日記を検索

2022年12月21日水曜日

プレゼンテーション!


開発に携わったクラフトジンの「道後JIN六媛」。2021年10月の発売から一年が過ぎても売れ行きは堅調で嬉しい限り。そこへ勢いをつけよう!と6市町の担当者が地元で見つけてきた「道後JIN六媛」に合う味をプレゼンテーション!
FCPシートをキチンと用意して、水口専務さんへ直談判!フツーはバイヤーへ提案するけど、バイヤーって親身になってくださる人もいれば勘違いな人もいる事実。そこを省く!

模擬練習もして本番!伝わった or 伝わらなかったの分かれ道は「だれの視点」で商品の魅力を伝えたか?に尽きた。例えば「生産者に成り代わり、生産者が憑依したかのように説明した人」「担当者として自分の熱い想いを語った人」「既存の商品説明をなぞった人」「消費者が喜ぶ視点で説明した人」。どれが聞き手の気持ちを揺さぶるのだろう?考えれば分かることだけど、自分ごと化されてないと難しい。

特に6次化品は単価が高く、「なぜ高いのか?」を重苦しくなく説明する必要があり、その時のキーワードになる一つが「生産者の顔が見えるか否か」。生産者しか語れない商品物語があり、その物語が消費者にとっても有益だったら、価格よりも勝ると思う一人。
2時間に渡るプレゼンテーションが終わると、自分がプレゼンしたわけでもないのにドドッと疲れる。自助で売るのは本当に大変な中でコラボ販売は得しかないから応援しまくった。

開校まで6日。


「お客さまー!」と大きな声で振り返る。既に店は出ていて角を曲がろうとした時に、後ろから店員さんが腕を上げて走ってきてた。???と思い、立ち止まって店員さんが振る手を見ると「お札」が握られていて(ア”ァーー!)と全てがスローモーション。“また”やっちまった!今年3月にも釣り銭をとり忘れ面倒になったことを思い出す。「スミマセン!」と平謝りして釣り銭をゲット。ボケたのか疲れていたのか、気をつけよう!ありがとう優しい店員さん!

閑話休題。ココ大付属学園【冬】の準備をしていると、お世話になっている下階のシルバー人材センターの担当者が書類を持ってきてくれて立ち話。シルバーさんには実施の度に見守りをお願いして大感謝。で今回もお願い。
すると話題はお世話になっているシルバーさんの話になり、ココ大付属学園に関わることをとても楽しみにしていただいているとのこと。特別なことは何もなく、自由時間だから、さぞ手持ち無沙汰と思いきや違った件。

「来週から行くのを今から楽しみにしているようです。」は保護者からのお子様の様子。子ども達もシルバーさんも楽しみにしてもらえる取組みって我ながらスゴと思う。実は私も皆んなと会えるのが楽しみ!
あぁ、私は本当に人や環境に恵まれている。その証拠に更に特徴を出そうと提案したアイデアにGOサインが出る。子ども達のためなら何でもできる!

2022年12月20日火曜日

妄想旅に出る。


2022年も残り10日余り。同時並行で複数の仕事を進めるのは当たり前なフリーランス。この時期になれば一つや二つ、仕事が終わり背負い込んだ責任を下ろせるのだけど、(撮影支援も含めて)次々と相談が舞い込む。
でも、その前に終わった仕事へのご褒美と、新たな気合い、そして寒すぎて料理も面倒など、色々と自分を甘やかす理由を並べて正当化し、友の店(ニューポカラ)へ。

今回は「サグマトンカレー(ほうれん草ルー&羊肉)」に「ナン」の「1辛」。そしてアツアツのホクホクでいただく至福の一時。こういう、美味しい一人時間大切。美味しさを噛み締めながら妄想(構想)の旅に出るのが好き。
相談主に「図解化して提出しますね!」と伝えたから「ホスト、(直接的&間接的な)関係者、協力者、ターゲットなど」の登場人物を描いて配置し、この人たちをニーズとウォンツで繋いでみる。

繋げられたらアウトプットとしての仮説が成り立つので、実現に必要なリソースを配置する。キャッシュポイントの次はアウトプットからのアウトカムを想像して登場人物それぞれが得られる構想に参画する意義(価値)を言語化。
まだ相談レベルなのに恥ずかしくなるほど褒めてくれた相談者。そこまで言われたら頑張らないとね!と単純に「褒められたら(まだ)伸びるタイプ(と思ってる)」な51歳。
アートとは異なる、胃も気持ちも満足感に「良い年末年始を!」となる。もうそんな時期!

アニメ弱い県。


「12月16日に記者発表をしますので、いかがですか?」と、お誘いを受けたものの出張中で叶わなかったアニメツーリズム協会の「2023年版の訪れてみたい日本のアニメ聖地88」
投票にはジャパンFCも協力していて各地のFCが投票済。さて、どんな作品が選ばれたのかな?と、愛媛を気にすると【愛媛県が入ってない!(徳島県も入ってない)】という事実に愕然とするも(作品ないしな・・・)と物分かりがいい自分にガックリ。

2023年版には香川県も高知県(は言うに及ばず「竜とそばかすの姫」)も入っていて、この状況を見過ごすわけにはいかない!と思っても、どうしたらいいものか。2021年の興行収入上位3作品も2022年の興行収入上位3作品もアニメ作品という、世界からみると“かなり特異な日本”だけど、フィルム・コミッションも多くのアニメ作品に関わっているし、この流れをキチンと受け止めないといけない。

それにしても「アニメに弱い愛媛県」を露呈した(された)感じ。自虐的でなく、どうしてアニメに弱いんだろう?たぶん「ロケハンが足りない、ロケ候補地の発信が足りない」などだろうな。と言いつつも「ロケ候補地を絵で紹介する」のは非現実的だし、宿題になるのかな。
もしくはアニメへ訴求ではなく、アニメ化を意識した「原作」に注力した方がいいのかな?すると、やはり「坊っちゃん文学賞」が気になるんだよなー。

2022年12月19日月曜日

どういうこと?


一日中、PC作業だったので(気分転換だ!)と思い、外に出ると強風で寒い!でも(チョコレートとか菓子を食べたし、カロリー消費に引き返さないぞ!)と気合を入れる。スタスタ20分歩いて夕暮れの松山城へ到着。すると更に強風&冷風で鼻水が出るほど。沈む夕陽を写真に収めようとしても手が“かじかんで”しまうほどの冷たさに退散!あまりの寒さに人気もなかった松山城山頂広場。寒いから冷たいへ。

単身だから寒さも我慢すればと思っていたけど、この寒さに暖房をON!世間では今冬は光熱費の上昇が心配とのことで、電気を使わない暖手段が話題だけど、足元は「厚い靴下」を履いてスリッパ、部屋着はボア生地ズボン、英国製ゴッツイ編みセーター、ヒートテックでイケるかも!とわかる(笑)。更に冷えればネックウォーマーか。光熱費節約のガマン大会をしてるわけではない。

保温ポットも大活躍。電気製品がない(プリンターや洗濯機は毎日稼働しないし、PCはノート型だから省電力など)から、平均の消費電力は38kWh/月なので約1100円/月。これ以上は削減できないと思う。少し寒い方がピリッ!として仕事に集中できる。
電気代よりもガス代の方が約3500円/月なので、改善の余地があると思う。ちなみに一人暮らしのガス代平均は約3000円/月(2021年)。料理もしてないのに平均以上ってどういうこと?

理由がなくても立ち寄れる場所。


「コーヒーショップを開きたいです。」の整理。当人には美味しいコーヒーを提供できる知識や技術、自信がある。その美味しいコーヒーは“誰に”飲んで欲しいか?誰が欲しているのか?と考えると「コーヒー好きだけど、ついインスタントで偽の満足を済ませている人=私!」「美味しいコーヒーで寛ぎたい人=ひとり時間を大切にしたい人」など。
するとコーヒーは「気持ちを満たすツール」であり、飲むとそれぞれに価値を実感できる。

「ドライフラワーの魅力を伝えたい。」の整理。花屋との縁でドライフラワーに接点はあったけど興味なく、依頼で造ったら想像以上の出来に喜ばれて才能実感!どんな人がドライフラワーを求めているか?実は求められたのはドライフワラーが欲しい人ではなく、ドライフラワーを造りたい人と分かり、教室を開いたら好評で、最初は教室を開くお願をしていたのが、今では教室から依頼されるようになる。ドライフラワーは何をもたらすツールなのか?

warmthは“集いたい、立ち寄りたい、交流したい”などのニーズへのウォンツです。」の整理。すると、利用者がいないと存在意義が保てないので、認知度向上や施設という閉鎖空間への心理的障壁を和らげる必要がある。そこで情報発信だけど単にイベント情報の発信では無味乾燥で響かない。warmthらしさを感じる温かい情報(≒“中の人”が見えるなど)を発信することで同じ目線、身近さを発信する。「理由がなくてもフラッと立ち寄れる場所」がいいねと。

2022年12月18日日曜日

だけど人間讃歌。


秋田市(フィルム・コミッション研修)→中央区(番町小学校と久松小学校の交流授業)→鬼北町(にぎわい塾)など、駆け巡ったこの一週間。何もかもがうまく進むとニヒリズム(虚無主義)のペシミスト(悲観論者)だから、この「“出来過ぎ”」は(何かの予兆か?)と勘ぐってしまう。
もしかして2022年の運をココで全て使い果たしてしまったか・・・とも思ったり(まっ、それでもいいんだけど)。

クライマックスは「先生!お久しぶりです。」と、先生ではないけど彼女にはそう見えるのも無理はなく、高校生の時に出会い、大学生の時に再会し、社会人になった彼女から取材を申し込まれる。
先日は小学生時代からの我が子の友達が学校の先生となり素敵に成長していたけど、こうして若い人たちから声をかけてくれるなんて、「世の中はコンチクショーだらけ」だけど、人間讃歌と言わざるを得ない。

帰りの飛行機で「間もなく松山空港に着陸します。」のアナウンスに外を見ると、夕陽が沈んだ直後、ベタ凪の海面が七色だったの慌てて撮影。
6隻の船がベタ凪の七色の海面を進む姿は、鈴木康広氏の「ファスナーの船」を彷彿。眺めるだけで感動する地域に暮らしていて、この気づきや価値は今後もっと高まると予測。コンチクショーの中でどう捉える?どう考える?という感じ。

みかん、クッキー、チョコレート。


愛媛あるある。コワーキング&宿泊施設併設のwarmthの入口にデンッ!と置かれたキャリーには大小さまざまな「柑橘」がいっぱい。いわゆる「規格外」で表面がザラザラだったり、小ぶりだったり、商品として扱えなかった柑橘たち、でも皮さえ剥けば味は素晴らしく、また「見た目だけでは分からないアタリ感」もあって、ゴソゴソ探して、試食もしながら袋に詰めてお持ち帰り。
はれひめ、河内晩柑、デコポン、果試28号(商品名:紅まどんな)などあり、店頭では1個500円する柑橘が0円ですから。

我が子と同学年で小学校の頃は仲良く遊んだ子が先生になり北宇和高校に赴任してた!訪ねてきてくれて思い出話と近況話に花が咲き「高校生は歳が近いから、時々なめられてます(笑)」と、頑張りに保護者気分になる。そして生徒が作ったというクッキーをいただき、さらに保護者気分(涙)に、素敵な先生になりました。

warmthの前にあるサムコッペさん。近永地区(いや鬼北町全体かも)の女性の認知度は120%なお店で、今回もワークショップ前にお邪魔。店主の高田さんセレクトの豊富な安心安全な品揃えの中でズラリと並んだ量り売りのチョコレートが目に入ると「コレ、美味しいですよ!」と一粒いただき、その美味しさに即決。「この一列のチョコレート、全てください!」と大人買い。みかん、クッキー、チョコレート。まだワークショップ前!

2022年12月17日土曜日

気持ちを文字に託す。


年賀状は両親など数枚程度。今はネットがあるからSNSなどで近況を把握できるし困ってない。特に我が家の場合は引っ越しが多くて、いつの間にか住所不明という感じもあり、冒険家族もとい漂流家族と思われてるかもしれない(笑)。
大量にハガキを書くのは辞めたけど、必要と思う場合は書いていて、昨日も一通書いて投函した所。特に高齢の方には汚くて読みにくい字と分かっていても気持ちを文字に託す。

イメージ(≒印象)が優先されて「なんとなく分かった感≒理解したと思う感」が蔓延する中で、この所、明確な【言語化】の重要性をヒシヒシ感じる場面多数。
イメージ(印象)は“その時”の気持ちや意識次第で変わる
から、後で振り返った時に(あれ?違う)と振り回されてしまう。言語化は記録する(残す)ことが大前提だから留めることができる。例え抽象的な言語でも記憶を辿れば振り返りもできる。

「言語化って、どうすればいいんですか?」の質問には「日記です。」と答えていて、スマホのメモ機能などで一日を振り返る一行日記でもいい。最初はアウトプットなコトしか書けないと思うけど、言語化し続ければ「何か」に繋がるのは間違いなく、たかがハガキの片面、それも住所を書くから片面の30%ほどしか空白がないけど、気持ちを書くことで伝わる。
上手に書こうとか気にしなくていい。

女性専用の話。


先日は青森県で、何気なく始発電車に乗ってボックス席に座り(ふぅ、一休み)と、発車を待っていたら周りの乗車客が女性だらけと気付き、熱視線を浴びる。(えっ!?偶然?)と立って見渡すと車両は全員女性!車両をよくみると「女性専用車両」と書いてあり、女性達の無言の圧力に隣車両へ移動するも、今度は座れず1時間ほど立った思い出。
あの時の鋭い視線は怖かったと言うか痛かった。乗る前に確認しよう!

と、間違えていけない「女性専用」。さらに「女性トイレ」に男性が入ったら犯罪です。
だけど見学しなければならず(仕事です)、関係者の許可を「キチンと正式に←ココ大事」いただき、同伴で女性トイレに入る。そして驚く!
ナント綺麗な空間だったこと!明るくて清潔て鏡も窓も大きく、手洗いもアイランド型でイスもあり、(えっ!?メイクルームですか?)と思ったほど。

すると、情報というのは近づいてきて、文科省の20年度調査によると公立小中のトイレは57%が様式だけど40%超が未だ和式とのこと。最近の家庭や公共施設に和式トイレはないのに学校のトイレは時代から取り残されているとのこと。政府は25年度までに公立小中のトイレを95%洋式化するとの目標を立てた。
でも、せっかくだったら、見学したスゴいトイレの品質まで上げたらいいのに・・と、驚いた女性専用トイレ事情。

2022年12月16日金曜日

一人だけど独りじゃない話。


「エールラボえひめ」のディレクターは、一人だけど独りじゃない話。
「地方創生カレッジ for DX推進リーダー」というオンライン講座
に愛媛県と共に登壇して欲しいという依頼。テーマは「社会課題×DX推進」とのことで、全体を愛媛県デジタルシフト推進課の重松係長、具体的な取り組みを私が担当して、講座当日に事務局と面通しすると全9回の講座の最終回、大トリで「ハードルあがりますね」と我々(汗)。

役職的に私が喋ったけど、我々はチームであって最前線で頑張ってくれているのはコミュニティマネジャーを担っている、安形さん(東予)、山本さん(中予)、濱田さん(南予)。そして、我々の悩みをデジタルな手法で導いてくれる植松さん。だから、私自身は「大根のツマ」みたいなモノかな。この関係性って昨日や一昨日に築けたわけでなく、これまでの付き合いによる信頼性の証。

講座は終始順調だったけど、思わず声をあげてしまったのが受講生の独りから「以前に“えひめ南予通信大学”を受講したことがあり、愛媛は素敵な場所だと思いました。」というコメント。
まさか!6年前に汗涙たらして携わったコトが話題になるとは!「時空を超えた再会ですね。」と事務局。
こう言う機会をいただき、キチンと言語化して第三者に伝えて理解いただけると仲間への感謝が倍増した件。

関係者の尽力によって成功。


萬翠荘顧問のミッションは、萬翠荘の100周年(先日、大いに顕彰した所ですが)に久松定謨伯爵が注力した教育をこれからも引き継ごう!と、久松定謨伯爵が設立に寄付した「中央区立久松小学校」と「松山市立番町小学校」をつなぎ、交流授業を実現させること。
初めてお会いする方々との連絡から始まり、意見交換を重ね、関係性を構築して「やぁ、泉谷さん!お久しぶり」などお声がけいただくようになる(涙)

久松小学校は今年創立150周年を迎え、周年には天皇陛下をはじめ皇族の方々が臨席されるほどの超有名小学校と知った時にはビックリ。番町小学校だって136周年と歴史があり、萬翠荘の100年も加わり、スゴい取り組みに関わらせていただいたと終わってコトの重要さを知る。
ちなみに今回参加した久松小学校4年生は142人だったのに対して、番町小学校の4年生は56人。「すげぇー少ない!」と、驚く久松小学校の子ども達。

愛媛では子ども(生徒)減少により学校の統廃合が議論されてるけど、久松小学校は児童数が増加傾向で地方とは違う悩みごと(敷地が限られているなど)
とはいえ、子ども達に地方も都会もなく、距離も関係なくワイワイガヤガヤ。「インチキ先生ですよー!」なんて言う隙は1mmもなかった件。「こういう交流はアリですよ!スマートで素晴らしかったです。」と関係者評。取り組みは関係者の協力によって成功。

2022年12月15日木曜日

自戒を込めて。


事業の相談。この世に突如、新しい事業は生まれない(≒誰かのニーズを機に生まれるのが事業)と思っているので、どんな事業でも参考になるアイデアや類似する取組みはあって、どうしても比較されてしまう。すると類似事業とは差別化などをはかろうとターゲットや手段などを細分化したり、奇を狙ったりした結果、類似されないけど毛細血管のような細い事業になってしまい収益や効果なども細くなってしまった・・・。

事業はシンプルな方が分かりやすくていい。分かりやすさは大勢に理解されることに繋がり、共感も得やすい。複雑でトリッキーな仕掛けなどがある事業は説明が長くなりがちだし、理解を得るのにも時間がかかる。
企画立案者が罠に落ちやすいこの問題(≒策士策に溺れる)に注意しながら事業構想のブレスト。(このアイデアは誰も至らないだろう・・・)は大抵、複雑化してる(自戒を込めて)。

そもそも説明が必要な事業なんてダメなんじゃないの?聞いた人が瞬時に内容をイメージできて「それ、いいね!」という直感で理解の第一段階を得れるようでないと「もっと続きを聞かせて!」ってならない。
事業はイベントではないから、1回ではなく持続が大切なんだよねと。シンプルな事業って力強いというか太いというか厚みがあると言うか、そんなイメージ。ここまで分かっているのにシンプルと言うのが一番難しい。

自分へ企画提案。


テレワーク、ワーケーション、リモートワークなど、外出先で仕事+@を行う言葉や意義などが浸透する中で、思いもかけず自らもそうなってしまった話。
最近はGoogleが「ブレンデッド・トラベル/ビジネルと休暇を組み合わせた旅」についてレポートしたり、今に始まったことではないけど、コロナ禍からの働き方を改めてバージョンアップした人、したい人は増えているのか?減るのか?それとも変わらないのか?

「制度や風土、ツールが揃わないと根付きにくい。」は、サイボウズの久保さんが研修で教えてくれたこと。
自分自身への企画提案。ひょんなことから「“いつか”を“今”に」と計画中のブレンデッド・トラベル。せっかくだから、計画→準備→実行→終結までを一つのプロジェクトに見立て、記録すれば今後に必ず役立つはず!と自分自身へ企画提案。ついでに公開したら誰かの役に立つかもしれない、いや、ならないかな・・・。

「いい or わるい」ではなく「する or しない」。“する”と決めたからには計画だ!先ずは期間から。スペイン→フランス→イタリア→オーストリアを21日間かけて進む予定。
往復の航空券も手配した、円安など「行かなくてもいい理由」を挙げたらキリがない!旅の供となるバッグは先日買った!ホテルはこれから、気分的には行き当たりばったりもいいけど、仕事を兼ねるので安さだけで選んではいけない、特に海外ではとんでもないことになる。

2022年12月14日水曜日

ロケ地ツアー企画。


「愛媛県庁って入りづらい・・・。」と時々聞く。市役所と違い市民に直接関係する窓口が少ないからと思う。委員会や会合など「お堅い」イメージなのかな。でも本館2階には、そんなお堅いイメージからは想像もできない「みきゃんスペース」があって、数々の展示品に撮影隊も「オォ・・みきゃんちゃん・・・スゴい迫力」と驚くほど。
用務で県庁へ行くと今度は「みかんの無人販売」があった(本館にも第一別館にも!)そして衝動的に買う。

来月、四国四県のフィルム・コミッション担当者が松山に集まり会議(毎年四県で持ち回り、今年はえひめFCがホスト)。1日目は各県の近況報告&共有、その後は「脚本の読み方」「オンラインロケハンの仕方」など、撮影支援環境をアップデートする機会。
そして2日目はホストFCによる「ロケ地ツアー」などが慣例で、今回は「松山市中心部のロケ地ツアー」を企画。

愛媛県庁本館(「世界の中心で愛をさけぶ」「怪人二十面相・伝」「陽光桜」など)を訪ね、国道11号線などの通行止め撮影を紹介し、萬翠荘(バスカヴィル家の犬など)を訪ね、大街道周辺(ディストラクション・ベイビーズなど)を歩き、「離婚しようよ」のロケ地も紹介予定。「坂の上の雲」の松山城は担当者の体力次第。忘れもしない「パトカーに乗せられた場所」も紹介しようかしら(爆)
好評だったら「まち歩き」に情報を提供しようかなと。

通じるか通じないか。


(子ども達に話題になりそうなお土産を・・・わっ!こんな所にもあったぞ「鼻くそ」みやげ!)と、見ていたら(きっとニヤニヤしていたんだと思う)、近くで「きりたんぽ鍋」をPRしていたオバ様が「どうですか?きりたんぽ?試食できますよ。」と優しく声をかけてくれる。「あっ、ありがとうございます。」と反射的に返答してしまい、オバ様から試食をいただき世間話。そして「きりたんぽセット」購入、2000JPY。

話を戻して「鼻くそ」土産。これまでも買ったことがあったので過去の日記を見返してもない!まぁ、普通ネタとしか買わないよね。ココ大付属学園の子ども達への話題づくりとして手に取るも色々と起きそうな予感がしたので、隣の「なまはげ飴」にする。この「鼻くそ」のお菓子、各地にあって他に「猿の鼻くそ、鹿の鼻くそ、象の鼻くそ」など各地でシリーズ化?されていてインパクトが面白い。

お土産って“渡す人との話題づくり”だから相手のことを思うと楽しい。色々と起きそうな予感とは、ココ大付属学園の子ども達に「鼻くそ」土産をあげると・・・「今日のお菓子がね、“鼻くそ”だったの!」「えっー!インチキ先生が鼻くそ食べさせたの?」「そうだよ。」「これは大問題!」なんてなったら大ごとです!子ども達は大人のように順序立てて話せないことも多いからリスク回避。

2022年12月13日火曜日

教えてジャパンFC!


コロナ禍でも異動はあり、形式知(書類など)は引き継げても暗黙知(ノウハウなど)は引き継ぎにくく、でも撮影相談は、“そんなこと”に関係なく舞い込んでくる。
撮影支援実績は欲しいけど(それってFCの支援なの?)、担当者は“どこまで”を撮影の誘致と支援の範囲とすればいいの?電話口で60分間の対応で終わった1本と6カ月間以上支援した作品も1本では同じ1本でも意味合いが全然違うよね?教えてジャパンFC!

という感じ。秋田県内の各市町のFC担当者や関係者、市民グループ代表などが対面とオンラインで受講した研修は、相変わらず私からの情報量が多く「読み込んで復習します!」と、名刺交換で言わせてしまう・・・。でも、それは「いい話で終わらせない為の作戦」でした。
研修は終わってからが本番。自身なりに咀嚼して考えて、相談時に実践して研修で学んだことを実践したり、異なりを感じたり内省を経てフィルム・コミッショナーになります。

「撮影の誘致支援を単独でとらえない。」と伝えた理由は、他の事業と毛色は違うかもしれないけど、効果や成果は従来事業と相性が良かったり、転用や応用などができたりと可能性は大だから。「移住促進にも効果がありそうですね。」「市民大学への発展には驚きました。」などの感想をいただく。「秋田県は漫画やアニメ関連の多い土地柄ですから、活かさない手はないです!」と伝えて無事に終了。

その差100倍。


12/26(月)17:05からは隔月レギュラーの「ラジオまどんな」の放送日。ディレクターと構成の打合せ。2022年最後の放送なので「やはり、今年の振り返りですかね?」とディレクターのアドバイスから話題を広げる。すると「大事件!」でも書いたように、2022年は100億円超の興行収入作品が複数出て、これまでなら100億円超は間違いなく1位なのに今年はそうではないと言う珍事?を深掘りしようとなる。

100億円超の作品が複数あるから邦画市場は活気づいて!と思いたいけど、そうはいかず二極化の傾向著しい。実際は市場は広がっておらず、決まったパイを作品同士がバトルロワイヤルしていて弱肉強食のよう。
そう思わせるのは邦画の興行収入を劇場公開本数で割り算すると(超乱暴だけど)1本あたりの平均興行収入額が出る。その額は2.28億円/本。仮に2億円で制作すると2800万円の黒字。3億円で制作すると7200万円の赤字。

それにしても興行収入が100億円超の作品がある一方で1000万円の作品もあるから、その差100倍。決して2.28億円/本という平均的な作品が多いわけではない(中央値を計算すればいいのだけど、未着手)。
単館でヒットした作品がシネコンでも上映されたり、ゲキシネのような作品も出てきたり、あの手この手で観客の動員。これも配信作品の勢いに立ち向かう術なのか?その配信系も実は同業種で熾烈なシェア争いで、どこもかしこも仁義なき戦い。

2022年12月12日月曜日

嗚呼、小市民。


初めての「ふるさと納税」体験。昨年もしようとしていたのに忘れてた。かなり遅い初体験。膨大な品数を見ただけで疲れてしまい、面倒になるものの「活用しないともったいないですよ!」というアドバイスを思い出して踏ん張る。
いざ、自分用となると優柔不断になり、一点買いに絞ろう!と思いきや(いや、モノを増やすのはやめよう)とか、贈り物にしよう!と思うと(いや、せっかくだから自分のために活用しようとか)迷ってばかり。

モノではなくコトにしよう!と思っても(そこへ行くのに時間もお金もかかる。)と現実を嘆いたり。普段のリサーチは苦じゃないのに、自分のこととなると本当に面倒くさい。
最も多いのは食品だそうで、年末だから「おせち」も表示され「一人で豪華なおせち」とも思ったけど冷蔵庫がなかった・・・。だから美味しそうな肉や魚などは選べない。ブランド米もアルコールも興味が湧かない(と言うか米も食べてないし酒は飲まない)

たどり着いたのは加工食品。まずは万が一の災害などを想定して「非常食」、これで72時間は生き延びられる。次は「北海道の保存料着色料添加物不使用のスープカレー」、寒いから温まると・・・それだけ。最後は宮崎県の保存料着色料添加物不使用の「訳あり加工食品詰め合わせ」。色々入ってた。これら全てに共通するのは「常温保存」ができること。
結局、贅沢もなく小物で2022年のふるさと納税終了。

やはり人材育成。


前回の訪問は10月、ご縁あり再び秋田県へ。気温3度、冷たい。前回は秋田市、能代市、にかほ市、増田市、かくのだて市を訪れ、皆さんには多大なる協力& お世話になった土地。
今度は私から皆さんの悩み事に応える番。そんな皆さんの悩み事は「人材育成」と「地域の魅力の探し方&磨き方&発信の仕方」の2本柱で、これは秋田県に限らず愛媛県でも同じだし、各地で共有の悩み。

特にFCは公務員が多いので「異動」は避けられず、「形式知は引き継げても暗黙知は引き継げない」という事情もあり悩む人多し。異動を嘆くより、移動を経験したFC担当者は「撮影の誘致支援に一定の理解があるはず」だから、庁内で協力者が増えると思えば少しは気が楽と思う。
また依頼されて探す地域の魅力は「宝探し」のようで、普段は観光地や集客地をウリにしてる地域にとって「目からウロコ」と思う。

地域資源の磨き方&発信には「市民を巻き込む」ことが大切。磨き方は世代や価値観によって感じ方が異なるから、相応な手段が必要だし、発信も撮影相談を待ち続けても確証はないから、市民参画で考えたり、並行してJFCメンバーなんだから「全国ロケ地フェア」に参加して制作者と積極的に交わるのも一手。と言うコトを秋田県内各地から参加する関係者へ伝える。
そうだ!「いぶりがっこ」を今回も買って帰らなきゃ!