日記を検索

2025年7月1日火曜日

第11回ジャパンFCアワード表彰!

受賞された皆さま、おめでとうございます。

(1)素晴らしいロケーションを発掘したFC
(2)大規模撮影やこれまでにない工夫を実現したFC

(3)支援作品を地域のPRにうまく活用したFC

(4)支援作品を地域のまちづくりにうまく活用したFC


を表彰する「第11回ジャパン・フィルムコミッションワード」を開催し、その結果を紹介。

全ての方面で紹介したくて、こちらでも掲載。


【最優秀賞】

佐賀県フィルムコミッション マレーシア作品誘致による県の知名度向上

【受賞理由】

新たな撮影誘致先としてマレーシアへの営業に力を入れ、初のイスラム圏制作チームへ粘り強く対応したことで初のマレーシア作品「From Saga, With Love」の誘致に成功。
佐賀県色を強めてもらえるよう、シナハンのために脚本家、監督等を佐賀に招聘。撮影では県内の特産品や地域をPRするシーンが追加された。さまざまな取り組みを受けて、マレーシアを中心に「SAGA」の知名度が急上昇。これを受け、2024年の佐賀県のマレーシア人宿泊者数は前年比197.9%を記録。コロナ前と比較しても125.3%増となり、FCが中心となって県とマレーシアの国際間を繋げ、地域経済の活性化に貢献させたことが大きく評価された。


【優秀賞①】

小豆島フィルムコミッション ドラマ・映画『からかい上手の高木さん』

【受賞理由】

島内外で500人以上のエキストラが参加し、実際に生徒がいる中学校での撮影が実現された。その結果、映画の仕事を将来の職業としてスタッフに相談した親子もいたほど、制作と地域の関係が深まった。
オマージュポスター「もてなし上手の町⾧さん」の作成によるロケ地巡り客増、宿泊のコラボ商品、タイアップ記念乗車券の発行などFCが中心となって地元と製作側を繋げて成功させたことが大きく評価された。


【優秀賞②】

富山県ロケーションオフィス 映画『正体』

【受賞理由】

デイサービス利用者もいる現役介護施設で建て込みやガラスを割るアクション、スモーク使用、雪降らしなど本来、許可を得にくい施設での許可取りやロケ地マップをFCが全国約35か所の劇場に直接交渉し配布した。
宣伝側と企画を重ね、全国最速の有料先行上映会を実施しつつ、同日に地元のテレビ局や新聞社による監督への個別取材も調整して県内PRに繋げるなど、FCの継続的な粘り強い活動の積み重ねが表彰の決め手となった。


【優秀賞③】

いばらきフィルムコミッション 映画『はたらく細胞』

【受賞理由】

人間の体内に見えるロケ地という難しい課題を、県内市町村FCと連携し模索。無機質で工業的な雰囲気の空間をあえて提案することで本採用になる。「人間社会」パートも県内で撮影、4市5ケ所にわたる広域ロケを実現し、公開に合わせた企画展も県内5会場で展開した。
20日間に及ぶ撮影には、宿泊や機材使用等で約1,700万円の経済効果を生み出すなど、各市町村FCとの連携が功を奏した地域経済の活性化に貢献する好事例となった。


【優秀賞④】

かくのだてFC、だいせん大曲FC、あきたロケ支援ネットワーク、千葉県柏市

映画『室井慎次 敗れざる者』、『室井慎次 生き続ける者』

【受賞理由】

主演を務めた柳葉敏郎さんの地元である「秋田で撮りたい」という強い思いから撮影が決定した本作品。公開前から県内各所に室井慎次の等身大パネルの設置、ポスターやチラシの掲示、柳葉さんの映像メッセージ等で告知を行った。
地元のラジオ番組にてロケ地巡りの放送や舞台挨拶で演者が秋田県内ロケの思い出を語るなど、制作、演者、FCが一体となったことで地元秋田で話題になった。
県内映画館の観客動員数もけた違いに多く、地域経済の活性化に貢献する好事例となった。

みんな、おめでとう!

0 件のコメント:

コメントを投稿