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2023年11月1日水曜日

12年で369名。


ココ大の市民先生が一気に6人増えた。「市民先生養成講座」から5人、これまでココ大付属学園でお世話になっていたパパイズム鈴木さん。
これで計369名を登録、12年間(うち3年間はコロナで授業できず)でこれだけの知識、技術、経験と出会えたのは宝。
これらは全て、ココ大に関わってくれた多くの皆さんの賜物。

色々な市民先生がいる・・・と、バラエティ豊かな先生たちを見返す。
“先生”というと大学などの教授や博士などが思い浮かぶけど、います。
漁師や生産者も市民先生、マジシャンやバーテンダー、ホステスだった方も市民先生。折り紙や森遊びの達人らも市民先生。伝統工芸などに携わる方々も市民先生。キャラ弁づくり、ガンマニア、サバゲーの方々も市民先生。海外在住の方々も市民先生。高校生や大学生も市民先生だった。

「料理が上手だから」「こんな経験を持っているから」などで市民先生を希望される方も多いけど、上手とか豊富な経験では市民先生になれず、一方的ではなく【学びあいの精神】を持っているか?は定款に記したポリシー。
市民先生養成講座ではしっかり伝えたと思うので、大丈夫なはず!
ただいま、4つの授業の参加者募集中。

見るものか叶えるものか。


「えっー!ホントに?素晴らしい!」と喜んでしまったのは愛媛県から京都府へ移住した知人。
既に京都暮らしを始めていて、長年の計画だったとのこと。子育てもひと段落し、仕事にも区切りをつけて、身の回りも整理して、50歳を過ぎた。
振り返れば色々あったけど、コツコツと“その時”を見据えて準備を重ねて実現させたことにエール。

先日もココ大付属学園のスタッフが「ドイツに行ってきます!」と、冬編は全休を告げてきたけど、全面協力だから「素晴らしい!」とエールを送った所。

我が家の末っ子くんもイギリス暮らしが始まり、お世話になった友人宅から、いよいよシェアハウスでの生活が始まる。
画家を目指すフィレンツェ在住の長男君も2週間単位で描き上げる演習を繰り返しているよう。

「夢は見るものか?目指すものか?」的な話。せっかく描くのなら叶えたいし、それが半径3mの人なら応援したいのはフツーなこと。そんな人は「健全なエネルギー」を放出してるから“お裾分け”いただくことで、自分もハッピーになれる。

ホント、最後は自分次第。自分をハッピーにできない人が他人をハッピーにできるわけがない。
終の住処は愛媛か?それとも違う所か?

2023年10月31日火曜日

首相の発言。


半月ぶりに松山城へ上がったら、雲もかからず夕陽が美しく見えた。前回よりも日没時刻が15分ほど早まり、秋深しという感じだけど、まだ半袖短パン。
「ねんりんピック」の方々(長崎県、山口県)と一緒に夕陽を眺める。
それにしても新海作品のような夕陽、東京や大阪では絶対に見れない眺めに(やっぱり、愛媛・松山いいよね)と自然美を満喫。

10月27日の衆議院予算委員会で岸田首相「クリエーターの育成支援や海外作品のロケ誘致など政府を挙げて取り組む。」と強調発言した件、フィルム・コミッション的には20年前から言い続けていたけど、やはり首相の発言だとインパクトは大きく、この発言は今後、色々な所に影響するだろうな。
当事者のド真ん中にいるけど、地方に衝撃波が届くのは、いつだろうか?吹っ飛びませんように。

実は先日、海外作品の撮影を逃す。制作側のスケジュールに合わせられなかったからだけど、
文化や制度の違いはあるにせよ、毎回逃していたら撮影誘致・支援の評判は落ちてしまう。
かと言って海外作品だけを贔屓するわけにもいかず、国内の撮影をしっかり支援できてこそ、海外撮影の成功がある。
今日は17:05からNHKラジオ「ひめゴジ!」。この件について言おうかどうか迷い中。

よく考えないといけない。


(中略)結局のところ本作は、テレビで放映されている子どもたちへの約束が、空虚な視覚的物語であると、その正体を暴いているのだ。
は、バンクシーの「アリエル」説明文。ファンタジーは大賛成だけど、そんな世界が現実と思い込ませるのはNG。まさか「ディズマランド」の象徴が見れるとは・・・感激。

事前情報を持たぬまま訪れた京セラ美術館「MUCA展 ICONS of Urban Art 〜バンクシーからカウズまで〜」が想像以上に良かった件。
作品を見たことはあっても作者を知らず、それがスゥーン、ヴィルズということを初めて知り、これまた感激。今回の作品の多くはアラフィフ世代も多く、同世代だからか周波数が妙に近くて響いた。

そして、リチャード・ハンブルトンの作品を観れたのは(2100円払っても価値あり!)という感じ。「シャドウマン」はNYで実際に観たことがあり、アンディ・ウォーホル、バスキアらとも活動していたけど、その後忘れ去られてしまい亡くなっていたのね、合掌。

スペイン、イタリアなどで宗教画や大名作を存分に味わい、こんな身の丈にあった作品を味わいたかったので大満足。
心のビタミン補給は大事。だけど問題なのは最近、補給してもすぐに切れてしまうこと。
MUCA(Museum of Urban and Contemporary Art=ドイツ)に行けなければいけない!

2023年10月30日月曜日

問いのような存在。


貧弱な食生活を心配して義兄夫婦、義母が食事に誘ってくれる。そして、とっくに過ぎた誕生日の祝いにケーキまで用意してくれ、姪っ子たちも祝ってくれる。単身生活者は自分を祝ったりしないので大感謝。
ケーキはハロウィーン仕様だったけど、どれも繊細なデザインでビックリ。そして美味しい。

そんな姪っ子たちは学校でもハロウィーンの格好?をするそうで悩んでいたので「登校時から顔に血のりメイクをして行ったら?」とアドバイスしたら却下だった・・・。掴みは重視と思ったけど。

12年前の今日もハロウィーンを話題に書いていて、自身も楽しむニューヨーカー達に刺激をうけてた。30年前は私も妻も仮装(私は尻だしカウボーイ、妻は“時計じかけのオレンジ”アレックス)して「しゃぶ辰NY」で働いていたっけ。

姪っ子たちから見れば、私はナント不思議な大人なんだろう?と。彼女達は私が「インチキ先生」とも知っていて、お父さんともお母さんともお婆ちゃんとも違う異質な存在。
「本当に働いてんの?」と言われたこともあるし、理解不能な分類できない問いのような存在であり続けようと。

世界とのパスポート。


全日程を終えて松山に戻る。振り返るとTIFFCOMでもロケ地マップフェア(ツーリズムEXPO)にも海外の出展者、来場者が多かった。

TIFFCOMでは「日本で撮影したい。日本でロケ地を探している。」など、ロケ地マップフェアでは「公開や放映された作品のロケ地を旅行商品として造成したい。体験型コンテンツとして開発したい。」が多く、どちらも「その時は、協力してもらえるのか?」が多かった。

国内では撮影推進にインセンティブ(優遇措置)制度も増えてきて、省庁も内閣府から経産省へ所管が移り、東京国際映画祭では昨年に続きMPA(モーションピクチャーアソシエーション=アメリカの制作者連盟)が日本での撮影振興を支持したり、この勢いはもう止まらない。
すると、おのずと撮影を受け入れる地域には「当然だけど、支援体制や受け入れ体制は整っているよね?」となる。

「松山城を一ヶ月間貸切」とか「ホテルを一棟貸切」などの相談があったらドキドキする妄想を広げながら香港、中国、韓国、アメリカ、イタリアブースなどを訪れては「ロケ撮影のあった観光地はどこですか?」と尋ねると初対面でも一気に距離が縮まり話が弾む。
ロケ地って世界に通じるパスポート!

2023年10月29日日曜日

ロケ地マップ。


2日間のビジネスデーが終わり、昨日から一般デーが始まる。ビジネスデーは商談だから会場も静かで色々なセミナーの声も聞こえたり。
だけど、昨日は始まる前から各入り口に行列ができていて「スゴいね、並んでたよ。」とスタッフに声をかけると「一般デーの2日間で10万人が来場するそうですよ!」「10万人!一日5万人、6250人/時!」の謎計算で驚く。

開場。早速、人の波が押し寄せる。そして早速「あっ!VIVANTだ!」などで手に取られるロケ地マップ。「どうする家康(のロケ地マップ)はないんですか?」「ブギウギ(のロケ地マップ)はないですよね?」など矢継ぎ早に質問される。が、ないのです・・・。
ガサガサと全てのロケ地マップを手に取り去って行く方、作品を絞って手に取る方などの後に残るのは「ロケ地マップの人気度(減り具合)」。

実は現在放映中の「下剋上球児」はオンライン上にロケ地マップを展開していて、他作品もオンライン上にあるのだけど、「紙版」を求めるニーズも堅い!
紙はかさばるし保存も面倒・・・という意見もあれば収集の実感、手応えがある。デジタル系は便利だけど収集感を感じないなど。
「ロケ地マップホルダーをJFCで作ったら売れるかもよ」は冗談で言ったけど・・・。

LINE。


「今後もお世話になるかもしれないし、LINE交換しようよ」を発端に発覚!?した私がLINEをしてない事実(周りには言ってたつもりだったけど・・・。)
「えっ!してないの?」「はい」「不便じゃない?」「えぇ、まぁ」「じゃあ、What'Upは?」「入れてないです。」「ホント?海外ではフツーだから入れた方がいいよ」「ですよね・・・(と同意してもその気ゼロ)」

「キャンペーンしてます!」と果敢なPRに誘導されて説明を聞く。「ありがとうございます!プレゼントを差しあげますのでLINE登録をお願いします。」「あっ!LINEしてないんです。」とスマホ画面を見せると驚く係員、「ちょっとお待ちください」と、大したコトではないはずが、非LINE者はどうなるのか!?ほどなくして戻ってきた係員「今回は特別です!」と何もしてないのに、トートバッグをいただく・・・。

他にも意識して見ると、クイズラリーへの参加もLINE登録、お酒の試飲もLINE登録、試食もLINE登録・・・。企業はLINE登録を欲してるんだと今更ながら思ったり。
写真のクラフトコーラの飲み比べはLINE登録に関係なかった、そして美味しかった!
「どうしてしてないんですか?」「色々連絡来そうだし、その対応に追われるのもね・・・」
「じゃあ、えひめFCのもLINEも?」「そう、ないよ。」「・・・・。」

2023年10月28日土曜日

元FCたち。


海外の方が民族衣装で踊りや演奏を披露していたら、日本からは「忍者&くノ一、修験道者、天女、お坊さん(本物)、メイド、駅員、キャビンアテンダント、コック、宇宙服、スポーツユニフォームなど」を見かける。他にも“ゆるキャラ”がいたり“着ぐるみ”もいて、訴求力のインパクト勝負になっていたような会場。

それは当然で「ツーリズムEXPO」は自分たちの地域に興味関心をもってもらうことが目的だから、派手になる。その一角でロケ地紹介をしている私たちの方が不思議に見えたかも。
でも、その不思議さが功を奏したのか、誰もが予期せぬ「えっ!ロケ地マップ?」と多くの方が訪れては立ち止まってくれて、手に取ってくれる。

そして、その中には各自治体などでFCを担当したOBOGたちもいて、昔話に花が咲く。
「も71歳だよ!懐かしいねぇ」は20年前にFCが立ち上がった黎明期にお世話になった方。
自身が支援した作品のロケ地マップを手に取り感激してた人は今春にFCを去り上役になった人。
FCを続けたかったけど事情で離れてしまうも、新天地でFCに携わっている人など、バイタリティある元FCたち。

彼らがが全国にいることで自治体内でも普及や理解が進んでいて、今があることを再確認。
「そうだ!今度、講座をしてくれない?」と話は続く。

アイデアの来る道。


今思えば(写真だけで終わらせずに買っておけば良かった・・・)と思う写真。熊肉100%にトナカイ肉100%の缶詰を初めてみた撮ったものの、約2400円/個、約1600円/個の値段に誰が喜んでくれるのだろう?と思ってたら、ブーメランで自分が喜んでるではないか!
撮影時は2月、この時は12月9日(土)に「缶ツマ授業」をするなんて想像してなかった。今度の行ったら迷わず買おう。

予定では5組募集して、各組は缶ツマ本など参考に一つの缶ツマレシピを選び、材料となり缶詰などを手に取り、7人分をつくる。5組なのに7人分なのは参加者(5組)+市民先生(今回はパパイズムさん)+私。
パパイズムさんはイタリアンで経験を積まれたので、参加者と同じ缶ツマでオリジナルのピンチョス、タパスなどを作ってくれたら・・・と妄想。

この授業は缶ツマだけど、実は「時短調理」にもなるし「非常食」にも活用できる内容がポイント。
「授業の企画アイデアってどうやって発想するの?」と尋ねられたたら、私の場合はメモ代わりに写真を撮ることが多く、撮った時の理由や原因を見直して書き出すのが多い。
自分の好奇心を常にオープンにしておくこと大事=偏見を持たない意識を持つこと大事。

2023年10月27日金曜日

全国ロケ地マップフェア。


IT企業さん。「弊社は地図(位置)情報に強く、これだけのロケ地マップ情報をウェブ上に展開できればナビゲーションなどで面白いコンテンツになると思います。デジタルスタンプラリー的なエンタメ要素も入れられます。」

シャチハタさん。「弊社のスタンプ技術でロケ地を“版化”すると最大15版できます。版ごとに色を押せば“浮世絵と同じ版画”ができます。風景のほか、ご当地マンホール、アニメ作品などで既に導入実績はあります。」

KDDIさん。「弊社の技術はお手もとのスマホを活用し、人の対流を特定場所、広域などで記録できます。次にどこに行くか?などを把握できれば、ロケ地の次は食事なのか?移動なのか?で新たな手段を検討できます。」

ディスカバリーチャンネルさん。「旅の専門チャンネルと言ってますが、日本のロケ地を紹介する番組はないですね。アメリカやヨーロッパにはありますね。こんなにロケ地情報がまとまっているのは知りませんした。」

観光学部のある大学。「学生が興味があるというので来ましたが、フィルム・コミッションを知りませんでした。観光との相性は非常にいいですね。フィルム・コミッションへの就職はできるんですか?」

旅立ちの朝。


音楽が好きな末っ子くん、これまでにも「あんなこんなそんなどんな」で何度も登場していて、読み返すだけで成長著しい。
お姉ちゃん、お兄ちゃんが高校から海外で学ぶ姿を見て自身はN高へ進学、卒業後は音楽とカフェの街、メルボルンへ。
英会話を習得して帰国、日本の大学に進学しようと検討したものの、学び熱は日本ではなく海外に向いていた。

「イギリスに行きたい。」と相談されて、行きたい理由を文面化してほしいと父。そこには末っ子君なりに考えた想いがあり、実現に父と母の奔走が始まり、出発の朝を迎える。
「円安だから控えたら」とか「治安が心配だから」とか色々な意見があるけど、「本人が行きたいと言ってるのだから、今でしょ?」に辿り着きたい。
ほんと、何度も書くけど「いつかは来ない!」と自分に言い聞かせているので我が子も同じ。

半年間の予定だけど、働けて暮らせるなら(ビザなどの関係もあるけど)そのまま滞在もアリと思っていて、我が家はアドベンチャーファミリーだから、どこで暮らしても良いと思う。
とはいえ、自分たちだけで事は成せるわけもなく、今回は私たち夫婦の結婚式にも来てくれたロンドン在住の友人のフォローがあってこそ。
「合流したよ!」と早速の連絡に感謝。子どもたちの夢に便乗!

2023年10月26日木曜日

本領発揮。


書類を整えて投函しなければならず、TIFFCOMから帰松。
そして今朝は「週刊ココ大ラジオ」の収録からスタート。今回は12/2(土)に授業デビューを果たす市民先生たちの授業紹介。
6月、7月、9月、10月の計4回の授業を経て授業を企画し遂にデビュー。イベントのような単発授業ではなく、今後も継続したいという方々。そんな方々を支援するとはどういうことか?11/5(日)17:40からの放送。

11/12(日)は、先日の公務員を対象にした研修を通して“見えた”こと。
それは「考え抜くこと」の大切さ。誰もが忙しく有限な時間の中で、「課題とは何か?」「誰のためなのか?」「メリハリをどこにつけるべきか?」「優先順位は何か?」などに繋がる話で、職場を離れて一期一会の検討は刺激的だったよう。
でも、実は公務員ウンヌンに関係なく、働く人の全てに共通事項だったというのがオチ。

収録終了後は、そのまま松山空港へ移動。ラウンジに入り、撮影の問い合わせに対応したり、関係者へ連絡したり、原稿を書いたりノマドワーカーの本領発揮。
忙しいですねと言われるけど、忙しい方が調子がいいのは事実(それが良いか悪いかは別として)。
これからツーリズムEXPOへ赴き「ロケ地マップフェア」のビジネスデーに参加。各FCのロケ地紹介!

必ず愛媛。


TIFFCOM(日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭「東京国際映画祭」と併催される、アジアを代表するコンテンツマーケット)開幕。
これまでの会場と異なり、都立産業貿易センター浜松町ってどこ?となり「5階で待ってます。」というスタッフの言葉に5階に到着すると雰囲気が全く違い、間違ってオフィス棟の5階に行ってしまったハプニングからスタート!

一言で表すと「こんなにも海外の映画・映像制作者(
プロデューサー、監督、バイヤー、IPホルダーなど)が日本に商談などで来日してるんだ!」と驚く。
資料によると17カ国(アメリカ、ブルガリア、カンボジア、中国、香港、インド、イタリア、カザフスタン、韓国、マレーシア、モンゴル、フィリピン、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、日本)が参加していて、2階から5階までの4フロアで大展開!

ロケ地や地域の紹介をすると、必ず愛媛の紹介に繋がるのは役得(NETFLIX「離婚しようよ」も話題にあがり盛り上がる。)。
これまで愛媛だけで撮影が完結する作品も多かったけど、縦横ナナメに話を聞くと、愛媛→四国→瀬戸内→日本→アジアという広域での撮影も増えそうで、それは単に撮影だけでなく、“その後”にも影響すると読む!「どうする愛媛」。

2023年10月25日水曜日

目立ちたくない。


「満点をとれるのに“わざと”間違えるコトがある。」という話に超ビックリ!
聞けば「周りから妬まれたくない。」とか「目立ちたくない。」などの理由があり、そんな状況になったことがないから(なっ!なんで、そうなるの?)となるも、ご本人なりの「不都合な真実」があるんだろうな。
「目立ちたくない。」は、子ども達からも聞いたことがあり、そんな忖度させる環境や人間関係って何なんだろうと。

「自己肯定感が削がれていく・・・。」は、日常生活の中で「正しい判断(振る舞い) or 正しく無い判断(振る舞い)≒大人だから、社会人だから、親だから、責任者だから等」を求められ、プレッシャーとなり、いつの間にか「正しい判断(振る舞い)が当然」とされると、指摘はされても褒められるコトはなくなり、小さな指摘でもチリツモで一つ一つ、自尊心が削がれていく。

そんな状況は苦しいよな・・・と思う反面、感謝などの気持ちを伝えれば99%の状況は改善すると個人的には思ってる。
12/2(土)にIYO夢みらい館で授業をする4名は、それぞれに当事者としても課題を感じていて、改善策の一歩となる授業内容を詰めていて最中(公開していますが、募集開始は未だ)
知らないコトばかりと、驚くばかり・・・。

予測。


東京国際映画祭2023(TIFF)が開幕。と言ってもハリウッド俳優たちはストライキ中なので来日できず、監督やプロデューサーが参加したのかな?
華やかなレッドカーペットとは無縁なフィルム・コミッション。いや、本当はあるのかな?たぶん無いと思う。聞いたことがない。

フィルム・コミッションと直接的に関係があるのは、映画祭と併催で行われるコンテンツマーケット(TIFFCOM/)で本日から開催。セミナーや商談、展示などが3日間続く。
コロナ禍ではオンライン開催だったから対面開催は4年ぶり。前回の様子を書いたのは2019年だった!大したこと書いてないのは、なぜだろう?
国内外から“わざわざ”訪れる方たちだから、話題は面白くて有益。ネットに載らない情報なので貴重。

一つ言えるのは、これからのコンテンツ(制作)は、良い悪いに関係なくAIなどハイテクの波に巻き込まれること。慢性的な制作現場の人材不足改善にAI俳優などが普及すると、その延長で背景などもAI化されて、労力も費用もかかるロケ撮影にも変化が訪れるのは必至。

この先もロケ撮影は絶対になくならないけど、ハイテクと地域ロケ地との融合は「どうする家康」でも実証済みで、地方だから大丈夫というわけにもいかないと予測。

2023年10月24日火曜日

今度はご当地ピクルス!


鳥取県と岡山県のアンテナショップに入り6次化品をチェック!ジュース系、ジャム系、お菓子系、漬物系、レトルト食品など多くが並ぶ中で、お目当ては「ピクルス(西洋漬物)」。
でもアヒージョ、酢漬け、マリネなどはあるもののピクルスは見つからず、店員さんに尋ねて「牡蠣のピクルス」を見つける。

道路を挟んで愛媛県と香川県のアンテナショップでも「ピクルス」を探すが無かった(内子町のGOOD MORNING FARMもなかった。)。

道後JIN六媛に続き、6市町(松山市、伊予市、東温市、内子町、松前町、久万高原町)の特産品を活用したピクルスを作ることが決まり、商品開発コーディネーターとなる。
実はピクルス好き、先日は京都で話題にし、秋田でも、11年前のニューヨークでも、8年前のマレーシアでも話題にしてた。

でも、日本では古くから漬物文化が浸透してるから、ピクルスを好んで食べる人はまだ少数。
どうしたら多くの人に好んで食べていただけるだろうか?漬物も好きだから悩ましい・・・。ターゲットを絞るではなくシーンで選択かな。
陳列されてないのは可能性がある証拠!

美味しかったらゼロカロリー。


高幡不動尊でお参りして、電車を乗り継いで最寄駅までと思ったら二人で960円と分かり、なんだかもったいなくなり、天気も良いいから歩こう!と調べたら“うっかり”7km超だった。「でも、まっいいか」と軽いノリな50代夫婦。
丘を上り、川沿いを歩き、農面道路のような狭い道を進み、住宅街を抜けて大通りに出て信号待ちをしていると「キング洋菓子店」という看板が目に入り、“テレビチャンピオン優勝の店”と書いてあるではないか!

創業55年!で店の雰囲気は、これまで「あれこれそれどれ」などで登場してきた我が「モンマルトル」と同じ!
買う目的はなかったけど、「(交通費)も浮いたしね。」「テレビチャンピオン優勝の店だしね」という謎理由でケーキを選ぶ。

私が食べたのはキング洋菓子イチオシの「サバラン(380円/個)」というケーキ。フランスの伝統菓子で生クリームがブリオッシュ生地に挟まれ、洋酒(それもドップリ)が染み込んだ味。添えてあるのはブラッドオレンジのようなドライ柑橘。
おいしい!以外に表現しがたかったのは、生クリームと洋酒を楽しむようでフルーツなどが入っていなかったからかも。

1時間45分歩いたカロリーを余裕に超えたけど美味しかったからゼロカロリー。

2023年10月23日月曜日

多摩骨董市。


写真のオモチャは海外向けに日本が生産したモノとのことで2万円〜。大江戸骨董市の翌日も骨董市めぐり、今度は多摩骨董市。諏訪神社の境内に30店ほどが出店していて、大江戸骨董市と比べると規模も来場者も小規模だけど、出店者は同じ骨董業者なので品は面白い。
全く違ったのは「値段」で、聞けば「出店場所で変えている。」とのことで、大江戸骨董市の高さに合点!合点!合点!する。

店が少ないから店主と話す機会も多く、オモチャのおじさんは商品の説明を色々してくれるし、陶器を触っていたら「それは明治時代ですね。」ガラス器を触れば「イギリス製です。」など数m先から教えてくれる(笑)。

一番面白かったのは「木製の裁縫箱」を見ていて、引き出しを引いたら糸が入っていて「これ、引き取った時から入ってたんですよ、他にも色々入ってまして・・・。」と全ての引き出しを開けたら糸やボタン(それもアンティークというか昭和時代)などが入ってた!そして値段は裁縫箱込みで2500円。

悩むも箱は不要となり、中に入っていたボタン(当時の値札シールが貼られていたり、ブランド印のボタンなどが小袋に入った)を3袋買い求めて100円。
先日はローマでも見てきたけど、この商売は面白い!

映画談義。


「観てないの?“君たちはどう生きるか”」「観てないよ、昨日は“ザ・クリエイター”を観ちゃった。」から始まった、末っ子君による“君たちはどう生きるか”のオススメ談義。
そして「これ、面白かったよ!」と渡されたのが、この雑誌。何回も読んだ末っ子君が熱心に説明してくれるので読んでみたら、全く興味がなかったのが湧いてきた!
(えっ!?本の“君たちはどう生きるか”)のアニメ版じゃないの!?

早速、翌日に鑑賞。公開から既に3ヶ月が経過、興行収入は84億円を超えているから、映画館は落ち着いていると思いきや席の半分は埋まっていてビックリ!
で、感想はと言うと(本も読んでいたので)とても面白く、本当に本の“君たちはどう生きるか”と違った。そして「アオサギ」が「ジコ坊」に見えた・・・。
末っ子君とは「世の中をコンチクショーと思ってる人は面白いだろうね。」という意見で一致。

“ザ・クリエイター”は、AKIRA、ブレードランナー、ローグ・ワン、アバターなどを彷彿させる世界観がてんこ盛り。あんなに日本感が出てくるとは思わなかった。
で“ザ・クリエイター”もクベックを始め、アジア各国のフィルム・コミッションの協力作品(残念ながら日本での撮影はあったもののFC支援はナシ。)
監督は日本に興味津々なので、次回以降に期待!