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2024年11月19日火曜日
アートの体幹。
一人暮らしを始めた長男くんと3ヶ月ぶりに再会。
先日は人生初となる作品の展示販売会を行い、売れたようで何より。
親としては“せっつく”より、見守る立場と思うので本人から直接聞けて自信もついたようで嬉しい、これでプロの仲間入り。
積極的&精力的に動いているようで、その結果、新しい出会いや気づきなどが多々あるようで開拓精神を受け継いでくれた感じ。
私は長男くんのように絵は描けないただのアート好きでしかなく、話を聞くことしかできないけど、お互いに納得したのは「デッサンでもビジネスでも共通するのは基礎・基本をキチンと鍛えているか?描く際の体幹、企画立案の体幹ともいうべき所はシッカリ抑えなければ応用はない。」と言うことだった。
基礎・基本が確立されているからこそ、変化しても外れても構図や構成に違和感は覚えないという感じ。
企画立案で言うなら、コンセプトや目的が明確で確立されていれば、手段は時流に合わせても問題ないのかもしれない。
で、ラス・メニーナス(女官たち)。
1656年にスペイン黄金期を牽引した巨匠ディエゴ・ベラスケスが描いた傑作。
それを300年後の1957年に75歳のピカソが再解釈をして構成し直した58連作。
誰でも描けそうな落書きのような絵だけど、見入ってしまうのは見れば見るほど“じゃない”と分かるから。
58連作だから一つだけみれば変だけど、他と比較すると色々と発見や気づきがあるのも、そもそもベラスケスの完璧な構成、ピカソの卓越した基礎があるからだよね・・・と3時間談義。
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