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2022年10月19日水曜日

目と鼻と耳で。


松山に帰ってきた!早速、毎朝ルーティンの散歩。ヒヤッと体に入る冷気が気持ちいい。そして夕方まで元気が残っていたので夕陽を見に松山城へ、いつもの山道を登り20分もすれば、この景色。前回は感じなかったけど、今回はキンモクセイの香りが辺りに漂っていて(おぉ、ラッキー)と、どんだけ“幸せの沸点”が低いのか!と、自分でも呆れるけど悪いことではないので放っておく。

以前、「何で“故郷”や“地域”を感じるか?思い出すか?」という委員会に入り、視覚情報以外に「“音”で故郷や地域を感じる・思い出す」という意見もあれば、「“香り(匂い)”で故郷や地域を感じる・思い出す」という意見があり、音だったら「路面電車が通る際の音、横断歩道の音、スーパー内の音楽、道後温泉本館の刻太鼓など」が挙がり、香り(匂い)では「〇〇〇で香った若葉の香り、〇〇〇で香ったキンモクセイ」を思い出す。

四国中央市に入ると製紙の香りがするし、海辺に行けば潮の香り、NYの空港を出るとモワッ!とした湿った空気とツーンと鼻をつく香りがしたのを思い出す(ついでに昼夜を問わずクラクション音がスゴいのもNY)。
地域の売り方、PR方法って色々あるよねという話。音も香りも地域資源と知り、耳と鼻に着目したのは面白い!とメモメモ。

2022年10月18日火曜日

新居浜市にて。


うーむ・・・。旧広瀬邸(新居浜市)よりも大きくて素敵な邸宅があるのか・・・と逃して知る。あそこは敷地の中に池もあり、池のほとりには祠もあり、奥行きもあるから池の淵を歩きながら「いい画」が撮れると思ったんだけどな。ただ、制作側が求めていたモノがなかったようで残念。先日の暴風雨で入口付近も一部破損したと言っていたから修復して、次回作に期待しようじゃないか!と自分を説得。

廃墟っぽいイメージも新居浜市(東平地区)にある。東平地区での思い出は、その昔、綾瀬はるかが座頭市を演じる時代劇で候補にあがったけど撮影時期が合わず逃す。今回は北海道の炭鉱跡と競ったものの「廃墟感」で逃す。あの廃坑路が使えたら・・・とも思ったけど、また機会はあるでしょう。「愛媛って雪降るんですね!」「雪よりも凍結です!通行止めになります」「なるほど・・・」

撮影は決まったものの、新居浜市までは届かず・・・惜しい!予算とスケジュールの都合からメインロケ地が決まれば、その周辺で探したいのはPなら当然。
すると地域はどうしたら近くまで来ている撮影を引き寄せできるのか?やはりロケ候補地情報を多く持っている方が有利。場所だけでなく、美味しい地物があるのも大切だしホテルも大切。

キカクのカは“加速”のカ


「公益プロジェクトの企画立案講座」と称して「キカクのキは“きっかけ”のキ」を開催したのは7月24日、最後はDone is better than perfect.(完璧を目指すより、まず終わらせる。)」で締めたっけそして10月28日(金)19時から第二弾となる「キカクのカは“加速”のカ」を開催します。
企画が立ち上がり、いざ!始めようと思っても加速しないのはなぜか?例え企画(≒アイデア)が良くても加速できるかは別問題。

企画の実現には資源(ヒトモノカネジョウホウ)を集めなければならず、集まらなければ加速せず。仮に集まっても「時代と握手(的確なニーズの把握と適切なウォンツの提供)」ができないと加速せず。だから現状の把握に「PEST素材」を私は好むし、プロジェクトを「図解化」して、自分にも相手にも分かりやすくする(矛盾を潰すという利点もある)。加速しないまま一年が過ぎてしまう理由はこんな感じ。

だから、「企画ができても、うまく進まない方が多い」と、1回目にお伝えした(涙)。やっぱり始めるなら確度を上げたいし、上げてもらいたい。そんな思いの「キカクのカは“加速”のカ」。第三弾となる最終章は「キカクのクは“工夫”のク」の予定。工夫することで納得感や訴求力はあがるという内容にする予定。できれば12月にできたらしたい!

2022年10月17日月曜日

脈々と受け継がれる。


フィルム・コミッションの醍醐味の一つが映画監督と出会えること。その中で「愛媛県出身の映画監督」と言えば、大森研一監督、冨永昌敬監督らがいますが、若手監督と言えば西山将貴監督です。
これまでに愛媛県は伊藤大輔監督、伊丹万作監督らを輩出し、二人は「日本映画監督協会」の設立にも尽力し、近代日本映画とも関わりが深く、そんな方々の故郷が愛媛県。最前線で活躍するアルタミラピクチャーズの桝井省志プロデューサーとは20年以上親しくさせていただいてます。

脈々と受け継がれていく愛媛の映画。作り方も変わり、撮影所で監督や役者などを雇用し徒弟制度で映画を作っていた時代から、師匠ではなく大学などで映画制作を学び仲間らと作る時代から、ネット上にスキルのある個人が集まり、スマホで撮影してクラウド上で製作した作品の品質は受賞するほど。

映画という「日常と非日常の間(はざま)」は何度体験しても面白く、地域を見直す機会になるとも思います。10/22(土)は、そんな愛媛の若手映画監督で最も注目されている西山将貴監督の長編デビュー作品「透明人間」のキックオフです。色々な関わり方があると思いますので、お誘いします。

ご近所探検。


近所を探検。駅前では「てづくり市」と「フリマ」が同時開催をしていて遠くからでも多くの人出とわかるほど。コロナ禍だけど、一人一人が予防策を徹底するしか手立てはないと思う。てづくり市は作り手さんが直接売っていて、立ち止まると声をかけてくれて話がスタート。アクセサリーや皮製品、陶器類やパン類、洋服や雑貨など、一つ一つの商品に背景や制作秘話などが聞けて面白い。

その勢いでフリマに行くと、てづくり市以上に人が多かったけど、並んでいるモノは・・・面白いモノもあったけど、気になったのが「出店者は知らない同士なのに並べている品が似ていたコト」「明らかにジャンク品を仕入れて販売してたコト」。至極個人的には「宝探し感」を味わえず、ちょっと残念だった件。並んでいる品が似ている理由を品から推測すると「クレーンゲームの景品(大きなぬいぐるみ)など」。そのようなモノが安く入手できるのもフリマの魅力だけどね。

ジャンク品と分かったのは某社の「値札」が剥がさてなかったから。ウーン・・・と感じながらフリマを後にすると脇道や小道があり、突き進むと緑が茂る合間を縫うカーブと色づいたカエデが綺麗な場所に出る。辺りを散歩と言いながらアングルを見つけるなど、ロケハンモードに入ってしまう。地域は色々な要素で構成されていると。

2022年10月16日日曜日

駅弁とロケ弁比較。


せっかくだし、ロケ弁の勉強も兼ねてと言い聞かせて、1500円〜2000円の「駅弁」を3つ買う。牛タン系が2種(うち一種は紐を引っ張ると化学反応で温かくなる)、海鮮系が1種。いざ!実食するとフツーに美味しい。冷たかったご飯も温かくなったようで染みた肉汁でパク!少食な老人もパク!牛タンも数mmの厚さで弾力はありパク!お土産、話題づくりとしても良かった!

でもロケ弁とは“やはり”大きく違ったのでメモ程度に比較すると。
1.駅弁は外装が派手↔︎ロケ弁は外装無。
2.駅弁は底上げ有
↔︎ロケ弁は無。
3.駅弁は野菜が少ない
↔︎ロケ弁は野菜も求められる。
4.駅弁は量が少ない
↔︎ロケ弁は量も求められる。
5.駅弁は値段が1500円が多い
↔︎ロケ弁は700円-1000円/個。
6.駅弁は特産の具材全面出し
↔︎ロケ弁の特産は少し出し。
7.駅弁には食べる際に温かくする機能有
↔︎ロケ弁は無。
8.駅弁は土産になる
↔︎ロケ弁は土産にならない・・・など。

行く先々でも話題にした「ロケ弁」。駅弁とは「弁当」というジャンルでは同じでも目的や用途が違う。とは言え【ゴールの一つに話題づくり】と同じことから参考になる点多し!とメモメモ。ちなみに店頭に並んでいた駅弁で最も高価だったのは2500円ほどの牛タン弁当。これ、ロケ弁だったら2.5個〜3個分の値段。目指せ!「全国ロケ弁選手権orロケ弁フェア」

観光客気分で。


帰り時刻までの
“隙間時間”は「るーぷる仙台」が最適!と書いたのが2021年12月。今回も2時間ほどあったので「るーぷる仙台(一回乗車:260円/大人、一日周遊券630円/大人)」に並ぼうとしたら大行列!「大変、ご利用が多く、一度に乗れる定員を上回る場合は次号のバスにご乗車をお願いします」というアナウンスが入るほど。次号バスは20分後に出発(平日は30分おき、週末は20分おき)

出発して約30分後の「仙台城跡」で下車。4年ぶりに伊達政宗騎馬像に面会と思いきや改修中とのことで足場が組まれ幕が張られ一切見れず。(あぁ、道後温泉本館に来たものの、外壁で覆われて来れたことに満足だけど、何か1ピース足りない“残念感”とは、こういうことか・・・)と実体験。なので30分ほどで、またバス停に並ぼうとしたら大行列パート2!かろうじて乗れたけど、乗れなかった方数人。

松山でも観光周遊バスが走ったものの休止した記憶があるけど、「1.JR松山駅→2.愛媛県美術館前→3.松山市駅→4.愛媛県庁前→5.萬翠荘・坂の上の雲ミュージアム前→6.秋山兄弟記念館→7.大街道・松山城ロープウェイ乗り場→8.愛媛大学・松山大学前→9.護国神社前→10.道後温泉前→11.宝厳寺・伊佐庭神社前→12.子規記念博物館前→13.石手寺前→14.伊丹十三記念館前→15.坊っちゃん球場前」だと、るーぷる仙台と同じ15ヶ所になるんだよなー。

2022年10月15日土曜日

発車一分前。


出張時は歩く。今回もひらすら歩いていつの間にか累計で400万歩を超えていた。地域を歩くと生活感を感じるのがいい、すれ違う学生の制服姿とか作業着姿の方とかいい雰囲気。時々迷ってしまったり、寄り道してしまうのも歩くからできること。
宿泊も土地勘がないから単に立地とか手頃な価格という理由で予約するから生活感が超アリアリな繁華街とかに泊まってしまったり。

閑話休題。秋田でも見かけたけど、今の旬は「りんご」で街中に溢れてた。尋ねた場所の一階でも美味しそうなリンゴが右にも左も並んでいて見た目は同じだけど種類が違う(これは愛媛で言うと柑橘の種類が多くて見た目では分からないのと同じだ・・・。)
帰りに買おうと思いつつ、別れ際は見送ってくれたので購入機会を逃してしまい、さらに仙台行きの新幹線の時間が迫る!

早足で歩き盛岡駅に着いたら、旅行支援制度の影響なのか「緑の窓口」が大混雑!窓口対応は出発の3分前!「急げば乗れますけど・・・」と消極的な窓口に「乗りますー!」と伝えて発券は発車一分前。受け取って超ダッシュで新幹線乗り場への階段を駆け上がり、目の前の車両に飛び乗ったらプシューと扉が閉まる。
盛岡・岩手のお土産を何一つ買えなかったけど、年明けにまた来るので良しとする。

叶えた人と。


フィルム・コミッションを単体組織で行っている所は少なく、県庁や市町役所、観光協会、コンベンションビューロー、商工会議所などの事業が多い。だから「フィルム・コミッション人材の募集」は稀で、ほとんどは内部での人事異動で担当者になる。
だから、FCをしたくて、就職を希望しても組織の人材として採用されて異動などで着任するのが多いから就職には狭き門と言わざるを得ない。

そんな稀なフィルム・コミッション人材の募集が運良くあり、応募して新規採用された担当者に会う。大学院まで進み、学んできたことは十分。「半年経ったけど今は何を担当してるの?」「今は関係者・協力者まわりが中心です」「振り返るとどう?」「関係者・協力者へFCのアウトカムなどを伝えてメリットと感じていただける努力が必要です」的な内容に日々、頑張ってるなと保護者気分。

日本にFCが誕生して20年、今では海外作品の支援もフツーになり(10/13に「東京バイス2」の表敬訪問が東京都庁であったばかり)、実績を積み重ねると関係者が増え、各関係者ごとに期待度などは異なるからFCへのニーズは多面化する。
「昔は支援実績本数だけで評価されたけど、今は誘客やシティプロモーション、移住促進や関係人口などへどう繋げるか?も大切だから活躍できる場は多いよ」と新人担当へエールして出張は終わり。

2022年10月14日金曜日

さよなら秋田。


秋田県内(能代市、にかほ市、秋田市、横手市、角館市)を電車で約480km移動して(電車は1時間に1本とか2時間に1本!)印象的だったのは偶然にも「スラムダンク(能代市)」「チェーンソーマン(にかほ市)」「クレヨンしんちゃん(秋田県)」「釣りキチ三平(横手市)」とマンガ/アニメで地域をPRに活用したいと思っていたコト。横手市には40万点の漫画の原画を展示している「マンガ美術館」もあった。京都の国際漫画ミュージアムしか知らなかった。

角館市は漫画ではなく「桜」。人口2.4万人の地域に年間580万人が訪れるモンスター地域で、桜祭りの時期は2週間で140万人が訪れるとのこと。松山市が年間600万人だからほぼ同じだけど、松山市の人口は50万人。角館市は2.4万人だからな・・・。オーバーツーリズム気味であることは担当者も認識していたけど、角館駅を降りた時は静かな駅前だったけど、さぞ、すごいんだろうな。

秋田に来る機会は滅多にないから、しっかり感じようと精力的に動いたけど、意見交換をする中で「秋田県内のFCや観光関係者対象の研修をしましょう!」と担当者と意気投合して12月に再び秋田を訪れることが決定。行く先々で親切におもてなしをしてくれた秋田、すっかりファンにり、関係・交流人口の一人になった件。

2022年10月13日木曜日

副市長の出迎え。


今回、にかほ市を訪れるまで「象潟」という名称を読めなかった私。「キサカタ」と読み、その昔は大小百数十の島々があった入り江で江戸時代に松尾芭蕉が「奥の細道」で訪れた最北の地とのこと。
そんな大小百数十の島々で構成される入り江は1804年の大地震で地面が隆起して陸となり、今では水田などに形を変え、1934年に「象潟」という名称で天然記念物に指定され国の名勝にも指定された・・・十分すぎる物語。

にかほフィルム・コミッションを訪ねると、ナント!にかほ市副市長が臨席。
「今やフィルムコミッションは実写作品だけでなく、アニメやゲームも支援対象です」などの意見交換をしていると、副市長の後ろに漫画の単行本があり「チェーンソーマン」だった。
「副市長、もしかして藤本タツキさんってにかほ市出身なんですか?」「はい、そうなんです。」「キラーコンテンツじゃないですか!」

すると隣席の課長「おわかりですか!全巻揃えて読みました。」課長の発言に超ビックリ顔のFC担当者(笑)。「市の出身者として応援しています」と副市長。「物語に出てくる本屋さんは実在して今もあります。」とFC担当者。話が急にヒートアップする。
終始盛り上がった意見交換後、「あれ?これはネイガーですか?」と私。「よくご存知で!ネイガーは、にかほ市出身なんです。」「えっーーーーーー!」と、また私。

1724通りの中で。


「秋田のJAが将来の農業人育成に農業科のある高校3校に1台ずつ演習用としてトラクターを寄贈」とローカルニュースを見て「愛媛にも農機具メーカーがあるけど高校などに寄贈してるのかな?」と思ったり、「目の前は海、後ろは山。海抜0mから2200mまでの急激な地形はとても珍しいんですよ!」と、にかほ市。0mから1400mは愛媛県西予市、PRに余念がない自治体や企業。

フィルム・コミッションは県や市町村が母体の所が多く、故に観光施策やシティプロモーションなどと相性もよく、地域のPRにも役立っています。とは言え、全国各地の市町村総数は1724あり、1724通りのPRが日々されているわけで、各地で話を聞けば聞くほどオリジナリティの重要性を痛感し「井の蛙(≒他を知らないコト)」「裸の王様(≒施策に酔う勘違い)」にならないよう意識しないと!と気が引き締まる。

羽越本線に揺られながら時々見え隠れする日本海はザッパーーーーン!と波飛沫が激しく(おぉ!瀬戸内海では見ない激しさ)と見入ってしまい、そこへ夕陽が水平線に沈む光景も瀬戸内海では見ない光景(瀬戸内海では島々の陰影に沈む)に「同じ夕陽でも色々と違うもんだ・・」と感慨にふけったり。1724通りの中でオリジナリティを出すって簡単じゃないけど、やりがいはある的なコトを言ってた職員。

2022年10月12日水曜日

夢に乗る。


この作品は私にとって2つの切り口があって、一つは「フィルム・コミッション」として
「愛媛県出身の新進気鋭の映画監督の長編デビュー作品を支援」という大義名分。通常業務内だけど、陰ながら応援していたから(この時が遂にきたか!)と思っていたのは事実。
もう一つは「エールラボえひめディレクター」として「夢を実現したい若者の挑戦&応援のモデルケース/ロールモデルにしたい。」と言う気持ち。

撮影支援は、これまでのノウハウを活かせばできると思うけど、西山将貴監督作品を通してストーリー以外に掲げたテーマ(=夢を実現したい若者の挑戦&応援のモデルケース/ロールモデルにしたい。)は実感できるか?はチャレンジング。それも長編デビュー作で・・・。
でも、市民が制作に参画することは「応援団」とも解釈もできるし、(次は私も!)と続く若者が出てくれたら泣く。

「映画制作を応援、関わってみたい人」「大勢で一つのものづくりを体験してみたい人」「応援や参画を通して自らも発見や気づきを得たい人」「挑戦する人を応援したい人」を求めていて、より詳細を知りたい方はコチラからアクセスしてほしい。
西山監督いわく「海外映画祭への出品」を目指しているとのことで、そんな作品に関われるって夢がある、ワクワクがある!

能代市と言えば。


本当は「能代駅」に行きたかったんだけど、窓口で「強風で運行が止まってるんですよ。」と言われ「えっ!どこまでなら行けますか?」「東能代ですね」「東能代ってどこですか?」と土地勘がないからサッパリ分からない。助言いただき「(青森県)弘前行の鈍行電車に揺られて東能代駅」へ。一瞬ゾクッ!としたけど、(くっー!面白くなってきた!)と先の見えない読めない展開がワクワクする変態。

東能代に着いてもタクシーはおらず、直通電話して来てもらい能代市役所へGO!初対面の担当者らと意見交換し、「FCは今やアニメ作品も支援するんですよ」と伝えると「能代市には“スラムダンク”の山王工業高校のモデルと言われた能代工業高校があるんですよ!非公式だけど・・・」と担当者。スラムダンクを読んだことはないけどザクっとは知ってる。どこの地域にもアニメ関連の話題はある!

受け身姿勢ではなくなったフィルムコミッションの存在に盛り上がり帰路に。電車に乗れたものの単線で強風の影響で駅で行き交い電車を待っていたら、終点の秋田駅に着く頃は予定より30分遅れで到着。でも、おかげで鈍行電車の旅はゆっくりできた。初めての土地で滅多にない経験っていい!
ちなみに愛媛の日没時間は18時だけど、秋田は17時に真っ暗!昨日の強風は全国で2番目の強さだったとのこと。そりゃ、止まるよね。

2022年10月11日火曜日

多彩なエール。


5200回目の日記。5000回目が5月22日だったから5ヶ月ほどで+200回、40本/月ペースか。
昨晩はFC今治オーナーの岡田武史さんによる講演(個人的には「遺伝子にスイッチ」「ロールモデルのない時代は、“まずやってみる!”」が印象的だった)。大盛況で良かった!
今年度から運営者が変わり刷新した「エールラボえひめ」だけど、変わらないのは、この先も想いを応援したい&応援を受けたい」という方への企画が目白押しということ。

10月22日(土)は【西山将貴監督の長編デビュー作品への応援プロジェクト】のキックオフプレゼンが渋谷QWS(キューズ)で18時から(愛媛県へはYoutubeで見れる予定)。坂本プロデューサーいわく「当日までに決まっていることも多いと思う」とのことなので楽しみ!
映画を直接応援したい人も間接的に応援したい人も参加可能。まもなく参加申込が始まる!私も当日に駆けつける!

10月28日(金)19時からは【キカクの“カ”は加速のカ】をマツヤマンスペースで開催。7月24日に行った【キカクの“キ”はキッカケのキ】の第二弾。企画を加速させるにはリソース/資源(ヒトモノカネジョウホウなど)が必要。そして「時代との握手≒正確なニーズ把握と適切なウォンツ提供」ができているか?その検証方法としてアイデアの図解化も学ぶ機会。

みやげ、大事。


今頃は韓国・釜山に渡り「釜山国際映画祭」に参加しているはずだった。コロナの影響で行けず慌てて更新したパスポートの活用はお預けとなった。だから予定がポッカリ空いたけど、今は秋田県へ向かっている。国外がNGなら国内ということでFC訪問、なかなか会えないFC仲間へ会いにいく企画。これ、Youtubeで配信向けの企画!と思ったものの、3年前の始めた時からやればよかった・・・と後悔。

これまでに数百個の愛媛のお土産を購入しては訪問先に渡した。老舗の味から新商品まで、時には「スーパーで売られていた新商品」や「生産者からから直接購入する六次化品」「柑橘などの青果」なども渡してきた。色々な種類・味がある中で今回は「タルト」にする。(なんだよ!フツーだろ!)と思われるけど、先日の撮影相談で愛媛出身の芸人さんがタルトについて触れていたとのことで、話題として購入。

土産について薄墨羊羹さんと「開発(唐草こざくら)」したこともあったし、「あれ」「これ」と土産について書いてました。ホント、みやげ大事。仲間とは今後も会うわけだし、その時の話題(感想など)にも繋がるし、何よりも地域代表の印象となるから営業ツール。
そこで提案したい。「全国ご当地もなか部」としては一口サイズのご当地もなか(例:城や名産など)を開発してください。結局そこかい!

2022年10月10日月曜日

愛媛県は36位だけど。


参考&話題程度に見る「全国の魅力度ランキング」。今年の愛媛県は【36位】なの?前回(32位)よりも下がってるじゃないか!そして「市町村魅力度ランキング」の上位50位内に愛媛県内の20市町はランクインしていない!でも「食品以外の想起率」とやらの項目では「今治市」が【1位】になってる!これは「今治タオル」のことかな?でも50位以内への影響力には及ばなかったということか?

魅力度ランキングでは「観光意欲度」と言われる指針が最も影響するとのことだけど、これはコロナ禍での調査もあり「期待値」も含んでるんだろうな。あれ?「消滅しない都道府県ランキング」ってなんだ?あら!こちらには愛媛県は【第7位】とベスト10にランクイン。前回の8位よりもあがってる!構成指標の一つ「愛着度」が【80.5】って、ココだけ切り取れば【第6位】って、どれだけ郷土愛に溢れてるの愛媛県!

でも移住先NO.1と評された「西条市」が入ってないし、世界の持続可能な観光地として評された「大洲市」も入ってない。BEST IN TRAVELの6位には「四国」が入ってるし、フォーブスではいくべき世界の52ヶ所の中で第7位、NYタイムスにも「SETOUCHI」は「いくべき観光地」となってる。
日本国内の人口が減って旅行人数も減るとわかっているのだから、国内よりも国外(世界)と思うのはフツーと思うけど。私見です。

照らすのは自分。


「その時は来ない。」を考えさせられる。パソコンの替え時とか海外旅行のタイミングとか、転職の機会とか投資の時期とか、色々と考えては“その時”を想像したり、事情と照らし合わせるけど、ベストなタイミングなんて“向こう”からは決して来ない
だから本人が決めないと始まらない。頭でわかっていても痛感。一年前は110円/$だったのに今は145円/$なんて誰が予測できたか。

人生は一度しかないから、先々(借金返済とか親の介護とか老後の2000万円問題とか住居問題など)を考えるのも大事だけど、考え過ぎると「タコツボ化」するし、先を考えても漠然とした不安からは逃れられないから【今】に焦点を合わす。それは年齢に限らないこと、ただ若い人の方が選択肢というか可能性は多い気がする。80歳を寿命とすると残り30年は長いようで短い。

(いつか、クルージングで世界一周したい)と言ってたけど、“いつか”と考えるのは現状を考えるから。でも色々なことに忖度しても、周りはそんな忖度について気にしないし、道筋も示さない。
仮に数週間不在でも今ならネットもあるし(休暇先まで仕事を持ち込むのは“繋がらない権利”など賛否両論はあるけど)、大丈夫なんじゃないの?進む先を決める・照らすのは自分。と感化される。

2022年10月9日日曜日

足元にもいっぱい。


いい天気だったので気分転換に18時過ぎに松山城へ上がってみたら、ものすごい人!そしてステージが組まれて演奏会をしてた。インフォメーションによると今日も演奏会などのイベントがあるらしい。
10月に入り18時は太陽も沈み暗い。ランタン?みたいなモノが飾られていて、その脇を子供たちが走り回っていたけど、子供の目は夜行性なのか?先日は地方祭でワイワイガヤガヤしてたけど、なんだかいい。

魅力は、どこか遠くでキラキラしているモノコトばかりに目がいくけど、実は足元でも光っているけど私たちは“見慣れて”しまい気づかないか、埋もれてしまい掘り起こして磨く必要がある。と研修や講演会では必ず伝えている。お金や時間をかけなくても、こんなに足元で楽しめる松山(愛媛)はポテンシャルが高い。ちなみに松山城の山頂広場から“夕陽が瀬戸内海に沈む”のも“月が輝いて見える”のも魅力。

この一週間は下灘駅や興居島、釣島など色々な所へロケハンしたから一層強く思ったのかも。ただし、どの場所も“ごくフツー”な場所なのは、物語の多くは日常で起きる出来事だから。
そこへ一本の電話。電話主は映画監督を名乗り、聞けば「日常で起こる事件(≒非日常)」を撮りたいとのこと。「お待ちしています。」としか言えなかったけど、ロケハンしておいて良かった!と。

イタリアンがいい。


お酒を飲まない私でさえ知っている「バー露口」が昭和33年から64年間の営業を閉じたのは先日の話。そう言えば、ハイボールをキーワードにしたご当地映画の企画があったけど、いつの間にか泡となって消えてしまった。やはり映画化するなら制作資金を用意してからと思う。
と、思えばバラエティ番組に情報を提供したことがある「とんかつパフェ」で有名な店が補助金の不正受給・・・。とんかつパフェに罪はない、想像とは違い美味しかった。

閑話休題。「友人が松山に行くからいい店を教えて!」「家族で初松山なのでオススメのお店を!」など「お店辞典」のように思われてるけど大きな誤解!そりゃ、撮影隊やキャストのために「食事処マップ」を作ることもあるけど、私個人は外食しないし、お酒も飲まないから夜の店を知らない。だから急に言われると本木雅弘さんを「アサヒ」に連れて行ってしまったり(とても喜ばれたけど)

「イタリアンがいいです。」のリクエストに、てっきり愛媛の郷土料理と思ってたからビックリで記憶を辿り数店舗紹介したら「シシリアに行きました!美味しかったです」だったので行ってみる。15年以上ぶりなのは確実。壁中に訪問時のサインがあり(こんな感じ!)と記憶を取り戻す。そして次々とくるお客さんが50代、60代の方が多かったこと!お客さんから愛されてるから30年?も続いているのねと、こういうお店も地域資源。