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2020年8月11日火曜日

置き換える。

「すべては無から生まれる」から章が始まる『ハリウッド式映画制作の流儀』。夏休みの課題図書として自分に課したけど、良本を選んだかも!「主導権を持つのはストーリーか?キャラクターか?」の問いは「キャラクター」だし(ストーリーはキャラクターさえしっかりしてりえばキャラクターが自然にストーリーを走るのだそう←ホントかいな!)、「素晴らしい脚本(名作)か否かの違いは何か?」の問いには「名作には理念があり、本質への洞察など主張がある」とのこと。

「この映画を作ろう!」と思う最初の一人(プロデューサー)には情熱がなければならない。(1)誰かが欲しがる題材。(2)出演者との関係。(3)資金調達。の3拍子を揃えるのがプロデューサーとのこと。そして「時の流れを味方につけ、逆風時でも耐え抜くこと」があるよう。全ての作品が3拍子揃ったからといって直ぐに制作できるわけじゃない、なんだか「今」の状況のようで妙にリアリティを感じる。

で、読み進めて気づいたのは(映画を題材に書かれているけど、他の仕事や業務に置き換えることもできる!)ということ。企画立案には3拍子と同じ要素が求められるし、脚本に現実味を出すために調べるのはプレゼンでも同じ、作品の公開はプロジェクトの成果(サービスイン)と同じ。物事を真っ正面から向かい合うことも大切だけど、時に「少し斜め」から捉えると側面も見えてお得ということ。

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