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2021年5月4日火曜日

ソワソワする5月4日。

5月4日は「みどりの日」なのか!4月29日だったのは過去の話。多くの人は5月4日を憲法記念日とこどもの日の間の国民の休日と思っているようだけど、個人的には「スターウォーズの日」May the 4th  be with you.だからワクワクする日。本日の午後5時4分からオンライン配信で記念日を祝うようで、楽しみ方に選択肢があっていい。エミフルMASAKIでもコレクションを展示させてもらい楽しませてもらった・・・。

しかし!5月4日は「みどりの日」「スターウォーズの日」だけにあらず!実は敬愛する「キース・ヘリング」の誕生日。生きていれば63歳、2012年には家族でニューヨークへ行き、死去2週間前に完成したという祭壇飾を「セント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂」へ見に行ったのはハイライト。「中村キース・ヘリング美術館」へは、まだ行ったことがないから、行きたいリストに追加。

好奇心は社会へ興味関心を持つ(持たせる)エンジンで、色々と前向きに考えられるビタミン剤。10年前、NYに拠点があるデザイン会社ホルスティーが掲げたマニュフェストを読んで感激してから10年。これまで何十回と見直しているけど、見る度に色々と感じさせるから不思議。「これはあなたの人生である。」と始まり、「自分の好きなことをやりなさい。」と続き、「そして、どんどんしなさい。」と続く。朝からシビれてる5月4日。

2021年5月3日月曜日

例えにすらならない話。

GWも折り返し、特別な用事もないので普段と変わらず。考えてる途中で突然、掃除を始めたり、事業計画の途中で思い出したように洗濯を始めたり。座ったと思えばコーヒーを作りに台所に立ったり、アイデアが出ず気分転換に歯磨きをしてみたり、朝の散歩だけでは足りず夜も散歩に出かけて帰りにアイスクリームを買ってしまったり。一人だと“思った時がその時”なので、突然物事が起きる。まだ一人を満喫中。

ただ、これまで家族間の会話が多かったのに急激に減ってしまった。そこでSNSの登場、画面越しに顔を見ながら会話ができる世の中。そして他者とは日米の映画を話題にしたclubhouseがあったので飛び入り参加してみた。話題はもっぱら先日のアカデミー賞で「パラサイト」「ノマドランド」など、アジア作品が注目されている中で日本映画はどうなのか!事実だけを見れば日本映画は大差をつけられているかもしれない。

でも、これは「賞」というモノサシで測ればそうであって、現に海外の映画祭では高評価で受賞した邦画もある。そして若い才能は日本などの国籍に捉われていないから、邦画なんて表現やジャンルもいづれなくなるかもしれないと。豊後水道で獲れるサバ・アジは「関サバ・関アジ」で有名だけど、全く漁法で獲れたサバ・アジを佐田岬では岬(はな)サバ・岬(はな)アジと言ってるのと同じか?いや、例えにすらならない。

2021年5月2日日曜日

息子の話。

これまで何度も登場してきた長男くん。「動悸がしたり」「涙腺ゆるんだり」「叫んだり」「関心したり」「後押ししたり」と、成長日記のよう(笑)。読み返せば思い出すものの、記していなかったら、日々の些細な感情なんて情報量に流されて覚えている方が難しい。時間が経てば経つほど価値となる「家族の成長データベース」と言っていい。家族のことだけで240回以上書いているのか!

そんな長男くんから「6月に帰る。」と連絡、てっきりコロナウイルスの影響による学校再開までの一時帰国と思っていたら卒業だった件。
そうか!松山の高校に進学したものの2年生の1学期で退学しアメリカへ渡り4年。単身で渡り、一人でコツコツとデザインや絵の勉強をして、引っ越しやアフリカへの旅行など色々と体験し、酸いも甘いも経験したことを察することができるのは、私も経験者だから。

卒業後の進路も彼は色々と考えたようで、自分の進みたい道を自ら調べて私たちに相談してくれて、申請すると受け入れを許可されたそう。今度はアメリカではなくヨーロッパ。これから3年間、更に学ぶようで第一号ファンとして楽しみが一つ増えた。渡米した時は17歳でしたが21歳か・・・。未来の塊でしかない。

2021年5月1日土曜日

わらしべ人財。

ここ最近の出来事からの気づき。コロナ禍で直接会っての打ち合わせが難しく、もしかしたら、その打ち合わせから派生した(≒ご縁になった)かもしれない“繋がり”があったかもと思うと残念だった・・・。
しかし最近「あの人と繋いでくれない?」とか「あの人紹介してくれない?」などの相談や依頼されたり、私からも「〇〇さんをご紹介いただけませんか?」とお願いすることもあったり。以前からもあったけど、その頻度が増えている気がする。

フム、と気がつき、考えてみるとココ大の市民先生、地域づくりの関係者など、県内の20市町に相談できる知り合いがいる。これは移住して20年の賜物の一つ。それも県庁や市役所、町役場、大学、病院、商工会議所、コンベンション協会、事業所、大学、高校、小学校などにいれば、県外ではフィルム・コミッションを頼れば、北は北海道、南は沖縄県にまで連絡できるって意外とスゴイかも!と今更気付く。日本映画監督協会にも繋がる!

この“つながり”をもっと活かせたら、もっと“面白いことに”なる!ただ、ココでいう“つながる”とは単に「知り合いいるよ〜」などの一方通行的な間柄ではなく、しばらく会っていなくても、こうして学長日記を読んでくれて近況を把握してくれていたり、FBで思い出してくれたり【ご縁】が切れていない人。そういう意味ではSNSの威力というか効果は、使い方次第でスゴいもんだなと。

2021年4月30日金曜日

食べ物だけど食べ物と見ない。

八百屋に行かなくなってしまい、久しぶりに前を通ったら、ん!?と思ったのが1度目近づいて2度目(えっ!?)と確認して3度見してまった、100g/12円(税込)の新玉ねぎ。確かに今が旬の新玉ねぎですが安すぎはしませんか?と。一袋3個-4個を取ってみても150円程度。でも一人で4個も食べられないので3個入りを探すと97円(税込)。毎日、スライスした新玉ねぎサラダを食べる。ついでに血液もサラサラなりますように!

やはり関東で柑橘は値段が高いようで、柑橘王国で食べ慣れた普通が沁みているよう。先日、愛媛産のデコポンを送ったら「飢えてた・・・。」とのこと、この“おいしさ”を県外で普及させるために、産官学民があの手この手を尽くしているけど、手応えあったりなかったり。多種多様な人が多い大都市圏が、やはり主戦場なのかと。柑橘が実らない地域へは、そもそも柑橘と接点がないので慣れる親しむまでに時間を要すると助言される。

「柑橘だけど柑橘として売らなければいいんじゃない?」と、トンチのようなブレスト。「食べる目的は何か?」と問いを立ててスタート。すると食べ物だけど、食べ物ではないような扱いの意見が出てきて「ナニソレ?」となる。既成概念という染み付いた凝り固まったヤツが思考を遮って猛省。「食べるってなに?」と、(そこからかい!)と教わった感じ。柑橘は果物ではなくてコンテンツ。

2021年4月29日木曜日

解像度をあげろ。

誰が言ったのか「解像度をあげろ!」は抽象的だけど、私には響いて的を得た表現で好き。我々の時代は活版印刷ではなくDTP黎明期だったから、この「解像度」を理解することが重要で、何回も失敗を重ねて理解を深めたっけ。印刷や表示に用いられる表現だけど、思考にせよ、意識にせよ、アイデアにせよ、品質にせよ、全ての場面において「解像度をあげろ!」は横串のようで本質のようと理解。

思考の場合、曖昧なイメージだと掴めないし、意識の場合、ニュースレベルでは理解が浅いし、アイデアの場合、思いつきでは具体性がないし、品質の場合、“とりあえず”では満足度が低い。じゃあ、解像度の向上に必要なことは何か?と考えると(なぜ、解像度をあげる必要があるのか?)というWhy?になる。そのWhy?も一回では浅いので複数回繰り返してWhy?の深堀りで鮮明にする。

解像度をあげるのコトは大切だけど、解像度には「適切な解像度」があって、やたら解像度をあげても一定以上は効果はないし、目的に合わせないと無駄が多い。例えられるのが「チラシか?ポスターか?(30cmほどで見るチラシと数m離れた所から見るポスターとでは解像度は違ってもいい)」とか「テレビか?スマホか?(ヒキで映すTVとヨリで映すスマホでは映る範囲や仕様が異なる)」。と、企画の解像度を試行錯誤中。

2021年4月28日水曜日

心配ご無用だった件。

朝から勢いよく仕事して11:30になったので、途中だでも作業を切り上げて外出準備を整え、急いでニューポカラへ。12時前なら誰もいないだろうし、サクッ!と食べれば30分程度で店を出ることができる。ドアをあけるとシバシェフが「オォ!いらっしゃい」と笑顔で声をかけてくれてカウンター席へ。既に1組のお客様がいて(おぬし、やるな・・・)と感心しつつ、「チキンカレー+辛さは普通+ナン=680JPY」を頼む。

「(辛さは)普通でいいの?」とシバシェフ。「これから打合せがあるからね」と、辛さを心配したものの、(あっ!オンラインだった・・・)と伝えた後に気づく。次回は辛くしよう。「コロナウイルスの影響はどう?」と忙しい最中に話しかけると「テイクアウトもしているし大丈夫!」と心強い返事。多少の影響はあるものの人気店は跳ね返すよう。待っている間にもまた1組、親子連れがやってきた。まだ12時前。

「お待たせ〜」と出てきたのがカゴからはみ出る「巨大ナン(30cmはある)」と「チキンカレー」。アツアツのナンをカレーにつけていただく。安定の美味しさ。特別なコトをしていないように見えても実はメニューが以前と比べ「エプロンの用意あります。」とか「野菜ゴロゴロ」とか「アレルギー対応です。」などの利用者視点のコメントがあった。あっ!と言うまに完食してしまい(次回は辛くして汗かきながらヒーヒー食べよう!)と帰り道。

2021年4月27日火曜日

一人映画で考える。

「ファーゴ」は何とも後味の悪い作品だったし、「スリー・ビルボード」は周りに「観たよ!」と声高らかに言う気分にならなかった映画だった。個人的には“この手”の作品は嫌いじゃなく“一人で観るにはうってつけ”の作品には間違いなく、鑑賞後、反芻して悶々と考えてしまう系映画。「ノマドランド」アカデミー賞作品賞を受賞すると予想されていたから観に行ったけど、想像通りでした。「ラジオまどんな」の岡田さん、タイトルに“ランド”とついていたから、想像と違ってたとのこと。「ララランド」とは全く違う!

アカデミー賞授賞式の前日に行われたゴールデン・ラジー賞は「Absolute Proof」が最低映画賞。これドキュメンタリーなんだ。「退屈で眠くなる2時間のフェイクニュース」と評されていたけど、こういうフェイクニュースを信じる人たちがQアノンも信じるのか?政治が好き勝手にされて怖いと感じるのはアメリカも日本も同じ。でもアメリカは直接選挙だから、まだ余地はあるのか?

ノマドランドもAbsolute Proofもテーマは「アメリカの現状」で、作品は社会を色濃く映した鏡と納得“時代と握手”とは価値観と合致しているか?だけど、握手できた作品は受け入れられるのか?(ちなみに「ノマドランド」はシネマサンシャイン衣山で1日1回の上映から4回になりました)日本では鬼滅の刃が400億円まであと2億円!シン・エヴァンゲリオンは80億円突破!同じ映画。

2021年4月26日月曜日

感情は全てを超える。

「人は理屈で考えて感情で買う」とか「感情で買って理屈で正当化」などの言葉があるけど、その通り。コロナ禍で大変な中、お気に入りのお店を応援だ!は“理屈(自分の行動を納得/正当化させる理由)”で、買うは“感情(買う以外にも手段はあるけど買った)”。そしてプリンアラモードにしたのもアップルパイにしたのもチョコレートケーキにしたのも“感情”。そして皿に写して美しく撮ればいいのに食い気が全てを超越してしまった。「モンマルトル」の話です。

「ニューポカラ」は大丈夫かな?)とも思います。調査という理屈で、感情でメニューからニューポカラセットを食べに行かなくては!(「べこや」はどうかな?)と思ったり。こんな時こそ、地域に根付いた地元のお店を応援しなくちゃ!と思ったり。自炊をほとんどしなくなり、毎日の食生活もワンパターンなのでアクセントを!自分を正当化。ほんと、マーケティングの勉強をしていても食い気を前にしては役に立たない時もある。

先日も撮影でお世話になったお弁当屋さんは大丈夫だろうか?とも。映画の撮影(例:60人×4食/日×10日間×800円/個)を1本誘致できればお弁当だけで192万円の特需が起きる。と思ったら「今、動くのは最悪のタイミングです・・・」と制作側も受入側も(涙)。そう言えば対岸の火事ではなくて自分にも回り回って影響するんだった!

2021年4月25日日曜日

共感が湧く。

何事もコツコツと・・・。6年ほど前かな?介助犬・聴導犬への理解普及に取り組み始めた砂田さんと出会い、彼女が課題と感じた「認知度が低いがゆえの入店拒否」への打開策に介助犬・聴導犬に見立てた犬風船を使ってPRできたら面白いね!と好き勝手言ったのが5年前。それからエマちゃんを連れて訪れてくれたり、コツコツと“ゆっくり急げ”を実践されて、先日届いた手紙には関福祉財団から社会福祉奨励賞を受賞したとの報告。

個人活動から組織化されて、大勢からの支援も受けて素晴らしいの一言。こうした成果は第三者だから客観性とも言えるし、社会的信用の一歩とも言える。ただ、第三者からの発信で満足せず、自らも成果を言語化して、自ら積極的に発信することで受け手に届くし、会えていなくても状況を共有できる。SNSでも似たようなことはできるけど、支援者一人一人に出していると思うと濃さが違うから共感が湧く。

活動や事業には“太く短く”とか“細く長く”という表現があるけど、公益活動は“細くても長く(≒持続)”が理想。ただ細くても長く続けるには共感者が必要で、そのためには成果や実績も出し続けなければならず、報告書の隅々まで目を通すと色々な場所や機会(1年間で14000km走ったとのこと)で伝えていることを知る。「ドッグフォーライフジャパン」の活動や実績はコチラから。

2021年4月24日土曜日

トワイライト。

散歩のご褒美。朝陽が昇ってくるほんの数分間、グラデーションが美しい空とお堀の反射が拝める。こういう時は(ラッキー!)とスマホで撮る。その横を早朝ランナーが通る。5時過ぎの冬は真っ暗だったけど今は明るくランナーは半袖。いつもすれちがう3人組のシニアの方々も元気そう。そう言えばすれ違っていた方々を最近見ていないと気づく、人それぞれの事情があるんだろうなとテクテク30分間。

歩きながらニュースを聞いていると「趣味と仕事は違う」という話題になる。フム、確かに違う気がする。趣味は損得考えないけど、仕事は損得考える。趣味は終わりがないけど、仕事は終わりがある。「趣味は仕事です。」と言っている人の気持ちも少しわかる(実際に何かを揃えて打ち込む趣味がない私は企画したり、助成金を申請したりするのが趣味のよう)。趣味と仕事の境目は何だろう?そもそも無いのかな?

年に1度は必ず聞かれる「泉谷さんって映画マニア(ヲタク)ですか?」という質問。「いいえ、違います。」と答えている(人並みに好きレベルです)。全く詳しくない、そもそも作品を見ていないから感想も批評もできないし、俳優にも詳しくない。「じゃあ、なんで?」となるけど、そこは「地域の魅力を発信するに最適な手段が映画や映像だった」から。私見だけど20年前、地方は魅力発信が不十分だった。

2021年4月23日金曜日

映画館にて。

今更過ぎですが、映画館の会員になりました。参考までにTOHOシネマズは一般鑑賞代金が1900円(高い!)、シニアデー・ファーストデー・レディースデーは1200円。これまで2200円だった夫婦50割引は2400円、映画の日の12月1日は変更なく1000円。イオンシネマはドコモチューズデーという会員になれば火曜日は1100円。イオンカードを持てばいつでも1000円(同伴者も1000円)、一般鑑賞代金が1300円って本当?疑ってもしょうがないけど。

シネマサンシャインは一般鑑賞代金は1900円、シニアデー・ファーストデー・レディースデーは1200円、夫婦50割引は2400円だけど、アプリをダウンロードしたアプリ会員は毎週木曜日は1100円とお得に感じたので会員になる(ちなみに6回(計6600円)見たら7回目は無料鑑賞とのことだから1本あたり943円ということ)。平日日中に行けば客も少なく感染リスクも低く、そもそも仕事の一環だから、と自分に理由をつける。

何を鑑賞したかは火曜日までお預けとして、映画館って飲み物やポップコーンなどの売上が重要で味が2種選べるポップコーンLサイズ+Mドリンクが2個で1250円。Lドリンクが一つだと1000円。最も安いポップコーンセットでも700円(Sサイズポップコーン+Mドリンク1個)。映画の鑑賞代金と同じなので手が出ないけど、映画館が持つ独特の空気感が好き。
2021年は目指せ年間8本鑑賞!(既に2本鑑賞)

2021年4月22日木曜日

これをアイデアキラーと言う(猛省)

あぁ、W氏と年始に約束したことが年度末になり、年度始めとなり、はやGWが迫っているではないか!寄稿文などは締め切りが明確なので書き始められるのに、いざ自分で決めたことは先送りするダメ人間。フィルム・コミッションに着想を得た物語は生々しすぎて(ノンフィクションのよう・・・)と手が止まる(私がパトカーに乗せられて東署に連れて行かれたのはまだ序の口)エグい輩がいるからね、と同じ穴のムジナ。

フィルム・コミッションではオチが描きにくいので、NICECREAMの物語の方が夢があるかも(笑)。NYで妻と娘が偶然に出会い、そこに私が参画してゼロから始まり、手探りで始め(このパートだけでも七転八倒と思う。)その後出会った方々は、これまでとは全く異なって、まさに「物語に出てくる登場人物」のよう。親切に近寄ってきたかと思えばトンズラしたり、こんなに親切な人がいるの?と思う人が本当にいたり、世の中はコンチクショーですが捨てたもんじゃないと。

想像よりもノンフィクションの方が面白い(いや、正確に言えば先が見えない不安と期待か)から変に脚色すると面白さが半減するかも。その昔、初稿は切れ味鋭く尖った物語にワクワクしたのに決定稿は切れず鈍く中途半端で改悪した物語を知っているだけにな・・・。
この「いかにも正論に聞こえるできない・しない」屁理屈を【アイデアキラー】と言う。頭だけで考えて結局何もしないただの自己都合。猛省。

2021年4月21日水曜日

最近の撮影相談裏話。

撮影支援の相談と思いきや「夏の平日、夕方に30秒間流れるCMが大変安くなっているので買ってくれませんか?視聴率は5.8%です。」と電話口。(えっ!CM枠の営業?)と驚きつつ冷静に「フィルム・コミッションにお電話ですよね?特にCMは必要ないのでお断りします・・・」と伝えたつもり。「そこを今なら20%引きの160万円です。」と食い下がる電話口。「あの・・・申し訳ないですが、お断りします。」と伝えると「そうですか!」と電話が切れる。たぶん、どこに電話したのか分からないままだったろうな・・・。

「企画書を送ったんですけど、見ていただけましたか?金庫を探してるんです。」と電話口。送られてきた企画書を見てもピンと来ず。このような内容は全国に情報を投げて集めて、その中から「画になる設定やエピソードになる金庫」を選ぶ「単なるリサーチ会社が手間や費用を削減」したい相談なので「個人情報に触れると思うのですが、普段はどのように金庫を探しているのですか?」と質問したら、その後連絡が途絶えた。

「コロナ禍で撮影に行けないので、撮影できる方をご紹介ください」と電話口。3回目の緊急事態宣言発令!?という事態に苦肉の策と思いきや、絶好の機会で地方で映像製作に携わっている人にとって千載一遇のチャンス!自分の技術や品質をPRできれば、その後もご縁が繋がるかもしれない。早速、県内の映像制作者と東京の映像制作者を繋ぐ。こういうのは大歓迎!
写真の島は美しい多島美の松山沖の中島。

2021年4月20日火曜日

時代の目撃者(コナン風)

名探偵コナンの新作(一年の公開延期を経て)が4/16-4/18の3日間で150万人の動員、22億円の興行収入を記録し、すでに「100億円超え確実!」と公開3日目に言えるところがスゴい。ちなみに前作が93億円だったので鼻息が荒いのもわかる。この猛スタートダッシュを支えているのは全国372館の約500スクリーン!という公開規模か・・。1日に43回も公開(7:00開幕〜24:30終幕)できるのはシネコンの力。

本題はコナンじゃなくて、大げさに聞こえるけど、目の前で偉業が達成されようとしている「鬼滅の刃」。ついに397億円(2876万人)を超えてカウントダウンという感じか。5位にランクダウンするもまだ約380スクリーンをキープしているということは、400億円を願っている証のよう。この先、邦画で400億円を記録する映画は出ないと思う。人口減少やネット配信が一層激しくなるから・・・。だから時代の目撃者。

その煽りは「エヴァンゲリオン」にとって猛逆風で公開から1位を快走していたのに名探偵コナンに座を渡して2位。500万人を動員して77億円を超えたけどスクリーン数が激減。「ロボットアニメで100億円を!」と庵野監督が言ってたけど、このままだと100億円突破は危うい。そこで加速させようとカラーエヴァンゲリオンのツイッターで資料などの裏側を日々発信して飽きさせないようにする。マーケティングの勉強になる点はJFC直送便に書く。

2021年4月19日月曜日

謎の理論。

なんだか面倒臭い・・・から始まった冷蔵庫ナシの生活も一ヶ月。何だかんだで生活できているではないか!もともと冷蔵庫はスカスカな方だった我が家。冷蔵が必要な食材は野菜、肉、豆腐程度。それが一人になって量も減り(腹が減ったらその都度買いに行けばいいんじゃないの?)と謎理論がよぎって実行してみると苦じゃなかった件。包丁は1本に、まな板は1/4サイズに、フライパンもナシでも上手に買い物すれば問題ナシとわかる。

この機会に、これまでテキトーだったコトから“丁寧な暮らし”とやらに挑戦してみる。「印鑑を正確に押す」「裏紙でメモ用紙をつくる」「音楽はモノラルではなくステレオで聴く」「修正テープを使いこなす」「ノリをしっかり塗る」「手紙を書く、切手をキレイに貼る」「鉛筆を削る」「プラごみを出さない」そして「青いバナナを吊るす(アンディ・ウォーホルのよう!)」など。大体できてるけど「プラごみを出さない」は難敵!容器など何かと多くなってしまうプラごみ・・・。うーむ。

写真のバナナは青果店で最も青いもの(熟す前)を買ったのに2日でこんなに黄色くなってしまった。でも、この「余裕」がなんだかいい。音楽も、これまで「聞こえればOK」だったのに、ステレオスピーカーで聴いたらアイデアの質もあがったかも!?
話を戻して冷蔵庫は夏には必要となるのかな・・・と漠然と思っていても今は、この不便さが楽しいと思えるお年頃。ホント、知恵と工夫が出るから不思議。

2021年4月18日日曜日

残された人は。

突然の訃報。「ナゼそこに?日本人」にも登場し、妻と長男くんがケニア滞在中に大変お世話になった方がコロナウイルスで亡くなる。高齢とはいえ、数日前まで元気だった様子・・・。長男くんは単独でも訪れ、ボランティアをして再会を約束していたよう。残念としか言いようがなく、これからもやりたいことがあったんだろうなと・・・。残された人は、どうやって心の整理をしたらいいのかと。

昨年、アメリカの母が亡くなった時と同じ心境で、当時10代だった私を面白がってくれて「買っちゃった!」と白いRX-7のオープンカーを近所で野菜を買ってきたかのように言って、「ちょっとそこまで買い物に行きましょう!」と時速100マイルのスピードで着いた場所は「ちょっと」ではない遠距離だったり。今思えば豪快だったアメリカの母、亡くなっても進む先を天国から面白がって見守ってくれるはず(涙)。

残された人は思い出などを糧に今を生きるしかない、と。経験したコトは時に動機とかモチベーションに変換されることもある。だから、少ない経験であって欲しいことも、喜んで経験したいこと、想定外の経験など多種多様な経験があるのだから、自分自身に取り込めばいいかもしれない。それにしてもコロナウイルスで亡くなるなんて・・・。お悔やみ申し上げる。

2021年4月17日土曜日

示唆に富んでた件。

売れるには何かしらの理由がある。と思っているので「メディア多様化時代のコンテンツ」と題したセミナーに参加。登壇者は放送作家の鈴木おさむ氏と芸人・絵本作家の西野亮廣氏。会場はコロナ対応で間隔を空けて座っても話題の人なので超満員。会場を笑わすコントなどは一切なく、生々しい話も多く一言で言えば良かった。特別に新しいコトはなかったけど2:8の法則を駆使していたと報告書に書いた(笑)

ちなみに「えんとつ町のプペル」は156万人超の動員で21億円超の興行収入。20年間何かしらの手法でプペルを続けたいようで、世代をまたげば多世代で認知されIP(知的財産)として可能性が広がるという目論み。ミクロな目の前だけを見ると???と思うこともマクロで俯瞰的に見ると(そういうことか!)となるけど、結果は20年後!と想像すらつかない混沌な時代なので「リスク」と捉えて“目の前の損得勘定”に走る人が多いと。

「攻めやすい城は攻められやすい」とも表現してたけど、これは「市場」とか「オリジナリティ」のことで、既に市場が成立している所には入りやすいけど他も競合他社も多い。競合品の多い商品やサービスに割って入っても差別化は難しい。(そりゃ、そーだ)!と再確認。だから「自分らしさのある城(≒オリジナリティ)を築く(≒市場)」なのだけど、そんな築城に多くが苦戦してまして・・・。

2021年4月16日金曜日

地域に落とし込む。

あ”ぁ・・・。IPと聞いてInternet Protocolと思う人は40代以上だろうか?最初は???と思ったけど、
Intellectual Property(知的財産)の話だった!と脳の切替えに時間がかかった件。いかに“長続き(持続)”させるかが鍵で、顧客総数を増やしたり、接点を増やして、時間の経過と共に世代を超えて繋げるミクロだけでなくマクロ視点が不可欠とメモ。ウルトラマン、仮面ライダー、プリキュア、アンパンマン、ポケモン、ガンダム・・・。

「最近はIPが“メガIP化”している」という表現は、多世代の取り込みが成功したIPのライセンシー許与が拡大し、えっ!と思われる異業種にまで浸透している反面、“新しいIP”が誕生しにくくなっている中で「鬼滅の刃」はスゴいと。そりゃ、400億円も興行収入があれば異業種多業種で乗っかりたいよなと、日本キャラクター大賞2021でキャラクターライセンス賞をみれば納得します。こうして業界の相乗りがあってブームというのは創られる。

ただメガIP化が悪いわけでなく、メガIP化すると世界でも戦えるようになり、ドラゴンボールを筆頭にナルトやドラえもんなどは分かりやすい例。
このような話題を単にフムフムと納得してたら三流で、地域に置き換えて考えられたら二流、成果を出せたら一流という感じか(目指せ!一流!)。地域の魅力資源をIPと同じように考えると“まだ伸びしろ”はあるなと。何の脈略もなく単に人気キャラ像を置くとかはやめよう。ライセンス料がもったいない(涙)

2021年4月15日木曜日

そう言うことなのね。

セミナーに興味があったので申し込んだ展示会が7種類(第10回ライセンシングジャパン、第9回クリエイターEXPO、第8回映像・CG制作展、第6回コンテンツ・マーケティングEXPO、第6回先端デジタルテクノロジー展、第4回広告デザイン・ブランディングEXPO、第1回XR総合展)と聞いて(ワッ!どんだけ規模の大きい展示会なの!)と思い、いざ会場へ行ってみると・・・(そういうことだったのか!)と分かった件。


7種類の内容それぞれに会場があると思っていたら、2会場で入り口はそれぞれに1カ所(だったと思う)。いざ会場に入った瞬間に情報過多になって何が何だか分からず、聞いてみると「会場内で3-4種類の展示会が(通路で)仕切られて」いて、ゴッタ煮。写真は「クリエイターEXPO」なるエリアで、個人や事業者が“自分を商品として直売込み”していて、黙々と作品をライブ制作している方もいれば、ポートフォリオを一所懸命に配布している方も。


学んだことは2点。「これだけ似て非なる多様なコンテンツ(それも一つ一つの規模は小規模)を集めれば、興味関心の接点は多面的になるので多くの集客ができる点(しかし!運営は大変そう)」「第一回XR展など、“第一回”という表現を使うことで【言ったもんだ勝ち!】になる点」。そんな、外側(全体)ではなく、肝心のセミナーはと言うと、改めて第三者が言語化すると納得度が高まる整理中。