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2021年3月26日金曜日

これが映画の撮影現場。

昨日の日記は、3万回以上の閲覧があった記事のような反響で、副作用が起きないよう記しておく。撮影隊の多くは「地域に配慮」しています(配慮していない撮影はごく一部、そう言った作品はそもそも地域性がない)。特に難易度(段取りや調整、交渉など)が高く、複雑な映画撮影を例に挙げると、まず関係者からFCへ連絡が入り、FCは撮影受入地域との交渉します。現在はコロナ禍なので感染拡大予防策などを条件に撮影支援を引き受けます。

FCは「撮影関係者全員のPCR検査陰性」の証明書を預かる他、撮影隊には衛生班がいて保健師などが撮影前からの全員の検温、体調チェック管理、そして三密回避を意識しています。FCも密室ではCO2濃度計などで換気タイミングを見たり、保健師との情報共有をします。シーンが終われば除菌シートなどで殺菌処理を行い、ゴミは区分され撮影隊が処理します。彼らが泊まるホテルとも施設内の衛生管理を確認しています。

撮影現場では全員がマスク着用で監督でさえマスクで演出指導します。カメラがまわる時だけキャストは外して撮影。しかしキャストとの焦点、光、(ヘアー)メイクはマスクやフェイスシールドで崩れる・異なる場合があるので調整に時間を要します。するとおのずと撮影時間は長くなり腹も減ります。撮影支援ガイドラインなどではケータリングが禁止なので、せめて“ご当地”の味が多く入る地元の弁当(ロケ弁)で充電して欲しいと思うのは当然と思うのです。
撮影隊の多くはゼロからイチを創り上げる素晴らしい人たちです。

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