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2021年4月14日水曜日

おいしい教材。

NICECREAMの競合は?と聞かれると、挙げる一つに「豆腐ソフトクリーム」があって「濃い豆腐ソフトクリーム」なるものを宣伝していたので試食。確かに豆腐の味が濃い、質感は硬くて重い。少量なのにヘビー級ソフトクリーム。聞けば市販のミックスに独自配合を足しているとのことだったけど、あえて言えば原料に「牛乳」を使っていたので、乳アレルギーの方は食べたくても食べることができない・・・。

ソフトクリーム(アイスクリーム)として展開しているNICECREAMだけど、受け止め方は人それぞれで、何かピンッ!と閃く人もいるようで、パンケーキやスムージー、プロテイン入りなど考えもつかない活用法を編み出していてメモメモ。そして、ネットイヤー時代の先輩が縁となった果実工房さんの「COCO&NATSU」は、岡山駅ビル内でNICECREAMとフルーツを混ぜてシェイクを出されている。

NICECREAMを通して学んでいるのは「ターゲット」について。パッ!と思うのは「購入者(食べる人)」だけど、その前に「提供者(お店など)」がいて、直販でない限り提供者を通さなければ購入者には届かないということ。じゃあ、その提供者が導入したい!と思わせるNICECREAMの特徴は何か?と言うと、【おいしい!】は当然(当たり前)として、他に【扱いやすさ】も重要と。

2021年4月13日火曜日

どんな体験を提供できるか?

差別化(付加価値)について。ホテルは東京五輪を見越して新しくできたり、設備を充実させたり、宿泊費に“お得感”を出そうと独自色を出そうと躍起になっているのがわかる。今回、連泊することになり、オープンから日が浅いホテルが【出張ビジネスプラン】をしていたので、いざ泊まってみると、仕事用のデスクが広かった上に「洗濯機、電子レンジ、ズボンプレッサーが部屋に完備」されていた件。それも洗濯機はドラム式の全自動乾燥機能付き。

洗剤はフロントでもらえたので毎朝全て洗濯、おかげで毎日シャキッ!と出かけることができた。「無料ツアー付き」のホテル、「マッサージ機など使用無料」のホテル、「THE 和風でフロントで靴を脱ぐ」ホテルなど、“食事以外の独自サービス”でホテルを選んでしまう一利用者(私)。利用目的が「ビジネス用」と「観光用」では異なるのはわかっているけれど、どんな宿泊体験を提供できるか?に有無を言わさず突入してると。

松山で暮らすので、地元のホテルを利用することはないけど、スイスで暮らす従兄弟が道後のホテルにとまった時の様子を書いていた。決して他のマネ(メニューや設備など)をすれば良いという話ではなく、どんな宿泊体験を提供できるか?がポイントで、今回の私は仕事に集中できたことにプラスで、MY洗濯機で洗濯もできたことで気持ちがシャキッ!として気分がとても良かったという体験。今後、状況で選択リストに入るなと。

2021年4月12日月曜日

気持ちの潤い大切。

三密などを避けて銀座から富士山の麓の霊園へ。墓前で“これまでとこれからの報告”をする。節目には墓前に報告するようにしていて、祖母も近況に一安心といった感じか(ちなみに祖父は私が生まれる3ヵ月前に亡くなっているので顔を知らない)。これで副業多拠点生活を始める際にモヤッとしていた心残りはは全て終了。それにしても、昨日は天気も良かったのであちこちで一族と思われる方々が墓参りをしていた。

写真は広大な敷地を歩いて帰る途中に目に入った花々。ヨレヨレのカサカサ、ブヨブヨでも素直に(綺麗!鮮やか!)と感じるのだから、まだ感性はあるのだと安心したり。こういう感性は気持ちに余裕がないと目に入らないし、感じない。気づかなくても死にはしないけど、何だかもったいないと思う一人。霊園だけに(ココは極楽浄土か!)と思うほど、名前は知らないけど、色々な色の草花が咲いていた。気持ちの潤い大切。

感性はどうしたら育めるのか?は永遠のテーマ。あーだこーだそーだと過去から書いてきたけど、やはり「本物を体験/経験」をして感じたことを積み重ね、他者との交流(意見交換など)を通して気づき、その気づきも取り込むことで多面的、多様な見方、考え方が育まれるのではと。
で、最も大切なのは、このように“振り返ること”で、自分の意識に刻み込むことで濃く残るということと信じてる。

2021年4月11日日曜日

“つなぎ飯”からの雑談。

副業多拠点活動の引っ越し第二弾。“つなぎ飯”のオニギリを前に「〇〇が好きなんですよ。」とか「実は〇〇は苦手なんですよね・・・。」とか、すると私も「この世の中で唯一、トマトが食べられないんです。」と話すと「えっ!トマトー!」となる。「愛媛にも美味しいトマトありますよね?」となり、「あるよ!」「もったいない」「だよね・・・、トマトケチャップはOKなんだ」「面倒くさー!」となる(笑)

“つなぎ飯”のオニギリはコンビニではなく、築地の小さな店の手づくり。中身の具に「うわー!具が大きい」とか「具が多い!」となり、「最近、食卓に並んでないな」とか「正月の御節料理は・・・」と話が展開する。そして「泉谷さん、自炊はですか?」となり「ふふっ、実は料理から掃除、洗濯、家事一般は全てできます。」となり「どうして???」となり、「海外で一人暮らしだったからね・・・」となる。

「えっー!フィルム・コミッションなのに車の免許持ってないんですか!?」と仰天される。「そうだよ!」と涼しく返答するも「どうやってロケハンしてるんですか?」と踏み込まれる。「周りにお願いしてます。」と続く・・・。これは【雑談】、仕事や生活に直接関係ないかもしれないけど、仲間や仕事などを滑らかにする役目があるから“雑”じゃないよねと。「雑談でという名称、変えたいよね」と。

2021年4月10日土曜日

手放して得る。

「週刊ココ大ラヂオ」は、4月から毎週日曜日の20時からの放送(これまではに日曜朝9:30からだった)になり、(夜らしい話に変えようかな?)と思いつつも結局変えられず。番組冒頭の「おはようございます。」が「こんばんは。」に変わった程度(涙)。でも(これまでの朝リスナーと現在の夜リスナーは別人のはずだから、聴く人は気づかない、比較しないはず!)と自問自答で納得する。

「手放して得る」を話す。実績とか経験とか知識とか技術とかモノとか、年を重ねれば相応に会得したり、授かったりするけど、時にそれが自身を縛ったり、窮屈にしたりすることアリ。モノの場合は、その存在(≒利便性など)が既成事実となり、存在を疑わなくなるけど、今回の引っ越しで、細かい隙間(≒気づき)に入り込んでくるニーズやウォンツに踊らされていた自分を知る。タダでは引っ越しせず、経験を教材にできた!

実績とか経験は少し異なり、ココ大は開校から今年で10年、それなりの実績と成果があり周囲のイメージもあるから「これまでの実績や成果などに合わせようと」してしまうのが時に厄介。平たく言えば「守り」に入ってしまい「安泰」を望む気持ちがあって厄介。これまで常にココ大しかできない“価値の開拓と創造”を繰り返していたのに・・・。収録が終わり、周囲のイメージを手放すことで新たに得られる価値を考える。

2021年4月9日金曜日

リアリティが学び。

「公益活動の資金調達、実践と実績は豊富だから!」という理由で指名された【公益活動への社会的投資(ローカルファイナンス)考察】への寄稿。「趣味は助成金申請です。」と、言っていたのがお役に立てたようで何より(笑)。学校や企業などでは教わらない「公益事業」は個人的に言えば「実践あるのみ」、あーだーこーだ考える時間はもったいないので実践あるのみ。そして実践を通して良くも悪くも「手応えを実感」する。このリアリティが大切で学び。

「寄付付き商品」「クラウドファンディング支援」「クラウドファンディング参加」「アクセラレータープログラム」「助成金・補助金」は実践済み。経験して初めて“想像では及ばなかった現実が見えてくる”。ココとても大事。このような実践機会は単発なので経験値をあげる、学ぶには最適な機会で私に寄せられる相談の場合はオススメする。そもそも、このような機会では「資料作成」も伴うので、“相手に伝わる資料づくりの勉強”にもなる。

今回は単に情報の提供だけでは(へぇー)で終わってしまうので「資金調達時に散見されるNG例も書いていいですか?」と提案して書いたのが「①主語が違う(自分ごと化から自分たちごと化への進化の必要)」「②成果の勘違い(アウトプットではなくアウトカムの方が大事)」「③本末転倒(手段が目的になってしまう)」「④活動の見えにくさ(周りへ発信していない)」を書けたことで少しは役に立てたかと。調査研究情報誌ECPR46号にて!

2021年4月8日木曜日

「寝耳に水」とはこのこと。

「それでは引き続き、よろしくお願いいたします。」と、担当者とこれまで通りに連絡を交わしたのが3月末、それから1週間も経たないうちに繋がらなくなり、聞けばサービス停止!倒産の見込みとのこと。帝国データバンクによれば、4/7時点で新型コロナウイルス関連倒産は全国で1272件とのこと(個人的には報道などの印象からもっと多いのでは?と思ってるのは私だけか?それとも、協力金などで今は何とかしのいでいるだけで、今後は更に増えてしまのか?)

前触れが一切なかったから知らせを聞いた時に絶句した。スタートアップでこれから更にと思っていた矢先で、先方からの依頼にも応えたりしてたんだけどな・・・、幸いにお金のやりとりは未だだったけどヒヤリとする。SWOT的に見ると“W(自社の弱み)”と“T(外的脅威)”がモロにドンピシャ!で露呈&襲われた感じか。「中ヌキ」とか「手数料」のビジネスモデルはリスクが大きい。

一方で「シリーズAラウンドで○億円調達」などの話も聞くから、弱肉強食と言うのかカオスと言うのかバブルというのか“一寸先は闇”は今かもしれない(涙)。民間企業だけでなくNPOだって“解散”がある。NPOの場合の解散には「事業停止」もあるけど「目的達成」もあるから、ココが民間事業者とは違う所。だからNPOが解散するというのは、課題が一つ解決したと言う意味もある。最高の終わり方!

2021年4月7日水曜日

やめてみた。

朝の散歩も気づけば1年以上続き、既に日課。散歩がないと毎日のスイッチが入りにくい。いつもニュースを聴きながら歩く中で「ヤメてみた」というお題で話していたので聞いてると「通勤をやめてみた(在宅勤務という意味)」「電車やバスをやめてみた(徒歩に変えたという意味)」など仕事関係から「洗濯物を畳むのをやめてみた(全てを畳むのをやめたという意味)」「大型家具をやめてみた(ソファを廃したという意味)」と面白かった件。

せっかくなので実践しよう!と辺りを見渡すと、確かに全ての洗濯ものを畳む必要はなく、一部は吊るせばいいし、食器の水切りカゴも代替え可能で不要、敷きマットも毎日床を拭けばいいし、大型家具も不要(折り畳みのキャンプ用品で代用)、食器も必要最低限で子供達が砥部焼の絵付けをした器で十分(大型のマグはラーメンも食べられる)、タオルも使うのはせいぜい大小数枚程度、布団も押入れることをルールとせず干せば気持ちいい。

仕事では事務所を廃止し、全てオンラインに移行したので出張先でもオンライン会議に出ることが可能になったし、時間の節約にも繋がった。そもそも運転免許を持ってないから自転車と徒歩の機会が更に多くなった。デジタル化の推進で管理が一元的になり検索など紙よりも扱いやすくなった。いろいろやめてみたことで物質的にも精神的も軽くなったような気がするけど、その代わり人との関わりまで簡素化しないよう濃く誠実にと思った朝散歩。

2021年4月6日火曜日

いろいろ容赦ない、と。

ウソのような本当の話。これまで、あーだこーだそーだと話題にしていた「鬼滅の刃」の興行収入が394億円を超える。400億円を狙い3/27からの入場特典として「LINEスタンプ風シール」、そして4/3から「描き下ろしA6イラストカードの2枚セット」。一部映画館ではドルビーシネマ版も公開された。そしてランキングは2位に返り咲き。6月16日にBluray-DVDが発売されるのに!これまでのべ2857万人以上が鑑賞したとのこと。単に入場特典だけでこんなになるの?

1位は「シン・エヴァンゲリオン」。全国460館以上の公開で第1週目から1位を快走、人類補完計画と言ってたけど、Youtubeなどでこれまでの経過を補完した私は「時系列補完計画」と呼ばせてもらおう(相変わらず各所に散りばめられた“聞き慣れない固有名詞”は分からないけど)。こちらも3/27から入場特典としてA5版のビジュアルカードが先着100万枚配布とのこと。先日はアニメ作品なのに舞台挨拶まで行われた。

この2作品のアオリを食ったのが大作「モンスターハンター」。6000万ドル(約66億円)の制作費と言われているのに対し、これまで3100万ドル(約34億円)の興行収入。既に世界では興行が終わってるから制作費の回収は難しいよう・・・。個人的には総コマ数14万コマ、本業は内装業という監督が独学で7年間かけて制作・撮影したストップモーション作品「JUNK HEAD」が2000万円超という興行収入が気になる。

2021年4月5日月曜日

ロケ地の力。

そうか「マッドマックス 怒りのデス・ロード」はナミビア/ナミブ砂漠で、「ジュラシック・ワールド」はハワイ/カウアイ島・オアフ島で、「ロード・オブ・ザ・リング」はニュージーランド/マタマタなのか。「オデッセイ」の火星はヨルダン/アカバ/ワディ・ラムなのか!すごい発想力!あぁ「ラ・ラ・ランド」で踊ったロサンゼルス/グリフィス天文台は有名だし、「恋する惑星」の香港(特に夜景)は出張した時に歩いたっけ。

「アバター」は中国/張家界市/武陵源「きっと、うまくいく」のラストシーンはチベット自治区/パンゴン湖なのか!そして「ロスト・イン・トランスレーション」は新宿、渋谷で撮影したけど許可は・・・と言う話も聞いた。で「君の名は」の四谷/須賀神社。目的に行く人もいれば、近くまで来たからと“物語の追体験”をしたくなる人も多いだろうな。「竜とそばかすの姫」の舞台は高知県、仁淀川だけど訪れる人が増えるのは、シン・エヴァンゲリオンの宇部駅を見ればわかる。

聖地巡礼は“推しな人たち”が象徴的な場所として訪れることに由来しているけど、言葉や行動も浸透すると、“点”の訪問地から“線(他へ移動させる)”をPRして、“面(滞在して周囲を楽しむ)”にするのはどんな演出や仕掛けがあったらいいのだろう?と考えていたら、いつしか夜になって「ダルマラーメン」がラッパ鳴らしながら通った。こんな“偶然性”も一つの演出なんだろうなと。

2021年4月4日日曜日

親は応援団。

片付け中に出てきた長男くんの成績、語学勉強から始まりココまできました。2000年に生まれたこと、スターウォーズのジェダイから“時代”くん。「トキヨくん」なんて呼ばれた時もあったけど「ジダイくん」。将来、海外で「Jedi?really?Wow!Super cool!」となることも想定して(親の勝手な妄想です)命名。そんな彼は絵に打ち込んでいる。親って子供の一番の理解者であり、応援団長だよね?と。

子ども達の感性をどうしたら育めるか?を考えて、周りの子ども達と一緒に松山城や海岸の漂着物から物語を創作してもらったり、蓄光材塗料で星座を自由に創作してもらったり、街中で「顔など」に見える建造物や光景を擬人化して喋ってもらったり、ダンボールで家や店を創り街をつくったり、思いつくままの想像力を爆発させてもらったけど、全員が成長してしまい個々に興味関心が異なり遠ざかって10年ほど・・・、それはそれでOKではある。

誤解を恐れずに言えば、子ども達の可能性を応援することは最高の“投資”。最初は親のエゴかもしれないけど、色々とトライ&エラーでその子の好きなコトが見つかったら、それだけでも素晴らしい。「夢に向かってね!」とか「夢を大切にね!」と言っておきながら「いつまで夢なんて見てるの!」と子どもの気持ちをへし折る親がいることを知り、なんと悲しいことかと。所有物じゃないんだけどな・・・と。

2021年4月3日土曜日

妙案かも!?

その発想はなかった!・・・とメモ。令和元年度は全国で約5500人が活動したと言われる「地域おこし協力隊」。愛媛でも現在、100人以上が各地で活躍している話は聞いてるけど、その地域おこし協力隊を【フィルム・コミッション担当者】として各地で手を挙げてもらう。という大妄想。このアイデアを話してくれたのは私を支えてくれる一人、JFC副理事長の小山さん(63)。ひょっとしたら、イイコトづくしでスゴいアイデアかも!と私。

なぜなら、地域おこし協力隊は予めミッションが課せられている場合と自分でミッションを創る系統があるけど、①そのどちらでも対応できる点。FCは地域に密着しないとならず②地域を知る学ぶには最適な点。そして③おのずと地域と関わりを持てる点。④無形文化や伝統芸能など地域の財産などもシナハンなどに役立つ点。⑤日常の風景をロケハンすることで、それは地域の記憶に繋がる点。⑥ロケハンの視点は地域の魅力再発見に有効。

⑦そもそも、映画だけでみると2000年から2019年までに製作本数が2.4倍に増えているにもかかわらず⑧FC担当者の多くは3人未満が最も多い現実。⑨仮にJFCが窓口になることでFCの知識や技術、地域づくりなどを体系的に学んでいただき着任も可能。⑩任期満了後も地域の魅力を知った学んだ協力隊は地域に残りやすい。⑪地域外からやって来る協力隊にとっても「撮影支援」は魅力的に映る(と思う)。地方こそ、チャンスが多いと思うのは私だけか。

2021年4月2日金曜日

複業多拠点生活開始。

新年度あける。コロナウイルスの影響で窮地に陥った昨年度だったけど、新しい可能性も生まれるのだから何がどう転ぶか誰にも分からない。ただ、じっとコトが過ぎるのを耐えて待っても過ぎ去った後は、過ぎ去る前よりも悲惨かもしれない・・・と思った時に(何ができるかな?)と考えて動いてみると、我が家の場合は【多拠点生活】になったという話。愛媛県、東京都、神奈川県をまたぐ新生活がスタート!

愛媛の拠点も移動、ココは今までで一番過ごしやすく利便性のよい所でお気に入りだったけど広過ぎるため転居。これで松山市内で5回目の引越し、引越し貧乏とはこのこと!でも生活様式に合わせて環境を変えるのも悪くない。持ち家も考えたことがあったけど、アドベンチャーファミリーを標榜する我が家にはしっくりこなかった。山あり谷あり、これこそが我が家らしい生き方だねと家族で再確認。

働き方は複業(いよココロザシ大学、ジャパン・フィルムコミッション、NICECREAMなど)で活動場所は多拠点。そしてコロナウイルスの影響(オンラインでの業務醸成など)。1年後の保障もない生活だけど、時代に合わせていけたらと思う。せっかくだから、これまで以上に愛媛と他を結び付けられたらと思っているけど、いづれ何かで繋がるだろうと思ったり。要は時代の変化にケセラセラ。

2021年4月1日木曜日

嘘じゃなくて夢を。

日本アイスクリーム協会
によると2020年、日本の52都市で年間世帯のアイスクリーム消費額が1万円以上となったのは26都市と半分になる。52都市で前年よりも消費額が増えたのは36都市(約70%)で、減ったのは約16都市。私が暮らす松山市だと2012年(7994円)から2020年(8977円)までの8年間で約1000円/年世帯上昇した。2020年のトップは金沢市で12655円/年世帯。常に1位争いをするアイスクリーム大好き都市。

アイスクリームに最も支出する世代は13936円/年で40歳-49歳。ついで12598円/年の30歳-39歳、そして10956円/年の50歳-59歳。29歳以下は8775円/年と意外と低い。これは自分だけが食べるだけでなく家族用に買っていることが想定されていて、なおかつコロナウイルスの影響で買って帰るのも増えたと推察。70歳以上まで含めた全世代の平均は10113円/年。1ヵ月に842円をアイスクリームに費やしている。

総じてアイスクリーム市場(氷菓含む)は過去3年間、5100億円台でコロナウイルスの影響も微々たるもの。2001年から2019年にかけて150%拡大した市場は、今後も拡大すると個人的に予測。なぜなら市場に顕在化していないNICECREAMのような「これまでのアイスクリームとは違う価値」を持つ商品が浸透すると思うから。味も美味しく、食べて安心、循環でCO2など削減って素晴らしいと全米50州に広がったNICECREAM(米国ではフロコナッツ)の快進撃に夢を見る。

2021年3月31日水曜日

思考の整理を勧める。

自分たちは当事者だし、意義も価値も分かって活動してるから「どうして自分たちの活動をわかってもらえないの?」と勘違いしてしまうことアリ。そんな人たちはとても視野が狭くなっているので強制的に視野や思考を広げる。そもそも“分かってもらいたい周りの人々をザクッ!と一括りにしている自体がNGで、一体誰に知って欲しいの?届けたいの?と言いたくなる。こんな絵を今年は何度描いたか。

参考までに“周りの人々”を自分たちの周りにいる人たちを分類してみる。例えば最も多いのは「商品やサービスの存在を知らない層」。続いて「商品やサービスを新聞やニュースで見た聞いたことがある層」。そして「一度は買った、利用したことがある層」と続き、「複数回の購入や利用をしている層」がいて、最後は「自ら商品やサービスの良さを発信するファン」という位置付けが基本かな。すると「どの層を引き上げるか?」が検討しやすい。

この時は「一度は買った、利用したことがある層」までは比較的簡単と伝える。と言うのも人は新味や新サービスなどに好奇心があるから何とかなる。難しいのは「複数回の購入や利用をしている層」に引き上げることで、単に美味しいとかサービスが充実では満足せず、異なる価値に共感してリピートすると。じゃあ、“その異なる価値は何?”と答を欲しがる人へは「考えてください。答はわかりませんが、答の出し方は教えました。」とキッパリ。

2021年3月30日火曜日

跳ねたけど重かった件。

アテネオリンピック(2004)、北京オリンピック(2008)のオリンピアンの土佐礼子さん。ココ大の授業でもお世話になり、特産物を使い愛媛国体向けに【裸麦ラッシー】を開発したのが2015年、楽しい事業でした。今回はワークライフコラボさんが行っている「休日こどもカレッジ」の見学が偶然に土佐さんの運動プログラムと重なり再会。子供たちと一緒に運動して、49歳おじさんも跳ねた!重かった。

子どもたちを見守るのは学生ボランティア。単に“お友達”ではなく、チューターのようで子どもたちの伴走者。大学生はいわゆる“Z世代”で、2025年には生産年齢人口の約50%(ミレニアム世代含む)を占める世代。と、書くとニュータイプのようでギャップを感じるけど、親しみやすい若者でした。彼ら自身、子どもたちと触れ合うことで人間関係とか距離感などを学んでいると推察。と、言うのも子どもたちは「忖度や都合など微塵もない超絶カオス」だから(笑)。

ひたすらに走り回る子。一所懸命に追随する子、団体行動から外れる子。学生に甘える子。一人で淡々とする子。誘ってくれる子。じゃれあいが好きな子。10人いれば10人の個性があり、学生を含む大人たちもこども達を通して学んでいます。担当の亀田さん(彼女とも、10年程か・・・)から「子どもたちはスゴいです。」と聞くも、子どもたちから「亀ちゃ〜ん」とか頼りにされている亀田さんが私にはスゴいと思ったり。

2021年3月29日月曜日

たかが毎日、されど毎日。

何が違うかって?まず「気温」、冬場の散歩は起きた瞬間に(寒い!冷たい!)と肌がで感じる。次に「空気」、春の空気は湿りが多いので重く“飲む”感じ、冬場の空気はサラッとしていて“吸う”感じ。「朝陽」も違う、冬場の5時は真っ暗で星も月もキレイ(スマホで撮りにくいのが残念)、春の5時は薄明かりでロッキーのテーマが脳内で流れる。1年間歩いて分かったのは朝陽の出る方向が季節によってかなり異なること(当然ですが)

「音」も違う。冬は澄んでいるからか高音が一直線に響く感じ、でも春はドルビーのように音にフィルターがかかっているような丸い音。鳥のさえずりも春の特徴か、冬の朝5時に鳥は鳴いてない。「香り」もある。春は花なのか?色々と感じる。冬は鼻に入る冷たい空気が痛い程度で感じない。「視覚」的にも冬は木々の枝は鋭く寒々しい、春は桜を筆頭に柔らかいと言うか夜明け前の黒バックでも華やか。

「人出」も違い、ここ最近すれ違う人が一気に増えた。すでに“半袖”のジョガーもいる。冬場は少々の寝癖がついても暗いし顔も分からないけど、明るい春になると不審者に思われないよう気をつけないといけない(ニュース聴きながらながら通りすがりでも会釈しかしないから)。同じように見えても微妙に変化している毎日だけど、無意識だったら感じないし気づかない。(何気ない毎日でも十分に楽しめる)と一年散歩して分かる。

2021年3月28日日曜日

運命か何かか?

シン・エヴァンゲリオンのシンジくんほど闇は深くなかったけど、約12年前、このままでは病む・・・と気づいて、自らフィルム・コミッションから離れました。離れたことで仲間に心配をかけてしまい猛省。解放されて平穏になった気がしたけど、ある時、遠路はるばる、わざわざ私を訪ねてくれて「日本の撮影環境向上に戻ってきて欲しい。」的な内容で諭されたのをエヴァを観て思い出す。その後、約1年後に復帰。

先日、ひょんなことから関係者(訪ねてきた人とは別人)とのやりとりを偶然に見て驚愕。2011年2月24日、JFCへの復帰を報告すると「観念して日本のFCの為に頑張って」とある。この言葉に当時は笑い飛ばしたと思うけど、今は全国120を超えるFCのネットワーク組織であり唯一無二の日本のFC「ジャパン・フィルムコミッション」の理事長職なんだから、因果というか運命か何かか?予言されていたのかと(笑)

当時、まだココ大は存在しなく、翌月には3年間お世話になった松山市役所を卒業するタイミングだったのか!あれから10年、組織なのでヒエラルキーの頂点にいるのは責任者という意味であって、本心は中心(センター)でいたいと宣言した2019年の就任時。「覚えてますよ、ユニークなコトを言う理事長が誕生したもんだと思いました。」と映画関係者。思っている以上に重責と再確認(汗)。

2021年3月27日土曜日

今年度も終わりました。

2020年(令和2年度)の全事業が終了。振り返れば今年ほど“考えさせられた”年はなかったと後で読み返す時に笑い話になるよう書く。数年間携わり、準備期間を経ていよいよ今年度から本腰で、その為にココ大としても事業などを整理したにもかかわらず、突然の【頓挫】。コロナウイルスの影響だけど、延期とか一時中断と思いきや中止・・・。青天の霹靂とは、まさにこのことで、いつか書く笑い話としては人間の欲が絡んだ一級品(涙)。

事業を整理してまで取り組もうとした事業が蒸発したので、他の事業がに注力でき丁寧に取り組めたのは事実。おかげで考える時間も取れて個人的には満足(組織的にはよくない)。特にこの先を描けたのは良かったと思う。自分が望むしたいコトより、他人が自分に望んでいるコトが分かったのは収穫。その一つは「思考の整理」、困っているのは自分だけでなく、他の人も困っていたので出番が増えた。

複業に救われたコトも多かった。青天の霹靂で打つ手ナシで凹んだ時でも、思考回路がまったく異なる仕事があったのは良かった。新しいプロジェクトも始まるし、フィルム・コミッションでも撮影現場に出ることで気分転換もできたのは精神衛生上よかった(涙)。写真は朝5時過ぎの堀端の桜、見事に咲いて散歩も始めて一年が過ぎていたと気づく。新年度が始まるまで、しばし自分時間!

2021年3月26日金曜日

これが映画の撮影現場。

昨日の日記は、3万回以上の閲覧があった記事のような反響で、副作用が起きないよう記しておく。撮影隊の多くは「地域に配慮」しています(配慮していない撮影はごく一部、そう言った作品はそもそも地域性がない)。特に難易度(段取りや調整、交渉など)が高く、複雑な映画撮影を例に挙げると、まず関係者からFCへ連絡が入り、FCは撮影受入地域との交渉します。現在はコロナ禍なので感染拡大予防策などを条件に撮影支援を引き受けます。

FCは「撮影関係者全員のPCR検査陰性」の証明書を預かる他、撮影隊には衛生班がいて保健師などが撮影前からの全員の検温、体調チェック管理、そして三密回避を意識しています。FCも密室ではCO2濃度計などで換気タイミングを見たり、保健師との情報共有をします。シーンが終われば除菌シートなどで殺菌処理を行い、ゴミは区分され撮影隊が処理します。彼らが泊まるホテルとも施設内の衛生管理を確認しています。

撮影現場では全員がマスク着用で監督でさえマスクで演出指導します。カメラがまわる時だけキャストは外して撮影。しかしキャストとの焦点、光、(ヘアー)メイクはマスクやフェイスシールドで崩れる・異なる場合があるので調整に時間を要します。するとおのずと撮影時間は長くなり腹も減ります。撮影支援ガイドラインなどではケータリングが禁止なので、せめて“ご当地”の味が多く入る地元の弁当(ロケ弁)で充電して欲しいと思うのは当然と思うのです。
撮影隊の多くはゼロからイチを創り上げる素晴らしい人たちです。