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2025年6月29日日曜日

ジャパン・フィルムコミッション総会終了。


令和7年度のジャパン・フィルムコミッション総会が終了。
大きな変更点は理事長を3期6年務めた私が退任したこと。

次期理事長は小室裕一さん。元官僚の小室さん、その実績と歴任された要職は数多く、コンテンツ業界とも縁深いということで、私から小室さんへバトンタッチ。

しかし、このバトンタッチには驚く人が多かったのも事実。
でも、理事会で賛成多数で承認されたので、見守るしかなく、私は理事兼四国ブロック理事に戻り、改めてJFCのあり方などを問うていきたい。

と言うのも、JFCには可能性が多い反面、課題も多く、3期6年の間で私が精力的に取り組んだのが「FC人材育成」と「会員の声を聞く」こと。
会員にとってJFCは単体FCではできないことをネットワークを組むことで実現できる拠り所であり、一つ一つのFCとJFCとの繋がりを太く強くしてきたつもり。

だから、次はいよいよ拡充へ!なんだけど、可能性と期待が大きくなればなるほど、比例して課題も大きく顕在化/深刻化する傾向はFCに限らずで、今日の明日の話でなくとも、わかった時点で対処すべきと伝えたつもり。

そんなJFCが抱える課題の一つが「資金調達/収益化」の改善策。
JFCの規模は年々大きくなっていて、実績や数字だけをみればスゴい!となるけど、多くが「外発的財源」で、大口だけど変動性、対価性&事業性という性質は、成果は出しやすいものの、利益を出しにくい&残しにくい(出してしまったら還付が多い)。

直接的な利益が出しにくい&残しにくいから、その成果を自主事業に活かして収益化が基本だけど、今度は自主事業化するコスト、軌道に乗せるまでのコストがかかってしまうと、利益が出るのは当分先・・・が多い。

すると、作戦(戦略と戦術)が必要なわけで、さて、どうする!?となる。

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