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2022年1月12日水曜日

住めば都。


「もう、みんな安曇野に来たらいいのに!」と安曇野に移住して数年の方。「温泉もあるし、毎週数回、仕事帰りなどに行ってますからね。東京で働いていたら同じことはできなかったですよ」と続く。その言葉に「お疲れさまー、じゃあ、今から滑ってくるね!」と、松山での仕事帰りに車のトランクに「スノーボードを冬場は常備している人」「温泉セットを常備している人」「釣道具一式を常備している人」の顔を思い出す。

自身はその土地に直接的な縁がなくても“何かしら紡がれて”縁(≒きっかけ)となるのが移住。ひと昔は移住=定住のイメージだったけど、多拠点生活や季節生活も移住のイメージに組み込まれて、「広義では2年間や4年間の学生生活だって移住だよね」と進言したっけ(あんなこんなそんなで移住ネタを書いてた)。個人的にはゼロから人を呼び込むより、既に“きっかけ”がある人へ対策した方がいいと思うけどね。

とは言え、移住も簡単じゃない。「地方には空き家がいっぱいあるのにナゼ、貸さないの?」とあるけど、「思い出のある家を全く知らない人にどう使われるかも分からないのに簡単に貸せない」という意見もある。売り家も少ない。仕事も移住者全員が創業や起業を目指してるわけではないから就職も選択肢。最大の難敵は【愛の壁】で地域に愛着が強いほど壁は高い傾向。気持ちは分かるけど時代は違う。

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