日記を検索

2024年11月28日木曜日

世界文化遺産の上賀茂神社にて。


世界文化遺産の上賀茂神社にて、毎月第四日曜日に開催される手づくり市が11月24日と分かり、神戸から大阪をまたいで京都へ。
日曜日だったから京都駅はキャリーケースなどを持つ観光客で超大混雑、真っ直ぐ歩けず&スタスタ歩けず。皆さん、バス乗り場へ向かっていたけど・・・。

地下鉄は人が少なく烏丸線はガラガラ、余裕で座れた。北大路駅で下車、賀茂川沿いを20分ほど歩いて上賀茂神社に到着。
この日は七五三、結婚式の前撮りなどで着物などハレの装いの方が多かった。

そんな上賀茂神社の参道では木工、金銀細工、革製品、絵画、書、季節もの、編み物、バッグ、履き物、服飾、コーヒー、お茶、ジャム、焼き菓子など約200の店が並び、見歩くだけで1時間経過。
一通り見終わったら、気になった所へ戻る。

「この柄、いいですね!」と声をかけると、着物でバッグを作ってた方は着物の良さを語り、「これは何の木ですか?」と尋ねると、木がいかに丈夫で長持ちするか?を教えてくれ、「これは何ですか?」と尋ねると寄木づくりのカッターの持ち手、名刺入れ、モノ入れだったり。

そして「革の保管ってどうしたらいいんですか?」と尋ねれば、いかに革へオイルを浸透させるかどうかで寿命が変わるなど、立ち話の講義をあちこちで受ける(笑)

コーヒーを淹れてくれた店では「兄さん、どこから来はったん?東京?」と尋ねられ「愛媛です。」と答えると、「愛媛に行ったことがある!」と話が弾んだり。

こういう互いに素性を知らなくても気軽に話せて互いに満足できるっていい。
で、気づけば更に1時間ほど経ち、滞在時間は2時間以上経過。

「じゃあ、またどこかで会いましょう!」と別れて京都駅へ!

2024年11月27日水曜日

機中で振り返り。


伊丹空港を飛び立つ頃は既に真っ暗で、眼下には人の営みである灯がキラキラ。
大都市(大阪府は884万人)の灯に(愛媛県の夜はこんなに明るくない!)と比較したり(愛媛県は133万人)。

2日間お会いした方との交換した名刺を見直す。すると、多くの人が名刺を2枚渡してくれていたことが分かり(もしかしたら複数持っている方が、人生において良くも悪くも相乗効果があっていいのかな?)と思ったり。実際に私もココ大とジャパンFCだし。

(あれ?この方の名刺は一枚だったな・・・。)と思った方の名刺裏を見たら、4つの組織名が書いてありました(3つ以上の所属なら一枚名刺で表に名前、裏に複数明記がいいという好例)。

もう一踏ん張りした方がいいのかな?と思わせた「Community College Backstage 2024」。

と言うのも「(物理的な)場所」が興せる可能性は想像以上で、4年間店を構えた「愛顔の食卓」も立ち寄れる場所があったからこそ、人が集い、愛顔の食卓で行った授業はどれも場所があったからできた内容。
店を構えたことで、大変なコトも多々ありましたが・・・。

店は結局、開店資金として借りた2,000万円の返済計画がうまくいかず
、その後3年間かけて2,100万円を完済したのは笑い話。だから、仮に検討しても「仕入れて売る業態」ではないな。

今は反動なのか、事務所も持たずリスクもなく気ままにしてるけど、あんな、こんなで妄想してたら楽しくなって、松山空港までの50分のフライトが(えっ!もう着陸?)と、5分ほどに感じた件。
53歳は大人しく、静かになるには早すぎるお年頃なのか?

立って半畳寝て1.5畳。


神戸+週末(連休)+行楽シーズンだったからか、1泊2万、3万円が多く(どうしよう?)と思い、条件や範囲などを変えて検索していたら、1泊7,000円(税込)と出てきて(カプセルホテル?それとも二段ベッドのドミトリー?)と思ったら、7,000円で温泉入浴付き&朝食付きという紹介文で、ナニ?となる。

よーく読むと「簡易宿泊所」で、カプセルホテルではないけど、親戚みたいなもの。
広さは1.5畳ほど、リクライニングチェアはフラットになる、部屋とロッカーには鍵付き、窓はナシ。
10時間ほどの滞在だし、温泉と朝食付きで、神戸の街中に泊まれるなら・・・と予約して当日。

いわゆる「温泉ランド?健康ランド?」的な所で、宿泊エリアへは渡された鍵で入り、部屋は写真の通り。狭いけど天井が高かったので圧迫感はなかった。
トイレ、洗面所は共同(意外と綺麗だった)。水、お茶は無料で用意されてた。

早速、温泉につかり、疲れを癒して部屋に戻りテレビをつけると無料でファミリー映画も用意されていてGOOD!
その代わり、両隣に音響迷惑になるのでテレビは付属のヘッドホンをつけないといけない。

リクライニングチェアを倒してフラットにして、用意されていたタオルケットをかぶり、周囲の音をシャットダウンするために用意していた耳栓をして就寝。

あっ!と言う間に朝5時過ぎになり、朝温泉へ。
サッパリした後は朝食。意外にもキチンした(失礼!)和食、洋食が用意されていて、おいしくシッカリいただく。

これで7,000円(税込)だったら、私的にはアリかも。(もちろん、一般的な部屋もある)。
チェックアウトは11時だったけど9時前に出発、割り切れば、こんな選択肢もあり!

2024年11月26日火曜日

最大のモヤモヤ。


他の市民大学とココ大で明確に違うと思った点は、市民大学の捉え方?いや、捉え方は同じ(≒学び合いの精神で相互理解を育み、地域を豊かにしよう等)かな?向き合い方?

違うのはNPO法人という性質上、地域の課題を解決・改善することを使命にしている点かな?
これは法人格である以上、定款に記さないといけないマニュフェスト。

でも、NPO法人ではなく任意団体なら意識しなくてもいい。身の丈と言うか、手の届く範囲で展開と言う感じ。組織などの仕組み、事務局などの体制も整えなくてもいい。

NPO法人なら定款(方向性)があり、事業(方向性を実現する手段)があり、そのための仕組み(総会など)や体制(理事会など)があり、ヒトモノカネなどの資源を調達して毎年決算をして、効果や成果を報告しなければならない。

ココ大設立時に「NPOで喰っていく!」と宣言したこともあり、稼げるNPOを目指していたけど、(ひとまず)喰えるようになったから、これは宣言終了。

最大のモヤモヤは、(これでいいんだよね?)と言うモヤモヤ(自問自答)。
市民大学は、許可や申請など不要だから始めやすく辞めやすい。
大義がなくてもいい。興味関心のある人たちが集まればいい。自分たちの手の届く範囲で無理はしない(ストレスを抱えない)・・・など、それぞれの市民大学の方針などを聞いて、(へぇ〜)が率直な感想。

ココ大は生業にしたかったから、社会的信用も得るために法人格の承認も受けたし、大義も掲げたし、興味関心のない人にも訴求してるし、身の丈に合わないコトも背伸びもしたし、規模の拡大拡充もした。

その土地(地域)に馴染んでいる、溶け込んでいる、受け入れてもらっているなら、どんな形でも意義はあるよね?なんだけどモヤモヤ。

気になったこと3つ。

ソトコト編集長指出さんを迎えて

<分断について>
「比較」がダークサイドに堕ちると分断なのか?他者との価値観や思想のほか、現状などの違いをを容認・許容できず、優位に立とうとする意識、言葉や行動。
分断が起きると修復関係は難しく、争いに発展したり・・・と想像してたら、「そもそも、分断してると気づいている人と、分断していることさえ気づいていない人がいる状態が既に分断」と、ソトコト編集長の指摘さん。

<コミュニティ>
「コミュニティという言葉に違和感」があるという神戸モトマチ大学の村上さん。
気にしたことがなかったけど、言われてみれば「括り、グループ」のような意味合いもあり、コミュニティの内と外との境界線があるともイメージしたけど、コミュニティを「つながり」と解釈すると、括りなどは感じにくいので、自分の中では「つながり」と理解しようとなる。

<どう伝えるか?>
「我々だけ(この機会だけ)が気づく、学ぶだけではダメで、今回の学びをどう、地域で実践するか?が大事と思うんです。」と言った背景は、市民大学だし地域で暮らしているから。
「いい話を聞いた。」で終わらせないためにも、地元に戻り学んだコトを取り組みに反映させることが大事とも添える。

<おカネ>
素敵な事例をたくさん聞いたけれども、マネタイズ(収益方法、資金調達)に関してはなかった今回。
テーマではなかったからだけど、10年以上続けている市民大学も多かったことから、何をするにもリソース(ヒトモノカネ等)は必要と分かっていると思われ、気になってしまった。

2024年11月25日月曜日

リード・ザ・セルフ。


「私も“リーダーシップの旅”がバイブルです!」と、帰りがけに声をかけてくれた女性参加者。
「リード・ザ・セルフって響きますよね。帰ったらもう一度、読み返します!」「私も今回、持ってくるに際して読み直して、改めてバイブルと思いました。」と、2-3分の立ち話で挨拶もそこそこに終えてしまい、名刺交換をするのを忘れてしまった。誰だったのかな?

ちなみにリーダーシップの旅は「リード・ザ・セルフ」を起点とし、「リード・ザ・ピープル」へ進み、「リード・ザ・ソサエティ」と続く。
リーダーシップへの矜持はこの本で学んだ。どうでもいい話だけど、この本には「スター・ウォーズ」「スパイダーマン」などの映画を例にした“くだり”がある。

他の10大学からは、地元のローカル誌を並べたり、20年以上前の本を並べたり、著名人の本を並べたり、HowTo本を並べたり、小説を並べたり、理論書を並べたり、自分の著書を並べたりと、持ってきた人の個性が出て面白かった。「好きな映画」とも似てる。

今となっては遅いけど「ジェダイの哲学:フォースの導きで運命を全うせよ(ジャン=クー・ヤーガ)」で笑いをとっても良かったかも。

サブタイトルの「見えないものを見る」とは「見ようとする努力をする」と同じ意味で、暗中模索の五里霧中、不明瞭で不確実な社会だから闇雲になったり、目の前にしか注意がいかないけど、だからこそ他人任せにしないリード・ザ・セルフなんだと本の解釈。

リーダーシップとは生き様の問題である。つまり、自分はどんな人生を送るのか?と同義であるとp286ページ。
いちいち、響きますな。

積極的に関与しないと維持できない。


朝7時の神戸元町の南京広場。
日中は、修学旅行生や外国人観光客、ビジネスマンなどでごった返しだったけど、この日は週末だったこともあり通勤通学の人はいなかった。
後ろでは清掃車がゴミを粉砕してたり、店の人が店前を掃除してた。

地域づくりって積極的に関与しないと維持できないし、ジリ貧という話。
写真を撮ってる私は(ココが名所だから)という理由で撮影したけど、もしも、ココが汚く治安の悪い場所だったら行かないわけで、綺麗で訪れた気分にさせたのは、南京町の人々や関係者が積極的に地域に関わっているからの結果。

アマルフィ(イタリア)での朝を思い出す。
避暑地として有名で大勢の観光客が訪れ、夜中までワイワイにぎわい、そんな様子を大広場に隣接したホテルから眺めてたけど、翌朝は清掃車の音で目覚め、窓をあけたら昨晩のゴミなどを一気に片付けしていて、また新しい朝を迎えていた光景。
訪れる観光客は気づかないけど、こうした裏方がいてこそ表(観光)が成り立つと思ったっけ。

地域づくりに積極的に関わるのは、時間も手間も労力もかかるから大変。
イベントのような一日ではなく毎日だもんな。

この日おは日曜日だったから、日中はごった返してゴミなども多かったはず。
でも、その代わりに売上も伸びたと思う。

だからか、屋台というか出店というか、各店のPR合戦は面白く、店の敷地から出てはダメなのか。どの店も定められた範囲?から熱烈歓迎を送ってた。

2024年11月24日日曜日

副業ではなく複業。


第10回目となる「Community College Backstage 2024」に集まったのは、FURANO BETA大学、柏まちなかカレッジ、こすぎの大学、京都カラスマ大学、奈良ひとまち大学、交野おりひめ大学、京橋クリエイティブ大学、2畳大学、みんなの尼崎大学、神戸モトマチ大学、いよココロザシ大学の計11の市民大学(コミュニティカレッジ)。

実は第1回目の2015年にもお招きいただき、あれ以来だから10年ぶり!
10年前は25の市民大学が集まったのか・・・。
でも、CCC(
Community College Consortium)を見ると99校が全国各地で頑張っているよう。

坂口先生(明治学院大学)の講演を終えて懇親会。
会場は「open air」というクラフトビールを提供してる店で、このopen airを醸造してるのは神戸モトマチ大学の村上さん。
open airは大人気とのこと。

乾杯のあとは、多くの市民大学が10年以上続けていることもあり「この10年間どうでした?」となる。

ある市民大学は規模を縮小して細々としたり、またある市民大学は「内容は変わらないけど歳だけ重ねた」と笑いをとれば、ココ大は「生業にしてるから飯が喰えるよう凸凹ありました。」となる。

集まった全ての市民大学の方々は、
メガネ屋、カフェ、議員、工務店、公務員、キャリアコンサルタント、ライター、クラフト醸造などの複業者で、私もフィルム・コミッショナー。
副業ではなく複業で、職が相乗効果を生んでた
そう言う意味で、市民大学って地域との相性は良いと思う。

フィルム・コミッションとは全く違う、
コミュニティカレッジの集い。

神戸へ生涯学習を学びに出稽古。


「ヨーロッパは人が集まり、そこから学びへと繋がっているのに対して、日本は仕組みを先に確立して、そこへ学ぶ人を集める。」と、生涯学習などが専門の坂口緑先生(明治学院大学)。

どちらが良い悪いではなく、風土や性質などによって様々だけど、ヨーロッパと日本に共通項を見つけようとすると「場」があり、場の大切さを強調されてた。

その中で、デンマークにある「ABSALON(アブサロン)」の紹介が面白かった!
閉鎖される協会をFlying Tiger Copenhagenの創業者が買取り、地域の開かれた民設民営の公民館として2015年に開設。


すると、訪れたい人、何かしたい人、手伝いたい人、理由もなく立ち寄る人などが集まり、コミュニティが形成され、毎週60種以上のイベントが行われて、老若男女が交流しているとのこと。
そして目玉は「共同夕食(デンマーク語でfællesspisning)」という、いわゆる「ロングテーブル」な食事で隣同士が見知らぬ同士でも一期一会で対話するというもの。
食事はシンプルな大皿料理で、盛る&分ける、話しかける所からコミュニケーションが始まる。

日本の公民館は官設官営が多いから、ABSALONのような取り組みは難しいから、民設民営だけど、すると維持費は?と直ぐに思ってしまうけど、民設民営だから有償だけどサービス料は安く設定され、観光客も訪れるし、行政や企業からの支援もあったりと循環してるとのこと。

「教育は、児童期、青年期で停止するものではない。 それは、人間が生きている限りつづけられるべきである。」-ポール・ラングラン(教育思想家/生涯学習の考え方の原点を示した人)-

2024年11月23日土曜日

店内撮影禁止の店。


通り過ぎてしまった。グーグルマップで確認して路地を戻ると、「入口」はドア一枚分の幅しかなかった。そもそも中華街から横に入る細道で見つけにくい。

店に入ると「お一人?」と聞かれて奥の4人がけテーブルに相席で通される。
座席数はカウンターに4人、4人掛けテーブルが3つの計16席(本当はカウンターにもう2席あったけどニンニク剥きに使われてた。)
12時前で既に店は満席。そして、ビールを飲んでる客多し!

「単品ですか?定食ですか?」
「(ギョーザ)定食で」
「大?小?」*大と小の違いはギョーザの数、大は18個、小は12個。
「大で」
「ニンニクは?」
「ナシで」
「ありがとうございます。」
メニューはギョーザ1本、潔い!

待ってる間にギョーザのタレを作る。味噌、ラー油、酢、醤油が置いてあるので、自分で調合する。
「味噌、多い方がおいしいで。」と目の前の相席おじさん。私が初来店と分かってた!
「ありがとうございます。」と伝え、MYタレ完成!
周りを見渡すと、キャベツなどの具材のダンボールが無造作に置かれ、店内BGMはナシ。

そして「撮影禁止」の張り紙が店内に数箇所、目立つように貼られてた。

ギョーザ定食(大)が、玉子スープ、白米と共にやってきた!
18個のギョーザと書くと、とても多く感じるけど、大きさは一口サイズ。
カリッカリの羽つきギョーザが6個×三列で並び、MYタレにつけていただきます。
ニンニク抜きでお願いしたので野菜の甘み&アッサリで美味しい!18個、気にならない!

20分ほどで食べ終わり、精算すると950円(税込)。店の滞在時間は30分ほど。
店を出ると、店前には10人ほど並んでた!
ここは神戸元町「ぎょーざ大学」。同じ大学として行かなきゃ!と思ってた店。

大人次第。


たぶん、こう言うことなんじゃないかな?という件。
ロケハンで立ち寄った図書室で見つけたのは、「映像化された小説」と題して、原作本、関連記事などが所狭しと貼られていて「おぉ!」と声をあげてしまう。

現在、全国で公開中のアニメ版「がんばっていきまっしょい」は吹き出しのPOPで紹介されていて、ミニ本屋さんのよう。
また現在、再放送中のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」も紹介されて「あっ、この辺り私が担当で撮影支援しました。」と、勝手に伝えてしまう。

司書さんの好みでこのような紹介をしているとのことで大感謝。
無数にある本から「読むきっかけ(≒動機)」を得るのは、人それぞれだけど、話題作から入るのも王道。
「ここにある本は全て映画化・ドラマ化されてるんだよ。」と紹介されたら気になるもの。

余談だけど、劇場版「バスカヴィル家の犬(2021)」の公開時、松山市中央図書館で働く友人が、シャーロック・ホームズ&ミステリー“くくり”で、PRコーナーを作ってくれた。

と、言うことは、やはり学生よりも知識や経験が多い、大人次第ということ。
大人次第で、興味関心を引き出したり、好奇心を灯したり、行動を起こさせたり何でもできるはず・・・と思うのは私だけだろうか?

そして、地方のフィルム・コミッション的には、やはり「ご当地作家」とのご縁を強く&濃くしたい所。
権利などの問題で直接、繋がるのは難しいけど、作家あっての地元、地元あっての作家と思うと何かできないかな・・・と。

2024年11月22日金曜日

全く何の心配もなかった件。


予想外に午前中で満足行く結果となり用務終了。
時刻は11時すぎ、昼食まで早く二択「スーパーへ買いに行くか?それとも帰り道に食べて帰るか?」となり、風冷だったので温かくなりたく、通り道を頭の中で描いたら「ニューポカラ」が浮かんできたのでGO!

前回は松山を訪れていた長男くんと8月14日だったのね。
店に着くまでは「サグマトンカレー」を注文しようと決めていたのに、「今日の日替わりは、シーフードカレーです。」とオススメされたので、シーフードカレーにナン、辛さは1、飲み物はアイスコーヒーに決定。

時刻は11:20頃。次々とお客さんが続々と入ってくる。私が入った時は既に3組がいたから、この時点で店内は80%ほど埋まった。

飲食店の倒産ペースが過去最悪と予測されてる2024年(1月-9月で650件、この調子だと過去最多だった780件の2020年を抜いて870件ほどになる可能性・・・と帝国データバンク)なのに、この“常連客”でにぎわい店内。

なぜ“常連客”と分かったか?
それは隣席では初ニューポカラの方を連れてきた常連が店やメニューを説明してたし、違うテーブルでは店員と親しげに話していたし、別の組は会計時に「また!」と声を掛けていたから。

そうこうしているうちに注文した日替わり(シーフードカレー)が、デカいナン(バター塗り)とアイスコーヒーと来た!
ミニサラダ付きで、これが880円(税込)だから、お得。ちなみにナンはお代わり自由。

今日も店内は常連客などで賑わうんだろうな。フレンズの店は何の心配も要らなかった件。

「今日もおいしかった!」と精算。で、またお客さん来店。

推し映画授業はどうか?

NYの名所「フラットアイアンビル」

「読みました?今、出てるブルータス。」
「いや、読んでない。」
「特集が“沁みる映画”なんですよ。」
「いいね、大街道に行った時に立ち読みしようかな。」
「どこですか?」
「あそこ、明屋書店。」
「もしかしてアエルのですか?」
「そうそう!アエルの明屋書店。」
「泉谷さん、何言ってるんですか?とっくの昔に閉店してますよ。」
「えっ!ホント!?」
「知らなかったんですか?」
「いや、知ってたかな・・・(ウソ)」と、本題から外れてしまった。
アエル明屋書店は、2022年12月30日に閉店してました。現在はスポーツジム。

「沁みる」とは良い表現で、何年経っても消えない余韻を残す映画・・・とでも言おうか。
(言われてないけど)3本選んでくださいと言われたら「RENT(2005)」「インター・ステラー(2014)」「ラ・ラ・ランド(2017)」を挙げるかな。
日本映画が入ってない!と言われそうなので「生きる(1952)」も挙げる。

「スター・ウォーズ(1987)」はバイブル。
「ニュー・シネマ・パラダイス(1989)」は泣ける映画で別格だから沁みる映画には入らない。

特にRENTは「ニューヨーク」、ラ・ラ・ランドは「映画」で、自分ごと化(特に1991年頃が舞台のRENTは当時、ニューヨーク暮らしだったので思い出して痛い)されるので骨にまで沁みる。
「インターステラー」は2014年のBEST映画と10年前に書いてた。もう10年も経つのか。

沁みる映画の共通項(条件)を見出すと、必ず「泣いた」映画。
それも劇中に一回以上、エンディングにもう一回。

授業で「推し映画」の授業はどうかしら?みんなで何か一つ、推し映画に関するモノを持ち寄って、アルコールもいいけど、コーヒーはどうかな?

2024年11月21日木曜日

第四勢力!


ココ大ラヂオの収録日。ペラペラ喋っていたら時間が足りなくなってしまい端折ってしまった話題の続きを学長日記で補完。

「毎日10,000歩」で書いたように、11月1日から毎日10000歩生活を送っていて、これが本当に意識しないと届かない。

先日は(松山空港からアパートまで歩いたらどれくらいなんだろう?)とバカなことを思いつき、実行してみたら約90分、11,000歩。
歩けない距離と時間ではないな・・・と思うも、(そんなコトしてる場合か?)と自問自答な日々。

そこへ!第四勢力がやってきた!
これまで「コカ・コーラ(無料)」「楽天ヘルス(無料)」そして11月1日からの第三勢力の「JAL(有料)」が加わったばかりなのに、第四勢力として「Vポイント(無料)」が現れた。勝手に広告が流れてきた。

「Vポイントってなに?」だったけど、TSUTAYAのTポイントが三井住友カードと合併してVポイントになったのね。特にVポイントユーザーじゃないけど、有料のJALウォークで毎日10,000歩歩かないといけないから、“ついで”にポイントゲットとしようじゃないか!となる。

で、Vポイントにも歩かせる動機づけの工夫がされていて、世界遺産を歩数に合わせて訪れてる気分にさせてくれる。
画面にはモンサン・ミシェル(フランス)が表示され、歩数に合わせて見所を紹介。
2018年にモンサンミッシェルを訪れていたので、懐かしさでGO!

これでウォーキングアプリを4つ入れての散歩。これぐらいの動機が紐づかないと毎日10,000歩は、90分のウォーキング時間を取れよ!という話なんだけど、難しい・・・。

ブランドを構築したいです。と。


「一匹丸ごとの鯛ですよ!」だったら「お祝いの席にピッタリ!」
と言い換えれば響くかもしれない。
「ウロコ取ってますよ!」だったら「台所を汚さない、まな板不要!」と言い換えれば響くかもしれない。
「予め蒸してます!」だったら「ロースター使いません!汚れません!」と言い換えれば響くかもしれない。
「三度おいしい!」だったら「カシラは鯛めし、身はほぐし、ヒレは鯛のヒレ酒でどうぞ!」と言い換えれば響くかもしれない。

鯛に限らず、メーカーや生産者、当事者は思いが強いから自分達が考えた自社商品、サービスをPRしてしまいがち。だけど買うのは自分達ではなく、お客さん(第三者)なので、お客さんの立場からお得感を発しないと届きにくいのは当たり前。

「商品やサービスの特徴とニーズ・ウォンツは直接結びつかない。」は本当で、同じ商品やサービスなのに意識・視点がズレてるから。変換さえできれば直接結ぶつく。これも本当。

毎回の発信がお客さんにグサグザ刺さる&響くようになると「好みの店、好みのサービス」と認知されるようになり、(私を裏切らない店、サービス)となり、リピーターになり、ファンになる。

これは、お客さんが店やサービスへ対しての信頼、約束(≒ブランド)であり、メーカーや生産者、当事者だけでは限りあるPRなどの拡散をお客さん自身も加勢してくれる。
これがクチコミであり、クチコミは家族や友人など親しい人へするので相手も受け入れやすく、結果、ブランドは広がっていくのである・・・と考えながら歩いた朝散歩。

2024年11月20日水曜日

推し駅。


すっかり有名になった下灘駅。青春18きっぷで紹介されたのを機に「海ヌケの駅」と知られるようになり、「男はつらいよ/寅次郎と殿様」「HERO特別編」「ポッキー」「リバース」「グレースの履歴」など数々の映画、ドラマ、コマーシャルに登場
いつ行っても観光客が必ずいる駅に。マンガにも登場してる。
地域の方々に愛され、大切に守られているのがよくわかる。

先日も海外からの来訪者が南予から松山へ帰る際、わざわざ下灘駅に立ち寄ったほど。
そんな下灘駅だけど管理はJR四国。
これまで下灘駅での撮影相談が入ると撮影ルールを伝え、JR四国に繋げていたけど、需要の多さからジェイアール四国企画内に「JR四国ロケーションサービス」が正式に誕生した。

誕生に伴って撮影料金も明確に設定されて「列車内、駅構内、車両基地+立会費」となる。
地域にとって撮影支援がビジネスとして成立することは良いこと。
これで紹介もしやすくなった。

所変わり、もう一つの「海ヌケの駅」として知られる「梅津寺駅」は、アニメ版「がんばっていきまっしょい」にも登場したり、古くは「東京ラブ・ストーリー」の聖地。
伊予鉄道さんは今の所、無料対応が多い(有償の時もある)けど、こちらも推していかないといけない!

そう思ってたら、「海の街にやってきた。という状況が成立する駅ってありませんか?」という相談が舞い込む。この場合、海(海岸)との距離が訴求ポイントを思ったので、「梅津寺駅」を推した。
果たしてどうなるか?

マーフィーの法則。


毎年、この時期恒例の愛媛県職員&市町職員を対象にした研修。
職場から離れて年齢、性別、肩書、職場、生活環境などが異なる30人が県内から集まり、興味関心のあるキーワードどでチームを組み、2日間で新規事業を立案&発表する機会。

1日間の研修は多いけど、2日間に渡っての研修は少ない。だからか10年以上受け持っているけれど、長く続けているとマンネリに陥るのでバージョンアップが必要となり、記憶が正しければ4回目のバージョンアップ。

これまで、「愛媛県が取り組むべき事項に立ちはだかる課題」への改善策を事業化してもらっていたけれど、うまく作用した時もあれば、そうでなかった時も・・・。
例えば、課題を模索する中で、一人が抱える吸引力が強い課題に感化されてしまい、事業化ではなく個人へのセラピー的な取り組みになってしまった・・・など。

なのでバージョンアップ案は、シーン(状況)やニーズ(需要)などを予め設定した上で、研修生は利用者、協力者、関係者という相関関係を把握した上で、当事者意識で事業を立案し、その事業の実施に立ちはだかる課題を改善するはどうか?となる。

イケる!と思ったものの、構成のバージョンアップだけではなく、資料のバージョンアップも大幅にしなくてはならずブーメラン!
でも、これができると地域づくりの現場でも活用できるし、結局は全て自分のため・・・と資料づくり。

そこへ「緊急!」という名のメールが届き、全て順調だった(と思われた)事業に資料が足りなかったと連絡、大至急、追加資料を仕上げる。

バタバタすると、更にドタバタが舞い込む。マーフィーの法則は本当。

2024年11月19日火曜日

誰とも会わずに。


最近の回転寿司ってこうなの!?と驚く。店に入ると店員はおらず、タッチパネルで人数を入力すると番号が印字されたレシートが出てきた。
しばらくすると、天井から「〇〇番のお客様、お手元のレシートをかざしてください。」というアナウンスがあり、先ほどのレシートをかざすと「いらっしゃいませ!〇〇番テーブルへどうぞ」というアナウンスがあり、指示通りの番号席に着席。

座ると湯呑み、コップはセルフ、メニューはなく全面タッチパネルの大型液晶にメニューがズラリ表示。スワイプして次ページへ行き、食べたいネタをタッチして注文ボタンをおすと、ほどなくテーブル専用のレーンに注文した寿司が届く。

お会計もタッチパネルで「会計」を押すと「先ほどのレシートをお持ちください」の表示があり、出口でレシートをかざすと金額が表示され、QR決済で終了。
キャッシュレス&無人決済で店員の誰とも会わず食事終了。

所変わりホテルにて。
フロントに人は立っているけどチェックインはタッチパネル端末。
予約情報を確認してサインすると、部屋のカードキーとレシートなどが出てきた。そこへ「ダブルルームが空いていましたので、お使いください。」と絶妙なタイミングでフロントの方の声がけ。

そして「朝食は外部(松屋 or ドトール)に委託しています。」とのことで生産性、効率的などを考慮の上なんだろうと。
一般的なビュッフェ形式も人手不足解消の策だったけど、外部委託の方がより直接的に解決できる策。

チェックアウトもタッチパネル端末。これらはDXの一環だから、エールラボえひめで毎月配信しているコラムのネタ用にメモメモ。

アートの体幹。


一人暮らしを始めた長男くんと3ヶ月ぶりに再会。
先日は人生初となる作品の展示販売会を行い、売れたようで何より。
親としては“せっつく”より、見守る立場と思うので本人から直接聞けて自信もついたようで嬉しい、これでプロの仲間入り。

積極的&精力的に動いているようで、その結果、新しい出会いや気づきなどが多々あるようで開拓精神を受け継いでくれた感じ。

私は長男くんのように絵は描けないただのアート好きでしかなく、話を聞くことしかできないけど、お互いに納得したのは「デッサンでもビジネスでも共通するのは基礎・基本をキチンと鍛えているか?描く際の体幹、企画立案の体幹ともいうべき所はシッカリ抑えなければ応用はない。」と言うことだった。

基礎・基本が確立されているからこそ、変化しても外れても構図や構成に違和感は覚えないという感じ。
企画立案で言うなら、コンセプトや目的が明確で確立されていれば、手段は時流に合わせても問題ないのかもしれない。

で、ラス・メニーナス(女官たち)。
1656年にスペイン黄金期を牽引した巨匠ディエゴ・ベラスケスが描いた傑作。

それを300年後の1957年に75歳のピカソが再解釈をして構成し直した58連作。
誰でも描けそうな落書きのような絵だけど、見入ってしまうのは見れば見るほど“じゃない”と分かるから。

58連作だから一つだけみれば変だけど、他と比較すると色々と発見や気づきがあるのも、そもそもベラスケスの完璧な構成、ピカソの卓越した基礎があるからだよね・・・と3時間談義。


2024年11月18日月曜日

インチキ先生 is Back!

QRコードは申込フォーム

12月26日から始まる「いよココロザシ大学付属学園(冬休み)」の申込が始まる。
今冬は年末に3日、年始に3日の計6日間とカレンダーの都合で短い。だけど、申込時間に合わせて次々と申込み&メッセージが入る。この場を借りてお礼!大感謝。
残席は数名なのでご検討されてる方はお早めのお申し込みを。

それに合わせて、今夏にココ大付属学園へ参加した大学生や元インターン生にもボランティア参加を呼びかけると、直ぐに8名が手を上げてくれる(涙)。

「待ってました!」「年末は暇なんで子供に相手してもらいたいです!」など、全員が楽しみにしてくれているようで嬉しい。
他にも検討してくれている学生、社会人もいるので、ホント、こういう関係っていい!

これにシルバー人材センターさんも加わっていただくから、全員が揃うと20代、30代、40代、50代、60代、70代と“まさに多世代”で子ども達の感性の育みを見守る体制が整う。

年末は学生参加も多いので、徒歩数分にある城山公園で、鬼ごっこ、キックベース、縄跳び、キャッチボール、ドッヂボール、凧揚げなど思いっきり遊ぶ予定。
子ども達が走り回る、一生懸命に逃げる、思いっきり投げるなどの全力機会は意図的に作らないと発生しない。

「おにぎり百景(ハローズ財団助成事業)」も今夏に続いて今冬も実施予定。
平岡米は新米をご提供いただける予定で、毎日炊こうと思う。パパイズム鈴木さんにも夏に続いいて登場していただく。

子ども達の「インチキー!」という声が聞きたくなってきた!