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2021年4月29日木曜日

解像度をあげろ。

誰が言ったのか「解像度をあげろ!」は抽象的だけど、私には響いて的を得た表現で好き。我々の時代は活版印刷ではなくDTP黎明期だったから、この「解像度」を理解することが重要で、何回も失敗を重ねて理解を深めたっけ。印刷や表示に用いられる表現だけど、思考にせよ、意識にせよ、アイデアにせよ、品質にせよ、全ての場面において「解像度をあげろ!」は横串のようで本質のようと理解。

思考の場合、曖昧なイメージだと掴めないし、意識の場合、ニュースレベルでは理解が浅いし、アイデアの場合、思いつきでは具体性がないし、品質の場合、“とりあえず”では満足度が低い。じゃあ、解像度の向上に必要なことは何か?と考えると(なぜ、解像度をあげる必要があるのか?)というWhy?になる。そのWhy?も一回では浅いので複数回繰り返してWhy?の深堀りで鮮明にする。

解像度をあげるのコトは大切だけど、解像度には「適切な解像度」があって、やたら解像度をあげても一定以上は効果はないし、目的に合わせないと無駄が多い。例えられるのが「チラシか?ポスターか?(30cmほどで見るチラシと数m離れた所から見るポスターとでは解像度は違ってもいい)」とか「テレビか?スマホか?(ヒキで映すTVとヨリで映すスマホでは映る範囲や仕様が異なる)」。と、企画の解像度を試行錯誤中。

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