日記を検索

2026年1月25日日曜日

裏メニュー。

モロゴプラオ(1,430円)

「モロゴプラオ!モロゴプラオ!」と妻。高尾山からの帰り道。
高尾山に行く前から「今日の昼食はモロゴプラオがいいね!」と妻。

モロゴプラオとは、バングラディシュ料理の一つで鶏肉の炊き込みご飯。

バングラデシュ特有の短粒米「カリジラ米」を使用。ビリヤニよりもスパイスは控えめ。
牛乳やヨーグルト、ギー(牛や水牛から作られるバター)を使い、煮込んだ鶏肉(手羽元や骨付き肉)と、ゆで卵が添えられることが多い。見た目は白っぽいカレーのよう。

高尾山で「天狗焼き」を食べたものの、既に10,000歩以上歩き腹ペコ状態。
モロゴプラオが美味しい店「ラニ」は、乗り換え駅にあり都合もよく、ワクワク入店。

メニューを開いて、私はスタンダードな「カレー(マトンカレー、チキンカレー)&ナンのランチセット(1,430円)」に決める。

妻はメニューをめくり、モロゴプラオを探すも見つからない。

そう言えばメニューも新しくなったよう。前回食べたのは2-3年前だから、もしかしてモロゴプラオはメニューから外されてしまったかも!?と残念な予感がよぎる・・・。

「店員さんに聞いてみたら?」と私。「そうだね。」と妻。

店員さんに声をかけて「モロゴプラオはありますか?」と尋ねると、外国人店員さんの「「モロゴプラオ?Oh,YES」の返答にメニューにあるのか?ないのか?分からず、確認すると「メニューの一覧には無いけれど、作れるよ!」と教えてくれる。

「嬉しい!じゃあ、モロゴプラオを一つ。」と満面の笑みの妻。
「すごい!メニューに載っていない味を注文できるなんて裏メニューだね。」と面白い店ラニ。

そして、待ちに待ったモロゴプラオが目の前にやってきた!
一口食べて「あぁ、これこれ!この味。」と現地の味も知っている妻は大満足。

鶏肉&ルー、杏の甘さ、ゆで卵、キュウリ&ニンジンは日本人に媚びていない味で異国情緒たっぷり。そしてボリューム満点。

私もナンをお代わりしてしまい。二人とも満腹になる。

完食して、ふと「モロゴプラオは、このボリュームで何円なんだろう?」となる。
値段を聞いてなかった・・・。

一抹の不安を抱えながら、会計すると1,430円(税込)と私が頼んだカレーセットと同額だった!


この日の夕食は満腹で腹が減らず、抜いてしまったので、2食分と考えたら超お得だったかも・・・という話。

会いに行け。


愛媛ミカンを持って実家を訪問。
85歳の父は元気に見えるけど、年相応に色々と自覚しているよう。
でも、車の免許返納は難しいらしい。

免許の返納はできても、返納後の生活に支障が出てしまう想像と不安(実家周辺は坂道や階段が多く、その先にバス停や駅がある)。

こういう交通弱者な課題の解決策はあるんだろうか?
山間ではオンデマンドバス、タクシーなどがあるけど、シニア特有の課題なのかな?
よい解決策はあるのだろうか?

そして、長らく入院していて面会も叶わなかった母親が病院を移り、「面会できるようになった。」と姉。ならば会いに行こうと病院の場所を調べると、徒歩1時間ほどの場所と分かる。

丘を下り、川沿いを歩き、山を一つ超えてたどり着いた病院。
「初めてなんですけれど、母の見舞いにきました。」と受付で伝えると、親切丁寧に諸注意などを教えてくれるスタッフさん。

ちなみに、病院への差し入れなどの持ち込みは、家族であろうと、小さいモノであろうと一切禁止。長時間の面会は禁止。マスク着用は必須(マスクを忘れた場合は50円/枚で購入する)。

母がいるフロアに到着するも、オタオタしていると「どちら様ですか?」とスタッフが声を掛けてくれて母の名前を告げると「あぁ!泉谷さんの息子さん!」と、初対面なのに親しげだったのは母がよく話しているとのこと。
会いにきた旨を伝えると、スタッフさんは母の担当ケアマネジャーで、“渡りに船”とはこのこと。

院内を案内していただき「少しお待ちくださいね。」と言われて待っていると、数メートル先でケアマネジャーが声をかけた背を向けて座っていた女性が母でした。

2年ぶり?に会う母は小さくなっていたけど、元気の様子で何より。
突然の訪問に驚いていたけど、30分ほどの間に孫のこと、私たちのこと、入院の様子など喋り面会は終了。

この年になると親に会う機会は限られているから、後悔先に立たず=会っておけ!という話。

2026年1月24日土曜日

ミスリードしませんように。


全国ロケ地フェアの翌日は「海外制作者セミナー」。
2月27日公開のブレンダン・フレイザーらが出演する「レンタルファミリー」は東京で撮影。
ほかにも日本を舞台&題材にした海外制作作品は増えていて、作品数を増やしていこう!と日本政府。

愛媛でも海外制作作品の問い合わせはあり、四国霊場や四国カルスト、源流などの文化や自然に興味がある彼ら。
だけど、海外作品の撮影は一筋縄ではいかず、数が少ないのが現実。

過去にジョン・ウー監督作品が愛媛で撮影を検討している!と相談があった時はよろめき立ち、いい場所は見つかったものの、大人数の撮影隊がロケ地へ行くには無理があり流れた。
最近ではイ・ビョンホン主演の映画が愛媛での撮影を検討されてよろめき立ったけど、これも流れた。

とは言え、今後、確実に増える海外制作作品の日本撮影。
地方でも撮影相談が増えると予想される中でどんな準備や心づもりが必要か?という内容。

基本的な話から事例を通した内容まであった中で、個人的に印象的だったのが、同じ言葉なのに意味合いが異なって受け止められる場合が多いという話。

「スーパーマーケット」と聞いて、ごく普通のスーパーマーケットへ連れていってもイマイチな表情に、???と思っていたら、実は八百屋のイメージだったり、「道」という意味合いが舗装道路ではなく「土手」だったり、「日本的な」と言うイメージが決して和風ではなく、昭和的なイメージだったり・・・。

思い込み、先入観が時に固定概念となり、ミスリードしてしまう=ロケに結びつかない。

そして、海外作品では撮影支援だけでなく、生活支援も必要になる時がある。
例えば「宗教」。
日本人にはないかもしれないけれど、宗教によっては「お祈りの時間」があったり、宗教によっては食べ物に制限があったり。

他にもベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーなどを好む人もいるし、外国人スタッフには「冷たいロケ弁」より「ケータリングのホカホカ食事」を好むなど日本との事情が異なる。

今回の学びが活かせる機会(=海外制作作品)が愛媛でありますように!

フィルム・コミッショナーのキャリアについて。


日本のフィルム・コミッショナーで現在、現役で活躍中なのは全国で130人程度。
その理由はNPO法人ジャパン・フィルムコミッションの認定研修を受講している証。

“現役で”と添えたのは、日本のフィルム・コミッション(FC)の事情。
日本のフィルム・コミッションの多くは、県庁や市役所、観光協会、コンベンションビューロー、商工会議所に事務局があり、その職員が担っている。

そして、組織に属しているから避けられない「異動」があり、2-3年で担当者が代わってしまい、その都度、FCに必要な知識や技術などを学ぶ研修を受けている。なので累計(=これまでの認定研修受講者数)で言うと1,000人超かな。

2-3年の異動では・・・ということで、5年という期間でFCを担当する人もいるけれど、そういう人たちは5年などの有期職員が多く、期限が訪れると契約期間終了で、本人がFCを続けたくとも辞めざるを得ない・・・。

今回も年度末を控えて、該当する職員が複数いて立ち話。
「まだ、(この先)決まってないんです。」と、ある職員。

実はフィルム・コミッションの担当者は(私と違い)優秀の方が多く、バイリンガル、トリリンガル。かつ交渉力、コミュニケーション力もあるから、FCから離れても活躍できる場はあるけれど、本人はFCに携わりたい。

このギャップは解消できないものか・・・。

その一方で「募集をしても人が来ないんですよ。」と別のFC。
現在、FC職員を募集中とのことだけど、現在まで応募がないとのこと。
最近はFC人材を募集をするFCも増えたけど、年に1〜2のFCが1名とか少ないのが現実。
よい人材とのご縁がありますように!

そんな中での朗報(なのかな?)FCから転職した方も。
これまでの活躍が評価されてFCではなく、同じ業界に転職を果たして新しい門出に拍手。
「お世話になりました。」と、個別にお礼のメッセージが届く。

そんな中で、えひめフィルム・コミッションに携わり24年目の私。
愛媛県に感謝しかないよね・・・となる。

2026年1月23日金曜日

AIだろうが何のその。


毎回200名以上の映画・映像制作者が訪れる「全国ロケ地フェア」。
予め、打ち合わせをセッティングしていた関係者だけでなく、来場された関係者からの「持ち込み企画」も多いのが特徴。

まだ、世に出ていない「企画書」を拝見できるのはフィルム・コミッションの役得。
だけど、愛媛にだけ持ち込まれているわけでなく、各地のフィルム・コミッションにも同じ企画は投げ込まれていて、企画書に書かれている「探しているロケ地」などの提案力が試される。

とある作品が持ち込まれる。
タイトルを見れば、必ずヒットするとわかる作品。
ただ、求めるロケ地は難易度高めの内容で、全国で該当内容を探しているというもの。

だから、“そこさえ”確保できれば、おのずと撮影されるコトになり、他のシーンも、その地域で撮影される確度があがる。地域としては、これ以上ない成果&効果。

でも、そんなスムースに話は進まないの映画撮影。
地域に求めるロケ候補地の全てがあるわけがない。

企画書を読みながら(これは愛媛だけでは無理だな・・・)と判断。
「どうかな?四国という単位で、この撮影を支援できたらいいよね?」と、先週に会ったばかりの四国ブロックの面々(香川FC、高知FC、徳島LS)と急遽の作戦会議。

四国四県で撮影を支援&連携できれば、多くの作品を誘致できる!はず。

その後も、お世話になっている出版社、配信会社、旅行会社、脚本家、編集者、FCのOB&OGなどが立ち寄ってくれる。

「AIの台頭で業界もFCもこの先、不透明感があるけど、こういうベタな付き合い、ベタなやりとりってAIにできませんよね。」とFC仲間。

「だよね。(AIも)全部はできないから。上手に付き合って(AIとの)相乗効果を出すって感じかな。」と私。

AIだろうが何のその、先ずはベタなアナログが根源という話。

全国ロケ地フェア開催!

えひめフィルム・コミッションの村上さん!

ジャパン・フィルムコミッションの恒例&人気事業「全国ロケ地フェア」が開催。
北海道から沖縄までの各地のフィルム・コミッションが一同に集まり、自分たちの地域のロケ候補地などを映画・映像関係者へ提案。

そんな映画・映像関係者も、日頃から企画の成立にロケ候補地を探してはいるけれど、北海道や沖縄、愛媛などへ訪れることは時間的にも費用的にも難しい・・・。

そんな時に「一日で北海道から沖縄まで“ロケハン”できて、かつ各地の担当者がいるので、知りたいコトも直接、質問&相談できて解決も早い!」となれば、「全国ロケ地フェア」へ行くしかない!となる。

なので、「全国ロケ地フェア」へ訪れる映画・映像関係者は毎回200名以上。
各地のフィルム・コミッションもこれまでお付き合いのあった映画・映像関係者を招いているから、会場はワイワイとなる。

えひめフィルム・コミッションでも、オンライン会議だけで直接お会いしていない映画・映像関係者らに連絡してお越しいただき「やっと、お会いできましたね!」などで商談&意見交換開始!

会議そのものはオンラインでもできるけど、「いやぁ、やっぱりお会いすると感触(得られる情報の質や鮮度)が違いますね!」と、喜んでくれる映画・映像関係者。
ほんと、“空気感”と“熱量”が違う。

そんな中で「おぉ〜!」と、声を挙げてしまったのが佐伯知紀氏の来場。
愛媛県出身、東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究官、文化庁芸術文化調査官などを歴任されて現在は「映画のまちちょうふシネマフェスティバル実行委員会実行委員長」などの肩書き。

「あなたに会いにきたのよー!」と佐伯さん。
2002年に、えひめフィルム・コミッションを立ち上げた時から、私のメンターとして叱咤激励をしてくれている恩人。

「頑張ってるかね!」と佐伯さん。
近況をお伝えすると喜んでくれる。えひめフィルム・コミッションを応援してくれる人は愛媛県内だけでないという話。

2026年1月22日木曜日

松山とホーチミンで意見交換。

アバターなら言いにくいコトも話し合える

官民共創デジタルプラットフォーム「エールラボえひめ」で初となる海外との意見交換会。

今回の経緯は昨年10月まで遡り、ワーケーションで親族がいるホーチミン/ベトナムを訪れた際に、ひょんなコトから「子ども達の性教育事情」が話題になる。

「とても大切なコトだよね。」など話していたら、んっ!?と(「エールラボえひめ」の会員で子ども達の性教育をなんとかしたい!という人がいたぞ!)と思い出し、ホーチミン在住の親族に尋ねると、産婦人科の医者と一緒に活動をしているから意見交換しましょう!となる。

Zoomで「初めまして」から始まり、松山/愛媛とホーチミン/ベトナムで「子ども達の性教育事情」の意見交換会はスタート。

「子ども達の性教育」について考えるきっかけはそれぞれだったけど「正しい知識や情報を早く知っておいて損はない。」は共通認識で共有できた価値。

そもそも、誤った認識などのウンヌンではなく、情報すら持ち合わせていない、考えが及ばないという現実に、我が子の時は妻や学校に任せっきりだったので耳が痛かった、猛省。
でも、男親ができることは限られるという慰めのような言葉もあり、1mmだけ安堵。

国や地域は違えど悩みは同じ。
プライベートでセンシティブな話題だから、ワハハ!と大声で話す内容でも、大勢を前に話すことはできても一人一人事情が異なるし、“誰から”学ぶか?教えてもらうか?も大切なようで、産婦人科医などの専門職からは有効かもとなる。

すると、エールラボえひめ事務局の西城さんから「性教育については、当事者の顔が見えると恥ずかしかったり、言いにくいコトもあるので、メタバース上でアバターを活用して相談や学べないでしょうか?」と提案が出る。

「確かに!最も有効的なのは対面と思うけど、恥ずかしかったり、言いにくいなどで相談や学びの機会が失われるのは本末転倒」的な意見に全員が「それ(メタバース上でアバターによる学び)、イケるかも!」と納得。
メタバース&アバターだからこその利点が活かせる!

すると、プライベートでセンシティブな話題は性教育だけではないので、他にも展開&応用できることに気づく。

「メタバース&アバターを得意とする人を知っているので相談してみます。」と西城さん。
「このメンバーでまた会いましょうよ!」と、プロジェクトになりそうで、松山/愛媛とホーチミン/ベトナムでの意見交換は期待が膨らみ、続くことに!

描く人、安彦良和展。

渋谷区立松濤美術館

10時の開館に合わせて、8時30分頃に出発したにもかかわらず、開館前から長蛇の列で当日券も夕方以降でないと入手できない・・・と、訪れたのに入れず撃沈した「佐藤雅彦展」から3ヶ月。 

今回の狙いは「描く人、安彦良和展」。
会場は渋谷区立松濤美術館、区立だから入館料が1,000円(
一般)と安い。

今度こそ、訪れても入れないコトがあってはならないと前日にウェブサイトで確認すると、会期末ということで、今週末から大混雑が予想されるとのことで週末から時間帯の予約制度になってた!セーフ!

とは言え、念には念を入れて(佐藤雅彦展と同じく)平日の開館時間に合わせてGO!
(いやいや、さすがに
安彦良和展を見に行く人は佐藤雅彦より少ないでしょう)と、タカを括って松濤美術館に到着すると、既に10人ほど並んでいました。

2025年11月18日以降、毎日開催されてるのに平日の開館前に10人の待ちってスゴい。
で、客層はと言うと中年からシニアまでの男女多し!

展覧会は撮影禁止で、かろうじて撮影可能だったのは入口に飾られていたモノだけ。
安彦良和と言えば「機動戦士ガンダム」が代名詞(キャラクターデザインなど)だけど、その前に「宇宙戦艦ヤマト」「勇者ライディーン」も担当してたのね。

ちなみに「機動戦士ガンダム」は第一作のみ知る&ハマる。
第二作目の「機動戦士Zガンダム」以降は見ることはなく、その後の10代の私は「ボトムズ」「エルガイム」「ダグラム」「ダンバイン」にハマった思い出。
1980年代はロボットアニメ全盛期でした。

安彦良和作品で言うと、初アニメ監督作品の「クラッシャージョウ」、脚本、監督を務めた「アリオン」、原作、監督を務めた「巨神ゴーグ」など、なんだかんだで色々な作品でお世話になってました。

で、一つ気づく。
「敵/悪役」がカッコいい作品はヒットする方程式!
ちなみに安彦良和作品では、シャア(ガンダム)、プリンス・シャーキン(勇者ライディーン)、ダース・ベイダー(スター・ウォーズ)も同じ!

2026年1月21日水曜日

高幡不動ござれ市。

見た目以上にシッカリしてた回転器

「へぇ〜、カラフルでいいね。」から始まった妻との会話。
「この器、回るみたい。」と触るとクルクル回す妻。
「料理を取り分けるのにいいね。」と妻。
なんだか俵万智風。

「クリップや付せん紙などの文房具を入れてもいいかも。」と私。
まぁそんな感じで話していると「2,000円(税込)だって!」と値ごろ感に気づく妻。「それは安いね。」と私。

すると「はい、持って帰って!」と、1m先でガサガサと動いていたお爺さん店主。
その言葉に「おいくらになりますか?」と値引き額を尋ねると、「もう、1,000円でいいよ。正月だからね。持って帰って」と、商売気のないお爺さん店主。

いきなり、2,000円(税込)→1,000円(税込)への半額。
予想していなかった割引額の提示に「これで1,000円は安いね・・・。」と引けず、購入。

すると、お爺さん店主「はい、自分で梱包してね。はい、新聞紙は使い放題、袋も使い放題だよ。」と、無造作に新聞とビニール袋をバサッと置いてくれる。
セルフサービスな店(笑)

「分かりました!OKです。」と自分たちで梱包して整え「できました!ありがとうございました。」と伝えると、隣で順番を待っていた外国人女性が、隣にあった漆塗りの純和風の器一式をお爺さん店主に指差して「ワンサウズン円?」と尋ねると「イエス、ワンサウズン円」と商売が成立し、私たちと同じように自分たちで梱包してた(笑)。1,000円は安すぎな品!

ココは「高幡不動ござれ市」。
毎月第3日曜日に開催されている蚤の市で、会場の高幡不動尊は、辺りでは有名なお寺なので、蚤の市目当ての人だけでないから境内は大にぎわい。

で、妻が気づく「この店の店主さん、(先日行った)やまと古民具骨董市にもいたよ。」
そうだろうなと。出店者は週末の度にどこかに出店しなければ売り上げがゼロな人もいるだろうし、きっと「蚤の市/骨董市場ネットワーク」みたいのがあるんだろうな。

広い境内を歩いて回ると、イスにガイコツが座っていた!
「ココの店主、待ちくたびれて骨になってしまったみたい。」と、ジョークを言ったら、その店の店主が大笑いしてくれる。

ガイコツ店主

2026年の映画映像界隈。


2025年の映画界隈を振り返ると、日本では「23年ぶりに実写作品(国宝)の興行収入が新記録」「興収100億円超え作品が4本(鬼滅の刃、国宝、名探偵コナン、チェンソーマン)」などが話題をさらう。今月末には「日本映画産業統計」が出る、ワクワク。

海外では「(脚本家組合などの)ストライキ」による撮影遅延、「生成AI俳優などへの懸念」、超大作「アバター3」の公開、配信会社&作品の勢い増&覇権拡大、ネットフリックスのワーナーブラザーズ買収など作品以外でも話題をさらう。

ニュースや話題に多くを忘れているけど、2026年は更に“これまでが覆されそう”とのこと。
  • Youtubeがテレビに変わり、視聴メディア王に君臨。視聴時間だけでなく有料プラットフォームとしてもダントツに。
  • 主要なストリーミングプランに広告付無料配信が付いて収益力UP、新たな付加価値サービスの誕生予感。
  • AI俳優/AIモデルが映画などに本格登場。新たなスターがバイラル化して誕生するかも。
  • 生成AIの活用が品質向上ではなく手抜きにも活用されて、良い or 悪いの評価に繋がり、結果「手作業/感性」が再評価される。
  • AI制作作品の品質が向上したことでアニメ系から実写系へ移行し、映画やCMなどで普及する。
  • 日本アニメの優位性/オリジナリティが持続するか?弱体化するか?は生成AIの活用次第。
  • 脚本、撮影、編集、宣伝とこれまで分割されていた映画制作がAI制作により一元化する可能性。
  • 枯渇するオリジナルIPを求める世界に対して、IPからスーパーIPへの依存度が高くなり、世界が飽きる可能性がある。
  • オリジナルIPの創出にオンライン作品への注目が一層高まり、素人が突然ヒットメーカーになる可能性がある。
2年前に釜山国際映画祭を訪れて学生の制作資金調達プレゼンを見た時、伝わりにくいストーリーを生成AIを活用した絵コンテでPRすることで、出資者への訴求力向上を実現していた様子に驚いたけど、今では普通だもんね。

フィルム・コミッションはどうか?と尋ねられると、ロケ地が不要になるかも?は以前から懸念されているけど、極論でロケ地映画の需要は生成AIが活況になればなるほど重要と考える。

2026年1月20日火曜日

若者たちにエール。


末っ子くんたちdiadiaが作った「音楽付き日めくりカレンダー」の完売を受けて「お疲れさま会」という名の食事会。
親は子どもと“何かにつけて”食事したい(笑)

完売を改めて褒めると、作った本人たちにしか感じない/思わない改善点があったようで、「〇〇すれば良かった。」「〇〇だったら・・・」などの反省の弁っぽいコトを並べるので、「いやいや、先ずは完成させて、世に新しい価値を問うたのは素晴らしいコトなんだよ!」と、彼らの頑張りを労うと、「そんなコトを言ってくれる大人はいないです。」とdiadiaメンバー。

大人だからできる役割の一つに「褒めること」があると思っていて、最近は褒められることも少ないのかな?

単に「スゴい!」などの褒め方もあるけど、相手にとって「誰から褒められるか?」も大事かもしれない。

私がdiadiaを褒めたのは「ゼロイチ」だったからだし、「ゼロイチ」の大変さ、醍醐味をこれまでの経験から理解しているから。

時々、「終わってから言う人(例:今回のdiadiaで例えると発売後に、あーだこーだ言う人)」がいるけど、外野の言葉なんて気にすることはない。
自分たちが創出した新しい価値(=アウトカム)に自信と誇りを持って欲しい!

そんな話をしていたら、「ご報告がありまして。」と話が変わり、「ナニナニ?」と尋ねるとdiadiaメンバーに就職希望先から内定をもらったという内容で、「おめでとう!」となる。

詳しく聞くと、募集人数は1名だったとのことで、募集側も応募側も相思相愛だったようで、内定が決まる。
一般的に就職活動は大変(実は就職活動をしたことがない。)・・・と聞いている中で、良かった!良かった!と祝杯。

ホント、大人ができるコトの一つは、意欲ある若者を応援すること。
「モリモリ食べて!」と肉やナチョスを追加オーダー!


シラバス大詰め。


来年度も松山東雲女子大学で「ボランティア論」を教えることになり、全15回の授業内容(シラバス)に向かう。

時代の流れと同じで、学生の意識も意欲、勉強の仕方も変わってきていて、教え方は画一的ではNGと、これまでの授業を振りかえってつくづく実感。
毎年の授業を重ねて思うこと、感じることが変わる、深化するのは当たり前の話。

ボランティアを“論”で教えるのは「〜であるべき。」になりがちで、そういう論調は「有る or 無い」で語れば「有る」けれど、普遍的な内容程度(例:ボランティアは発意に基づく無償の行動。責任は基本的には発生しない。など)

昨年度、「推し活とボランティアは相性がいい。」と伝えたところ、学生たちに好評、納得度が高かったので、今年も掴みに活用する予定。

そして、フィルム・コミッション的にボランティア体験できるコトが多そうなので関係者と連絡調整中。話が通りますように!

「ボランティアには様々なカタチがある。」を掲げているから、エキストラとかPR/応援、ロケハンなど、楽しく感じてもらいたい。

今の学生たちは小学生の頃からボランティア活動をしているけど、多くは学校などによる半強制的なボランティア活動だから、とにかく印象がよくない(涙)。

さらに「泉谷先生、今年度からは東雲高校生も希望すればボランティア論を受けられるようお願いします。」と依頼されたので、高校生にも納得度の高い学びを提供しないとならず、来年度のテーマ。

ココ大付属学園でもボランティア体験をしてもらう。
子ども達との交流を通して、「友達以上保護者未満」というテーマについて考えてもらう。

学生たちにとって、ボランティアが手を挙げてもしたい!行きたい!と思わせるコトになりますように!

2026年1月19日月曜日

ハッ!と気づいて。

凹みも味があっていい!

『不思議の国のアリス』の一節「アリスが『私を食べて』とラベルされたケーキと『私を飲んで』とラベルされた薬を前にするシーン」は、映画『マトリックス』に影響を与え、赤い錠剤(安定した生活を失うが人生を根底から覆す真実を知りたいか?)それとも青い錠剤(満ち足りているが何も知らない状態の生活を送るか?)の二択を表していると言われている。
ちなみに、『不思議の国のアリス』では、ケーキを食べるとアリスは巨大化し、薬を飲むと小さくなる。

閑話休題。
ブラブラと東側のお店を巡っていて、何気なく立ち寄ったお店のテーブルに無造作に置かれていた小物類の中から「赤と青の筒」が目に入る。

(口紅ケースかな?)と思ったのと、『マトリックス』の赤い錠剤と青い錠剤を思い出し、手に取ると赤いフタに「SAKURA FILM」と刻印されていて???となる。

「それはフィルムケースだよ。」と奥に座っていたお爺さん店主が声をかけてくれる。
「そうなんですね、初めて見ました。」と伝えて、触っているとカポッ!と赤いフタが取れる。

中身は(当然)カラ。でも、手のひらにスッポリ入り、具合もいい。そして、超軽い!
そして、ハッ!と気づく。

(もしかして、小銭が入るかも!?)と、いつも小銭を無造作にポケットに入れて歩いているで落とす時もあり、かといって財布の小銭入れにいれるほどマメじゃない。

試しに100円硬貨を入れると、シンデレラフィット!1円、10円、50円でもOK!
「ほほっー!そんな使い方があるんか!?」と驚く
お爺さん店主。

私も驚き、「これは、おいくらですか?」と尋ねてしまう。
「1,000円だね。」に(もしかしたら、用途を見せたから足元見られたかも!?)と思いつつ、「もう少しまけてくれてくれませんか?」と、購入するよ🎶の雰囲気を漂わせたら「じゃあ、900円。」の声に同意して購入。

500円玉は入らないけど、そもそも500円玉は「500円玉貯金」へ行くので問題ナシ。
10分前までなかった、こういう出会いがあるから骨董市は面白い。

初めての神奈川やまと古民具骨董市。

大和駅前は朝から大盛況

週末は趣味の一つ「蚤の市/フリマ/骨董市めぐり」。
新宿、渋谷、赤坂、有楽町、室町、大井競馬場、、下北沢、立川、よみうりランド、多摩センター、高幡不動など各地を訪れては「一期一会の出会い」を楽しんでいるけど、都内の蚤の市/フリマ/骨董市では飽き足らず、都内を出よう!と、小田急江ノ島線大和駅前で「神奈川やまと古民具骨董市」の開催を知る。

開催は朝7時から16時まで。
最寄駅から電車を乗り継ぎ45分ほど、8時過ぎに大和駅に到着。
駅の東通り、西通りに店が並び、既に人出多し!盛況ぶりにワクワクする。
初参戦、よろしくお願いします!

古民具骨董市というだけあって、掛け軸、仏像、こけし、古銭、器、小切手、古時計などの和モノが多かったけれど、それらの店の一角には「レトロ系玩具(人形など)」も多く、もっぱら目の合った方たちを写真に撮ってまわる(笑)

そんな中で、大昔に長男くんに買った映画「Back to the Future」に登場したタイムマシン「デロリアン」のラジコン未使用品を見つけて懐かしさの感激に買おうとするも値段の折り合いがつかなかったり、大昔に愛用していたものの割れてしまったマグカップ(非売品)と全く同じ品が見つかり、500円で購入できたり、楽しいぞ!神奈川やまと古民具骨董市となる。

すると、一角で何やら分からないモノに囲まれいるお兄さんがいて、“分からないモノ”とは、鐵工所などにあるスチール棒を曲げて溶接した囲い、金網の箱、オブジェのような鉄の塊など大小様々な“分からないモノ”に(もしかして、現代アート作品?)と思い、お兄さんに「これは、お兄さんが創られたんですか?」と尋ねる。

すると、お兄さん。
「いいえ、違います。これらは鉄工所や田舎の工場などに行き、面白いモノを買ってきて売ってるんです。」と、想像の斜め上をいく答えに「えぇっ!」と驚く。

目の前にあったのは、工場などで働く作業員/職人さんたちが「自分たちの作業用に手作りした道具たち」で、無骨なモノたちは、そもそも売り物ではなかった!

だから、素人には“分からないモノ”に見えて、その価値を見出したお兄さんに「すごい所に目をつけましたね!」となる。

と、東側を見て周り、西側も見て回ったら4時間ほど時間が経ってた神奈川やまと古民具骨董市。大当たり!
これも売り物

2026年1月18日日曜日

448回目の世田谷ボロ市。


1年に4回、それも12月と1月に各2回(15日&16日)しか行われない「世田谷ボロ市」。
偶然にも昨年(447回目)一昨年(446回目)とタイミングが合い、訪れることができたけど、過去2回は12月、1月は初めて。

448回目の世田谷ボロ市。
去年は寒かった記憶だけど、今年は半袖で歩く人も複数見かけるほどの暖かさで、寒い時に沁みる甘酒がサッパリ売れないのか、呼び込み声が大きかった感じ。

そして、1月は平日開催だから空いてるかな・・・と思いきや昨年同様に浅はかな考えで、世田谷線世田谷駅に着いた時点で、既に大勢の行き交うお客さんでごった返し。
警察官も警備員も東急職員もスタッフも横断歩道や角に立ち、声をかけたり警棒を回したり。
一回で20万人が訪れると世田谷区役所。

いや、ホント「世田谷ボロ市」の時しか訪れないけど、普段はどんな感じなんだろう?
フツーの商店街&住宅街だから毎日、あんな感じだったら日常生活に支障が出ること間違いナシ。

一昨年も去年も、あまり気づかなかったけど、今年は外国人が多かった感じ。
1分に1度は外国人とすれ違う感じで、英語、フランス後、スペイン語、中国語、韓国語が耳に入ってきた(内容は分からなかったけど)。

お目当てのモノがあるか?と聞かれると特になく、この雰囲気が好きでアンテナにひっかかる度に立ち止まって手に取りマジマジと見てると「お兄さん、キース・ヘリングが好きなの?安くするよ。」と声を掛けられ、値段を見てなかったら25,000円でした。
(プリントで25,000円は高い!)と「大丈夫です、ありがとうございます。」と、そそくさと退散。

カー消しゴムに「懐かしいですね。」で「そうでしょ?昭和だね。」という店主との会話。
「干し大根、和小物」などの布作品に「鮮やかですね。」「そうでしょ、めでたい物もあるわよ。」と店主。

実は「世田谷駅」から「上町」までがメイン通りの世田谷ボロ市(枝分かれしてるけど)。
距離にして500m程度。その間に面白い店がたくさんあって面白い!

やっぱり、「世界の蚤の市」と称して世界各地の蚤の市をめぐり、Youtubeにアップして稼ぐ!は大妄想。

25,000円のキース・ヘリングのプリント

10円パンを食べながら。

半分以上食べてしまったけど、袋にパンパンだった10円パン。

既に半分以上食べてから(あぁ!写真に撮るのを忘れてしまった!)と慌てて撮った写真。

「ベーカリーえびす屋」のファン。
美味しいもあるけど、ご近所だし、お得感のある品が時々あるから。
多く出現するのは一斤ほどの大きさになっている「食パンのスライス」。

色々な食パン(断面が白、茶、ゴマなど)の端がスライスされていて、枚数にすると20枚ほど。これで108円なんだからお買い得。
そして、パンの耳も袋に入って売られていることも、ラスクの端もあった過去。

今回、初めて見たのは写真のパンの耳と思いきや「クロワッサン生地のような切れ端」。
これが袋に入って10円+税なんて、ラッキー感満載。このご時世、10円+税で買える味なんて皆無。

閑話休題。
10円パンを“つまみ”に、賛否両論の意見が多い韓国作品「大洪水」を鑑賞。
個人的には面白く鑑賞できたけど、実は1度見て、よく分からなかった所があったので、ネットで調べ、ネタバレを把握して観た2回目の方が細部まで楽しめた作品。

何も知らずの1回目は「大洪水」というタイトルに引っ張られて、単に災害映画での親子愛と思い込んで観たから少々の矛盾も(災害中だしな)と納得したけど、ネタバレを把握して観ると緻密な計算と演技&演出に(SFエンターテイメント!)と感服。

そして、そんな計算も演技も演出もなかったのが、見逃し配信で観たフジテレビの「ザ・ノンフィクション」年末スペシャル3時間。

涙腺崩壊の鼻水洪水に10円パンの味が分からなくなり、食べるのをやめてしまうほど泣いた。

「得るよりも与える人生」という言葉を考えさせられ、取り上げられた人たちは不器用な人が多く、それらの様子は映画よりも迫真で響いて参って、また泣く。

この涙はいったい、なんの涙なんだろう?と自分でも思うほど泣けた。

2026年1月17日土曜日

いよいよ撮影!


「泉谷さん、頑張ってください!」と激励のメッセージをくれたのは諏訪圏フィルム・コミッションの宮坂さん。

諏訪圏フィルム・コミッションと言えば、日本でも有数の撮影実績を持つFC。
「盤上の向日葵」「1st KISS」「正体」「怪物」などの作品を支援し、最新支援作品は2月6日公開予定の「ほどなく、お別れです。」

今回、メッセージをくれた理由は「旅人検視官 道場修作」の最新作「長野県 車山高原殺人事件(BS日テレで1月31日放送予定)」を撮影支援したから。

そして、愛媛県では同じく「旅人検視官 道場修作」の劇場公開版の撮影が撮影を迎える。
これまでの道場修作シリーズと違い、今回は劇場版!映画館で公開されるから何かと大掛かり。

その中で特に大掛かりなのが、エキストラ出演。
各シーンに求められるエキストラの総数は多く、また撮影は平日もあるから募集に苦労するだろう・・・と思っていたけど、いざ募集を開始するとあっ!という間に集まり、予想を上回る人数が集まる。

えひめフィルム・コミッションにも「エキストラの応募をしたいんですけど・・・。」という問い合わせも複数あり、その時には既に募集停止だったので、「次回の機会に・・・」と丁重に説明したり。

きっと、エキストラ出演が初めての方も多いと思うから、先にお伝えすると・・・。
(1)エキストラは待ち時間が多いです。
(2)寒い時期の撮影なのでカイロなどの防寒対策は必須です。
(3)撮影されたからといって、必ず映るとは限りません。

ただ、撮影現場の雰囲気は最高です。
非日常の演出された空間に張りつめた緊張が漂い、演者もスタッフも全員が協力しあっての一瞬は普段では味わえません。

各地での出番を楽しんでください!

ご当地ホテルにて。

てづくり朝食

高知での宿泊は立地(研修会場から近い)と値段で選ぶ。
でも、立地が良いホテルの多くは、数十年前からその土地で営業をしている(=老舗)ことが多く、今回のホテルも“そんなコト”を想像させたご当地ホテル。

全国展開のホテルと違って「ご当地ホテル」がいいのは、まったり感。
超効率重視設計でもないし、超ハイテクシステムでもなく、独自の雰囲気がアットホームと言うのが“まったり感”。

こじんまりなホテルだから、日々の利用人数を把握/推測できるのだろう、フロントから歯ブラシなどのアメニティを渡され、大手のように「勝手に取っていって感」がない(笑)。
ウェルカムドリンクを勧められ、コーヒーやレモンジュースもあり、タバコの自動販売機も!

片手に鍵、片手にウェルカムドリンクを持っていたら、エレベーターボタンを押してくれる。
ローカルご当地ホテルらしさ満載。

年季の入った部屋では、備え付けの冷蔵庫音やユニットバスの乾燥機音が気になるけれど、寝てしまえば問題ナシ。

翌朝(朝食はどこって言ってたっけ?)と忘れてしまい、1階へ降りるとテーブルの上に朝食が数セット用意されていて、「おはようございます、ただいま用意します。」と、のれんの奥に入っていったスタッフ。

あっ!そうでした!ビュッフェではなく、手作りご当地朝食という理由もココを選んだ理由だった!とも思い出す。

そして、のれんから女性スタッフが出てきて、整えてくれたのが写真の朝食。
でも、どこで食べるのかな?ココ(ロビー)かな?と思っていると、「お部屋でごゆっくりと召し上がってください。」と言われ(そうなんだ!)となり、お盆を持っていたので、スタッフがエレベーターを開けてくれる。

ローカルなご当地ホテルっていいよね・・・と、大手にはない些細な気遣いが心地よかったので残す。

あぁ、凸凹凸凹。


近年、東宝は年間約30本程度の邦画を劇場公開、東映は年間約12本程度、松竹は年間約16本程度という数字を元に考えると、メジャーな会社で60本以下の劇場公開作品。

年間60本の場合、月に5本が公開されている計算で、これらの作品は確実にテレビ、紙面、ラジオ、SNSなどで告知されて映画館でもPR=私たちも知っている昨日になる。。
その理由は「メジャー=大資本」だから。宣伝にかけるリソースがある。これに尽きると思う。

担当部署も担当者もいて、戦略も戦術もしっかりしているのは「映画を売る」のが使命だし、会社を背負っているから。

その結果、ヒットの目安となる10億円以上の興行収入作品を輩出できる確度が高い(作品が良いのが大前提だけど)。露出を増やせば多くの人の目にとまるから当然。

しかし、その一方で、近年の邦画公開本数は600本以上だから、メジャー系作品の比率は10%未満という事実。

じゃあ、残り540本の映画は・・・と言うと、独立系映画制作会社の作品だけど、「映画を売る」に必要なリソースはあるのか?と言われると、「ある!だけど、メジャーと比較するとリソースはあっても潤沢ではない場合も多いから、作戦と知恵が必要な時が多いのが日常。

まだ「リソースがある!」作品は良い方で、「ない/足りない」作品もある。
こういう作品は公開されても世に知られることなく、終幕を迎え存在すら忘れられた作品になる。

年間600本以上も公開されていれば、「知られずに退場する作品」は、少なくない。

そこへ新たな要素に土地/場所もあり、四国は気候は満点だけど、移動などの条件で映画撮影の本数が北海道、九州など本州から離れている場所の中では弱い。
時々、そんな条件を逆手にとった撮影はあるけど、あくまでも時々。

大きな話を聞くと、聞いた話が標準化/基準化されてしまいそうだけど、24年間も撮影を見守っていると「これは10本に1本の話」と気づいて沁みた話。
あぁ、凸凹凸凹。

2026年1月16日金曜日

キャノンボール四国(仮)


四国四県にはそれぞれ、フィルム・コミッションがあり、作品によっては「連携」することもある私たち。

四国八十八ヶ所、四国カルストなど共有財産も多いから自然の成り行きで、今年度も愛媛県は他県との連携作品がある。

「“四国”という単位で作品を誘致できたら絶対、面白いよね。」と担当者。
「絶対に面白いですよね!海外作品が来たら四国全体をPRできますよね」と他県の担当者。
「香川は昔、007の“赤い刺青の男”が舞台になり、記念館(≒2005年に「赤い刺青の男」記念館がオープン。その後、展示物の傷みなどで2017年閉館)まで作るなど誘致に積極的だったよね?」と私。
「そうなんです、でも映画化はされなかったですね。」

「昔、“キャノンボール”という、色々な車で爆走するレースする映画があって、四国一周とか面白そう!」と妄想フルスロートルの私。
「ありましたね、いいですね〜!瀬戸大橋も絵になりそうですね!んっ!?それなら、岡山県FC協議会にも協力してもらわないといけないですね(笑)」
「ホントだ!」
「橋の爆破って、やっぱり難しいですよね?」
「リアルは難しいから、そこはCG満載でドッカーン!と派手な演出で。」
「ルートは四国八十八ヶ所の順番で徳島スタート、香川ゴール!」
「高知は海沿いを気持ちよく爆走して、愛媛で諸々ハプニングなど満載(笑)」
「レースをお遍路さんの心境に重ね合わせるのは面白い!」
「スケールが大きいから、どこへ売りに行く?」
「やはり、直行便が出てる韓国かな?すると、ソウル、釜山の国際映画祭とか?」
「四国四県合同でPRしに行く?」
「行きたい!」「マジで考えちゃいますよ!」・・・。

お酒を交えながら(私は飲まず)延々と続く、妄想作品会議。
帰り道、はりまや橋の交差点。
ここでギュギュー!と、数台の車がドリフト走行する・・・とかもアリかも。