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2022年1月3日月曜日

知り過ぎた男。


昨日、2022年最初の「ココ大ラヂオ」が放送されて激励メッセージなどが届いたので、改めて加筆しながら紹介。今から20年前の2002年7月に愛媛県内で初となる「えひめフィルム・コミッション」が愛媛県観光課(当時)に誕生しました。記憶が正しければ最初の支援作品は2時間サスペンスで、殺人事件が発生する“場所”をめぐって右往左往した覚えが・・・。今でこそ「フィクションですから」と言えますが、当時は私自身が事件でした。

経験が浅く無知を突かれて“悪徳プロデューサー”から法律に触れそうな相談を受けてしまったり、地域を蔑ろにする関係者から罵倒されて一触即発になったり、事情を知らない人たちへ“絶対にありえない条件”で協力依頼をする関係者を追い返したり、かと思えば「饅頭を売った方が早いだろ?」と揶揄されたり、この20年が実は【映画よりも面白い話】と講演会などで笑えるようになったのはタフになった証拠。

その一方で伊予鉄道さんは運行の相談に快く応じてくれたし、JR四国も協力的、愛媛県警は撮影方法で悩む私にヒントを教えてくれたし、本四高速も撮影の解決策を教えてくれた。暑い寒い中でエキストラの方々はスタンバってくださったし、この20年間に大勢が撮影に協力してくださったことに大感謝。2002年当時の上司の多くは定年を迎え同僚たちは管理職に。
愛媛県のことを何一つ知らなかったのに、よくがんばりました!と自分。

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