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2023年10月2日月曜日

セミとサクラ。


2023年はこれまでに542回、日記を書いていて今回で543回目、累計5901回目。
6000回の日記まで99回ということは2回/日のペースだと11月には到達しそうな感じ。
「(1日に2回も書くって)何があったんですか?」と時々、尋ねられるけど理由は特に何もない。単に“毎日出して”いかないと落ち着かなくなっただけ。インプットも大切だけどアウトプットはもっと大切。
季節が変わるように自分も変わる。

松山城へあがる古町道では、10月に入ったのにセミがまだ鳴いてるし、スズムシかな?も鳴いている。トンボは宙を舞ってるし、カメムシを踏んでしまいそうで慌てるし、ムカデもウジャウジャいて、たくさん潰されてたし、自然を感じるオンパレード。

山頂広場にあがれば、カラスの大群が巣へ戻るために右へ左へ飛び回ってるし、一番ビックリしたのは「桜」が数輪咲いていたこと!珍しいと思ったけど、これって何か異変ではと思う。
そしてラスボス感のある二の丸史跡庭園を縄張りにしている二匹のネコちゃんは、こちらを睨みつけたまま動じず。でも鳴き声は甲高い。

セミ、スズムシ、トンボ、カメムシ、ムカデ、カラス、サクラ、ネコ・・・と、色々出会える松山城だけど、どう考えても変と思う。

真面目に不真面目。


「真面目に不真面目(解決ゾロリの名言)」ではないけど、周りから見たら(一体、何してるんだろう?)と思われること多し。本人はいたって真面目なんだけど、不思議・可笑しさがあるのかな。
ついに「家中キャンプ」を始めてしまう(笑)。パップテントのようだけどサンシェード・タープな感じ。前幕を用意すれば四方が覆われるからプライバシーなどの問題もクリア。

組み立てると想像以上に大きい!床の広さは幅200cm×奥150cmほどで一人で寝るには(寝ないけど)十分だし、2人がイス+テーブルを置いても余裕。とにかく軽い(他社製品は4kgほどが多いのに2.4kg)のが決め手。
夏だけの登場ではもったいなく、家中キャンプでも物足りなく、屋内でも使えないか?と企画提案した所「いいですね!面白いですね!」となり予行演習。

面白い、楽しい企画をするには考える時間も手間もかかる。それも預かる事業の場合は責任も追加されるから、相手にも一緒に楽しんでもらう必要がある。アイデアを実現させる構想力大事!
床面の敷物はどうするの?と思われるかもしれないけど、そこもキチンと用意できているのが企画の骨頂!
不真面目のようだけど真面目に真剣に取り組むって手間暇かけないとできない!

2023年10月1日日曜日

問いが作品。

キース・ヘリング最後の個展の作品

大好きなポップアートも源泉を辿れば現代アート。じゃあ、その現代アートの起源は“いつ?”かは、もっぱら1917年にニューヨークで開催されたアンデパンダン展と言われていて、関係者のアーティスト、マルセル・デュシャンが便器にR.MATTというペンネームをサインして「泉」と題して黙って応募。


すると審査員から「ただの便器だ」と酷評されて、誰でも参加できる展示会だったのに落選してしまった。しかし、この一件でアートへの概念がガラリと変わり、以降、大勢のアーティストが影響を受ける。

これは「作品を表面で楽しんでいた時代」から「作品を自分なりに考えて楽しむ時代」への変革で、それまでの絵画中心で作品からはみ出なかった固定概念を壊し作品を前に鑑賞者それぞれの頭の中で完成するのがアートとなる。

アーティストのイェンス・ハーニングがクンステン近代美術館(デンマーク)から
制作費として約1128万円を受け取ったにもかかわらず、納品されたのは“Take the Money and Run(金を奪って高飛び)”と題された「何も描かれていない」モノで、裁判所から一部返金を求められたトラブル。


訴えられた本人は返金に応じる様子はなく、「これは窃盗ではなく、契約不履行で、それもまた作品の一部だ。」とコメント。

作品(と言っていいのか)はイェンス・ハーニング氏の遊び心としてクンステン近代美術館は展示したとのことだけど、どうなんだろう?

ウォッチャーは。


そうですか、次回(1/7)のゴールデングローブ賞(主催:ハリウッド外国人映画記者協会)に「最優秀大ヒット賞(正式には興行成績賞とのことだけど、1億5千万ドル/220億円以上の作品から1本選出)。と言うことは世界興行収入第一位が自動的に受賞するのかな?
もう一つは「スタンダップコメディアン賞(コメディアンの中から優れた個人もしくはグループへ授与)」。

思い出すのは「ブラックパンサー」。2018年に公開されたと同時に興行収入が爆発して当時の換算で770億円を記録。
全米の映画賞を56(アカデミー賞で3冠だったので計59)も受賞してスーパーヒーロー系では初となる「作品賞」にもノミネート。
アカデミー賞は前代未聞の事態に「最優秀人気映画賞」の設立を検討するも撤回・・・。


アバター/ウェイ・オブ・ウォーターでも同じことは起こり、全世界興行収入は3085億円と桁違いで世界歴代3位となる。アカデミー賞は4冠。

今年は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の世界興収が12.8億ドル(1790億円)。「バービー」の世界興収が13.8億ドル(2020億円)。
大ヒット!大コケ!の二極化が進んでいるように見えるのは私だけか。

対象作品は劇場公開作品だけでなく配信作品も対象とのことだから、これらの作品を上回る作品が出る可能性もアリ!

2023年9月30日土曜日

エクストリーム買い物。


雲のないスカッ!と晴れた秋空。朝仕事を終えて7時過ぎ。腹が減ったものの特になく、買い物に行こうにも近所のスーパーは8時オープン。それなら!と歩いて10分で行ける距離だけど、松山城(132m)にあがってから向かおう!と朝から無駄に元気。

アパートから松山城へあがるには3パターンあり、一つは「古町道」、二つ目は「黒門口道」三つ目は「県庁裏道」。
古町道は舗装されてない獣道、凸凹だし木の根や落ち葉なども多く滑りやすい。
黒門口道はほぼ全てが高さ&幅がバラバラな石階段、足元を気をつける必要がある。
県庁裏道は早く上がれる(と、言ってもロープウェイ乗り場に出る)けど勾配が強烈。

行きは黒門口道であがり山頂広場に着くと、写真の景色が広がり、たっぷり眺めた後は乾門から下りる。数m先に歩いている人がいて曲がり角を曲がると先に歩いていた人がいない!
辺りを見ると道から外れて立ち入り禁止の薮へ入っていってしまった。(そんな所に道があるの!?)と不思議に思いながらも正規の古町道を下りてスーパーへ。

あんな隠し道があるの?と何回も通った道だからこそ不思議。
そして昨晩は中秋の名月。夕陽を見に再びあがり、「隠し道」を覗くも先が見えなかった件。どんだけ松山城への散歩が好きなのか・・・。

教訓だらけ。


「泉谷さんの所にもプレミアム券、届いてるでしょ?」「なにそれ?」から始まり、松山市が物価高騰への補助として発行のプレミアム券(4000円の購入で5000円分使えるという25%お得な商品券)の存在を知る。正確に言えば知ってたけど、実施は“いづれ”と思ってた。
「えっー!」となり、出張中に届き溜まっていた書類を探ると出てきた!危うく処分する所だった!セーフ。【教訓】書類はちゃんと開けよう!

どれどれ?と見ると4000円(5000円分)の購入券が2枚綴られていて、世帯ごとに2セット(8000円/10000円分)は購入できるとのこと。
そして、更に一枚付帯していて「追加購入券(一次購入で余った場合の二次購入権利)」だった。購入しても期限は2024年1月31日までだし、一人暮らしだし、使用できる店も分からないから追加購入は静観して、一先ず1万円分(支払額8000円)を購入。

「いつから使えるんですか?」と窓口で尋ねてしまい「今から使えますよ」と当然の答をいただき、モノは試しと食品売り場へ。
券は500円の10枚綴りで、お釣りは出ない。だから800円分の購入に2枚出してしまい「お釣りは出ませんので・・・」と一枚返却されて残金は現金精算。
【教訓】何でもそうだけど、取り扱いはキチンと理解してから使おう。

2023年9月29日金曜日

そろそろ500回?


南海放送ラジオで10月の週刊ココ大ラヂオを収録。ふと、気付いたのは(ココ大ラヂオの放送開始って2013年の今頃だったような・・・)と思い調べてみたら、10年前の10月からスタートでした。
それまでラジオは取材される程度で自分たちが喋るなんて・・・。それが南海放送の田中会長さんから「面白い取り組みだから、やってみたらどう?」というお誘いに乗じる。

それからというもの「あーだ」「こーだ」と放送に向けてご指導いただき、手探りの収録から今に至る。Dの津田さんの収録&編集テクニックは10年仕込みのプロとなる。
始めた頃は素人あるあるの詰め込みがちで、指導してくれた吉尾さんの「シンプルが一番!普通の話が面白いんです。」のアドバイスを今でも守ってるつもり。

途中まで「第〇〇回目の放送です。」と数えていたけど、いつの間にか分からなくなり、10年も経てば500回くらいだろうといういい加減さ。

ただ、毎週の放送で身についたのは「話題化力(≒内容の編集力)」。そんな言葉はない造語だけど、放っておけば話題にもならない日常だけど、そんな日常でさえも自分はどう思ったか?など問いを立てることで話題化になる・・・と。
と、偉そうに書いても、そもそも内容が縦横無尽なので、南海放送ラジオさんがこの先、いつまで放送をさせてくれるのか・・・。

過言じゃない。


これまで愛媛大学、松山東雲女子大学、桃山学院大学、神奈川大学で授業を受け持ってきたけど、現在進行中の創価大学での授業は「最もユニーク」と言っても過言じゃない内容。
聞けば募集定員を大幅に上回り、抽選になったという授業。 


12月にコニカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館)で親子などを対象にした「宇宙や科学に興味関心を持ってもらう」イベントを行う学生達。
アドバイザー的役目でもあり、宇宙だからスターウォーズ!の魅力を調べてもらうと宇宙を舞台にした「家族(種族)愛、葛藤、希望、多様性、生き方、人間(生き物)讃歌、普遍的テーマなど」色々な意見が出て、ポイントはSWファンの学生もいれば、初めてSWを知った学生もいたこと!


イベントは宇宙への興味関心の醸成だから、キャッチコピーで表現しよう!と無茶振りをしてみると・・・。

  • 100kgのレゴで造る宇宙基地!親子の共同作業で寒い冬も家族愛を温めよう!
  • 宇宙を学びながらレゴで遊ぼう!親子で作る宇宙帝国!レアなおもちゃも見れるかも?!
  • ~創大生プレゼンツ~ 知る!見る!遊ぶ!「親子で宇宙船を作ってみよう!」 
  • 大学生と一緒にレゴで宇宙を冒険!科学足りてますか?親子で学びあるひとときを!
  • 100kgのレゴで!八王子に壮大な宇宙を創っちゃおう!大学生とともに!
  • 宇宙が舞台のあの名作をレゴで再現!大学生と一緒に”科学”を学ぼう!

と、ノリノリだった学生達(笑)。自分たちが楽しんで学ぶ(≒自分ごと化)授業が面白くないわけがない!

2023年9月28日木曜日

快適快適!


アパートでの作業も悪くないけど、篭ってしまうので気分転換にテックアイエスさんでコワーキング。訪れると既に数名の方が利用していて、黙々と作業中。

高校生などに自習室が人気のように、社会人の自習室のようなコワーキングスペース。役得なのは「エールラボえひめ」の一員なので格安で利用できる点。
今回も集中できて仕事がはかどる。アパートではつい家事を挟んでしまうけど、集中するしかない環境。

コワーキングスペースで最もありがたいのは高速な通信速度。オンライン会議でも資料の送受信にしても快適。アパートでの通信速度や接続に困った時期もあったけど、ココでは無縁。
そして気づけば松山市中心では新たにコワーキングスペースが誕生してた(そう言えば愛媛県庁内にも関係者専用のコワーキングスペースが誕生してたっけ)。
利用されるには利用料や高速通信だけでない付加価値な環境が求められるんだろうな。

あっという間に6時間が過ぎて「仕事した感」満喫で後にすると陽は既に暮れて真っ暗。
仮に松山のコワーキングスペースが連携してくれて、気などに合わせて連携するコワーキングスペースならどこでも利用可能のような「手形」みたいのがあると、利用者としては嬉しかったり。付加価値というのはそういうこと。

鬼北町とのご縁。


先日の「鬼北町にぎわい塾」も成功裏に終わり、いよいよ次回が最終回。
これまでWarmth、お鬼楽塾で開催してきて最後は北宇和高校教育寮が会場。北宇和高校教育寮では先日、五ツ鹿踊りの練習をしていた。

最終回は北宇和高校生による取り組みの経過発表が行われる他、ピアノコンサートも予定されていて、なんと素敵なコトかと思うと同時に、どうしてピアノコンサートなのか!?とも。
それは北宇和高校教育寮のハウスマスター(≒寮母)で着任した地域おこし協力隊の一人が音楽大学出身で地域との関わり方に音楽は有効と考えたのがIRCさん。
当事者のNさんも(い、いいんですかね・・・)と最初は控えめだったけど、ボルテージあがる。

そして、今回は不特定多数の方にお越しいただきたいとウェブ上でも発信!Warmthやお鬼楽塾は出入りする色々な学生と交わるけど、ハウスマスターの場合は寮生とだけ。
ピアノコンサートをきっかけに新しい繋がりができたらと模索。
【参加無料】11/18(土)16時から*定員に限りがありますので、ご興味ある方はお早めにお申し込みを。

実は鬼北町とは10年以上前から「これ」「あれ」「それ」「どれ」などのご縁があり、最初のご当地もなか「蟹モナカ」との出会いも鬼北町。
不思議なご縁だよね・・・と。

2023年9月27日水曜日

全国の仲間と。


「FCマンスリーミーティング」はその名の通り、毎月恒例の意見交換会。全国各地からFCが参加してオンライン上で顔を見ながら話せる機会。
理事会やロケ地フェアなどの対面機会もあるけど、都合で参加できないFCもあるから、こういう機会はありがたい!と参加者たち。
仮に休んでも次月があるから安心。私も7月、8月と休んで2ヶ月ぶりの参加(休んだのはココ大付属学園で子ども達と一緒だったから)。

全国ロケーションデータベース(JLDB)の利用は過去最高水準を維持していて、全国各地のロケ候補地はこんなに興味関心を惹くんだ!と、長年携わってきた甲斐があったと感慨・・。
最近はYoutube作品やMV・PVなどへ相談内容は広がっていて、愛媛では昨日も撮影相談が2つも入ったり。利用は今後も増え続けると予測、すると(もっと掲載しよう!)にも繋がる。

オンラインの享受は単に意見交換だけでなく、検討もできる点。
制作側のニーズをどのようなウォンツとしてどう実現(提供)できるか?を問いにして、1月のロケ地フェアでの試行しよう!となる。
これから数回の検討を重ねていくけど、これまでのFCは受動的で相談から動き始めることが多く、能動的に提案することで撮影誘致の確率は高くなるはず!そうでなくてもマッチング機会が増えるコトはみんなの願い。

どこでもスタジオ。


Youtuberのコンテンツが注目(≒視聴回数)を集めたいがために無茶や無謀など、ギリギリな内容を制作していたのは昔のよう。
これまで「大盛りに挑戦できる店を教えてください。」「既に撮影済みなので許可どりをお願いします。」などの困る相談も多かったから偏見を持っていたのは事実(今も少しあるけど・・・。)

でも、“そうじゃない”Youtubeコンテンツも多く、「飲食店系」ではあるけど、取材して厨房にまで入って、店主のインタビューもとって、店にとっても「普段」をPRできるのは良いことと思ったり。ありのままなので作意のないドキュメンタリー、つい見てしまう最近。
PR方法にはコマーシャルや紙媒体などがあるけど、訴求力では映像が勝る。

そして、個人でYoutubeから発信している人もいれば、写真のように「どこでもスタジオ化」して発信している方もいて、その設備や機材にビックリ!
これはテレビ局も焦るよね・・・というクオリティで撮れる&発信できるのだから。

「泉谷さん、ラジオしてるからYoutubeもしたらいいのに!」「無理!無理!恥ずかしいもの」「今さら、何言ってるんですか?」と冗談か真面目なのかツッコまれる。
Youtuberがテレビに出演する時代になったのだからコンテンツも地上波放送される日が来たりと思ったり。

2023年9月26日火曜日

誘致には。


桑名市などによると千姫は徳川家康の孫。徳川幕府2代将軍の秀忠と江姫の間に生まれた長女で、7歳で豊臣秀頼と政略結婚させられて大阪城で暮らしていたが、大坂夏の陣で大坂
落城の際に助け出される。江戸へ帰る途中に桑名藩に立ち寄り、その時に藩主本多忠政の息子、忠刻に恋をして、祖父家康に頼み、忠刻の妻として桑名藩に嫁ぐ。
その後、娘、息子を産むも息子は死去、忠刻も亡くなると長女を連れて出家。享年70歳。

お土産をもらわなかったら知らなかった話。大河ドラマと相性のよさそうな人物伝。
先日は浜松でも「どうする家康」が話題になったのを思い出す。千姫が実現したら徳川家康なども登場するから実現の可能性は高いかもしれない。
愛媛県内でも「〇〇を大河ドラマに!」と話題になっているけど、各地は偉人や功績などの大河ドラマ化を熱望。

仮に誘致が成功した先には必ず撮影があるので、するとフィルム・コミッションの関わり必然となる。これまでの誘致ノウハウなども参考になるから、初めから参画した方がいいと思う。

「坂の上の雲」の撮影支援をした時、チーフP、本木さんの来県随行から始まり、取材、シナハン、ロケハン、撮影現場立会などフィルム・コミッション抜きでは撮影ができなかったのだから。

続いている話。


今日を事前に見通すことはできたか?と言われるとNO。今日は昨日までの産物でしかないという話。
2016年に「ふるさとグローバルプロデューサー育成支援事業(ふるプロ)」という取組に参加して知り合ったのが先日のビジネスデザイナーのFさん、JR東日本企画のYさん、今やシルク産業のベンチャー実業家として活躍&注目されている河合さん達。

互いに面識のない中で、西予市や大洲市の他、バンコクホーチミンホノルルまで赴き研修を共にした仲。自分が取り組んだプロジェクトも評価されて楽しかった思い出しかない。

で、普通ならここで互いの健闘を讃えあってサヨナラだけど、先日「久しぶりです!」と連絡をくれたのはYさん。何かと思えば「プロジェクトを一緒にしたい!」という相談。
個人レベルではなく組織と組織という大きな枠組みで驚いたけど無事にスタートを切る。

ふるプロの縁がなかったら、今回の新プロジェクトは成立してなかったかも・・・と思うと、今日を分かっていたのか?と不思議に思う。
毎日は連続する非連続ではあるものの、日々を積み重ねると思いもよらない機会を生み出すのは本当。

じゃあ、そのような機会をたぐり寄せるにはどうしたらいいか?と質問されたら、やはり「損得勘定で取り組まないこと。」とアドバイス。

2023年9月25日月曜日

応援団長として。


私も妻も海外へ学びに行けたのは両親のおかげ。我が子の海外へ行きたい!を叶えてくれたから今がある。私も妻も互いに知らない者同士が、時期や場所、タイミングなど色々な要素が絶妙に重なり偶然の出会いをして、3人の子どもを授かる。

オーストラリアから帰国したばかりの末っ子くん、話を聞くと改めて学びたい!があるようで再度、海外へ行かせてほしいとのこと。既に彼なりに調べていて「やりたいコト」があるのは素晴らしい!となる。

長女もニュージーランドから帰国して数年、将来について聞くと、彼女も海外で学びたい意欲があり、彼女なりに学べる学校などを調べて明文化してくれる。意欲があるって素晴らしい!となる。

「この親にして、この子あり」は的確な表現で、アドベンチャーファミリーの我が家らしく、己の道を自ら拓こうとする我が子達。
子育ても一段落して、自分たちの老後を考えるお年頃と思っていたけど、神様は落ち着かせてくれない(笑)

そして画家を目指す長男くんはフィレンツェ3年目。「最終年だから頑張るよ!」とメッセージが届く。応援団長として夕陽と対話する。

ホテルめぐり。


出張の度にお世話になるホテルには今回も面白い体験をさせてもらい満足。ホテルにはビジネスホテルやシティホテルなどの立ち位置があるけど、その違いも曖昧になる中で地方でもその変化は見られて・・・。
  • コーヒー(それもこだわり系)やジュースのウェルカムドリンクはどこでもあった。
  • コワーキングスペース併設、レンタサイクル貸出、マッサージチェア設置のホテル。
  • テラスという名の「漫画喫茶」のような本や飲み物が用意された共有スペース。
  • シャンプーバーという名の「複数の銘柄が並ぶシャンプー&リンス」からお好みを容器に移すサービス。
  • おしぼりの他、必要なアメニティは全部持っていってくださいというセルフサービス。
  • 永年勤続なのか、フロントを含め多くがシニアの方々でイキイキと働いていたホテル。
  • フロントではなく到着前にスマホでチェックインが完了する非接触型の更に進化版。
  • 小さなホテルなのに英語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語を話す宿泊者がロビーに溢れていたのは、熊野古道を目指すためだった。
ホテルといえば、これまで「あーだ」「こーだ」「そーな」「どーな」と感想を綴ってきたけど、働きて問題がある中でホテルは今後も増えるのか?それとも減るのか?
そもそも、私レベルでは泊まれないハイクラスな部屋やサービスってどんなだろう?とも思ったり。
写真は、ありし日の松山東京第一ホテルの部屋。窓からの眺めが良かった。

2023年9月24日日曜日

観光格差。


私見です。ロケツーリズム(≒フィルムツーリズム)はこれまでに検討済で、個人的には「訪れる人たちの多くはロケ地めぐり(≒聖地巡礼)だけでは物足りないはず。」と思っていて、例えばAというロケ地からBというロケ地への移動最中に歴史的建造物や名所名跡、美味しい味などがあれば、立ち寄った方が“お得感は増す”はず・・・が仮説。
ロケ地の多くは「ここが〇〇のロケ地です。」などの看板はないから淡白かもしれない。

京都市のフィルム・コミッション「京都市メディア支援センター」の情報を頼りに龍谷大学を見て、西本願寺から東本願寺を歩き、JR京都駅を抜けて東寺まで行き、JR京都駅に戻る。
さすが京都、途中には隠れ家的なカフェや石畳の路地、名も知らないけど雰囲気のある寺などが多くて歩くだけ楽しい!
でも、オーバーツーリズムと言われているのに、行き交う外国人などの観光客は少ない。

と、思ったらJR京都駅周辺は超がつく大混雑!スターバックスやマクドナルドなどのグローバル店には長蛇の列、スーツケースや大きな買物袋を持った外国人も多く、先ほどまで感じてたひっそり感が嘘のよう。まっすぐ歩けない。

一極集中というのか?二極化というのか?「百聞は一見にしかず」の言葉があるけど、名を知られている・知られていないだけで地域内でも差があるんだと観光格差。

ピクルス?漬物?マリネ?


ピクルスと漬物は一緒なの?という問いから始まり、広義では同じとのこと。
酢漬け(ピクルス)と漬物(糠漬)は違うだろ?と思う人もいるかもしれないけど、そこまで深追いしない。ちなみに似た言葉に「マリネ」もあるけど、調味液は酢以外にワインや油も使うので、遠い親戚のよう。

新しいプロジェクトを控えて「京つけもの西利」本店へ。漬物は好きだけど、お土産としか見たことがなく、よく見ると色々な種類があると知る。試食コーナーもあり、ウロウロして挙動不審だったと思う。
「試食いかがですか?」と店員さんが声をかけてくれて、選んでもらったのが写真の漬物(キュウリ、ゆずダイコン、ナス)。お茶までつけてくれる。

美味しかったので、勢いで「数種類の漬物が入った品はありますか?」と尋ねると「いいえ、ありません。」とのことで、たしかにカブ、ダイコン、キュウリ、ナス、キャベツ、タマネギなど種類は多かったけど全て単品だった(複数の野菜が細かく刻まれたモノはあった)。

ピクルスのような瓶詰め販売の漬物ってないのかな?
そういえばピクルスには果物系(柿、柑橘など)やナッツ系(アーモンド、栗など)もあったけど、漬物にはないのかな?しばらく続きそうなリサーチ。

2023年9月23日土曜日

勝手にロケハン。


(よし!和歌山城へ行ってみよう!)と出発。やはり観光視点で一ヶ所しか行けないとなると城マニアでなくともお城はマストで、実は和歌山城のコトも知らず入口の看板を見る。
「1619年に徳川家康の10男頼宣が55万5千石を拝領して紀州藩が成立。紀州徳川家は、尾張・水戸とともに「御三家」と呼ばれ、8代将軍吉宗、14代将軍家茂を輩出した。」とあり、(暴れん坊将軍は和歌山出身なのか!)と知る。

天守閣入口まであがると、甲冑姿のお兄さんたちが清掃中で、看板などを立てていたけど、その看板は「サマータイムレンダ」というアニメの登場人物が「和歌山市アニメ観光大使」と名乗っていて(ここまでアニメが観光に影響するのか)と思ったり。

写真は「御橋廊下(幅3m、長さ27m
)」という藩主と付き人だけが通れる傾斜11度の屋根付き橋で、周りから見えない(見えさせない?)のが特徴とのこと。
今は誰でも通り抜けできるので通ると滑り止めなのか、廊下は2-3cmほどの階段状になっていて先人の知恵なの?と思ったり。ちなみに土禁。

時代劇のロケに使えそうと、勝手にロケハン気分を味わったり。とにかく広かった和歌山城、90分で観光終了。

値段と美味しさ。


飯屋には一人で入れるのに「フルーツパーラー」には一人で入れない小心者。和歌山県庁での打合せが13時からだったので、(そうだ!)と思い、ふるプロで一緒に学んだFさんに連絡すると、都合をつけてくれて集合場所になったのがフルーツパーラーのVENTOTOOさん。

メニューをみるとカラフルなフルーツをふんだんに使ったスイーツがズラリ!そして値段は500円〜3000円台のフルーツプレートまで色々とラインアップ。目に入ったのが写真の「イチジク、シャインマスカット、ピオーネ、メロン、イチゴ、バナナ、キウイ、リンゴ、オレンジ」が入ったフルーツパフェ(2900円)+アイスコーヒー(300円)。

ビジネスデザインを手掛けるFさん。単に表面的なデザインだけでなく思考や経営の域までデザイン思考を提案していて、その真摯な向き合い方に(こういう人に相談すると任せたくなるよな・・・)とパフェを食べながら思ったり。
彼女の話が面白かったからパクパクとパフェを食べてしまい、もっとゆっくりと一口ずつ味わえば良かった(笑)

食後は一緒に昼食という予定だったけど、フルーツパフェの予想以上なボリュームに、これ以上食べたら午後に支障が出そう・・・と、VENTOTOOさんでゆっくり過ごす。
「持つべきものは友」とはこのこと。