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2020年8月23日日曜日

地域の課題改善は

14名の参加者は地域おこし協力隊がいたり、自治体職員がいたり、学生がいたり、NPO活動をしている人がいたりと職種も年齢も経験も性別も異なる方々。
この「地域づくり人養成講座(主催:えひめ地域政策研究センター)」の受講後は地域(地元)にて活動を実践される人も多いと思う。特に地域の課題を改善する事業に取り組む場合は単に独り善がりにならぬよう、多面的に物事(課題)を捉えなければならない、と伝える。

多面的と言うのは「その課題の関係者たち」「課題解決と思いきや新たな課題発生の可能性」「課題の原因や背景」「改善に取り組む面々」「対処療法から根治療法へのスキーム」など、これまで一面的と思われた課題を解決しても裏側では違う問題が発生しているかも知れず、色々な事情が複雑に絡まっていること多し!だから知見を持つ方々が協力して取りかかなければならないと伝える。

取りかかるコトは「改善事業」と同意語だけど、月日が流れると本来なら課題を改善する手段であるはずの事業が目的化してしまうこと多し。当初に掲げた目的が形骸化すると手元・足元の些細なコトが気になりもめる。目的化してしまった事業に意義はなく中止などになり、課題改善は遠くなる。本来なら踏みとどまり工夫や知恵で乗り切れるけど正論に聞こえる「アイデアキラー」が厄介。写真はセンターの越智さんから拝借。

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