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2022年1月14日金曜日

諏訪湖を眺めながら。


初めて食べた長野県の特産品「信州サーモン」の濃厚な味でネットリとした食感に驚く。(海無し県なのに!)は浅い考えで反省。清らかな水があるではないかと・・・。
平穏に開催できると思いきや急転直下で状況が変わり、ドタバタするもブロック会議を長野県諏訪市で開催。ブロック会議の話題の一つである「コロナ禍での撮影」は良くも悪くもタイムリー過ぎて盛り上がる(軽視はしていません)。

「撮影隊に陰性証明などを求めるなら我々FCだってキチンと証明すべき」「撮影準備中に陽性発覚で撮影中止」「撮影に来ないで!とハッキリ言えない」など意見が出る中、【承認と認証の違い】になる。FCとして【承認と認証】を間違えると痛い目にあうこと説明する(ざっくり言えば承認は規定に沿って了承する行為。認証は正当性を認めていること。←違ったら指摘してほしい)だから責任の有無が異なる。

陰性証明書を出したからと言って認証にはならず承認となる。なんで、こんなコトを知ったかと言うと、NPO法人を設立する際に「お墨付きをもらった」と勘違いするNPO法人が多かったから。定められている規定の書類を提出すればNPO法人の設立は承認される。でも自治体などに認証されたNPO法人も存在していて【認定NPO法人】と言う。こんな所で役に立つなんて・・・ということ。

アナログな仮想体験


「狭間なんですよ!ハザマ」と言ったら周りにポカーンと引かれた時は忘れない。私の説明不足と相手の理解不足が露呈して、互いにすれ違ったまま進めたから結果はイマイチでTHE END。でも何度でも言いたい!何のコトかと言うと「ロケ場所は現実と仮想、日常と非日常が曖昧に重なっていて、物語の追体験もできる、想像を膨らますこともできる、交流も飲食も購買もできる不思議な場所」なのだ。

撮影されたコトは大きな成果だけど、そこで満足せずに「可能性の入り口」と捉え、ロケ地にどんな価値を創出できるか?が役目。ハザマの成功例は聖地巡礼で、現実世界にイメージをオーバーラップさせて想像を楽しむ。VRなどが大流行りだけど機材などを必要としない「アナログな仮想体験」を形にできないかと妄想中。先行する類似サービスはポケモンGOかな?少し違うけど現地へ送客するのは同じ。

腹が減ったら「ロケ弁」。行く先々でロケ弁!ロケ弁!とPRしていることもあってか、少しずつ各地でも積極的にロケ弁を売り出し始めた。「今度、ロケ弁フェアをするんですよ!」と地方FC。実際に複数のロケ弁を売るとのこと。仮想体験でも現実に腹は減る。この二つがガッツリ噛み合うと訪れた記憶は深く刻まれること間違いナシ!狭間だからこそ、想像を盛ることもできるってこと!

2022年1月13日木曜日

性弱説ふたたび。


死活問題はどこも同じという話。手にした新聞で地元産業の一つがコロナウイルスの影響で事業撤退。撤退すると再び事業再開は難しいから地域の魅力、価値が一つなくなると思っていいか。暮らす場所が異なると他の地域について全く分からないけど、こうして「衰退する(既になくなった)地場産業」は他にもあるんじゃないかな?沖縄ではレンタカー事業者が新たに事業撤退とも言っていた。ピンクのフードデリバリーも事業撤退もニュースになってた。

愛媛県でも近所にあった大型スポーツ施設が閉店し施設が解体されていたり、商店街も空き店舗が目立つ。ロケハンをお願いしようとした所は休業中で入れず・・・。「みんな一時期の緊急的な措置で耐えれば、その先は回復すると思ってたけど、緊急措置が恒常的になると“エッーー!”てなるよね」となる。回復するとは実は思い込みで、この先は80%経済など「縮小経済になります」と警鐘する専門家の言葉も話題に。

「事業撤退も休業も、果ての倒産も全部自己責任か?」と行きついてしまう話題。「他人の心配をする余裕なんてないでしょ?」と話を振られて「そうだね」となる。心の余裕がないと、つい他者と比較したり、不都合な真実に見て見ぬフリしたり、自分の都合のよい方向に考える。これこそ、性善説でも性悪説でもない【性弱説(人は生まれながらにして弱い)】なのか!と自分なりに納得する。

2022年1月12日水曜日

住めば都。


「もう、みんな安曇野に来たらいいのに!」と安曇野に移住して数年の方。「温泉もあるし、毎週数回、仕事帰りなどに行ってますからね。東京で働いていたら同じことはできなかったですよ」と続く。その言葉に「お疲れさまー、じゃあ、今から滑ってくるね!」と、松山での仕事帰りに車のトランクに「スノーボードを冬場は常備している人」「温泉セットを常備している人」「釣道具一式を常備している人」の顔を思い出す。

自身はその土地に直接的な縁がなくても“何かしら紡がれて”縁(≒きっかけ)となるのが移住。ひと昔は移住=定住のイメージだったけど、多拠点生活や季節生活も移住のイメージに組み込まれて、「広義では2年間や4年間の学生生活だって移住だよね」と進言したっけ(あんなこんなそんなで移住ネタを書いてた)。個人的にはゼロから人を呼び込むより、既に“きっかけ”がある人へ対策した方がいいと思うけどね。

とは言え、移住も簡単じゃない。「地方には空き家がいっぱいあるのにナゼ、貸さないの?」とあるけど、「思い出のある家を全く知らない人にどう使われるかも分からないのに簡単に貸せない」という意見もある。売り家も少ない。仕事も移住者全員が創業や起業を目指してるわけではないから就職も選択肢。最大の難敵は【愛の壁】で地域に愛着が強いほど壁は高い傾向。気持ちは分かるけど時代は違う。

2022年1月11日火曜日

もう来月だった!


「成果の共有」と教えられたプロジェクト終了の振り返り(≒打ち上げ)。各メンバーが思ったこと、感じたことを話して意見を交わし、他は(そんなコトがあったんだ!)と共有する。私はもっぱら聞き役で、話題に意見を添えつつ、頭の中で整理して(今後にどう活かせるか?)みたいな思考でイメージにする。短い間だったけど、濃い時間だったと改めて思う。ちなみにナビーラは何人?と言う話題が面白かった(笑)

「〇〇〇〇ができそう!」「〇〇〇〇はどうですか?」という意見には基本的に大賛成。なぜなら、“それ”がメンバーのモチベーションにも繋がり、結果、子ども達にも良い効果を与えるなら、やらない理由はないから。何事もやってみないと分からない。だから成果の共有は振り返りつつ、今後さらに伸ばすにはどんなことができるか?的なものが好き。もちろん、お互いの労いや創出した価値の共有もある。

ハッ!としたのは【来月には春のココ大付属学園の申し込みをすべき】ということ。保護者からすると、なるべく早く申込を完了させたいはずとなり、告知期間、申込期間、手続き期間などを考えると告知は2月でないと間に合わない!こういう気づきも成果の共有ならではの成果。写真は食事の写真を撮り忘れたので大洲でいただいた郷土料理。そう!成果の共有では美味しくもなければならない!

2022年1月10日月曜日

邦画、洋画を見るのも仕事。


日本の興行収入で邦画、洋画の比率が邦画の方が多くなり7-8年。それまでは洋画大作に押されて洋画の邦画興行収入に占める割合は多かったものの、昨年(令和2年度)は(コロナウイルス、鬼滅の刃の影響大だけど)邦画が76.3%、洋画が23.7%と差が大きかった(ちなみに令和元年度は邦画が54.4%、洋画が45.6%)。日本で公開される洋画は有名な俳優、有名な監督、続編、シリーズ、リブートと数字を見込めるのが多い。

だけど、配信系が普及して日本未公開?オリジナル作品?という作品もラインアップされていて、でもパッ!と見は大作に見える作品を発掘するのが最近のハマり。でも超有名な俳優は出ていないし、どうなのかな?と思って見てみると、(えぇー)と思う内容で、違う意味で“面白かった”件。そして、エンドロールでどこのFCが作品に関わったかインセンティブを受けた作品かの有無もチェック!

上官が謎のAIで、それは超極機密事項で案の定、上官は無敵で自我もあるけど何を狂ったのか人類滅亡で浄化させようとして無敵のはずなのに、銃で倒れてしまったり。宇宙ステーションのクルーは選抜で超優秀な人材なのに自己犠牲で己の役割を自覚したり。また、なんだか分からない気候異常に街は破壊される中、ひたすら逃げ回り、クライマックスも車で逃げながら「大丈夫だよ」と言ってフェードアウト。
邦画も洋画も見るのが仕事です。

2022年1月9日日曜日

ココ大付属学園【冬】終了。


ココ大付属学園【冬】では、シルバー人材センターへ有資格者の方に子供たちの見守り役をお願いした他、松山東雲女子大学からは保育を学ぶ8名の学生を受け入れ、子供たちの見守り役をお願いしました。シルバー人材センターの方は、その名の通り60歳以上で、これまでの経験は学校の先生や園長先生などを歴任したスペシャリスト。そんな方々と一切の資格を持たない私が仕事をすると、色々と驚かれます。

とは言え、共通の話題には子育てなどがあり、互いの子育て経験を話すと“ノンフィクションだから面白く”て笑ったり、驚いたり。一致した価値観の一つは「経験は一つでも多い方が心が豊かになる」ということ。
松山東雲女子大学とは「子供たちとの接し方」について話す。子供たちは直感で(この人と遊びたい!)と学生に近づき、触れ合って関係性を続けたり離れたり。「印象的だった子はいましたか?」と、尋ねると。

子供の癖や言葉遣い、仕草、態度、性格などを触れ合いの中で感じていて頼もしかったり。ココ大付属学園にはナビーラ、アヤカさん、トモミさん、セイコさんというスペシャリストもいて“人ありき”の事業。雰囲気って人が醸し出すから人が大事。
松山城の梅が咲き始め春の到来を感じさせる季節になっていた。ココ大付属学園【冬】はこれにて終了。日常に戻る!

【7日目】振り返り。


子どもたちに謝ります。「“なんでやねん”と、何回も言いましたが関西弁は喋れません。」「どこに住んでるの?→ハーモニープラザに住んでます。」「生まれはどこ?→インチキ星です」「何組だったの?→からあげ組です」など、数々のインチキを答えてきました。そのたびに子供達が真顔で驚く表情が可愛く、またツッコミ機会でも“いい答”をしたと思います。
ただ中には「インチキをネットで調べたぞ!」と探偵のような強者もいて、インチキが剥がされる。

夏も参加した子どもたちは成長の様子を見せ、初参加の子どもたちは積極的に自分の意見を出せるようになり、一体感の雰囲気を感じた所で冬編は終わり。「次は春だね!」と手を振る子どもたち。「(春編の)申込日はいつですか?」と保護者。2ヶ月後には申込をおこなっているはず・・・。

基本的に寛容の姿勢でしたが、子供たちを叱った時もありました。分別を曖昧にしては今後も繰り返すと思ったからです。なので叱る理由を子供たちにハッキリと伝えました。第三者から叱られることも少なくなった昨今ですが、預かる役目とはゲスト扱いするのではなく、大人でも子どもでも共通の“道徳”について学ぶ時間でもありました。お互いに信頼してるから言えたコト。

2022年1月8日土曜日

ブラックリスト、ホワイトリスト


「もう、ブラックリストが必要ですよ!作りましょう!」と関係者。ブラックリストがあると、そのリストにある方とは取引を控えたり、警戒したりなど、防衛策を事前に練ることができる。あった方が役に立つかもしれないけど、なんだか気が進まない。それだったら「ホワイトリスト」を作った方がいいと思う一人。その理由はホワイトリストの方が1000倍参考になるし、価値がある。

ホワイトリストは「互いに有益な結果を残したので他の方にも推奨しますリスト」だから、もしも存在したら「そんな事業者だったら是非一緒に!」とならないかな?さらにホワイトリストに掲載する際は明確な「掲載基準」を設けて平準化できれば、仮に第三者が見ても納得感があるかも。すると、掲載を推薦する方も自身がしっかりしなければならず、双方にとってメリットが多いと思うのは私だけか。

ただ作成などに「手間」は増える。賞金が出るわけでもない。メディアにでるわけでもない。だけど信頼は得られる。その結果、好事例の協働が増える可能性はある。ブラックリストは人と遠ざけるのに対してホワイトリストは人を近づける。ホワイトリストに乗っていない=ブラックリストではない。でも(ホワイトリストに載ったら)と期待できるかもしれない。不寛容な時代への抗い。

【6日目】好きなコトをみつける。


好きなコト、したいコトが見つけられたら幸せ。好きかどうかは、やってみてから判断する。そして(面白い!続けたい)と思うのか?(ん!?ちょっと違う)と思うのか?考えたらいい。この時、本人(子供)が判することが大切で、親のイメージと違う、主流と違うと思っても最終判断は子供の意思を尊重するべき(なぜなら、好きなのは子供当人だから)。親に葛藤があるのは分かります。

体育館をのぞくと、白熱のドッヂボール中。1年生から6年生、男の子、女の子が混ざりボールを投げたり避けたり、キャーキャー言ったり。好きなことをして過ごす。とりあえず発散すると気も収まるのか(疲れるのか)その後は落ち着くこどもたち。創作にしても我々から提供するコトもあれば、自らの創作意欲に従いオリジナル作品を創る子も。「勉強が嫌い!」という子も「モノを作るには測ったり、足し算するのに算数は必要だよ」と伝える。

好きなことが見つかると副産物が多い。先ほどの計算のように知らずうちに“好きな範囲”の中で、“いつの間にか”してしまったのは賜物。悩ましいのは、してみたことと、好きなことはマッチングする時もあれば、何度体験してもできない場合もある。親にしてみたら辛抱の時だけど、子供の観察にも役立ち、無駄なことはないはず。くれぐれも頭のみで理解する大人にはならないでと。

2022年1月7日金曜日

【5日目】好奇心。


「だれでもインチキ先生になれるバンドが開発」される!劇画風でシオン画伯作。「インチキは目が茶色だ!」ということで、出来上がった作品はシリアス表情のインチキ先生になれる。早速、子供達が「着けたーい!」と言うのでかけてみると・・・。だれでもかわいいインチキ先生Jr.になれた(笑)。でも爆笑は私だけで、周りの子供たちは引いてしまってた。こんな子供たちからのギフトはどんなものでも嬉しい(他に来夏のココ大付属学園への意気込みを書いた手紙ももらった・・・)

他には福笑いを「そんなの知らなーい!」と言う子供たちも、目隠して置いたパーツがヘン顔になり爆笑したり、あっちでは「松山城だ!」と積み木を高く積んで満足した後は壊す様子をスローモーションで記録したり、一人で凧を作って飛ばしてみたり、落書きしたり・・・。昨日は午前中が雨の影響で外に出れなかったこともあり、体育館で発散させた子、創作意欲を爆発させた子など、一人一人が考えた一日。

体を動かす、創作するなどの源となる“意欲”はどうやったら育めるのか?大人はどうして意欲を失う時が多いのか?独断と偏見で思うに「好奇心」があり、今はまだない“ちょっと先(遊んだ後、創った後、着けた後)”が描けなくても楽しそう!と思えること。大人の場合、先が描けないことは好奇心よりも不安(うまくいかない、評価が気になるなど)になることも多く、不安を色々想像できる経験済だからか?

笑えない話。


フム、悪口(悪評)が出るというのは「社会をよい方向へ変えようという意志の表れ」という考えもあるのか!また悪口を交わすことで周りがどう考えているかの学習にも繋がるから世の中から悪口(悪評)はなくならないし、悪口(悪評)は無意味ではなく社会に重要な役割を果たしている。うーん「社会をよい方向へ変えようという意志の表れ」は腑に落ちたけど・・。

当事者は「いやいや、そんな理屈じゃなくて大変だったんですよ・・」という話。お金の集め方は多様になり、最近ではクラウドファンディングも加わったけど、やはりタイアップ(スポンサー)が多く、最もダメダメなのは素人を捕まえて、分からないことをいいことに言葉巧みに説得させてしまうこと。ヤバいポイントは契約書や覚書をあえて交わさないから、不審に思ってもはぐらかされて後の祭!
ついでに言うと「行政のお墨付きです。」と言う輩もいるけど、行政はお墨付きなんて絶対に出さない!

「泉谷さんに相談しておけばよかった・・・。」と言われても時すでに遅し。でも、事例を報告してくれただけでも感謝。でも、そこは既に・・・。当人たちは気づいているのかな?地域を食い物にしてはダメだって!どんなに良い事例を積み重ねても悪事一つで全部がパー!になってしまう話。研修素材が増えたのはいいけど、全く笑えない話題。

2022年1月6日木曜日

【4日目】伊予銀行本店へ潜入!


夏に予定していた伊予銀行での「お金の授業」がコロナウイルスの影響で延期になり、冬休みは「お年玉」もありお金について知る・学ぶには良い機会と、伊予銀行CSR室が協力してくださる。子供たちにとって銀行は「未知の世界」で、行く前は???な感じで「何しに行くの?」とソワソワする子ども達。しかし、最初こそ緊張していたけど、ゲーム感覚で盛り上げてくれる行員に子ども達はハマっていく。

「お金チェック」では虫眼鏡を使って本物のお金を細かくチェック。“透かし”で見えた像に「誰?この髭の人(←野口英世です)」という子もいたけど、そこは別の機会に学ぼう!電卓を使ってクイズ形式の足し算。一年生には電卓が“ゲームコントローラー”のように見えたよう。そして伊予銀行製手づくり1万円札×50枚でする札勘で「たて読み」「よこ読み」を知り、いざ!「よこ読み」に挑戦!扇型へチャレンジ!

他にも本店営業部を見学させてもらったり、名刺交換したり、きっと家で家族へ多くの話題を提供したと思う伊予銀行見学。そう言えば2015年1月6日に「レシート探偵!経済を追え!」という授業を伊予銀行でさせてもらった。
帰り道はできたこと、できなかったこと、簡単だったこと、難しかったことを話しながら、あっ!という間にたどり着く。昨日の経験は今後にきっと活きる!

レゴレゴレゴ!


「これだけのレゴがあるとケンカはおきませんね」と、見学に訪れた関係者。その通りで今では100kg以上となったレゴは10人が同時に遊んでも“遊びきれない量”だから「取り合い」も「奪い合い」も起きません。あら、2017年の時は50kgだったのか!2014年の頃は30kg程度長男くん、末っ子くんが遊んでいる程度だった!これだけ増えると保管も大変(コンテナ6個分)となる。

「見てー!」と女の子。手にはレゴの花を重ねて花束を作って見せにきてくれる。(そうか!花は横に並べて“花畑”のイメージがあるけど、縦に重ねると”花束“になるんだ!)と気づいてパチリ。この柔軟な発想力は大人では難しいかも。この後、黙々と家を作り続けた女の子は昼休みの「片付け時間」には自分の名前を書いて他と混ざらないようにしたけど、帰り際は渋々解体して片付け(レゴは毎日バラバラにして翌日にリセットがルール)

レゴでは家や基地、城や店、乗り物や船以外にもコマも作れるし、本棚も椅子も作れる。自らの想像力に任せて何でもつくれるのが特徴。ブロックを何千と組み合わせて複雑な形を作るのもいいけど、創造力&想像力を鍛えるなら「最少ブロックでの創作」が面白い。子供たちが真剣に遊んでいる姿を見て「いやぁ、テッパンですね・・・。」と先出の関係者。レゴにまみれたくて参加している子もいるとかいないとか。

2022年1月5日水曜日

超老人


私は30歳で転職し40歳で独立。妻は40歳頃に博士になり、大学に就職してその後、46歳で起業して、50歳過ぎで別の大学へ転職。自分のキャリアをどう形成するか?は機会や実績にも左右されるから20代の頃に抱いていたイメージと違うことも多い。もちろん「最初に就職した事業所に勤め上げる」もある。のほほんとしていたけど、この先のキャリアを考えている先輩がいて定年後に新たな事業に取り組まれるとのこと。

30年ほど前までの定年は55歳!1998年に60歳未満の定年制の禁止。2013年に65歳までの希望者全員に雇用義務化、2021年に70歳まで働く機会の努力義務となると、漠然と描いていた“ゆっくり余生”はなさそうで、60歳定年というのはリタイアではなく、新たなスタートかもしれないと。うひゃー!働き方も多様化してきたから60歳なんかで区切りがつかない職業もあるし、複業もあるだろうな。

2065年、人口は全体的に少なくなるけど70歳、80歳の人口も多く意欲、気力、体力さえあれば、異年齢とバリバリ働くこそもあり、もしかして70歳、80歳で起業や創業なんてこともあるかも!まさに超老人。60歳以降は余生ではなく第2、第3の壮年期かもしれない・・・。すると定年を目標とするのではなく、第二、第三の壮年期がイメージできると、今からの心構えも変わるわけで・・・。

【3日目】はじける。


当初はそれぞれがつくった「MY羽子板」で新春気分を味わおうという計画でしたが、30分もすると、「鬼ごっこ」になり「逃走中」になり「イカゲーム(だるまさんが転んだ)」になる。子供たちは蜘蛛の子を散らすように一目散に逃げてゆく。やはり何かの鬱憤を晴らすかのごとくモーレツに走り回り、服を脱いで半袖になり湯気を出す。見守る我々に突進してくる子もいて、“はじける”とはこのこと。

写真では、横一列に遠ざかっているのは「鬼ごっこ」グループ。「羽子板」グループは“ラリーが何回できるか?”に挑戦で連続5回だったかな?カーンコーン!良い音を響かせていました。他には「逃走中をしよう!」と仲間を集めてるグループ。堀之内公園は広いからムズムズするんでしょうね。子供たちと一緒に走り回ってくれているのは松山東雲女子大学の学生。「インチキはいらない!」と言われてしまう始末・・・。

私のエゴかもしれないけど、これでいいと思ってます。子供たちが弾ける機会は少なくなり、気が済むまで遊ぶから、帰りもスッキリ帰るし、その後も宿題などの勉強にもスッキリ取り組むし、振り切ることはいいこと!と思ったり。ただ、ほぼ全員が「お腹すいたー」と、言うのは予想外でお昼ご飯のエネルギーは3時間持ちません(笑)。また言いますが、子供同士はココ大付属学園で初めて会う子が多く学年は様々です。

2022年1月4日火曜日

まちづくりは変わったか。


「まちづくり(≒地域おこし)は変わりましたか?」という話に「変わりました。」と答えたけど、どう変わったか?言えなかったので整理する。「いつと比べて変わったのか?」はNPO法人として活動を始めた2002年と比較する。当時はNPO法人自体が珍しく、それも30代になったばかりで「NPOを生業(≒飯を喰う)」とする人は皆無で、「まちづくり」は都市開発のような曖昧さや胡散臭いキワモノとして受け止められていたのは事実。

愛媛県ボランティアネットを見ると、県内のNPO法人数は667番(整理番号:うち100件以上が解散)まであるから、地域の課題を改善・解決しようとする取り組みの芽や根が広がっている。ただ、20年経てば人も組織も老いるのは事実で「世代交代ができない」という相談にこれまでは「次世代に繋ぐことが最善」と思っていたけど、今は「解散も選択肢」と助言し、無理に延命(手段の目的化)せず、誰かが必要と思ったら新しい活動が始まると思ってる。

時の流れと共に意識も価値観も変わり、そこへ予期せぬコロナウイルスの影響が活動規模は細分化され、ミクロ的(近視的)になった。組織を立ち上げるとミッションの実現に組織や事業は持続が求められ、理念や思いとは別物の経営センスが求められる。「良いことをしてるから・・・」的な時代はとっくに過ぎ、地域や社会に成果を提示する必要があるのも変わったと思う点かなと。

2022年1月3日月曜日

感性のトレーニング。


求められている最終形態は「言語化」で、どうしたら短く、直球で、解釈に幅がなく、強く伝えられるか?を模索中。書くだけだったら、いくらでも書けるけど、要点を抑えながら端的に書くのは難しい。勢いに任せてしまうと「説得」になってしまう。狙いたいのは「納得」で、読み手がフムフムと自身が想像できること。理屈は分かっているものの、いざ言語化すると思い通りにならないのが企画書の作成。

そもそも、言語化するには頭の中で散らばっているキーワードや筋道などを整理して紡がないとならず、今はアイデアやキーワードの接合面が凸凹してザラつきながらも強引にくっつけた感じ。年末年始をまたいで考え中でもスッキリせず悶々とする。言語化されたアイデアに価値を感じてくれる方がいることに感謝。推敲しては戻ったり進んだり・・・。面白くないと私がワクワクしないし。

一日中籠る予定が気分転換だ!と、松山城へ夕陽の沈みを見に行く。夕陽が徐々に沈む光景は本当に美しく「感性も日々の鍛錬の賜物」的なことを誰かが言ってたっけ。日々、感じる・考える、問いを立てることで育まれるのだとか。筋トレのように成果は見えないけど、感性のトレーニング。トレンドなどに委ねるのは考えることも少ないから楽だけど、せっかくだからねぇと。

知り過ぎた男。


昨日、2022年最初の「ココ大ラヂオ」が放送されて激励メッセージなどが届いたので、改めて加筆しながら紹介。今から20年前の2002年7月に愛媛県内で初となる「えひめフィルム・コミッション」が愛媛県観光課(当時)に誕生しました。記憶が正しければ最初の支援作品は2時間サスペンスで、殺人事件が発生する“場所”をめぐって右往左往した覚えが・・・。今でこそ「フィクションですから」と言えますが、当時は私自身が事件でした。

経験が浅く無知を突かれて“悪徳プロデューサー”から法律に触れそうな相談を受けてしまったり、地域を蔑ろにする関係者から罵倒されて一触即発になったり、事情を知らない人たちへ“絶対にありえない条件”で協力依頼をする関係者を追い返したり、かと思えば「饅頭を売った方が早いだろ?」と揶揄されたり、この20年が実は【映画よりも面白い話】と講演会などで笑えるようになったのはタフになった証拠。

その一方で伊予鉄道さんは運行の相談に快く応じてくれたし、JR四国も協力的、愛媛県警は撮影方法で悩む私にヒントを教えてくれたし、本四高速も撮影の解決策を教えてくれた。暑い寒い中でエキストラの方々はスタンバってくださったし、この20年間に大勢が撮影に協力してくださったことに大感謝。2002年当時の上司の多くは定年を迎え同僚たちは管理職に。
愛媛県のことを何一つ知らなかったのに、よくがんばりました!と自分。

2022年1月2日日曜日

やってみないと分からない。


新年早々、電線に引っかかってしまった凧が風になびいて寂しそうだったのパチリ。「やってみないと(学びがあるか、ないか)分からない」こと。頭では電線の近くで遊ばないと理解していてもヒモを延ばし過ぎたり、風にあおられたり等、理解がおよばなことはよくある。その結果として、この凧は使いものにならず破棄。「勉強代」なんて揶揄される典型の様子。

閑話休題。年末年始は2022年の占いで「信じる、信じない」の真っ盛り。否応なくSNSなどに表示される占いをクリックしてはフムフムと思っても数秒後には忘れてしまう脳。どんなコトが書いてあろうと本人が「やってみないと(≒行動に移さないと)」机上の空論には代わりなく【やってみないと分からない】となる。成功や失敗は、よほどのことがない限り最初からは分からず、他人の評価ではなく自分の評価で決めるべき。

「やった後悔はだんだん小さくなるけど、やらなかっただんだん後悔は大きくなる」とは上手に表現していて(なるほどー!)と共感。経験から得られるコトはとても多く、やる前から情報に振り回されてズルズルと後回しの挙句せず、しなかった後悔に悶々とするなんてもったいない。ちなみに始めるなら“条件など全てが揃ってから始める”と、言う人がいるけど条件なんて永遠に揃わないよ!気持ちを行動に移した以後は“走りながら整える”べし!