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2017年4月18日火曜日

バトン。

「レゴは子供達の集中力が途切れませんね」と新居田さん。50kgのレゴプールから何を探しているのか?ガチャガチャとブロックをほじくり返す子。目の前のブロックを手当たり次第にくっつける子。考えているのか?ずっとブロックを見続ける子。「できたっ!」と満面の笑みで作品を持ってきてくれる子。「その子にしかない世界」が誕生した瞬間。聞けば家や動物園、乗り物や正体不明など多種多様な「この世に一つしかない街」ができあがる。

今までに「こんな」「あんな」授業をしてきましたが、見ているだけで「ほっこり」します。そう感じるのは心も身体もヨレヨレのカサカサだからか(涙)。街を見てこの子達の将来(=直接・間接的にお世話になるだろう将来)を考えると、明るいこと、不透明なことがよぎり(良くなりますように!)と、歯切れの悪い他人行儀な自分がもどかしい。

靴を履かせてもらい帰る子。手をつないで帰る子。保護者を追いかけて帰る子。泣き叫んでレゴから離される子。バイバイして笑顔で帰る子。この分別のつかない子供達の将来へ誰がバトンを渡すかというと30-40代で、30-40代は誰からバトンを渡されるか?というと60代-70代だなと。大人、大丈夫か!と思わずにいられないことが多い。ブツブツ。

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