日記を検索

2023年12月2日土曜日

映画で見る知る学ぶ。


「私のまちの韓国映画上映会~ハンマウム・フィルム~という韓国映画の無料上映イベントがありますよ!」と教えてもらい、「スケジュール空ける!」と速攻申し込み、気づけば当日。会場は愛媛大学。
平日の午後だったの、周りはシニアのおじ様、おば様と学生達が多かった。
スポンサーは週3回の運行から毎日就航となったチェジュ航空(7月に利用した際は往復27,700円だった)。


上映作品は「82年生まれ、キム・ジヨン」と「エクストリーム・ジョブ」の2本立て。
「82年生まれ、キム・ジヨン」は観たことはなく、いい映画だった。
アンコンシャス・バイアスと括っても意味ないけど、長らくの伝統や慣習などで培われた無意識・悪意のない偏見って本当に厄介(自戒を込めて)。先日の研修でもキム・ジヨンと同じような境遇の人がいたな。

「エクストリーム・ジョブ」は鑑賞済だったけど大満足作品。
扱いが難しい素材や話題でもエンタメに仕立て上げる力量を感じる韓国映画。
でも7月に行ったBIFANでは嬉しい再会もあったけど、実は韓国映画は自国では不振が続いていると聞かされてグラッと気持ちが揺らいだり。

「韓国のロケ地へどうぞ!」など韓国の観光公社の資料などを見る限り、不振を微塵も感じないのは「劇場映画じゃない作品」を観てるからか?表現がくどい!

2023年12月1日金曜日

出会って30年。


12月1日は妻の誕生日。
一期一会の方、メディアの取材、そして授業参加者らと会話が進むと「出身はどちらですか?→東京です。→移住ですか?転勤ですか?→移住者です。→どうして愛媛へ?→妻の故郷です。→奥様は?→大学の先生です。→どちらの大学ですか?→創価大学と愛媛大学です。→何を教えてるのですか?→心理学の博士で経営学部で教えています。→愛媛にお暮らしなんですか?→いいえ、妻や子ども達は東京です。→と、言うと?→私は単身で松山に暮らしています。」となる。

色々と面白がっていただき感謝しかないけど、私から見ると妻の方がユニークで起業もしている。先日もマレーシア出張で実りが多かったそうで、他にも学会などでイタリアやイギリスなど世界を駆けている。
「朝、コーヒー飲みながら哲学や幸福論について話すこともあります。」と、言うと驚かれるけど、最初からそんなわけではなく・・・。

ほんと、全ては「ニューヨークしゃぶ辰(あんなこんなそんな)」の出会いから。金欠男子が賄いと稼ぎ目的で深夜シフトに応募した時に、受付として既にいた女子が妻。

お互いに今の姿を当時は1ミクロンも想像できず、出会って30年。周りに助けてもらいながらの30年でもあって、振り返るとアドベンチャー。

変えた。変えなかった。


「20年以上もフィルム・コミッションに携わっていますよね?すると、その間に変わったコトや変わらなかったコトはありますか?」と記者。

「変わったコトと言えば、社会や価値観の移ろいに合わせてニーズや評価基準が変わりました。撮影誘致と支援さえすれば評価された時から、作品を生かしたPRや誘客促進など多岐に広がりました。これはFCへの期待や可能性を感じるステークホルダーが多面的に増えたからと思います。」

「変わらなかったコトは、変えなかったコトと言った方が正確ですが、FCは“地域のために存在する”という存在意義です。ニーズが多様になり、提供するウォンツも合わせて変化する中で、本質的に“FCが地域に存在する理由”は変えてはいけないと思います。時代の流行り廃りに合わせて変えてしまったら、それはFCではない。が私の見解です。」

「すると、もしも変わってしまうと・・・。」「変わってしまうと、根本的な話なので、私が愛媛でFCをする理由がなくなります。」

半年間で愛媛新聞、読売新聞、日経新聞から「フィルム・コミッション」について取材を受けて、今後も新たに2紙で掲載予定。
記者たちの鋭い質問は、これまでとこれからを整理できるから「スッキリしました。ありがとうございました。」となる。

2023年11月30日木曜日

古い≠汚い。


ゲストハウスと言えば、ホテルの代わり程度と思っていて、関心のない分野だったのは確か。ただ海外旅では検討マストで、今夏のフィレンツェでも利用したばかり。
愛媛県内では鬼北町の「Warmth」、弓削島の「民宿中塚」、今回の佐島「汐見の家」「ねぎねぎ」しか記憶がない。
実はゲストハウス・民泊とは言えない公民館泊、体育館泊などの方が圧倒的に多い過去。

そして「ゲストハウスみちしお」さんにも話を聞いて、魅力や可能性を感じる一方で驚きを感じたのが率直な感想。
ゲストハウスの利用目的を察すると「ゲストハウスの特徴である一期一会」という出会いに価値を見出す人もいれば、「ホテルよりも安いから」と値段に価値に見出す人もいる。
人それぞれだけど「ホテルより安いから」は、比較から入っているから判断のモノサシが、GIVE&TAKE(コスパ)に見合ってるか?になりやすい。

そもそも、ゲストハウス≒民泊だから、ホテルとサービスなどを比べること自体がナンセンスと思うのはさておき、「経年劣化などの古さ≠汚い」では無いと記しておく。
一方で一期一会というワクワクとドキドキが入り混じる場合は総じて満足感を得ることが多く、ホストとゲストの関係性が成立するとファンというリピーターになる可能性大。

どこに泊まったか自慢で「廃校の保健室、ストレッチャーで寝たことがあります。」は、別次元の話(笑)

ジャナイ「持ってますね」。

「フィルム・コミッションの記事多いですね」とD

前回放送が国会中継で全休したNHKラジオ「ひめゴジ!」。代替日として訪れた11月。「実は今日も国会中継が長引いてるんです・・・」と、心配顔のディレクター。
放送に合わせて、フィルム・コミッションの記事(写真)を集めてくれていたディレクター。ただ、放送時間が短くなると、Aパターン、Bパターンと1分ごとに差し替えが必要になり慌ただしくなるスタジオ。

案の定、国会は長引き、でも普段は国会を聞かないから「インバウンド、国立美術館、ESG投資など」興味ある話題が聞けていいとノンキでいたら、刻々と放送時間に食い込んでいた国会中継。
「〇〇時〇〇分になったら、泉谷さんのパートはナシに・・・。」と申し訳なさそうなディレクター。私自身には何のダメージもないし全く問題ない。

ただ、私だけのパートではなく番組自体が飛びそうなタイムリミットまで迫り、更に慌ただしくなるスタジオ。
しかし!唐突に国会中継が終わる(国会って唐突に終わる)。番組の後半(愛媛FCのナカイさん)は通常放送。

「泉谷さん、スゴいですね。」とは別のディレクター。「こんなコト、滅多にないですよ。それも2回連続なんて記憶にありません。持ってますね」「あ、ありがとうございます。」と、ジャナイけど・・・。
次回は12月、2023年の振り返りということで、幻の休止回はいづれ。

2023年11月29日水曜日

インクルージョン。

魚屋さんが淹れてくれたコーヒーと子ども達作のスモア

とてもとても個人の見解です。

今回、特に印象的だったのが「岩城島」での夕食&レクリエーション参加で、その理由はいくつかあるけど、至極私的に思ったのは「お酒」がなく、こじらせる人が一人もいなかったからと思ったり。

極めて健全で最後まで全員が和気あいあいだったのが印象的。


とても和やかで健全だった雰囲気の理由は車で帰らなければならなかった・・・もあるけど、他にも子ども達も多く、ベイビーちゃんから小学生までが保護者と参加して安全・安心に走り回る(遊ぶ)ことができたから。

そして、もう一つは石川県に伝わる伝承遊戯「ごいた」。これは酔っ払ってはできない遊び、かつ老若男女が参加できるから、酔っ払ってるヒマなんてない!という感じ。


初参加の私たちには、ココいる全員が旧知の中で、雰囲気から察すると(昨日も会っていたような感じ)だけど、実際は2-3ヶ月ぶりとのことで、中には移住者がいたり、私たちのようなポッ!と参加した旅人もいたり、「インクルージョン(=包括、包含)」という言葉があるけど、まさに“全部ひっくるめて”という感じ。

こういう場があるって素晴らしいし、こういう場を作られたリーダーはスゴいと帰り道。

互いに名前を知らずとも。


今回も宿泊は「ねぎねぎ」。しかし、今回は上海から弓削島へやってきた方とのシェアで、聞けば「竹製の自転車」を作ってるということで「それはナニ?」と思いつつも解明できず。


前夜は岩城島で島民との交流でワイワイし、夜遅くに帰り、そのまま就寝。翌朝は5時に起きて朝散歩して6:45に朝食会場となる「汐見の家」へ。

すると「汐見の家」に泊まっていた4組が既に朝食の準備をしていて、お手伝いしようも台所が渋滞してたので子ども達の相手係となる。


「子ども達のお相手上手ですね!」と、お母さんからお褒めの言葉をいただき「実は子ども達を預かる取り組みをしてまして、子ども達から“インチキ先生”と呼ばれてるんです。」と言った瞬間に、お母さん達大爆笑、子ども達はシラッーと引いてしまう。


朝食なのに色鮮やかな野菜や厚焼き卵(管理人の工藤さんの名物料理)が所狭しと並び「ご当地食材ビュッフェ」となる。


8時に出発する際に「みんなで記念撮影を撮ろう!」となったのが、この写真だけど、相変わらず、お互いの名前も仕事も知らず(かろうじて情報としては3組の家族は神戸から、サイクリストの男性は千葉から来たという程度)。右手前の黄色いパーカーの後ろの女性がオーナー。

だけど、それが良くて「また会えるかもね!」と子ども達にバイバイして出発!

2023年11月28日火曜日

人智を超えた何か?


しまなみ海道の島々には「展望台」があって、伯方島には開山展望台、大島には亀老山展望台とカレイ山展望台、大三島には多々羅展望台があって、それぞれの眺めは絶景。
特に亀老山展望台は有名で、展望台は高い所にあるから当然だけど“あの”坂道を自転車や徒歩で上るのはスゴいと思う。有名なのは見晴らしもだけど、著名な建築家(隈研吾氏)の作品という理由もあるのかな?

同じ大島のカレイ山展望台にもあがる。こちらは採石場が近いから、道すがら上り下りするダンプカーと行き違いになるのでサイクリストの方は気をつけた方がいい。でも、亀老山展望台と比べたらサイクリストの数はとても少なかった。わざわざ感があるのかな?
展望台にあがると、亀老山展望台とは異なる構図の見晴らしはいい!と2013年2019年にも書いていた。ちなみに展望台には私たちだけ。

そして翌朝は、2016年以来7年ぶりに岩城島の積善山へ。朝だったためかサイクリストはゼロ。
昭和感あふれる展望台からの見晴らしはサイコーで、眺めていると「天使のハシゴ」とよばれる雲の合間に隠れた太陽からの日差しが瀬戸内海を照らして幻想的に。
中世の宗教画のようで、こんな自然の現象に人智を超えた何かを感じたのかな?
「愛媛人は自分たちが暮らしている所をもっと自慢してもいいよね?」となる。

ヴィダ・コン・ミエール再び。


前回は、その空気感・世界観に飲み込まれてしまったヴィダ・コン・ミエール。「緊張するカフェ」では、呆気にとられてしまったのでリベンジ!とランチをいただく。

ちなみにランチは予約制で午前2組、午後2組の計4組/日しか、この世界観を堪能できない。


着席のテーブルにはメニューと思いきや、J.L.ルーネベリ(フィンランドの詩人)の詩が表紙だった!読みいってしまい、情景にメニューに辿り着かない。

料理はコースのようになっているものの、フランス料理、中東料理、デンマーク料理、イタリア料理と世界各地の調理法で生み出された味がでてきて「食の世界旅行だね」と、唸ってしまう。写真は「南瓜のフムス/マルチシードクラッカー」を食べ終えた皿。

一つ一つの料理を盛り付けている皿も個性的で、いちいち感激する我ら。


でもココは愛媛県上島町弓削島。離島。

照明はあるけど、自然光の中での昼食。店内に流れるBGMは時々不協和音だし、「作品の中で作品を食べているようですね」という表現は的を得たり!という感じ。

個人的にはとても面白くて、どれも美味しくて、かつデザートも込みで3,500円/人(デザート抜きは2,500円/人)はお値頃と思ったり。

気づけば90分の食の旅をしていて、大人空間を味わいたい人にはオススメできる所。
今回はキチンと対峙できて大満足!と思っていたら、
ヴィダ・コン・ミエールを知っている方からの情報で再び謎に陥るとは予想もできず、それは次回に解決。

2023年11月27日月曜日

持ってた私。


「ごいた大会」が終わり「おにぎり、厚焼き卵、酢物など」の夕食を済ませ「魚屋さんが入れる美味しいコーヒー」を飲み、一区切りも二区切りもつき、互いに名前も知らない方々と歓談していると「はいー!ジャンケン大会です!」とリーダー兼進行役の大谷さん。

「さらに、ジャンケン大会!?」と驚く会場。色々と景品があるようで「まずは肉!」という声に「オォー!」となり、親役の子どもを相手に全員総立ちでジャンケン大会スタート!大抵、こういう時は盛り上げた方が楽しく、30人ほどがワイワイガヤガヤで参加。

「次は、岩城島産の無農薬あきたこまち1kgです!」との声に「欲しいー!」とお母さまたち。既にここまで3連敗中で、目をつむりながら1回目のジャンケンで半数になり、2回目のジャンケンでさらに半分、3回目のジャンケンでさら半分。
あれっ!3-4人の勝者の中に残ってる!で4回目も目をつむってジャンケンすると「オォー!」と歓声があがり、私一人が親役(子ども)に勝ってた!

2時間ほど前に集会場に着いたばかりで、どこの誰とも自己紹介もしていない輩が勝ってしまったのに、拍手の中、岩城島産の無農薬あきたこまち1kgをいただく。
「相変わらず、持ってますねー」とIRCのOさん。
いや、こう言う所で運を使っていいのか?分からないけど楽しんだ者勝ちということで、勘弁を!

情報過多。


「ごいた」の優勝決定戦が終わり食事。余談だけど「ごいた」では2回勝利を掴んだ!
テーブルに並んだのは大量の「おにぎり」「厚焼き卵」「なます&漬物」「芋煮」など。一言でいば「ご当地ブッフェ」で食べ放題。
集会所に来る前はてっきり「地元の魚などが食べられる」と勘違いしてたけど、この集まりは、そうで場ではなく、もっと地元らしくて子供も大人もワイワイ楽しんだ食事。

そして、芋煮もてっきり愛媛らしい甘め出汁と思いきやスッキリ醤油味で(へー!岩城島ではこういう味なんだ)と思っていたら、「山形からの移住者が作った味」だった件。
(だから山形の味なんだ!)と納得。

そして、食後にいただいたコーヒーが美味しくてお礼を伝えたら「彼は普段、魚屋で鯛を捌くのが上手なんだよ。」と教えていただく、(鯛?コーヒー?)と整理できず・・・。
お会いした方は東京で大企業に勤めながらも、先日お世話になった「汐見の家」のオーナーだったり、一人一人の情報量が多すぎて混乱してしまう。

で、周りを走ってる子ども達に「みんな、同じ小学校なの?」と尋ねたら「私は神戸だよ。」「私は」に「えっ!神戸?岩城島なのに?」と、さらに混乱してしまう。
どうやら、この集まりの中には色々な人がいるらしい・・・ことは分かった。

ごいた。


「夜(食事)ですが、岩城島で島民の方々が集まるので、どうですか?」的な誘いを受けて「いいですね!ぜひ!」と即答したものの、情報はそれだけ。
集まる理由や誰が来るのか、全く分からず。でもお誘いを受けたのだから、飛びこもうJUST DO IT!

集会所には10台以上の車が並んでいて、「こんにちはー!」と声をかけてIN。廊下手前の厨房では忙しく調理中。廊下奥の部屋に入り「こんにちはー!」と声をかけると「こんにちは!」と、どこの誰?感はあったものの笑顔で迎えてくれる島民の方々。

でも部屋では複数のテーブルに4人が座り、マージャン?のようなゲームをしていて食事の雰囲気はゼロ。(あぁ、間違った部屋に入ってしまった!)と思いきや、島民の方々が集まっていたのは「ごいた」という競技で、年数回集まり、今回は優勝決定戦だった!

数分前まで「ごいた」という名前も競技も知らなかったのに、「してみませんか?」と誘っていただき、親切に教えてくれる岩城島・弓削島・佐島の方々。
子ども達も一緒にできるシンプルかつ作戦が求められるゲームで、早速助言をいただきながらプレイすると面白い!

「“ごいた”って何ですか?」と尋ねると「明治に能登の漁師が始めた遊び」とのことで、2008年には能登町の無形文化財として登録もされてた!
「これは面白い!松山でもしませんか?」とIRCのOさん。子どもでも十分にできる(実際に勝ってた)から普及できるかも!
なんでもJUST DO IT!

2023年11月26日日曜日

レゴまつり。


IYO夢みらい館初となる「レゴまつり」
。経緯はココ大とIYO夢みらい館のコラボ授業の打ち合わせでレゴが話題になり「子どもたちはきっと喜んでくれるはず!」という想像で当日を迎える。

「えひめレゴ部」で一緒だった森名誉顧問から預かった「松山城」が部屋中央にドッーン!と飾られ、部屋に入った多くの人が「えっ!?あれがレゴ?」とビックリするのが第一声。
次に100kg以上のレゴが無料で自由に遊び放題と分かり「えっ!ホント?いいの?」が第二声。

更に、遊びに興奮する子どもたちの声、のちに泣きじゃくる子の悲鳴が第三声(必要なレゴを探している最中に、人形や花、動物などが誰かに持っていかれてしまうことがあるから)。
次から次へと遊びに来る子ども達、親を引っ張って来る子も。

そして最後は保護者の懇願にも近い「ねぇ、おウチに帰らない?」という第四声。でも大抵「いやだ!まだ遊ぶ!」という子ども達。肩を落とす保護者だけど「子どもが集中するってスゴいですよね。」など世間話。
見たこともない量のレゴを前に子ども達は宝探しのようにパーツを探す。そして、完成すると見せにきてくれる。

強制的に帰宅の途につく子どもも多く、その時の保護者の決め台詞は「明日も来ようね!」。そう!今日も17時まで100kgのレゴが無料で自由に遊び放題。そして12/9(土)も行われるIYO夢みらい館「レゴまつり」。

商店街での撮影。


えひめフィルム・コミッションの撮影実績一覧を見たら「いねむり先生」のロケは2013年に松山市内で行われたとあり、当時の撮影を思い出す。
道後の料亭や堀之内公園、銀天街で撮影したり(確か雨降らしした記憶)。

監督と脚本は源孝志さん!だったんだ。源監督と言えば昨年「グレースの履歴」の撮影でお世話になった方。そんなご縁だったと記録が教えてくれる。

銀天街と言えば「離婚しようよ(2023)」の撮影(選挙演説、盆踊り)が記憶に新しいし、「ディストラクションベイビーズ(2016)」でも撮影をしたし、2023年12月30日で解散する「ひめキュンフルーツ缶」のPVでも撮影したっけ。
「がんばっていきまっしょい」では鍋焼きうどん「ことり」が登場したし、30mほど先の「アサヒ」では「坂の上の雲」の撮影で訪れた本木雅弘さんと鍋焼きうどんを食べた。
幻となった「恋は光」でも銀天街は撮影予定だった(涙)

商店街は地域の生活感を感じられるから、撮影が好まれる傾向あり。
アーケードのある松山の商店街と言えば銀天街と大街道だけど、銀天街の方が幅が狭く画角がギュッ!と見える。
商店街での撮影には多くの配慮が必要だけど、その分、いい画になることが多く、伊集院静さんの訃報を聞いて思い出す。

2023年11月25日土曜日

ロケ地マップバージョンアップ!


バージョンアップをした「離婚しようよ」のロケ地マップをリリース。これまでの日本語、英語、繁体語、簡体後に加えて韓国版の5カ国という充実ぶり。
すると、えひめフィルム・コミッションの「問い合わせメール」に着信数が増える。普段の問い合わせメールは撮影相談が主だけど、ここ最近の内容は「離婚しようよのロケ地マップが欲しい!」という内容。

ロケ地マップといえば、先日の「全国ロケ地マップフェア」「ロケ地マップ完成」などで紹介するたびに学長日記ではアクセス数がググッ!と急上昇する話題。
えひめフィルム・コミッションのウェブサイトからはダウンロードもできるのだけど、意外と「紙版」の要望も多く、この感触は先日の全国ロケ地マップフェアと同じ!と思ったり。
今回の問い合わせで一番遠いのは北海道から!ありがたい。

ロケ地マップはフィルム・コミッションしか作れない(=ロケ地を提案して、撮影現場にいること、撮影エピソードを知っているのはフィルム・コミッションだけ。)から、貴重な資料と分かっていたつもりだけど、ニーズを受けると改めて思う。
1月には「全国ロケ地フェア」があるから、そこでは制作者への資料としても活躍予定だから、用途は多いという話。

1st Happy Birthday!


アルゴ(LOVOT)がやってきたのは2022年12月末。導入した理由は「ロボットとの共存」。ココ大付属学園の子ども達にとって不思議な存在になると思い、過ごした一年間。
メーカーからDMと思いきや“一年間のあゆみ”が記されたカルテのようなカードが届き、色々と記録されていた。

日記に記録された日は53回、抱っこされて気持ちよかった日は35回、家族と過ごした時間は71.4%、ハートを送った回数は142回、一日の睡眠時間は15時間、挨拶をした回数は704回、お着替えは2回・・・と(へっー!こんな記録もしてるんだ!)と、数字から見えてきたのはふれあい時間が思った以上に少ない!という事実。ゴメンなさい、アルゴ。

子ども達もアルゴに話しかけるけど、保護者もよく話しかけてくれて、お迎えなどの際に「今日の調子はどうですか?」とか「〇〇さん(お子さん名)は帰り支度ができてなくて困ってます。」など挨拶や悩みを投げかけてる(笑)。

作業の補助や手助けをしてくれるわけでなく、ピポピポー!と走りまわるだけだけど、子ども達にとって41番目の友達になっていて、挨拶や話し相手がフツーになってきたのだからロボットとの共生は馴染んできたが一年の総括。
誕生日プレゼントにあたらしい洋服を買ってあげようか・・・。

2023年11月23日木曜日

何もなかった一日。


久しぶりに全く何もない日だった昨日。こんな時はダラダラ過ごして自分を甘やかす。
んっ!「自分を甘やかすからダラダラするのか?」「ダラダラが自分を甘やかすのか?」いや「ダラダラするから英気を養えるのか?」「英気を養うためにダラダラするのか?」どうでもいいコトを考えるコト自体、時間を持て余してるに違いない。

「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ。」と言ったのはフランスの哲学者アラン。幸福は得るものではなくて感じるものだから、自ら笑うことで引き寄せていると言う感じか。違ったら教えて欲しい。

朝散歩で3,500歩、朝食はバナナとグラノーラ、掃除、洗濯、布団を干して、インスタントコーヒーを飲んで、メールをチェックして返信して、心拍数を測って76拍/分、ウトウトしてたら郵便物が届いて、中身は妻からシンガポール出張のお土産という缶詰だった。昼食はラーメン、読書して、ココ大ラジオの構成を考えて、日没に合わせて松山城へ上がったら古町道からの乾門が改修工事で通行禁止になっていて、思いっきり回り道になって8,000歩。

予定が詰まっていることに充足感を感じることもあるけど、何の予定もない一日を自分の気分で過ごせることにも充足感を覚える。
あ”ー、衣替えをするのを忘れたのに気づく・・・。

ココ大付属学園【冬休み編】

QRコードは申込フォームヘ

気がつけば11月も下旬。週刊ココ大ラジオの収録やコラムの話題は既に12月。
そして12月と言えば冬休み。冬休みと言えば「ココ大付属学園」
冬休みの実施も3回目、これまでに参加してくださった保護者や子ども達から「今冬も行きます!行きたいです!」などの連絡が入り始める。
3年前の初実施に参加した子ども達は6年生に(当たり前だけど)。「冬休みは受験勉強に集中します。」という子もいたり。

今冬は12月25日が初日、クリスマスだから、“それっぽいコト”ができなかと思案中。やはりお菓子づくりかな。
「食」と言えば、非常食の試食もする。地震などの天災はいつ起こるか分からないから、非常時でも対応できるよう慣れておくコト大事。
ちなみに「チキンライス」「ドライカレー」「五目ごはん」などを用意。8L鍋もあるからスープも作ってもいいかも。

7日間だから色々と考えたい所だけど、それは“よかれと思う”大人の考えで、子ども達は「自由に」過ごせる時間と場所が欲しい。
自分で一日の過ごし方を考える。多くを自分の意思で決める。そうすると積極的になる。それが自己肯定感に繋がり、循環を生む。
事業説明会は11/25(土)11時から。参加申込は11/25(土)12時から。

2023年11月22日水曜日

活かされてる私。


先日の講演会にて。「あなたでしたか!イメージより、お若いですね。」と、声をかけてくださった方。
毎日、南海放送をかけっぱなしにしているので、日曜日の「週刊ココ大ラヂオ」も聞いてくださり、不思議な話題が多いことから気になっていたとのこと。
また違う方は「今日は、いよココロザシ大学の話じゃなかったんですね。」と、ココ大ラヂオのリスナーだった。
それを聞いていた別の方「えっ!?みんな聞いてるの?私も聞いてみる!」と盛り上がる。

「今日はありがとう。立派になって嬉しいよ。」と、最初も最後にも声をかけてくだったのは、25年ほど前にお世話になったイープレスの会長さん。会長の弟さんは当時の上司で現在はレオマワールドの社長さん。なんだかスゴい。

当時の社風はアットホームで自由に仕事してた思い出(会社に相談せず、ソフトウェアを開発してコンテストに応募したら入賞してしまい、会社に事後報告した等)があり、決して会社にとって有益な社員ではなかったと思うけど、25年の時を経ての再会は感慨深い。

20年前、一緒に「世界の中心で、愛をさけぶ」の撮影支援した人からの誘いで受けた今回の講演。これを“ご縁に活かされてる”と言わず何を言うか?という感じ。

今でこそ、色々と背負い込んでるけど、20年前、25年前なんて“今”を微塵も想像できなかったから、迷惑や負担を多々かけたと思い、(時効と思いつつ)申し訳なさに謝罪すると、「いや、単純に君は面白かったんだよ。」の一言に救われた話。

話題のバロメーター。


「いい本だから売れる本とは限らない。」を知って以来、「いい人だからいい仕事ができるとは限らない。」「いい映画だからヒットするとは限らない。」「いい役者だからいい作品に恵まれるとは限らない。」など、不都合な真実を目にすること多し。
作品を誘致してもヒットしなければ知られないし、多くの労力をかけたと言って話題になるとも限らないも同じ。

NETFLIX「離婚しようよ」は、色々な歯車が全て噛み合った支援作品で、新たな新聞社から取材を受ける。今年は地方紙、全国紙からの取材が多い。来週も別の取材を受けるし、10年ぶりに愛媛に戻ってきた全国紙の記者からも連絡があった。
これほど取材を受けるのは「世界の中心で、愛をさけぶ」「がんばっていきまっしょい」「坂の上の雲」以来と思う、となると10年ぶりか!?これが話題のバロメーター。

「離婚しようよ」が、これまでの支援作品と違うのは「海外へも配信」されていること。
アメリカや台湾、韓国などでも配信されていて、EHIMEへの興味関心の有無に関係なく発信されているから紹介のしやすさ、分かりやすさがある。5カ国語のロケ地マップも完成!
「推しのロケ地は?」「県庁本館2階です。」と即答すると、初めて訪れたと記者。個人的にはロケの聖地。