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2022年4月20日水曜日

21年前に描いた構想。


2001年の正月、久米宏のニュースステーションで「フィルム・コミッション」の特集を偶然に見た私は、ピン!ときて、在籍していたコンサル会社の上司らに相談するも、却下されて退職。フィルム・コミッションの可能性に夢を見る。釜山フィルム・コミッションを皮切りにAFCI(国際フィルム・コミッショナーズ協会)の研修などに行き、妻の故郷である愛媛県へ「えひめフィルム・コミッション」を提案。

地域に撮影がくると、撮影隊は地域で様々な経済活動を行う。仮に撮影隊を50人とする。撮影期間は20日間、全員がホテルへ泊まり、毎日食べる、レンタルしたり、購入したりすると1人1日1万円の消費と推計できる(個人的計算です)。すると50人×20日間×1万円=1000万円の特需が地域に起こる。撮影の規模によって100万円〜1億円までの直接効果があるのが撮影を地域に誘致したい魅力。

撮影後、公開前になるとキャストなど関係者による作品の紹介(宣伝)が始まる。この時に撮影地や撮影当時のエピソードなどが発信される。これは間接効果の一つ。その後、DVDなどのセル、配信、レンタルなども行われ、最後の作品発信が行われる。作品を見た一部の市民は「ロケ地に行きたい!」と訪れるコトは聖地巡礼という言葉になった。訪問者は地域で消費するから関係者も撮影に興味関心を寄せる→また撮影が来たらいい!となる。循環の図。

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