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2020年8月28日金曜日

地域づくりを伝えるラジオ

1年間に50回の放送と計算するともうすぐ8年だから400回近くになる「週刊ココ大ラヂオ」。南海放送ラジオのCSR活動、と勝手に思い込み「愛媛の地域づくり、身の回り」について毎回、思うまま・感じるままに喋る25分。
当初は杉浦綾さん(元副学長)と2人体制でしたが、3年ほど前から1人体制になり、最初こそオロオロだったけど「ラジオエッセー(随筆ラジオ)」として手応えを得ていて南海放送さんには大感謝。

と思うのも、(1)「一発収録」できるようになった≒NGナシ。読み原稿は用意せず、手元にあるのは間違えてはいけない数字や固有名詞程度。収録は最後まで通しで喋り、「与えられた時間で情報を整理し伝えられる技術」を得た(と思いたい。)(2)「反響がある」がくすぐったい(笑)。現在、ココ大ラジオは毎週日曜日9:30〜なので、家や移動中に聞いてくださる方もいて、「今日のは考えさせられた」など、直感想に感謝。

(3)愛媛県内で地域づくりを伝えるラジオ番組は少ない。市政や大学による放送はあってもNPO法人が地域の魅力発掘など地域づくりについて専門に話すラジオ番組はない、だから貴重。←と、他県の方に指摘されて気づいた。昨今の状況下でラジオへのニーズも高まっていると聞くし、radikoでも聴けるとのこと。「これまで」にも色々とココ大ラヂオについて記していたことを忘れて書いてた!

2020年8月27日木曜日

研修は笑ってナンボ。

「現実的かつユニークな」河内晩柑のPR作戦を考えるに際し、NGワードを3点伝える。(1)アプリの開発→アプリを開発してSNSで〜などのアイデアは現実味がないのでNG。(2)河内晩キャン→前回に出たアイデアで面白すぎたのでNG、河内晩キャンは“こみきゃん”のお友達らしい。(3)KAWACHI48→これも前回出て大笑いしたけど、今回も出そうだったので先手でNG、本題から外れそう。

すると「かわち ヴァン」という主人公がいまして、その彼の活躍の中に河内晩柑を登場させる物語風PRはどうでしょうか?と発表があったり、「コラボレーション」で他と相乗効果を狙うPRはどうでしょうか?と言うアイデア、テレビ番組風にしてYoutubeにアップしたらどうか?とあったり、これからの愛媛を担う新規採用職員、侮れません。「自由に発想できて刺激的でした」とアンケートコメント。

単に面白アイデアを研修目的にしたのではなく、大笑いした後に伝えたのは「正解・不正解のない問いの中でどう生きるか?」。今までは正解が求められ、正解を出す能力で評価されてきたけど、社会に出ると正解、不正解のない問も多く、今後は更に増えると思われる中でどうするか?「正解を探そうとしないで欲しい」と伝え、「常に自分に問う(自問自答)」の大切さを伝え、自分で考え抜く力を培って欲しいと。

2020年8月26日水曜日

オリジナルクラフトジンづくり。

東温市だったらイチゴ、バジルなど。久万高原町だったらリンゴ、トマトなど。松前町だったらエダマメ、ハダカ麦など。伊予市だったら唐川ビワ、中山栗など。砥部町だったら柑橘、七折小梅など。松山市だったらブドウ、柑橘など。これらの特産物を「一つ」にまとめ上げられる品は何か?と検討した結果、たどり着いたのが(クラフト)ジン。そして「道後ジン」として先駆けられていた水口酒造さんに6市町が集まり作戦会議。

「果物だけでは甘さしか主張できないのでパンチにバジルとかもあり」「ジンの特徴の一つは香りと飲んだ後の風味を楽しめる所」「スパイシー、ウッディ、スモーキーなども出せます」など、単に味や飲みやすさだけでなく、香りや風味など複雑に絡まった素材の魅力が特徴とのこと。お酒を1適も飲めないのに、この企画の先導役を務めることになり「このオリジナルのクラフトジンをどう魅力的にするか?」を考える。

「この1本で6市町が楽しめます」は基本、だけどベタ過ぎ。凝りすぎるとコスト増に繋がる。そもそも「誰に、どんなシーンで飲んでもらいたいか?」「このクラフトジンに期待したいことは何か?」を考える。せっかくの機会だから「想定を1つ、2つ超える」成果を狙いたいのが預かった立場の意見。いただいたサンプルで「河内晩柑+炭酸」と割って飲むと「これは美味しい!」と我が家の専任試飲係(妻)。

2020年8月25日火曜日

気分はジェットコースター

(あれ!?予定ナシの丸1日なんて久しぶり)とカレンダーを見て(ラッキー!)と思ったのもつかの間(あぁ・・・、そうだった)と気持ちが凸から凹へ急降下した件。本当なら急ピッチで準備をしてきた作品の撮影日だった!撮影前日までFCは大わらわだけど、いざ撮影が始まるとFCは現場監督的な立場になる。特に初日は予期せぬトラブルも多く撮影を見守るのために丸1日空けておいたのだった・・・。

今回はコロナウィルスの感染拡大防止に、ロケ支援撮影におけるガイドライン&チェックリストが適用されてから初の撮影だったから、その点についても状況を見守る必要があったけどお預けとなる。撮影支援に確保していた数日がポッカリ空く。ピンチだけどチャンスに変えるしかなく、何かできることはないか?と思ったり。「作家デビュー」を意識した時もあったから書くか!?

残念だけど今回も貴重な経験に間違いない。不可能と言われた撮影を実現したこと、撮影中にパトカーに乗って警察署へ行ったこと、スタッフと大げんかしたこと、絶体絶命のピンチに突如救世主が現れたこと、門前払いで凹んだ日々、エンドロールで涙を流す歪んだ映画愛など、意外と事実・現実の方が作品よりも面白かったり(今、思えばですが・・・)。と、思うと、やはり私はツイてると思う(涙)

2020年8月24日月曜日

涼しい愛媛

日頃の運動不足解消に散歩をしていますが、愛媛県庁裏から進めるこの坂道だけはいつも難敵。散歩しながら色々考えることを日課にしていますが、この坂道の時だけは特に降りる場合「転ばないか?」「ガクッと行かないか?」など他に考える余地を与えない坂道、20度以上の傾斜角はあるのかな?急角度な分、松山城への道へ驚くほど早く着けるのが魅力。くれぐれも落ち葉には気をつけよう、落ち葉を踏んだら滑ります。

「城山周辺には鎧武者の幽霊が出るんですよ、特に〇〇町。」と教えてくれる。「涼しくなるねー、いいね。」と話を合わせるのも(恨みつらみなどであり得るかも)と話に乗ったり。松山城に続く裏山の獣道には「大きい穴」があって、幼少だった我が子たちと遠足などに来てはワーキャー!言って騒いだっけ。巷では「幽霊寿命400年説」が流行っているし、やはり夏だと涼しい話に感度が高くなるねとなる。

隣町には写真を撮ったら無数の手が出ていたという池があると言うし、どこで聞きつけたのか、Jホラーで有名な某監督チームが某地へシナハンにやってくるし、ギャグマンガから恐怖映画まで描く漫画家原作の作品をスリラー、ホラーにピッタリな建物で撮影したいと相談されたら「勘弁して!」と断られたり・・・。その他、スリーピーホロウのような伝説もあったり、不思議な言い伝え、現象も意外と多い愛媛を知った週末。

2020年8月23日日曜日

地域の課題改善は

14名の参加者は地域おこし協力隊がいたり、自治体職員がいたり、学生がいたり、NPO活動をしている人がいたりと職種も年齢も経験も性別も異なる方々。
この「地域づくり人養成講座(主催:えひめ地域政策研究センター)」の受講後は地域(地元)にて活動を実践される人も多いと思う。特に地域の課題を改善する事業に取り組む場合は単に独り善がりにならぬよう、多面的に物事(課題)を捉えなければならない、と伝える。

多面的と言うのは「その課題の関係者たち」「課題解決と思いきや新たな課題発生の可能性」「課題の原因や背景」「改善に取り組む面々」「対処療法から根治療法へのスキーム」など、これまで一面的と思われた課題を解決しても裏側では違う問題が発生しているかも知れず、色々な事情が複雑に絡まっていること多し!だから知見を持つ方々が協力して取りかかなければならないと伝える。

取りかかるコトは「改善事業」と同意語だけど、月日が流れると本来なら課題を改善する手段であるはずの事業が目的化してしまうこと多し。当初に掲げた目的が形骸化すると手元・足元の些細なコトが気になりもめる。目的化してしまった事業に意義はなく中止などになり、課題改善は遠くなる。本来なら踏みとどまり工夫や知恵で乗り切れるけど正論に聞こえる「アイデアキラー」が厄介。写真はセンターの越智さんから拝借。

2020年8月22日土曜日

人のフリ見て我がフリ直せ

興味があったテーマだし、無料だから受講したオンラインセミナー。教える立場は勘違いすると独り善がりとなり、ココ大の理念である「先生も生徒も互いに学びあう精神」が失われると思い、参考にと受けたらヒドかった件。
何がヒドかったのか一言で言えるほどヒドかった点は【単に知ってるコトを話していた、並べてた】だけ。人のフリ見て我がフリ直せ・・・反面教師で、ありがとう!と言いたいくらいだった。

具体的に書くと生々しいからスポーツに例えると、野球ならピッチャーが投げる球種にはストレート、カーブ、シュートなどがあるから「見極めること」。サッカーならキーパーはゴール中央に立っているのでシュート時は「駆け引きをすること」。水泳ならスタートが大事だから「意識を集中すること」。など正論を並べても異論を唱える人はいない。しかし「どう見極めたらいいか?」「どう駆け引きをすればいいか?」「どう意識を集中すべきか?」という肝心のポイント(聞き手が知りたいこと)は言わなかった点。

要点を言わなかった理由は「参加者の職種は様々だから」と、これまた正論。3年前にも同じようなコトを書いてた。そしてチャットに講師との私語のようなコメント。結局は私が講座を見極められなかった力不足が起因してるけど、無料だからと講師も手を抜いていると思われてしまうのはもったいない。かと言えば情報量パンパンでパンクさせてしまうこともあるし、日々精進!写真は関係ありません、ロケハンで素敵だったため。

2020年8月21日金曜日

寄りかかる。

沈む夕陽に(良い一日だった・・・)と思ったイチイチ面倒な奴の心境は、①良いと思える基準値が一般よりも低く些細なことでも良いと思えたからか?②ここ数日間、大きな渦に巻き込まれ溺れる寸前から這い上がることができたからか?③新しい出会いにワクワクしたからか?正解は【全て】で「何て日だ!」と言ってもおかしくない日々だったのは事実。手ごたえや実感のない日々も嫌だけど、乱高下しまくる日々も堪える。

自分一人で行うなら1倍、二人で行うなら2倍、三人なら9倍、四人で行うなら16倍・・・と、関わる人が多くなれば多くなるほど成果や効果は広がると思っている。だから相談するし、お願いもする。現在もご縁をいただいている方も含め「全ての方とは1回目」があるわけで、初対面の印象で判断されたり、お願いごとの内容や成果・効果で判断されたり、いく先々で協力するか否かの判断は異なり、基準は多いはず。

そんな中で、大企業の上役になっても「面白がって」いただき、こちらからのお願い事項なのに「協力したいので何でも言って欲しい」と言われると感謝でしかない。「一人」ではできても「独り」ではできないなと痛感し、多くの人に「寄りかかって」物事は進むと知る。「君は引き出してくれる」との言葉。相手の可能性を引き出せたら、さらに数倍かも。自分の存在意義の糧にメモメモ。

2020年8月20日木曜日

眩しかった件。

50名の愛媛県新規採用職員へ研修。新規と言うと大卒というイメージが強いけど最近は、一度就職し社会経験を経て県職員になる方も少なくなく「即戦力として期待しています」と担当者。いつの間にか凝り固まってしまった思考や行動を、若い感性や社会経験からほぐしたり、紡いだりして欲しいと、6年ほどしか在籍しなかったのに偉そうに伝える(汗)。
終了後、学生時代から知っていた新規職員が挨拶に来て、すっかり逞しくなっていて親心に響く(涙)

今回、彼らが挑んだお題は「河内晩柑のPR向上大作戦!」河内晩柑生産量日本一の愛媛県ですが、県内外で知名度が低い!それを若い感性からどう発信・浸透できるか?50人が個々に考え、その後はグループでアイデアを持ち寄り、一つに絞りブラッシュアップして筋肉質のアイデアに変換して発表。笑えるアイデアが多かった中で、私の発想にはなかったのが「河内晩キャン(愛媛県のイメージキャラクター「みきゃん」の親戚?)」という設定。

「おねがいだから」でも書いたけど、その柔軟な発想や思考を持ち続けて欲しい。想像力、妄想力は大切と伝えたのは「正解・不正解のない問題の方が世の中には多い」から。正解・不正解の中だけで生きてきたら、正解を探そうとしてしまう。今後はもっと「不透明・不明瞭」になると思うと不安になる。だから一つの解決法として常に【問いを立てる(自問自答)】が大切で、自分を信じることで1歩を踏み出すことができるとくくる。

2020年8月19日水曜日

厄介な話。

問い合わせ数件、うち1件は「渡哲也さんがお亡くなりになりましたが、愛媛県との所縁ある作品についてコメントを」というムチャブリ(笑)。「えっー!?愛媛と渡さんですか?坂の上の雲で東郷平八郎役をされましたが愛媛にはお越しになっていません・・・」「そ、そうですよね・・・」と会話が途切れたら笑って誤魔化すしかない!電話口でも笑っているのがわかり「すみませんー!」と問合せの主。

「やりようはある」と思ったけど大変なのは分かる。目的を変えずに手法を変えることは「進化」、目的も変えず手法も変えない(何もしない)は「絶滅」。生き残ろうと思う人は手を組んだり、工夫したり、なりふり構わず行動するけど、中途半端なコンセプトや当事者に熱意がないと手間や面倒だけが負担となるとわかり消極的。この差は何か?と言えばズバリ!「どこを見ているか?」そして「想像力の欠如」が問題。

生き残ろうと思う人は「遠く(ゴール)」を見つめ、面倒と思う人は「手前(作業)」を見つめる。違う表現をすれば、生き残りたい人は目的を描けているけど、面倒と思う人は描けない。面倒と思う人は大抵、想像力が欠けていて作業量の多さ(手間)を理由にしたり、その面倒さを人のせいにする。困った人ではあるけどブーブー言いながらする人はまだいいかも。実はもっと困った人がいて、それは「思考停止」な人。全く考えず思考がフリーズしてしまうから厄介。

2020年8月18日火曜日

味よりも食感。

赤玉ねぎ、アボカド、ハンバーグをごまパンで挟んだハンバーガーだけど、パテは肉じゃなくて大豆。言われなければ全く分からない(ちなみにハンバーガーに定番のトマトは苦手なので私のは抜かれている)。わざわざ似せて作る必要なんて意味がないじゃないか?と思われる方もいると思うけど、世は既に「こんな」「あんな」「そんな」方向へ進み「選択肢の多い」時代になっていることは知っておいた方がいい。

「あれ」「それ」「これ」も私は食べる雑食。食べるチャンスがあるなら、色々食べてみたら良いと思う一人。愛媛県内だけでも鯛めしは2種類あるし、五色の素麺は献上品とのことだし、タルトと言われて出された品に東京人はビックリする。県外に行って郷土料理を食べれば、その土地の風土や文化を味わえるし、海外に行けば豪華な品から質素な品まで、その土地の食事事情が分かって面白い。で、自分の好みを決めるのはその後でいい。

とは言え、続々と登場する植物性食品の背景には、これまで「この美味しいをどうぞー!」的な一方的な提供から「相手に合わせた提供」が求められたから。そして、このニーズが想像よりも多くウォンツの具現化として各商品になった。で、味はと言うと美味しい。ホント、人間の味覚は意外とテキトーで脳で処理していると思うと(なんだよ・・・)となる。なので「食感」が重要かもとメモ。

2020年8月17日月曜日

あなたの知らない河内晩柑。

摘果された河内晩柑の果実を凍らせたらシャリシャリと米粒のようでスプーンで食べると一粒一粒からビリリッ!とくる「苦酸っぱさ」が弾けた件。1mmも甘くなく「媚びてない味」を気に入る。ヨーグルトやドレッシングに合わせたら美味しさが引き立つかもとなる。コツコツと確実に進めている「河内晩柑プロジェクト」。これまでにお世話になった企業や団体の元を訪れて試飲会&意見交換をさせていただき、成果は当初予定よりも濃い意見が得られたので災い転じて福となす。

「愛媛県が柑橘県と名乗れるのは5ヶ月間(3月〜8月)味わえる河内晩柑のおかげ」「河内晩柑の河内は大阪ではなく熊本の河内村のこと」「丸ごと搾汁する方法だと苦みや油分も入り大人の味になる」「1Lの河内晩柑ジュースは果実7個-8個分が入ってる(140ml/個)」「爽やかスッキリ味は他の柑橘にはない味」など、各意見交換は大いに盛り上がるも「今シーズンに河内晩柑を食べた人」と尋ねると0個が90%の事実。

購入ウンヌンの前に知名度・認知度が低さがあり、その要因が「美生柑、宇和ゴールド、愛南ゴールド、灘オレンジなど」同じ河内晩柑でも呼称が各地で異なっていること。なので「河内晩柑を食べたことはなくても美生柑は食べた」は同じ果実を食べている事実。この誤認識が一般化してしまい河内晩柑と結びついていないかもしれない。1歩進んで2歩下がった感もあるけど次は3歩ジャンプ!

2020年8月15日土曜日

静かな夏。

静かな夏。75回目の終戦日、私の両親は終戦時5歳。当時のことは覚えていないと言っていたけど、手を引かれて逃げたという記憶は残っているよう。父方、母方の父母(私にとって祖父母)は既に他界していて、母方の祖父にはエピソードがあったようだけど私が生まれる前に亡くなっているのでピンとこず。
帰省と言われても東京だし、お盆と言われても特別なしつらえもなかった我が家。

「はだしのゲン」を読み(ズルッ!という擬態語が忘れられない)、「沖縄(ひめゆりの塔)」や「広島(平和記念公園など)」、「スミソニアン博物館(松山も原爆の投下地として検討されていた)」などに行ったり、「キャタピラー」や「この世界の片隅に」「火垂るの墓」などを観たり、広島や長崎の友人から伝わる話を来たりして「戦争のイメージ」を想像する。たった75年前のできごと。

「外に出ればコロナに感染するかも、家にいても熱中症になるかも、一歩も出れない老人はどうしたらいいんだ?」「お前もコロナには気をつけなさい」と、相変わらず元気な東京弁の父、80歳。終戦やお盆だからといって医療従事者の方々は休めない状況を想像する。気がつけばオリンピック時期も過ぎていた。「今年の夏は後世で必ず取り上げられる夏だね・・・」と話す。

2020年8月14日金曜日

無知の知

無知の知(自らの無知を自覚することが真の認識に至る道であるとする)と気づくと、不思議なことに余計な考えが削がれてシンプルになる。中途半端に知っていると情報で凝り固まった思考で、考える範囲を無意識に仕切り、自分の意識が勝手に構築した「常識」とやらで正当化するんだから面倒な奴だと。そして同じレベルの人と話していると、そこに気づかず話が進み、暗黙や忖度などで結論が想定内で収まってしまう時もあるから危険!

今、思えば「瓶コーラ」を鹿島で買った時、続いて買ったカップルが自販機に備付けの「栓抜き」の使い方が分からず、買った瓶コーラをどうしたらいいか分からず、オジさんが教えてたっけ。「泉谷さん、学生や20代の若い方は栓抜きを使ったことがない人も多いんですよ」と、さすが世間の情報にふれている情報誌の編集者たち!じゃあ、目の前にある瓶ジュースの運命はと言うと・・・。もっと上流の話になる。

テレビの話。新番組の放送時間が23:15〜や11:59〜から始まることに驚く。その時間はとっくに夢の中だし、いわゆる深夜帯は深夜だから放送できる内容と認識していたからごくフツーのドラマ放送にゴールデンタイムと言う意識は変わったのかと。いかに人は自分の価値観などで形成された「(自分にとって)都合のよい常識」で考えているか。いつの間にか変わっていたとしても自分にドップリ浸っていては気づかないと無知の知。

2020年8月13日木曜日

誰のために。

「相当めちゃめちゃ激しくヤバイぞ!」と言ったのは視聴率22%と絶好調の半沢直樹。絶体絶命の大ピンチ!というのは今か?とドラマに逃避中。ハラハラドキドキしても最後はキッチリ回収するのがドラマですから・・ははっ!と笑えない現実は四面楚歌。うーむ「相当めちゃめちゃ激しくヤバイ」状況だ。プロジェクトマネジメンのリスク管理で言えば「軽減」の最中ではあるけど「受容」に近づいている、半沢直樹になれるか!前回の最終回は視聴率42.2%!に再度驚く。

と、相当めちゃめちゃ激しくヤバイ状況でも私はツイている(と、思う)。手を差し伸べてくれる人たちがいるから、それも各所から。こんな状況でも「泉谷さん、そりゃ大変ですね・・・。協力しますよ!」と電話口で笑って聞いてくれる方々に感謝。ほんと、この状況は映画にもドラマにもなると以前から思っていたけど、もしも今回を乗り越えることができたら半沢直樹も驚いてくれるはず!というエピソード。

これまでにも「雨降のシーンで転倒したスタッフの代わりに突如現れたのは非番の別作品スタッフ」「(私は悪いことは一切してませんが)パトカーに乗せられて警察署へ行ったり」「エキストラの対応が悪いスタッフと大げんかしたり」など、色々なエピソードがありますが、協力してくださっている方々のためにも実現できたらと思うわけです。最後まで諦めず全力支援宣言!

2020年8月12日水曜日

悩みの淵に立つ。

京都の「哲学の道」にあやかって勝手に名付けた「哲学の道(松山版)」。50mほどの舗装された小道で奥は時代劇の撮影などでも使えそうな松や木々が生い茂る「未舗装」の土道。この「哲学の道」を歩きながら、あーでもない、こーでもないと考えるのが好き。特に「悩みの淵に立つ(モヤモヤ)」があると、この道を通ると何かが整理される気分になるから不思議。たぶん、ここからの見晴らしの良さとか朝(5時)という気分による所多し。

考えると頭の中がゴチャゴチャになる。それが中途半端に色々と知っていると余計に絡まるし、忖度も発生して更にややこしくなる(涙)。絡まった糸をほぐすために広げると、今度は広がり過ぎて隅まで意識が届かない(涙)。そして、どこから手をつけたらいいか?わからない(涙)。とりあえず、ほぐれそうな所から着手する。すると、思いがけない所で解けたりして突破口が開けたりするから不思議(コレ本当)

悩みの淵に立ったことがある人しか分からない心境。要は「自分との対話」で「自分に問う」は大事。例え、予め分かっていた答と同じになったとしても答までの「過程(道筋)を知ってるか否か」は重要。考えるって大変(転がっている情報などを「答」と称するのはやめよう!)だけど大切。考える(哲学の道を歩く)際は時々、友人(クモ!)が巣を張っているので気をつける。

2020年8月11日火曜日

置き換える。

「すべては無から生まれる」から章が始まる『ハリウッド式映画制作の流儀』。夏休みの課題図書として自分に課したけど、良本を選んだかも!「主導権を持つのはストーリーか?キャラクターか?」の問いは「キャラクター」だし(ストーリーはキャラクターさえしっかりしてりえばキャラクターが自然にストーリーを走るのだそう←ホントかいな!)、「素晴らしい脚本(名作)か否かの違いは何か?」の問いには「名作には理念があり、本質への洞察など主張がある」とのこと。

「この映画を作ろう!」と思う最初の一人(プロデューサー)には情熱がなければならない。(1)誰かが欲しがる題材。(2)出演者との関係。(3)資金調達。の3拍子を揃えるのがプロデューサーとのこと。そして「時の流れを味方につけ、逆風時でも耐え抜くこと」があるよう。全ての作品が3拍子揃ったからといって直ぐに制作できるわけじゃない、なんだか「今」の状況のようで妙にリアリティを感じる。

で、読み進めて気づいたのは(映画を題材に書かれているけど、他の仕事や業務に置き換えることもできる!)ということ。企画立案には3拍子と同じ要素が求められるし、脚本に現実味を出すために調べるのはプレゼンでも同じ、作品の公開はプロジェクトの成果(サービスイン)と同じ。物事を真っ正面から向かい合うことも大切だけど、時に「少し斜め」から捉えると側面も見えてお得ということ。

2020年8月10日月曜日

今日も取締られ役は。

東京回避で地方空港に到着。飛行機の欠航はまだ続いていて、人気のない空港では土産店などが閉まり電気もついていないから全体的に暗い。街で過ごすのもどうかと思い「ラウンジをコワーキング化だ!」と思いつき、入ってみると案の定、広いラウンジに利用者は数人でガラガラ。端に陣取り作業環境を整え、飲み物も用意して準備万端。静かだし涼しいし目の前は飛行機ショーのようで予想通りの快適さ。

改めて思うのは、どこでも作業ができる仕事がある私は恵まれている。離れていても仕事ができるのは「顔が見える安心感、オープンな透明性などから生まれる信頼感が成立」しているからで、何かあれば直電がくる確実性(捕まえられる=取締まられ役)も大切のようだ(涙)。そして早速の電脳ミッション発令!「体系的に学ぶフィルム・コミッションのマーケティング講座」を構築し始める。

AFCI(フィルムコミッションの世界的ネットワーク)では毎年集まり、会議を行なっていたけど、会えなくなったのでオンラインミーティングに切り替えたら便利で、隔週で世界中のFCが情報交換をするようになったのはピンチからのチャンス。オンラインを単なる代替策とせず、新しい価値を創出できる機会にしようと。撮影の誘致・支援が基本軸ではありますが、創出できること、求められることは多様だと学んでほしい。

2020年8月9日日曜日

ご当地ソフトクリーム

ミッションを全て終え、移動で松本市へ。お土産をとプラプラしていたら「銘菓 板あめ」なる紹介がピンクの電光掲示板からドッーン!と目に入り、立ち止まる。「約350年前までさかのぼる〜」などの由緒&歴史ある説明に考えること数秒「板あめソフトクリーム一つください」と、ご当地ソフトクリーム評論家という理屈を正当化して購入する(「感情で買い、帳尻合わせに屁理屈を後でつける」は人の性)。

ベースのソフトクリームは濃厚なミルク味、パラパラと振りかかった「板あめ」は口に入る度に飴の甘さを粒で主張し、ソフトクリームがトロリという食感に対して「ポリッ!」と歯ごたえで主張。メリハリが効いて美味しい。たかがソフトクリームなれどされどソフトクリーム、ココでしか食べれない地域の味を組み合わせた途端にオンリーワンの事例。お支払い350円だけどPaypayで実質348円。機械はNISSEI。

誤解を恐れずに言うと、以前まで「ご当地」という言葉の印象は「トレンドの大都市に対して地域を苦し紛れに表現する呼称」と感じていたけど、今ではオンリーワンという意味で捉えられるから時代は変わったと。ご当地映画、ご当地ソフトクリーム、ご当地モナカ、どれだけ地域に密着、根付き、物語性があるか?が問われる「ご当地」。派手さは不要で、些細で気づかなかった点を見つけられるかが肝。と、いうのも帳尻合わせの屁理屈。

2020年8月8日土曜日

撮影現場にて困難を考える。

映画「Fukushima50のロケ地「旧東洋バルブ跡地」で行われたジャパン・フィルムコミッションのシンポジウム。広大な敷地は風通しがよく(更に窓を解放し、工事用送風機で常時送風)、ソーシャルディスタンス、フェイスマスクを着用してまで話すべき内容は何だったのか?

それは「コロナ禍における撮影、および撮影支援について」。単に情報発信でよければウェブでもできましたが、お招きした木村さん(職能連帯「制作部・演出部互助会」)、新野さん(ザフール/プロデューサー)の話はウェブでは伝わりにくい現場特有のニュアンスが伴う内容だったから。「制作の現場は人手不足でひっ迫しているのに、2ヶ月間、制作の全てが止まり自宅待機なんて誰も予想していなかった」という言葉通り、撮影現場もFCも現状を暗中模索、五里霧中しながらの意見交換。

「複数回のロケハンができなくなりました」「衛生班など公衆衛生用の予算を確保できる作品しか制作されない」「制作日数の短縮、撮影人数の減少による影響は大きい」など生々しい話は直接のやりとりの方が臨場感を感じやすい。悩ましい話題が多い中で「FCとの関係性も新しく」を模索すると、一つは「ウェブの活用」。これまで以上に「(ロケ候補地)写真の重要性が増す」だろうと。そして「制作部やプロデューサーとの一層のコミュニケーションを取りましょう」と。大変だけど変わらなきゃ。