい側と受入れ側の期待が合致すれば、最初こそ1回だけど、その後も持続的に活動してくれてファンやサポーターなどになってくれるかもしれない。ここでのポイントは「主体性」であり、当事者が自分ごと化できるかどうか。

でも、ボランティアって「したいことをする活動ではない」し、受入側も「人手不足の補充人員」でもない。自分の知識、技術、経験を発揮して地域や社会に貢献するのがボランティアの醍醐味と思ってるので、「タダではできません」とか「有償ボランティア募集」とか、わけの分からない誤情報は困る。
インターンも同じ、初めて学生インターンを受け入れた20年前、あれから今も2人とは繋がっている今。

京都府南丹市にて。


1年ほど前に京都府からの依頼で「フィルム・コミッションの可能性」について講演した際、コロナの影響で会場に入れたのはわずかで、担当者から「泉谷さん、オンラインでも同時配信しますから、エピソードなどは選んでくださいね・・・」と“うっかり発言”に釘をさされて、模範的な内容をプレゼンテーション。会場は盛り上がったものの、オンラインだから視聴者は分からず、そのまま数ヶ月の月日がながれて・・・。

同じ担当者から「南丹市がFCの立ち上げを検討しているので相談にのってください!」と連絡。南丹市の担当者は「あの内容が良かった!」とのこと、感謝!人口3万人ほど、観光客は年200万人ほど訪れる南丹市。隣町は亀岡市で亀岡市と言えば「ファインダー(秋本治作)」のエピソードを思い出す。撮影相談が増えてきたので撮影支援の本格化にFCを設立してJFCに加盟予定のこと。

相変わらず、ホワイトボードへの乱描で紹介。小さなFCは地域との連携・協力が不可欠だから地域づくりなどに展開しやすい。ただ良い作品(制作者)の場合は歓迎だけど、悪い作品(制作者)が来ると地域へのダメージが大きい。「どうしたら、良い作品悪い作品を見極めれるんですか?」との質問に「3つの質問をして、その返答で判断できます」と伝えると、猛烈に書き写していた担当者。

2022年4月12日火曜日

Z世代の女子学生。

Z世代の女子学生がボランティアについて答えました。
81.4%がボランティアに参加経験があり、18.6%が未参加」。「4.7%が月に1-2回のボランティアをしていて、2.3%が年に4-6回のボランティアをしている」。「93%が現在、ボランティアをしていない」。「25.6%が友人3人以上でボランティアに参加7%が一人でボランティアに参加、同じく7%が友人と二人で参加」。

ボランティアのイメージは「81.4%が地域や社会との繋がりがあるイメージ」。「32.6%が今の自分を生かせそうなイメージ、同じく32.6%が意識高い一部の人が活動しているイメージ」。「30.2%が参加・体験にワクワクするイメージ」。「27.9%が興味があるけど、どうしたら参加できるか分からないイメージ」。「23.3%が新しい自分を発見できそうなイメージ」。「14%が一部強制的なイメージ」。

ボランティアに参加する理由は「67.4%が社会や誰かの役に立ちたいから」「65.1%が就職活動などに役立つから」「39.5%が自分の成長や新しい自己研鑽・発見につながるから」と続き、ボランティアから得たこと、得たいことは「69.8%が社会や誰かの役に立ち、求められること」「62.8%が自己肯定感や達成感を得たい」「60.5%が社会や地域の一員であることの実感を得たい」「48.8%が満足感、充足感を得たい」と続く。ボランティアを受入れる側にとって有益な情報を得る。

リアルタイム進行授業。


1回目の授業。どうしたら授業に一体感を感じるか?考えた末に思いついたのは「その場でリアルタイムにアンケートをとって視覚化」してクラスメートが考えている情報を共有しよう!という作戦。昔だったらできなかったことも今は簡単にできる。43名の学生に説明すると、画面上でリアルタイムに回答数が増えていく。予想していた時間の1/3で回答が集まりビックリ!我々よりも数倍、操作が早い!

遡ること授業前、資料をコピーにセットしたらコピー機が「所要時間25分」と非情の宣告。授業は15分後に開始!「先生の所へ届けに行きます!」と、初回から事務方を焦らせてしまったり、教室に着けば「ココ大付属学園」へボランティア参加してくれた学生が笑顔で「先生、授業取りましたよ!」と報告してきてくれたり、インチキ節に(あ”ー!久しぶりの響き!と喜んでくれた学生)

でも授業は真剣です。「ボランティアとNPOの違いが分からないから知りたい」「コロナ禍でのボランティア活動の現状を知りたい」「ボランティアしたいけど、どこで情報を入手したらいいの?」「先生が一番楽しく、達成感のあったボランティアは何ですか?」など、色々と質問が寄せられたから、次回に答える。このリアルタイムで授業がその場組み立てられて、進行するのは学生も参加感があり面白い!

2022年4月11日月曜日

食事をしながら考える。


あまりにも貧弱な食生活に義兄夫婦、義母が心配して食事に誘ってくれる(涙)。ワラビ、ゼンマイなどの山菜、ヌタ、生ハム&柑橘など、正月以来のご馳走に感謝感激。空腹を満たせればいいと栄養も考えず適当にしている自分を猛省。でも、一人だと何もかも面倒くさくて、仕事の忙しさに逃げてしまうのが現実。宅配弁当では味気ないし、かと言って行きつけの店があるわけでもナシ。同じ境遇の人、いるんじゃないかな?

自転車屋さんにて。空気は抜けてるわ、チェーンは錆び気味でメンテナンス。待っている間、親子らしい方々が数組。(そうか、愛媛大学、松山大学が近いから入学生かな?)と見ていると「食事はどうするの?」「テキトーにするよ」「ちゃんと栄養のあるの食べてよ」「・・・」のような会話が聞こえて、親は子を心配するよねと。Uberでマクドナルドを頼むの控えてねと我が子を想像したり。

「アメリカではビックマックが日本の3倍の値段がする」に義姉がビックリ。1個1000円ほどだもんね。ラーメンは2000円/杯するし。土地代や賃料が高いから材料費、人件費も高くなり商品やサービスの値段も連動してあがる。
ワラビ、ゼンマイなどの山菜の材料費は仕入れてないからゼロ(手間などはある)。季節に合わせて適度に調達できる自然豊かな地方の方が、今後は豊かになると思うのは私だけかな。

助言の数々。


久しぶりに聞いた「事業は内容もアウトカム(創出する価値)も大切だけど、“誰”とするかがもっと大事」という助言に全員がウンウンとうなづく。事業自体の内容も価値も、人が創り出すものだから、人こそ最も重要な資源という意味。そして「その、重要な人は?」と聞き耳立てると実は「奥さん」だったというオチ。真剣に聞いていた雰囲気がドッと緩み、和やかな雰囲気になる、奥さんも居たし・・・。

妻と夫は「最も近い他人」だから、出会えるか否かは運としか言いようがない。なぜなら出会う時が1分ズレてたり、場所も1m離れていたり、1日違うだけで出会えないのだから、これを巡り合いと言わず何といおう。さらに言えば、出会ったとしても更に発展しなければならず、お互いに育まないといけないのだから、互いを知らない他人同士が押したり引いたり(だから、映画の題材になるのか・・・)とも思ったり。

閑話休題。“誰”とは“質”の話でもあるから、誰でもいいわけでないという話。でも、どうしたら質の良い人と出会えるか?は「会ってみないと分からず」、そこに手間や時間、お金はかかるとのこと。「一緒に仕事をしたい人は会えばわかる。」ということだけど、まだその悟りの境地まで辿り着いてない私は修行中。他にも色々と言っていたけど、途中からヨーダ先生のように見えたのは私だけか?