キース・ヘリング最後の個展の作品 |
大好きなポップアートも源泉を辿れば現代アート。じゃあ、その現代アートの起源は“いつ?”かは、もっぱら1917年にニューヨークで開催されたアンデパンダン展と言われていて、関係者のアーティスト、マルセル・デュシャンが便器にR.MATTというペンネームをサインして「泉」と題して黙って応募。
すると審査員から「ただの便器だ」と酷評されて、誰でも参加できる展示会だったのに落選してしまった。しかし、この一件でアートへの概念がガラリと変わり、以降、大勢のアーティストが影響を受ける。
これは「作品を表面で楽しんでいた時代」から「作品を自分なりに考えて楽しむ時代」への変革で、それまでの絵画中心で作品からはみ出なかった固定概念を壊し「作品を前に鑑賞者それぞれの頭の中で完成するのがアート」となる。
アーティストのイェンス・ハーニングがクンステン近代美術館(デンマーク)から制作費として約1128万円を受け取ったにもかかわらず、納品されたのは“Take the Money and Run(金を奪って高飛び)”と題された「何も描かれていない」モノで、裁判所から一部返金を求められたトラブル。
アーティストのイェンス・ハーニングがクンステン近代美術館(デンマーク)から制作費として約1128万円を受け取ったにもかかわらず、納品されたのは“Take the Money and Run(金を奪って高飛び)”と題された「何も描かれていない」モノで、裁判所から一部返金を求められたトラブル。
訴えられた本人は返金に応じる様子はなく、「これは窃盗ではなく、契約不履行で、それもまた作品の一部だ。」とコメント。
作品(と言っていいのか)はイェンス・ハーニング氏の遊び心としてクンステン近代美術館は展示したとのことだけど、どうなんだろう?
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