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2024年9月6日金曜日

本当に起きた話。


愛媛県職員を対象にした研修も3回目。
第一章が終了した休憩時間に教壇へやってきたのは民間採用枠で愛媛県庁に転職したAさんBさん
仕事や授業などで昔からよく知っている二人、これまでの経験を活かして愛媛県を導いてほしいと伝える。

第二章が終わり二回目の休憩に入ると、今度は男性が一人でやってきて名前を告げてくれ「15年前にインターンシップでお世話になったCです。覚えていらっしゃいますか?」と言われて、「オォーー!Cくん!?」と声を出してしまう。

彼も民間採用枠で転職した愛媛県庁に転職した一人でインターンシップ当時の印象(まちづくりの可能性など)が強く残り、某市の公務員になったものの愛媛県で働きたい!と戻ってきた。

そんな彼は当時のインターンシップ資料を見せてくて「大切に保管してました。」とのことで、ウルッ!とくる。

インターンシップって1-2週間の出来事なのに、その時に受けた印象や気づきが将来に影響を及ぼすって・・・と言う感じ。

そして研修終了。その前に名簿を見ていたら、(もしかして・・・)と言う名前を見つけていて、でも人違いだったら申し訳ないな・・・と思い、教室を後にしようとしたら「泉谷さん、Dです。」と声をかえてくれた4人目!

なんと、小学生の時にココ大の授業に参加してくれた、元同僚のご子息で愛媛県庁に就職されていた!「えぇーーーー!Dさん!?」となりビックリ仰天とはこのこと。

するとAさん、Bさん、Cさんも現れ、研修所の所長「すっ、すごい。どんな人材育成したんですか?」となり「いいえ、特に何もしてません。」

でも、これまでの取り組みが間違えではなかった・・・と思ったのは事実。
写真は今夏にインターンシップに参加した学生からのお礼、また彼女たちとも交わるかもしれないと思うと楽しみ!

2024年9月5日木曜日

ライフプランセミナー久万高原町編。


これまでの人生&これからの人生を考えた時、誰もが色々と思う節がある。そんな“節”はターニングポイントだったりして・・・と話題を重ねてワイワイガヤガヤ。

ライフプランセミナーと言う人生設計講座と訳せる機会に登場。
でも、自分の人生設計なんて描いても思い通りにならないのが人生。(どうして自分はうまくいかなんだろう?)は健全なモヤモヤで正常な証拠。

なぜなら、全ては未来の話だから予測がつかないのは当たり前。外れるのは当たり前。

ならば、少しでも近づけることはできないか?で「計画的偶発生理論」の登場。
そもそも「人生におけるキャリアの80%は偶然の出来事に左右される」なら、その80%を少しでも自分へ引き寄せたいし、もしくは80%の偶然を少しでも意図的に発生させたい。

講師役だった吉岡さんのこれまでを聞くと、ターニングポイントでの判断は“点”だけど、その点と点を結ぶと偶然だけど結果的に良い方向へ進んでいたことが分かる。

「そうするためにはどうしたんですか?」と言う質問もあったけど、当人は“その時”に集中して偶然でも自分のモノにしてきた(引き寄せてきた)よう。まさに計画的偶発生理論で説明できそうな半生。

1.好奇心:新しいことに興味を持ち続ける 

2.持続性:失敗してもあきらめずに努力する 

3.楽観性:何事もポジティブに考える 

4.柔軟性:こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる 

5.冒険心:結果がわからなくても挑戦する 

って大事!

燃え尽きませんように。


“地域づくり”に前のめり、考え過ぎると“にっちもさっちもいかなくなる”(≒行き詰まり、どうしようもなくなる)から気をつけてね!が最後のメッセージ。

地域づくりに立ちはだかるのは、避けられない課題と分かっている。
でも、目の前の課題を解決しても次の課題が立ちはだかっていて、“そこに”集中してしまうと周囲が見えなくなり、課題の沼にいつの間にかハマり、前にも後ろにも右にも左にも身動きができず体力や気力が失われ、「やっぱり、地域って最悪!課題改善なんてムリ!」なんてならないよう、気をつけなければならない。

これまで地域づくりに真正面から取り組み、沼に陥り“にっちもさっちもいかなくなり”燃え尽き症候群のような感じで退場した人を何人も知っている。

そんな方々の特徴は、真面目で誠実に向き合った結果だったけど、一人(単独)で向き合ってしまってた。

地域づくりの多くは地域の課題を改善/解決して地域をより豊かにするのが目的だけど、「地域の課題改善/解決≠地域づくり」ではない。ココ大事!

そもそも、地域の課題改善/解決は重いテーマなんだから、重く取り組んでも重すぎるだけ。
ならば、重くても軽く見せるとか、重さを軽減させるなど、色々と魅せ方や手法はあるわけで、そこは地域づくりの当事者たちの腕の見せ所かもしれないと。

まずは笑いながら「イッチョ、やっちゃいますか!」というノリもあって良いと思う。

2024年9月4日水曜日

根拠のない自信から。


講座や研修などで教える場合、説得力&納得力を高めるために「具体的な事例」は欠かせない。決して“いい話を聞いた”で終わらせないために、リアリティを紹介できるのが強み。

(1)朝食を食べても、昼食を食べても腹ペコな子ども達をどうにかしたかった。
(2)昨年末からゲストハウスや歓迎会などでおにぎりを食べる機会が多かった。
(3)3月にはホテル朝食のウリが“おにぎり”で、可能性を感じてアイデア浮かぶ。
(4)食育の一環に「おにぎりを自分で握る」を実現すべく助成金を申請する。
(5)見事、採択されて一升炊の炊飯器、食料など10万円分を購入できた。
(6)ネットでお米の寄付について書くと平岡家から寄付の申し出があった。
(7)「おにぎり百景」と名付け郷土系おにぎり「鯛めしおにぎり」など色々握る。
(8)料理人パパイズム鈴木さんを招き「おにぎり教室」授業で100個以上にぎる。
(9)冬も平岡家からお米の寄付をいただけることになった(今度は新米!)。

これらの間には多くのサイドストーリーがあるけど、助成金などの申請には妄想でも「描き切る」ことも大切で、書き終わった後の「根拠のない自信」は言い得ぬ自己満足感(笑)

そもそも、申請に至るには、それまで散らばっていた「点(今回で言えば、腹ペコな子ども達、各所で偶然に食べたおにぎり、食育などのキーワード)」を紡げたことが背景にあり、妄想でも現実的に書けたのが良かったと自己分析。

相手とストーリーを共有できるかが採択における一つのモノサシと言うつもり。

9/6(金)が最終回。


うーむ、ハヌッセンが浩子だったらストレート過ぎると思っていたけど、縁を切られていたのか!そして(あれ、サッパリ音沙汰なくなったぞ?)と思っていたら、美和子/アリサが田所礼子になってた!?という衝撃の事実。

さらにハヌッセン=美和子/アリサと思っていたら「3年前に捨てられた!」のくだりは(演出も相まって)怒涛すぎて釘付けになってしまったよ!

で「笑うマトリョーシカ」って全11話なのね。
最近は10話も多い中で、見応え感のある大人のサスペンス。今更だけど、キャストも30人以上って多い方ではないかな。
いよいよ、9/6(金)22時が最終回。
清家を操ってるのは結局誰なの?明確な答でスッキリ終わらせて欲しい!

と、見ていたポスター(右隅)の横には「がんばっていきまっしょい_アニメ版」のポスターが飾られているのは愛媛県庁のNTTビル一階。
このポスターは第一版で、現在はユニフォーム姿の第二版が出回っている。

先日は隔月レギュラーの「ひめゴジ!」に原作者の敷村さんも登場されたようで、私の出番は10/22(火)とのこと。

そしてポスターなどはないけど、9/7(土)18:30からは「満点☆青空レストラン」で宇和島市(だてまぐろ)。
先日も宇和島市に撮影の受入相談をしたところだけど、ホント撮影が東予、中予、南予で行われているのは愛媛の魅力が浸透してきた結果か。

これからも話題が作れますように!

2024年9月3日火曜日

お金大事。


生々しい話。今夏のココ大付属学園で色々とお世話になった事柄などの経費、他事業でも区切りがついた事業の精算。事業への先払い、給料などで400万円ほどを今週中に支払う。
なかなかの金額で大きな塊。高級車一台分ほどか(免許もってないけど)

借金の返済中だったら、頭を抱えて“つなぎ融資”も考えたかもしれない。
だけど借金(2000万円)は既に完済、借金に充てていた額は繰越金にも充てられて、400万円程度なら支払えるようになったのは苦節13年、成長した証か。

お金大事。公益活動をしてるからって、我慢や窮屈を強いるのは意味不明だし無意味。

エドワード・デシは、取組のモチベーションの動機づけには三要素「自立性(自分が選択するコト)」「有能さ(点数など数字や数値で挑戦を図るコト)」「関係性(互いに支え合い頼り頼られるコト)」があると言っている=自己決定理論。

お金は数えられるし、比較できるし、客観的に測れる一つの指標。全てではないけど、お金があることで「できるコト(選択肢)」は増える。
先日も、そのコトを痛感したばかり。

愛媛県の最低賃金は、令和5年10月6日から897円以上/時だったけど、令和6年早ければ10月から956円(59円引上げ)になるとのこと。愛媛県初となる900円台へ突入。

と、言うことは、愛媛県内多くの所で1,000円/時という賃金も見かけるようになるのか。
働く人にも経営者にとってもお金、とても大事。

資金調達の話。


公益事業とは、非営利活動や社会貢献活動などのこと。NPO(法人)の取り組みもその一つ。
愛媛県内にはこれまで712のNPO法人が設立された背景には、712の課題が愛媛県にあることを意味していて、日々、NPO法人は設立ミッションに沿い、課題の改善&解決をしている。

コミュニティ・ビジネスやソーシャル・ビジネスもビジネス手法で地域の課題や社会の課題改善に取り組むから、広義に捉えれば公益活動(≒社会一般が享受する利益)となる。

ただ、地域の課題改善は一回や一年では成果は出ず、何回も何年も色々な切り口や手法で取り組まないとならず、仮に成果が出たとしても、ほんの一部で改善&解決への道のりは長い。

すると、大抵、活動資金が足りなくなる。(良いことしてるのに!)と当事者は思うかもしれなけど、周りは成果が出なければ気づかない、気にも留めない。

だから、持続的な活動に使えるもの(=社会資源という)は何でも使う。資金もその一つで、公益活動には「寄付、会費、自主事業、委託、補助/助成、投資」の資金調達方法がある。

9月25日(水)19時から20時の【公益活動の資金調達の基礎・基本セミナー】では、お金を内部、外部から調達するのに必要な知識と情報を学び、資金調達を実践してほしいという願いが背景にあり、参加者が実践することで、愛媛の公益活動は加速する!と信じてる。

1時間1本勝負だから、脱線(趣味は助成金申請など)しないように気をつけないといけないのは私。

2024年9月2日月曜日

企画脳と思考のリハビリ。


7月と8月は、多くの仕事を先延ばしにさせてもらったので、心機一転!気持ちの切替えに松山城へ朝散歩。

「まるで季節労働者(≒季節で仕事が変わるという意味)のようですね。」はハーモニープラザ関係者。絶妙な例えだったり。
でも、普通だったら仕事は待ってくれないから、合わせていただいている関係者に大感謝!

で、早速、事業の難題に当たる。
「できるコトをするのか?しなければいけないコトをするのか?やりたいコトをするのか?」は永遠の問い。

緊急事態ではないので、今すぐに“しなければならないコト”は外せる。
“できるコト”と“やりたいコト”は、どっちがどっちではなく、折り合いをつけた折衷案が良いと考える。実は“できるコト”と“やりたいコト”は互いに相性がいい。

でも、そこには両方の実現に欠かせないリソース(資源)の種類と量が関係するほか、結局“誰がするか?”が最も重要で、そこは良いか悪いかは別の話として最後は“私”になる。

事業を始める際、浅く広く始めるか?深く狭く始めるか?と言いたい&考えたいけど、先ずは小さく濃く始めるが正解。
特にヒトモノカネジカンなどのリソースが限られている場合、最初から話題を狙わないのがベター。

もったいないのは最初だけ勢いがよくても持続性のない1倍の話題。せっかくなら少し先になっても話題が何倍にも大きくなるコト。松山城だって400年後も話題になってるし。

2ヶ月ぶりに企画資料を作るので、企画脳のリハビリと言うか思考の整理。

考えさせられる。


練馬区立美術館へ【三島喜美代-未来への記憶-】に行ったのが6月6日。感銘に浸っていたら、6月27日に91歳で逝去。展覧会の最後にあった作品「未来への記憶」は圧巻だった。

現在、国立新美術館で開催中の【田名網敬一-記憶の冒険-】へ行くのを楽しみにしていたら、8月9日に88歳で逝去。

フランスでも現代アーティストのベンジャミン・ヴォーティエ氏が6月5日に88歳で亡くなったし、アメリカでもビデオアートの先駆者として知られているビル・ヴィオラ氏が7月12日に73歳で亡くなっている。

日本や世界の現代アートを牽引してきたアーティストの訃報にガックリ。
時代の移ろいが沁みている所へ「横尾忠則氏が東京国立美術館へ絵画102点を寄贈」のニュース。
横尾忠則氏も88歳、天井桟敷あたりの作品から影響を受けているので作品が後世に残るのはいいこと。

そんな高齢だから・・・と決めつけはよくないようで、草間彌生氏は95歳でも精力的だし、昨年の展覧会へ行けず残念だったデイビッド・ホックニー氏は87歳
昨年、ウィーンで展覧会へいったアレックス・カッツは97歳でも素敵な作品を世に出してた。

長生きすることに執着しないけど、長生きすることで新しい何か(作品など)を生み出すことができるのは素敵だなと。

多感だった10代、尖ってた20代に影響を受けたアーティストが高齢になって、どんな生き様だったのか?興味津々。

2024年9月1日日曜日

2024ココ大付属学園夏の振り返り


振り返らないと整理がつかない!
2024年夏休みのココ大付属学園は7/22から8/31まで計35日間行い、8/31は台風の影響で閉館、なので実質34日間。

34日間に参加した子ども達(小学生)はのべ1,000人を超えた。参加登録をした子ども達は51人いて、うち30%が初参加。今年で4年目だけど昨年度あたりから申込希望者が増えていて、とてもありがたいけど、3分遅れただけで申し込めず・・・になったり。
先着順申込だから仕方がないけど、抽選はもっと大変そう(先着はタイムスタンプがあるから便利)

「田中ピートさんによる俳句づくり」「JALの紙飛行機教室」は初プログラム。
最初は嫌がっていた俳句づくりもピートさんの上手な先導でユニークが生まれたし、JALさんと一緒にできたのはJALユーザーとして嬉しかったり。
木工作体験では四角型、円型のマルチフレームの2種をつくり“保護者”が喜んでくれたり(笑)

そして何といっても今夏は「おにぎり百景」で始まり、終わった感じ。
いつも腹ペコな子ども達へ食育の一環でお米や農業などに興味をもってもらおうと実施したけど、子ども達の食べっぷりが気持ちよくて平岡さんから寄付いただいたお米30kgを完食!
パパイズム鈴木さんによる「鯛めしおにぎり」はラスボス感のあるクライマックスだった。

その他にもレゴやクーゲルバーンは毎日し放題、プラバン、レジン、お家づくりの他に「呼称のない創作づくり」が日々行われ、ホットケーキ、マシュマロキャンディ、e-Sportsなど「何もしない!」はずだったけど、子ども達のリクエストに応えていたら色々した35日間だった。

これで整理がついた!写真は片付けが終わり、普段の部屋。

突然の幕切れ。


台風10号の影響で8/28に予定していた鹿島ピクニックは中止。
でも予備日として抑えていた8/30は台風一過の晴れ予報で安心していたら、台風が停滞してしまい8/30の方が土砂降りにもなってしまい鹿島ピクニックは再び中止。
「春にお花見に行こうね」となる。

すると、長雨で警報が出てしまいハーモニープラザが閉館するかもとなり、保護者対応に追われる。でも“よほど”のことがない限り閉館は・・・は、都合のいい意識。

災害は思いもよらない、いつ起きるかも分からずで、端から見れば(何もそこまで・・・)と思われるかもしれないけど、災害が起きては取り返しがつかない。という判断から8月31日のハーモニープラザの閉館が決定。
合わせて、児童館、ココ大付属学園も閉館。

突然の幕切れ。決定した17時頃はお迎えのピークで保護者も多かったことから、その場で説明すると一緒に聞いていた子供は涙ぐんだり。

こればかりは仕方がない。先日、松山城では土砂崩れがあり、安全性確保のために警戒の先手を打ったということで。

でも、既に先を見ている子もいて「じゃ!冬休みに!」と手を振ってニコニコして帰っていった子もいたり。

そうなんだよね、今日は9月1日。11月にはココ大付属学園冬休み編の申込みが始まり、12月には始まり、40名とワイワイガヤガヤな年末年始。
あっ!と言う間にやってくる!

おにぎりジャーニーは続く。


最終日(8月31日)の平岡米を使った「おにぎり百景」は、塩おにぎり(平岡米+ひじき塩/弓削塩+海苔)と決めていたけど、台風の影響で最終日が閉園となってしまったココ大付属学園。

なので、最後は8月30日ににぎった「焼肉おにぎり(焼肉のタレ+焼肉の缶詰+天かす+ショウガ)」となる。

炊き上がる途中から「わっー!いい匂い。絶対に食べたい!」と匂いだけで食べる気満々の子どもたち。まだ炊けてないのに匂いだけ嗅ぎにくる(笑)

案の定、8合も炊いたのに握って並べた瞬間から次々と「焼肉おにぎり」はなくなり、3分ほどで全てなくなってしまった。そして「もうないの?」は「また作って!」は子ども達の定番の反応。

これだけ人気なのは、基本となる米(平岡米)がしっかりモチモチだからだよね!と感想の共有。

その平岡米も今夏だけで30kgを消費(正確に言うと、9月7日にIYO夢みらい館での授業でも使用する)。

予想以上に子ども達はお米を食べて、農業の話題にも触れたことから平岡さんにお礼を伝えると、冬のココ大付属学園にも平岡米を提供していただけることになった!バンザーイ!
冬に食べるおにぎりは、ホクホク加減など夏とは色々と違うんだろうな。
おにぎりジャーニーはまだ続く。

2024年8月31日土曜日

約10%


このダンボール製サイコロは夏休み期間中、1,300回以上振られた計算。
ルールは2回振って「ゾロ目」が出たらお菓子2倍!
毎日、ほぼ全員(最大40人)がお菓子2倍の願いを込めて投げて、ゾロ目が出た確率は10人に1人(4人/日)ぐらいだったかな。

運試しでもあり、ラッキーガール&ラッキーボーイが毎日誕生しては、歓喜してた毎日。
悔しがる子もいて、蹴られたり投げつけられたりしてボロボロになるたびに、製作者のアヤカさんが補修して使い続ける(でも、このサイコロは二代目で初代は二日で破壊→木っ端微塵に)

一日に一回の運試しを続ける中で、なかなかゾロ目が出ない子ども達、どうしてもお菓子を2つゲットしたくてたまらず、妙案を編み出す。

それは「違うゲームで成功したらお菓子2倍!」と、サイコロのゾロ目遊びとは全く関係なく、普段から遊んでいるボーリングゲーム(投げてボーリング/ボールを転がさずに投げる)で、お菓子2倍の挑戦を叩きつけてきた!
ルールはボールを投げて一回でストライクを出したらお菓子2倍、爽快感も得られて合意となる。

でも、子ども達、自分たちから言い出したものの、簡単にはストライクが取れないことを知らなかった!

何度してもストライクは取れず、お菓子2倍をゲットするチャンスは2回あるのに、「投げてボーリング」での成功者おらず・・・。

成功者はでるのか?それともこのまま、次回に持ち越しか?

新しい発見。


こんなのが遊びになるんだ・・・と新しい発見だった件。
自宅、捨てられたおもちゃなどから集めた大小の銀玉を数えたら90個ほどあった。すると量があるので「いったい何個あるの?」と素朴な疑問がわく。
「本当にあるのか数えてみてよ!」となる。

ジャラジャラ〜と銀玉を別皿に移し、1個ずつ数え始める子ども。1個入れるごとに音が響くので周りの子ども達も寄ってくる。「何してるの〜?」「私もしたい〜!」という言葉に銀玉を数えていた子ども「あ”ぁ〜!(数が)分からなくなった!」と数えなおし(笑)。

今度は複数人で1個ずつ交互に数えていくも途中でリズムなどが狂い「あ”ぁ〜!分からなくなった!」と再び。その後も数えた総数が定まらず暫定的に94個となる。
すると今度は「本当に94個あるのか?」と確かめたくなる子ども達、再び数え始める。

その様子に(えぇ!単に数えることが遊びになるの!?)と発見する。
数日経ったある日、銀玉を数えることが日課になった子ども達。「えっ!96個ある!?」と驚く。

実は前日にレゴが入っているコンテナから新たに銀玉が発掘され入れたのを目ざとく気づく。
確定していた94個と書いた付箋紙を更新して96個に。
また数日経ち、私が1個見つけて入れては発見されて97個に。
「インチキ〜!1個見つけたよ!」と更に1個発見されて98個が最新の銀玉数。
「コンテナの中を探したら、あと2個は必ずあるね。」と提案すると「インチキが探してきて!」とブーメラン。

おばあちゃん弁当。


「インチキは貧乏で食事も満足にできてない可哀想な大人」と思われて、子どもがお弁当を作ってきてくれたのは昨年夏の話。

席を空けていて戻ると「お弁当が届いていますよ!」と教えられ、???となったけど、以前に美味しそうなお弁当を見て「いいなぁ」と呟くと「おばあちゃんが作ったお弁当だよ。今度作ってきてあげる!」と言われ、特に気に留めなかったけど、どうやら“その時のお弁当が実現”したよう。

おにぎりは5種類(ヒジキ、ゴマ、アオノリ、ノリ、シャケ)が入り、ちくわには細く切ったキュウリが入り、チーズのようにみえるのはカマボコ。厚焼き卵に甘納豆は箸休め。
牛すじの煮凝りはホロホロで崩れ、味はしっかりして“おばあちゃんの味”。
ピーマン、一口トンカツはコショウがしっかりついた家庭の味。


そしてデザートは皮ごと食べられるブドウにナシ。数えただけで10種類の食べ物!
ナシは今年初めて食べた!東を向いて笑いながら食べるのを忘れてしまった(愛媛県の食文化の風習)

10種類の食べ物を少量でも満遍なく食べるって一人暮らしには難しい。難しい理由は手間!
すっかりカット野菜の活用が多くなって野菜を食べてる気がしてるけど、手作り感に勝るものナシ。

色々な味を楽しめて幸福感に包まれる、ちなみにランチョンマットまで用意されてた!
ごちそうさまでした!

2024年8月30日金曜日

台風接近でも。


台風が接近してもフィルム・コミッションへの撮影相談は停滞せず。
現在、放映中の「笑うマトリョーシカ」は本日、22時からTBSにて第10話が放映。

前回は愛南町の外泊地区が登場。その途端「いつ撮影があったの!?」「本当に来たの?」などの連絡が届くも、「見ての通りです。」としか言えないのが立場。
まだ放映中だし、放送が終わればロケ地紹介もできるかもしれない。

「撮影をしたい。」とのことなので、知人が関係している地域だったたことから当人に連絡すると快諾いただいたので、お繋ぎする。良縁になりますように!

「オープンセットを建てたい。」とのことだったけど、オープンセットって広さも必要だけど建築許可など、色々と手強い。これまでにもオープンセットの話をいただいていたけど、実現したことがない・・・。

「各地を巡る撮影をしたい。」は、関係者に連絡するだけでよさそうで、各地の良さを作品と共に発信してくれることを願うばかり。でも、こういう撮影は天気を気にするので、たぶん延期になる予定。

「まずはオンライン会議から」は作戦会議。いきなり撮影決定にはならないから、こう言う機会は大事で、(愛媛にはいいロケ地があるな!)と、思わせることが大切。
どんな質問や内容か?は知らされてないから広く把握しておこうと。

その他にも某所での撮影を希望している製作会社がいたり、撮影相談は止まらない。
これらの撮影が全て実現すれば、県内外&国内外に愛媛県の魅力が発信されるのだけど、果たしていかに!?

断り続けられて。


タクシー業界は「景気を映す業界」と言われているようで、2023年4月の東商商工リサーチの記事では、タクシー業界の倒産は過去10年で最多(29件)となり、その原因の一つに「コロナ」の影響があったとのこと。

外出を控えることでタクシーの利用機会が減り倒産。
これまで長年のドライバーだったシニア世代がコロナ禍を機に大量に退職、ドライバー不足になり倒産。個人タクシーも廃業とのこと。
松山でも似たような状況のよう。

で、台風。ただでさえ雨の時はタクシーをつかまえにくいのに、台風の時は更に難しく、時間帯も時間帯によっては絶望的に。
4つのタクシー会社に連絡(うち1件は直接タクシー会社へ赴く)すると、「ダメダメ!予約は受け付けないよ」「2時間後に手配できます。」「無理ですね・・・」など、“とりつくしまもない”とはこのこと・・・という感じ。

結局、関係者の車が迎えに来てくれて難局は回避できたけど、この機会にタクシー配車アプリの「GO」をインストールする。

これまで東京で利用機会を見ていたけど、松山でも機能するかな?
インストール後にアプリを立ち上げると5分後に配車可能とのことだけど、これが雨天時の場合、スムースに配車してくれるのだろうか?
不安だけど断り続けられるよりかはいいかと。

2024年8月29日木曜日

パレートの法則。


モノゴトには必ず表と裏、明と暗があり表裏一体。子ども達が楽しめるのは裏方の子ども達がいるから。

サマーパーティーは、前回と同様に「射的、輪投げ、バスケットゴール、ストラックアウト、インチキおとし」の5種類を用意。各ゲームは2回挑戦できて、ルールに沿って得点を獲得でき、2回分の獲得総得点で得られるお菓子の数(1個〜3個)が違い、真剣だった子ども達。
ちなみに総得点が30点以上なら3個、20点以上は2個、1点以上が1個という仕組み。

射的なら弾のコルクが周りに転がるし、バスケットゴールならシュートしたボールが床に転がるし、ストラックアウトならパネルとボールが落ちるし、インチキおとしはプレイヤーが直してた。

快適なプレイには裏方による“見えない配慮”が必要だけど、表より裏方の方が好きという子どもが一定数いるのは「8対2の法則(パレートの法則):結果(100%)の80%は20%の要素で生み出されている。」なのかも。

プレイヤーは実際に30人ほどで、裏方(店長)は10人ほど、前回も担った子どもが多く、任せたら上手に仕切ってくれて景品付きサマーパーティーは滞りなく終了。
今日は終日、オープン&フリープレイ。

写真はストラックアウトの裏方の子。この機会に限らず裏方(お手伝い)が好きなようで、会場の準備なども喜んで手伝ってくれる。
そんな子にはお菓子を2倍にしてあげたりして労を労うのも役目。
ほんと、楽しく遊べたのは手間を惜しまず励んでくれた子ども達のおかげ。

底力。


「インチキ!今日、鹿島へ行った方が良かったじゃないか!」など、朝の時点で青空も見えたから、散々言われたけど、昼から雨になり午後には風も強くなり本降りになる。

強行に実施したとしても、近くまで来ている台風の影響にソワソワ&ビクビクしては心底楽しめない。が本音。

で、8/28は代わりに「サマーパーティー(夏祭と言っていたけど、同じ名前はイヤ!と、子ども達。)」をすることを保護者に伝えると・・・。

「お菓子、もらってくれませんか?」「お菓子、寄付します。」「お土産で買ってきました。皆さんでどうぞ。」など、わずか2日で続々と寄付のお菓子(クッキー、焼き菓子、キャンディ、カプリコ、かっぱえびせん、グミ、せんべい、ミレービスケットなど)が寄せられる。

急な連絡だったにもかかわらず、保護者&大学生の理解と協力に大感謝!我々もアマゾンでお菓子を注文すると翌日に到着した(これもスゴい)

そして延期した8月30日も暴風雨予報となり、あえなく中止の連絡。今夏の鹿島ピクニックは中止。

でも、子ども達の反応は意外と冷静で「台風じゃ仕方がないね。ねぇ、インチキ、このお菓子は何個もらえるのさ!3個?5個?10個!?」と、不確定な未来よりも今が大切な子ども達。
目の前のお菓子(普段は目にしないお菓子も多かったから)にソワソワ。

改めてココ大付属学園をとりまく底力と言うか、関わる方々の理解と協力に大感謝!

2024年8月28日水曜日

レゴレジン。


プラバンの応用編としてレジンアクセサリーを創った時、その出来上がりに歓喜したこども達。ならばココ大付属学園でも装置を買おうと購入したのが今春。

「レジンがしたい!」と言うリクエストに「OK!レジンできるよ。待っててね!」と、“あるべき”所を探したのにUV装置がない・・・。

あれ?どこだろうと探してもどこにもない。未開封で大きさも宝石箱程度だから小さくない。
倉庫の整理も兼ねて色々と探したものの、やっぱりない。
(もしかして買ってない?)と自分を疑ってしまうほど。

結局、その時はできず子どもに詫びる。
でも探しても見つからないなら買わなきゃ・・・と改めて、同型のUV装置を購入し「これと同じものを買ったはずなんだけどな・・・」と呟くと「泉谷さん、そんな時ってありますよ。じきに出てくるんですよ」とスタッフ。

でも、出てこないんだよな・・・。
と思っていたら「ガムテープが欲しい!」と、倉庫でガムテの入っている袋をのぞいたら「あれっ!?こんな所に!?」と未開封のUV装置がプチプチにくるまれて入ってた!

なんで!?と思わずにいられなかったけど、何かの拍子に袋へ落ちたのだろうと思うしかなかった件。

突如、2台体制になったレジンアクセサリーづくり。
2台になったことで待ち時間が50%削減、創作速度は200%増で、こんなに素晴らしい倉俣史朗風「レゴレジン」ができたのだから良しとする!