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2023年9月16日土曜日

五ツ鹿踊り。


鬼北町職員が終了後に「これから五ツ鹿踊りの練習があるもんで先に!」と、そそくさと出ていかれたので、我々も帰り際に「練習を覗いてみますか?」となり、練習場へ。
そこには数人が練習中で、聞けば「今日が二回目なんですよ」とのことで、お囃子のリズムや動作、所作確認しては笛の音に合わせた稽古。
今回の練習に集まったのは役場の職員、地域おこし協力隊、そして保存会の方。

愛媛県内には鹿踊りが南予地方にあり、それも五ツ鹿踊り七ツ鹿踊り八ツ鹿踊り、とそれぞれ踊る鹿の数が違う。ちなみに鬼北町の五ツ鹿踊りは10年ぶりに復活!とのこと(だから5人、うち一人が雌鹿役)。
時刻は既に20時過ぎ、それぞれが仕事を終えての参加は並大抵のことではなく、一人一人が思う所があるんだろうなと推察。テンポの良い太鼓のリズムを覚えながら会場を後に。

「誰かが引き継がないと伝統芸能は廃れますよね・・・」となり、「でも、誰が引き継ぐべき担い手なんだろう?」ともなる。
「たぶん、各地でも同じような議論の果てに消えた伝統芸能も多いよね。」「みんな大切と思いながらも、どう関われるんだろう?と思っているのかもね」と、てくてく歩きながら感想共有。

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