西予市にて。取り組んでいる住民主体の地域づくりが新たな展開に進む際に発生する課題について意見交換の図。どの地域も同じで、地域を愛するがゆえに(何とかしないと!)と思うものの、これまでに費やした時間や手間、労力が積み重なり「見えない壁(愛の壁)」を築き「新参者はその壁を乗り越えないと」いけない。壁で囲われている活動は他者から見えづらく、理解されづらい。
「乗り越えて!」という相手へ試練を求めるのではなく、「壁に入口」を多く開けて、こちらから相手を招き入れるようにしないと活動は持続できない。上がってこい!ではなく、こちらから降りて行かないとという話。写真の高川地区は苦労をしながらも地域の理解が広がり、壁はあっても誰もが「またげる」低さで、多くの人が数年後の「桃園の満開」を夢見てる。写真は藤川さんより拝借。
あとは、いかに外からの資源を取り入れるか。ここでも「壁」はあり、必ず出現する「よそ者は分からん壁」。確かにその通りだけど高川地区は「よそ者」の私を面白がり、穴神鍾乳洞などへ連れていってくれた。「一緒に楽しもう!」と住民と平等に招き入れる地域と「地域のルールに従え!」と上下関係を強いる地域を比べた場合、どちらの方が自発的に参加したいか?ということ。
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