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2020年4月12日日曜日

勝手に大拍手!

高知県の酒造メーカーが77度のお酒「アルコール77」をつくり、消毒用(名目上はスピリッツ)としても使える商品を出荷して大人気(個人的にはシンプルなラベルデザインが好き)。北海道で物産展が中止になり行き場を失った商品の数々を「ふっこう福袋」として販売したら大人気(現在残っているのは3万円の福袋程度)。そしてマスク着用で読唇ができない聴覚にハンデのある方用に口元が透明なマスクを大学生が考える。

家に居る子供達と保護者、雨の日など外にも出れず、テレビやゲームをし続ける訳にもいかないので、親子で新しいゲームを考えるというニュースを見て(我が家の子供達が小さかったら、新しいゲームを考えただろうな)と思ったり。写真はイースター(復活祭)のエッグハント(たまご型のケースに小銭などを入れて各所に隠して探すゲーム)。キリスト教でもないのにしたっけ(ちなみに私はジェダイ教)。

壁から2mくらい離れた所に3人程度が横一列に並び、1セント硬貨を一枚持ち、各人が壁に向かって投げ、最も壁際に近い1セント硬貨の人が勝ちで残りの硬貨をいただく(総取り)のゲームもあったっけ。要はどんな状況であろうと工夫やアイデア次第で状況は変えられるということ。映画で言えばアカデミー賞作品の「ライフイズビューティフル(1997)」だろうか?

2020年4月11日土曜日

軽やかにギグ!

経験値があると良いこともあれば厄介な時もあり。物事への思考と行動が直結せず、"正解"を探してしまいタイミングを逸することもあり反省。でも、若い人は違う。軽やかに乗り越えるし順応する。我が家に巨大なダンボールが届いたと思ったらUberEatsのデリバリーバックだったのが1週間前。そして昼前にササッ!と準備して「行ってくるね!」と私の自転車に乗って配達を数件完了。

「ボーナス」も出るそうでなんと軽やかだろうか!家に戻り「今日はおしまい」と言った途端にスマホに着信。「近くだから行ってこよう!」と言うと20分ほどで戻ってきた。(これがギグエコノミーか!)と父、ビックリする。聞けばマッチングされた最適な配達人へ連絡が入り、本人が「受諾or拒否」できるとのこと。「じゃあ、私がオーダーしたらあなたが配達してくれるの?」と尋ねると「それは確約がない」とのこと。

自分の好きな時間に活用できる、隙間時間を活かせるギグワークの一端を見る。UberEatsの配達員は個人事業主とのこと。稼ごうと思えばガンガン配達すればいいようで、娘のように自分の都合に合わせて隙間時間にササッ!もあり。1回ごとの契約終了が基本のギグワーク、んっ!?私の講師業もギグワークの一つか?と思ったり、違うのは軽やかではなく体が重すぎること・・・。

2020年4月10日金曜日

作品発掘!

南海放送ラジオの収録スタジオから桜が咲いているのが見えてホッコリ。「ラジオから映画は救えるか?」と言う意気込みで収録したつもりが「ラジオから映画は楽しめるか?」な話になってしまった件。私たちがTVCMなどで見る知る邦画は30本程度、劇場公開される邦画(約600本)の割合でいうと5%ほどしかない。その理由は「広告宣伝費」の有無でCMなどで発信できるのは予算の大きい作品になる。

でも「予算が大きい≒良い映画」でないので「知らなかった、見逃していた映画」を独断と偏見でネット配信映画から紹介してみた。選ぶ基準は私好みの「事実・史実に基づいたり着想を得た作品系、ドキュメンタリー系」とする。そして「僕はラジオ(2003年)」「シャーリーとヒンダ ウォールストリートを出禁になった2人(2015年)」「ぼけますから、よろしくお願いします(2018)」

劇場公開で大ヒット!と思いにくい作品だけど、私が面白かったのだからいいのだ!で、ふと気づいたのは「映画の好み」が変わってきている点。実は映画を見る際、1分あたりの鑑賞代金で選んでいた時期もあった、1800円の鑑賞代金で2時間(120分)なら1分15円、3時間(180分)の鑑賞なら1分10円とアホなコスパで見てた(だからアベンジャーズエンドオブゲームスはコスパが良かった・・・)と。

2020年4月9日木曜日

地域でどれほど稼ぐか?

これまでにも寄稿したりなど、お世話になっているECPR(えひめ地域政策研究センター)から届いた「舞たうん」。今号の特集は「地域に生業をつくる」、年齢や性別、動機や背景に関係なく、愛媛という地で生業を興した方々の話。「移住、移住って言うけど、移住で最も重要なのは家じゃなくて"仕事があるか無いか"だよね」、リタイアして悠々自適に田舎暮らしをしたい人と田舎でも働き稼ぎたい人との意識の違いを表した当事者の言葉を思い出す。

たしかに今はピンチ!今の仕事や職業がダメージを受ける傍で「運送業」は大盛況で人手不足(これもダメージの一種ですが・・・)だし、カメラマンは「家に家族がいる貴重な時間だから」と家の前で家族写真を撮る新サービスを始めたり、隙間時間を活用したギグワークスの「Uber eats」が松山でも始まったり、ピンチになると必ず現れる新サービスや商品は創意工夫の表れか。

「地域で生業をつくる」なら「その生業でどれほどの収入(稼ぎ)を得るか?」とセットがいい。企業に就職して1本の年収で年収600万円なのか?それとも3種類の年収が各200万円/年で計600万円とするのか?(ちなみに私は後者を目指す)。どれが本業で、どれが副業はなく【複業】。1つの所属で力を発揮する人もいれば複業による相乗効果を発揮する人もいるということ。

2020年4月8日水曜日

相変わらず猛省。

その場にいて臨場感を味わい(よーし!)と意気込んでいたにもかかわらず、何も行動を起こさなかったから何も起こらなかった件。あの時、隣の席や会場にいた猛者どもは一生懸命に考えて提案したに違いない!私はと言うとチャンスだったのに(忙しいから・・・)とか(条件が・・・)とか【できない理由】を並べてしまい猛省。真剣だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出ると誰かが言ってた。

動かないと変わらない。宝くじも買わなければ当たらない(名言!)。経験値の話題はアレコレソレなどで何度もしてきたから読み返す。意外と良いこと書いてるに時々驚く(自分自身の心情なのでダイレクトに刺さるのは当然ですが・・・)。経験をゼロ(放置)のままにするか?イチ(糧)にするか?はこれからで、感じたことを提案書に反映させようと思う。

動けば変わる。動くことによって良い効果や結果が出る時もあれば、期待外れの結果になることもある。「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」はマザー・テレサ。

2020年4月7日火曜日

FCジレンマ。

収録や撮影が中止や延期になっても番組をなくしてはならず、特番が組まれている理由を視聴者も理解済。(ムムムッ!)と感じたのは先日、雑談をしていたら「(感染者がいるかもしれないから地方に)来て欲しくないわ〜」という冗談とも本音とも受け取りにくい意見があったこと。「コロナウィルスの影響で東京では撮影ができないので、愛媛で撮影できますか?」というのも困る。

いばらきFCと言えば、戦隊モノや時代劇など、多くの撮影支援実績を持つFC。その、いばらFCは「つくば市・つくばみらい市・守谷市・土浦市・阿見町・牛久市・龍ケ崎市・取手市・神栖市でのロケハンを当面休止」と発表しました。それ以外でも撮影時は「コロナウィルスへの対策確認票の提示」を求めています。東京から日帰り圏内、撮影隊に限らず往来も多いから必然。

話を戻して愛媛。4月に予定されていたロケハンや撮影は中止。しかし、5月以降の撮影相談はアリ。私見は「不要不急(急ごしらえで企画されたような番組など)の撮影は控えていただきたい」が本音(撮影されることで地域に消費が起こるのは歓迎ですが)。FC以外の打ち合わせは全て延期、中止なのだから・・・。今できることは散歩のついでにロケハン。

2020年4月6日月曜日

生産者たち。

「生業じゃないよ」と言いつつ、立派なハウスでイチゴを育てていた生産者。近所の産直市場で6粒入って300円だったので1000円ほどは食べさせていただいた計算!隣では田植えの準備もしていて「農家は365日休みなしだよ」とのこと。日常に見えるけど非常事態な日々にギャップを感じてしまう。動かなければいいんだけど、動かなければ売り上げや収入に直結してしまう・・・。

「この機会に加工食品に本腰を・・・」と生産者。賞味期限が短い青果より賞味期限が長い加工食品の可能性に感じつつも、加工に伴う投資や委託などの手間やコストがネック。そもそも青果で売り出そうと手塩にかけていた品を加工食品に使おうとすると、諸々のコストが積み上がり採算が合わない!「加工食品専用に栽培しないと割りに合わないですよね」となる。

「今の規模で十分」と生産者。育てた青果は全て売れるので特に困っていないとのこと。業界というマクロでは危機感を持っていても個人というミクロでは困っていない農家もいて、でも一方でとても困っている農家もいるのでメモが整理つかず・・・。どっぷりハマりそうな難問に(我々の専門は加工品!)と思い直すので精一杯だった生産者ヒアリング。

2020年4月4日土曜日

愛媛の教科書

6時過ぎの堀之内。この時間は人も少ないので散歩に適しているけど、毎日6:30から始まるラジオ体操に集まるおじ様、おば様方もなんとなく「ソーシャルディスタンス」。今日は朝陽が眩しかったこと、堀之内の桜も満開の兆し。横目にスタスタと進む。途中、堀端の桜も競い合うように開き始め、見頃な季節なんだけどお花見は自粛。毎年同じように見えても今年は全く違う。

「コミュニティの真ん中にいるココ大は大変でしょ」と声をかけられ「そうなんです」としか返答できず。「学びあいから繋がる人・街・自然」とも掲げているので、その繋がりが断絶されるは辛いけど「南予通信大学」のようなオンライン講座もあるのでオススメ(何度見直しても内容良し!)。「養殖(愛南町)、真珠(宇和島市)、伊予糸(西予市)、みかん(八幡浜市)、カワウソ(宇和島市)」に続くコンテンツを提案したい!

第6弾以降を妄想すると「和紙(大洲市)、鬼(鬼北町)、渓谷(松野町)、しらす(伊方町)、和蝋燭(内子町)」なんてどうだろう?これで南予地域の映像コンテンツは揃う。愛南町なら先日訪れた河内晩柑を追加してもいい。「素材はあっても、どう魅せられるか?が重要だよね」が話題に。「魅力的にする編集&発信(≒プロデュース)がこれまで以上に大事!」と結論。

2020年4月3日金曜日

河内晩柑園にて。

松山から2時間、愛南町にてロケハン。あたり一面に広がる河内晩柑にテンションがあがる。そして、園地から海が見えて素晴らしい!果実はどれも大きく黄色の果皮が葉の緑と空の青に映えていい!「いつが収穫時期ですか?」と尋ねると「あと1ヶ月ほど、これからまだ1cmほど太るけんね」と生産者。今売られているのはジューシーさがウリ、これからツブツブ感が出たり、甘酸っぱさとのバランスが出たりするとのこと。

河内晩柑の知名度がイマイチな原因の一つと思っているのが「愛南ゴールド」「美生柑」「灘オレンジ」「宇和ゴールド」など、同じ品種なのに呼称がバラバラで「えっ!?これも河内晩柑なの?」と驚いた経験あり(ちなみに熊本発祥の河内晩柑だけど、今では愛媛県が生産量日本一!)。これまで温州みかんについて色々してきたけど、ジューシーフルーツとも言われる河内晩柑に熱視線を送る。

諸々の騒動を感じながらも動かなければ何も始まらない。園地は高台にあり空気も澄んでいてスーハースーハーして全身の酸素を取り替える(笑)。帰り際、生産者たちの出資で営まれている産直市に立ち寄ると「お手製布マスク」がデザイン多種でS,M,L,LLと豊富に並ぶ(250円/個)。日々、暮らしは続くけど今までとは違う意識、価値観の中で生きているよねと車中にて。

2020年4月2日木曜日

食わず嫌いでした。

新年度初日、オンライン会議が2つ。互いにモニター越しでの打ち合わせ。途中音声が途切れた時もあったけど支障なく終了(ちなみに、ZoomとSkypeを使用)。時間とお金をかけて集まる会議もあるけど、オンラインで十分な会議もあるはず。すると節約や効率にも繋がって良し!ちなみにオンライン会議の時は「映る範囲は片付ける」「顔色が悪く見えないようにライトを当てる」「背景とは適度な距離を保つ」

そして「授業はオンラインで行いますので、教材を作ってください」と大学。単なるPPT(アニメーション多用)ではダメなようで初挑戦!だけど慌てずに済むのが2016年に作成した「南予通信大学」での経験、あそこまでガチ(編集チームの編成)に製作する必要はないけど、今回の経験からノウハウを吸収すれば今後も使えるはず。現状に嘆いても変わらない。

オンライン会議やオンライン教材などは「食わず嫌い(理由:慣れるまで手間がかかる、新しいことを色々覚える必要がある為)」が多かったけど、今回の件で自ら働き方改革に取り組むというより、向こうからスクラム組んで強引にやってきたという感じ。「その後」を想像している、動いている人は既にいて、暮らしは続くものの質は全く変わることに備える。

2020年4月1日水曜日

インプット大事!

新年度がスタートしたものの、予定通りにはいかず、授業の計画もままならない日々。とは言え、妄想は巡らさないといけないので、ゴソゴソ整理すると・・・。出てくるわ雑誌の数々、映画や美術、料理、SWなど古いのは2000年のものまで。引っ越しの度に処分をしているものの、今日まで残った永久保存版な雑誌たち。めくると一気に時代感が炸裂し当時にタイムスリップ!

温故知新。買って読んだ当時と今は経験も価値観も異なるので、古臭く思えても今にも通じる「普遍的なテーマ」が特集であったり、今思えば瞬間的な「ブーム」があったりと実に面白い!極めつけは「モノやサービスお値段」で、今からみると高い!安い!と思うものもあったり(通信料金やケータイ代金など、衣服の値段はさほど変わらず)。時代の価値観を知る。

授業のヒントを得る。普遍的な代表例は健康、恋愛、旅行、飲食、QOL。捉え方は、これらのキーワードを「どんな手段で得て自分ごと化するか?」ということ。この手段は年々細分化され、年齢は1歳刻み、業種や職種、働き方も当時より多様になり、趣味や意識は千差万別。ここで深く掘り下げるのか?それとも横へ繋げるのか?カルチャースクールなどとの分かれ道。

2020年3月31日火曜日

えひめFC設立物語。

「当時、私は41歳だったな」と元上司。あれから月日は流れ本日で退職。「よく38年間も頑張った!」と勤め上げられた感想。2001年に愛媛県観光課へフィルム・コミッションの提案、2002年7月にえひめフィルム・コミッションが設立され参画。と、文字にするとサクッ!としてるけど、実はこの元上司がキーマンで「実績もないどこの馬の骨とも知らない輩のプレゼン」を信じてくださり、えひめFC設立に注力された。

2003年に「世界の中心で、愛をさけぶ」の撮影。600万人が鑑賞、80億円の興行収入は2004年の第一位。この作品で県庁内を含め、県内外にフィルム・コミッションの存在と意義が知れ渡る。元上司と「セカチュー」のメインロケ地の一つだった伊予高校の思い出の一つ「長澤まさみの水飲みシーン」で盛り上がる(劇中では分からないが日没迫り、光の関係で最後は校庭の真ん中で撮影)

元上司がいなかったら「えひめフィルム・コミッション」は存在しなく、私自身も活躍できなかったわけで恩人。元上司はFCで表彰もされた記憶あり。あれから19年の月日は流れ退職。そして私はジャパン・フィルムコミッション理事長になっていた。「よく頑張った!素晴らしいよ」と労いの言葉をいただく。えひめFCの設立に携わった方々全員が退職され、改めて人に恵まれていたと実感(涙)

2020年3月30日月曜日

愛媛FCレディースとNICECREAM

「なでしこジャパン」を目指している愛媛FCレディースへNICECREAM。これまで「はだか麦ラッシー(土佐礼子さんにも協力いただく)」「非常食」の授業でお世話になっているスポーツ栄養管理士の大田美香さんに相談した所実現!実は愛媛FCレディースの存在は知っていてもメンバー全員とは初対面で、練習後の疲れた時間にどんな試食会になるかと思っていたら・・・。

「アイスめっちゃ大好きです!」「ナニ!?植物性って??」「食べたいぃ〜!」「癒されるし〜!」など、想像を超えた明るさにビックリ。今回、NICECREAMの試食に至った理由は大田さんから「アスリートにはアイスクリームが好みの人もいるが【悪】という先入観から食べずにストレスになる人もいるので、質の良いNICECREAMは紹介できる」と教えていただいたため。すると・・・。

「この味、ナニコレ〜!」「メッチャおいしい!」「アーモンド最高!」「ココナッツミルク濃い!」などコメントの嵐。用意していたNICECREAMは全てなくなり終了、スポーツ選手でもありますが、20代の彼女たち。好きなフレーバーはチョコレートが最も多く、味は濃い目が好きです。だからか市販のアイスクリームで好きなアイスは?と尋ねると「パルム」と「ハーゲンダッツ」というアンケート結果。

2020年3月28日土曜日

もう一人の私。

予定では今頃は香港にいてFILMARTという映画のマーケットに参加して日本、愛媛を紹介しているはずだった。先日は収録予定だった番組が中止、整えていたロケハンも中止、東京五輪は延期。判断する(特に後ろ向きな)のは気分が思い。判断までたどり着くのは、判断材料を集め、無意識も含めて何百回も考えを繰り返して、先まで見越して考え抜いた道のり。でもベストなのか分からないのが辛い。

人は1日に35000回の意思決定をしていると書いていた(2017/11/4)。明るい話題なら良いけど思い話題の場合は1つ1つの重みが違うと痛感。判断材料はこれまでの経験が役立つけど、経験に変な垢がついてると判断が鈍くなるから厄介とも書いていた(2017/11/1)。常に最適な判断ができるよう想像力(創造力)を持ち合わせることがマイナス思考である認知閾を脱することができるとも書いていた。

突発的で予定外の判断が求められ、避けたい・スルーしたい気持ちもある!けど、1つ1つコツコツと対応しないと次に進まないと思った時に意外と役立っているのが、この「学長ブログ」。4133回目の日記。過去の自分がどういった心境でどんな考えから判断に至ったのか、本人がすっかり忘れていても残っているから別人のような私(笑)。もう一人の私がアドバイザーという感じ。

2020年3月26日木曜日

愛媛から発信!

勝手に準レギュラー!と言っていたら「4月から装いも新たにFC情報などを織り交ぜた映画コーナーは?」とディレクター。とは言え、どんな内容が良いか意見交換。「撮影の裏側に迫り過ぎてもネタバレだし、かと言って最新の映画に詳しいわけでも・・・」と、いきなり暗礁。JFCの話題も活用し「映画業界全般の話を愛媛から」となりそう。これだったらできる!

「巣篭もり状態だけどNETFLIXとかAmazonが良いのは、全く知らなかった映画との出会いだよね」と。先日の「復活の日」も知らなかったけど偶然見つけた「僕はラジオ(原題:RADIO/2004)」も良かった。「実話系」が好きなこと、(アビス以来)エド・ハリス好きなので(それにアカデミー受賞俳優のキューバ・グッディングJrの好演!)で一切の情報ナシで見て、そして泣く。

でも、このような映画は日本で公開されても興行収入は期待できないだろうと推察。実はアメフト好きでもあるので「ドラフト・デイ」というNFLのドラフト裏側を描いた作品も好きだけど、これも日本ではウケなかっただろうなと。独断と偏見で見た作品の紹介もいいかもねと。問題は「映画を見る時間をどう確保するか・・・」。ダウンロードできても小さい画面はな・・・と。

2020年3月25日水曜日

生傷とは?

空の青さは残りつつ、夕陽を挟んで暮れる瀬戸内海の曖昧な良さ。曖昧さがいいのは「一体感」を感じる所で「グラデーション」とか「シームレス」と言った表現もある。曖昧さを色で例えれば「灰色」とか「玉虫色」などもある。撮影で「曇天」が好まれるのは照明によって自由に調整できる為でピーカンだと次のシーンに繋がらないコトもあり自在に操れる曇天がいいと行定監督の教え。

ただ、曖昧なままだとボヤけたり、ウヤムヤになったり、見えなくなったりするからハッキリさせようとすると「グレーは白黒」「シームレスは継ぎ目」「曇天は晴れ/雨」などになる。責任も曖昧から所在がハッキリするけど、厄介なのはハッキリすると具合が悪くなる人たちがいること。そんな人とは「角が立つ」こともあり厄介。最悪なのは都合が良いように始末してしまうこと。

都合の良いようにすると根本的に解決していないから、不都合がまた起きる可能性がある。白黒、ハッキリしてしまうことで波紋が起こるのは確実。曖昧さに緩んでいると波紋の対応に慌てることあり。疎外感も味わうこともあると伝えアドバイス終了。「生傷とは何ですか?」と質問されて、相変わらずの例えで紹介した件。信じているものがあれば生傷はすぐに癒える。

2020年3月24日火曜日

文字や段落を埋めるもの。

本来ならプレゼンテーションを加味して判断するところ、コロナウィルスの影響で書類審査のみになり、じっくり読み込んだはずなんだけど・・・捉えにくかった件。理由は2つあり(1)妄想力を駆使して文章から事業内容やアウトカムを想像しようとしたら、これまでの経験や事例などからイメージが膨らんでしまい、提案者と同じ方向を見てるのかな?と心配になったこと。

(2)提案者の想い、意気込み、熱量などは「文字」だけでは伝わりにくい!ニュアンス(声や印象から感じ取れる微妙な感情、意味合い)と表現したけど、文字の間や段落を埋める役割がプレゼンと思った件。きっとプレゼンを聞いたら深く理解できたんだろうな・・・と思う内容もあったり。そう思うと配布資料だけで精査する「審査(員)の質」も重要だと自問自答。

熱量って大切!と思うと同時に、文字はニヒルで冷静で熱量を伝えにくいことも知る。熱をあげる着火は想像力だけど、その想像力が豊か過ぎる(例:イメージが先に行き過ぎるなど)のもどうかと思った今回。熱量を感じ取れるプレゼンテーション一つで話がまとまったり、勢いがついたりすると思うと、ビジネス書などでプレゼン術が溢れているのも当然と思ったり。

2020年3月23日月曜日

新常識

お花見ができなくても部屋に桜の盆栽を置いてウチ飲み。対面授業が受けられないならオンライン授業。職場に行けなくても通勤なしのリモートワーク。映画館へ行けなくてもネット配信鑑賞。日用品を買いに行けなくてもネットで注文。外食ができなくてもデリバリーで家で同じ味。「不便の代替えではなく新しい選択肢」として、このまま「新常識」になるかもと思ったり。

松山でも「Uber Eats」を見かけるようになり「無料配達(キャンペーン中)なら利用する」と若者。飲食店へ行く理由は何だろう?外出したくないなら配達もある。味よりも店のファン(店主のファン、建物のファンなど物理的な動機)もあるかな。でも多くは「誰かと食事するのにふさわしい雰囲気と味を兼ね備えた店」が動機だとすると、それを叶える飲食店はどれほどあるのか?と。

代替案が新常識となり、あちこちで"巣ごもり"がフツーになったら、これまでのビジネスモデルも通用しなくなるから大変!とは言え、ずっと屋内にいれるわけでもないから、今度は巣ごもりが外へ出る動機につながったらいいなと。すると今は両極端な価値だけど、双方の良い面を取り入れたハイブリッドな価値観が常識になるのだろうねと。ピンチはチャンスと言ってました。

2020年3月21日土曜日

映画雑話

コロナウィルスの影響で映画館へ行く気も失せ「パラサイト 半地下の家族」を見逃してしまうも、チャパゲティという麺とノグリという麺が我が家にあり、劇中に登場する「チャパグリ(チャパゲティとノグリを混ぜた麺)ができるね!」とパラサイトを見た娘が指摘。ジャンクフードに「寮生活だったアメリカ時代、辛拉麺を開け、同封の香辛料を半分入れて封を閉じてシャカシャカして砕き、ボリボリと食べて水を飲み空腹を満たしたんだよ」と偉そうに言う父(私)。

「電柱を抜いたり、電線をあげたり、バス停を動かしたりなど、釜山でのブラックパンサーの撮影は釜山フィルム・コミッション無しでは不可能でした。」と聞いていたものの、実は見逃していて(アベンジャーズで見かける)実際に見ると「釜山」と唯一具体的な地名が出てきて、その後のカーチェイスはCG効果はあるものの、ロケ撮影だからの迫力あり。マーベルから釜山FCに感謝状が贈られるわけだ!疾走する車はレクサスでしたね。

疾走と言えば愛媛では三菱ランサーエボリューションを使い、赤信号の交差点にコーナーリングで入り火花をチュン!と散らして激走するシーンを「となり町戦争(2006年)」で撮りました。比べ物にならないけど、コツコツと撮影支援を続けてゆけば、いづれ大作に繋がると信じる!

2020年3月20日金曜日

鵜呑み危険。

教訓「自分で感じる大切さ」。飛行機も新幹線も間引き、フライトアテンダントはマスクと手袋で対応。「飲み物はいかがですか?」はマスク越しは聞こえにくいのでジャスチャーと指差し風。訪問先ではサーモカメラの前を通り、検温も求められ、体温が高ければ入館禁止!トイレやエレベーターには消毒液が置いてあり、数百万人が往来する新宿のホテルはガランとしてた。

ホテルには「朝食ビュッフェ中止のお詫び」が貼られ、読めば政府の指摘を考慮してなどの旨。翌朝、朝食へ行くとお客さんは誰もおらず朝食券を渡して待つこと数分、色々な食材が小分けにされた朝食セットが配膳される。食べ物や食器には全てカバーが覆われ除菌万全の体制。ただ、朝食を食べた30分程度は私のみで(これはヤバイんじゃない?)と味が全然入ってこない!

ただ、周辺の人出は多く感じ(報道とは違うような・・・)。子供達も塾通いっぽい様子で電車に乗っていたし、公園でも遊んでた。23時までおよんだ会合の帰りも新宿は大勢の人で溢れてた。巣篭もり状態だと世間を知る手段はニュースが多いけど、全てじゃないし編集されているので鵜呑みは流され危険。とは言え、2月の訪日外国人は58%減の108万人とのこと。